JP2010061171A - 光結合装置及びその製造方法 - Google Patents

光結合装置及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010061171A
JP2010061171A JP2009284653A JP2009284653A JP2010061171A JP 2010061171 A JP2010061171 A JP 2010061171A JP 2009284653 A JP2009284653 A JP 2009284653A JP 2009284653 A JP2009284653 A JP 2009284653A JP 2010061171 A JP2010061171 A JP 2010061171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
optical waveguide
coupling device
optical
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009284653A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4793490B2 (ja
Inventor
Hidehiko Nakada
英彦 中田
Takahiro Arakida
孝博 荒木田
Kenji Suzuki
健二 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2009284653A priority Critical patent/JP4793490B2/ja
Publication of JP2010061171A publication Critical patent/JP2010061171A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4793490B2 publication Critical patent/JP4793490B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Optical Integrated Circuits (AREA)

Abstract

【課題】 発光(又は受光)素子及び光導波路の実装時の位置合せを容易かつ高精度に行える光導波路装置等の光結合装置、及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】 端面に形成された光反射面34による反射で外部光を内部に導入又は内部光を外部へ導出するように構成されたエアリッジ型の光導波部36と、光反射面34とは反対側の位置にて光導波部36に対向して配置されて外部光の出射又は内部光の受光を行う発光又は受光素子と、光導波部36及び発光又は受光素子をそれぞれ固定した支持体31とを有し、この支持体に形成された凹部44内の所定位置に発光又は受光素子が固定され、その所定位置とは別の位置にて光導波部36のコア39が支持体31とは非接触の状態で凹部44内に配置されていると共に、コア39以外の領域で光導波部36が支持体31に固定されている、光導波路装置としての光結合装置。
【選択図】 図5

Description

本発明は、光導波路と発光又は受光素子とを支持体に固定してなる光結合装置及びその支持体、並びにこれらの製造方法に関し、特に光通信用、ディスプレイ用として好適な装置及び製造方法に関するものである。
これまで、電子機器内のボード間又はボード内のチップ間など、比較的短距離間の情報伝達は、主に電気信号により行われてきたが、集積回路の性能を向上させるためには、信号の高速化や信号配線の高密度化が必要となる。しかし、電気信号配線においては、配線の時定数による信号遅延やノイズの発生等の問題から、電気信号の高速化や電気信号配線の高密度化が困難である。
こうした問題を解決する光配線(光インターコネクション)が注目されている。光配線は、電子機器間、電子機器内のボード間又はボード内のチップ間など、種々の個所に適用可能であり、例えば、チップ間のような短距離間の信号の伝送には、チップが搭載されている基板上に光導波路を形成し、信号変調されたレーザ光等の伝送路とした光伝送、通信システムを構築することができる。
他方、光導波路をディスプレイの光源モジュールとして用いることも知られている。例えば、映像ソフト、ゲーム、コンピュータ画面、映画等を自分だけのデイ画面で楽しめるヘッドマウントディスプレイ(Head Mounted Display)の開発が成されており、サングラスのように掛けるだけで、臨場感あふれる映像をいつでもどこでも気軽に体感できるパーソナルなディスプレイがある(米国特許第5,467,104号公報参照)。
従来、光導波路からなる光導波部品と面型発光又は受光素子とを結合させる構造としては、例えば特開2002−31747公報に開示されているように、基板表面に位置合わせをして発光素子を実装し、同じ基板のガイド溝に光導波部品を実装し、更に発光素子上部に光路変換部を位置合わせして実装した形態が開示されている。しかし、光路変換部が別部品となっているため、部品点数が3点となって位置合わせ回数が多く、位置合わせ精度も出しづらいため、組立工程が複雑であるという問題がある。
また、特開2003−215371公報には、端面に45度傾斜ミラーが形成された光導波部品と面型発光素子との結合構造が開示されている。この構造では、発光素子が光導波路部品の上方に配置されており、基板とは鼓型のはんだバンプを介してのみ接続されている。このような実装形態では、発光素子から出る熱が十分に放熱されないため、熱的な問題がある。また、位置ずれに非常にシビアな光結合においては、素子の位置ずれに対する信頼性の問題もあるが、これを満たす構造ではない。
他方、こうした問題点をある程度解消できる光導波路装置として、後記の特許文献1(国際公開WO 00/08505)、後記の特許文献2(特開平10−300961号)、後記の特許文献3(特開2000−292656)の各公報には、基板に凹部を設け、この凹部に実装した発光素子に対向して、傾斜したミラー面を有する光導波部品を基板上に固定した構造が知られている。
例えば、図8に示すように、実装基板50の主表面に凹部52が設けられ、この凹部52に発光素子54が載置されている。実装基板50の主表面上には、光導波路56が取り付けられ、この光導波路56の端部58は傾斜ミラー面となっていて発光素子54上に位置している。
発光素子54から出射された光60は、端部58で反射されて、光導波路56のコア62に入る。光60は、コア62内を矢印方向に進み、光ファイバ等に伝送される。
しかしながら、上記した従来の構造では、例えば図8において、凹部52を基板50に形成するときの加工精度や、発光素子54を接着固定するときの位置ずれ、更には光導波路56を基板40に接着固定するときの位置ずれ及び発光素子44との間での位置ずれを十分に防止することができない。
本発明の目的は、発光(又は受光)素子及び光導波路の実装時の位置合わせを容易かつ高精度に行える光導波路装置等の光結合装置と、これに用いる支持体、並びにそれらの製造方法を提供することにある。
即ち、本発明は、端面に形成された光反射面(例えば後述の45度傾斜ミラー面:以下、同様)を介して光を内部又は外部へ導びくように構成された光導波部(例えば後述の光導波路:以下、同様)と、前記端面に対向して配置された発光又は受光素子(例えば後述のLD又はLED等の発光素子:以下、同様)と、前記光導波部及び前記発光又は受光素子をそれぞれ固定した支持体(例えば後述のSi基板:以下、同様)とを有し、この支持体の異方性エッチングによって凹部(例えば後述の比較的深い凹部:以下、同様)が形成され、この凹部内の所定位置に前記発光又は受光素子が固定されている、光結合装置(以下、本発明の第1の光結合装置と称する。)と、この本発明の第1の光結合装置に用いる前記支持体(以下、本発明の第1の支持体と称する。)に係るものである。
また、本発明は、端面に形成された光反射面を介して光を内部又は外部へ導びくように構成されたエアリッジ型の光導波部と、前記端面に対向して配置された発光又は受光素子と、前記光導波部及び前記発光又は受光素子をそれぞれ固定した支持体とを有し、この支持体に形成された凹部内の所定位置に前記発光又は受光素子が固定され、前記所定位置とは別の位置にて前記光導波部のコアが前記支持体とは非接触の状態で前記凹部(特に前記光導波部との間に空間を存在させるように形成された凹部(以下、同様)内に配置されていると共に、前記コア以外の領域で前記光導波部が前記支持体に固定されている、光結合装置(以下、本発明の第2の光結合装置と称する。)と、この本発明の第2の光結合装置に用いる前記支持体(以下、本発明の第2の支持体と称する。)にも係るものである。
また、本発明は、異方性エッチングによって支持体に凹部を形成する工程と、この凹部内の所定位置に発光又は受光素子を固定する工程と、端面に形成された光反射面を介して光を内部又は外部へ導びくように構成された光導波部を、前記端面に対向して前記発光又は受光素子が配置されるように、前記支持体に固定する工程とを有する、光結合装置の製造方法(以下、本発明の第1の製造方法と称する。)と、前記凹部を異方性エッチングによって形成する工程を有する前記支持体の製造方法(以下、本発明の第2の製造方法と称する。)も提供するものである。
本発明の第1の光結合装置、本発明の第1の支持体、本発明の第1及び第2の製造方法によれば、異方性エッチングによって前記支持体に凹部を形成し、この凹部内の所定位置に前記発光又は受光素子を固定し、前記光導波部の前記端面に対向して前記発光又は受光素子が配置されるようにしているので、前記発光又は受光素子の裏面全体を前記支持体に接触させた状態でこの素子を実装し、この素子の発光又は受光部上に前記光導波部を配置することができ、前記発光又は受光素子の放熱効率を上げることができるだけでなく、前記異方性エッチングによって容易かつ高精度に前記凹部を形成することができ、前記発光又は受光素子と前記光導波部との間のギャップを容易かつ精密にコントロールすることができ、良好な光結合を得ることができる。
また、本発明の第2の光結合装置、本発明の第2の支持体によれば、前記支持体に形成された前記凹部内の所定位置に前記発光又は受光素子が固定され、前記所定位置とは別の位置にて前記エアリッジ型の光導波部のコアが前記支持体とは非接触の状態で前記凹部に配置されていると共に、前記コア以外の領域で前記光導波部が前記支持体に固定されている。従って、前記凹部内の所定位置に固定した前記発光又は受光素子に対し、高精度な位置合わせが必要とされる前記光導波部をエアリッジ型とし、そのコアを前記支持体とは非接触状態に配置して前記支持体に対する固定を前記コア以外の領域(特にクラッド)で行えばよく、このために前記発光又は受光素子に対する前記コアの位置を決め易く、前記支持体に対する固定さえ十分に行えば常に正規の状態に位置合わせすることができ、またその固定面積も小さくて固定に用いる接着剤量が少なくなり、安定に接着(即ち、安定に位置合わせ)を行うことができる。しかも、光導波部をエアリッジ型として前記コアを前記支持体と非接触としたので、コア−空気間の全反射による光伝搬性能が向上し、かつ漏れ光(クラッドモード)も少なくなる。
上記したような効果から、本発明の支持体と光結合構造によって、低コストかつ高性能な光結合構造を実現することができる。
本発明の第1の実施の形態による光導波路装置の平面図(A)、そのIB−IB線断面図(B)及びそのIC−IC線断面図(C)である 同、図1(A)のII−II線断面図の一部拡大図(A)及びその製造時の同様の一部拡大図(B)である。 同、光導波路装置の作製工程を順次示す断面図である。 同、光導波路装置の作製工程を順次示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態による光導波路装置の平面図(A)、その左側面図(B)、そのX−X線断面図(C)、及びそのY−Y線断面図(D)である。 同、光導波路の斜視図である。 同、光導波路とその光導波効率を示す平面図とグラフである。 従来の光導波路装置の一例の断面図である。
本発明の第1の光結合装置、本発明の第1の支持体、本発明の第1及び第2の製造方法においては、前記光導波部が前記支持体に接着によって固定され、この接着固定領域の外側位置に前記凹部が形成されており、この凹部が、前記発光又は受光素子を固定するための第1凹部(例えば後述の比較的深い凹部:以下、同様)と、前記光導波部の前記接着固定領域外へはみ出る接着剤を受け入れるための第2凹部(例えば後述の比較的浅い接着剤逃がし溝:以下、同様)とからなり、これらの第1凹部及び第2凹部が前記異方性エッチングによってそれぞれ形成されていることが望ましい。
即ち、前記第2凹部の存在によって、前記支持体への前記光導波部の接着固定に用いる接着剤がはみ出てもそれを受け入れる(逃がす)ことができ、接着剤の塗布量が多少変化しても、接着剤の厚みを常に一定にすることができるため、接着の信頼性、ひいては前記光導波部と前記発光又は受光素子との位置合わせ精度を向上することができる。更に、前記支持体の外周に接着剤がはみ出すことを防ぐことができるため、組み立て時に前記支持体や前記光導波部が組み立て治具(真空チャックなど)に付着してしまう不良を防ぐことができ、ハンドリング等の組み立ての歩留まりが向上する。
また、本発明の第2の光結合装置、本発明の第2の支持体においても、前記光導波部が前記支持体に接着によって固定されてよいが、この接着固定領域の内側位置に前記発光又は受光素子、前記コアを配置するための前記凹部が形成されているのがよく、特に、この凹部の外側位置で前記光導波部のクラッドが前記支持体に固定されているのが望ましい。これによって、前記コアを前記支持体に対して確実に非接触状態で配置できると共に、前記発光又は受光素子と前記光導波部との位置合わせも行い易くなる。
こうした凹部は、前記支持体の本体に固定された固定片によって形成されてよい。
本発明のいずれの光結合装置、支持体及び製造方法においても、前記支持体が半導体(特にシリコン)からなっており、比抵抗が0.05Ω−cmであり、前記支持体に対する前記光導波部及び前記発光又は受光素子の固定面とは反対側の支持体面に電極が設けられ、この電極と前記発光又は受光素子の電極とが前記支持体を通して電気的に導通されていると、Si等の半導体は熱伝導率が高くて放熱特性に優れると共に、前記支持体を低抵抗のSi等で形成することによって支持体全体を電気的なグラウンド(接地電極)にすることが可能となり、信号ラインへの雑音を低減でき、高周波動作が可能となる。
また、前記光反射面がほぼ45度に傾斜した光学ミラー面であると、光の伝搬面積(光の集光又は放出面積)が拡大されると共に、光入射又は出射量が増えるので、この光学ミラー面に対向して面型の前記発光又は受光素子が配置されていることが、光の伝搬性能及び変換効率を高くする上で望ましい。
また、前記光導波部と前記発光又は受光素子とにそれぞれ、位置合わせ用のマーカが設けられていると、実装時の位置合わせをマーカの光学的検知等によって一層容易かつ正確に行える。
また、前記光導波部が複数のコアを有し、これらのコアのそれぞれの前記端面に対向して前記発光又は受光素子の発光又は受光部が配置されていてよいが、前記光導波部の光導波面積が前記端面で拡大されていて光出射端へ向けて徐々に縮小されており、面積拡大された前記端面に対向して前記発光又は受光素子の複数の発光又は受光部が配置されると、前記傾斜面による光伝搬性能の向上に加えて更に光の集光又は放出量を一層増やし、かつ前記光導波部に対する前記発光又は受光素子の位置合わせも更に容易となる。
この場合、本発明は、光通信用又はディスプレイ用として構成された光結合装置に好適である。例えば、前記光導波部に効率良く入射した後に出射した信号光を次段回路の受光素子(光配線やフォトディテクタ等)に入射させるように構成した光通信や、前記信号光を走査手段で走査して投影するように構成したディスプレイ等の光情報処理装置等に有効に用いることができる。
また、本発明の第1及び第2の製造方法においては、前記異方性エッチングに共通のマスクを用いて前記第1凹部と前記第2凹部とを同時に形成するのがよく、特に、前記共通のマスクにおいて、前記第1凹部用の開口部の幅よりも前記第2凹部用の開口部の幅を小さくすると、前記支持体の異方性エッチングが前者の開口部では比較的深くて幅の広い凹部を形成して前記発光又は受光素子の固定にとって好適となり、また後者の開口部では異方性エッチングが早めに停止(ストップ)して比較的浅くて幅の狭い凹部を形成して前記接着剤の逃がし溝を同時に形成することができる。
次に、本発明の好ましい実施の形態を図面参照下に具体的に説明する。
[第1の実施の形態]
図1〜図4は、本発明の第1の実施の形態を示すものである。
本実施の形態による光結合装置としての光導波路装置は、その平面図である図1(A)、そのIB−IB線断面図である図1(B)、及びそのIC−IC線断面図である図1(C)に示すように、支持体である低抵抗(≦0.05Ω−cm)の例えばSi(シリコン)基板1の一端側に比較的深くて幅の広い断面ほぼ逆台形状の凹部2が後記の異方性エッチングによって形成され、この凹部2内に発光又は受光素子としてのレーザダイオード(LD)3が実装され、更に端面に形成された例えば45度傾斜した光反射面(光学ミラー面)4を介して発光素子3からの光5を内部へ導びき、出射面17から出射光18として出射するように構成された光導波部としての光導波路6が基板1(実際には絶縁層21)上に接着剤15によって接着固定されている。
この光導波路装置10において、光導波路6は、下クラッド7と上クラッド8との間に複数本並置されたコア9が挟持されたシート状の積層体からなり、これらの各層は、基板1上に屈折率のそれぞれ異なる公知の高分子材料を順次積層し、コア材料をパターニングすることによって形成されるが、コア9の屈折率は各クラッド7及び8の屈折率よりも大きい。各コア9はそれぞれ例えば40〜50μm幅に形成され、シート厚が例えば100μmの光導波路6のミラー面4に対向した下方の正規の位置には、各コア9の光反射面4とそれぞれ対向して上記の発光素子3の各発光部11(発光面積は例えば10μm)が配置されており、実装時の両者の位置合わせのためのマーカ12、13が光導波路6及び発光素子3にそれぞれ設けられている。
また、上記の凹部4に連設して比較的浅くて幅の小さい線状の断面ほぼV字状の凹部(溝)14が、基板1の両側部にそれぞれ形成され、これらの凹部14−14間が、光導波路6の下クラッド7を接着剤15によって基板1に接着する接着領域16となっている。この凹部14は、光導波路6の接着固定時に接着剤15が外方へはみ出たときにこれを受け入れる(逃がす)ための溝として機能する。但し、発光素子固定用の凹部2も、はみ出た接着剤を一部受け入れることができる。
また発光素子3は、例えばTi/Pt/Auの積層構造の電極19を介して基板1と電気的に接続された状態で凹部2内に実装され、基板1の裏面に設けられた例えばTi/Pt/Auの積層構造のグラウンド(接地)用の裏面電極20とは基板1を通して電気的に導通しており、更に上面電極パッド22が、基板1上の絶縁膜21上に形成された端子電極23に対し例えば金属ワイヤ24によって電気的に接続されている。但し、図1(A)では、この金属ワイヤ24は図示省略している。
図2(A)は、図1(A)のII−II線に沿う断面において、上記のマーカ(ここでは導波路側のマーカ12)を明示し、これを実装時の検出光25の反射によって検出する状態を示している。このマーカ12を形成するには、図2(B)に示すように、支持体26上に下クラッド7を形成した後に、複数のコア9を下クラッド7上に形成し、コア9−9間の下クラッド7上に金属等のパターニングでマーカ12を形成する。そして、更に上クラッド8を被着した後に光導波路6を支持体26から剥離する。この導波路6は、真空チャック等で保持して上記した接着剤15によって基板1上の所定位置に接着固定する。
次に、本実施の形態による光導波路6に用いる基板1の製造方法を図3(図1(A)のIB−IB線断面に相当)及び図4(図1(A)のIC−IC線断面に相当)について説明する。
まず、図3(1)及び図4(1)に示すように、表面に熱酸化膜21のある低抵抗Si基板1(≦0.05Ω−cm、結晶方位<100>)を用い、発光素子を実装する凹部と、接着剤の逃がし(流れ止め)溝となる凹部とを形成する位置が開口するようにフォトレジスト27をパターニングする。その後、フッ素ガスを用いた反応性イオンエッチング(RIE:Reactive Ion Etching)により、フォトレジスト開口部分の熱酸化膜21を除去する。マスクにしたフォトレジスト27は酸素プラズマによるアッシングで除去する。
次いで、図3(2)及び図4(2)に示すように、70℃のKOH水溶液(濃度:20wt%)に浸漬してSi基板1の異方性エッチングを行い、凹部2及び14を連設して形成する。接着剤の流れ止め用の溝14は、マスク開口部の幅を細くしておくことにより、<111>面が出たところでエッチングがほぼストップするため、発光素子を実装する凹部2に比較して浅い溝14を凹部2と同時に形成することができる。この異方性エッチングにより、凹部2は側壁面が傾斜して形成されるが、その深さは、エッチング時間によって高精度に制御できる。
次いで、図3(3)及び図4(3)に示すように、発光素子を実装する凹部2及び基板上面に電極19及び23を常法によって形成する。ここでは、これらの電極は、下からTi/Pt/Auの3層構造とし、これらの金属膜形成には蒸着を用い、パターン形成にはフォトレジストを用いたリフトオフ工程を用いて電極パターンを形成する。この膜形成の方法としては他にも、メッキやスパッタなどでもよく、パターン形成も、エッチングによる方法を採用する場合もある。
次いで、図3(4)及び図4(4)に示すように、基板裏面の酸化膜21を上記と同様のRIEによって除去する。
最後に、図3(5)及び図4(5)に示すように、基板裏面に電極20を形成する。この電極20は、上記の電極19と同じ構造とする。
なお、電極19及び裏面電極20とSi基板1との間の接触抵抗を低減するために、300〜400℃程度で数秒〜数分のアロイ化(加熱)を行うこともある。
また、ウェハ状態で基板を製造する場合は、実装基板1の形態にダイシングして完成させる。
こうして製造された実装基板1には、図1に示したように、面型発光素子3と光導波路6とを実装する。面型発光素子3としては、例えばVCSELの8chアレイを用い、光導波路6には、有機材料で作製した光導波路シートを使用する。VCSELアレイの表面には位置合わせ用のマーカ13を形成し、光導波路6の内部にも位置合わせ用のメタルマーカ12を埋め込む。実装は、VCSEL3と光導波路6のマーカ位置を画像認識によって特定し、それぞれのマーカの相対位置が決められた値になるように光導波路6と実装基板1上の発光素子3の位置を調整して光導波路シートを実装基板1に接着する。この接着には、UV(紫外線)硬化型の接着剤を使用し、位置合わせ後にUV照射して光導波路シートを実装基板1に接着する。
本例では、位置合わせ用のマーカを用いたが、発光素子3の発光部11のパターンをマーカの代わりとして用いたり、光導波路6のコア9と45℃カット面4のエッジを光導波路シート側のマーカとして利用することもある。また、発光素子3を実際に動作させて、アクティブアライメントによって位置合わせを行うこともある。そして、発光素子3と光導波路6との結合効率を上げるために、凹部4に光導波路6とほぼ等しい透明樹脂を充填することもある。
以上に説明したことから明らかなように、本実施の形態によるSi基板1を用いた光導波路装置10は、次の(1)〜(5)に示す顕著な作用効果を奏するものである。
(1)Si基板1の異方性エッチングによって基板1に凹部2を形成し、この凹部内の 所定位置に発光素子3を固定し、光導波路6のミラー面4に対向して発光素子3が配置 されるようにしているので、発光素子3の裏面全体を基板1に接触させた状態でこの素 子を実装し、この素子の発光部上に光導波路2を配置することができ、発光素子の放熱 効率を上げることができる。Si基板1は熱伝導率が高く、放熱特性に優れている。
(2)異方性エッチングによって容易かつ高精度に凹部2を形成することができ、発光 素子3と光導波路6との間のギャップを容易かつ精密にコントロールすることができ、 良好な光結合を得ることができる。
(3)接着剤の逃がし溝14を異方性エッチングによって凹部2と同時に形成でき、工 程を簡略化できると共に、溝14を設けることによって、接着剤がはみ出てもそれを受 け入れる(逃がす)ことができ、接着剤の塗布量が多少変化しても、接着剤15の厚み を常に一定にすることができるため、接着の信頼性、ひいては光導波路6と発光素子3 との位置合わせ精度を向上することができる。更に、基板1の外周部へ接着剤がはみ出 すことを防ぐことができるため、組み立て時に基板1や光導波路6が組み立て治具(真 空チャックなど)に付着してしまう不良を防ぐことができ、ハンドリング等の組み立て の歩留まりが向上する。
(4)基板に低抵抗のSi基板1を用いることによって、基板全体を電気的なグラウン ド電極(接地電極)にすることが可能となり、信号ラインへの雑音を低減でき、高周波 動作が可能となる。
(5)上記のような効果から、本実施の形態による実装基板と光結合形態を用いること により、低コストかつ高性能な光結合構造を実現することができる。特に、光通信用と して好適な装置を提供できる。
[第2の実施の形態]
図5〜図7は、本発明の第2の実施の形態を示すものである。
本実施の形態では、図5(A)の平面図、その左側面図である図5(B)、そのX−X線断面図である図5(C)、そのY−Y線断面図である図5(D)、及び斜視図である図6に示すように、光導波路としてエアリッジ型の光導波路36を用い、面型発光素子としては、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色を発光する三色の発光ダイオードLED(R)、LED(G)、LED(B)を用いている。
エアリッジ型の光導波路36は、45°ミラーが形成された端面34側のコア幅が広く、光出射側に行くほどコア幅が徐々に直線的に狭くなる形状となっており、45°ミラー部分からコア39に入射したR、G、Bの各光35(R)、35(G)、35(B)が合波され、点光源となって出射光48として出射面49から出力されるようになっている。光導波路36の両側にはコア39の存在しない部分が設けてあり、この部分が、即ちクラッド38が接着剤49によって実装基板31に接着固定される。クラッド38は、例えばSiからなる屈折率の高い支持板30上に設けられ、この支持板も含めて、基板31に設けた凸条部40上に固定される。
実装基板31には、エアリッジ型光導波路36のコア39が実装基板31に接しないように凹部44が設けてある。この凹部44の深さは、エアリッジコア39がLEDに接触しない深さにしてある。また、LEDの電極32を例えば金属ワイヤ37で取り出すための配線電極33が実装基板31上に絶縁膜(図示せず)を介して形成されている。
本実施の形態では、光導波路36とLEDとの結合において、コア39の入射面34が広いので、その結合の位置合わせはシビアではなく、その位置合わせ精度は緩くてよい。従って、実装基板は、平坦基板(本体)31に、光導波路36との接着部分となるSi片(凹部44の両側の凸条部40)と、配線電極33をパターニングしたSi片41とを貼り合わせて、凹部44をもつ実装基板として作製することができる。平坦基板31は、Siで形成してよいが、この場合には、発光素子からの熱の放熱性が良い。
このように本実施の形態によれば、基板31に形成した凹部44内の所定位置に発光素子LEDが固定され、前記所定位置とは別の位置にてエアリッジ型の光導波路36のコア39が基板31とは非接触の状態で凹部44に配置されていると共に、コア39以外の領域(即ち、クラッド38)で光導波路36が基板31に固定されている。従って、凹部44内の所定位置に固定した発光素子LEDに対し、高精度な位置合わせが必要とされる光導波部36をエアリッジ型とし、そのコア39を基板31とは非接触状態に配置して基板31に対する固定をコア以外の領域(特にクラッド38)で行い、しかもコア39の入射側の幅を大きくしているので、発光素子LEDに対するコア39の位置を決め易く、基板31に対する固定さえ十分に行えば常に正規の状態に位置合わせすることができ、またその固定面積も小さくて固定に用いる接着剤49の量が少なくなり、安定に接着(即ち、安定に位置合わせ)を行うことができる。しかも、光導波部36をエアリッジ型としてコア39を基板31と非接触としたので、コア−空気間の全反射による光伝搬性能が向上し、かつ漏れ光(クラッドモード)も少なくなると共に、コア39の入射面を広くしたので、発光光の発散角の大きいLEDからの入射光量が増大し、かつLEDとの位置合わせ精度も緩やかでよい。
従って、本実施の形態においても、低コストかつ高性能な光結合構造を実現することができる。特に、ディスプレイ用として好適な装置を提供できる。
なお、コア39の幅を入射面34で広くし、かつ光出射側へ徐々に狭くしたことによる別の効果について図7を参照して説明する。
図7(A)は、光導波路36のうち、コア39に対し各LED(R)、(G)、(B)からの光を同時に入射面34から入射し、光出射面47から出射する状態を示している。この時に、入射面34の幅をA(μm)、出射面47の幅をB(μm)、及び入射面34から出射面47までの距離をd(mm)とする。そして、コア39の幅を直線状傾斜面46によって光入射面34から光出射面47へと直線的に小さくし、この直線状傾斜面46によってコア39とクラッド38との界面での全反射が向上し、コア39内での光導波を効率良く行える。
図7(B)には、入射面34から出射面47までの長さd(mm)と光損失(dB)との相関特性を示す。これによれば、出射面47の幅Bを50μmに固定し、光導波路36の許容損失をグラフ中に破線で示す2dB以下と設定した場合に、入射面34の幅Aを200μmとした条件aでは、光損失が2dB以下になるには、入射面34から出射面47までの長さdの下限は約0.7mmとなり、また、入射面34の幅Aを300μmとした条件bでは、光損失が2dB以下になるには、入射面34から出射面47までの長さdの下限は約1.5mmとなる。同様に、入射面34の幅Aを条件c、d、eのように広げていくと、光損失が2dB以下になるには、入射面34から出射面47までの長さdの下限は約3.0mm、約6.8mm、約15.0mmと大きくなる傾向がある。
この結果から、出射面47の幅Bを一定にしたとき、入射面34の幅Aを狭くして直線状傾斜面46の傾斜角を小さくすれば、光損失を2dB以下に抑え、かつ、入射面34から光出射面47までの長さdを比較的短くすることができる。従って、直線状傾斜面46による光導波効率を確実に向上させるには、上記の幅Aを規定することが望ましいことが分る。
以上に説明した実施の形態は、本発明の技術的思想に基づいて種々に変形が可能である。
例えば、上述した発光素子の固定用の凹部や接着剤逃がし溝のパターンやその形成方法も上述したものに限定されることはなく、互いに連設していなくてもよく、また別々に形成してもよい。
また、上述した異方性エッチングは、エッチングの進行程度を各凹部間で異ならせるようにマスク開口の幅を変えるだけでよいので、非常に効果的な方法であるが、基板の結晶方位は種々に選択してよく、またエッチングは湿式エッチングの場合には上述したKOHに限ることなく、TMAH(tetramethylammonium hydroxide)等を用いてよい。こうした異方性エッチングは、上述した第2の実施の形態における凹部44の形成に適用してよい。
また、上述した第1の実施の形態のように、上述した第2の実施の形態においても、基板をSi等の半導体基板とし、これを通して発光素子の電極を設置する構造としてよい。
また、上述した光導波路の構成材料や層構成も種々に変化させてよい。例えば、ニオブ酸リチウム等の無機系の材料を用い、これをCVD(化学的気相成長法)によって基板上にコア材として成膜し、レジストマスクを用いて所定パターンにエッチングすることによって、上述したと同等のコアを形成することができる。光導波路のコア形状は、直線状傾斜面を幅方向端面に有するタイプのみならず、曲線状傾斜面を幅方向端面に有するコアとしてもよい。コアの作製は成形型による成形で行ってもよい。
また、上述した光導波路を含む光学系の構成は適宜変更してよく、光配線等の光通信用は勿論、走査手段としてマイクロミラーデバイスやポリゴンミラー等を採用し、投影をスクリーン上に行ったり、ヘッドマウントディスプレイの如き装着型のディスプレイ等に適用してよい。
また、上述の実施の形態は、LD、LED等の発光素子について説明したが、光導波路からの光をミラー面から出射してフォトダイオード等の受光素子で受光する構造とすることができる。この場合も、上述したと同様の作用効果を得ることができる。
本発明は、発光(又は受光)素子及び光導波路の実装時の位置合わせを容易かつ高精度に行える光導波路装置等の光結合装置を提供できる。
1…低抵抗Si基板、2…凹部、3…発光(又は受光)素子、4、34…ミラー面、
5、35(R)、35(G)、35(B)…入射光、6、36…光導波路、
7…下クラッド、8…上クラッド、9、39…コア、10…光導波路装置、
12…導波路側位置合わせマーカ、13…素子側位置合わせマーカ、
14…凹部(接着剤逃がし溝)、15…接着剤、16…導波路接着領域、18…出射光、
19…電極、20…裏面電極(Ti/Pt/Au)、21…絶縁層、22…電極パッド、
23…端子電極、30…支持板、31…基板、
33LED(R)、33LED(G)、33LED(B)…発光素子、40…凸状部、
41…Si片、44…凹部、49…接着剤
国際公開WO 00/08505(第4頁10〜17行目、FIG.3) 特開平10−300961号(第28欄25〜47行目、図14〜図17) 特開2000−292656号(第6欄8〜19行目、第8欄2〜16行目、図4及び図12)

Claims (20)

  1. 端面に形成された光反射面による反射で外部光を内部に導入又は内部光を外部へ導出するように構成されたエアリッジ型の光導波部と、光反射面とは反対側の位置にて前記光導波部に対向して配置されて前記外部光の出射又は前記内部光の受光を行う発光又は受光素子と、前記光導波部及び前記発光又は受光素子をそれぞれ固定した支持体とを有し、この支持体に形成された凹部内の所定位置に前記発光又は受光素子が固定され、前記所定位置とは別の位置にて前記光導波部のコアが前記支持体とは非接触の状態で前記凹部内に配置されていると共に、前記コア以外の領域で前記光導波部が前記支持体に固定されている、光結合装置。
  2. 前記光導波部が前記支持体に接着によって固定され、この接着固定領域の内側位置に前記凹部が形成されている、請求項1に記載した光結合装置。
  3. 前記凹部の外側位置で前記光導波部のクラッドが前記支持体に固定されている、請求項2に記載した光結合装置。
  4. 前記凹部が、前記支持体の本体に対して固定された固定片によって形成されている、請求項1に記載した光結合装置。
  5. 前記支持体が半導体からなり、前記支持体に対する前記光導波部及び前記発光又は受光素子の固定面とは反対側の支持体面に電極が設けられ、この電極と前記発光又は受光素子の電極とが前記支持体を通して電気的に導通されている、請求項1に記載した光結合装置。
  6. 前記支持体が比抵抗0.05Ω−cm以下の低抵抗基板である、請求項5に記載した光結合装置。
  7. 前記光反射面がほぼ45度に傾斜した光学ミラー面であり、この光学ミラー面とは反対側の位置にて前記光導波部に対向して面型の前記発光又は受光素子が配置されている、請求項1に記載した光結合装置。
  8. 前記光導波部が複数のコアを有し、これらのコアのそれぞれの前記光反射面とは反対側の位置にて前記光導波部に対向して前記発光又は受光素子の発光又は受光部が配置されている、請求項1に記載した光結合装置。
  9. 前記光導波部の光導波面積が前記端面で拡大されていて光出射端へ向けて徐々に縮小されており、これによって面積拡大された前記光反射面とは反対側の位置にて前記光導波部に対向して前記発光又は受光素子の複数の発光又は受光部が配置されている、請求項1に記載した光結合装置。
  10. 光通信用又はディスプレイ用として構成された、請求項1に記載した光結合装置。
  11. 請求項1に記載した光結合装置の製造方法であって、エアリッジ型の前記光導波部の前記光反射面とは反対側の位置にて前記光導波部に対向して前記発光又は受光素子を配置し、前記凹部内の所定位置に前記発光又は受光素子を固定し、前記所定位置とは別の位置にて前記光導波部のコアを前記支持体とは非接触の状態で前記凹部内に配置すると共に、前記コア以外の領域で前記光導波部を前記支持体に固定する、光結合装置の製造方法。
  12. 前記光導波部を前記支持体に接着によって固定し、この接着固定領域の内側位置に前記凹部を形成する、請求項11に記載した光結合装置の製造方法。
  13. 前記凹部の外側位置で前記光導波部のクラッドを前記支持体に固定する、請求項12に記載した光結合装置の製造方法。
  14. 支持体本体に固定された固定片によって前記凹部を形成する、請求項11に記載した光結合装置の製造方法。
  15. 前記支持体を半導体で形成し、前記支持体に対する前記光導波部及び前記発光又は受光素子の固定面とは反対側の支持体面に電極を設け、この電極と前記発光又は受光素子の電極とを前記支持体を通して電気的に導通する、請求項11に記載した光結合装置の製造方法。
  16. 前記支持体として比抵抗0.05Ω−cm以下の低抵抗基板を用いる、請求項15に記載した光結合装置の製造方法。
  17. 前記光反射面をほぼ45度に傾斜した光学ミラー面に形成し、この光学ミラー面とは反対側の位置にて前記光導波部に対向して面型の前記発光又は受光素子を配置する、請求項11に記載した光結合装置の製造方法。
  18. 前記光導波部に複数のコアを形成し、これらのコアのそれぞれの前記光反射面とは反対側の位置にて前記光導波部に対向して前記発光又は受光素子の発光又は受光部を配置する、請求項11に記載した光結合装置の製造方法。
  19. 前記光導波部の光導波面積を前記端面で拡大させて光出射端へ向けて徐々に縮小させ、これによって面積拡大された前記光反射面とは反対側の位置にて前記光導波部に対向して前記発光又は受光素子の複数の発光又は受光部を配置する、請求項11に記載した光結合装置の製造方法。
  20. 光通信又はディスプレイ用として構成された光結合装置を製造する、請求項11に記載した光結合装置の製造方法。
JP2009284653A 2009-12-16 2009-12-16 光結合装置及びその製造方法 Expired - Fee Related JP4793490B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009284653A JP4793490B2 (ja) 2009-12-16 2009-12-16 光結合装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009284653A JP4793490B2 (ja) 2009-12-16 2009-12-16 光結合装置及びその製造方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004073791A Division JP4506216B2 (ja) 2004-03-16 2004-03-16 光結合装置及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010061171A true JP2010061171A (ja) 2010-03-18
JP4793490B2 JP4793490B2 (ja) 2011-10-12

Family

ID=42187936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009284653A Expired - Fee Related JP4793490B2 (ja) 2009-12-16 2009-12-16 光結合装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4793490B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012108289A (ja) * 2010-11-17 2012-06-07 Panasonic Corp 光モジュール
WO2016200031A1 (ko) * 2015-06-11 2016-12-15 주식회사 네온포토닉스 광도파로칩을 이용한 광수신 모듈 및 이의 제조방법

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05173036A (ja) * 1991-12-20 1993-07-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光導波路形成法
WO2000008505A1 (en) * 1998-08-05 2000-02-17 Seiko Epson Corporation Optical module
JP2000275472A (ja) * 1999-03-26 2000-10-06 Fujitsu Ltd 光導波路付基板と該基板を用いる光モジュール装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05173036A (ja) * 1991-12-20 1993-07-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光導波路形成法
WO2000008505A1 (en) * 1998-08-05 2000-02-17 Seiko Epson Corporation Optical module
JP2000275472A (ja) * 1999-03-26 2000-10-06 Fujitsu Ltd 光導波路付基板と該基板を用いる光モジュール装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012108289A (ja) * 2010-11-17 2012-06-07 Panasonic Corp 光モジュール
WO2016200031A1 (ko) * 2015-06-11 2016-12-15 주식회사 네온포토닉스 광도파로칩을 이용한 광수신 모듈 및 이의 제조방법
KR101824668B1 (ko) * 2015-06-11 2018-02-01 주식회사 네온포토닉스 광도파로칩을 이용한 광수신 모듈 및 이의 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP4793490B2 (ja) 2011-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5089643B2 (ja) 光接続要素の製造方法、光伝送基板、光接続部品、接続方法および光伝送システム
JP4457545B2 (ja) 光・電気配線基板、実装基板及び光電気配線基板の製造方法
US7679095B2 (en) Optoelectric composite substrate and electronic apparatus
JP5910469B2 (ja) 光モジュールおよびその製造方法
US8774576B2 (en) Optical module and method for manufacturing the same
JP2010026508A (ja) 光インターフェースモジュールの製造方法、及び、光インターフェースモジュール
KR20060134857A (ko) 광디바이스
JPH0567770A (ja) 光電子集積回路装置
JP2019186467A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP4506216B2 (ja) 光結合装置及びその製造方法
US6227723B1 (en) Substrate for mounting an optical component and optical module provided with the same
JP2005062557A (ja) 光素子装置、それを用いた二次元光導波路素子及び光電融合配線基板
US8737794B2 (en) Two-layer optical waveguide and method of manufacturing the same
JP2008102283A (ja) 光導波路、光モジュール及び光導波路の製造方法
JP2002031747A (ja) 面型光素子実装体、その作製方法、及びそれを用いた装置
JP2001166167A (ja) 光配線層及びその製造方法並びに光・電気配線基板及びその製造法並びに実装基板
JP4793490B2 (ja) 光結合装置及びその製造方法
JP2004302188A (ja) 光導波路付き電気配線基板
JPH1152198A (ja) 光接続構造
JP2004233687A (ja) 光導波路基板および光モジュール
JP2002365457A (ja) 光導波路およびその製造方法、ならびに光信号伝送装置
US20210223691A1 (en) Substrate of an optical electrical module
JP2006058327A (ja) 光導波路装置及び光結合装置
JP2006030224A (ja) 光導波路及び光結合装置
JP2006310417A (ja) 光電変換装置及びその製造方法、並びに光情報処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110613

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110628

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110711

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4793490

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140805

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees