JP2010064366A - 印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】印刷物の取り忘れを防止する。
【解決手段】表示手段と、複数のユーザ端末からの印刷ジョブを受信する受信手段と、受信手段により受信した印刷ジョブを処理して排紙部に印刷物を排紙する印刷手段と、受信手段により受信した印刷ジョブがどのユーザ端末から送信されたものかを特定する特定手段と、特定手段により特定されたユーザ端末の位置情報を表示手段に表示させる表示制御手段とを備えた印刷装置を提供する。
【選択図】図4
【解決手段】表示手段と、複数のユーザ端末からの印刷ジョブを受信する受信手段と、受信手段により受信した印刷ジョブを処理して排紙部に印刷物を排紙する印刷手段と、受信手段により受信した印刷ジョブがどのユーザ端末から送信されたものかを特定する特定手段と、特定手段により特定されたユーザ端末の位置情報を表示手段に表示させる表示制御手段とを備えた印刷装置を提供する。
【選択図】図4
Description
本発明は、ネットワーク等を介して複数のユーザ端末に接続され、複数のユーザに共有使用される印刷装置に関するものである。
従来、ネットワーク等を介して複数のユーザ端末に接続され、複数のユーザに共有使用されるプリンターにおいて、印刷者がプリンターの排紙部から自己の印刷物を取り忘れると、排紙部に印刷物が溜まってしまい、そのまま放置されやがては廃棄されることが多く、紙資源の浪費となる。さらに、その放置された印刷物の内容が機密を保持すべきものであるときには、機密情報の漏洩が生じる可能性もある。
これに対し、特許文献1では、排紙部に残されている印刷物をスキャンすることにより画像データを取得し、取得した画像データを印刷時に保存しておいた画像データと照合してその印刷物がどのユーザ端末から送信されたものかを特定し、特定されたユーザ端末に印刷物の取得を促すメッセージを送信することにより、印刷物の取り忘れを防止することが提案されている。
しかし、この方法では、印刷者がそのユーザ端末から離れた場所にいる場合等にはそのメッセージが印刷者に伝わらないので、印刷物が取り忘れられたまま放置されてしまう。
これに対し、特許文献2では、排紙部に印刷物の取り残しを検出するためのセンサーを設け、印刷してから一定時間経過後にもその印刷物の取り残しが検出された場合に、その印刷物の先頭に、図7に示すような、印刷者名、印刷時間、印刷物名称等を記載した紙(以下、バナーという)を一枚挿入するバナー印刷を行うことにより、印刷者本人が印刷物を取りに来れない場合にも、印刷物の取り忘れに気づいた他の人が印刷者本人の代わりにそのバナーに記載されている印刷者名等の情報を参照して印刷物を届けてあげることを可能にすることが提案されている。
特開2007−45151号公報
特開2007−299242号公報
しかし、上記特許文献2では、他人が図7に示すようなバナーに記載されている印刷者名程度の情報を基に印刷者の席にまで印刷物を届けるようにしているので、その他人が印刷者の席の位置がどこであるかを知らない場合には印刷物を届けることができず、印刷物をプリンターの排紙部にそのまま放置することとなる。
特に、オフィスが大きく、そのプリンターを共有して使用するユーザが多いほど、他のユーザの席の位置まで事前に把握しておくことは困難である。
本発明は、上記事情に鑑み、印刷者以外の人が、その印刷者の席の位置を知らない場合であっても、印刷物を印刷者の席にまで確実に届けることができる印刷装置を提供することを目的とするものである。
本発明の印刷装置は、表示手段と、複数のユーザ端末からの印刷ジョブを受信する受信手段と、受信手段により受信した印刷ジョブを処理して排紙部に印刷物を排紙する印刷手段と、受信手段により受信した印刷ジョブがどのユーザ端末から送信されたものかを特定する特定手段と、特定手段により特定されたユーザ端末の位置情報を表示手段に表示させる表示制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
ここで、特定手段とは、受信手段により受信した全ての印刷ジョブについてその印刷ジョブがどのユーザ端末から送信されたものかを特定する手段に限らず、ある特定の条件の下で規定した少なくとも一部の印刷ジョブについてその印刷ジョブがどのユーザ端末から送信されたものかを特定する手段であってもよい。たとえば、印刷手段により処理された印刷ジョブについてその印刷ジョブがどのユーザ端末から送信されたものかを特定する手段、印刷物が排紙部に取り忘れられていると判断された印刷ジョブについてその印刷ジョブがどのユーザ端末から送信されたものかを特定する手段等が含まれる。
上記装置において、排紙された印刷物が取り去り済みである旨を入力するための入力手段を備え、表示制御手段が、表示手段に位置情報を表示させた後に入力手段から取り去り済みである旨の入力があった場合、表示手段におけるその取り去った印刷物の印刷ジョブを送信したユーザ端末の位置情報の表示を終了させるものであってもよい。
また、上記装置は、印刷物が排紙されてから一定時間経過後に印刷物が取り忘れられているか否かを判断する第1の判断手段と、第1の判断手段により印刷物が取り忘れられていると判断された場合、その取り忘れられている印刷物の印刷ジョブを送信したユーザ端末に取り忘れていることを知らせるメッセージを送信する送信手段とを備えたものであってもよい。
また、上記メッセージを送信してから一定時間以内にそのメッセージに対するユーザ端末からの返信がない場合、印刷手段において警告を出力する、排紙部の近傍に設けられた警告手段とをさらに備えたものであってもよい。
また、印刷物が排紙されてから一定時間経過後に印刷物が取り忘れられているか否かを判断する第2の判断手段と、第2の判断手段により印刷物が取り忘れられていると判断された場合、印刷手段において警告を出力する、排紙部の近傍に設けられた警告手段とを備えたものであってもよい。
表示制御手段は、特定手段によりユーザ端末が特定された印刷ジョブが複数である場合、ユーザ端末の位置情報を印刷ジョブ毎に識別可能な態様で表示させるものであってもよい。
本発明の印刷装置によれば、表示手段と、複数のユーザ端末からの印刷ジョブを受信する受信手段と、受信手段により受信した印刷ジョブを処理して排紙部に印刷物を排紙する印刷手段と、印刷手段により処理された印刷ジョブがどのユーザ端末から送信されたものかを特定する特定手段と、特定手段により特定されたユーザ端末の位置情報を表示手段に表示させる表示制御手段とを備えているので、印刷者以外の人が、その印刷者の席の位置を知らない場合であっても、印刷物を印刷者の席にまで確実に届けることができる。これにより、印刷物の取り忘れを減少させ、印刷物が無駄になることを防止し、紙資源の有効利用を図ることができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施の形態について説明する。
図1は、印刷処理システム1の構成の概要を示すブロック図である。図に示すように、このシステム1では、印刷装置2が、複数のユーザ端末M1、M2、…、Mi(パーソナルコンピュータ等)に、それらのユーザ端末M1、M2、…、Miから印刷ジョブを受信可能な状態で接続されている。
ユーザ端末M1、M2、…、Miは、ユーザによる対象データの印刷処理の指示に応じて、その対象データを印刷させるための印刷ジョブを印刷装置2に送信するプリンタドライバを備える。この印刷ジョブには、その印刷ジョブに関連する各種情報を付帯させることができ、少なくともその印刷ジョブがどのユーザ端末から送信されたものであるかを特定することができる情報、たとえばその印刷ジョブを指示した印刷者のID、その印刷ジョブを送信したユーザ端末の識別コード等の情報が付帯されている。
印刷装置2は、操作パネル10、送受信部20、制御部30(コントローラ)および印刷部40等を有する装置本体4と、該装置本体4に付設された給紙部5および排紙部6とを備えている。
操作パネル10は、装置本体3のハウジングに設けられているタッチパネル等であって、印刷ジョブを送信したユーザ端末の位置情報、印刷物の取り忘れを知らせる警告等を表示する表示部と、特定の印刷物が取り去り済みである旨の入力等を可能とする入力部とを備えている。ここで、操作パネル10、特に印刷物の取り忘れを知らせる警告を表示する表示部は、排紙部6の近傍に設けられていることが好ましい。ここで排紙部6の近傍とは、排紙部6から5メートル以内、好ましくは3メートル以内、より好ましくは1メートル以内を意味する。この警告を表示する表示部は、排紙部6の近傍に設けられている限り、その配設場所は特に限定されず、たとえば上述の印刷装置本体3から離れた場所に設けることも可能である。
送受信部20は、ユーザ端末M1、M2、…、Miからプリンタドライバを介して印刷ジョブを順次受信したり、制御部からの指示に応じてユーザ端末に印刷物の取り忘れを知らせるメッセージを送信したりする。
制御部30は、送受信部20において受信した印刷ジョブについて印刷処理が行われるよう、印刷部40を制御するとともに、排紙部に排紙された印刷物の取り忘れを防止するため、以下に詳細に説明するように、印刷装置2の本体各部を制御する。
印刷部は、受信した印刷ジョブに付帯されている印刷者のID、ユーザ端末の識別コード等のような情報に基づいてその印刷ジョブがどのユーザ端末から送信されたものかを特定し、特定されたユーザ端末の位置情報を操作パネル10の表示部に表示させる。ここで、ユーザ端末の位置情報とはユーザ端末のオフィス内における位置を示す情報であって、たとえばユーザ端末の位置が明示された座席配置図など、その情報を参照すればユーザ端末の位置を知らない人でも印刷物を印刷者の席に届けることができるような視覚情報をいう。
制御部30は、図示しない外部記録領域またはハードディスクに予め登録されているオフィス内の座席配置図およびその座席配置図における各ユーザ端末の位置情報に基づいて、その座席配置図における上記特定されたユーザ端末の位置に該当する部分を他の部分と区別して表示させる。たとえば図3に示すように、特定されたユーザ端末がある席の部分S1を他の部分と区別可能な表示色で点灯表示させる。
また、上記位置情報の表示した印刷ジョブについて、入力部からその印刷物が取り去り済みである旨の入力があったか否かの判断を所定の時間間隔で繰り返し行い、入力があった場合、表示部における取り去った印刷物の印刷ジョブを送信したユーザ端末の位置表示を終了させる。
これにより、ユーザが、印刷物を取り去る帰りに、操作パネル10の入力部においてその印刷物は取り去り済みである旨の入力を行えば、その印刷物の印刷ジョブを送信したユーザ端末の位置表示が終了される。また、操作パネル10がタッチパネルである場合、座席配置図が表示されている画面上に点灯表示されている印刷者の席の部分を手指しで指定することにより、上記入力を行うことができる。特に、ユーザが印刷者以外の人である場合には、表示部に表示されているユーザ端末の位置情報を参照することにより、印刷物を印刷者の席にまで迷うことなく確実に届けることができる。
なお、ユーザ端末が特定された印刷ジョブが複数である場合、制御部30は、ユーザ端末の位置情報を印刷ジョブ毎に識別可能な態様で表示させる。たとえば図4に示すように、座席配置図上に特定された各ユーザ端末がある席の部分S1、S2、S3、S4を印刷ジョブ毎に異なる色で表示させるとともに、その各ユーザ端末の席の表示に対応させて設けられた同色のボタンB1、B2、B3、B4を、そのユーザ端末が送信した印刷ジョブが処理された順を示す番号を付して表示させる。ユーザが、その4つの印刷ジョブのうち3番目に処理された印刷ジョブによる印刷物を取り去る帰りに、入力部においてその印刷物は取り去り済みである旨を入力した場合には、図5に示すように、その取り去った3番目の印刷ジョブを送信したユーザ端末の席S3の点灯表示やボタンB3の表示を終了させ、また、4番目のボタンB4を色は変えずに付する番号を4から3に繰り上げて表示させる。なお、この実施例による表示態様に限らず、種々の他の方法によりユーザ端末の位置情報を印刷ジョブ毎に識別可能な態様で表示させるようにしてもよい。
また、制御部30は、印刷物が排紙されてから一定時間t1経過後に、その一定時間t1以内にその印刷物について入力部における取り去り済みの入力があったかどうか調べることにより、その印刷物が取り忘れられているか否かを判断し、取り忘れられていると判断された場合、その印刷ジョブを送信したユーザ端末に取り忘れられていることを知らせるメッセージを、送受信部20を介して送信する。
また、そのメッセージを送信してから一定時間t2以内に、入力部における取り去り済みの入力がなく、かつ、そのメッセージに対するユーザ端末からの返信もない場合、操作パネルの表示部において、ユーザ端末の席の部分の表示を点灯から点滅に変えたり、その部分を大きく表示させる等その表示態様を変えることにより、印刷部40において警告を出力する。これにより、印刷部40の周辺の人にも印刷物が取り忘れられていることを知らせることができる。
一方、そのメッセージを送信してから一定時間t2以内に、そのメッセージに対するユーザ端末からの返信があった場合には、印刷部40における警告を行うことなく、入力部における取り去り済みの入力があるまで、表示部において、ユーザ端末がある席の部分点灯表示させる現状の表示状態を維持する。このユーザ端末からの返信は、後に印刷物を取りにいくという印刷者の意思の表れと解釈されるので、印刷部40の周辺の人にまで知らせる必要がないからである。ここで、一定時間t1、t2はそれぞれ、操作パネルにおいてユーザが設定した値であってもよいが、あらかじめ印刷装置の出荷時にデフォルトで設定されている値であってもよい。
なお、制御部30は、座席配置図におけるユーザ端末の位置情報の設定状況を操作パネル10の表示部に表示させ、入力部から座席配置図におけるユーザ端末の位置情報の設定や変更等の入力を受け付け、登録の内容を更新する。ユーザは、タッチパネル(操作パネル)上で、対象となるユーザ端末の位置をドラッグアンドドロップして別の位置に移動させたり、所望の位置を指定して新たなユーザ端末の位置の登録を追加させたりすることができる。
印刷部40は、送受信部により受信した印刷ジョブを順次処理して排紙部に印刷物を排紙するものである。
次いで、図6Aおよび図6Bのフローチャートを参照して、制御部30による、特に印刷物の取り忘れを防止するために行われる処理の流れについて説明する。
なお、制御部30による印刷物の取り忘れを防止する機能を使用するか否かは、その機能の「オン」、「オフ」を設定する設定画面を表示部に表示させ、ユーザに「オン」または「オフ」を選択させることにより決定することができる。以下では取り忘れ防止機能が「オン」に設定されているものとして説明する。
まず、受信した印刷ジョブに付帯されている印刷者のID、ユーザ端末の識別コード等のような情報に基づいてその印刷ジョブがどのユーザ端末から送信されたものかを特定し(ステップST1)、その印刷ジョブが処理されて印刷物が排紙部に排紙されるタイミングに合わせて、特定されたユーザ端末がある席の部分を他の部分と区別可能な表示色で点灯表示させた座席表示図を表示部に表示させる(ステップST2)。ここで、もし特定されたユーザ端末について、その位置情報がまだ登録されていない場合には、表示部の表示画面上に未登録ユーザ端末専用の領域を設け、その領域上の任意に決定した位置の部分をその未登録のユーザ端末の位置として点灯表示させる。
次に、印刷物が排紙されてから一定時間t1が経過するまで(ステップST3)、入力部からその印刷物が取り去り済みである旨の入力があったか否かの判断(ステップST4)を繰り返し行い、入力があったと判断されたとき、表示部における取り去った印刷物の印刷ジョブを送信したユーザ端末の位置表示を終了させ(ステップST5)、処理を終了する。
一方、印刷物が排紙されてから一定時間t1が経過するまで取り去り済みの入力がない場合には、その印刷ジョブを送信したユーザ端末に取り忘れられていることを知らせるメッセージを送信する(ステップST6)。
次に、メッセージを送信してから一定時間t2が経過するまで(ステップST7)、送信したメッセージに対するユーザ端末からの返信があったか否かを判断する処理と(ステップST8)、入力部からその印刷物が取り去り済みである旨の入力があったか否かを判断する処理と(ステップST9)を、そのいずれか一方のステップが肯定されるまで繰り返し行う。ステップST8において、メッセージに対するユーザ端末からの返信があったと判断された場合、ステップST10において、入力部からその印刷物が取り去り済みである旨の入力があったか否かの判断を繰り返し行い、入力があったと判断されたとき、表示部における取り去った印刷物の印刷ジョブを送信したユーザ端末の位置表示を終了させ(ステップST5)、処理を終了する。また、ステップST9において、入力部からその印刷物が取り去り済みである旨の入力があったと判断された場合、表示部における取り去った印刷物の印刷ジョブを送信したユーザ端末の位置表示を終了させ(ステップST5)、処理を終了する。
一方、メッセージを送信してから一定時間t2が経過するまで、入力部における取り去り済みの入力がなく、かつ、そのメッセージに対するユーザ端末からの返信もない場合、ユーザ端末がある席の部分の表示を点灯表示から点滅表示に変更した座席表示図を表示部に表示させ(ステップST10)、さらに、ステップST12において、入力部からその印刷物が取り去り済みである旨の入力があったか否かの判断を繰り返し行い、入力があったと判断されたとき、表示部における取り去った印刷物の印刷ジョブを送信したユーザ端末の位置表示を終了させ(ステップST5)、処理を終了する。
上述した実施の形態によれば、排紙部に排紙された印刷物を送信したユーザ端末の位置情報を表示部に表示させているので、その印刷者の席の位置を知らない印刷者以外の人であっても、印刷物を印刷者の席にまで確実に届けることができ、印刷物の取り忘れを減少させ、印刷物が無駄になることを防止し、紙資源の有効利用を図ることができる。
なお、上記実施の形態では、特定の印刷物が取り忘れられているか否かを、その印刷物について入力部から取り去り済みである旨の入力があったか否かを調べることにより判断する場合について説明しているが、たとえば特許文献1に記載されているように、排紙部に残されている印刷物をスキャンすることにより画像データを取得し、取得した画像データを印刷時に保存しておいた画像データと照合してその印刷物を特定するようにしてもよいし、特許文献2に記載されているように、排紙部に印刷物の取り残しを検出するセンサーを設け、特定の印刷物を印刷してから一定時間経過後あるいはその次の印刷ジョブを受け付けた時にも排紙部に印刷物の取り残しが検出された場合に、その特定の印刷物が取り忘れられていると判断するようにしてもよい。
なお、上記実施の形態において、制御部30は、印刷物が排紙されてから所定の時間が経過した後にも印刷物が取り忘れられていると判断された場合、印刷部40において警告を出力させ、印刷部40の周辺の人に印刷物の取り忘れを知らせるようにしてもよい。その警告の出力は、ユーザ端末に取り忘れられていることを知らせるメッセージを送信する前に行うようにしてもよいが、その送信の後に行うことがより好ましい。
また、上記実施の形態では、表示部に表示する印刷者の席の部分の表示態様を点灯から点滅に変えることにより、印刷部40において警告を出力する場合について説明しているが、たとえば排紙部の近傍に設けられたスピーカーに警告音を出力させたり、表示部に「取り忘れ」というメッセージを大きな文字で表示させる等他の方法により警告を出力することもできる。
1 印刷処理システム
2 印刷装置
6 排紙部
10 操作パネル
20 送受信部
30 制御部
40 印刷部
M1、M2、…、Mi ユーザ端末
2 印刷装置
6 排紙部
10 操作パネル
20 送受信部
30 制御部
40 印刷部
M1、M2、…、Mi ユーザ端末
Claims (6)
- 表示手段と、
複数のユーザ端末からの印刷ジョブを受信する受信手段と、
該受信手段により受信した印刷ジョブを処理して排紙部に印刷物を排紙する印刷手段と、
前記受信手段により受信した印刷ジョブがどのユーザ端末から送信されたものかを特定する特定手段と、
該特定手段により特定されたユーザ端末の位置情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段と
を備えたことを特徴とする印刷装置。 - 前記排紙された印刷物が取り去り済みである旨を入力するための入力手段を備え、
前記表示制御手段が、前記表示手段に前記位置情報を表示させた後に前記入力手段から前記取り去り済みである旨の入力があった場合、前記表示手段における前記取り去った印刷物の印刷ジョブを送信したユーザ端末の位置情報の表示を終了させるものであることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。 - 前記印刷物が排紙されてから一定時間経過後に前記印刷物が取り忘れられているか否かを判断する第1の判断手段と、
該第1の判断手段により前記印刷物が取り忘れられていると判断された場合、該取り忘れられている印刷物の印刷ジョブを送信したユーザ端末に取り忘れていることを知らせるメッセージを送信する送信手段と
を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の印刷装置。 - 前記印刷物が排紙されてから一定時間経過後に前記印刷物が取り忘れられているか否かを判断する第2の判断手段と、
該第2の判断手段により前記印刷物が取り忘れられていると判断された場合、前記印刷手段において警告を出力する、前記排紙部の近傍に設けられた警告手段と
を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の印刷装置。 - 前記メッセージを送信してから一定時間以内に前記送信されたメッセージに対する前記ユーザ端末からの返信がない場合、前記印刷手段において警告を出力する、前記排紙部の近傍に設けられた警告手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の印刷装置。
- 前記表示制御手段が、前記特定手段によりユーザ端末が特定された印刷ジョブが複数である場合、前記ユーザ端末の位置情報を前記印刷ジョブ毎に識別可能な態様で表示させるものであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008232929A JP2010064366A (ja) | 2008-09-11 | 2008-09-11 | 印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008232929A JP2010064366A (ja) | 2008-09-11 | 2008-09-11 | 印刷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010064366A true JP2010064366A (ja) | 2010-03-25 |
Family
ID=42190372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008232929A Withdrawn JP2010064366A (ja) | 2008-09-11 | 2008-09-11 | 印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010064366A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013095118A (ja) * | 2011-11-04 | 2013-05-20 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及びプログラム |
JP2016207046A (ja) * | 2015-04-25 | 2016-12-08 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成システム |
JP2017215443A (ja) * | 2016-05-31 | 2017-12-07 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2019025702A (ja) * | 2017-07-27 | 2019-02-21 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成システム、画像形成装置及びプログラム |
-
2008
- 2008-09-11 JP JP2008232929A patent/JP2010064366A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20111206 |