JP2010156830A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】支持板の内外面の伸び量の差によって表示パネルの一部が押圧され、表示パネルに色ムラ、輝度ムラが現れるのを防ぐことができる表示装置を提供する。
【解決手段】表示パネルと、光源が実装されている基板と、該基板を支持する支持板4と、光源が発光した光を前側へ導光する導光板と、該導光板から出光された光を表示パネルに照射する光学シートとを前後に積層して薄型化を図り、支持板4の後面に、該支持板4を補強する補強部材9を設け、該補強部材9に、支持板4の中央側を基板と離隔する側へ湾曲させる雄螺子10を装着することにより、支持板4の内外面の伸び量の差によって支持板4が基板側へ湾曲するのを防ぐようにした。
【選択図】図8

Description

本発明は表示パネルの裏側に導光板を配してある表示装置に関する。
液晶の表示装置は、表示パネルの後側に光学シート及び導光板を積層し、該導光板の一側に光源を配してあるエッジライト型(例えば、特許文献1参照)と、表示パネルの後側に光学シートを積層し、該光学シートの裏側に光源を配してある直下ライト型(例えば、特許文献2参照)とがある。
表示装置の光学シートは、光源が発光した光を拡散する比較的厚肉の合成樹脂製の拡散板と、反射偏光シート、プリズムシート、拡散シート等の比較的薄肉の合成樹脂シートとが積層された積層体であるため、直下ライト型の表示装置にあっては、光源が発光した際に発生する熱により光学シートが熱膨張し、該光学シートが表示パネル側へ湾曲し易くなり、光学シートの中央側が表示パネルに局所的に密着することがある。
特許文献2の表示装置は、表示パネルと光学シートとの間に、光学シートの熱膨張による湾曲を抑制する湾曲抑制板を配置し、熱膨張した光学シートが表示パネルに密着するのを防ぐように構成されている。
特開2008−9374号公報 特開2005−202315号公報
ところが、直下ライト型の表示装置は、光源と光学シートとの間が比較的離隔しているため、エッジライト型の表示装置に比べて前後厚さが厚くなり、薄型化に支障を来す。また、特許文献2のように光源と光学シートとの間に湾曲抑制板を配してある表示装置にあっては、湾曲抑制板の厚さが余計に加わるため、薄型化により一層支障を来す。
また、エッジライト型の表示装置は、導光板が表示パネルに対応する大きさに形成されているため、表示装置の大型化に伴って表示パネルの表示面に輝度ムラが現れ易くなり、薄型化及び大型化の両立が困難である。
図12は先に開発された表示装置の構成を示す縦断側面図である。本発明の出願人は表示面での輝度ムラがなく、より一層の薄型化及び大型化を図るべく、図12に示すように表示パネル100と、該表示パネル100の後側に並べて配され、光源としての発光ダイオード101が実装されている複数の発光ダイオード基板102と、該発光ダイオード基板102夫々を支持する支持板103と、並べて配され、前記発光ダイオード101が発光した光を前側へ導光する複数の導光板104と、該導光板104夫々から出光された光を表示パネル100に照射する光学シート105とを前後に積層してなる表示装置を先に開発した。
この表示装置は、導光板104夫々が発光ダイオード基板102に並べて保持され、発光ダイオード基板102と支持板103とが接触し、導光板104と光学シート105とが接触し、光学シート105と表示パネル100との間が僅かに離隔している。
ところで、表示装置における発光ダイオード101は、前側が開放された箱状の支持板103内に収容保持されている。支持板103は金属板を浅皿状に成形してなり、発光ダイオード101の発光時には、支持板103の内側が外側よりも高温になるため、内面の伸び量が外面の伸び量よりも多くなり、この内外面の伸び量の差によって支持板は内側へ湾曲する。
この際、発光ダイオード101及び光学シート105間が比較的離隔している直下ライト型の表示装置にあっては、支持板103の内側への湾曲量を吸収することができるため、支持板103の内側への湾曲が光学シート105に影響することはない。
しかし、先に開発された図12に示す表示装置は、導光板104を並べて保持してある発光ダイオード基板102と支持板103とが接触し、導光板104と光学シート105とが接触し、光学シート105と表示パネル100との間が僅かに離隔しているだけであるため、支持板103の内外面の伸び量の差によって支持板103が内側へ湾曲した際、この支持板103の湾曲部が、発光ダイオード基板102、導光板104及び光学シート105を経て表示パネル100を押圧することになる。この場合、支持板103は金属製であり、湾曲による押圧力は比較的大きいため、表示パネル100の液晶の分子配向に影響を及ぼすことになり、表示パネルの色ムラ、輝度ムラの発生原因となり、改善策が要望されていた。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、主たる目的は表示パネルと、光源が実装されている基板と、該基板を支持する支持板と、光源が発光した光を表示パネルに照射する光学シートとを前後に積層してなる表示装置において、支持板の内外面の伸び量の差によって支持板が内側へ湾曲するのを防ぐことができる表示装置を提供することにある。
本発明に係る表示装置は、前側に表示面を有する表示パネルと、該表示パネルの後側に配され、光源が実装されている基板と、該基板を支持する支持板と、前記光源が発光した光を前記表示パネルに照射する光学シートとを積層状に配してある表示装置において、前記支持板の中央側が前記表示パネルと離隔する側へ湾曲していることを特徴とする。
この発明にあっては、表示パネル、基板、支持板、導光板及び光学シートが積層状になっているため、表示装置の薄型化を図ることができ、しかも、支持板の中央側が基板と離隔する側へ湾曲しているため、支持板の内外面の伸び量の差によって支持板が内側へ湾曲するのを防ぐことができる。因って、支持板の内外面の伸び量の差が表示パネルに影響するのを防ぐことができ、表示パネルに色ムラ、輝度ムラが現れるのを防ぐことができる。
また、本発明に係る表示装置は、前記支持板の後面に装着された補強部材を備え、該補強部材に前記支持板の中央側を結合してある構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、表示パネル、基板、支持板、導光板及び光学シートの積層厚さを変えることなく支持板を補強することができ、しかも、補強部材が支持板の湾曲状態を維持しているため、支持板の内外面の伸び量の差に影響されることなく支持板の湾曲状態を維持することができる。
また、本発明に係る表示装置は、前記支持板を湾曲させる引体を前記補強部材に装着してある構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、引体を操作することにより支持板を湾曲させることができるため、支持板を湾曲させるための作業性を向上できる。
また、本発明に係る表示装置は、前記支持板の後面に第1螺子体を装着してあり、前記引体は、前記第1螺子体に螺着される第2螺子体である構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、第1螺子体が支持板に装着されているため、支持板の湾曲部の剛性を高めることができるとともに、第2螺子体を第1螺子体に螺着することにより支持体を湾曲させることができ、支持板を湾曲させるための作業性を向上できる。
また、本発明に係る表示装置は、前記補強部材は、前記支持板の後面に沿って配される柱形をなし、前記支持板における後面の前記第1螺子体から両側へ離隔した部分、及び前記補強部材の長さ方向両側部分の少なくとも一方は、前記支持板の湾曲を制限する制限体を有する構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、支持板の湾曲部が制限体に当接し、該制限体が支持板の湾曲部を固定しているため、支持板の湾曲部が微振動するのを防ぐことができる。
また、本発明に係る表示装置は、前記補強部材は、前記支持板の後面に沿って配される柱形をなし、該補強部材の長さ方向両側部分に、前方へ突出する突部を設けてあり、前記支持板は、前記第1螺子体から両側へ離隔した位置で前記突部と対向し、前記支持板の湾曲を制限する制限体を有する構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、補強部材を直杆状とし、制限体夫々の長さを等しくすることができるため、補強部材及び制限体の配置箇所に拘束されることなく、支持板を湾曲させることができ、支持板を湾曲させるための作業性を向上できる。
また、本発明に係る表示装置は、前記補強部材は、長さ方向中央側における前記第1螺子体と対向する位置から前方へ突出し、前記突部よりも短い第2突部を有し、該第2突部に、前記第2螺子体が挿通される挿通孔が開設されている構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、支持板の湾曲中央部が第2突部に当接し、支持板の湾曲中央部周辺が突部に当接し、突部及び第2突部にて湾曲部を固定するため、スピーカが発生する振動に影響されることなく、支持板の微振動を防ぐことができる。
また、本発明に係る表示装置は、前記補強部材は、前記支持板の後面に沿って配される柱形をなし、該補強部材の長さ方向両側部分から前方へ突出する突部及び長さ方向中央側部分から前方へ突出し、前記突部よりも短い長さの第2突部を有し、該突部及び第2突部と前記支持板との間に、該支持板の湾曲を制限する制限体を設けてある構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、突部及び第2突部を補強部材と一体に成形することが可能であり、しかも、制限体夫々の長さを等しくすることができるため、補強部材及び制限体の配置箇所に拘束されることなく、支持板を湾曲させることができ、支持板を湾曲させるための作業性をより一層向上できる。
以上詳述したように本発明によれば、表示パネル、基板、支持板、導光板及び光学シートが積層状になっているため、表示装置の薄型化を図ることができ、しかも、支持板の中央側は基板と離隔する側へ湾曲しているため、支持板の内外面の伸び量の差によって支持板が内側へ湾曲するのを防ぐことができる。因って、支持板の内外面の伸び量の差が表示パネルに影響するのを防ぐことができ、表示パネルに色ムラ、輝度ムラが現れるのを防ぐことができる。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態1
図1は本発明に係る表示装置の構成を示す縦断側面図、図2は表示装置の構成を示す一部を省略した模式的正面図である。
図示した表示装置は、テレビ画像を表示する表示面1aを前側に有し、略直方体をなす液晶の表示パネル1と、該表示パネル1の後側に並べて配され、複数の発光ダイオード2が実装されている複数の発光ダイオード基板3と、該発光ダイオード基板3夫々を支持する支持板4と、発光ダイオード基板3夫々に並べて保持され、発光ダイオード2が発光した光を前方へ導く複数の導光板5と、該導光板5から出光された光を表示パネル1に照射する光学シート6とを積層状に配してなり、支持板4の後面に取付けられるスタンドにて起立状態を維持する液晶テレビジョン、換言すれば液晶表示装置である。
表示パネル1は、略直方体をなし、周縁部が前保持枠体11及び後保持枠体12にて前後に挾持され、パネルモジュールを構成している。
前保持枠体11は、表示パネル1の周縁部前面に対向する矩形の環板部11a及び環板部11aの外縁から後方へ延出されている枠部11bを有し、金属板を成形してなる。環板部11aの内縁側に、表示パネル1の周縁部を弾性的に支える帯状の弾性体13が貼着されている。
後保持枠体12は、断面四角形をなす基環部12aと、該基環部12aの内面から内向きに突出し、表示パネル1の周縁部後面及び光学シート6の周縁部に対向する環板部12bとを有し、合成樹脂材を成形してなる。環板部12bの内側は光学シート6を収容する収容部12cになっている。
環板部12bの表示パネル1と対向する面には表示パネル1の周縁部を弾性的に支える帯状の弾性体14が貼着されている。また、前保持枠体11及び後保持枠体12は、環板部11a及び基環部12aに開設された貫通孔に挿入される雄螺子にて結合され、表示パネル1が挾着保持されている。また、環板部11a及び基環部12aには取付孔が開設されており、該取付孔に挿入される雄螺子にて支持板4の周縁部に表示パネル1が取付けられている。
光学シート6は、発光ダイオード2が発光した光を拡散する比較的厚肉の合成樹脂製の拡散板61と、反射偏光シート、プリズムシート、拡散シート等の比較的薄肉の合成樹脂シート62とが積層された積層体であり、表示パネル1に対応して略直方形に形成されている。合成樹脂シート62は拡散板61よりも小型に形成され、拡散板61の周面よりも中央側に配してある。
支持板4は金属板を四角形の浅皿状に成形してなり、周縁部には拡散板61を支持する環板部41が一体に成形されている。支持板4の内側には発光ダイオード基板3及び該発光ダイオード基板3に保持されている導光板5が収容され、環板部41に拡散板61が載置され、該拡散板61の全周縁部にパネルモジュールが載置される。
支持板4の内側は、発光ダイオード基板3に保持されている導光板5夫々の出光面部分の高さとほぼ等しい深さに形成され、環板部41にて支持する拡散板61の一面と導光板5夫々の出光面とが接触するようになしてある。
図3は表示装置の光源部分及び導光板5部分の構成を示す模式的分解図、図4は表示装置の光源部分及び導光板5部分の構成を示す模式的正面側斜視図、図5は表示装置の光源部分及び導光板5部分の構成を示す模式的断面図である。
発光ダイオード基板3は略直方形をなし、一面に複数の発光ダイオード2を長手方向及び幅方向に碁盤目のように並べて実装してあり、支持板4内に格子状に並置され、雄螺子にて支持板に取付けられている。
発光ダイオード2は図3(a) に示すように発光ダイオード基板3の長手方向に例えば8個、幅方向に例えば4個、合計で32個実装してあり、発光ダイオード2夫々に対応して32個の導光板5を発光ダイオード基板3上に配してあり、また、前記長手方向一列の発光ダイオード2に対応して1枚の反射板7、合計4枚の反射板7を配してある。
1つの発光ダイオード基板3と導光板5との関係は図3(b) に示すように構成されており、図4に示すように支持板4の前面に上下方向及び横方向に並べて配置されている。発光ダイオード基板3には、該発光ダイオード基板3を雄螺子にて支持板4に取付けるための貫通孔と、導光板5を止具8にて発光ダイオード基板3に取付けるための嵌合孔31とが開設されている。また、発光ダイオード基板3の発光ダイオード2夫々に臨む部分には反射層32がシルク印刷により形成されている。
並置された発光ダイオード基板3において、前記長手方向一列の発光ダイオード基板3は、隣合う2つ同士がフレキシブルプリント基板にて接続され、一端の発光ダイオード基板3が後記する電源回路基板にフレキシブルプリント基板にて接続され、他端の発光ダイオード基板3が後記する制御回路基板にフレキシブルプリント基板にて接続されている。
図6は導光板の構成を示す斜視図である。導光板5は略直方体をなし、拡散板61と対向する一面に、一側の入光面51に入光した光を入光面51とほぼ直交する方向へ照射する出光面52、及び該出光面52に連なる非出光面53を有し、他面に反射板7が設けられており、発光ダイオード2の一側と対向する位置に入光面51を配してある。具体的には、長手方向一方側の一面が発光ダイオード基板3と平行の扁平な出光面52、長手方向他方側の一面が発光ダイオード基板3に対して傾斜する非出光面53、及び他面が発光ダイオード基板3に対して傾斜する傾斜面になっており、長手方向他方側の端部、換言すると非出光面53の端部に、四角形をなす収容孔54及び嵌合孔31に対応する貫通孔55が開設され、収容孔54の一面を入光面51としてあり、他面の傾斜面に反射板7が貼付けられている。
導光板5は一面の傾斜する非出光面53と、隣合う導光板5における出光面52側の他面とを重ねて複数列に配され、導光板5夫々の出光面52は発光ダイオード基板3に対して等距離の面一になっている。複数列に配された導光板5夫々は止具8により発光ダイオード基板3に固定される。
止具8は、離隔して対向する二つのピン81と、該ピン81の一端を連結する連結板82とを有し、隣合う導光板5の貫通孔55から嵌合孔31へピン81を嵌入することにより導光板5を発光ダイオード基板3に固定するように構成されている。
以上のように構成された表示装置は、支持板4、発光ダイオード基板3、導光板5、光学シート6及び表示パネル1が前後に積層されており、発光ダイオード基板3と支持板4とが接触し、導光板5と光学シート6の拡散板61とが接触し、光学シート6の合成樹脂シート62と表示パネル1との間が僅かに離隔している。
図7は表示装置の一部を省略した模式的背面図、図8は図7のVIII−VIII線の拡大断面図、図9は図8の一部を拡大した断面図、図10は図7のX −X 線の拡大断面図である。発光ダイオード基板3を支持する支持板4の後面には、該支持板4を補強する補強部材9が取付けられており、該補強部材9に、支持板4の中央側を補強部材9側へ引き寄せて湾曲させる引体としての雄螺子10を装着してあり、支持板4の中央側は発光ダイオード基板3と離隔する側(後方)へ湾曲している。尚、雄螺子10が第2螺子体を構成している。
補強部材9は、横方向に離隔した位置に長さ方向が上下となるように配置された第1〜第4の補強杆9a,9b,9c,9dと、該補強杆9a〜9d夫々の上端に結合され、長さ方向が横方向となるように配置された第5の補強杆9eと、第2及び第3の補強杆9b,9cの上下方向中央部を連結する連結部材9fとを有する。
第1〜第5の補強杆9a〜9e及び連結部材9fは金属板を断面コ字形に成形してなり、補強杆9a〜9e夫々の両端部が、筒状をなす間座91及び間座91を貫通する雄螺子92にて支持板4に固定されている。
第2及び第3の補強杆9b,9cには、長さ方向両側から前方へ突出する二つの突部93,93(合計四つの突部)と、長さ方向中央部から前方へ突出し、突部93,93よりも短い長さの第2突部94とが夫々一体に成形されており、また、突部93,93及び第2突部94を貫通する挿通孔93a,94aが開設されている。
支持板4には、突部93,93及び第2突部94夫々と対向する位置に六つの嵌合孔42が開設され、嵌合孔42夫々に、支持板4の後方への湾曲を制限する制限体20が取付けられている。また、支持板4における湾曲部分の内側には、該湾曲部分と対向する発光ダイオード基板3が後方へ偏倚するのを防ぎ、該発光ダイオード基板3を表示パネル1の表示面1aと平行的に支持するための薄板状の補助支持部材21が設けられている。この支持部材21は膨張係数が比較的小さい合成樹脂製である。
制限体20は円柱形をなし、等しい長さに形成されている。制限体20の一端は嵌合孔42にカシメ加工にて固定されている。制限体20の他端には螺子孔20aが開設されており、突部93の挿通孔93aに挿入される雄螺子10が螺子孔20aへ捩込まれ、第2突部94の挿通孔94aに挿入される雄螺子10が螺子孔20aへ捩込まれることにより、支持板4の中央側を補強部材9側へ引き寄せている。
支持板4の後面の横方向一側部には、発光ダイオード基板3のドライバに電圧を供給する電源回路基板22が取付けられており、横方向他側部には、前記ドライバを制御する制御回路基板23が取付けられている。また、支持板4の後面の横方向中央部には表示パネル1に電圧を供給する電源回路基板24、表示パネル1の表示面1aに表示される画像を処理する端子回路基板25、表示パネル1を制御する制御回路基板26等の複数の回路基板が取付けられている。
以上のように構成された表示装置にあっては、支持板4内に収容保持されている発光ダイオード2が発光しているとき、支持板4の内側が外側よりも高温になるため、該支持板4の内面の伸び量が外面の伸び量よりも多くなり、この内外面の伸び量の差によって支持板4の中央側に内向きの力が作用する。この際、支持板4の中央側は、雄螺子10及び補強部材9にて後方へ約2〜3mm湾曲され、制限体20が突部93及び第2突部94に接触して支持板4の湾曲を制限しており、この湾曲状態が維持されているため、支持板4の中央側が内側(前方)へ湾曲することはない。因って、発光ダイオード2が発光しているとき、支持板4の中央側が発光ダイオード基板3を押圧することがなく、また、表示パネル1を押圧することもなく、表示パネル1の色ムラ、輝度ムラをなくすることができる。また、第2及び第3補強杆の長さ方向へ離隔した3箇所に雄螺子10があり、この3箇所にて支持板4の中央側を引き寄せてあるため、支持板4の湾曲度合いを容易に調整することができる。
実施の形態2
図11は本発明に係る表示装置の他の構成を示す一部を省略した拡大縦断面図である。この表示装置は、第2突部94をなくし、中央の制限体20に代えて第1螺子体27を設け、この第1螺子体27に螺着される雄螺子10にて支持板4の中央側を補強部材9側へ引き寄せたものである。
第2及び第3の補強杆9b,9cには、長さ方向両側から前方へ突出する二つの突部93,93が一体に成形されており、また、長さ方向中央部に挿通孔95が開設されている。
支持板4における挿通孔95と対向する位置には嵌合孔43が開設され、該嵌合孔43に第1螺子体27が取付けられている。
第1螺子体27は円柱形をなし、一端が嵌合孔43にカシメ加工にて固定されており、他端には嵌合部としての螺子孔27aが開設されており、第2及び第3の補強杆9b,9cの挿通孔95に挿入される雄螺子10が螺子孔27aへ捩込まれることにより、支持板4の中央側を補強部材9側へ引き寄せている。
この実施の形態にあっては、雄螺子10の捩込み加減により、支持板4の湾曲量を容易に調整することができる。
その他の構成及び作用は実施の形態1に示す表示装置と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
尚、以上説明した実施の形態では、碁盤目のように並べて発光ダイオード基板3に実装してある複数の発光ダイオード2を光源としたが、その他、光源は基板上に並置される導光板5の入光面と対向するように配される冷陰極管等の円柱形をなす光源であってもよく、光源の構成は特に制限されない。
また、以上説明した実施の形態では、上下及び横方向に列をなして並置された複数の導光板5を備える構成としたが、その他、導光板5は横方向に列をなして並置される構成としてもよく、導光板5の列をなす方向は特に制限されない。
また、以上説明した実施の形態の補強部材9は、第1〜第5の補強杆9a〜9eを有する構成としたが、その他、補強部材9は第1、第4及び第5の補強杆9a,9d,9eがなく、第2及び第3の補強杆9b,9cを有する構成としてもよいし、また、第2、第3及び第5の補強杆9a,9d,9eを有する構成としてもよいし、また、支持板4の上下方向中央部に横方向に配される構成としてもよいのであり、補強部材9の配置構成は特に制限されない。
また、以上説明した実施の形態の補強部材9は、断面コ字形をなす補強杆9a〜9eを有する構成としたが、補強杆9a〜9eの断面形状は特に制限されない。
また、以上説明した実施の形態では、補強部材9が突部93及び第2突部94を有する構成としたが、その他、突部93及び第2突部94は必ずしも必要でないし、また、支持板4に設ける構成としてもよい。
また、以上説明した実施の形態では、支持板4に第1螺子体27及び制限体20を設けたが、その他、第1螺子体27及び制限体20の少なくとも一方は補強部材9が有する構成としてもよい。
また、以上説明した実施の形態では、支持板4の中央側をお腕形に湾曲させる構成としたが、その他、支持板4の湾曲部の形態は特に制限されない。
本発明に係る表示装置の構成を示す縦断側面図である。 本発明に係る表示装置の構成を示す一部を省略した模式的正面図である。 本発明に係る表示装置の光源部分及び導光板部分の構成を示す模式的分解図である。 本発明に係る表示装置の光源部分及び導光板部分の構成を示す模式的正面側斜視図である。 本発明に係る表示装置の光源部分及び導光板部分の構成を示す模式的断面図である。 本発明に係る表示装置の導光板の構成を示す斜視図である。 本発明に係る表示装置の一部を省略した模式的背面図である。 図7のVIII−VIII線の拡大断面図である。 図8の一部を拡大した断面図である。 図7のX −X 線の拡大断面図である。 本発明に係る表示装置の他の構成を示す一部を省略した拡大縦断面図である。 先に開発された表示装置の構成を示す縦断側面図である。
符号の説明
1 表示パネル
1a 表示面
2 発光ダイオード(光源)
3 発光ダイオード基板(基板)
4 支持板
5 導光板
6 光学シート
9 補強部材
10 雄螺子(引体、第2螺子体)
20 制限体
27 第1螺子体
27a 螺子孔(嵌合部)
93 突部
93a 挿通孔
94 第2突部
94a 挿通孔

Claims (8)

  1. 前側に表示面を有する表示パネルと、該表示パネルの後側に配され、光源が実装されている基板と、該基板を支持する支持板と、前記光源が発光した光を前記表示パネルに照射する光学シートとを積層状に配してある表示装置において、前記支持板の中央側が前記表示パネルと離隔する側へ湾曲していることを特徴とする表示装置。
  2. 前記支持板の後面に装着された補強部材を備え、該補強部材に前記支持板の中央側を結合してある請求項1記載の表示装置。
  3. 前記支持板を湾曲させる引体を前記補強部材に装着してある請求項2記載の表示装置。
  4. 前記支持板の後面に第1螺子体を装着してあり、前記引体は、前記第1螺子体に螺着される第2螺子体である請求項3記載の表示装置。
  5. 前記補強部材は、前記支持板の後面に沿って配される柱形をなし、前記支持板における後面の前記第1螺子体から両側へ離隔した部分、及び前記補強部材の長さ方向両側部分の少なくとも一方は、前記支持板の湾曲を制限する制限体を有する請求項4記載の表示装置。
  6. 前記補強部材は、前記支持板の後面に沿って配される柱形をなし、該補強部材の長さ方向両側部分に、前方へ突出する突部を設けてあり、前記支持板は、前記第1螺子体から両側へ離隔した位置で前記突部と対向し、前記支持板の湾曲を制限する制限体を有する請求項4記載の表示装置。
  7. 前記補強部材は、長さ方向中央側における前記第1螺子体と対向する位置から前方へ突出し、前記突部よりも短い第2突部を有し、該第2突部に、前記第2螺子体が挿通される挿通孔が開設されている請求項5又は6記載の表示装置。
  8. 前記補強部材は、前記支持板の後面に沿って配される柱形をなし、該補強部材の長さ方向両側部分から前方へ突出する突部及び長さ方向中央側から前方へ突出し、前記突部よりも短い第2突部を有し、該突部及び第2突部と前記支持板との間に、該支持板の湾曲を制限する制限体を設けてある請求項2記載の表示装置。
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