JP2010063824A - 椅子 - Google Patents

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正義 鈴木
Kazutake Oki
一毅 大木
Takeshi Touchi
武 登内
Takuma Ikeda
拓馬 池田
Naoto Abe
直登 阿部
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Abstract

【課題】ハンガーを着脱可能に装着可能な椅子において、ハンガーの取り付け作業を容易に行えるようにするとともに、設計の自由度を確保する。
【解決手段】上端側に分岐桿部51a2を有した背支桿51と、この背支桿51に着脱可能に装着されるハンガー9とを備えた椅子において、前記ハンガー9に、前記両分岐桿部51a2の頂部間に架設されるベース91と、このベース91の前記各分岐桿部51a2に対してオフセットした部位に起立させて設けた支柱92と、前記支柱92に支持されたハンガー本体93とを備える構成を採用する。
【選択図】図3

Description

本発明は、背支桿に着脱可能に装着されるハンガーを備えた椅子に関する。
従来、自席でデスクワークを行う際に、上着を脱いで自分の椅子の背凭れに掛けるということが行われていたが、その際に袖や裾が床にこすれて汚れる等の不具合が生じていた。これを解決するために、上着を掛けるためのハンガー部を背凭れに取り付けた椅子が種々知られている。このような椅子の一例として、背凭れの背面に支持部材を介してハンガーを取り付けるようにしているものが挙げられる(例えば、特許文献1を参照)。前記特許文献1記載の椅子は、支持部材が、背凭れの背面に取り付けられる本体と、この本体の後方に設けられる蓋部材とにより形成され、前記本体と前記蓋部材との間にハンガーを配して支持する構成を有する。
特開2004−159747公報
ところで、特許文献1記載の構成の椅子においては、ハンガーを用いる態様と用いない態様との双方に対応すべく、ハンガーを背凭れに対して着脱可能にしている。このハンガーの取り付けに際しては、本体部材に設けた溝部にハンガーの支柱を嵌め込み、その後本体部材の後方に蓋部材を取り付けるという作業を必要とする。また、ハンガーの取り外しに際しては、前記蓋部材を取り外す作業を必要とする。
しかし、このような構成では、ハンガーの着脱の際に手間がかかると感じられる場合があるという不具合が存在する。
本発明はこのような課題を解決すること、すなわちハンガーの着脱を容易にすることを目的とする。
すなわち本発明に係る椅子は、前記課題を解決すべく、上端側に分岐桿部を有した背支桿と、この背支桿に着脱可能に装着されるハンガーとを備えた椅子であって、前記ハンガーが、前記両分岐桿部の頂部間に架設されるベースと、このベースの前記各分岐桿部に対してオフセットした部位に起立させて設けた支柱と、前記支柱に支持されたハンガー本体とを備えたものであることを特徴とする。
このようなものであれば、前記ベースの前記各分岐桿部に対してオフセットした部位に支柱を起立させて設けているので、前記両分岐桿部の頂部の真上からベースにアクセス可能であり、この領域に前記両分岐桿部と該ベースとを接続するための取付部を設けることができる。なお、本発明において、「ベースの前記各分岐桿部に対してオフセットした部位」とは、前記各分岐桿部から幅方向にオフセットした部位、前記各分岐桿部から前後方向にオフセットした部位、及び前記各分岐桿部から幅方向及び前後方向にオフセットした部位の全てを含む概念である。
このような椅子の外観を整えるには、前記ベースが、前記両分岐桿部の頂部に載せられるベース本体と、ベース本体から下方に延伸して設けられ前記各分岐桿部の背面に沿って垂下する隠蔽片とを備えたものであり、前記ベース本体が前記背支桿の両分岐桿部に取付具を介して取り付けられているものが望ましい。このようなものであれば、ハンガーと背支桿との接合部分を隠蔽片により隠蔽できるからである。また、このような隠蔽片の強度を高くすれば、ハンガー本体に衣類を掛けた場合に衣類の荷重によりハンガー支柱が後傾する作用を受けた場合であっても、この隠蔽片が各分岐桿部の背面に衝き当たることによりハンガーの後傾を防ぐことができ、このようなハンガーにより衣類を安定して保持できる。
また、このようなハンガーを安定して背支桿に取り付けるようにしつつ、ハンガー本体を背支桿から後方にオフセットした状態に取り付けるようにするための態様として、前記背支桿の両分岐桿部が略直線状に起立する形態をなしており、前記ハンガーの支柱を前記分岐桿部に対して後傾させてあるものが挙げられる。
そして、前記背支桿の両分岐桿部に弾性横桿の中間部二箇所を枢軸を用いて取り付け、この弾性横桿を介して背板を前記背支桿に支持させるようにしたものにおいて、ハンガーの取り付けをより容易に行えるようにするためには、前記各枢軸の上端を前記各分岐桿部の頂部にそれぞれ露出させ得るように構成し、この枢軸を利用して前記ハンガーのベースを前記両分岐桿部に取り付けるようにしているものが望ましい。
加えて、ハンガーの取り付け作業を容易に行うようにするための構成として、ハンガーのベースの下面に、前記両分岐桿部の上端に設けた凹み領域に係り合うことによりハンガーの両分岐桿部に対する位置決めが可能な突起を設けているものが挙げられる。
本発明に係る椅子の構成によれば、ハンガーの支柱をベースの前記各分岐桿部に対してオフセットした部位に起立させて設け、前記両分岐桿部の頂部の真上からベースにアクセス可能にしているので、この領域に前記両分岐桿部と該ベースとを接続するための取付部を設け、このハンガーの取り付け作業を容易に行うことができるとともに、設計の自由度を確保できる。
以下、本発明をシンクロチルト式の事務用回転椅子100に適用した場合の一実施形態につき、図面を参照して説明する。
この椅子100は、図1〜図3に示すように、脚1と、この脚1の上部に支持され水平旋回可能な支持基部2と、この支持基部2の上に配された座受3と、この座受3に保持された座4と、前記支持基部2に後傾動作可能に設けられた背支持体5と、この背支持体5に取り付けられた背凭れ6とを具備してなる。
前記脚1は、脚ベース11と、脚ベース11の中心部に設けられた脚支柱12とを備えてなる。前記脚ベース11は、中心部に設けたハブ11aから脚羽根11bを放射状に突出させて設けたもので、前記脚羽根11b先端にキャスター11cをそれぞれ設けている。前記脚支柱12は、ガススプリングを主体に構成されたもので、上下方向に弾性的に伸縮し、所望位置でロックすることができるようにした通常のものである。
前記支持基部2は、前記脚支柱12の上端部に取り付けられたハウジング21と、このハウジング21に剛結され前記背支持体5を後傾動作可能に支持する主軸22と、前記ハウジング21内に設けられ前記背支持体5の後傾動作に対して反発力を発生させる図示しない傾動反力発生機構とを具備してなる。前記傾動反力発生機構は、コイルスプリングやガススプリング等を用いた通常のものであるため、説明を省略する。
前記座受3は、前記座4を保持するシェル状のもので、その前端側が前記支持基部2に前後動可能に取り付けられているとともに、その後端側が前記背支持体5の基端部に支持されている。
前記背支持体5は、前記支持基部2の主軸22に後傾動作可能に支持された背支桿51と、この背支桿51の上端部に取り付けられた弾性横桿52とを具備してなる。前記背支桿51は、基端部を前記支持基部2に取り付けた下部背フレーム51bと、この下部背フレーム51bの先端に結合した上部背フレーム51aとを備えている。前記下部背フレーム51bは、金属製のもので、その外側がカバー53により覆われている。そのカバー53の外面は、前記上部背フレーム51aの外面に連続するように位置づけられている。前記上部背フレーム51aは、合成樹脂により一体成形されたもので、その上部を二股に分岐させて分岐桿部51a2を形成している。この分岐桿部51a2は、略直線状に起立している。前記弾性横桿52は、背支桿51とは独立した付け替え可能な部材である。また、この弾性横桿52は、中間部二箇所を前記背支桿51の頂部、さらに具体的には各分岐桿部51a2の頂部に設けた取付部接続部51a21に枢軸たる取付軸51a22を介して支持させた板ばね状のもので、その両端部で前記背凭れ6を支えている。この弾性横桿52は、具体的には、中間部二箇所に設けてなるとともに、前記取付部接続部51a21にそれぞれ係り合わせてなる左右1対の取付部52bと、前記各取付部52bから左右にそれぞれ延出させて設けた左右1対のアーム部52aと、前記左右の取付部52b間を弾性的に連結する連結部52cとを一体に有する合成樹脂製のものである。また、前記接続部52bには前記取付軸51a22を挿通させるための軸挿通孔52b1を設けているとともに、この取付軸51a22を各分岐桿部51a2の取付部接続部51a21の下方からねじ部材51a26により各分岐桿部51a2に取り付けている。ここで、各分岐桿部51a2の上端面には凹み領域51a23を設けていて、前記取付軸51a22はこの凹み領域51a23内に配している。また、この取付軸51a22の上端には、後述するハンガー9等のオプション部材を取り付け可能にすべく、雌ねじ穴51a25を設けている。そして、通常はこの取付軸51a22を隠蔽すべく、図4に示すようにカバー部材51a24を装着している。このカバー部材51a24は、着脱可能である。
前記背凭れ6は、背板61を主体に構成されたものである。前記背板61は、背板本体61aとこの背板本体61aの左右両側部に設けた側端取付部61cと、前記背板本体61aの下端部に設けた下端取付部61bとを具備してなるもので、前記側端取付部61cを前記弾性横桿52の両端部に接続するとともに、前記下端取付部61bを前記背支桿51の下部背フレーム51bに取り付けている。前記背板本体61aは、合成樹脂により作られたもので、孔61dを有しない周縁枠部61a1と、この周縁枠部61a1に囲まれた中間面部61a2とを具備してなる。前記中間面部61a2は、複数の孔61dを設けた樹脂メッシュ領域Mと、孔61dを有しない樹脂シェル領域Sとを備えたもので、その樹脂メッシュ領域Mと樹脂シェル領域Sとを交互に配置している。前記周縁枠部61a1の前面と前記中間面部61a2との境界には、段部61a3が形成されている。
また、この椅子100は、着座者の肘を凭れ掛けるための肘当て102と、先端にこの肘当て102を左右方向にスライド可能に支持するとともに基端を前記座受3に接続してなる肘支柱101とを有する肘掛け10をさらに具備する。
しかして、この椅子100は、前記図1〜図3、及び図5に示すように、前記背支桿51に着脱可能に装着されるハンガー9をさらに具備する。
このハンガー9には、前記両分岐桿部51a2の頂部間に架設されるベース91と、このベース91の前記各分岐桿部51a2に対して幅方向にオフセットした部位に起立させて設けた支柱92と、前記支柱92に支持されたハンガー本体93とを備えている。
前記ベース91は、前記両分岐桿部51a2の頂部に載せられるベース本体91aと、ベース本体91aから下方に延伸して設けられ前記各分岐桿部51a2の背面に衝き当たる後傾抑止片91bとを備えている。
より具体的には、前記ベース本体91aは、前記背支桿51の両分岐桿部51a2の上端間に架設してなり、左右両端部を取付具、例えば雄ねじ部材94を用いて両分岐桿部51a2にそれぞれ取り付けている。
一方、前記後傾抑止片91bは、ベース本体91aの左右両端部の後端部から下方に延伸させて設けている。
また、このベース91は、図5に示すように、弾性横桿52を取り付けるための前記取付軸51a22を利用して前記両分岐桿部51a2の頂部に取り付けるようにしている。具体的には、このベース91のベース本体91aの左右両端部において前記取付軸51a22の上端部に設けた雌ねじ孔51a25と重合する位置にねじ挿通孔91a1を設けている。そして、これら雌ねじ孔51a25及びねじ挿通孔91a1を重合させた状態で、取付具たる雄ねじ部材94を前記雌ねじ孔51a25にねじ止めすることにより、ベース91のベース本体91aを前記両分岐桿部51a2の上端間に架設するようにしている。さらに本実施形態では、ベース本体91aのねじ挿通孔91a1を囲む領域にカバー部材51a24を装着可能な凹み領域91a2を設けている。このカバー部材51a24は、このハンガー9を取り付ける際に、前記両分岐桿部51a2の上端の凹み領域51a23から取り外してハンガー9側の凹み領域91a2に装着するようにしている。さらに、前記ねじ挿通孔91a1の上端部には、雄ねじ部材94の頭部を収納させるべく座繰り部91a3を設けている。加えて、ベース本体91aの下面には、前記両分岐桿部51a2の上端の凹み領域51a23に係り合うことによりハンガー9の両分岐桿部51a2に対する位置決めが可能な突起91a4を設けている。
前記支柱92は、本実施形態では、前記各分岐桿部51a2から内方すなわち椅子100の幅方向中央寄りに偏位させた位置に左右1対に設けている。また、この支柱92は、前記分岐桿部51a2に対して後傾する姿勢をとる。すなわち、この支柱92の上端は前記分岐桿部51a2の上端より後方に位置する。
そして、前記ハンガー本体93は、この椅子100の幅方向に延伸し、前記支柱92に下方から支持させてなる。
このハンガー9の前記背支桿51への装着は、以下の手順により行う。
まず、図4に示す状態から、前記分岐桿部51a2の頂部のカバー体51a24を取り外し、前記分岐桿部51a2の頂部に位置するハンガー取付部、具体的には前記取付軸51a22の上端部の雌ねじ孔51a25を露出させる。次いで、ベース本体91aの下面の突起91a4と前記両分岐桿部51a2の上端の凹み領域51a23とを係り合せてハンガー9の両分岐桿部51a2に対する位置決めを行い、前記雌ねじ孔51a25とベース91の左右両端部のねじ挿通孔91a1とを重合させる。そして、雄ねじ部材94を前記ねじ挿通孔91a1に挿通させ、図5に示すように前記雌ねじ孔51a25にねじ止めし、前記カバー部材51a24をベース本体91aの凹み領域91a2に装着する。
ここで、ハンガー本体93に衣類を掛けた際には、支柱92とベース91との境界を支点として前記後傾抑止片91bが前方に移動する方向にベース91が回転する作用を受けるが、前記後傾抑止片91bが上述したように各分岐桿部51a2の背面に衝き当たるようにしているので、この後傾抑止片91bはこれ以上前方に移動せず、従ってハンガー9は姿勢を維持する。
また、このハンガー9の取り外しは、前段で述べたハンガー9の装着と逆の操作により行う。
以上に述べたように、本実施形態に係る椅子のハンガー9の構成によれば、前記ベース91の前記各分岐桿部51a2に対してオフセットした部位に支柱92を起立させて設けているので、前記両分岐桿部51a2の頂部の真上からベース91にアクセスすべく、この領域に前記両分岐桿部51a2と該ベース91とを接続するための取付部、すなわちベース91の左右両端のねじ挿通孔91a1及び前記雌ねじ孔51a25を設け、上方から雄ねじ部材94を前記雌ねじ孔51a25にねじ止めすることによりハンガー9の取り付け作業を行うことができる。すなわち、このハンガー9の取り付け作業を容易に行うことができる。また、このようなハンガー9の設計の自由度も確保できる。
また、前記ベース91が、前記両分岐桿部51a2の頂部に載せられるベース本体91aと、ベース本体91aから下方に延伸して設けられ前記各分岐桿部51a2の背面に衝き当たる後傾抑止片91bとを備えたものであり、前記ベース本体91aが前記背支桿51の両分岐桿部51a2に取付具たる雄ねじ部材94を介して取り付けられているので、上述したように、ハンガー本体93に衣類を掛けた場合に衣類の荷重によりハンガー9の支柱92が後傾する作用を受けた際に前記後傾抑止片91bが各分岐桿部51a2の背面に衝き当たるので、ハンガー9の後傾を防いでハンガー9の姿勢を維持できる。すなわち、このようなハンガー9により衣類を安定して保持できる。
さらに、前記背支桿51の両分岐桿部51a2が略直線状に起立する形態をなしており、前記ハンガー9の支柱92を前記分岐桿部51a2に対して後傾させてあるので、このようなハンガー9を安定して背支桿51に取り付けるようにしつつ、ハンガー本体93を背支桿51から後方にオフセットした状態に取り付けることができる。
そして、前記背支桿51の両分岐桿部51a2に弾性横桿52の中間部二箇所を取付軸51a22を用いて取り付け、この弾性横桿52を介して背板61を前記背支桿51に支持させるようにしているとともに、前記各取付軸51a22の上端の雌ねじ穴51a25を前記各分岐桿部51a2の頂部にそれぞれ露出させ得るように構成し、この取付軸51a22を利用して前記ハンガー9のベース91を前記両分岐桿部51a2に取り付けるようにしているので、ハンガー9の取り付けをより容易に行うことができる。
加えて、ハンガー9のベース91の下面に、前記両分岐桿部51a2の上端の凹み領域51a23に係り合うことによりハンガー9の両分岐桿部51a2に対する位置決めが可能な突起91a4を設けているので、ハンガー9の両分岐桿部51a2に対する取り付け作業を容易に行うことができる。
なお、本発明は以上に述べた実施形態に限られない。
例えば、ハンガーの支柱は、上述した実施形態では左右に対をなして2本設けたが、支柱を1本のみ設けるようにしてももちろんよい。
また、ベースに後傾抑止片を設ける代わりに、例えば、ベースの両端部と各分岐桿部とを、それぞれ前後方向に離間させて配置した2本以上のねじにより接続するようにする態様や、各分岐桿部の上端に設けた凹部とベースの両端部から下方に延伸させて設けた突起とを係わり合わせるようにする態様を採用してもよい。
さらに、背支桿の両分岐桿部を後上方に向かって傾斜させるとともに、ハンガーの支柱がこの分岐桿部と同様の傾斜を有する態様を採用してもよい。
そして、弾性横桿は省略してももちろんよく、また、合成樹脂製のものに替えて、例えば弾性を有する金属製のものを採用してもよい。
加えて、上述した実施形態ではハンガーの支柱を各分岐桿部に対して幅方向にオフセットした部位に起立させて設けているが、ハンガーの支柱は、各分岐桿部に対して前後方向にオフセットした部位や、幅方向及び前後方向にオフセットした部位に起立させて設けてももちろんよい。
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変更してよい。
本発明の一実施形態に係る椅子の分解斜視図。 同実施形態に係る椅子の側面図。 同実施形態に係る椅子の背面図。 同実施形態に係る椅子のハンガーを取り付けない状態の分岐桿部と弾性横桿のとの接合部を示す側断面図。 同実施形態に係る椅子のハンガーを取り付けた状態の分岐桿部と弾性横桿のとの接合部を示す側断面図。
符号の説明
100…椅子
51…背支桿
51a2…分岐桿部
9…ハンガー
91…ベース
92…支柱
93…ハンガー本体

Claims (5)

  1. 上端側に分岐桿部を有した背支桿と、この背支桿に着脱可能に装着されるハンガーとを備えた椅子であって、前記ハンガーが、前記両分岐桿部の頂部間に架設されるベースと、このベースの前記各分岐桿部に対してオフセットした部位に起立させて設けた支柱と、前記支柱に支持されたハンガー本体とを備えたものであることを特徴とする椅子。
  2. 前記ベースが、前記両分岐桿部の頂部に載せられるベース本体と、ベース本体から下方に延伸して設けられ前記各分岐桿部の背面に沿って垂下する隠蔽片とを備えたものであり、前記ベース本体が前記背支桿の両分岐桿部に取付具を介して取り付けられている請求項1記載の椅子。
  3. 前記背支桿の両分岐桿部が略直線状に起立する形態をなしており、前記ハンガーの支柱を前記分岐桿部に対して後傾させてある請求項1又は2記載の椅子。
  4. 前記背支桿の両分岐桿部に弾性横桿の中間部二箇所を枢軸を用いて取り付け、この弾性横桿を介して背板を前記背支桿に支持させるようにしたものであって、前記各枢軸の上端を前記各分岐桿部の頂部にそれぞれ露出させ得るように構成し、この枢軸を利用して前記ハンガーのベースを前記両分岐桿部に取り付けるようにしている請求項1、2又は3記載の椅子。
  5. ハンガーのベースの下面に、前記両分岐桿部の上端に設けた凹み領域に係り合うことによりハンガーの両分岐桿部に対する位置決めが可能な突起を設けている請求項1、2、3又は4記載の椅子。
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