JP2010067520A - 光源装置及びこれを備える表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電磁波の遮断効果を高めることができるとともに、光源を支持し概ね平板状となる支持体の曲げ弾性係数を電磁波遮断用のカバーにより高めることができる光源装置及び表示装置を提供する。
【解決手段】一面に光源を支持する略矩形の板部31を有する支持体3の板部31の他面に、離隔した位置で該板部31を補強する二つの補強杆6,6を取付け、該補強杆6,6の間に回路基板15を装着し、該回路基板15に対する電磁波遮断用のカバー18を補強杆6,6に取付けて、補強杆6,6が電磁波を遮断し、カバー18が板部31の曲げ弾性係数を高めるようにした。
【選択図】図3
【解決手段】一面に光源を支持する略矩形の板部31を有する支持体3の板部31の他面に、離隔した位置で該板部31を補強する二つの補強杆6,6を取付け、該補強杆6,6の間に回路基板15を装着し、該回路基板15に対する電磁波遮断用のカバー18を補強杆6,6に取付けて、補強杆6,6が電磁波を遮断し、カバー18が板部31の曲げ弾性係数を高めるようにした。
【選択図】図3
Description
本発明は液晶表示装置等の表示装置の光源として使用される光源装置に関する。
テレビジョン等の表示装置は、画像を表示する表示面を前側に有する表示部の後側に光源装置が配されている。
光源装置は、例えば並置される複数の蛍光管をケース内に収容してなるバックライトユニットと、該バックライトユニットを収納する収納空間を有する断面コ字形をなすシャーシと、該シャーシの背面に取付けられた回路基板と、該回路基板を被覆し、該回路基板に関して電磁波を遮断するカバーとを備える(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−105087号公報
ところが、特許文献1のように断面コ字形をなすシャーシの収納空間に蛍光管を有するバックライトユニットを収納支持する光源装置にあっては、シャーシの収納空間の容積が比較的多くなるため、シャーシの厚さが比較的厚くなり、また、このシャーシの背面に回路基板用のカバーが取付けられるため、光源装置の厚さがより一層厚くなり、薄型化に支障を来す。
テレビジョン等の表示装置は益々薄型化及び大型化になっている。しかし、特許文献1のような蛍光管を備える光源装置が使用されると、表示装置の薄型化に支障を来すことになり、改善策が要望されている。
光源装置の厚さを薄くするには、発光ダイオードを有する発光ダイオード基板と、該発光ダイオード基板を支持する支持体を備える構成とすることにより達成することができる。しかし、この光源装置にあっては、支持体が概ね平板状になるため、支持体の曲げ強度が不足し、光源装置の剛性が不十分となり、さらなる改善策が要望される。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、主たる目的は一面で光源を支持する略矩形の板部を有する支持体の板部の他面に、離隔した位置で該板部を補強する二つの補強杆を取付けてあり、該補強杆夫々の間に回路基板を装着してあり、該回路基板に対する電磁波を遮断するカバーを備え、該カバーを前記二つの補強杆に取付けてある構成とすることにより、電磁波の遮断効果を高めることができるとともに、カバーが板部の補強を兼ね、板部の曲げ弾性係数を高めることができ、比較的大型の支持体が概ね平板状となる場合においても、該支持体の剛性を高めることができる光源装置及び表示装置を提供することにある。
本発明に係る光源装置は、一面で光源を支持する略矩形の板部を有する支持体を備える光源装置において、前記板部の他面には、離隔した位置で該板部を補強する二つの補強杆を取付けてあり、該補強杆夫々の間に回路基板を装着してあり、該回路基板に対する電磁波を遮断するカバーを備え、該カバーを前記二つの補強杆に取付けてあることを特徴とする。
この発明にあっては、板部を補強する二つの補強杆が電磁波を遮断するため、電磁波の遮断効果を高めることができ、しかも、電磁波を遮断するカバーが二つの補強杆と一体になり、このカバーと一体構造の補強杆が板部の他面に取付けられているため、該板部の曲げ弾性係数を補強杆及びカバーにより高めることができ、比較的大型の支持体が概ね平板状になっても該支持体の剛性を高めることができる。
また、本発明に係る光源装置は、一面で光源を支持する略矩形の板部を有する支持体を備える光源装置において、前記板部の他面には、長手方向一側部及び他側部の長手方向に離隔した夫々二つの位置で該板部を補強する二つの補強杆を夫々取付けてあり、該補強杆夫々の間に回路基板を夫々装着してあり、該回路基板夫々に対する電磁波を遮断する二つのカバーを備え、該カバー夫々を前記補強杆夫々に取付けてあることを特徴とする。
この発明にあっては、板部を補強する二つの補強杆が電磁波を遮断するため、電磁波の遮断効果を高めることができ、しかも、電磁波を遮断する二つのカバーが、板部の長手方向一側部と他側部とに配してある二つの補強杆と一体になり、この二つのカバーと一体構造の補強杆が板部の他面に取付けられているため、該板部の曲げ弾性係数を補強杆及びカバーにてより一層高めることができ、比較的大型の支持体が概ね平板状になっても該支持体の剛性を高めることができる。
この発明にあっては、板部を補強する二つの補強杆が電磁波を遮断するため、電磁波の遮断効果を高めることができ、しかも、電磁波を遮断する二つのカバーが、板部の長手方向一側部と他側部とに配してある二つの補強杆と一体になり、この二つのカバーと一体構造の補強杆が板部の他面に取付けられているため、該板部の曲げ弾性係数を補強杆及びカバーにてより一層高めることができ、比較的大型の支持体が概ね平板状になっても該支持体の剛性を高めることができる。
また、本発明に係る光源装置は、前記カバーは、前記回路基板を被覆し、皿形をなす被覆板部と、該被覆板部の周縁に連なり、前記補強杆夫々に取付けられる被取付部を有する構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、補強杆夫々がカバーの一部を兼ねるため、該カバーを浅底に形成することができ、この浅底のカバーが補強杆夫々に取付けられるため、カバーによる補強効果を高めることができ、比較的大型の支持体が概ね平板状になっても、該支持体の剛性を高めることができる。
この発明にあっては、補強杆夫々がカバーの一部を兼ねるため、該カバーを浅底に形成することができ、この浅底のカバーが補強杆夫々に取付けられるため、カバーによる補強効果を高めることができ、比較的大型の支持体が概ね平板状になっても、該支持体の剛性を高めることができる。
また、本発明に係る光源装置は、前記カバーは、前記補強杆夫々の端部間を遮蔽する遮蔽部を有する構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、補強杆夫々の間をカバーが被覆するだけでなく、補強杆夫々の端部間をカバーが遮蔽しているため、電磁波の遮断効果を高めることができる。
この発明にあっては、補強杆夫々の間をカバーが被覆するだけでなく、補強杆夫々の端部間をカバーが遮蔽しているため、電磁波の遮断効果を高めることができる。
また、本発明に係る光源装置は、前記カバーは、前記板部に取付けられる第2被取付部を有する構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、電磁波を遮断するカバーが二つの補強杆及び板部に個別に取付けられ、該カバーと二つの補強杆及び板部とが一体になるため、板部の曲げ弾性係数を補強杆及びカバーにてより一層高めることができ、比較的大型の支持体が概ね平板状になっても該支持体の剛性を高めることができる。
この発明にあっては、電磁波を遮断するカバーが二つの補強杆及び板部に個別に取付けられ、該カバーと二つの補強杆及び板部とが一体になるため、板部の曲げ弾性係数を補強杆及びカバーにてより一層高めることができ、比較的大型の支持体が概ね平板状になっても該支持体の剛性を高めることができる。
また、本発明に係る光源装置は、前記板部は、前記補強杆夫々の端部に結合され、前記板部を補強する第2補強杆を取付けてある構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、二つの補強杆の端部に第2補強杆が結合され、コ字形をなす一体構造になっており、この一体構造の補強杆及び第2補強杆が支持体の板部の他面に取付けられているため、該板部の曲げ弾性係数をより一層高めることができ、比較的大型の支持体が概ね平板状になっても該支持体の剛性をより一層高めることができる。
この発明にあっては、二つの補強杆の端部に第2補強杆が結合され、コ字形をなす一体構造になっており、この一体構造の補強杆及び第2補強杆が支持体の板部の他面に取付けられているため、該板部の曲げ弾性係数をより一層高めることができ、比較的大型の支持体が概ね平板状になっても該支持体の剛性をより一層高めることができる。
また、本発明に係る光源装置は、第2回路基板を支持する台板を備え、前記補強杆夫々の、内側で対向する二つに前記台板を取付けてある構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、板部の長手方向に離隔する二つの補強杆夫々に取付けてある台板が補強杆夫々を補強し、台板が一体構造の補強杆とともに板部を補強しているため、該板部の曲げ弾性係数をより一層高めることができ、比較的大型の支持体が概ね平板状になっても、該支持体の剛性を高めることができる。
この発明にあっては、板部の長手方向に離隔する二つの補強杆夫々に取付けてある台板が補強杆夫々を補強し、台板が一体構造の補強杆とともに板部を補強しているため、該板部の曲げ弾性係数をより一層高めることができ、比較的大型の支持体が概ね平板状になっても、該支持体の剛性を高めることができる。
また、本発明に係る光源装置は、前記台板は、前記補強杆夫々に取付けられる被取付部を有し、該被取付部間に、前記台板を補強する複数の第3補強杆を取付けてある構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、複数の第3補強杆が台板を補強し、該台板が二つの補強杆及び板部を補強しているため、板部の曲げ弾性係数をより一層高めることができ、比較的大型の支持体が概ね平板状になっても、該支持体の剛性を高めることができる。
この発明にあっては、複数の第3補強杆が台板を補強し、該台板が二つの補強杆及び板部を補強しているため、板部の曲げ弾性係数をより一層高めることができ、比較的大型の支持体が概ね平板状になっても、該支持体の剛性を高めることができる。
また、本発明に係る光源装置は、第3回路基板を支持する第2台板を備え、該第2台板を前記第3補強杆夫々に取付けてある構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、第2台板に取付けてある第3回路基板を台板から離隔させることができ、第3回路基板と台板との間に通気路を設けることができるため、該通気路により第3回路基板の放熱性を高めることができ、第3回路基板の耐久性を高めることができる。
この発明にあっては、第2台板に取付けてある第3回路基板を台板から離隔させることができ、第3回路基板と台板との間に通気路を設けることができるため、該通気路により第3回路基板の放熱性を高めることができ、第3回路基板の耐久性を高めることができる。
また、本発明に係る表示装置は、表側に表示面を有する表示部と、該表示部の裏側に配される上述した発明の光源装置とを備えることを特徴とする。
この発明にあっては、電磁波を遮断するカバーが二つの補強杆と一体になり、このカバーと一体構造の補強杆が板部の他面に取付けられているため、該板部の曲げ弾性係数を補強杆及びカバーにより高めることができ、比較的大型の支持体が概ね平板状になっても該支持体の剛性を高めることができる。
この発明にあっては、電磁波を遮断するカバーが二つの補強杆と一体になり、このカバーと一体構造の補強杆が板部の他面に取付けられているため、該板部の曲げ弾性係数を補強杆及びカバーにより高めることができ、比較的大型の支持体が概ね平板状になっても該支持体の剛性を高めることができる。
本発明によれば、板部を補強する二つの補強杆が電磁波を遮断するため、電磁波の遮断効果を高めることができ、しかも、電磁波を遮断するカバーが二つの補強杆と一体になり、このカバーと一体構造の補強杆が板部の他面に取付けられているため、該板部の曲げ弾性係数を補強杆及びカバーにより高めることができ、比較的大型の支持体が概ね平板状になっても該支持体の剛性を高めることができる。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は表示装置に組込まれる光源装置の構成を示す背面図、図2は光源装置のカバーを取外した状態の構成を示す背面図、図3は光源装置の回路基板及びカバー部分の構成を示す拡大斜視図、図4はカバー部分の構成を示す拡大背面図、図5は図4のV −V 線の拡大断面図、図6はカバーの構成を示す一部を省略した斜視図、図7はカバー取付部分を拡大した斜視図、図8は光源装置のカバーを取外した状態の構成を示す背面図、図9は補強杆を取外した状態の構成を示す支持体の背面側斜視図、図10は光源装置の光源部分の構成を示す模式的断面図、図11は光源装置の構成を示す模式的断面図、図12は光源の構成を示す模式的説明図、図13は補強杆の構成を示す斜視図、図14は補強杆の取付部の構成を示す拡大断面図、図15は台板の構成を示す背面図である。
図示した光源装置は、前側に表示面を有し、略直方体をなす表示部を備える薄型の表示装置における表示部の後側に装着されるもので、碁盤目のように並置される複数の発光ダイオード1と、該発光ダイオード1を実装してある複数の発光ダイオード基板2と、該発光ダイオード基板2を並べて支持する支持体3と、発光ダイオード1が発光した光を横方向へ導く複数の導光板4と、該導光板4が導いた光を支持体3と反対方向へ反射させる複数の反射板5とを備える。
支持体3は金属板を成形してなり、略矩形をなす平板状の板部31を有し、該板部31の一面に複数の発光ダイオード基板2を長手方向及び幅方向に並べて支持してあり、該発光ダイオード基板2夫々と板部31との間に、発光ダイオード1が発生した熱を発光ダイオード基板2から板部31へ放熱する放熱板10を介在してある。
板部31には該板部31の長手方向に並置される発光ダイオード基板2同士を導線で接続するため複数の接続用孔32と、導光板4夫々を個別に取付けるための複数の取付孔33とが開設されている。また、板部31の周縁部には板厚方向へ偏倚する段部34が設けられており、該段部34と発光ダイオード基板2との間に導光板4夫々の一部を支持する細長状の第1支持板11が取付けられ、段部34よりも周縁側に後記する光学シートを支持する細長状の第2支持板12が取付けられる。
発光ダイオード基板2は略矩形をなし、一面に発光ダイオード1を実装してあり、板部31の一面に並べて取付けられている。
導光板4は、入光面4aと、該入光面4aに入光した光を入光面4aとほぼ直交する方向へ照射する出光面4bとを有し、発光ダイオード1の一側と対向する位置に入光面4aを配し、前記表示部の後側の面と対向する位置に出光面4bを配してあり、出光面4bと反対側の面に反射板5が貼付けられている。
以上のように一面に発光ダイオード基板2が取付けられた板部31の他面には、長手方向に離隔した位置で該板部31を補強する四つの補強杆6と、該補強杆6夫々の一端及び板部31の長辺との間で補強杆6夫々の端部に結合され、板部31を補強する第2補強杆7とを複数の間座部材60を介して複数の雄螺子13により取付けてある。
補強杆6は図13に示すように金属板を断面コ字形に成形してなり、板部31の幅よりも短い長さに形成されている。隣合う二つの補強杆6,6は、比較的短い離隔距離で板部31の長手方向一側部に溝が板部31と対向するように並置され、他の隣合う二つの補強杆6,6は、比較的短い離隔距離で板部31の長手方向他側部に溝が板部31と対向するように並置されている。また、補強杆6夫々の両端には挿通孔を有する被結合部61を設けてあり、長手方向の中間には複数の第1孔62、第2孔63及び第3孔64が開設されている。
第2補強杆7は金属板を断面コ字形に成形してなり、板部31の長さよりも短い長さに形成され、両端部夫々に二つの被結合部71,71が設けられている。第2補強杆7は板部31の縁よりも中央側へ離隔した位置に板部31の長辺と平行的に配され、一端部の二つの被結合部71,71が二つの補強杆6,6の一端部の被結合部61,61に雄螺子14により結合されているとともに、溝が板部31と対向するように板部31に固定されており、他端部の二つの被結合部71,71が二つの補強杆6,6の一端部の被結合部61,61に雄螺子14により結合されているとともに、溝が板部31と対向するように板部31に固定されている。
板部31の長手方向一側部に並置してある補強杆6,6夫々の間の板部31には、発光ダイオード基板2に接続される電源回路基板15が複数の雄螺子により取付けられており、板部31の長手方向他側部に並置してある補強杆6,6夫々の間の板部31には、発光ダイオード基板2に接続され、発光ダイオード1を制御する制御回路基板16が複数の雄螺子により取付けられており、また、板部31の長手方向中央で、第2補強杆7と反対側には前記表示部を制御する制御回路基板17が複数の雄螺子により取付けられている。また、補強杆6,6夫々の間の板部31には、後記するカバーを取付けるための取付孔35が開設されている。
板部31の長手方向一側部に並置してある補強杆6,6夫々には、電源回路基板15を被覆し、該電源回路基板15に対する電磁波遮断用のカバー18が複数の雄螺子により取付けられており、板部31の長手方向他側部に並置してある補強杆6,6夫々には、制御回路基板16を被覆し、該制御回路基板16に対する電磁波遮断用のカバー19が複数の雄螺子により取付けられている。
カバー18,19は、電源回路基板15,制御回路基板16を被覆し、略矩形の細長の皿形をなす被覆板部18a,19aと、該被覆板部18a,19aの幅方向両側縁に連なり、補強杆6,6に取付けられる被取付部18b,18b、19b,19bと、被覆板部18a,19aの長手方向両側縁に連なり、板部31に取付けられる第2被取付部18c,19cと、被覆板部18a,19aの長手方向両側において被取付部18b,18b、19b,19b及び第2被取付部18c,19cから被覆板部18a,19aと反対方向へ突出し、補強杆6,6の端部間を遮蔽する遮蔽板部18d,19dとを有する。
被取付部18b,18b、19b,19bの複数箇所に第1挿通孔18e,18eが離隔して開設され、第2被取付部18c,19cに第2挿通孔18f,19fが開設されている。また、被取付部18b,18b、19b,19bには後記する台板8の第2突片83が重なり、雄螺子により取付けられるため、被取付部18b,18b、19b,19bの雄螺子と対応する箇所は欠除部18g,19gが設けられている。
このように構成されたカバー18,19は、第1挿通孔18e,19eに挿入する雄螺子を補強杆6,6の第3孔64に捩込み、第2挿通孔18f,19fに挿入する雄螺子を板部31の取付孔35に捩込むことにより取付けられる。
第2補強杆7により一端部が結合された内側二つの補強杆6,6には、前記表示部に電源を供給する電源回路基板20、及び前記表示部の表示面に表示される画像を処理する端子回路基板21等の複数の回路基板を支持する台板8が取付けられている。
台板8は金属板を成形してなり、一面で電源回路基板20及び端子回路基板21を支持し、略矩形をなす支持板部81と、該支持板部81の長手方向両縁から一面側へ突出する二つの第1突片82,82及び第1突片82,82の先端から互いに外向きに突出する被取付部としての第2突片83,83とを有し、第2突片83,83に複数の取付孔が開設されており、第2孔63に挿入する雄螺子により第2突片83,83を内側二つの補強杆6,6に取付けられている。台板8は他面が板部31と若干離隔して対向し、発光ダイオード1の発光により発生する熱が板部31から台板8へ直接伝達されないようにしてある。
支持板部81の長手方向両端間には、台板8を補強する二つの第3補強杆9,9が長手方向に離隔して取付けられており、該第3補強杆9,9の長手方向中間に、電源回路基板20を支持する二つの第2台板22,22が取付けられている。また、支持板部81の長手方向中央部で、第3補強杆9,9の間には制御回路基板17に対応する欠除部84が設けられている。
欠除部84は支持板部81の長辺に凹形に開放された貫通する孔であり、欠除部84にて露出する板部31の露出位置に、制御回路基板17を支持する第3台板23が複数の雄螺子により取付けられている。
第3補強杆9,9は金属板を断面コ字形に成形してなり、支持板部81の幅よりも若干短い長さに形成され、溝が支持板部81と対向するように支持板部81に固定されている。第3補強杆9,9の一端には挿通孔を有する被結合部91を設けてあり、長手方向の中間には複数の第4孔92を開設してある。
第2台板22は金属板を比較的細幅に成形してなり、板部31の長手方向一側部で内側に配してある補強杆6,6から一方の第3補強杆9を跨越して配されている他方の第3補強杆9に至る長さに形成されている。第2台板22は第3補強杆9,9の長手方向へ離隔して並置され、一端部が補強杆6の長手方向中間に雄螺子にて取付けられ、他端部及び中間部が二つの第3補強杆9,9の長手方向中間に雄螺子にて取付けられている。
電源回路基板20は略四角形をなし、該電源回路基板20の対向する両縁部夫々を第2台板22に雄螺子により取付けてある。
以上のように構成された光源装置の支持体3は、比較的短い離隔距離で取付けられた二つの補強杆6,6が板部31の長手方向両側にあり、この両側の補強杆6,6夫々の間に電源回路基板15,制御回路基板16が装着され、電源回路基板15を被覆する電磁波遮断用のカバー18が補強杆6,6夫々に取付けられ,制御回路基板16を被覆する電磁波遮断用のカバー19が補強杆6,6夫々に取付けられ、該カバー18,19及び補強杆6,6が板部31と一体構造となり、板部31を補強しているため、平板状の支持体3の曲げ弾性係数を高めることができる。
また、四つの補強杆6の一端に第2補強杆7が結合され、補強杆6,6と第2補強杆7及びカバー18,19とが一体構造のコ字形をなし、この一体構造の補強杆6と第2補強杆7及びカバー18,19が支持体3の板部31に取付けられ該板部31と一体構造になっているため、平板状の支持体3の曲げ弾性係数をより一層高めることができる。
また、電源回路基板20を支持する台板8を離隔する二つの補強杆6,6に取付けてあり、台板8が支持体3の板部31を補強しているため、支持体3の曲げ弾性係数をより一層高めることができる。
図16は本発明に係る光源装置を備える表示装置の構成を示す断面図である。この表示装置は、テレビ画像を表示する表示面を前側に有する表示部40と、該表示部40の後側に配されている光源装置Aと、表示部40の周縁部及び光源装置Aの後側を被覆するキャビネット41とを備える。
表示部40は、表示面を有する表示パネル42と、該表示パネル42の後側に配されている光学シート43とを有する。表示パネル42の周縁部は、前保持枠体44と、後保持枠体45とにより前後に挾着保持され、パネルモジュールを構成しており、後保持枠体45が支持体3の周縁部に取付けられている。
光学シート43は、光源としての発光ダイオード1が発光した光を拡散する比較的厚肉の二枚の拡散板43aと、反射偏光板、プリズムシート、拡散シート等の比較的薄肉の合成樹脂シート43bが積層された積層体であり、拡散板43aの周縁部が第2支持板12を介して支持体3の周縁部に支持されている。
キャビネット41は、表示部40の周縁部前側を被覆するキャビネット前分体41aと、光源装置Aの周縁部及び後側を被覆する深皿形状のキャビネット後分体41bとを有し、支持体3の周縁に雄螺子により取付けられている。
尚、以上説明した実施の形態では、光源として発光ダイオード1を備える構成としたが、その他、ランプを有する光源であってもよく、光源の構成は特に制限されない。
また、以上説明した実施の形態では、板部31の長手方向両側に二つの補強杆6,6を夫々並置し、両側の補強杆6夫々の間に電源回路基板15,制御回路基板16が装着され、電源回路基板15,制御回路基板16を被覆するカバー18,19を備える構成としたが、その他、板部31の長手方向中間に二つの補強杆6,6を並置し、補強杆6,6の間に電源回路基板15又は制御回路基板16が装着され、電源回路基板15又は制御回路基板16を被覆するカバー18又は19を備える構成としてもよい。また、補強杆6,6の間に装着される回路基板は板部31に直接取付けられる構成である他、台板に支持し、該台板を介して装着される構成であってもよい。
また、以上説明した実施の形態では、回路基板を支持する台板8を備える構成としたが、その他、台板8がなく、板部31に回路基板が取付けられる構成としてもよい。
1 発光ダイオード(光源)
3 支持体
31 板部
6 補強杆
7 第2補強杆
8 台板
83 第3突片(被取付部)
9 第3補強杆
15 電源回路基板(回路基板)
16 制御回路基板(回路基板)
18,19 カバー
18a,19a 被覆板部
18b,19b 被取付部
18c,19c 第2被取付部
18d,19d 遮蔽板部(遮蔽部)
20 電源回路基板(第3回路基板)
21 端子回路基板(第2回路基板)
22 第2台板
40 表示部
A 光源装置
3 支持体
31 板部
6 補強杆
7 第2補強杆
8 台板
83 第3突片(被取付部)
9 第3補強杆
15 電源回路基板(回路基板)
16 制御回路基板(回路基板)
18,19 カバー
18a,19a 被覆板部
18b,19b 被取付部
18c,19c 第2被取付部
18d,19d 遮蔽板部(遮蔽部)
20 電源回路基板(第3回路基板)
21 端子回路基板(第2回路基板)
22 第2台板
40 表示部
A 光源装置
Claims (10)
- 一面で光源を支持する略矩形の板部を有する支持体を備える光源装置において、前記板部の他面には、離隔した位置で該板部を補強する二つの補強杆を取付けてあり、該補強杆夫々の間に回路基板を装着してあり、該回路基板に対する電磁波を遮断するカバーを備え、該カバーを前記二つの補強杆に取付けてあることを特徴とする光源装置。
- 一面で光源を支持する略矩形の板部を有する支持体を備える光源装置において、前記板部の他面には、長手方向一側部及び他側部の長手方向に離隔した夫々二つの位置で該板部を補強する二つの補強杆を夫々取付けてあり、該補強杆夫々の間に回路基板を夫々装着してあり、該回路基板夫々に対する電磁波を遮断する二つのカバーを備え、該カバー夫々を前記補強杆夫々に取付けてあることを特徴とする光源装置。
- 前記カバーは、前記回路基板を被覆し、皿形をなす被覆板部と、該被覆板部の周縁に連なり、前記補強杆夫々に取付けられる被取付部を有する請求項1又は2記載の光源装置。
- 前記カバーは、前記補強杆夫々の端部間を遮蔽する遮蔽部を有する請求項1から3のいずれか一つに記載の光源装置。
- 前記カバーは、前記板部に取付けられる第2被取付部を有する請求項1から4のいずれか一つに記載の光源装置。
- 前記板部は、前記補強杆夫々の端部に結合され、前記板部を補強する第2補強杆を取付けてある請求項1又は2記載の光源装置。
- 第2回路基板を支持する台板を備え、前記補強杆夫々の、内側で対向する二つに前記台板を取付けてある請求項2記載の光源装置。
- 前記台板は、前記補強杆夫々に取付けられる被取付部を有し、該被取付部間に、前記台板を補強する複数の第3補強杆を取付けてある請求項7記載の光源装置。
- 第3回路基板を支持する第2台板を備え、該第2台板を前記第3補強杆夫々に取付けてある請求項8記載の光源装置。
- 表側に表示面を有する表示部と、該表示部の裏側に配された請求項1から9のいずれか一つに記載の光源装置とを備えることを特徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
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JP2008233732A JP2010067520A (ja) | 2008-09-11 | 2008-09-11 | 光源装置及びこれを備える表示装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2008
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