JP2010066488A - 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明にかかる現像装置4は、現像剤担持体103、現像剤担持体上に粉体である現像剤を供給する現像剤供給部材105、現像剤供給部材の上方に設けられた現像剤攪拌部材106を備えた現像剤供給室102と、現像剤供給室102の上方に配置されて現像剤Tを攪拌するアジテータ115を有する現像剤収容室101との間に、現像剤収容室内の現像剤Tの搬送量を調整する現像剤搬送補助室110を設けた。
【選択図】図2
Description
本発明は、上記の現像装置及びプロセスカートリッジを備えることで、現像剤の供給不良による画像欠陥が発生するのを防止して良好な画像を得られる画像形成装置を提供することを、その目的とする。
(第1の実施形態)
現像装置4は、現像剤となるトナーTを収容する現像剤収容室101と、現像剤収容室101の下方に設けられた現像剤供給室102と、現像剤収容室101と現像剤供給室102との間に形成された現像剤搬送補助室100を備えている。現像剤供給室102の下部には、現像剤担持体となる回転可能な現像ローラ103と、現像ローラ103に当接して設けられた層規制部材104および現像剤供給部材となる回転可能な供給ローラ105が設けられている。現像ローラ103は感光体ドラム2の表面に接触して配置され、図示しない高圧電源から所定の現像バイアスが印加される。
(第2の実施形態)
図4を用いて本形態に係るプロセスカートリッジ1と現像装置4の構成について説明する。図4(a)は現像剤攪拌部材106と境界壁112が非接触の状態を示し、図4(b)は現像剤攪拌部材106が回転運動をして境界壁112と接触している状態をそれぞれ示している。
(第3の実施形態)
図5を用いて本形態に係るプロセスカートリッジ1と現像装置4の構成について説明する。図5(a)は現像剤攪拌部材106と境界壁112が非接触の状態を示し、図5(b)は現像剤攪拌部材106が回転運動をして境界壁112と接触している状態をそれぞれ示している。
(第4の実施形態)
本形態に係る現像剤となるトナーTは、図6(a)に示すように、図示しない測定装置により符号θで示す安息角を測定した。測定装置は、ホソカワミクロン製のパウダーテスターである。安息角θは、このパウダーテスターでトナーTを水平な基板117の上に投下した際に形成されるトナーTの山116の断面において、基板水平面117aとトナーTの山116の壁面116aとで成す角である。
(第5の実施形態)
図7を用いて本形態に係るプロセスカートリッジ1と現像装置4の構成について説明する。本形態では、第1の供給口113の配置場所を規定している。すなわち、第1の供給口113は現像剤搬送補助室110の最上部110cより高さHa分、下げられた位置に設けられており、Ha>0の条件を満たしている。つまり、現像剤搬送補助室110にトナーTが供給された際に、必ず高さHa分の空間が現像剤搬送補助室110内に設けられることになる。このため、現像剤搬送補助室110内にトナーTが完全に満たされることがなくなる。
(第6の実施形態)
図8を用いて本形態に係るプロセスカートリッジ1と現像装置4の構成について説明する。本形態において、第1の供給口113は、現像剤収容室101の内部に設けられた回転自在のアジテータ115の回転中心Pより高さHb分、下げた位置に設けられており、Hb≧0の条件を満たしている。つまり、アジテータ115の回転中心より下側に第1の供給口113を設けることにより、アジテータ115の回転運動で現像剤収容室101内のトナーTがアジテータ115の回転方向に押し出され、その力によってトナーTを現像剤搬送補助室110へ送り出すことが可能となる。つまり、アジテータ115の搬送力を利用して現像剤収容室101から現像剤搬送補助室110へトナーTを効率良く供給でき、且つ、現像剤収容室101に残留する現像剤量を低減させることができる。
(第7の実施形態)
図9を用いて本形態に係るプロセスカートリッジ1と現像装置4の構成について説明する。本形態において、第1の供給口113は、現像剤収容室101の内部に設けられた回転自在のアジテータ115の羽が回転した際の最下部より高さHc分、上げられた位置に設けられており、Hc≧0の条件を満たしている。つまり、アジテータ115が回転した際の先端115aの最下部が、例えば現像剤収容室101の底部101aとすると、この底部101aよりも上側に第1の供給口113を設けることにより、アジテータ115の回転運動で現像剤収容室101内のトナーTを搬送し、第1の供給口113よりトナーTを現像剤搬送補助室110へ供給することができる。このため、トナーTが現像剤補充補助室110に一度に流れ込むことを防止するとともに、アジテータ115の回転によりトナーTが現像剤収容室101に残留するのを防止することができる。
(第8の実施形態)
図10を用いて本形態に係るプロセスカートリッジ1と現像装置4の構成について説明する。本形態は、現像剤搬送補助室110の内部に、平板状もしくはスクリュー形状もしくは棒状もしくはその複合形状の補助室現像剤攪拌部材118を回転可能に設けたものである。補助室現像剤攪拌部材118は、図示しない駆動手段によって回転されるように構成されている。このため、補助室現像剤攪拌部材118が回転すると、現像剤搬送補助室110内のトナーTが攪拌され、トナーTの嵩密度が低下して流動性が向上する。このようにトナーTの流動性が向上すると、現像剤搬送補助室110内にトナーTが残留することが極めて少なくなり、現像剤供給室102へ供給することが可能となる。このため、現像剤搬送補助室110内にトナーTが圧密・凝集し、現像剤供給室102への供給不良を低減することができる。
(第9の実施形態)
図11を用いて本形態に係るプロセスカートリッジ1と現像装置4の構成について説明する。図11(a)は補助室現像剤攪拌部材118と境界壁112が非接触の状態を示し、図11(b)は補助室現像剤攪拌部材118が回転運動をして境界壁112と接触している状態をそれぞれ示している。
2(Y,M,C,K) 像担持体
4(Y,M,C,K) 現像装置
100 画像形成装置
100a 画像形成装置本体
101 現像剤収容室
102 現像剤供給室
103 現像剤担持体
104 層規制部材
105 現像剤供給部材
106 現像剤攪拌部材
115 アジテータ
110 現像剤搬送補助室
110a 現像剤搬送補助室の底部
110b 現像剤搬送補助室の側面
110c 現像剤搬送補助室の最上部
111,112 境界壁
113,114 供給口
118 補助室現像剤攪拌部材
h 高さ
P 回転中心
T 現像剤
W 最大幅
θ 現像剤の安息角
Claims (12)
- 像担持体に近接または接触して回転可能に設けられた現像剤担持体、前記現像剤担持体上に粉体である現像剤を供給するために回転可能に設けられた現像剤供給部材、前記現像剤供給部材の上方に前記現像剤担持体および現像剤供給部材と非接触でかつ回転可能に設けられた現像剤攪拌部材を有する現像剤供給室と、
前記現像剤供給室の上方に配置されて現像剤を収容し、前記現像剤を攪拌する回転可能に設けられたアジテータを有する現像剤収容室と、
前記現像剤担持体に接触して同現像剤担持体上の現像剤を薄層化する層規制部材を有し、
前記像担持体上に形成された静電潜像を、前記現像剤担持体に所定の電圧を印加することで現像する現像装置において、
前記現像剤収容室と前記現像剤供給室との間に、前記現像剤の搬送量を調整する現像剤搬送補助室を1つ以上設け、
前記現像剤収容室と前記現像剤搬送補助室および前記現像剤搬送補助室と前記現像剤供給室との境界壁は、現像剤が搬送可能な供給口をそれぞれ有することを特徴とする現像装置。 - 前記現像剤搬送補助室と前記現像剤供給室とを隔てる境界壁は、柔軟性のあるシート状部材で形成され、且つ、前記現像剤供給室に配置されている現像剤攪拌部材と定期的に接触するように配置されていることを特徴とする請求項1記載の現像装置。
- 前記現像剤搬送補助室と前記現像剤供給室とを隔てる境界壁の供給口は、前記現像剤搬送補助室の下部に、鉛直方向に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の現像装置。
- 前記現像剤搬送補助室と前記現像剤供給室とを隔てる境界壁の供給口は、前記現像剤攪拌部材の回転により加えられる力の方向となる現像剤搬送補助室の側面側に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の現像装置。
- 測定機器で測定した現像剤の安息角をθ、前記現像剤搬送補助室の長手方向と直交する断面の最大幅をwと、前記最大幅wを成す位置から前記現像剤搬送補助室の底部までの高さをhとしたとき、w×tanθ=4hを満たすことを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の現像装置。
- 前記現像剤収容室と前記現像剤搬送補助室とを隔てる境界壁の供給口は、前記現像剤搬送補助室の最上部に設けないことを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載の現像装置。
- 前記現像剤収容室と前記現像剤搬送補助室とを隔てる境界壁の供給口は、前記アジテータの回転中心よりも下方に設けられていることを特徴とする請求項1ないし6の何れかに記載の現像装置。
- 前記現像剤収容室と前記現像剤搬送補助室とを隔てる境界壁の供給口は、前記アジテータの最下位置よりも上方に設けられていることを特徴とする請求項1ないし7の何れかに記載の現像装置。
- 前記現像剤搬送補助室の内部に現像剤を攪拌する補助室現像剤攪拌部材を回転自在に配設したことを特徴とする請求項1ないし8の何れかに記載の現像装置。
- 補助室現像剤攪拌部材は、前記現像剤搬送補助室と前記現像剤供給室とを隔てる境界壁と定期的に接触・押圧するように前記現像剤搬送補助室内に配置されていることを特徴とする請求項9記載の現像装置。
- 少なくとも像担持体と現像装置を備え、画像形成装置本体に着脱自在であるプロセスカートリッジであって、
前記現像装置として請求項1ないし10の何れかに記載の現像装置を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 請求項11記載のプロセスカートリッジを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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