JP2010064014A - 塗布ユニットおよびそれを用いたパターン修正装置 - Google Patents

塗布ユニットおよびそれを用いたパターン修正装置 Download PDF

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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Abstract

【課題】欠陥部を短時間で修正することが可能な塗布ユニットを提供する。
【解決手段】この塗布ユニット1は、底に貫通孔2aが形成され、修正インク4が注入された容器2と、長さ方向に貫通する中空孔5aを有し、貫通孔2aの内径と略同じ外径の塗布針5と、塗布針5の先端部を貫通孔2aの上から下降させて貫通孔2aの下に突出させる駆動部7とを備える。したがって、塗布針5の先端部に付着した修正インク4に加え、塗布針5の中空孔5a内の修正インク4も白欠陥部26に塗布できる。
【選択図】図3

Description

この発明は塗布ユニットおよびそれを用いたパターン修正装置に関し、特に、基板上に形成された微細パターンの欠陥部に修正液を塗布するための塗布ユニットと、それを用いたパターン修正装置に関する。
近年、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、ELディスプレイなどのフラットパネルディスプレイの大型化、高精細化に伴って、ディスプレイの製造工程において、基板上の配線などに欠陥が発生したり、液晶カラーフィルタの着色層に欠陥が発生したりする確率が高くなっている。このため、そのような欠陥を修正して歩留まりの向上を図る方法が提案されている。
たとえば、液晶カラーフィルタの着色層の一部が色抜けした白欠陥(欠陥部)を修正する方法として、容器に注入された修正インク(修正液)を塗布針の先端部に付着させた後、その塗布針の先端を白欠陥に接触させて修正液を白欠陥に塗布する方法がある(たとえば、特許文献1,2参照)。
特開平9−61296号公報 特開2006−310266号公報
しかし、従来の方法では、塗布針先端の平坦面に付着した修正インクを白欠陥に転写するので、塗布サイズは塗布針先端の平坦面の大きさで決まる。このため、白欠陥が大きい場合は、白欠陥内で塗布針の位置を変えながら複数回に分けて塗布する必要があり、修正時間が長くなると言う問題があった。
また、液晶ディスプレイの大型化に伴って液晶カラーフィルタの画素サイズが大きくなっており、1画素の一部領域に白欠陥がある場合でも、レーザ照射によって1画素の全領域を白欠陥にしてから修正インクを塗布したいという要求がある。しかし、1画素の全領域に修正インクを塗布するためには、より多くの塗布回数が必要となり、修正時間が長くなっていた。
それゆえに、この発明の主たる目的は、欠陥部を短時間で修正することが可能な塗布ユニットと、それを用いたパターン修正装置を提供することである。
この発明に係る塗布ユニットは、基板上に形成された微細パターンの欠陥部に修正液を塗布するための塗布ユニットであって、その底に第1の孔が形成され、修正液が注入された容器と、その長さ方向に貫通する第2の孔を有し、第1の孔の内径と略同じ外径の塗布針と、塗布針の先端部を第1の孔の上から下降させて第1の孔の下に突出させる第1の駆動手段とを備え、毛細管現象によって第2の孔内に浸入した修正液と塗布針の先端部に付着した修正液とを欠陥部に塗布することを可能とすることを特徴とする。
好ましくは、塗布針の先端には平坦面が形成され、第2の孔は平坦面に略垂直に形成されている。
また好ましくは、第1の駆動手段は、待機時は、塗布針の先端部を容器内の修正液に浸漬させて、第2の孔内に修正液を毛細管現象で浸入させ、塗布時は、塗布針の先端部を下降させて第1の孔の下に突出させる。
また好ましくは、さらに、塗布針の基端側から第2の孔内に気体を供給し、第2の孔内の修正液を欠陥部に流す気体供給手段を備える。
また、この発明に係るパターン修正装置は、基板上に形成された微細パターンの欠陥部を修正するパターン修正装置であって、上記塗布ユニットと、塗布ユニットと基板とを相対移動させて塗布針の先端を欠陥部に接触させ、欠陥部に修正液を塗布する第2の駆動手段とを備えたことを特徴とする。
この発明に係る塗布ユニットでは、その底に第1の孔が形成され、修正液が注入された容器と、その長さ方向に貫通する第2の孔を有し、第1の孔の内径と略同じ外径の塗布針と、塗布針の先端部を第1の孔の上から下降させて第1の孔の下に突出させる第1の駆動手段とを備え、毛細管現象によって第2の孔内に浸入した修正液と塗布針の先端部に付着した修正液とを欠陥部に塗布することを可能とする。したがって、第2の孔内の修正液も塗布できるので、孔の無い塗布針を使用していた従来よりも多くの修正液を塗布することができる。よって、塗布の回数を減らすことができ、修正時間の短縮化を図ることができる。
図1は、この発明の一実施の形態による塗布ユニットの構成を示す断面図である。図1において、塗布ユニット1は、容器2、蓋3、塗布針5、塗布針固定板6、および駆動部7を備える。
容器2の底の中央には、塗布針5の外径よりも僅かに大きな内径の貫通孔2aが形成されている。容器2内には、修正インク4が注入されている。容器2の上端の開口部は蓋3で閉じられている。蓋3の中央には、塗布針5の外径よりも僅かに大きな内径の貫通孔3aが形成されている。塗布針5は、貫通孔2a,3aの中心を結ぶ直線に沿って上下動可能に保持されている。塗布針5が貫通孔2a,3aに挿入されたとき、塗布針5と貫通孔2a,3aの間には一定の隙間が存在する。
容器2および蓋3は、たとえば、フッ素系樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリアセタール樹脂などのような樹脂系材料、あるいは、修正インク4で腐食されない金属材料などで形成されている。また、容器2および蓋3は、金属材料で形成し、その表面をフッ素系樹脂などでコーティングしたものでもよい。容器2の底の貫通孔2aは微小であるので、修正インク4の表面張力や容器2の撥液性により貫通孔2aから修正インク4が漏れることはない。
塗布針5の外径は1mm以下であり、たとえば0.7〜0.4mm程度である。塗布針5の先端部は、先端に近づくに従って先細りになるようにテーパ状に加工されている。塗布針5には、その長さ方向に貫通する中空孔5aが形成されている。塗布針5の先端には、直径30μm〜200μm程度の平坦面が形成されている。この平坦面は、塗布針5および中空孔5aの中心線と直交している。
塗布針5としては、たとえば、テーパ部以外の軸部分の太さが一定であるものや、テーパ部以外の軸部分のうちの先端側が基端側よりも細い段付きのものを使用する。塗布針5は、金属材料からなり、その内部を貫通する中空孔5aを含めて機械加工で成型される。その他、ガラス管を引き伸ばして塗布針5を形成してもよい。ガラスで塗布針5を形成した場合、その先端部が弱くなる場合があるので、他部材で補強してもよい。
塗布針5の先端が修正インク4に浸かった状態にあると、毛細管現象により塗布針5に設けた中空孔5aに修正インク4が吸い込まれ、中空孔5a内の修正インク4の液面は容器2内の修正インク4の液面よりも高くなる。容器2内の修正インク4の液面から見た中空孔5a内の修正インク4の液面の高さは、修正インク4の特性や中空孔5aの径などによって決まり、修正インク4および塗布針5が同じであればほぼ一定値になる。
中空孔5aの内径は、塗布針5先端の平坦面の外径よりも小さく、その長さは修正インク4が吸い込まれる高さよりも長く設定される。また、微細な径で深く孔を形成するのが難しい場合は、図1に示すように、塗布針5の基端側の中空孔5aの内径を先端側よりも大きく設定し、中空孔5aを段付き孔としてもよい。
修正インク4としては、修正対象である白欠陥部が存在する画素と同色のインクを用いる。修正インク4の粘度は、30cP(センチポアーズ)前後に調整される。修正インク4は、塗布針5の先端部が浸かる程度に容器2内に注入される。1回の塗布動作で消費される修正インク4の量はpl(ピコリットル)単位であるので、容器2内に注入する修正インク4は微量でよく、たとえば、50μl(マイクロリットル)以下とする。
塗布針5の基端部は塗布針固定板6に固定され、塗布針固定板6は駆動部7によって上下方向に駆動される。すなわち、駆動部7は直動案内軸受8を含み、直動案内軸受8はスライド部8aとレール部8bを含む。塗布針固定板6はスライド部8aに固定され、レール部8bは支持台9に固定される。
直動案内軸受8は、スライド部8aとレール部8bとの間に複数の転動体(ボールなど)を介在させた循環式転がり案内の構成を有し、スライド部8aはレール部8b上を極軽い力で自在に直線運動することが可能である。したがって、塗布針固定板6は、直動案内軸受8によって上下方向に移動可能に保持される。また、直動案内軸受8を用いることで、塗布針5の支持剛性を強くできるため、塗布精度の安定化を図ることができる。
支持台9には、塗布針5の駆動手段としてエアシリンダ10が固定されている。エアシリンダ10の出力軸10aは下向きに配置され、その先端部にはストッパ11が水平に固定される。ストッパ11は、直動案内軸受8のスライド部8aを下から支え、スライド部8aが自重で落下しないよう保持し、その位置を固定する。容器2は、たとえば支持台9に固定される。
図2は、液晶表示パネルの構成部品であるカラーフィルタ20の一部を示す図である。図2において、カラーフィルタ20は、ガラス基板21と、その表面に形成されたブラックマトリックス22と呼ばれる格子状のパターンと、複数組のR(赤色)画素23、G(緑色)画素24、およびB(青色)画素25とを含む。カラーフィルタの製造工程においては、画素やブラックマトリックス22の色が抜けてしまった白欠陥や、隣の画素と色が混色したり、ブラックマトリックス22が画素にはみ出してしまった黒欠陥や、画素に異物が付着した異物欠陥などが発生する。画素内に欠陥が発生した場合は、その画素全体にレーザ光を照射し、その画素全体が白欠陥部に変換される。図2では、B画素25が白欠陥部26に変換された状態が示されている。
次に、塗布ユニット1を用いて白欠陥部26を修正する方法について説明する。まず、塗布ユニット1とカラーフィルタ20を相対移動させて、修正対象の白欠陥部26の上方に塗布針5を位置決めする。次に、エアシリンダ10の出力軸10aを下方に移動させると、この移動に合わせて、直動案内軸受8のスライド部8aとこれに固定される塗布針固定板6と塗布針5の自重により、スライド部8aはレール部8bに沿って下方に移動する。その結果、図3に示すように、塗布針5の先端部は容器2の底の貫通孔2aを貫通して容器2の下に突出する。このとき、塗布針5の先端部には修正インク4が付着し、その中空孔5aには一定の高さまで修正インク4が浸入した状態にある。
次に、図4に示すように、塗布ユニット1を下降させて、修正インク4が付着した塗布針5の先端を白欠陥部26に接触させる。すると、塗布針5の先端に付着した修正インク4と中空孔5a内の修正インク4とが白欠陥部26に塗布され、修正層4aが形成される。
すなわち図2に示すように、塗布針5の先端が白欠陥部26に接触した段階で、塗布針5の先端に付着した修正インク4が塗布針5を中心として白欠陥部26上を広がっていく。また、塗布針5の先端が白欠陥部26に接触すると、塗布針5の中空孔5a内の修正インク4もそれに引かれて白欠陥部26に流れ込み、白欠陥部26全域に渡って修正インク4が広がって、修正層4aが形成される。
なお、塗布針5の先端が白欠陥部26に接触した後に継続して塗布ユニット1を下降させてもスライド部8aがレール部8bに沿って上方に退避するので、塗布針5の先端には過大な負荷が加わらない。そのため、塗布時にガラス基板21に加えられる荷重は、スライド部8aと、塗布針固定板6と、塗布針5の合計重量となり、たとえば、約10g前後と軽荷重である。
塗布針5の先端が一定時間、白欠陥部26に接触したのち、エアシリンダ10の出力軸10aを上方に移動させると、出力軸10aに固定されたストッパ11に押されてスライド部8aが上方に移動し、これに固定された塗布針5の先端が修正インク4に浸漬した状態、つまり、図1に示した状態に戻り、1回の塗布動作が終了する。仮に、1回の塗布動作で白欠陥部26の全体に修正インク4を塗布できない場合には、塗布位置を変えて、同じように塗布すればよい。
この実施の形態では、塗布針5の先端部に付着した修正インク4に加え、塗布針5の中空孔5a内の修正インク4も塗布できるので、中空孔の無い塗布針を使用していた従来よりも多くの修正インク4を塗布することができる。よって、塗布の回数を減らすことができ、修正時間の短縮化を図ることができる。
また、塗布が終了すると、塗布針5の先端部は容器2内に戻って修正インク4に浸漬されるので、塗布針5の先端部に付着した修正インク4が乾燥するのを防止することができる。
また、容器2内は、蓋3の貫通孔3aと塗布針5との隙間を除いて密閉されるので、修正インク4が大気に触れる面積を最小限に留めることができる。したがって、修正インク4中の溶媒の蒸発を防止して、修正インク4の使用期間を従来よりも延ばすことができる。
さらに、連続塗布が必要な場合には、塗布針5を上昇させて容器2内の修正インク4中に塗布針5の先端部を戻せば、再度、塗布することが可能となる。したがって、インクタンクと修正位置との間を水平方向に往復動させる場合に比べ、繰り返しの間隔を短く設定することができ、修正インク4の乾燥を防止するとともに、タクトタイムの短縮化を図ることができる。
図5は、実施の形態の変更例を示す断面図である。図5において、この変更例は、図1で示した塗布ユニット1に気体供給装置30および気体供給源35を追加したものである。気体供給装置30は、気体供給源35のガス供給口と塗布針5の中空孔5aの入口との間に直列接続されたレギュレータ(R)31、電磁バルブ(V)32、およびマスフローコントローラ(MFC)33と、タイマ(T)34とを含む。レギュレータ31は、気体供給源35から供給された気体の圧力を所望の値に調整するものである。電磁バルブ32は、タイマ34によって制御され、開放または遮断状態にされる。マスフローコントローラ33は気体の流量を制御する。マスフローコントローラ33は省略可能である。気体としては、たとえば窒素ガスが用いられるが、使用する修正インク4の劣化がなければ圧縮空気でもよい。
図5に示すように、塗布針5の先端が白欠陥部26に接触したことに応じて、電磁バルブ32をタイマ34で設定した時間だけ開放し、中空孔5aに気体を流して中空孔5a内の修正インク4を押し出し、白欠陥部26に充填する。なお、気体の圧力、気体の流量、気体を流す時間は、予め実験を行なって最適値に調整しておく。この変更例では、気体で中空孔5a内の修正インク4を全て外部に押し出すので、白欠陥部26に塗布する修正インク4の量を増やすことができる。したがって、大きなサイズの白欠陥部26を、より少ない塗布回数で修正することができ、修正時間の短縮化を図ることができる。
また、図6は、塗布ユニット1を備えたパターン修正装置40の構成を示す斜視図である。図6において、このパターン修正装置40では、定盤41の中央部に、カラーフィルタ20を固定するチャック42が設けられ、チャック42を跨ぐようにしてガントリ型のXYステージ43が設けられる。XYステージ43は、図中X軸方向に移動するX軸ステージ43aと、X軸ステージ43aを搭載して図中のY軸方向に移動する門型のY軸ステージ43bとを含む。
X軸ステージ43aには、上下方向に移動可能なZ軸ステージ44が固定される。Z軸ステージ44には、観察光学系45およびレーザ46が搭載され、必要に応じて修正インク4を硬化させる硬化装置(図示せず)が搭載される。また、Z軸ステージ44にはXYZステージ47が固定され、XYZステージ47には4つの塗布ユニット1が搭載されている。4つの塗布ユニット1の容器2には、それぞれR(赤色)、G(緑色)、B(青色)、および黒色の修正インク4が搭載されている。
XYステージ43およびZ軸ステージ44を駆動することにより、観察光学系45およびレーザ46をカラーフィルタ20の表面の所望の位置に移動させることが可能となっている。観察光学系45は、カラーフィルタ20の表面、修正前後の白欠陥部26などを観察するために使用される。レーザ46は、一部に欠陥が存在する画素全体にレーザ光を照射して、その画素全体を白欠陥部26に変換するために使用される。
XYZステージ47は、4つの塗布ユニット1のうちの修正対象の白欠陥部26に応じて選択された塗布ユニット1の塗布針5の先端を白欠陥部26の上方の所定の位置に位置決めする。塗布ユニット1の駆動部7は、その塗布針5を下降させて塗布針5の先端部を容器2の下に突出させ、塗布針5の先端部に修正インク4を付着させる。XYZステージ47は、塗布ユニット1を下降させて塗布針5の先端を白欠陥部26に接触させ、修正インク4を白欠陥部26に塗布する。
なお、この実施の形態では、塗布ユニット1が液晶表示装置のカラーフィルタ20の白欠陥部26の修正に適用された場合について説明したが、この塗布ユニット1はフラットパネルディスプレイの他の基板の欠陥の修正にも適用可能であることは言うまでもない。ただし、修正インク4の代わりに修正対象の欠陥部に応じた種類の修正液を使用する必要がある。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の一実施の形態による塗布ユニットの構成を示す断面図である。 図1に示した塗布ユニットの修正対象であるカラーフィルタを示す図である。 図1に示した塗布ユニットの使用方法を示す断面図である。 図1に示した塗布ユニットの使用方法を示す他の断面図である。 実施の形態の変更例を示す図である。 図1に示した塗布ユニットを備えたパターン修正装置の構成を示す斜視図である。
符号の説明
1 塗布ユニット、2 容器、2a,3a 貫通孔、3 蓋、4 修正インク、4a 修正層、5 塗布針、5a 中空孔、6 塗布針固定板、7 駆動部、8 直動案内軸受、8a スライド部、8b レール部、9 支持台、10 エアシリンダ、10a 出力軸、11 ストッパ、20 カラーフィルタ、21 ガラス基板、22 ブラックマトリックス、23 R画素、24 G画素、25 B画素、26 白欠陥部、30 気体供給装置、31 レギュレータ、32 電磁バルブ、33 マスフローコントローラ、34 タイマ、35 気体供給源、40 パターン修正装置、41 定盤、42 チャック、43 XYステージ、43a X軸ステージ、43b Y軸ステージ、44 Z軸ステージ、45 観察光学系、46 レーザ、47 XYZステージ。

Claims (5)

  1. 基板上に形成された微細パターンの欠陥部に修正液を塗布するための塗布ユニットであって、
    その底に第1の孔が形成され、前記修正液が注入された容器と、
    その長さ方向に貫通する第2の孔を有し、前記第1の孔の内径と略同じ外径の塗布針と、
    前記塗布針の先端部を前記第1の孔の上から下降させて前記第1の孔の下に突出させる第1の駆動手段とを備え、
    毛細管現象によって前記第2の孔内に浸入した前記修正液と前記塗布針の先端部に付着した前記修正液とを前記欠陥部に塗布することを可能とすることを特徴とする、塗布ユニット。
  2. 前記塗布針の先端には平坦面が形成され、
    前記第2の孔は前記平坦面に略垂直に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の塗布ユニット。
  3. 前記第1の駆動手段は、待機時は、前記塗布針の先端部を前記容器内の前記修正液に浸漬させて、前記第2の孔内に前記修正液を毛細管現象で浸入させ、塗布時は、前記塗布針の先端部を下降させて前記第1の孔の下に突出させることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の塗布ユニット。
  4. さらに、前記塗布針の基端側から前記第2の孔内に気体を供給し、前記第2の孔内の前記修正液を前記欠陥部に流す気体供給手段を備える、請求項1から請求項3までのいずれかに記載の塗布ユニット。
  5. 基板上に形成された微細パターンの欠陥部を修正するパターン修正装置であって、
    請求項1から請求項4までのいずれかに記載の塗布ユニットと、
    前記塗布ユニットと前記基板とを相対移動させて前記塗布針の先端を前記欠陥部に接触させ、前記欠陥部に前記修正液を塗布する第2の駆動手段とを備えたことを特徴とする、パターン修正装置。
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