JP2010061232A - 販売データ処理装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】乗算登録又はリピート登録によって複数の同一の商品の販売登録を行う際に、販売可能期限が過ぎた商品の販売を防止可能な販売登録処理技術を提供する。
【解決手段】POS端末1は、販売登録の対象の商品に付与されたバーコードのデータに基づいて、当該商品に販売可能期限が設定されているか否かを判断し、当該判断結果が肯定的である場合、後乗算登録、前乗算登録及びリピート登録により販売登録を行う省力入力を不能にし、当該判断結果が否定的である場合、省力入力を可能にする。また、POS端末1は、販売可能期限が設定されている商品については、時計部13によって計時される現在日時を用いて、販売可能期限が過ぎているか否かを判断し、当該判断結果が肯定的である場合、エラーメッセージをオペレータ用ディスプレイ5に表示させる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、販売可能期限が設定された商品の販売登録を行う販売データ処理装置、方法及びプログラムに関する。
従来より、例えば、商品に付与されたバーコードをスキャナで読み取り、当該バーコードによって示されるデータを用いて、商品の販売登録を行うPOS(Point Of Sales:販売時点情報管理)端末がある。消費期限や賞味期限などの販売可能期限が設定された食品などの商品には、販売可能期限がバーコードのデータに含まれている。このため、POS端末の中には、商品の販売登録時に、バーコードのデータに含まれる販売可能期限に現在日時が到達しているか否かをチェックすることにより、販売可能期限が過ぎているか否かを判断し、当該判断結果が肯定的である場合には、エラーとしてその旨を報知するものがある(例えば、特許文献1〜2参照)。これにより、販売可能期限が過ぎた商品が販売されることを防止可能である。
一方、同一の商品について複数の販売登録を行う際に、乗算キーなどのキー操作により、一括して販売登録を行うことが可能なPOS端末もある(例えば、特許文献3参照)。一括して販売登録を行う場合、オペレータは同一の複数の商品の全てに対してスキャナでバーコードを読み取る操作を個別に行う必要がなく、1つの商品に対してのみスキャナでバーコードを読み取る操作を行えば良い。このため、オペレータの作業を軽減することができる。
特開2000−194940号公報 特開2008−15908号公報 特開2006−85409号公報
しかしながら、同一の商品であっても、設定された販売可能期限が異なる場合がある。従って、同一の商品について複数一括して販売登録を行う場合、バーコードが読み取られていない商品のうち販売可能期限が過ぎた商品があればエラーが報知されずに販売されてしまうことになる。一方で、同一の複数の商品のうち、スキャナでバーコードを読み取った対象の商品の販売可能期限が過ぎている場合、他の同一の商品については販売可能期限が過ぎていないのにも関わらず、販売可能期限が過ぎていると判断される恐れもある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、乗算登録又はリピート登録によって複数の同一の商品の販売登録を行う際に、販売可能期限が過ぎた商品が販売されてしまうことを防止可能な販売データ処理装置、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、本発明は、商品の販売登録を行う販売データ処理装置において、前記商品に販売可能期限が設定されているか否かを判断する設定判断手段と、複数の同一の商品の販売登録を乗算により又は繰り返して行う操作指示が操作手段を介して入力される入力手段と、前記商品に販売可能期限が設定されていると判断された場合、前記複数の同一の商品の販売登録を乗算により又は繰り返して行う操作指示による販売登録を行わない販売登録制御手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、商品の販売登録を行う販売データ処理装置において、前記商品に販売可能期限が設定されているか否かを判断する設定判断手段と、複数の同一の商品の販売登録を乗算により又は繰り返して行う操作指示が操作手段を介して入力される入力手段と、前記商品に販売可能期限が設定されていると判断された場合、前記複数の同一の商品の乗算又は繰り返しによる販売登録を行わないことを報知する報知手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、設定判断手段と、入力手段と、販売登録制御手段とを備え、商品の販売登録を行う販売データ処理装置で実行される販売データ処理方法であって、前記設定判断手段が、前記商品に販売可能期限が設定されているか否かを判断する設定判断ステップと、前記入力手段が、複数の同一の商品の販売登録を乗算により又は繰り返して行う操作指示が操作手段を介して入力される入力ステップと、前記販売登録制御手段が、前記商品に販売可能期限が設定されていると判断された場合、前記複数の同一の商品の販売登録を乗算により又は繰り返して行う操作指示による販売登録を行わない制御を行う販売登録制御ステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明は、設定判断手段と、入力手段と、表示制御手段とを備え、商品の販売登録を行う販売データ処理装置で実行される販売データ処理方法であって、前記設定判断手段が、前記商品に販売可能期限が設定されているか否かを判断する設定判断ステップと、前記入力手段が、複数の同一の商品の販売登録を乗算により又は繰り返して行う操作指示が操作手段を介して入力される入力ステップと、前記表示制御手段が、前記商品に販売可能期限が設定されていると判断された場合、前記複数の同一の商品の販売登録を乗算により又は繰り返して行う操作指示による販売登録を行わないことを報知する報知ステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明は、上記の販売データ処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、乗算登録又はリピート登録によって複数の同一の商品の販売登録を行う際に、販売可能期限が過ぎた商品が販売されてしまうことを防止することができる。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる販売データ処理装置、方法及びプログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
(1)構成
本実施の形態においては、消費期限や賞味期限などの販売可能期限が設定された食品などの商品を取り扱う店舗向けのPOS(Point Of Sales:販売時点情報管理)端末に販売データ処理装置を適用する場合について説明する。図1は本実施の形態におけるPOSシステムの概略図を示している。このPOSシステムは、それぞれバーコードを読取るためのスキャナ9を備えた複数台(図では2台)のPOS端末1と、その上位機として機能するストアサーバ30と、各種帳票等を印刷するためのプリンタ31を制御するプリンタサーバ32とを備えている。各POS端末1とストアサーバ30とプリンタサーバ32とは、ネットワークNTを介して接続されている。ネットワークNTは、LAN(Local Area Network)、イントラネット、イーサネット(登録商標)、インターネットなどである。
このようなPOSシステムが構築される店舗では、販売対象の各種商品に対して、当該商品に関する各種情報がコード化されて示されるバーコードが各々付与されている。バーコードには、商品の価格を示す価格データが含まれない。このため、各種商品の商品コードにそれぞれ対応して価格データがプリセットされた商品マスタファイルがストアサーバ30に設けられている。POS端末1は、スキャナ9で読取ったバーコードのデータから商品コードを検出し、この商品コードに対応して設定された価格データをストアサーバ30に問合せ、取得した価格データに基づいて当該商品の販売記録を示す販売データを生成してこれを記憶することにより、当該商品の販売登録を行う。
本実施の形態においては、各種商品のうち販売可能期限が設定されていない日用品等の商品については、それぞれ13桁または8桁のJANコードからなるバーコード(標準バーコードという)が付与されている。これに対し、販売可能期限が設定された食品等の商品(期限付き商品という)については、図2に示すように、13桁のJANコードと、12桁の販売可能期限と、1桁の誤読防止用のチェックデジットとを含むデータがコード化された26桁のバーコード(期限付バーコードという)が付与されている。尚、販売可能期限は、例えば、左から2桁で期限時刻を示し、次の1桁でその曜日を示す。残りの9桁はパディングされたデータである。
図3は、本実施の形態におけるPOS端末1の外観を例示する図である。POS端末1は、現金等を収容するためのドロワ2の上に載置されており、このドロワ2の引出し2aの開閉を制御する。POS端末1には、正面側にキーボード3とモードスイッチ4とが設けられているとともにオペレータ用ディスプレイ5が取り付けられており、背面側にタッチパネル付客用ディスプレイ6が取り付けられている。また、レシート及びジャーナルを印字するR/Jプリンタ7が内蔵されており、このプリンタ7によって印字されたレシートがPOS端末1の正面側に形成されたレシート発行口8から発行されるようになっている。またPOS端末1には、上述したように、商品に付与されたバーコードを読取るためのスキャナ9が接続されている。
キーボード3には、オペレータが操作入力を行うための各種操作キーが配置されている。図4は、操作キーの配置を例示する図である。操作キーとしては、例えば、預かり金額などを置数するための置数キー3a,1商取引の代金を現金決済することを宣言する預/現計キー3b,1商取引として販売登録が行われた商品の合計出力を指示する小計キー3c,置数の入力を販売点数(販売個数)として入力させるための乗算キー3d,直前に販売登録が行われた商品と同一の商品の販売登録を行うことを指示するためのリピートキー3eなどがある。この置数キー3aによる数値の入力及び乗算キー3dによる操作入力により、入力された数値を販売点数として置数して乗算する操作指示が入力され、バーコードの読み取りが1つ商品に対してのみであっても、複数の同一の商品の販売登録を一括して行う乗算登録が可能になる。また、リピートキー3eによる操作入力により、直前に販売登録が行われた商品と同一の商品の販売登録を行う操作指示が入力され、当該同一の商品についてバーコードの読み取りが必要なく、その販売登録を行うリピート登録が可能になる。
モードスイッチ4は、「登録」,「点検」,「精算」,「設定」などの各種業務モードを選択するためのスイッチで、鍵にて操作される。因みに、「登録」とは、商品の販売記録を示す販売データを生成して記憶することにより販売登録を行い、また販売登録の終了が宣言された1商取引の代金精算を処理してレシートを発行する業務のモードである。「点検」とは、記憶された各商品の販売データを集計しレポート出力する業務のモードである。「精算」とは、「点検」と同様に記憶された各商品の販売データを集計しレポート出力した後、記憶された販売データをクリアする業務のモードである。「設定」とは、各種業務を実行する上で必要なデータを予め設定して記憶するための業務である。
オペレータ用ディスプレイ5及びタッチパネル付客用ディスプレイ6は、販売登録された商品の品名,価格や、販売登録の終了が宣言された1商取引の合計金額,釣銭額などを表示するもので、液晶カラーディスプレイ等が用いられている。なお、タッチパネル付客用ディスプレイ6の画面には、図示しないがタッチセンサパネルが取り付けられている。
図5はPOS端末1の制御回路構成の要部を示す図である。このPOS端末1は、CPU(Central Processing Unit)10と、ROM(Read Only Memory)11と、RAM(Random Access Memory)12と、時計部13と、通信インタフェース14と、I/O(Input/Output)ポート15と、キーボードコントローラ16と、表示コントローラ17〜18と、プリンタコントローラ19と、スキャナコントローラ20とを備え、これらがアドレスバス,データバスなどのバスライン21で接続されている。CPU10は、ROM11に記憶された各種プログラムを実行することにより、POS端末1全体を制御する。ROM11は、CPU10が実行する各種プログラムや各種データを記憶する。RAM12は、CPU10が各種プログラムを実行する際に一時的にデータやプログラムを記憶する。本実施の形態においては例えば、商品の販売記録を示す販売データを記憶するための販売データ領域がRAM12には設けられている。時計部13は、現在の日時を計時する。通信インタフェース14は、LAN(Local Area Network)などの通信回線を通じて接続されるホスト装置(不図示)とのデータ通信を制御する。I/Oポート15は、モードスイッチ4のからのモード選択信号を入力するとともにドロワ2の引出し2aを自動開放させるドロワ開放装置2bに駆動信号を出力する。キーボードコントローラ16は、キーボード3から操作キーに対応したキー信号を取込みCPU10に通知する。表示コントローラ17は、オペレータ用ディスプレイ5の駆動を制御しCPU10から与えられる表示データに対応した文字等をカラー表示させる。表示コントローラ18は、タッチパネル付客用ディスプレイ6の駆動を制御しCPU10から供給される表示データに対応した文字等をカラー表示させるとともに該タッチパネル付客用ディスプレイ6の画面に取り付けられたタッチセンサパネルからの信号を取込みCPU10に通知する。プリンタコントローラ19は、R/Jプリンタ7の駆動を制御しCPU10から供給される印字データをもとにレシート印字及びジャーナル印字を行わせる。スキャナコントローラ20は、スキャナ9で読取られたデータの信号を取込みCPU10に入力する。
以上のような構成のPOS端末1において、複数の同一の商品の販売登録を行う際にオペレータの操作の省力化が可能な方法として、後乗算登録と、前乗算登録と、リピート登録との3つの省力入力の方法がある。後乗算登録とは、1つの商品についてバーコードを読み取る操作が行われた後に、置数キー3aによる数値の入力及び乗算キー3dによる操作入力が行われることにより、入力された数値を販売点数として置数し、これを用いて乗算を行って複数の同一の商品の販売登録を一括して行う方法である。前乗算登録とは、置数キー3aによる置数入力及び乗算キー3dによる操作入力が行われて、販売点数を置数した後に、バーコードを読み取る操作が行われることにより、置数した販売点数を用いて乗算を行って複数の同一の商品の販売登録を一括して行う方法である。リピート登録とは、1つの商品の販売登録を行った後に、同一の複数の商品の販売登録を行う際に、リピートキー3eによる操作入力が行われることにより、後者の商品のバーコードを読み取る操作の必要なく、販売登録を行う方法である。本実施の形態においては、POS端末1は、期限付き商品については、いずれの方法であっても省力入力を制限する機能を実現させる。
この機能の詳細は以下の通りである。POS端末1には、販売登録の対象の商品に付与されスキャナ9により読み取られたバーコードのデータや、置数キー3aによる数値の入力及び乗算キー3dによる操作入力や、リピートキー3eによる操作入力が入力される。POS端末1は、バーコードのデータに基づいて、当該商品に販売可能期限が設定されているか否かを判断し、当該判断結果が肯定的である場合、上述の省力入力を不能にするよう制御し、当該判断結果が否定的である場合、上述の省力入力を可能にする。また、POS端末1は、販売可能期限が設定されている商品については、時計部13によって計時される現在日時を用いて、販売可能期限が過ぎているか否かを判断し、当該判断結果が肯定的である場合、エラーメッセージをオペレータ用ディスプレイ5に表示させる。以上のように、POS端末1は、省力入力による複数の同一の商品の販売登録を制御する販売登録制御処理を行う。
(2)動作
次に、本実施の形態にかかるPOS端末1の行う販売登録制御処理の手順について説明する。図6は、販売登録制御処理の手順を示すフローチャートである。以降、後乗算登録、前乗算登録及びリピート登録の順に販売登録制御処理の手順を詳述する。
<後乗算登録>
まず、後乗算登録における販売登録制御処理について説明する。オペレータは、後乗算登録によって販売登録を行おうとする場合、POS端末1において、モードスイッチ4により「登録」モードが選択されている状態において、まず、スキャナ9によりバーコードを読み取る操作を行う。この操作に応じて、スキャナ9によってバーコードが読み取られ、読み取られたバーコードのデータがスキャナコントローラ20を介してCPU10に入力されると(ステップS1)、CPU10は、販売登録が要求されたと判断し(ステップS2:YES)、CPU10は、当該バーコードのデータを解析して、当該バーコードが期限付きバーコードか又は標準バーコードかを判断することにより、販売登録対象の商品が期限付き商品か否かを判断する(ステップS3)。この判断は、例えば、バーコードのデータの桁数により行うことができる。例えば、CPU10は、バーコードのデータの桁数が13桁である場合、標準バーコードであると判断し、バーコードのデータの桁数が26桁である場合、期限付きバーコードであると判断する。
ステップS1でデータが入力されたバーコードが期限付バーコードであった場合には(ステップS4:YES)、CPU10は、次いで、期限チェック処理を行う(ステップS5)。期限チェック処理では、CPU10は、まず、当該バーコードのデータに含まれる販売可能期限のデータを取得する。そして、CPU10は、計時部13が計時した現在日時と販売可能期限とを用いて、販売可能期限が過ぎてきるか否かを判断する(ステップS6)。例えば、図2に示したバーコードの場合、販売可能期限は時間及び曜日であるため、CPU10は、現在日時から曜日を換算してこれと現在日時の時間と、販売可能期限の時間及び曜日とを比較して、現在日時が販売可能期限に到達しているか否かを判断する。これにより販売可能期限が過ぎてきるか否かをCPU10は判断する。そして、販売可能期限が過ぎていると判断した場合(ステップS6:YES)、CPU10は、期限切れを示すエラーメッセージを表示するための表示データを生成してこれを表示コントローラ17を介してオペレータ用ディスプレイ5に供給する。オペレータ用ディスプレイ5は、表示データに応じたエラーメッセージを表示する。そして、CPU10は、期限チェック処理を終了すると共に、販売登録制御処理を終了する。
一方、販売可能期限が過ぎていないと判断した場合(ステップS6:NO)、次いで、CPU10は、第1入力制限処理を行う(ステップS7)。図7は、第1入力制限処理の手順を示すフローチャートである。CPU10は、まず、置数キー3a及び乗算キー3dにより「2」以上の数値が販売点数として置数されているか否かを判断する(ステップS20)。「2」以上の数値が販売点数として置数されている場合(ステップS20:YES)、前乗算登録により販売登録を行う場合である。この場合については後述する。後乗算登録によって販売登録を行おうとする場合には、販売点数がまだ置数されていないので(ステップS20:NO)、第1入力制限処理を終了する。
第1入力制限処理で省力入力を制限すると判断しない場合、図6のステップS8では、CPU10は、ステップS1で要求された販売登録を行うものとして(ステップS8:NO)、ステップS9に進む。ステップS1でデータが読取られたバーコードが期限付バーコードでなく標準バーコードであった場合も(ステップS4:NO)、ステップS9に進む。ステップS9では、CPU10は販売登録処理を行う。販売登録処理では、ステップS1でデータが読取られたバーコードのデータに含まれる商品コードを用いてストアサーバ30に価格データを問合せる。そして、CPU10は、ストアサーバ30から応答された価格データによって示される価格と販売点数とを乗算して販売金額を算出する。販売点数は、上述したように置数キー3a及び乗算キー3dにより置数された数値である。販売点数が置数されていない場合、販売点数は‘1’とする。そして、CPU10は、商品コードと販売金額と販売点数とを含む販売データをRAM12の販売データ領域に記憶させることにより、販売登録を行う。また、後乗算登録又はリピート登録が行われる可能性があるため、CPU10は、販売データに対して価格データを対応付けると共に、直前フラグ‘1’を対応付けてRAM12に記憶させておく。直前フラグとは、‘1’か‘0’の値により、直前に販売登録を行った商品の販売データであるか否かを示す。また、CPU10は、期限付き商品であるとステップS4で判断した商品について販売登録を行った場合は、RAM12に記憶される直前期限有無フラグの値を‘1’にする。
そして、処理はステップS1に戻り、CPU10は、販売点数の入力として、オペレータにより置数キー3aによる数値の入力及び乗算キー3dによる操作入力、即ち、後乗算登録の操作指示を待機することになる。置数キー3aによる数値の入力及び乗算キー3dによる操作入力が行われると、ステップS2ではCPU10は操作指示が入力されたと判断し、第2入力制限処理を行う(ステップS11)。図8は、第2入力制限処理の手順を示すフローチャートである。CPU10は、RAM12の販売データ領域に、直前フラグ‘1’が対応付けられた販売データが記憶されているか否かを判断する(ステップS30)。後乗算登録によって販売登録を行おうとする場合には、ステップS9でRAM12の販売データ領域に、直前フラグ‘1’が対応付けられた販売データがすでに記憶されているから(ステップS30:YES)、次いで、CPU10は、置数キー3aによる数値の入力及び乗算キー3dによる操作入力によって販売点数として置数された値が‘1’であるか否かを判断する(ステップS32)。販売点数として置数された値が‘1’でない場合(ステップS31:NO)、CPU10は、RAM12に記憶された直前期限有無フラグの値が‘1’か否かを判断する(ステップS32)。直前期限有無フラグの値が‘1’である場合(ステップS31:YES)、直前に販売登録が行われた商品は期限付き商品である。この場合、CPU10は、省力入力を制限すると判断する(ステップS33)。後乗算登録によって販売登録を行おうとする場合に省力入力を制限するとは、置数キー3aによる「2」以上の数値の入力及び乗算キー3dによる操作入力を無効にして、後乗算登録によって同一の複数の商品の販売登録を行わないということである。尚、直前フラグ‘1’が対応付けられた販売データが記憶されていても販売点数として置数された値が‘1’である場合(ステップS31:YES)、1つの商品の販売登録が指示されているだけなので、後乗算登録を指示する操作指示によって販売登録を行うという省力入力を制限しないと判断して、第2入力制限処理を終了する。尚、RAM12の販売データ領域に、直前フラグ‘1’が対応付けられた販売データが記憶されていない場合(ステップS30:NO)、後に、前乗算登録を指示する操作指示によって販売登録を行うことが指示される可能性がある。この場合、CPU10は、第2入力制限処理を終了する。
図6の戻り、ステップS12では、CPU10は、第2入力制限処理の結果、省力入力を制限するか否かを判断する。当該判断結果が肯定的である場合、CPU10は、ステップS10と同様に、期限付き商品の省力入力を制限する旨を示すエラーメッセージを表示するための表示データを生成してこれを表示コントローラ17を介してオペレータ用ディスプレイ5に供給する。オペレータ用ディスプレイ5は、表示データに応じたエラーメッセージを表示する(ステップS14)。また、CPU10は、販売点数として置数された数値を‘0’にリセットする。一方、省力入力を制限しないと判断した場合(ステップS12:NO)、即ち、後乗算登録を指示する操作指示によって同一の複数の商品の販売登録を行うと判断した場合、CPU10は、ステップS1で行なわれた操作入力に応じた処理を行う(ステップS13)。
即ち、最初のステップS1でバーコードが読み取られた商品が期限付き商品ではない場合又は販売点数として置数された値が‘1’である場合、ステップS13では、CPU10は、ステップS1で行われた置数キー3aによる数値の入力及び乗算キー3dによる操作入力に応じた処理として、RAM12の販売データ領域に直前フラグ‘1’と対応付けられて記憶されている販売データを参照して、当該販売データと対応付けて記憶された価格データとステップS1で入力された販売点数とを用いて当該販売データを更新することにより、新たに販売登録を行う。具体的には、CPU10は、価格データによって示される価格と販売個数とを乗算して販売金額を新たに算出して、当該販売データが商品コードと新たな販売金額と新たな販売点数とを含むよう当該販売データを更新する。尚、販売点数として置数された値が‘1’である場合は、更新前の販売データと更新後の販売データとは結果的に同じになる。そして、CPU10は、当該販売データに対応付けられている直前フラグの値と‘0’にすると共に、RAM12に記憶される直前期限有無フラグの値を‘0’にリセットする。また、CPU10は、販売点数として置数された数値を‘0’にリセットする。
尚、販売点数として置数された値が‘1’である場合は、対象の商品の販売登録を既に行っているので、CPU10は、ステップS13の処理を行わずに、当該販売登録制御処理を終了するようにしても良い。
<前乗算登録>
次に後前算登録における販売登録制御処理について図6〜8を用いて説明する。上述のあと乗算登録における販売登録制御処理と説明と共通する部分については説明を省略する場合がある。オペレータは、前乗算登録によって販売登録を行おうとする場合、POS端末1において、モードスイッチ4により「登録」モードが選択されている状態において、まず、販売点数の入力として、置数キー3aによる「2」以上の数値の入力及び乗算キー3dによる操作入力を行う。このとき、CPU10は、操作指示が入力されたと判断し(ステップS2:NO)、ステップS11の第2入力制限処理を行う。前乗算登録によって販売登録を行おうとする場合、RAM12の販売データ領域に記憶された販売データに直前フラグ‘1’が対応付けられているものがないから(ステップS30:NO)、CPU10は、図6のステップS12では、ステップS1で入力された操作指示を無効にしないと判断し(ステップS12:NO)、ステップS13に進む。ステップS13では、CPU10は、ステップS1で行われた置数キー3aによる数値の入力及び乗算キー3dによる操作入力に応じた処理として、当該数値を販売点数として置数する。この販売点数は、後に販売登録が行われる際に用いられる。そして、ステップS1に戻り、CPU10は、スキャナ9によるバーコードの読み取りを待機することになる。そして、スキャナ9によってバーコードが読み取られ、読み取られたバーコードのデータがスキャナコントローラ20を介してCPU10に入力されると、CPU10は、販売登録が要求されたと判断し(ステップS2:YES)、ステップS3以降の処理を行う。
対象の商品が期限付き商品である場合、CPU10は、ステップS3の期限チェック処理を行った後、販売可能期限を過ぎていないと判断した場合(ステップS6:NO)、CPU10は、ステップS7の第1入力制限処理を行うことになる。前乗算登録によって販売登録を行おうとする場合、上述のステップS13の処理の結果、「2」以上の販売点数が置数されているから(図7のステップS20:YES)、CPU10は、省力入力を制限すると判断する(ステップS21)。前乗算登録によって販売登録を行おうとする場合に省力入力を制限するとは、前乗算登録を指示する操作指示の入力自体を一旦受け付けるものの、当該操作指示によって同一の複数の商品の販売登録を行わないということである。そして、図に戻り、ステップS8では、CPU10は、前乗算登録を指示する操作指示によって同一の複数の商品の販売登録を行わないと判断し(ステップS8:YES)、ステップS10に進む。そして、ステップS10の処理の結果、「期限付きの商品の省力入力は無効です。個別にスキャンしてください。」等のエラーメッセージがオペレータ用ディスプレイ5に表示される。また、CPU10は、販売点数として置数された数値を‘0’にリセットする。
尚、対象の商品が期限付き商品でない場合、CPU10は、ステップS4の後、ステップS9の販売登録処理を行う。販売登録処理の手順は上述の通りである。尚、前乗算登録によって販売登録を行おうとする場合は、ステップS13で「2」以上の販売点数が置数されているから、CPU10は、この販売点数を用いて販売金額を算出する。そして、CPU10は、RAM12の販売データ領域に販売データを記憶すると共に、RAM12に記憶される直前期限有無フラグの値を‘0’にリセットする。また、CPU10は、販売点数として置数された数値を‘0’にリセットする。
<リピート登録>
次に、リピート登録について説明する。オペレータは、リピート登録によって販売登録を行おうとする場合、POS端末1において、モードスイッチ4により「登録」モードが選択されている状態において、まず、スキャナ9によりバーコードを読み取る操作を行う。この操作に応じて、スキャナ9によってバーコードが読み取られ、読み取られたバーコードのデータがスキャナコントローラ20を介してCPU10に入力される。そして、CPU10は、ステップS1以降の処理を行う。対象の商品が期限付き商品である場合、上述の後乗算登録の場合と同様に、CPU10は、ステップS5の期限チェック処理を行った後、ステップS6で販売可能期限が過ぎていないと判断した場合(ステップS6:NO)、CPU10は、ステップS7の第1入力制限処理を行うことになる。リピート登録によって販売登録を行おうとする場合には、図7のステップS20では「2」以上の販売点数が置数されていないと判断されるから(ステップS20:NO)、CPU10は、省力入力を制限するとは判断しない。このため、図6のステップS8では、CPU10は、ステップS1で要求された販売登録を行うものとして(ステップS8:NO)、ステップS9に進んで、CPU10は、ステップS1でバーコードを読み取った1つの商品の販売登録を行う。販売登録処理の手順は上述の通りである。尚、リピート登録によって販売登録を行おうとする場合には、販売点数は置数されないから、CPU10は、‘1’を販売点数として用いて販売金額を算出する。また、CPU10は、価格データ及び直前フラグ‘1’を対応付けて販売データをRAM12の販売データ領域に記憶させる。そして、CPU10は、RAM12に記憶される直前期限有無フラグの値を‘1’にする。
そして、処理はステップS1に戻り、直前のステップS9で販売登録を行った商品と同一の商品の販売登録を行うことを指示する操作指示がリピートキー3eによって入力されると、ステップS2の判断結果が否定的となる。そして、CPU10は、ステップS11の第2入力制限処理を行う。リピート登録によって販売登録を行おうとする場合には、ステップS9でRAM12の販売データ領域には直前フラグ‘1’が対応付けられている販売データが記憶されているから、ステップS30の判断結果が肯定的となり、ステップS31に進む。直前のステップS9で販売登録を行った商品が期限付き商品であり、直前期限有無フラグの値は‘1’である場合、ステップS31の判断結果は肯定的となり、CPU10は、省力入力を制限すると判断する。リピート登録によって販売登録を行おうとする場合に省力入力を制限するとは、リピート登録を指示する操作指示を無効にして、当該操作指示によって同一の複数の商品の販売登録を行わないということである。このため、ステップS12の判断結果が肯定的となり、ステップS14の処理の結果、「期限付きの商品の省力入力は無効です。個別にスキャンしてください。」等のエラーメッセージがオペレータ用ディスプレイ5に表示される。
尚、最初のステップS1でバーコードが読み取られた商品が期限付き商品ではない場合、CPU10は、ステップS4の後、ステップS9の販売登録処理を行う。このとき、CPU10は、RAM12に記憶される直前期限有無フラグの値を‘1’にはせず、‘0’とする。販売登録処理の手順は上述の通りである。CPU10が販売データをRAM12の販売データ領域に直前フラグ‘1’と対応付けて記憶させるのも上述の通りである。尚、リピート登録によって販売登録を行おうとする場合には販売点数は置数されないから、CPU10は、‘1’を販売点数として用いて販売金額を算出する。そして、処理はステップS1に戻り、販売点数の入力が行われた場合、CPU10は、ステップS2では操作指示が入力されたと判断し(ステップS2:NO)、ステップS11の第2入力制限処理を行う。リピート登録によって販売登録を行おうとする場合には、図7のステップS30では直前フラグ‘1’の販売データはRAM12に記憶されており(ステップS30:YES)、また、直前期限有無フラグの値は‘0’であるから(ステップS31:NO)、CPU10は省力入力を制限するとは判断しない。即ち、リピート登録を指示する操作指示によって同一の複数の商品の販売登録を行うことが可能である。この場合、CPU10は、図6のステップS12ではリピート登録を指示する操作指示によって同一の複数の商品の販売登録を行うものとして(ステップS12:NO)、ステップS13に進む。ステップS13では、CPU10は、ステップS1で行われたリピートキー3eによる操作入力に応じた処理として、RAM14の販売データ領域に直前フラグ‘1’と対応付けられて記憶されている販売データを複製して当該販売データ領域に記憶させることにより、販売登録を行う。そして、CPU10は、当該販売データに対応付けられた直前フラグの値を‘0’にする。
以上のような構成によれば、同一の複数の商品について同時期に販売登録を行う際に、期限付きの商品については、省力入力を制限して、後乗算登録、前乗算登録及びリピート登録を指示する操作指示によって同一の複数の商品の販売登録を行わない。この結果、期限付きの商品については、販売可能期限をチェックする処理を個別に行った後に販売登録が行われるようになる。このため、販売可能期限が過ぎた期限付き商品の販売を防止することができる。また、期限付き商品でない場合には、従来と同様に、省力入力を利用可能にすることで、オペレータの利便性を維持することができる。
[変形例]
なお、本発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。また、以下に例示するような種々の変形が可能である。
<変形例1>
上述した実施の形態において、POS端末1で実行される各種プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また当該各種プログラムを、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成しても良い。
<変形例2>
上述した実施の形態において、商品に付与されるコードシンボルは1次元バーコードであるとしたが、これに限らず、2次元バーコードであっても良いし、その他の構成のコードシンボルであっても良い。また、コードシンボルのデータ構成は、上述したものに限らない。
また、上述した実施の形態において、販売可能期限は、時刻と曜日とを示すようにしたが、これに限らず、例えば、販売可能期限の年月日を示すようにしても良いし、製造年月日と当該製造年月日から販売可能期限までの期間とを示すようにしても良い。
また、上述した実施の形態において、期限付き商品であるか否かは、商品に付与されたバーコードの桁数を用いて判断したが、これに限らない。例えば、期限付き商品であることを示すフラグをバーコードが示すようにバーコードを構成するようにしても良い。
また、上述した実施の形態において、POSシステムの構成や、期限チェック処理の方法や、販売登録処理の方法は、上述のものに限らない。
また、上述した実施の形態においては、期限チェック処理の後に第1入力制限処理を行うようにしたが、第1入力制限処理の後に期限チェック処理を行うようにしても良い。
<変形例3>
上述した実施の形態において、省力入力を制限する旨を、エラーメッセージとしてオペレータ用ディスプレイ5に表示させて報知するようにしたが、これに限らず、例えば、POS端末1が音声出力部を備え、当該音声出力部から当該エラーメッセージを示す音声を出力することによって報知するようにしても良い。
一実施の形態におけるPOSシステムの概略図を示している。 同実施の形態におけるバーコードのデータ構成を例示する図である。 同実施の形態におけるPOS端末1の外観を例示する図である。 同実施の形態における操作キーの配置を例示する図である。 同実施の形態におけるPOS端末1の制御回路構成の要部を示す図である。 同実施の形態における販売登録制御処理の手順を示すフローチャートである。 同実施の形態における第1入力制限処理の手順を示すフローチャートである。 同実施の形態における第2入力制限処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 POS端末
2 ドロワ
2b ドロワ開放装置
3 キーボード
3a 置数キー
3b 預/現計キー
3c 小計キー
3d 乗算キー
3e リピートキー
4 モードスイッチ
5 オペレータ用ディスプレイ
6 タッチパネル付客用ディスプレイ
7 R/Jプリンタ
8 レシート発行口
9 スキャナ
13 時計部
14 通信インタフェース
15 I/Oポート
16 キーボードコントローラ
17 表示コントローラ
18 表示コントローラ
19 プリンタコントローラ
20 スキャナコントローラ
21 バスライン
30 ストアサーバ
31 プリンタ
32 プリンタサーバ
NT ネットワーク

Claims (13)

  1. 商品の販売登録を行う販売データ処理装置において、
    前記商品に販売可能期限が設定されているか否かを判断する設定判断手段と、
    複数の同一の商品の販売登録を乗算により又は繰り返して行う操作指示が操作手段を介して入力される入力手段と、
    前記商品に販売可能期限が設定されていると判断された場合、前記複数の同一の商品の販売登録を乗算により又は繰り返して行う操作指示による販売登録を行わない販売登録制御手段とを備える
    ことを特徴とする販売データ処理装置。
  2. 前記商品には、商品コードのデータを少なくとも含むコードシンボルが付与され、
    前記入力手段には、読取手段により読み取られた前記コードシンボルのデータが入力され、
    前記設定判断手段は、前記コードシンボルのデータが前記販売可能期限を含むか否かを判断することにより、前記商品に販売可能期限が設定されているか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の販売データ処理装置。
  3. 前記入力手段には、前記商品に付与された前記コードシンボルのデータが入力された後に、前記商品の個数と前記同一の商品の個数とを含む販売個数を乗算する操作指示が操作手段を介して入力され、
    前記設定判断手段は、前記コードシンボルのデータが入力されたときに、当該コードシンボルのデータが前記販売可能期限を含むか否かを判断し、
    前記販売登録制御手段は、前記商品に販売可能期限が設定されていると判断された場合、前記操作指示が入力されたときに、前記複数の同一の商品の乗算による販売登録を行わない
    ことを特徴とする請求項2に記載の販売データ処理装置。
  4. 前記入力手段には、前記商品の個数と前記同一の商品の個数とを含む販売個数を乗算する操作指示が操作手段を介して入力された後に、前記商品に付与された前記コードシンボルのデータが入力され、
    前記設定判断手段は、前記コードシンボルのデータが入力されたときに、当該コードシンボルのデータが前記販売可能期限を含むか否かを判断し、
    前記販売登録制御手段は、前記商品に販売可能期限が設定されていると判断されたときに、前記複数の同一の商品の乗算による販売登録を行わない
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の販売データ処理装置。
  5. 前記入力手段には、前記商品に付与された前記コードシンボルのデータが入力された後に、前記複数の同一の商品の販売登録を繰り返して行う操作指示が操作手段を介して入力され、
    前記設定判断手段は、前記コードシンボルのデータが入力されたときに、当該コードシンボルのデータが前記販売可能期限を含むか否かを判断し、
    前記販売登録制御手段は、前記商品に販売可能期限が設定されていると判断された場合、前記操作指示が入力されたときに、前記複数の同一の商品の繰り返しによる販売登録を行わない
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の販売データ処理装置。
  6. 前記コードシンボルのデータを用いて前記商品の販売記録を示す販売データを生成してこれを記憶手段に記憶させることにより、当該商品の販売登録を行い、前記商品に販売可能期限が設定されていないと判断された場合、前記記憶手段に記憶させた前記販売データと前記販売個数とを用いて、前記販売データが前記商品及び前記同一の商品の販売記録を示すように更新することにより、前記複数の同一の商品の販売登録を乗算によって行う販売登録手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の販売データ処理装置。
  7. 前記商品に販売可能期限が設定されていないと判断された場合、前記コードシンボルのデータと前記販売点数とを用いて、前記商品及び前記同一の商品の販売記録を示す前記販売データを記憶手段に記憶させることにより、前記複数の同一の商品の販売登録を乗算により行う販売登録手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項4に記載の販売データ処理装置。
  8. 前記コードシンボルのデータを用いて前記商品の販売記録を示す販売データを生成してこれを記憶手段に記憶させることにより、当該商品の販売登録を行い、前記商品に販売可能期限が設定されていないと判断された場合、前記記憶手段に記憶させた前記販売データを用いて、前記同一の商品の販売記録を示す販売データを前記記憶手段に記憶させることにより、前記複数の同一の商品の販売登録を繰り返して行う販売登録手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項5に記載の販売データ処理装置。
  9. 現在日時を計時する時計手段と、
    前記商品に販売可能期限が設定されていると判断された場合、現在日時が前記販売可能期限に到達しているか否かを判断する期限判断手段とを更に備え、
    前記販売登録手段は、現在日時が前記販売可能期限に到達していないと判断された場合、前記コードシンボルのデータを用いて前記商品の販売記録を示す販売データを生成してこれを記憶手段に記憶させることにより、当該商品の販売登録を行う
    ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一項に記載の販売データ処理装置。
  10. 商品の販売登録を行う販売データ処理装置において、
    前記商品に販売可能期限が設定されているか否かを判断する設定判断手段と、
    複数の同一の商品の販売登録を乗算により又は繰り返して行う操作指示が操作手段を介して入力される入力手段と、
    前記商品に販売可能期限が設定されていると判断された場合、前記複数の同一の商品の販売登録を乗算により又は繰り返して行う操作指示による販売登録を行わないことを報知する報知手段とを備える
    ことを特徴とする販売データ処理装置。
  11. 設定判断手段と、入力手段と、販売登録制御手段とを備え、商品の販売登録を行う販売データ処理装置で実行される販売データ処理方法であって、
    前記設定判断手段が、前記商品に販売可能期限が設定されているか否かを判断する設定判断ステップと、
    前記入力手段が、複数の同一の商品の販売登録を乗算により又は繰り返して行う操作指示が操作手段を介して入力される入力ステップと、
    前記販売登録制御手段が、前記商品に販売可能期限が設定されていると判断された場合、前記複数の同一の商品の販売登録を乗算により又は繰り返して行う操作指示による販売登録を行わない制御を行う販売登録制御ステップとを含む
    ことを特徴とする販売データ処理方法。
  12. 設定判断手段と、入力手段と、表示制御手段とを備え、商品の販売登録を行う販売データ処理装置で実行される販売データ処理方法であって、
    前記設定判断手段が、前記商品に販売可能期限が設定されているか否かを判断する設定判断ステップと、
    前記入力手段が、複数の同一の商品の販売登録を乗算により又は繰り返して行う操作指示が操作手段を介して入力される入力ステップと、
    前記表示制御手段が、前記商品に販売可能期限が設定されていると判断された場合、前記複数の同一の商品の販売登録を乗算により又は繰り返して行う操作指示による販売登録を行わないことを報知する報知ステップとを含む
    ことを特徴とする販売データ処理方法。
  13. 請求項11又は12に記載の販売データ処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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