JP2010064579A - 自動二輪車のサイドカバー - Google Patents

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康博 重田
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Abstract

【課題】車体組立て時の寸法誤差を吸収し、サイドカバーの組み付け不良を解消すると共に、不均一な隙間の発生を防止して外観の向上を図る。
【解決手段】本発明に係る自動二輪車1のサイドカバー30は、燃料タンク17の左右側面を覆う燃料タンクサイドカバー31と、シート18下方の車体の左右側面を覆うフレームサイドカバー32とに分割して形成され、燃料タンクサイドカバー31は燃料タンク17に取り付けられ、フレームサイドカバー32はシート18を支持するシートレール7に取り付けられ、燃料タンクサイドカバー31の後端部とフレームサイドカバー32の前端部とは連結部38,39を介して結合されていることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動二輪車の車体側面を覆うサイドカバーに関する。
一般に、自動二輪車の車体側面は合成樹脂で成形されたサイドカバーによって覆われており、このサイドカバーが内部に配置された各種部品を保護すると共に自動二輪車の外観を整えている。
従来のこの種のサイドカバーとしては、例えば、燃料タンクの後端部を車体側方から覆うと共に、センターピラー、座席支持フレーム及びバックステーで囲まれる側面視三角形状の空間部を側方から覆う左右一対のサイドカバー(特許文献1参照)や、燃料タンクの左右の外側壁の外表面と略同一平面上に位置するように形成されたサイドカバー(特許文献2参照)などが知られている。
実公昭62−36711号公報 特開2003−11872号公報
しかしながら、上記した従来の自動二輪車のサイドカバーが取り付けられる燃料タンクやシートの支持フレームは、車体フレームに対してブラケットやステーを介して位置決め固定されて組立てられるため、車体組立て時における寸法誤差は不可避である。そのため、これらの寸法誤差により、サイドカバーを所定位置に組み付けることができないといった問題や、サイドカバーに隣接する部品との間に不均一な隙間が生じて外観を損なうといった問題が生じていた。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、車体組立て時の寸法誤差を吸収し、サイドカバーの組み付け不良を解消すると共に、不均一な隙間の発生を防止して外観の向上を図ることのできる自動二輪車のサイドカバーを提供することを目的とするものである。
上記した目的を達成するため、本発明は、車体フレームの前部に位置するヘッドパイプの後方において前後に隣接して燃料タンクとシートが配置され、前記燃料タンクの左右側面と前記シート下方の車体の左右側面を覆う自動二輪車のサイドカバーであって、前記燃料タンクの左右側面を覆う燃料タンクサイドカバーと、前記シート下方の車体の左右側面を覆うフレームサイドカバーとに分割して形成され、前記燃料タンクサイドカバーは前記燃料タンクに取り付けられ、前記フレームサイドカバーは前記シートを支持するシートレールに取り付けられ、前記燃料タンクサイドカバーの後端部と前記フレームサイドカバーの前端部とは連結部を介して結合されていることを特徴とする。
そして、前記連結部は、前記燃料タンクサイドカバーが前記フレームサイドカバーに対して前後方向及び上下方向に相対移動自在に結合可能に構成されているのが好ましい。
また、前記燃料タンクサイドカバーは、前端部が車体側に締着されると共に中間部が前記燃料タンクの左右側面に面状ファスナを介して着脱可能に取り付けられているのが好ましい。
さらに、前記フレームサイドカバーは、弾性体を介して前記シートレールに弾性結合されているのが好ましい。
本発明によれば、車体組立て時の寸法誤差を吸収し、サイドカバーの組み付け不良を解消することができると共に、不均一な隙間の発生を防止して外観の向上を図ることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。
先ず、図1及び図2を参照しつつ、本発明の実施の形態に係るサイドカバーを備えた自動二輪車について説明する。ここで、図1は本発明の実施の形態における自動二輪車の全体構成を示す左側面図、図2は本発明の実施の形態に係るサイドカバーが取り付けられる自動二輪車の主要部分を示す斜視図である。
この自動二輪車1は、骨組みを構成する車体フレーム2を備えており、この車体フレーム2の前部に位置するヘッドパイプ3からは左右一対のアッパーパイプ4とロアーパイプ5がそれぞれ後方および下方に延び、ロアーパイプ5の後端が左右一対のピボットブラケット6に繋がり、ピボットブラケット6の上端がアッパーパイプ4の中間部に接合されている。
ピボットブラケット6の中間部からは左右一対のシートレール7が後斜め上方に延び、このシートレール7の中間部にアッパーパイプ4の最後端部が接合されている。そして、これら左右一対のフレーム構成部材であるアッパーパイプ4、ロアーパイプ5、ピボットブラケット6、シートレール7の間は、車幅方向に延びる複数のブリッジ部材(図示省略)によって連結され、固定されている。
ヘッドパイプ3には前輪8を支持するフロントフォーク9がハンドルグリップ10やフロントフェンダー11、ヘッドライト12と共に左右回動自在に軸支されており、左右のピボットブラケット6間に架設されたピボット軸13には後輪14を支持するスイングアーム15が上下揺動自在に軸支されている。
車体フレーム2のヘッドパイプ3とアッパーパイプ4とロアーパイプ5とピボットブラケット6とに囲まれた空間内の前方部分には、エンジン16が搭載されている。エンジン16(アッパーパイプ4)の上部には燃料タンク17が設置され、燃料タンク17の前部にはタンクカバー22が取り付けられている。
シートレール7の上には、燃料タンク17の後方に隣接してライダー用シート18が着脱可能に載置され、その後方に同乗者用シート19が同じく着脱可能に載置されている。また、シートレール7の下方には後輪14を覆うリヤフェンダー20が設けられ、その上方にはテールランプ21が設けられている。
そして、燃料タンク17の左右側面とライダー用シート18下方のシートレール7の左右側面にはそれぞれ合成樹脂製のサイドカバー30が取り付けられている。
次に、図2及び図3〜図6を参照しつつ、このサイドカバー30についてさらに詳細に説明する。ここで、図3は同自動二輪車の右側サイドカバーの内面側を示す側面図、図4は図3のA−A断面図、図5は図3のB−B断面図、図6は図3のC−C断面図である。なお、サイドカバー30は左右対称な形状を成しているので、説明の簡略化のため、以下の説明では、右側のサイドカバー30について例示して説明する。
このサイドカバー30は、燃料タンク17の左右側面を覆う燃料タンクサイドカバー31と、シートレール7の左右側面を覆うフレームサイドカバー32とに分割して形成されている。
燃料タンクサイドカバー31は、前端部が燃料タンク17のタンクカバー22に対してネジ33(図1参照)で締着される共に中間部の複数個所(図示では3箇所)が燃料タンク17の左右側面に面状ファスナ34を介して着脱可能に取り付けられている。
フレームサイドカバー32の複数個所(図示では、前端部と中央後端側の2箇所)には、図4に良く示されているように内面側に合成樹脂製のボス部35が一体成形により突設されている一方、シートレール7には、このボス部35に対応する位置に凹部36が形成され、凹部36内には合成ゴム等から成る環状弾性体37が嵌設されている。そして、各ボス部35を環状弾性体37に嵌合することにより、フレームサイドカバー32がシートレール7に弾性結合されるようになっている。
また、燃料タンクサイドカバー31の後端部とフレームサイドカバー32の前端部とは第1連結部38と第2の連結部39の2個の連結部を介して結合されている。
図5に良く示されているように、第1連結部38は、燃料タンクサイドカバー31の後端部上側において上方に延出するように形成される合成樹脂製の延出片部40と、フレームサイドカバー32の中央部前側の周縁部内面において車幅方向に形成される突部41とにより構成されている。延出片部40には嵌合孔42が形成されており、嵌合孔42は前後方向に長い長孔形状を成している。
突部41は、円筒状を成すと共に先端が外鍔状に形成された筒状部43と、筒状部43に周設された合成ゴム等から成る環状弾性体44とにより構成されている。筒状部43の内面は螺刻されており、環状弾性体44の外周には係合溝45が形成されている。そして、外側から突部41を嵌合孔42に嵌合して延出片部40の内周縁部を係合溝45に係合し、筒状部43に内側からネジ46を螺入することにより延出片部40と突部41とが確実に結合されるようになっている。
図6に良く示されているように、第2連結部39は、燃料タンクサイドカバー31の後端部下側において後方に向かって形成される合成樹脂製のボス部47と、フレームサイドカバー32のこのボス部47に対応する位置に形成される孔部48とを備えて構成されており、この孔部48には合成ゴム等から成る環状弾性体49が嵌設されている。そして、ボス部47を環状弾性体49に嵌合することにより、燃料タンクサイドカバー31とフレームサイドカバー32とが互いに弾性結合されるようになっている。
このように上記した実施の形態に係るサイドカバー30によれば、燃料タンクサイドカバー31の前端部が燃料タンク17のタンクカバー22にネジ33で締着されている以外は、燃料タンクサイドカバー31が面状ファスナ34を介して燃料タンク17に着脱可能に取り付けられ、フレームサイドカバー32がシートレール7に弾性結合されていると共に、燃料タンクサイドカバー31とフレームサイドカバー32が第1連結部38及び第2連結部39を介して前後方向及び上下方向に相対移動自在に取り付けられている。
したがって、車体組立て時における寸法誤差を吸収し、サイドカバー30の組み付け不良を解消することができると共に、不均一な隙間の発生を防止し、サイドカバー30の外面が連続的に形成されるため、外観の向上を図ることができる。
また、上記した燃料タンクサイドカバー31とフレームサイドカバー32との第1連結部38及び第2連結部39に応力が集中しないため、サイドカバー30の耐久性の向上を図ることもできる。
本発明の実施の形態における自動二輪車の全体構成を示す左側面図である。 本発明の実施の形態に係るサイドカバーが取り付けられる自動二輪車の主要部分を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る自動二輪車の右側サイドカバーの内面側を示す側面図である。 図3のA−A断面図である。 図3のB−B断面図である。 図3のC−C断面図である。
符号の説明
1 自動二輪車
2 車体フレーム
3 ヘッドパイプ
7 シートレール
17 燃料タンク
18 シート
30 サイドカバー
31 燃料タンクサイドカバー
32 フレームサイドカバード
38 第1連結部
39 第2連結部
34 面状ファスナ
37 環状弾性体

Claims (4)

  1. 車体フレームの前部に位置するヘッドパイプの後方において前後に隣接して燃料タンクとシートが配置され、前記燃料タンクの左右側面と前記シート下方の車体の左右側面を覆う自動二輪車のサイドカバーであって、
    前記燃料タンクの左右側面を覆う燃料タンクサイドカバーと、前記シート下方の車体の左右側面を覆うフレームサイドカバーとに分割して形成され、
    前記燃料タンクサイドカバーは前記燃料タンクに取り付けられ、前記フレームサイドカバーは前記シートを支持するシートレールに取り付けられ、前記燃料タンクサイドカバーの後端部と前記フレームサイドカバーの前端部とは連結部を介して結合されていることを特徴とする自動二輪車のサイドカバー。
  2. 前記連結部は、前記燃料タンクサイドカバーが前記フレームサイドカバーに対して前後方向及び上下方向に相対移動自在に結合可能に構成されている請求項1に記載の自動二輪車のサイドカバー。
  3. 前記燃料タンクサイドカバーは、前端部が車体側に締着されると共に中間部が前記燃料タンクの左右側面に面状ファスナを介して着脱可能に取り付けられている請求項1又は1に記載の自動二輪車のサイドカバー。
  4. 前記フレームサイドカバーは、弾性体を介して前記シートレールに弾性結合されている請求項1〜3のいずれか1の請求項に記載の自動二輪車のサイドカバー。
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