JP2010067485A - 燃料電池に供給する燃料の流量を制御する方法と燃料供給装置、それを用いた燃料電池システム - Google Patents

燃料電池に供給する燃料の流量を制御する方法と燃料供給装置、それを用いた燃料電池システム Download PDF

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Abstract

【課題】燃料電池の燃料利用効率を最大にするように燃料流量を制御することを目的とする。
【解決手段】本発明による燃料電池に供給する燃料の流量を制御する方法では、一定の電流を出力させた状態で、ステップバイステップで燃料流量を増加させつつ電圧変化を調べ、電圧変化が少なくなったら逆にステップバイステップで燃料流量を減少させる。そして電圧変化が大きくなったら1回前の燃料流量を採用する。これによって燃料電池の運転状態に応じて燃料流量を最適化することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、燃料電池システムに関し、特に燃料電池に供給する燃料の流量を制御する方法と、それを実現する燃料供給装置に関する。
近年、電子機器のポータブル化、コードレス化が急速に進んでおり、これらの駆動用電源として、小型かつ軽量で、高エネルギー密度を有する二次電池への要望も高まっている。また、小型民生用途のみならず、電力貯蔵用や電気自動車用などの長期に渡る耐久性や安全性が要求される大型の二次電池に対する技術開発も加速してきている。さらに、充電の必要な二次電池よりも燃料供給によって長時間連続使用が可能な燃料電池が注目されている。
燃料電池システムは、セルスタックを含む燃料電池スタックと、このセルスタックに燃料を供給する燃料供給部と、酸化剤を供給する酸化剤供給部とを有する。セルスタックはアノード電極とカソード電極とこれらの電極の間に介在する電解質膜とからなる膜電極接合体と、セパレータとを積層し、積層方向両端にエンドプレートを配して構成されている。
電流値を一定とした場合、燃料電池スタックから出力される電圧は燃料供給部から供給される燃料の流量により変化する。すなわちある値までは燃料の流量の増加に伴って電圧が上昇する。しかしながらその値を超えて燃料の流量を増加しても電圧が上昇しない。これはアノード電極内での燃料の拡散に上限があるためなどによる。したがってその値を超えた流量で燃料を供給しても燃料ロスが大きくなる。このような燃料電池スタックの特性は、例えば特許文献1に開示されている。そのため、設定した流量以下で燃料電池スタックに燃料を供給することで燃料利用効率を高めることができる。
特開2006−073379号公報
しかしながら燃料電池スタックは運転状況によって温度が変化する。また長期の運転によって燃料電池スタックは徐々に劣化する。これらの変化により燃料利用効率の最適な値は変化する。したがって燃料流量を一定にしても燃料利用効率を最適化することはできない。
本発明は、この課題を解決し、燃料電池における燃料利用効率を最適化することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による燃料電池に供給する燃料の流量を制御する方法は、次の各ステップを有する。
A)燃料電池から出力する電流を一定にする。
B)第1の流量Qで燃料を燃料電池に供給して、その状態での電圧Vを測定する。
C)燃料の流量を第1の流量Qから所定の変化量Xだけ増加させ、その状態での電圧Vを測定して電圧変化ΔVを算出する。
D)Cの操作を、電圧変化ΔVが所定変化量a以下になるまでn回繰り返し、燃料の流量を第2の流量Q+nXとして、その状態での電圧Vを測定する。
E)第2の流量Q+nXから所定の変化量Yだけ減少させ、その状態での電圧Vを測定して電圧変化ΔVを算出する。
F)Eの操作を、電圧変化ΔVの絶対値が所定変化量bを超えるまでm回繰り返して燃料の流量を減少させて第3の流量Q+nX−mYとする。
G)Fの状態から所定の変化量Yだけ増加させた第4の流量Q+nX−(m−1)Yの流量で燃料電池に燃料を供給する。
このようにして燃料利用効率の最適点を随時リアルタイムに求めることにより燃料電池の特性変化に対応可能となる。
本発明によれば、そのような流量(第4の流量)で燃料電池に燃料を供給することにより燃料電池を燃料利用効率が最大の状態で運転することができる。
本発明の第1の発明は、燃料電池に供給する燃料の流量を制御する方法である。この方法は次の各ステップを有する。
A)燃料電池から出力する電流を一定にする。
B)第1の流量Qで燃料を燃料電池に供給して、その状態での電圧Vを測定する。
C)燃料の流量を第1の流量Qから所定の変化量Xだけ増加させ、その状態での電圧Vを測定して電圧変化ΔVを算出する。
D)Cの操作を、電圧変化ΔVが所定変化量a以下になるまでn回繰り返し、燃料の流量を第2の流量Q+nXとして、その状態での電圧Vを測定する。
E)第2の流量Q+nXから所定の変化量Yだけ減少させ、その状態での電圧Vを測定して電圧変化ΔVを算出する。
F)Eの操作を、電圧変化ΔVの絶対値が所定変化量bを超えるまでm回繰り返して燃料の流量を減少させて第3の流量Q+nX−mYとする。
G)Fの状態から所定の変化量Yだけ増加させた第4の流量Q+nX−(m−1)Yの流量で燃料電池に燃料を供給する。
このようにして燃料利用効率の最適点を随時リアルタイムに求めることにより燃料電池の特性変化に対応可能となる。
本発明の第2の発明は、第1の発明において、燃料電池が複数の単位セルを直列接続したスタックであり、燃料電池から出力する電流を一定にしつつ、上記Bから上記Gまでのステップを複数の単位セルに対しそれぞれ行うことを特徴とする燃料電池に供給する燃料の流量を制御する方法である。直列接続されている単位セルは、同じ電流値で運転される。この状態で単位セル毎に最適な流量で燃料を供給することにより、全ての単位セルの燃料利用効率(発電効率)を最大化することができる。また、スタックの中に比較的特性が低い単位セルがあっても、発電電力の低下を抑制することができる。
本発明の第3の発明は、第1の発明による制御を実現する燃料供給装置である。この燃料供給装置は、燃料ポンプと、流量制御部と、電圧測定部と、主制御部とを有する。流量制御部は燃料ポンプから燃料電池に供給する燃料の流量を制御する。電圧測定部は燃料電池の電圧を計測する。主制御部は燃料電池から出力される電流を一定に保つとともに、電圧測定部からの出力電圧に基づき流量制御部を制御する。具体的には、まず主制御部は流量制御部を制御して第1の流量Qで燃料を燃料電池に供給させる。電圧測定部はその状態での電圧Vを測定する。続いて主制御部は流量制御部により燃料の流量を第1の流量Qから所定の変化量Xだけ増加させる。電圧測定部はその状態での電圧Vを測定する。主制御部は電圧変化ΔVを算出する。そして主制御部は流量制御部により、電圧変化ΔVが所定変化量a以下になるまで、燃料の流量をXずつn回繰り返して増加させる。最終的に燃料の流量を第2の流量Q+nXとする。電圧測定部はその状態での電圧Vを測定する。この後、主制御部は流量制御部により、第2の流量Q+nXから所定の変化量Yだけ減少させる。電圧測定部はその状態での電圧Vを測定する。主制御部は電圧変化ΔVを算出する。そして主制御部は流量制御部により、電圧変化ΔVの絶対値が所定変化量bを超えるまでm回繰り返して燃料の流量を減少させる。最終的に燃料の流量を第3の流量Q+nX−mYとする。最後に主制御部は、所定の変化量Yだけ増加させた第4の流量Q+nX−(m−1)Yの流量で燃料電池に燃料を供給するよう、流量制御部に指示する。
本発明の第4の発明は、第3の発明において、燃料電池が複数の単位セルを直列接続したスタックであり、燃料ポンプは複数の単位セルに対し個別に燃料流量を制御可能である。そして主制御部は燃料電池から出力する電流を一定にしつつ、各単位セルに対し燃料流量を最適化する。
本発明の第5の発明は、第3の発明による燃料供給装置を用いた燃料電池システムであり、本発明の第6の発明は、第4の発明による燃料供給装置を用いた燃料電池システムである。
以下、本発明の実施の形態について、直接メタノール型燃料電池(DMFC)を例に、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は、本明細書に記載された基本的な特徴に基づく限り、以下に記載の内容に限定されるものではない。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態における燃料電池システムの構成を示すブロック図である。図2は、本発明の実施の形態における燃料電池システムに用いる燃料電池スタックの要部の概略構成を示す概念断面図である。
この燃料電池システムは、燃料電池スタック1と、燃料タンク4と、燃料ポンプ5と、空気ポンプ6と、制御部7と、蓄電部8と、DC/DCコンバータ9と電圧測定部10を有する。燃料電池スタック1は起電部である膜電極接合体(MEA)35を含み、発電された電力は正極端子2と負極端子3から出力される。出力された電力はDC/DCコンバータ9に入力される。またDC/DCコンバータ9は燃料電池スタック1から出力される電流値を調整する機能を有する。燃料ポンプ5は燃料タンク4の中の燃料を燃料電池スタック1のアノード電極31に供給する。空気ポンプ6は酸化剤である酸素を含む空気を燃料電池スタック1のカソード電極32に供給する。制御部7は燃料ポンプ5と空気ポンプ6の駆動を制御するとともに、DC/DCコンバータ9を制御して外部への出力と蓄電部8への充放電を制御する。なお制御部7は主制御部71と流量制御部72とを含んでいる。流量制御部72は燃料ポンプ5から燃料電池スタック1に供給する燃料の流量を制御する。電圧測定部10は燃料電池スタック1の電圧を計測する。主制御部71は燃料電池スタック1から出力される電流を一定に保つとともに、電圧測定部10からの出力電圧に基づき流量制御部72を制御する。
燃料タンク4と燃料ポンプ5と制御部7は、燃料電池スタック1内のアノード電極31に燃料を供給する燃料供給装置を構成している。一方、空気ポンプ6と制御部7は、燃料電池スタック1内のカソード電極32に酸化剤を含むガスを供給する酸化剤供給装置を構成している。なお、燃料供給装置、酸化剤供給装置は上述の構成に限定されない。
また図1では制御部7が主制御部71と流量制御部72とを含み、DC/DCコンバータ9や電圧測定部10が別個に設けられているが、それぞればらばらに形成してもよいし、全てを一体に形成してもよい。
図2に示すように、アノード電極31には燃料であるメタノール水溶液が供給され、カソード電極32には空気が供給される。MEA35は、アノード電極31と、カソード電極32と、アノード電極31とカソード電極32との間に介在する電解質膜33とを積層して構成されている。
アノード電極31はセパレータ34の側から順に、拡散層31A、微多孔層(MPL)31B、触媒層31Cを積層して構成されている。カソード電極32もまた、セパレータ34の側から順に、拡散層32A、微多孔層(MPL)32B、触媒層32Cを積層して構成されている。正極端子2はカソード電極32に、負極端子3はアノード電極31に、それぞれ電気的に接続されている。拡散層31A、32Aは、例えばカーボンペーパー、カーボンフェルト、カーボンクロスなどからなる。MPL31B、32Bは、例えばポリテトラフルオロエチレンまたはテトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体とカーボンとから構成されている。触媒層31C、32Cは白金やルテニウムなど、各電極反応に適した触媒を炭素表面に高分散させ、この触媒体をバインダーで結着させることで形成されている。電解質膜33は水素イオンを透過するイオン交換膜、例えばパーフルオロスルホン酸・テトラフルオロエチレン共重合体で構成されている。
次に、燃料電池スタック1における動作について簡単に説明する。図1、図2に示すように、アノード電極31にはメタノールを含む水溶液が燃料ポンプ5によって供給される。一方、カソード電極32には空気ポンプ6によって加圧された空気が供給される。アノード電極31に供給された燃料であるメタノール水溶液とこれに由来するメタノールと水蒸気は拡散層31AにてMPL31Bの全面に拡散する。これらはさらにMPL31Bを通過して触媒層31Cに達する。
一方、カソード電極32に供給された空気に含まれる酸素は、拡散層32AにてMPL32Bの全面に拡散する。酸素はさらにMPL32Bを通過して触媒層32Cに達する。触媒層31Cに達したメタノールは(1)式のように反応し、触媒層32Cに達した酸素は(2)式のように反応する。
Figure 2010067485
Figure 2010067485
次に燃料電池スタック1に燃料ポンプ5から供給する流量を最適化して燃料利用効率を最大化する制御について、図3〜図5を用いて説明する。図3、図4は本発明の実施の形態における燃料流量制御方法を説明するためのフローチャート、図5は燃料流量と燃料電池スタック1の出力電圧との関係を示す図である。
まず主制御部71は流量制御部72を制御して、第1の流量Qで燃料を燃料電池スタック1に供給させるとともにDC/DCコンバータ9を介して燃料電池スタック1から出力される電流を所定値(I)とする。また制御部7内の図示しないカウンタにおいてnを1にセットする(S01)。電圧測定部10はその状態での電圧Vを測定する(S02)。
続いて主制御部71は流量制御部72により燃料の流量を第1の流量Qから所定の変化量Xだけ増加させる(S03)。流量制御部72は増加後の流量が予め設定された上限値以下かどうか判断する(S04)。上限値以下の場合、処理はS05へ進み。上限値を超えている場合には図4のS17へ進む。
上限値以下の場合、電圧測定部10はその状態での電圧Vを測定する(S05)。主制御部71はこのときの電圧変化ΔVを算出する(S06)。そして主制御部71は電圧変化ΔVが所定変化量aを超えたかどうか判断する(S07)。電圧変化ΔVが所定変化量aを超えている場合、主制御部71はnをカウントアップしてn+1とし処理はS03へ戻る(S08)。そして電圧変化ΔVが所定変化量a以下の場合、処理は図4のS09へ進む。
このようにして主制御部71は、流量制御部72により、電圧変化ΔVが所定変化量a以下になるまで、燃料の流量をXずつn回繰り返して増加させる。そして最終的に燃料の流量を第2の流量Q=Q+nXとする(S09)。
図5に示すように、燃料流量の少ない領域では、変化量Xだけ燃料流量を増加させると、これに伴い電圧変化ΔVだけ電圧が上昇する。そしてある程度流量が増加すると、電圧変化ΔVが小さくなってゆき、ΔVが所定変化量a以下となる。これ以上流量を増加させると電圧の飽和域に入っていくので、一旦このときの流量を仮の最適値(第2の流量Q)とする。ここまでの制御は図5の矢印Aに相当する。
しかしながら第1の流量Qがある程度大きく、Xが大きい場合、n=2のときに流量が完全に電圧の飽和域に達する可能性もある。そこで第2の流量Qからさらに調整する。
図4に示すように、主制御部71は図示しないカウンタにおいてmを1とする(S09)。電圧測定部10はその状態での電圧Vを測定する(S10)。この後、主制御部71は流量制御部72により、第2の流量Qから所定の変化量Yだけ減少させる(S11)。電圧測定部10はその状態での電圧Vを測定する(S12)。
主制御部71はこのときの電圧変化ΔVを算出する(S13)。そして電圧変化ΔVの絶対値が所定変化量bを超えているか判断する(S14)。電圧変化ΔVの絶対値が所定変化量bを超えている場合、処理はS16へ進み、電圧変化ΔVの絶対値が所定変化量b以下の場合、主制御部71はmをカウントアップしてm+1とし処理はS11へ戻る(S15)。
このようにして主制御部71は、流量制御部72により、電圧変化ΔVの絶対値が所定変化量bを超えるまでm回繰り返して燃料の流量を減少させる。最終的に燃料の流量を第3の流量Q=Q+nX−mYとする(S16)。ここまでの制御は図5の矢印Bに相当する。
最後に主制御部71は、第3の流量Qから所定の変化量Yだけ増加させた第4の流量Q=Q+nX−(m−1)Yで燃料電池スタック1に燃料を供給するよう、流量制御部72に指示する(S16、S17)。この制御は図5の矢印Cに相当する。
このようにして主制御部71は第2の流量Qから燃料流量を変化量Yずつ減少させる。そして電圧変化ΔVの絶対値が所定変化量bを超えると、図5における変曲点を下回ったと判断して変化量Yだけ戻す(増加させる)。これにより電圧の飽和域と同等の電圧で、かつ最も流量の少ない状態に調整することができる。このようにして燃料利用効率の最適点を随時リアルタイムに求めることにより燃料電池スタック1の特性変化に対応可能となる。
次に、燃料電池スタック1の構造と、さらに好ましい燃料流量制御について説明する。図6は燃料電池スタック1の斜視図、図7は図6に示す燃料電池スタック1と、燃料ポンプ5との接続を説明するための斜視図である。
図6に示すように、燃料電池スタック1は、セルスタック16と、バッキングプレート14、15と、第1板ばね11と第2板ばね12とを有する。セルスタック16は、図2に示すMEA35と、MEA35を挟むように配置されたセパレータ34と、一対のエンドプレート17、18とを有する。エンドプレート17、18はMEA35の積層方向両端、すなわちMEA35とセパレータ34との積層方向両端からMEA35とセパレータ34を挟んでいる。
エンドプレート17、18およびセパレータ34は、カーボン材やステンレス鋼で構成されている。図2に示すように、セパレータ34の、アノード電極31に対向する面にはアノード電極31へ燃料を供給するための燃料流路溝34Bが形成されている。一方、セパレータ34の、カソード電極32に対向する面にはカソード電極32へ空気を供給するための流路溝34Dが形成されている。
図6に示すように、セパレータ34の、MEA35より外側には平面部(第2平面部)34Aが設けられている。すなわち平面部34Aは積層方向に平行で、第1板ばね11と第2板ばね12から開放された、セルスタック16の第1側面上に設けられている。積層方向における平面部34Aの寸法は、セパレータ34同士、あるいはセパレータ34とエンドプレート17とがMEA35を挟持する部分のセパレータ34の厚さよりも大きい。平面部34Aには、外部から燃料を取り込む燃料入口(第2燃料入口)341が設けられている。そして燃料入口341と燃料流路溝34Bとを連通するように貫通孔(図示せず)が設けられている。一方、セルスタック16の積層方向に平行な第2側面には、外部から空気を取り込む図示しないガス入口(第2ガス入口)が設けられている。第2側面もまた第1板ばね11と第2板ばね12から開放され、第1側面に対向している。
なおアノード電極31に対向するアノード側のエンドプレート17にも燃料流路溝が形成され、カソード電極32に対向するカソード側のエンドプレート18にも空気を供給するための流路溝が形成されている。またエンドプレート17には燃料入口(第1燃料入口)171が設けられた平面部(第1平面部)17Aが形成され、上述の燃料流路溝は貫通孔(図示せず)によって燃料入口171と連通している。セルスタック16の積層方向に平行な第2側面には、外部から空気を取り込む図示しないガス入口(第1ガス入口)が設けられている。
バッキングプレート14はセルスタック16におけるアノード電極31の側に配置され、バッキングプレート15はカソード電極32側に配置されている。バッキングプレート14、15は絶縁性の樹脂やセラミック、あるいはガラス繊維を含む樹脂、絶縁膜をコーティングされた金属板などで構成されている。
第1板ばね11、第2板ばね12は、バッキングプレート14、15を介してセルスタック16をそのばね弾性力によって締め付けている。第2板ばね12は第1板ばね11に対向するように配置されている。第1板ばね11、第2板ばね12は、ばね鋼材などで構成されている。
本実施の形態では、第1板ばね11と第2板ばね12とを用い、バッキングプレート14、15を介してセルスタック16を締結している。第1板ばね11、第2板ばね12は図6に示すように、セルスタック16の外形に沿うように極めてコンパクトにセルスタック16を締結している。すなわち、セルスタック16の側面においてデッドスペースが極めて小さくなり、従来のボルトとナットで締結する場合に比べ燃料電池スタック1を小さくすることができる。
また、ボルトとナットで締結する場合にはセルスタック16の外側に押圧点があるが、第1板ばね11、第2板ばね12は、セルスタック16の比較的中央寄りを押圧点としている。このため、バッキングプレート14、15の面方向においてセルスタック16に均等に押圧力が作用する。このような押圧力によりセルスタック16全体を均等に締結することができ、(1)式、(2)式に示す電気化学反応がMEA35の面方向において均等に進行する。その結果、燃料電池スタック1の電流電圧特性が向上する。
平面部17A、34Aは燃料ポンプ5と接続される側面に形成されている。そして図7に示すように、燃料ポンプ5の、平面部17Aに対応する位置には燃料吐出部(第1燃料吐出部)51Aが設けられ、平面部34Aに対応する位置には燃料吐出部(第2燃料吐出部)51Bが設けられている。燃料吐出部51Aにはシール材(第1シール材)52Aが配置されている。同様に、燃料吐出部51Bにはシール材(第2シール材)52Bが配置されている。シール材52A、52Bはそれぞれ平面部17A、平面部34Aより小さく形成されている。そして、燃料入口171と燃料吐出部51Aとを対向させ、燃料入口341と燃料吐出部51Bとを対向させる。さらにシール材52A、52Bが平面部17A、34Aにより圧縮されるように燃料ポンプ5と燃料電池スタック1とをボルトなどで締結することで燃料経路がシールされる。
この構造によれば、薄いエンドプレート17やセパレータ34を用いた場合でも平面部17A、34Aを用いて、確実にシールして燃料ポンプ5と接続することができる。これにより、接続部分での燃料漏れを防ぐことができる。
なお図6に示すように、平面部17Aと平面部34A、あるいは平面部34A同士を、積層方向と垂直な方向において位置をずらして設けることが好ましい。図6では積層順に互い違いになる位置に平面部17A、34Aを設けている。このような位置関係により平面部17Aと平面部34A、あるいは平面部34A同士が接触しない。したがってセルスタック16内のショートを防止することができる。また燃料吐出部51A、51Bの配置に自由度が与えられる。
また平面部17Aと平面部34A、あるいは平面部34A同士を、同一平面上に設けることがさらに好ましい。平面部17Aと平面部34Aとを、積層方向と垂直な方向において位置をずらしつつ同一平面上に設けることによって、燃料吐出部51A、51Bも同一平面上に設ければよい。これにより燃料吐出部51A、51Bのそれぞれのシールを確実にすることができる。
また燃料ポンプ5は、燃料吐出部51Aと燃料吐出部51Bのそれぞれから吐出する燃料流量を個別に制御可能であることが好ましい。このような燃料ポンプ5を用いることにより、各単位セルに最適な流量で燃料を供給することができる。単位セルには起電力や流路圧損にバラツキがあるため、単位セル毎に燃料流量を制御することが好ましい。すなわち、複数の単位セルを直列接続した燃料電池スタック1を用いる場合、燃料ポンプ5はこの複数の単位セルに対し個別に燃料流量を制御可能であることが好ましい。そして主制御部71は燃料電池スタック1から出力する電流を一定にしつつ、図3、図4を用いて説明した制御操作を複数の単位セルのそれぞれに対し行うことが好ましい。
直列接続されている単位セルは、同じ電流値で運転される。この状態で単位セル毎に最適な流量で燃料を供給することにより、全ての単位セルの燃料利用効率(発電効率)を最大化することができる。また、燃料電池スタック1の中に比較的特性が低い単位セルがあっても、発電電力の低下を抑制することができる。
なおこの場合、電圧測定部10が各単位セルの電圧を測定して制御に反映させてもよい。このようにすれば全ての単位セルへ供給する燃料流量を同時に、比較的短時間で最適化することができる。一方、電圧測定部10が燃料電池スタック1全体の電圧を測定し、各単位セルへの燃料流量を順次最適化してもよい。この場合、流量制御に時間を要するが、電圧検知を簡略化できる。
例えば、1セルのQを0.20cm/分、Xを0.02cm/分とすると、ΔVは最大で約0.1Vである。そこで電圧値を複数回検出・平均化処理することにより、電圧変化量が小さい場合でも、ΔVを的確に検出することができる。
以上のように、本発明による燃料電池に供給する燃料の流量を制御する方法では、ステップバイステップで燃料流量を増加させつつ電圧変化を調べ、電圧変化が少なくなったら逆にステップバイステップで燃料流量を減少させる。そして電圧変化が大きくなったら1回前の燃料流量を採用する。これによって燃料流量を最適化することができる。そして本発明はこの制御を実現する燃料供給装置、およびそれを用いた燃料電池システムである。このような制御、燃料供給装置、燃料電池システムは、特に小型電子機器の電源として有用である。
本発明の実施の形態における燃料電池システムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態における燃料電池システムに用いる燃料電池スタックの要部の概略構成を示す概念断面図 本発明の実施の形態における燃料流量制御方法を説明するためのフローチャート 図3に続く本発明の実施の形態における燃料流量制御方法を説明するためのフローチャート 燃料流量と燃料電池スタックの出力電圧との関係を示す図 本発明の実施の形態における燃料電池スタックの斜視図 本発明の実施の形態における燃料電池スタックと、燃料ポンプとの接続を説明するための斜視図
符号の説明
1 燃料電池スタック
2 正極端子
3 負極端子
4 燃料タンク
5 燃料ポンプ
6 空気ポンプ
7 制御部
8 蓄電部
9 DC/DCコンバータ
10 電圧測定部
11 第1板ばね
12 第2板ばね
14,15 バッキングプレート
16 セルスタック
17,18 エンドプレート
17A 平面部(第1平面部)
31 アノード電極
31A,32A 拡散層
31B,32B 微多孔層(MPL)
31C,32C 触媒層
32 カソード電極
33 電解質膜
34 セパレータ
34A 平面部(第2平面部)
34B 燃料流路溝
34D 流路溝
35 膜電極接合体(MEA)
51A 燃料吐出部(第1燃料吐出部)
51B 燃料吐出部(第2燃料吐出部)
52A シール材(第1シール材)
52B シール材(第2シール材)
71 主制御部
72 流量制御部
171 燃料入口(第1燃料入口)
341 燃料入口(第2燃料入口)

Claims (6)

  1. 燃料電池に供給する燃料の流量を制御する方法であって、
    A)前記燃料電池から出力する電流を一定にし、
    B)第1の流量Qで前記燃料を燃料電池に供給して、その状態での電圧Vを測定し、
    C)前記燃料の流量を第1の流量Qから所定の変化量Xだけ増加させ、その状態での電圧Vを測定して電圧変化ΔVを算出し、
    D)前記Cの操作を、電圧変化ΔVが所定変化量a以下になるまでn回繰り返し、前記燃料の流量を第2の流量Q+nXとして、その状態での電圧Vを測定し、
    E)第2の流量Q+nXから所定の変化量Yだけ減少させ、その状態での電圧Vを測定して電圧変化ΔVを算出し、
    F)前記Eの操作を、電圧変化ΔVの絶対値が所定変化量bを超えるまでm回繰り返して前記燃料の流量を減少させて第3の流量Q+nX−mYとし、
    G)前記Fの状態から前記所定の変化量Yだけ増加させた第4の流量Q+nX−(m−1)Yの流量で前記燃料電池に前記燃料を供給する、
    燃料電池に供給する燃料の流量を制御する方法。
  2. 前記燃料電池は、複数の単位セルを直列接続したスタックであり、
    前記燃料電池から出力する電流を一定にしつつ、前記Bから前記Gまでのステップを前記複数の単位セルに対しそれぞれ行う、
    請求項1記載の燃料電池に供給する燃料の流量を制御する方法。
  3. 燃料電池に燃料を供給する燃料供給装置であって、
    燃料ポンプと、
    前記燃料ポンプから前記燃料電池に供給する燃料の流量を制御する流量制御部と、
    前記燃料電池の電圧を計測する電圧測定部と、
    前記燃料電池から出力される電流を一定に保つとともに、前記電圧測定部からの出力電圧に基づき前記流量制御部を制御する主制御部と、を備え、
    B)前記主制御部は前記流量制御部を制御して第1の流量Qで前記燃料を燃料電池に供給させ、前記電圧測定部はその状態での電圧Vを測定し、
    C)続いて前記主制御部は前記流量制御部により前記燃料の流量を第1の流量Qから所定の変化量Xだけ増加させ、前記電圧測定部はその状態での電圧Vを測定して、前記主制御部は電圧変化ΔVを算出し、
    D)前記主制御部は前記流量制御部により電圧変化ΔVが所定変化量a以下になるまで前記燃料の流量をXずつn回繰り返して増加させ、前記燃料の流量を第2の流量Q+nXとして、前記電圧測定部はその状態での電圧Vを測定し、
    E)前記主制御部は前記流量制御部により第2の流量Q+nXから所定の変化量Yだけ減少させ、前記電圧測定部はその状態での電圧Vを測定し、前記主制御部は電圧変化ΔVを算出し、
    F)前記主制御部は前記流量制御部により、電圧変化ΔVの絶対値が所定変化量bを超えるまでm回繰り返して前記燃料の流量を減少させて第3の流量Q+nX−mYとし、
    G)前記主制御部は前記所定の変化量Yだけ増加させた第4の流量Q+nX−(m−1)Yの流量で前記燃料電池に前記燃料を供給するよう、前記流量制御部に指示する、
    燃料供給装置。
  4. 前記燃料電池は、複数の単位セルを直列接続したスタックであり、前記燃料ポンプは前記複数の単位セルに対し個別に燃料流量を制御可能であり、
    前記主制御部は前記燃料電池から出力する電流を一定にしつつ、前記Bから前記Gまでの操作を前記複数の単位セルに対しそれぞれ行う、
    請求項3記載の燃料供給装置。
  5. 燃料電池と、前記燃料電池に燃料を供給する請求項3記載の燃料供給装置とを備えた燃料電池システム。
  6. 複数の単位セルを直列接続した燃料電池スタックと、前記燃料電池スタックに燃料を供給する請求項4記載の燃料供給装置とを備えた燃料電池システム。
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