JP2010063289A - アーマチャ及びモータ - Google Patents

アーマチャ及びモータ Download PDF

Info

Publication number
JP2010063289A
JP2010063289A JP2008227327A JP2008227327A JP2010063289A JP 2010063289 A JP2010063289 A JP 2010063289A JP 2008227327 A JP2008227327 A JP 2008227327A JP 2008227327 A JP2008227327 A JP 2008227327A JP 2010063289 A JP2010063289 A JP 2010063289A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
insulator
core
slots
slot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008227327A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5155782B2 (ja
Inventor
Kazushi Sugishima
一志 杉島
Akihiko Seki
明彦 関
Yoshihiro Majima
能弘 間嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP2008227327A priority Critical patent/JP5155782B2/ja
Priority to US12/461,882 priority patent/US8076818B2/en
Publication of JP2010063289A publication Critical patent/JP2010063289A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5155782B2 publication Critical patent/JP5155782B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/32Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation
    • H02K3/34Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation between conductors or between conductor and core, e.g. slot insulation
    • H02K3/345Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation between conductors or between conductor and core, e.g. slot insulation between conductor and core, e.g. slot insulation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

【課題】ダブルフライヤ方式で巻線を巻回したアーマチャにおいて、絶縁のためのインシュレータに巻線位置の案内を行うと共に、巻線をすることによってインシュレータ自体の変形やコアに対する位置ズレを防止したアーマチャを提供する。
【解決手段】シャフト13,複数スロット23を有するコア20,インシュレータ30を介してスロット23間に巻回された複数の巻線25を備えたモータ10のアーマチャ12である。複数の巻線25は、1つ以上のスロット23を隔てた一対のスロット23間に巻回され、シャフト13を中心に径方向に対向する二箇所から順次巻回される。インシュレータ30のスロット23内の巻線ガイドの一部に巻線巻回時での変形を抑制する補強壁37,38が形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明はアーマチャ及びモータに係り、特にダブルフライヤ方式でスロットに巻線が巻回されたアーマチャ及びモータに関する。
車両に搭載される電装品等を構成する電動モータとして、複数対の永久磁石により複数の磁極が形成されたヨークに、アーマチャを回動自在に軸承して構成されたものがある。
このようなモータのアーマチャとして、シャフトに複数枚のコアが積層状に外嵌され、各コアが、複数の同形の略T字型のティースと、各ティースを連結するティース連結部とから構成され、ティース及びティース連結部に囲まれた部分が、同形のスロットとして構成され、これらスロットに巻線が巻回されたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このようなコアへの巻線の巻装方法として、巻線を、回転軸に点対称となる関係で2カ所同時に巻回する所謂ダブルフライヤ方式が、知られている。即ち、所定数のティースを隔てた一対のスロット間に巻始めの巻線を施し、これを回転軸に点対称となる関係で両側に行い、その後順次隣接するスロットへずらして同様に巻線を施す方法である。
特開2001−298917号公報(第1欄、図5)
しかし、このような巻装方法では、図12に示すように、最初に巻回される第一巻線55a間に位置するスロット53b,53gには、コア50中心側に空間56が生じてしまう。
つまり、図12の点線に示すように、最初に巻回される第一巻線55aに次ぐ第二巻線55bを巻回するときには、第一巻線55a間に位置するスロット53b,53gに、既に第一巻線55aが、スロット53b,53gのコア50中心側の空間を隠すように巻き付けられている。よって、第二巻線55bを巻回すると、スロット53b,53gのコア50中心側に空間56が生じてしまうのである。
このため、空間56のコア50外周側に巻回される第二巻線55b及び更にそのコア50外周側に巻回される巻線55eの位置と状態が、不安定になる。更に、この不安定な位置及び状態は、以降の巻線の位置と状態にも影響する。その結果、モータのアーマチャの回転アンバランスが生じるという問題があった。
このように、巻線加工等によって発生するアーマチャのアンバランスは、後工程のバランス修正工程で動的なアンバランスを測定し、規格外れの場合に、マイナス修正又はプラス修正を行って改善することも可能である。ここで、マイナス修正とは、コアの重い部分であってアンバランスの原因となる部分の一部を、カッターやレーザ等で必要量削り取る方法である。また、プラス修正とは、巻線やスロットの軽い部分であってアンバランスの原因となる部分の上に、パテ等を必要量付加する方法である。しかし、これらの修正工程は何れも専用の作業工程又は加工設備が必要であるため、製品コストの上昇につながり、またモータ効率を低下させる要因となるという問題があった。
元々のアンバランス発生量を低減できれば、バランス修正工程は廃止可能であるが、アンバランス発生量の多くを占める巻線工程でのアンバランスには多種多様の要因が影響する。アンバランスを低減させることを目的として、偶数のスロットを有するコアに左右対称となる巻線を施す仕様が提案されているが、この仕様によっても、左右で巻線状態を一致させアンバランスを完全に低減させることは困難であった。
一方、金属性のコアと巻線とを確実に絶縁するため、インシュレータを用いて被覆する技術が知られており、このインシュレータをコアの表面に圧入等の手段で嵌入し、金属性のコアと巻線とを絶縁するように被覆している技術もある。
しかし、インシュレータとコアとの間で、空間が生じたり、コアにインシュレータを嵌入後、スロットに巻線を巻回すると、巻線のテンションによりインシュレータの一部が変形してしまうという不都合が生じることがある。このように巻線の巻回時のテンションによる変形や組付の芯ズレを防止する技術が望まれていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、ダブルフライヤ方式でスロットに巻線が巻回されたアーマチャにおいて、絶縁を確実に行うと共に、巻線するときの巻線位置を案内でき、巻線の組付け位置及び状態を安定させ、アーマチャの回転バランスを向上可能なアーマチャ及びモータを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、絶縁のためのインシュレータに巻線位置の案内を行うと共に、巻線をすることによってインシュレータ自体の変形やコアに対する位置ズレを防止したアーマチャ及びモータを提供することにある。
前記課題は、請求項1に係るアーマチャによれば、シャフトと、該シャフトに外嵌され複数のスロットを有するコアと、前記スロットを覆うインシュレータを介して前記スロット間に巻回された複数の巻線と、を備えたモータのアーマチャであって、前記複数の巻線は、それぞれ少なくとも一つ以上の前記スロットを隔てた一対の前記スロット間に巻回されてなると共に、前記シャフトを中心として径方向に対向する二箇所から順次巻回されてなり、前記インシュレータのスロット内の巻線ガイドの一部に巻線巻回時での変形を抑制する補強部が形成されていること、により解決される。
本発明によれば、巻線間のスロットのシャフト側に空間が生じることを防止でき、この空間に起因して巻線の位置及び状態の不安定が発生することを防止できる。その結果、モータのアーマチャの回転アンバランスが生じることを防止できる。更に、巻線工程により、回転バランスの向上されたアーマチャを得ることができるため、その後の回転アンバランス測定工程及びバランス修正工程を省略することが可能となる。
特にインシュレータのスロット内の巻線ガイドの一部に巻線巻回時での変形を抑制する補強部が形成されているので、巻線のテンションや組付けによって発生する巻線位置を案内するインシュレータ自体の変形、コアへの組付位置ズレを防止でき、狙い通りに巻線の位置をコントロールすることが可能となり、その結果、モータのアーマチャの回転アンバランスが生じることを防止できる。更に、巻線工程により、回転バランスの向上されたアーマチャを得ることができるため、その後の回転アンバランス測定工程及びバランス修正工程を省略することが可能となる。
このように、ダブルフライヤ方式でスロットに巻線が巻回されたアーマチャにおいて、巻線とスロットのシャフト側底面との間に空間がないため、この空間に起因して巻線の位置及び状態の不安定が発生することを防止できる。
また、前記巻線ガイド壁は、前記スロットの入口部をガイドする入口壁部と、前記入口壁部よりも前記シャフト側に位置し、前記入口壁部よりも周方向に拡開スロット壁部とを備え、前記補強部は前記入口壁と前記コアのティースとの間に位置させ、インシュレータと一体形成された第1補強部とすると、好適である。
このように、入口壁部からコアティースにかけて、巻回時の最もテンションが加わる角部となる部分、即ち巻回時の巻線の入口からコアのティースの間に、入口壁と前記コアのティースとの間の位置に、インシュレータと一体形成された第1補強部を設けているので、インシュレータ自体の変形を防止でき、コアへの組付位置ズレを防止できる。
さらに、前記巻線ガイド壁は、前記スロットの前記シャフト側底部に形成され、前記インシュレータと一体形成された第2補強部であると、好適である。このとき、前記第2補強部における底部には、前記コアスロットの底部に当接すると共に、径方向の位置決めを行う基準突起部が形成されているとより好適である。
このように、第2補強部がスロットのシャフト側底部にインシュレータと一体形成されているので、巻線の巻回時に、巻線のテンションによって、インシュレータの底部、強いてはインシュレータ自体が変形するのを防止できる。また、コアスロットの底部に当接すると共に、径方向の位置決めを行う基準突起部が形成されているので、この基準突起部は、基準部を設定するだけでなく、インシュレータ全体の変形を防止するための機能としても働くものである。
また、前記課題は、請求項1乃至4いずれか1項に記載の前記アーマチャを備えることを特徴とするモータとする、ことにより解決される。
このように構成することにより、アーマチャの回転バランスが向上されたモータを得ることが可能となる。
本発明によれば、巻線間のスロットのシャフト側に空間が生じることを防止でき、この空間に起因して巻線の位置及び状態の不安定が発生することを防止できる。その結果、モータのアーマチャの回転アンバランスが生じることを防止できる。更に、巻線工程により、回転バランスの向上されたアーマチャを得ることができるため、その後の回転アンバランス測定工程及びバランス修正工程を省略することが可能となる。
特にインシュレータに補強部が形成されているので、巻線のテンションや組付けによって発声する巻線位置を案内するインシュレータ自体の変形、コアへの組付位置ズレを防止でき、狙い通りに巻線の位置をコントロールすることが可能となり、その結果、モータのアーマチャの回転アンバランスが生じることを防止できる。
また、巻線とスロットのシャフト側底面との間に空間がないため、この空間に起因して巻線の位置及び状態の不安定が発生することを防止できる。
さらに巻回時の最もテンションが加わる角部となる部分に、インシュレータと一体形成された第1補強部を設けているので、インシュレータ自体の変形を防止でき、コアへの組付位置ズレを防止できる。
また第2補強部がスロットのシャフト側底部にインシュレータと一体形成されているので、巻線の巻回時に、巻線のテンションによって、インシュレータの底部、強いてはインシュレータ自体が変形するのを防止できる。さらに、コアスロットの底部に当接すると共に、径方向の位置決めを行う基準突起部が形成されているので、この基準突起部は、基準部を設定するだけでなく、インシュレータ全体の変形を防止するための機能としても働くものである。
以上のように、本発明によれば、コアスロットと同じような形状の壁によって、強度の向上と組付のガタを抑えることが可能となり、巻線テンション、組付力等によるインシュレータとコアとの間に存在する空洞部の変形、コアとの組付芯ズレ等を防止でき、狙い通りに巻線位置をコントロールし、アンバランスを確実に低減することが可能となる。
以下、本発明の実施形態について、図を参照して説明する。なお、以下に説明する部材、配置等は、本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨に沿って各種改変できることは勿論である。
図1〜図11は本発明の実施形態に係るものであり、図1は本発明の一実施形態に係るモータの断面図、図2は図1のアーマチャの斜視図、図3はコアとインシュレータの結合状態を示す斜視説明図、図4はコア及びインシュレータのa−a線断面図、図5は図4のb−b線断面図、図6は第1補強部の概略説明斜視図、図7は第2補強部の概略説明斜視図、図8はアーマチャのa−a線断面図、図9は図8の要部の部分拡大断面図である。また、図10及び図11は他の実施形態に係り、図10はコア及びインシュレータのa−a線断面図、図11はアーマチャのa−a線断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係るモータ10は、固定子11と、アーマチャ12と、アーマチャ12のシャフト13と、シャフト13を軸支する軸受部14,15と、ブラシ装置16と、を備えており、ハウジング17内に収められている。
図2にアーマチャ12の斜視図を示す。シャフト13には、コア20が圧入固定されている。
コア20は、複数枚のコアシートをシャフト13の軸方向に積層して形成されており、図4に示すように、中央に貫通孔24が形成され、この貫通孔24にシャフト13が挿通一体化されるようになっている。コア20は、10個の同形状の略T字型のティース21と、各ティース21を放射状に連結するティース連結部22とから構成されている。ティース21及びティース連結部22に囲まれた部分は、切欠かれた形状をしており、この切欠かれた部分が、10個の同形状のスロット23(23a〜23j)を構成している。図5に示すように、これら各スロット23a〜23jに、インシュレータ30を介して巻線25が巻回されている。
コンミテータ40は、軸心部が樹脂製の絶縁材で構成され、シャフト13の一端側に外嵌される(図1参照)。シャフト13には、四ツ溝加工等が施されており、コンミテータ40とシャフト13の回り止め、抜け止めがなされている。
インシュレータ30は、絶縁性の樹脂製部品で、図3及び図5に示すように、コア20と巻線25との絶縁を行う巻線絶縁部31と、シャフト絶縁部32と、側面部33とが、一体に形成されている。側面部33は、中央にシャフト13が挿通される貫通孔を備え、また側面部33からは、円筒状のシャフト絶縁部32が突出して設けられている。
巻線絶縁部31は、コア20のスロット23に対応した所定間隔で隣接しており、各々断面略V字状に形成されている。巻線絶縁部31は、図4に示すように、コア20の各スロット23内に挿入され、スロット23の内面を覆うように構成されている。巻線絶縁部31のシャフト13の軸方向の長さは、コア20の長さの半分であり、図3に示すように、同一の二つのインシュレータ30を、シャフト13の軸方向の両側からスロット23に嵌め込むことにより、スロット23内全周面を覆うことができるように構成されている。
インシュレータ30がアーマチャ12に組み付けられることにより、巻線絶縁部31、シャフト絶縁部32、側面部33は、それぞれスロット23の内周面、該当シャフト部分、コア20端面と巻線25との絶縁を行う。
インシュレータ30及びコンミテータ40をシャフト13に組み付けた状態で、コア20のスロット23及びコンミテータ40の鉤部41に巻線25を引っ掛けて巻線25が施されることにより、インシュレータ30はシャフト13及びコア20に固定される。
本実施形態のインシュレータ30は、図4に示すように、スロット23内面の形状と異なる形状をしている。本実施形態のアーマチャ12は、シャフト13を中心として径方向に対向する二箇所から巻線25が巻回されたダブルフライヤ方式であるため、インシュレータ30の形状は貫通孔24を中心として点対称になっており、スロット23a〜23eに嵌合される部分と、スロット23f〜23jに嵌合される部分とが、それぞれ同じ形状として構成されている。
図8に示すように、図4で示す各スロット23a〜23jには、巻線25a〜25eが巻回されている。最初に巻回される第一巻線25aは、巻始めとなるスロット23aと、1スロット飛び越したスロット23cとの間で所定回数巻回されている。また、180度対向したスロット23fからも略同時に同様な方法で巻回されている。つまり巻線作業が180度対向して2方向から行われる。その後、反時計回りに、次のスロットに移り順次第二巻線25b〜第五巻線25eが順次巻回されている。
各スロット23a〜23jには、図8に示すように、貫通孔24側の第一層の巻線と、この第一層の巻線のコア20外周側に巻回される第二層の巻線とが、径方向に二層になるよう積層されている。
図4,図8に示すように、巻線25a〜25cが第一層として巻回されるスロット23a〜23jの貫通孔24側の箇所には、インシュレータ30に、第一層の巻線25a〜25cの内側に向かって、即ち、巻線25a〜25cが架け渡される他方のスロット23a〜23jの巻回箇所に向かって、凹んだ凹部34aが形成されている。凹部34aには、第一層の巻線25a〜25cの一部が収容されている。
また、巻線25c〜25eが貫通孔24に遠い第二層として巻回される箇所は、インシュレータ30に、第二層の巻線25c〜25eの内側に向かって、即ち、巻線25c〜25eが架け渡される他方のスロット23a〜23jの巻回箇所に向かって、凹んだ凹部34bが形成されている。凹部34bは、第一層及び第二層の巻線の層の厚みに亘って伸びるよう形成されており、凹部34bには、その第二層の巻線25c〜25e及びその貫通孔24側に巻回されている第一層の巻線25a〜25cの一部が収容されている。
凹部34bのコア20外周側の面は、第二層の巻線25c〜25eを凹部34b内に案内するガイド34cとして形成されている。ガイド34cは、スロット23a〜23jの側面に対して斜めに形成されている。ガイド34cの貫通孔24側端部は、第二層の巻線25c〜25eのコア20外周側端部よりも貫通孔24側に設けられると共に、ガイド34cのコア20外周側端部は、第二層の巻線25c〜25eのコア20外周側端部よりもコア20外周側に設けられている。第二層の巻線25c〜25eのコア20外周側は、ガイド34cに当接している。ガイド34cは、巻線25c〜25eがスロット23a〜23jから外れることを防止している。
また、最初に巻回される第一巻線25a間に位置するスロット23b,23gは、インシュレータ30の貫通孔24側の底面が、他のスロットよりもコア20外周側に後退した位置に形成され、第一巻線25aのコア20外周側のラインに略沿った底部を備えている。
本実施形態のインシュレータ30は、上述のように、コアティース部となる部分に、凹部34a、凹部34b、ガイド34cを備えているが、これらのインシュレータ形状は、コアスロット形状と異なっている。
そして、本実施形態のインシュレータ30は、各スロット間の入口側にスロットスペースの一部を占有する入口壁36aを備えている。この入口壁36aはティース21とは離間して形成されている。そして、この入口壁36aとティース21の部分(上記凹部34a、凹部34b、ガイド34c)との間にスペーサ状の第1補強壁(第1補強部)37をインシュレータ30に形成している。
この第1補強壁37(第1補強部)は、コア20にインシュレータ30を嵌入後、スロット23に巻線25を巻回すると、巻線25のテンションによりインシュレータ30の一部が変形してしまうのを防止するためのものであり、図4及び図5で示すように、入口壁36aとティース21の部分(上記凹部34a、凹部34b、ガイド34c)との間にスペーサ状の第1補強壁(第1補強部)37をインシュレータ30に形成している。
すなわち、スロット23と同一形状のスロット内側面に沿う第1補強壁37を設けることにより、第1補強壁37とティース21との面が当接して入口壁36aがコアティース21側へ変形するのを抑制することができる。この第1補強壁37は、図6で示すように、内部が空洞状態の枠体でもよく、内部が充填されている樹脂体であってもよい。また、本実施形態のように入口壁36aの軸方向端部と第1補強壁37の端部との長さ(軸方向高さ)は、必ずしも同一ではなくても、変形を十分抑制できる程度の追加壁の高さがあればよく、図5で示すように、本実施形態では入口壁36aの高さhの3分の1程度にしている。しかし、これ以上でもよく、同じ高さのものでもよいのは勿論である。
また、本実施形態では、図7で示すように、スロット23b,23gのインシュレータ30の底面が他のスロットよりもコア20外周側に後退した位置に形成されているような箇所に、第2補強部としての第2補強壁38をインシュレータ30に形成している。この第2補強壁38は、コア20のスロット底部の近傍に形成されている。スロット底部と同様な形状で、スロット底面に沿う第2補強壁38を設けることにより、この第2補強壁38によって、巻線25のテンションによりインシュレータ30の一部が変形してしまうのを防止することができる。
そして、第2補強壁38についても、第1補強壁37と同様に、インシュレータ30のスロット23を形成する壁の軸方向高さと必ずしも同一にする必要はなく、変形を抑制できる程度の高さがあればよい。また、第1補強壁37と第2補強壁38との高さを揃える必要もない。
さらに好ましいことは、図9で示すように、上記第2補強壁38の底部であって、コア20のスロット23の底部が当接する部分に、インシュレータ30に基準突起部39を形成するとよい。インシュレータ30がコア20に装着(嵌入)された際に、この基準突起部39がコア20のスロット部分の底部に削られながら、径方向の位置決めを行う基準部cとして設定されることになる。この基準突起部は、基準部を設定するだけでなく、インシュレータ全体の変形を防止するための機能としても働くものである。
なお、本実施形態では、一つのスロットを隔てた一対のスロット間へ巻線25を巻回しているが、二つ以上のスロットを隔てたスロット間へ巻線25を巻回する場合、第一巻線25a間に位置する二つ以上のスロットは、第一巻線25aのほか、第二巻線25b以降の巻線25によっても囲まれることとなる。従ってこの場合、最初に巻回される第一巻線25a間に位置するスロットのインシュレータ30の貫通孔24側の底面は、これらのスロットを隔てて、そのスロットの巻線よりも先に巻回されたすべての巻線25のコア20外周側の略ライン上又はこのラインよりもコア20外周側になるよう、コア20外周側に後退した位置に形成される。
本実施形態では、コア20がすべて同じ形状のティース21を備えるように構成し、インシュレータ30のみが凹部34a,34bを備えると共に、スロット23b,23gのインシュレータ30の底面が他のスロットよりもコア20外周側に後退した位置に形成されているので、コア20は全スロット同じ形状でよく、シート毎、又は一枚定数での回転積層が可能となり、シート厚さの偏差によって発生する回転アンバランスを低減することが可能となる。
また、本実施形態では、図4に示すように、インシュレータ30が凹部34a,34bを備えていたが、図10に示すように、インシュレータ30が凹部34a,34bを備えず、スロット23b,23gのインシュレータ30の底面が他のスロットよりもコア20外周側に後退した位置に形成されていてもよい。この場合にも、前述した第2補強壁38をインシュレータ30に形成するようにすることによって、巻線のテンションや組付けによって発声する巻線位置を案内するインシュレータ自体の変形、コアへの組付位置ズレを防止でき、狙い通りに巻線の位置をコントロールすることが可能となる。また前記実施形態と同様に、コア20のスロット23の底部が当接する部分に、インシュレータ30に基準突起部39を形成してもよい。
図10の例において、図11に示すように、最初に巻回される第一巻線25a間に位置するスロット23b,23gでは、貫通孔24側のインシュレータ30の底面が、他のスロットよりもコア20外周側に後退した位置で、第一巻線25aのコア20外周側のラインに略沿うように、形成されている。従って、スロット23b,23g内の第一層の巻線25bが、スロット23b,23gのインシュレータ30底面に接することとなる。そのため、すべてのスロット23a〜23jにおいて、巻線25a〜25eがスロット23a〜23jのインシュレータ30の貫通孔24側の底面に接するため、第一層の巻線25a〜25cとスロット底面との間に空間が生じて巻線の位置と状態が不安定になることがなく、アーマチャ12の回転バランスを向上できる。
本発明の一実施形態に係るモータの断面図である。 図1のアーマチャの斜視図である。 コアとインシュレータの結合状態を示す斜視説明図である。 コア及びインシュレータの図2のa−a線断面図である。 図4のb−b線断面図である。 第1補強部の概略説明斜視図である。 第2補強部の概略説明斜視図である。 アーマチャの図2のa−a線断面図である。 図8の要部の部分拡大断面図である。 他の実施例に係るコア及びインシュレータの図2のa−a線断面図である。 他の実施例に係るアーマチャの図2のa−a線断面図である。 従来例に係るアーマチャの説明図である。
符号の説明
10‥モータ、11‥固定子、12‥アーマチャ、13‥シャフト、
14、15‥軸受部、16‥ブラシ装置、17‥ハウジング、20‥コア、
21‥ティース、22‥ティース連結部、23、23a〜23j‥スロット、
24‥貫通孔、25、25a〜25e‥巻線、25a‥第一巻線、25b‥第二巻線、
25e‥第五巻線、26a、26b、34a、34b‥凹部、34c‥ガイド、
30‥インシュレータ、31‥巻線絶縁部、32‥シャフト絶縁部、33‥側面部、36a‥入口壁、37‥第1補強壁(第1補強部)、38‥第2補強壁(第2補強部)、39‥基準突起部、
40‥コンミテータ、41‥鉤部、50‥コア、53b、53g‥スロット、
55a‥第一巻線、55b‥第二巻線、55e‥巻線、56‥空間

Claims (5)

  1. シャフトと、該シャフトに外嵌され複数のスロットを有するコアと、前記スロットを覆うインシュレータを介して前記スロット間に巻回された複数の巻線と、を備えたモータのアーマチャであって、
    前記複数の巻線は、それぞれ少なくとも一つ以上の前記スロットを隔てた一対の前記スロット間に巻回されてなると共に、前記シャフトを中心として径方向に対向する二箇所から順次巻回されてなり、
    前記インシュレータのスロット内の巻線ガイドの一部に巻線巻回時での変形を抑制する補強部が形成されていることを特徴とするアーマチャ。
  2. 前記巻線ガイド壁は、前記スロットの入口部をガイドする入口壁部と、前記入口壁部よりも前記シャフト側に位置し、前記入口壁部よりも周方向に拡開スロット壁部とを備え、前記補強部は前記入口壁と前記コアのティースとの間に位置させ、インシュレータと一体形成された第1補強部であることを特徴とする請求項1記載のアーマチャ。
  3. 前記巻線ガイド壁は、前記スロットの前記シャフト側底部に形成され、前記インシュレータと一体形成された第2補強部であることを特徴とする請求項1記載のアーマチャ。
  4. 前記第2補強部における底部には、前記コアスロットの底部に当接すると共に、径方向の位置決めを行う基準突起部が形成されていることを特徴とする請求項3記載のアーマチャ。
  5. 請求項1乃至4いずれか1項に記載の前記アーマチャを備えることを特徴とするモータ。
JP2008227327A 2008-09-04 2008-09-04 アーマチャ及びモータ Active JP5155782B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008227327A JP5155782B2 (ja) 2008-09-04 2008-09-04 アーマチャ及びモータ
US12/461,882 US8076818B2 (en) 2008-09-04 2009-08-27 Armature and electric motor having the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008227327A JP5155782B2 (ja) 2008-09-04 2008-09-04 アーマチャ及びモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010063289A true JP2010063289A (ja) 2010-03-18
JP5155782B2 JP5155782B2 (ja) 2013-03-06

Family

ID=41724259

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008227327A Active JP5155782B2 (ja) 2008-09-04 2008-09-04 アーマチャ及びモータ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8076818B2 (ja)
JP (1) JP5155782B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012039681A (ja) * 2010-08-03 2012-02-23 Aisin Seiki Co Ltd 車両用回転電機の電機子コア

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9143015B2 (en) 2012-05-23 2015-09-22 Black & Decker Inc. Brush holder for a brush assembly for a power tool motor
US8907541B2 (en) 2012-09-25 2014-12-09 Remy Technologies, L.L.C. Slot liner for electro-dynamic machine
JP6694500B1 (ja) * 2018-12-25 2020-05-13 山洋電気株式会社 電機子のボビン構造

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04255438A (ja) * 1991-02-05 1992-09-10 Mitsuba Electric Mfg Co Ltd モータにおけるアマチユア構造
JPH06205557A (ja) * 1992-12-28 1994-07-22 Toshiba Corp 回転電機の固定子
JP2001218396A (ja) * 2000-02-01 2001-08-10 Jeco Co Ltd 回転電機子
JP2003009481A (ja) * 2001-06-20 2003-01-10 Honda Motor Co Ltd インシュレータ取付装置
JP2008017692A (ja) * 2006-06-30 2008-01-24 Johnson Electric Sa ラミネーション
JP2008220059A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Asmo Co Ltd アーマチャ及びモータ

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5428258A (en) * 1993-06-25 1995-06-27 Ryobi Motor Products Corp. Armature for an electric motor having a core face insulation disc
US6580193B2 (en) * 2000-03-31 2003-06-17 Asmo Co., Ltd. Rotary electric machine and manufacturing method therefor
JP4440419B2 (ja) 2000-04-10 2010-03-24 アスモ株式会社 電動機の積層コアと巻線構造
JP2007135326A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Sumitomo Electric Ind Ltd 電機子の製造方法
JP5285328B2 (ja) * 2007-06-19 2013-09-11 アスモ株式会社 アーマチャ及びモータ

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04255438A (ja) * 1991-02-05 1992-09-10 Mitsuba Electric Mfg Co Ltd モータにおけるアマチユア構造
JPH06205557A (ja) * 1992-12-28 1994-07-22 Toshiba Corp 回転電機の固定子
JP2001218396A (ja) * 2000-02-01 2001-08-10 Jeco Co Ltd 回転電機子
JP2003009481A (ja) * 2001-06-20 2003-01-10 Honda Motor Co Ltd インシュレータ取付装置
JP2008017692A (ja) * 2006-06-30 2008-01-24 Johnson Electric Sa ラミネーション
JP2008220059A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Asmo Co Ltd アーマチャ及びモータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012039681A (ja) * 2010-08-03 2012-02-23 Aisin Seiki Co Ltd 車両用回転電機の電機子コア

Also Published As

Publication number Publication date
US8076818B2 (en) 2011-12-13
US20100052462A1 (en) 2010-03-04
JP5155782B2 (ja) 2013-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5306411B2 (ja) 回転電機
EP3109981B1 (en) Stator assembly method and stator assembly device
JP4655764B2 (ja) 回転電機
US10536061B2 (en) Method for manufacturing stator of rotary electric machine
JP2007108035A (ja) バリアブルリラクタンス型角度検出器
TW201742356A (zh) 軸向間隙型旋轉電機
US20140145544A1 (en) Stator and electric motor having the same
JP5155782B2 (ja) アーマチャ及びモータ
CN113454880A (zh) 旋转电机的定子、旋转电机、旋转电机的定子的制造方法及旋转电机的制造方法
JP6924934B2 (ja) 巻線固定構造体、及び電動機
WO2011058853A1 (ja) 集中巻きモータの絶縁構造
US20070267932A1 (en) Stator for inner rotor type rotating electric machine
JP5020660B2 (ja) アーマチャ及びモータ
JP2007089346A (ja) 回転電機の固定子
JP7289102B2 (ja) インシュレータ及びそれを備えたステータ、モータ
JP7599357B2 (ja) ステータ及び回転電機
JP5285328B2 (ja) アーマチャ及びモータ
JP6824014B2 (ja) 巻線装置
JPWO2019235071A1 (ja) 回転電機の固定子および回転電機
CN203722367U (zh) 旋转电机
JP2015162975A (ja) ステータ及びインナーロータ型モータ
JP7044871B2 (ja) 回転電機および回転電機の製造方法
JP4386909B2 (ja) モータ
JP2012060747A (ja) 電動機のステータの製造方法および固定子用コイルの位置決め方法
US12100993B1 (en) Outer rotor brushless motor

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110520

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121207

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5155782

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250