JP2010062601A - 撮像装置 - Google Patents

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理子 朝倉
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Abstract

【課題】 省エネルギのために処理負荷を軽減する設定のされているビューファインダーに対して、各種センサで使用又は使用準備が検出されるまでの間の不自然さ又は違和感がなく使用できる撮像装置を提供する。
【解決手段】 本体C1と、物体像が表示される表示部LCD、表示部LCDの像を観察者の眼に導く接眼光学系O、及び接眼光学系Oの観察者側に配置される接眼部Pの3つの部材を少なくとも有するビューファインダーVと、を備えた撮像装置Cであって、観察者がビューファインダーVを覗いていることを検出し、ビューファインダーVを使用しているか否かを判断する使用判断手段1と、使用判断手段1による判断結果から通常モードと通常モードよりも消費電力の小さい省エネモードとを切り替えるモード切替手段2と、モード切替手段2によって切り替えられる通常モードと省エネモードとにあわせて、ビューファインダーVを制御する処理制御手段20と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示部に表示された物体像を観察するためのビューファインダーを有する撮像装置に関する。
一般に、電子ビューファインダー(EVF)は、バックライト等の照明を使用したり、様々な画像処理を行ったりするため、消費電力が大きいという問題があった。
そのため、各種センサによりビューファインダーの不使用を判断して省エネルギのためにビューファインダーの電源をOFFにする技術が開示されている(特許文献1〜3)。
特開2006−60542号公報 特開2003−250069号公報 特開2003−274259号公報
特許文献1〜3に記載された技術では、電源がOFFになった後、再度ビューファインダーを使用する際、各種センサで使用又は使用準備が検出されるまでの間、ビューファインダーはOFF状態で何も表示されていない状態であり、不自然さ又は違和感を感じるものであった。
本発明は従来技術のこれらの問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、省エネルギのために処理負荷を軽減する設定のされているビューファインダーに対して、各種センサで使用又は使用準備が検出されるまでの間の不自然さ又は違和感がなく使用できる撮像装置を提供することである。
上記目的を達成する本発明に係る撮像装置は、本体と、物体像が表示される表示部、前記表示部の像を観察者の眼に導く接眼光学系、及び前記接眼光学系の観察者側に配置される接眼部の3つの部材を少なくとも有するビューファインダーと、を備えた撮像装置であって、観察者が前記ビューファインダーを覗いていることを検出し、前記ビューファインダーを使用しているか否かを判断する使用判断手段と、前記使用判断手段による判断結果から通常モードと前記通常モードよりも消費電力の小さい省エネモードとを切り替えるモード切替手段と、前記モード切替手段によって切り替えられる通常モードと省エネモードとにあわせて、前記ビューファインダーを制御する処理制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によると、省エネルギのために処理負荷を軽減する設定のされているビューファインダーに対して、各種センサで使用又は使用準備が検出されるまでの間であっても、何らかの表示が点灯して、再使用時に不自然さ又は違和感がなく使用できる撮像装置を得ることができる。
本実施形態の撮像装置について、以下説明する。
本実施形態の撮像装置は、本体と、物体像が表示される表示部、表示部の像を観察者の
眼に導く接眼光学系、及び接眼光学系の観察者側に配置される接眼部の3つの部材を少なくとも有するビューファインダーと、を備えた撮像装置であって、観察者がビューファインダーを覗いていることを検出し、ビューファインダーを使用しているか否かを判断するEVF使用判断手段(使用判断手段)と、EVF使用判断手段による判断結果から通常モードと通常モードよりも消費電力の小さいEVF省エネモード(省エネモード)とを切り替えるモード切替手段と、モード切替手段によって切り替えられる通常モードとEVF省エネモードとにあわせて、ビューファインダーを制御する処理制御手段と、を有する。
ビューファインダーを使用しているか否かを判断し、通常モードと通常モードよりも消費電力の小さいEVF省エネモードとを切り替えるので、省エネルギのために処理負荷を軽減する設定のされているビューファインダーに対して、各種センサで使用又は使用準備が検出されるまでの間の不自然さ又は違和感がなく使用できる。
また、処理制御手段は、ビューファインダーの表示部の画像表示の更新タイミングを制御する更新タイミング制御手段を有することが好ましい。
ビューファインダーの表示部の画像表示の更新タイミングを制御することができるので、ビューファインダーの負荷を制御することが可能となる。
なお、EVF省エネモードに切り替えられた場合、処理制御手段は、ビューファインダーの表示部の画像表示の更新タイミングを、全フレームレートに対して1/2,1/4,1/8等に遅くし、ビューファインダーの負荷を低減することが好ましい。
また、処理制御手段は、ビューファインダーの表示部の画像表示の明るさ調整を制御する明るさ調整手段を有することが好ましい。
ビューファインダーの表示部の画像表示の明るさ調整を制御することができるので、ビューファインダーの負荷を制御することが可能となる。
また、明るさ調整手段は、ビューファインダーの表示部の画像表示の明るさ調整のタイミングを制御することが好ましい。
例えば、EVF省エネモードに切り替えられた場合、明るさ調整手段は、ビューファインダーの表示部の画像表示の明るさ調整のタイミングを遅くし、ビューファインダーの負荷を低減することが好ましい。
また、明るさ調整手段は、ビューファインダーの表示部の画像表示の全体の明るさを制御することが好ましい。
例えば、EVF省エネモードに切り替えられた場合、明るさ調整手段は、ビューファインダーの表示部の画像表示の全体の明るさを暗くし、ビューファインダーの負荷を低減することが好ましい。
また、処理制御手段は、ビューファインダーの表示部に表示される画像の補正の更新タイミングを制御する画像補正処理手段を有することが好ましい。
ビューファインダーの表示部に表示される画像に対する画像補正の更新タイミングを制御することができるので、ビューファインダーの負荷を制御することが可能となる。
なお、EVF省エネモードに切り替えられた場合、処理制御手段は、ビューファインダ
ーの表示部に表示される画像に対する画像補正の更新タイミングを遅くし、ビューファインダーの負荷を低減することが好ましい。
また、ビューファインダーの表示部よりも画素数の少ない背面画像表示素子と、背面画像表示素子を処理する背面画像表示素子処理手段と、背面画像表示素子処理手段によりビューファインダーの表示部を処理するように切り換える背面画像表示素子モード切替手段と、を有することが好ましい。
ビューファインダーの表示部よりも画素数の少ない背面画像表示素子を処理する背面画像表示素子処理手段によりビューファインダーの表示部を処理することができるので、ビューファインダーの負荷を低減することが可能となる。
なお、EVF省エネモードに切り替えられた場合、背面画像表示素子処理手段によりビューファインダーの表示部を処理するように切り換えて、ビューファインダーの負荷を低減することが好ましい。
また、モード切替手段によりEVF省エネモードに切り替えられてからの時間を計測するタイマを有し、処理制御手段は、タイマの計測する時間に応じてビューファインダーを制御することが好ましい。
EVF省エネモードに切り替えられてからの時間に応じて、連続的又は段階的にビューファインダーを制御することが可能となり、より細かい制御が可能となる。
なお、EVF省エネモードに切り替えられてからの時間が長くなるほど、ビューファインダーの負荷を低減することが好ましい。
また、電池の残量を監視する電池残量監視手段を有し、処理制御手段は、電池残量監視手段の計測する電池残量に応じてビューファインダーを制御することが好ましい。
電池残量監視手段の計測する電池残量に応じて、連続的又は段階的にビューファインダーを制御することが可能となり、より細かい制御が可能となる。
なお、電池残量が少なくなるほど、ビューファインダーの負荷を低減することが好ましい。
また、撮像装置全体の負荷量を監視する負荷監視手段を有し、処理制御手段は、負荷監視手段の計測する負荷に応じて前記ビューファインダーを制御することが好ましい。
負荷監視手段の計測する負荷に応じて、連続的又は段階的にビューファインダーを制御することが可能となる。
なお、撮像装置全体の負荷量が多くなるほど、ビューファインダーの負荷を低減することが好ましい。
また、ビューファインダーの表示部の画素数を増加させることなく、表示画像の解像度を見かけ上向上させる解像手段を有し、処理制御手段は、解像手段の作動状態に応じてビューファインダーを制御することが好ましい。
解像手段の作動状態に応じて、連続的又は段階的にビューファインダーを制御することが可能となる。
なお、解像手段の作動状態では、ビューファインダーの負荷を低減することが好ましい。
また、EVF使用判断手段は、観察者がビューファインダーを覗いていることを検出する接眼センサを有することが好ましい。
ビューファインダーを覗いていない場合には、ビューファインダーを使用していないと容易に判断することができる。
また、ビューファインダーは、以下の条件式(1)を満足する。
0.35<H/f<0.70 ・・・(1)
ただし、Hは、液晶表示素子LCDの水平長、
fは、接眼の焦点距離、
である。
条件式(1)の上限0.70を上回ると、消費電力が増加し、好ましくない。条件式(1)の下限0.35を下回ると、省エネモードでの視認性の劣化が大きくなり、好ましくない。
また、EVF使用判断手段は、背面画像表示素子が点灯している場合は、ビューファインダーを使用していないと判断することが好ましい。
背面画像表示素子が点灯している場合には、ビューファインダーを使用していないと容易に判断することができ、省エネモードへ切り替えできる。
以下、撮像装置について図面を用いて説明する。
図1は、実施形態に係る撮像装置Cを示す図である。図1(a)は断面図、図1(b)は後方から見た図である。撮像装置Cは、本体C1と、この本体C1に備えられえたビューファインダーVとを有する。なお、Dは背面画像表示素子であって、液晶表示素子LCDと同方向から観察できる位置に配置されている。
ビューファインダーVは少なくとも3つの部材を備えている。3つの部材とは、表示部としての液晶表示素子LCDと、接眼光学系Oと、接眼部Pである。ここで、液晶表示素子LCDは表示部であって、この液晶表示素子LCDには物体の像が表示される。また、接眼光学系Oは、液晶表示素子LCDに表示された画像を観察者の眼に導く光学系である。また、接眼部Pは観察者が覗く部分であって、接眼光学系Oの観察者側に配置されている。
図2は、本発明に係るビューファインダーVに関わる撮像装置Cの第1実施形態のシステムブロック図である。
図2に示すように、撮像装置Cは、EVF使用判断手段1と、モード切替手段2と、処理制御手段20とを有する。
EVF使用判断手段1は、観察者がビューファインダーVを覗いていることを検出し、ビューファインダーVを使用しているか否かを判断するもので、例えば、観察者の瞳を検出するもの等が好ましい。また、接眼部Pと、物体、特に観察者との距離を検出するものでもよい。さらに、本体C1の所定箇所に物体が接触したことを検出するものでもよい。
例えば、接眼部Pに観察者の顔の一部等が接触した場合や、接眼部P下方の本体C1に観察者の鼻が接触した場合等を検出する接眼センサや接触センサ等が好ましい。なお、EVF使用判断手段1は、背面画像表示素子Dが点灯している場合は、EVFを使用していないと判断してもよい。
モード切替手段2は、EVF使用判断手段1による判断結果から通常モードと通常モードよりも消費電力の小さいEVF省エネモードとを切り替えるものである。例えば、EVF使用判断手段1がEVFを使用していないと判断した場合には、EVF省エネモードに切り替えることが好ましい。
処理制御手段20は、モード切替手段2によって切り替えられる通常モードとEVF省エネモードとにあわせて、ビューファインダーVの液晶表示素子LCDと接眼光学系O等を制御するものである。
図3は、図2のシステムブロック図の処理制御手段20をより具体的に示したものである。
更新タイミング制御手段21は、ビューファインダーVの液晶表示素子LCDの画像表示のタイミングを制御するものである。例えば、モード切替手段2によってEVF省エネモードに切り替えられた場合、液晶表示素子LCDの画像表示のタイミングを全フレームレートに対して1/2、1/4、1/8のように遅くし、表示間隔を長くするものである。
明るさ調整手段22は、ビューファインダーVの液晶表示素子LCDの画像表示の明るさ調整のタイミングを制御するものである。例えば、モード切替手段2によってEVF省エネモードに切り替えられた場合、液晶表示素子LCDの明るさ調整のタイミングを遅くし、明るさ調整間隔を長くするものである。
また、モード切替手段2によってEVF省エネモードに切り替えられた場合、液晶表示素子LCDの明るさを全体的に暗くするものでもよい。
画像補正処理手段23は、ビューファインダーVの液晶表示素子LCDに表示される画像補正のタイミングを制御するものである。例えば、モード切替手段2によってEVF省エネモードに切り替えられた場合、液晶表示素子LCDに表示される画像補正のタイミングを遅くし、画像補正の間隔を長くするものである。
画像補正処理は、ディストーション補正、色収差補正、周辺光量補正、色にじみ補正等を処理するものが好ましい。
なお、これらの更新タイミング制御手段21、明るさ調整手段22及び画像補正処理手段23は、すべて備える必要はなく、1つ又は2つ組み合わせて備えてもよい。また、複数備えた場合であっても、1つのみで処理したり、2つ又はすべてを組み合わせて処理してもよい。
図4は、本発明に係るビューファインダーVに関わる撮像装置Cの第2実施形態のシステムブロック図である。第2実施形態では、ビューファインダーVの液晶表示素子LCDよりも画素数の少ない背面画像表示素子Dを有する。そして、背面画像表示素子Dを処理する図示しない背面画像表示素子処理手段によりビューファインダーVの液晶表示素子LCDを処理するように切り換える背面画像表示素子モード切替手段31を有する。例えば、モード切替手段2によってEVF省エネモードに切り替えられた場合、液晶表示素子L
CDの画素数を、背面画像表示素子Dの画素数と同じ画素数に制御し、画面を粗くするものである。
図5は、本発明に係るビューファインダーVに関わる撮像装置Cの第3実施形態のシステムブロック図である。第3実施形態の撮像装置Cは、タイマ11を有する。タイマ11は、EVF使用判断手段1により観察者がビューファインダーVを覗いていないと判断された状態の時間を監視するものである。例えば、タイマ11の計測する時間により、処理制御手段20による処理タイミングを変化させることができ、覗いていないと判断された状態が長く、タイマ11の計測時間が長い場合、処理タイミングを遅くする等の制御が可能となる。
図6は、本発明に係るビューファインダーVに関わる撮像装置Cの第4実施形態のシステムブロック図である。第4実施形態の撮像装置Cは、電池残量監視手段12を有する。電池残量監視手段12は、撮像装置Cに用いる電池の残量を監視するものである。例えば、電池の残量により、処理制御手段20による処理タイミングを変化させることができ、電池残量監視手段12により電池の残量が少ないと監視された場合、処理タイミングを遅くする等の制御が可能となる。
図7は、本発明に係るビューファインダーVに関わる撮像装置Cの第5実施形態のシステムブロック図である。第5実施形態の撮像装置Cは、負荷監視手段13を有する。負荷監視手段13は、撮像装置Cにかかる負荷量を監視するものである。例えば、負荷量により、処理制御手段20による処理タイミングを変化させることができ、負荷監視手段13により撮像装置Cにかかる負荷量が多いと監視された場合、処理タイミングを遅くする等の制御が可能となる。
なお、撮像装置Cにかかる負荷量とは、消費電力、消費電流、処理量及び温度等である。消費電力と消費電流は、それぞれ電力計と電流計により計測される。また、処理量は、各処理の処理量をあらかじめ計測しておき、行われている処理の処理量を加算することで求めることが好ましい。さらに、温度は、ICやLSI等の温度計から計測することが好ましい。
また、撮像装置Cは、ビューファインダーVの液晶表示素子LCDの画素数を増加させることなく、表示画像の解像度を見かけ上向上させる解像を有する。例えば、解像手段の作動状態により、処理制御手段20による処理タイミングを変化させることができ、解像手段が作動している状態では、処理タイミングを遅くする等の制御が可能となる。
さらに、本実施形態のビューファインダーVは、以下の条件式(1)を満足することが好ましい。
0.35<H/f<0.70 ・・・(1)
ただし、Hは、液晶表示素子LCDの水平長、
fは、接眼の焦点距離、
である。
図8は、本発明の撮像装置の一例であるデジタルカメラの構成を示す図である。図8において、符号110は撮像装置であるデジタルカメラで、撮像光学系101と、フィルター102と、撮像素子103と、コントローラー104と、内蔵メモリー105と、電子ビューファインダー106と、インターフェイス107とより構成されている。
上記撮像装置において、撮像光学系101は複数の光学素子(レンズ等)にて構成されている。物体より発した光は、この撮像光学系101により集光され、この集光位置に物
体像が形成される。そして、この集光位置には、CCD等の撮像素子103(受光面)が配置されている。撮像素子103は、規則正しく配置された光電変換素子の集まりよりなっている。また、モアレ現象の発生を防止するために、ローパス効果を持つフィルター102が撮像光学系101と撮像素子103の間に配置されている。また、赤外光をカットするための赤外カットフィルターを配置することもある。
撮像素子103に入射した光束は、その光電変換素子により電気信号(画像信号)に変換される。この電気信号は、コントローラー104に入力される。ここで、コントローラー104により、ガンマー補正や画像圧縮処理等の信号処理が電気信号に対して行なわれる。信号処理が施された電気信号は、内蔵メモリー105やインターフェイス107を介してパーソナルコンピューター109等に出力される。
電子ビューファインダー106は、照明系、画像表示素子及び接眼光学系(接眼レンズ)等で構成されている。ここで、接眼光学系には、上記実施例の接眼光学系Oが用いられている。また、画像表示素子としては、上記実施例の反射型表示素子が用いられている。この画像表示素子は、コントローラー104によって制御されている。このような構成により、電子ビューファインダー106では、撮像しようとする物体の像や撮像された画像を観察者が観察し得るようになっている。また、内蔵メモリー105から補助メモリー108へ画像データを送ることできる。一方、インターフェイス107からは同じ画像データをパーソナルコンピューター109へ送ることができる。
図9は、本発明の撮像装置を銀塩カメラに適用した場合の構成を示すものである。図9に示すように、銀塩カメラ120は、撮像光学系111と、フィルム112と、対物レンズ113と、CCD等の撮像素子114と、第1のコントローラー115と、他の第2のコントローラー116とを有する。そしてさらに、図18のデジタルカメラと同様に、内蔵メモリー105と、電子ビューファインダー106とを備えている。なお、図示されているように、撮像光学系111と対物レンズ113とは、別の異なる光学系である。
この図9に示す銀塩カメラ120では、物体からの光束は撮像光学系111により集光され、この集光位置(第1集光位置)に物体像が形成される。第1集光位置には、フィルム112が配置されている。また、物体より発した光束は、対物レンズ113により集光され、この集光位置(第2集光位置)に物体像が形成される。この第2集光位置には、CCD等の撮像素子114が配置されている。撮像素子114は、規則正しく配置された光電変換素子の集まりよりなっている。
この撮像素子114に入射した光束は、光電変換素子にて電気信号(画像信号)に変換される。この電気信号は、第1のコントローラー115に入力される。この第1のコントローラー115により、ガンマー補正や画像圧縮処理等の信号処理が行なわれる。信号処理が施された電気信号は、画像表示素子へ送られる。上述のように、電子ビューファインダー106は、照明系、画像表示素子及び接眼光学系(接眼レンズ)等で構成されている。接眼光学系には、本実施形態の接眼光学系Oが用いられている。この電子ビューファインダー106を介して、撮像しようとする物体の像を撮像者は観察し得る。
一方、内蔵メモリー105に蓄積された情報等を用いて、撮像で得られた画像を使用者(観察者)は観察し得る。このような制御は、第1のコントローラー115により行なわれる。
また、撮像光学系111を制御するためのものとして、第2のコントローラー116を備えている。第2のコントローラー116は、撮像光学系111に対してズーミングやフォーカシング等の動作を行わせる。ズーミングやフォーカシング等の情報は、この第2の
コントローラー116からの信号を基に第1のコントローラー115にて認識される。第1のコントローラー115は、この認識により、画像表示素子に表示する像を撮像画角(ズーミング)に合わせて調節し得る。また、フォーカシング等の情報に基づいて、画像表示素子に表示される像の範囲の補正(パララックス補正)を行なうようにしてもよい。また、第1のコントローラー115よりの信号は、内蔵メモリー105や図示してないインターフェイスへ送られるようにしても良い。そして、これらの信号(情報)を、インターフェイスを介してパーソナルコンピューター等に出力するようにしてもよい。
また、撮像光学系111とフィルム112の間に光路分割素子を配置しても良い。この光路分割素子を介して物体からの光束をファインダー用に導き、撮像素子114に物体の像を形成しても良い。そして、この物体像を基に観察を行なうようにしてもよい。この場合、対物レンズ113を用いる必要が無い。
本発明の実施形態に係る撮像装置を示す図である。 本発明に係るビューファインダーに関わる撮像装置の第1実施形態のシステムブロック図である。 図2のシステムブロック図の処理制御手段をより具体的に示したものである。 本発明に係るビューファインダーに関わる撮像装置の第2実施形態のシステムブロック図である。 本発明に係るビューファインダーに関わる撮像装置の第3実施形態のシステムブロック図である。 本発明に係るビューファインダーに関わる撮像装置の第4実施形態のシステムブロック図である。 本発明に係るビューファインダーに関わる撮像装置の第5実施形態のシステムブロック図である。 本発明の撮像装置の一例であるデジタルカメラの構成を示す図である。 本発明の撮像装置を銀塩カメラに適用した場合の構成を示す図である。
符号の説明
C…撮像装置
C1…本体
V…ビューファインダー
D…背面画像表示素子
LCD…液晶表示素子
O…接眼光学系
P…接眼部
1…EVF使用判断手段(使用判断手段)
2…モード切替手段
11…タイマ
12…電池残量監視手段
13…負荷監視手段
20…処理制御手段
21…更新タイミング制御手段
22…明るさ調整手段
23…画像補正処理手段
31…背面画像表示素子モード切替手段
101…撮像光学系
102…フィルター
103…撮像素子
104…コントローラー
105…内蔵メモリー
106…電子ビューファインダー
107…インターフェイス
108…補助メモリー
109…パーソナルコンピューター
110…デジタルカメラ
111…撮像光学系
112…フィルム
113…対物レンズ
114…撮像素子
115…第1のコントローラー
116…第2のコントローラー
120…銀塩カメラ

Claims (14)

  1. 本体と、
    物体像が表示される表示部、前記表示部の像を観察者の眼に導く接眼光学系、及び前記接眼光学系の観察者側に配置される接眼部の3つの部材を少なくとも有するビューファインダーと、
    を備えた撮像装置であって、
    観察者が前記ビューファインダーを覗いていることを検出し、前記ビューファインダーを使用しているか否かを判断する使用判断手段と、
    前記使用判断手段による判断結果から通常モードと前記通常モードよりも消費電力の小さい省エネモードとを切り替えるモード切替手段と、
    前記モード切替手段によって切り替えられる通常モードと省エネモードとにあわせて、前記ビューファインダーを制御する処理制御手段と、
    を有する
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記処理制御手段は、前記ビューファインダーの前記表示部の画像表示の更新タイミングを制御する更新タイミング制御手段を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記処理制御手段は、前記ビューファインダーの前記表示部の画像表示の明るさ調整を制御する明るさ調整手段を有する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記明るさ調整手段は、前記ビューファインダーの前記表示部の画像表示の明るさ調整の更新タイミングを制御する
    ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記明るさ調整手段は、前記ビューファインダーの前記表示部の画像表示の全体の明るさを制御する
    ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  6. 前記処理制御手段は、前記ビューファインダーの前記表示部に表示される画像に対する画像補正の更新タイミングを制御する画像補正処理手段を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の撮像装置。
  7. 前記ビューファインダーの前記表示部よりも画素数の少ない背面画像表示素子と、
    前記背面画像表示素子を処理する背面画像表示素子処理手段と、
    前記背面画像表示素子処理手段により前記ビューファインダーの前記表示部を処理するように切り換える背面画像表示素子モード切替手段と、
    を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載の撮像装置。
  8. 前記モード切替手段により省エネモードに切り替えられてからの時間を計測するタイマを有し、
    前記処理制御手段は、前記タイマの計測する時間に応じて前記ビューファインダーを制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載の撮像装置。
  9. 電池の残量を監視する電池残量監視手段を有し、
    前記処理制御手段は、前記電池残量監視手段の計測する電池残量に応じて前記ビューファインダーを制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1つに記載の撮像装置。
  10. 撮像装置全体の負荷量を監視する負荷監視手段を有し、
    前記処理制御手段は、前記負荷監視手段の計測する負荷に応じて前記ビューファインダーを制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1つに記載の撮像装置。
  11. 前記ビューファインダーの前記表示部の画素数を増加させることなく、表示画像の解像度を見かけ上向上させる解像手段を有し、
    前記処理制御手段は、前記解像手段の作動状態に応じて前記ビューファインダーを制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1つに記載の撮像装置。
  12. 前記使用判断手段は、観察者が前記ビューファインダーを覗いていることを検出する接眼センサを有する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1つに記載の撮像装置。
  13. 前記ビューファインダーは、以下の条件式(1)を満足することを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれか1つに記載の撮像装置。
    0.35<H/f<0.70 ・・・(1)
    ただし、Hは、液晶表示素子LCDの水平長、
    fは、接眼の焦点距離、
    である。
  14. 前記使用判断手段は、前記背面画像表示素子が点灯している場合は、前記ビューファインダーを使用していないと判断する
    ことを特徴とする請求項7乃至請求項13のいずれか1つに記載の撮像装置。
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