JP2010060224A - 冷温水空調システム - Google Patents

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    • Y02E10/10Geothermal energy

Abstract

【課題】地中温度を有効に利用して、空調機の排熱による気温上昇を防止する。
【解決手段】地中に配置した冷水槽13と温水槽14と、ヒートポンプ16と、ヒートポンプ16の吸熱側と空調機36を経てヒートポンプ16の吸熱側に戻る配管により形成された空調用冷水路70と、夏季において、冷水槽13に収容した冷水を汲み上げて、空調用冷水路70の冷水を循環させるポンプ48と、温水槽14に収容した温水を汲み上げて、ヒートポンプ16の排熱側を経て温水槽14に戻る配管により形成された排熱用温水路74と、温水を循環させるポンプ58とを備え、ヒートポンプ16は、空調用冷水路70の冷水が一定温度以上になったとき運転を開始し、当該冷水が一定温度以下になったとき運転を停止する間欠運転により、前記空調用冷水路70の冷水の温度を許容温度範囲で上下させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、自然エネルギを活用した冷温水空調システムに関する。
自然エネルギのうちでも、安定した地中熱を利用した空調システムが各種開発されている(特許文献1)(特許文献2)。
特開2008−70098号公報 特開2008−116191号公報
しかしながら、既知の従来の技術には、次のような解決すべき課題があった。
都市では空調機の排熱による気温上昇が深刻な問題になっている。一般の空調機の室外機は空冷式が多く、排熱は直接周辺の気温を上昇させる。空気を冷媒として用いると熱効率が悪いという問題もある。既知の空調機の室外機に水冷式のものもあるが、湿気を含んだ排気が排出される。また、特許文献1や2に記載の従来のシステムは比較的構成が複雑になり、設備コストが大きくなるという問題がある。
上記の課題を解決するために、本発明は、地中温度を有効に利用して、空調機の排熱による気温上昇を防止した、実用性の高い冷温水空調システムを提供することを目的とする。
以下の構成はそれぞれ上記の課題を解決するための手段である。
〈構成1〉
地中に配置した冷水槽13と温水槽14と、吸熱側から排熱側に熱エネルギを移動させるヒートポンプ16と、上記ヒートポンプ16の吸熱側と空調機36を経てヒートポンプ16の吸熱側に戻る配管により形成された空調用冷水路70と、夏季において、上記冷水槽13に収容した冷水を汲み上げて上記空調用冷水路70に供給してから、上記空調用冷水路70の冷水を循環させるポンプ48と、上記温水槽14に収容した温水を汲み上げて、上記ヒートポンプ16の排熱側を経て上記温水槽14に戻る配管により形成された排熱用温水路74と、上記排熱用温水路74の温水を循環させるポンプ58とを備え、上記ヒートポンプ16は、空調用冷水路70の冷水が一定温度以上になったとき運転を開始し、当該冷水が一定温度以下になったとき運転を停止する間欠運転により、上記空調用冷水路70の冷水の温度を許容温度範囲で上下させ、上記温水槽14を自然伝熱により地中に熱エネルギを放散させることができる壁80で包囲したことを特徴とする冷温水空調システム。
〈構成2〉
地中に配置した冷水槽13と温水槽14と、吸熱側から排熱側に熱エネルギを移動させるヒートポンプ16と、上記ヒートポンプ16の排熱側と空調機36を経てヒートポンプ16の排熱側に戻る配管により形成された空調用温水路72と、冬期において、上記温水槽13に収容した温水を汲み上げて上記空調用温水路72に供給してから、上記空調用温水路72の温水を循環させるポンプ58と、上記冷水槽14に収容した冷水を汲み上げて、上記ヒートポンプ16の吸熱側を経て上記冷水槽に戻る配管により形成された吸熱用冷水路76と、上記吸熱用冷水路76の冷水を循環させるポンプ48とを備え、上記ヒートポンプ16は、空調用温水路72の温水が一定温度以下になったとき運転を開始し、当該温水が一定温度以上になったとき運転を停止する間欠運転により、上記空調用温水路72の温水の温度を許容温度範囲で上下させ、上記冷水槽13を自然伝熱により地中から熱エネルギを吸収させる壁80で包囲したことを特徴とする冷温水空調システム。
〈構成3〉
構成1に記載の冷温水空調システムにおいて、夏季において、温水槽に収容された温水または冷水槽に収容された冷水を建物の外壁に噴霧する噴霧器を設けたことを特徴とする冷温水空調システム。
〈構成4〉
構成1乃至3に記載の冷温水空調システムにおいて、雨水から不純物を濾過した水を、上記冷水槽13または上記温水槽14に補充して、それらの水位を基準レベルに保持する雨水処理部を設けたことを特徴とする冷温水空調システム。
〈構成5〉
構成1乃至4のいずれかに記載の冷温水空調システムにおいて、夏季において、温水槽に収容された温水を特定用途に供給する配管を備えたことを特徴とする冷温水空調システム。
〈構成6〉
構成1乃至4のいずれかに記載の冷温水空調システムにおいて、冬期において、冷水槽に収容された温水を特定用途に供給する配管を備えたことを特徴とする冷温水空調システム。
〈構成7〉
冷水槽13と温水槽14とを同じ熱環境で地下に設置し、ヒートポンプ16の吸熱側と排熱側に、冷水槽13と温水槽14と空調機36とをそれぞれ同一構成の配管で接続し、バルブを切り替えることにより、夏期は請求項1に記載の構成を実現し、冬季は請求項2に記載の構成を実現することを特徴とする冷温水空調システムの制御方法。
(1)冷水槽13と温水槽14を地中に配置する。夏季には、ヒートポンプ16の吸熱側と空調機36を経てヒートポンプ16の吸熱側に戻る配管により形成された空調用冷水路70を設ける。ヒートポンプ16は、空調用冷水路70の冷水の温度を所定温度範囲に保持する。このとき出る排熱は温水槽14で受け入れる。自然伝熱により熱放散すれば、エアコンの排熱を外気に放出することがない。また、温水槽への蓄熱速度と蓄熱量に応じてヒートポンプ16を間欠運転すれば、温水槽からの自然放熱のみで、システムを維持できる。
(2)冷水槽13と温水槽14を地中に配置する。冬期には、ヒートポンプ16の排熱側と空調機36を経てヒートポンプ16の排熱側に戻る配管により形成された空調用温水路72を設ける。ヒートポンプ16は、空調用温水路72の温水の温度を所定温度範囲に保持する。ヒートポンプ16の吸熱側には、冷水槽13から冷水を供給する。水温の低下した冷水は、自然伝熱により地中で暖められる。
(3)温水や冷水を噴霧器を用いて建物の外壁に噴霧すると、気化熱により建物全体の温度を低下させることができる。温水槽に収容された温水を排出すれば、温水槽の熱エネルギを放出でき、同時に空調機の負荷も軽減することができる。
(4)雨水から不純物を濾過した水を、冷水槽13と温水槽14に補充して、それらの水位を基準レベルに保持するよう制御すれば、資源を有効に活用しながらシステムを安定に運用できる。
(5)夏季において、温水槽に収容された温水を特定用途に供給する配管を設ければ、温水槽の熱エネルギを取り出すと同時に温水を有効利用できる。
(6)冬期において、冷水槽に収容された温水を特定用途に供給する配管を設ければ、冷水を有効利用するとともに、冷水槽の水温を引き上げて、空調の効率をあげることができる。
(7)冷水槽13と温水槽14とを同じ熱環境で地下に設置し、ヒートポンプ16の吸熱側と排熱側に、冷水槽13と温水槽14と空調機36とをそれぞれ同一構成の配管で接続すれば、バルブの切り替えにより、夏期と冬季の構成を簡単に実現できる。
以下、本発明の実施の形態を実施例毎に詳細に説明する。
図1は実施例1の冷温水空調システム10を示すブロック図である。
図の冷温水空調システム10は、地上階11と地下室12を設けて実現する。地上階11はオフィスや居住空間に使用する。地下室12は上下2段構成になっており、最深部に冷水槽13と温水槽14とを配置している。
冷水槽13と温水槽14には、この実施例ではいずれも雨水を80トン蓄積して使用することができるように構成されている。もちろん、水道水を使用しても構わない。雨水使用システムについては後で図4を用いて説明する。図1はシステムの夏季の使用状態を示し、図7はシステムの冬期の使用状態を示す。
図1中の、ヒートポンプ16は、図の右側の吸熱側から、図の左側の排熱側に向けて熱エネルギを移動させる機能を持つ。ヒートポンプ16の右側には、破線のループのように空調用冷水路70が設けられている。この空調用冷水路70は、ヒートポンプ16の吸熱側と空調機36を経てヒートポンプ16の吸熱側に戻る配管により形成される。ポンプ48は、空調用冷水路70の冷水を循環させる機能を持つ。
ヒートポンプ16の左側には、破線のループのように排熱用温水路74が設けられている。排熱用温水路74は、温水槽14に収容した温水を汲み上げて、ヒートポンプ16の排熱側を経て温水槽14に戻る配管により形成されている。ポンプ58は、排熱用温水路74の温水を循環させる機能を持つ。ヒートポンプ16は、空調用冷水路70の冷水が一定温度以上になったとき運転を開始し、当該冷水が一定温度以下になったとき運転を停止する間欠運転制御がされる。これにより、空調用冷水路70の冷水の温度を許容温度範囲で上下させる。温水槽14は、自然伝熱により地中に熱エネルギを放散させることができる壁80で包囲されている。
図2は冷水槽13に収容した冷水を汲み上げる動作の説明図である。
夏季において、システムの起動時には、冷水槽13に収容した冷水を汲み上げて空調用冷水路70に供給する。これには、ポンプ48が使用され、図の破線のループを経由して、冷水が汲み上げられる。まず、始めに、バルブ40が開放されポンプ48が起動する。汲み上げられた冷水はポンプ48からヒートポンプ16を通りバルブ46を通じて空調機36に送り込まれる。この冷水はバルブ49を通じて冷水槽13側に戻る。バルブ42を閉じてバルブ43を開放しておくと、空調用冷水路70全体に冷水が行き渡る。なお、ポンプ48の供給する水量がオーバーフローしたときはバルブ45を通じてその冷水が冷水槽13に戻る。冷水が空調用冷水路70に満たされたら、バルブ40及びバルブ45を閉じて、通常運転に移る。
通常運転中、ヒートポンプ16は、空調用冷水路70の冷水を冷却する。ヒートポンプ16が冷水を冷却すると廃熱が生じる。図1において、温水漕14はこの廃熱を蓄積する役割を持つ。図1に示すバルブ50を通じて温水漕14から汲み上げられた温水は、ポンプ58によりヒートポンプ16の排熱側に送り込まれる。ヒートポンプ16において廃熱を吸収した温水は、バルブ56を経て再び温水漕14に戻る。この排熱用温水路74を形成するために、他のバルブ53とバルブ55は閉じられた状態になっている。こうして温水は、ヒートポンプ16の廃熱を吸収し再び温水漕14に戻るという動作を行う。
図3は、図1に示したシステムを実証運転した結果を示す説明図である。
図のグラフの(a)は、外気温と地中温度と冷水槽13及び温水槽14の水温と空調用冷水の1日の温度変化を示す。図の(b)は温水槽14の長期温度変化を示す。縦軸は温度、横軸は時間を示す。シーズンの始めの冷房運転開始時には、冷水も温水も地中温度と同じ約18度から20度である。冷水は図2で説明した手順で空調用冷水路70に供給される。ヒートポンプ16の運転を開始すると、冷水は、破線のように立ち上がり次第に実線のように冷却されて摂氏6度という通常運転の最低温度に達する。ヒートポンプ16は冷水を6度以上9度以下の温度に保持するよう動作する。即ち、冷水を冷却し6度以下になった場合にはヒートポンプ16が停止する。ポンプ48は運転を続ける。冷水が9度以上になったら再びヒートポンプ16が起動し冷水の冷却を開始する。
実際に、空調用冷水路70の水量を1トン(t)使用し、温水を温水槽14に80トン収容して実験を行ったところ、冷水は冷房を止めても断熱性の高い配管に収容されているから翌朝も15度程度に保持されている。従って、朝、冷房運転を開始すると速やかに運転温度に達する。即ち、断熱性のある配管により構成された空調用冷水路70に冷水を収容して冷媒に使用すると、効率の良い空調ができる。実際に、ヒートポンプ16を2分間運転して5分間停止するというように、休止時間のほうが長い間欠運転ができる。また、このようにオンオフ制御をして、冷水の温度が3度くらい変動しても、体感温度には大きな変化がない。従って、空調性能に支障はない。
一方、温水槽14に収容された温水は、シーズンの始めに冷房運転を開始すると、当初破線のように温度上昇して摂氏35度付近まで温度上昇する。その後は実線のように夏期の最盛期でも37度付近までしか温度上昇しない。冷房運転を終了した夜間には温水槽14から地中に自然放熱されるので、約1〜2度程度の温度低下が見られる。しかし、毎日冷房運転をする夏季には、温水槽14の水温が35度程度から次第に上昇する。
この状態を図3(b)に示した。即ち、温水槽14は自然放熱能力と排熱吸収能力とを比較したとき、排熱吸収能力のほうを高く設定しておく。これにより、数ヶ月という長期的にみると、次第に熱エネルギが蓄積される。そして、冷房運転を終了した後にゆっくりと地中温度まで下がっていく。こうすれば、夏季に発生した排熱を可能な限り秋以降に地中に放出することができる。なお、温水の温度が上昇して限界値を超えると、排熱吸収能力が急激に落ちて、ヒートポンプが機能しなくなる。従って、冷房運転期間の総排熱エネルギから、同期間の自然排熱エネルギを差し引いたものが、温水槽14の許容温度範囲の最大吸収熱エネルギになるように設計をするとよい。
ヒートポンプ16が間欠的に運転され、自然放熱も有効に働くので、廃熱を吸収しきれなくなることはない。即ち、温水槽14に吸収される熱エネルギーが大きいので、温水槽14に収容された温水の温度が異常上昇することはない。さらに後で説明するように、温水槽14に収容された温水を生活用水やその他の用途のために汲み出したり、噴霧したりすることで充分に温水槽14の温度制御が可能であることがわかった。特に、大量の水を温水槽14に蓄積することが難しい一般の住宅では、温水をシャワーや風呂に使用して水道水を補充すれば、排熱の有効利用が可能になる。
図4は雨水を利用するシステムのブロック図である。
上記の構成の図1のシステムにおいて、雨水受容部20で取得した雨水は雨水処理部21を通じて冷水槽13あるいは温水槽14に適宜供給される。冷水槽13と温水槽14の水位は常に一定に保持される。雨水処理部21には、図4に示すように、沈殿槽22、濾過槽23、オゾン発生器25及び中水槽27が収容されている。建物の屋上等に配置された雨水受容部20から取り入れられた雨水は、まず沈殿槽22に収容される。ついで濾過槽23で充分に不純物を濾過し、オゾン発生器25で発生するオゾンを用いて殺菌、漂白、脱臭処理をする。こうして処理された水は、中水槽27に蓄積される。この水は飲料水や生活水として用いることができる。さらに、図1を用いて説明した冷水槽13や温水槽14に対し、水の補充用として利用することができる。
図5は、夏期における地下室の除湿と建物の冷却方法の説明図である。
冷水槽13に収容された冷水は、地上階の空調のみならず、地下室の除湿にも利用することができる。図の(a)に示すように、冷水槽13に収容された冷水をポンプ32により汲み上げて、除湿機30に供給する。除湿機30は地下室に設置されている。除湿機30は地上に開口した吸気口34から外気を取り入れて除湿し、その空気を地下室内に供給する。排気は階段等から自然に出て行く。これにより地下室内は除湿された快適な環境を維持できる。また、法律で定められた必要な換気が可能になる。
また、きわめて気温が高くなり、温水槽14の水温の上昇が激しくなったような場合には、温水槽14から温水を工場の特定用途や生活用水に使用することで一部排出し、その代わりに別途貯留しておいた雨水を補充する。これで熱エネルギを許容量まで排出できる。さらに、冷水槽13や温水槽14から汲み出した温水を、例えば、図5(b)に示すように、噴霧器18を通じて建物全体に噴霧する。温水を噴霧器を用いて建物の外壁に噴霧すると、気化熱により建物全体の温度を低下させることができる。これによって建物の温度を下げることができる。同時に、空調機36から温水槽14に戻る温水の温度を低下させることができる。
図6は冷水や温水を様々な設備に供給するための経路を説明する説明図である。
冷水槽13や温水槽14に収容された温水は、建物の各部でその用途に応じて利用することができる。温水は生活用水一般やシャワー等に利用できる。工場設備があればそこにも利用できる。冷水も生活用水一般や冷却用に使用できる。冬は温度が充分低くなるので冷蔵用にも使用できる。
冷水槽13に収容された冷水は、冷水供給路62を通じて、建物の所定箇所に供給される。また、温水槽14に収容された冷水は、温水供給路64を通じて、建物の所定箇所に供給される。冷水は、バルブ41を通じてポンプ47により汲み上げられる。ポンプ47は、水使用設備60側に対して要求される量だけ冷水を供給し、オーバーフロー分はバルブ44を通じて冷水漕13に戻す。従って、使用される水量が変動してもポンプ47は一定の速度で運転される。また、全く水が使用されない場合には、ポンプ47は動作しない。
温水は、バルブ51を通じてポンプ57により汲み上げられる。ポンプ57は、水使用設備60側に対して要求される量だけ温水を供給し、オーバーフロー分はバルブ54を通じて温水漕14に戻す。従って、使用される水量が変動してもポンプ57は一定の速度で運転される。また、全く水が使用されない場合には、ポンプ57は動作しない。
図7は冷温水空調システム10の冬季の状態を示すブロック図である。
図7において、ヒートポンプ16は、既に説明したように、図の右側の吸熱側から、図の左側の排熱側に向けて熱エネルギを移動させる機能を持つ。ヒートポンプ16の左側には、破線のループのように空調用温水路72が設けられている。この空調用温水路72は、ヒートポンプ16の排熱側と空調機36を経てヒートポンプ16の排熱側に戻る配管により形成される。ポンプ58は、空調用温水路72の温水を暖房用に加熱する機能を持つ。
ヒートポンプ16の右側には、破線のループのように吸熱用冷水路76が設けられている。吸熱用冷水路76は、冷水槽13に収容した冷水を汲み上げて、ヒートポンプ16の吸熱側を経て冷水漕13に戻る配管により形成されている。ポンプ48は、吸熱用冷水路76の冷水を循環させる機能を持つ。ヒートポンプ16は、空調用温水路72の温水が一定温度以上になったとき運転を開始し、当該温水が一定温度以下になったとき運転を停止する間欠運転制御がされる。これにより、空調用温水路72の温水の温度を許容温度範囲で上下させる。冷水槽13は、自然伝熱により地中から熱エネルギを吸収することができる壁80で包囲されている。なお、温水のシステム立ち上げ時の供給方法は、図2で説明した冷水のそれと変わらないので、重複する説明は省略する。
図8は冷温水空調システムを冬季に実証運転した結果を示す説明図である。
図の(a)のグラフは、図3と同様に、外気温と地中温度と冷水槽13及び温水槽14の水温とを示し、さらに、空調用温水の温度を示す。図の(b)は暖房期間における長期的な冷水の温度変化を示す。縦軸は温度、横軸は時間を示す。暖房をはじめて使い始める日には、図のように、温水も冷水もほぼ地中温度と同じ摂氏18度から20度である。この温水が図2で説明したものと同様の手順で空調用温水路72に供給される。ヒートポンプ16の運転を開始すると、温水は、破線のように次第に加熱されて摂氏60度という通常運転の最高温度に達する。ヒートポンプ16は温水を図の実線のように55度以上60度以下の温度に保持するよう動作する。即ち、温水を加熱し摂氏60度以上になった場合にはヒートポンプ16が停止する。
ポンプ58は運転を続ける。温水が55度以下になったら再びヒートポンプ16が起動し温水の加熱を開始する。水使用設備60に供給される温水の温度が5度くらい変動しても、体感温度には大きな変化がない。従って、空調性能に支障はない。また、暖房運転をした次の日には、断熱された配管により構成される空調用温水路72では、温水が摂氏30度程に維持される。従って、翌日の運転開始時には、速やかに適温まで温度上昇する。あとは毎日実線のような温度変化をする。
一方、冬季には冷水漕13が冷却された水を蓄積する役割を持つ。冬の間は冷水は約7度くらいの温度になる。この冷水は冬の間例えば、冷蔵用などに利用できる。冬の場合でも、ヒートポンプ16が間欠的に運転され、自然伝熱も有効に働くので、冷水槽13が収容する冷水の温度が下がりすぎることはない。冬期も、図3(b)に示したように、冷水槽13が収容する冷水の温度は、数ヶ月という長期的にみると、次第に低下していく。
その後、暖房運転を終了した春以降に、冷水槽13に収容された冷水はゆっくりと地中温度まで上昇していく。こうすれば、外気温の上昇とともに、冷熱を地中に放出することができる。即ち、冷水槽13が地中温度で自然に暖められて、地中温度に達する。冷水の温度が下がりすぎて限界値を超えると、冷熱蓄積能力が急激に落ちて、ヒートポンプが機能しなくなる。従って、暖房運転期間における総冷熱エネルギから、同期間の自然吸熱エネルギを差し引いたものが、冷水槽13の許容温度範囲の最大吸収熱エネルギになるように設計をするとよい。
以上のように、上記のシステムは、冷水槽13と温水槽14とを同じ熱環境で地下に設置し、ヒートポンプ16の吸熱側と排熱側に、冷水槽13と温水槽14と空調機36とをそれぞれ同一構成の配管で接続し、バルブを切り替えることにより、夏期は実施例1の構成を実現し、冬季は実施例2の構成を実現している。
上記のように空調設備には熱媒体として水が用いられる。その水は配管の中を循環させられその配管の内部の水が空調のための設定温度範囲内に制御される。従って、例えば冷房を遮断したときや暖房を遮断したときに、既存の空調装置では急激に空調温度が変化するが、このシステムでは、そんなことはない。配管内に水が残っていて、ゆっくりと地下水温に近づくので、しばらく空調を継続できるし、室温の変化を充分に遅くできる。また、例えば、排熱を利用して温水を得るだけであれば、温水槽は地上にあってもよい。しかし、温水の温度が高くなりすぎて効率が著しく低下し、強制冷却が必要になる。温水槽を地下に配置すると、自然放熱により温水の温度が許容範囲に保持できる。特に、夜間の放熱が有効である。しかも、温水槽と冷水槽とを同じ熱環境で地下に設置し、同様の構成の配管を設けているので、上記のように夏期と冬季とで配管を切り替えると、簡単に冷暖房の切換ができる。温水槽と冷水槽の水温はヒートポンプを運転していないときには地中温度付近で安定する。従って、システムの運転開始時の条件は四季を通じてほぼ一定で、非常に制御がしやすい。冷房時も暖房時も特定の配管の水温を所定範囲になるようにヒートポンプをオンオフ制御するだけでよいから、制御装置も単純化できるという効果がある。
以上のシステムは、地球温暖化をふまえて次世代の環境調和型ビル建設に好適するものといえる。本発明のシステムでは1台のヒートポンプで冷水と温水が同時に得られる。そして、冷水と温水を同時に蓄え、必要に応じて蓄熱した、冷水、温水を使うことができる。本発明のシステムはきわめて効率がよいので、外気温を上昇させる排気を充分に抑制することができる。また、建物の地下にが貯水槽を配置すると、揺れる水が振動を吸収するため地震に強い構造になる。このほかに、ソーラー発電により電力をバッテリーに蓄電して、システムの制御に使用することもできる。また、地下に貯蔵された冷水と温水は地震の際の資源として、飲み水、生活水、冷暖房水、防災水と利用できる。
実施例1の冷温水空調システムを示すブロック図である。 冷水槽に収容した冷水を汲み上げる動作の説明図である。 図1に示したシステムを夏期に実証運転した結果を示す説明図である。 雨水を利用するシステムのブロック図である。 夏期における地下室の除湿と建物の冷却方法の説明図である。 冷水や温水を様々な設備に供給するための経路を説明する説明図である。 冬季における本発明の冷温水空調システムを示すブロック図である。 冷温水空調システムを冬季に実証運転した結果を示す説明図である。
符号の説明
10 冷温水空調システム
11 地上階
12 地下室
13 冷水槽
14 温水槽
16 ヒートポンプ
18 噴霧器
20 雨水受容部
21 雨水処理部
22 沈殿槽
23 濾過槽
25 オゾン発生器
27 中水槽
30 除湿機
32 ポンプ
34 吸気口
36 空調機
40〜46 バルブ
47、48 ポンプ
49〜56 バルブ
57、58 ポンプ
60 水使用設備
62 冷水供給路
64 温水供給路
70 空調用冷水路
72 空調用温水路
74 排熱用温水路
76 吸熱用冷水路
80 壁

Claims (7)

  1. 地中に配置した冷水槽13と温水槽14と、
    吸熱側から排熱側に熱エネルギを移動させるヒートポンプ16と、
    前記ヒートポンプ16の吸熱側と空調機36を経てヒートポンプ16の吸熱側に戻る配管により形成された空調用冷水路70と、
    夏季において、前記冷水槽13に収容した冷水を汲み上げて前記空調用冷水路70に供給してから、前記空調用冷水路70の冷水を循環させるポンプ48と、
    前記温水槽14に収容した温水を汲み上げて、前記ヒートポンプ16の排熱側を経て前記温水槽14に戻る配管により形成された排熱用温水路74と、
    前記排熱用温水路74の温水を循環させるポンプ58とを備え、
    前記ヒートポンプ16は、空調用冷水路70の冷水が一定温度以上になったとき運転を開始し、当該冷水が一定温度以下になったとき運転を停止する間欠運転により、前記空調用冷水路70の冷水の温度を許容温度範囲で上下させ、
    前記温水槽14を自然伝熱により地中に熱エネルギを放散させることができる壁80で包囲したことを特徴とする冷温水空調システム。
  2. 地中に配置した冷水槽13と温水槽14と、
    吸熱側から排熱側に熱エネルギを移動させるヒートポンプ16と、
    前記ヒートポンプ16の排熱側と空調機36を経てヒートポンプ16の排熱側に戻る配管により形成された空調用温水路72と、
    冬期において、前記温水槽13に収容した温水を汲み上げて前記空調用温水路72に供給してから、前記空調用温水路72の温水を循環させるポンプ58と、
    前記冷水槽14に収容した冷水を汲み上げて、前記ヒートポンプ16の吸熱側を経て前記冷水槽に戻る配管により形成された吸熱用冷水路76と、
    前記吸熱用冷水路76の冷水を循環させるポンプ48とを備え、
    前記ヒートポンプ16は、空調用温水路72の温水が一定温度以下になったとき運転を開始し、当該温水が一定温度以上になったとき運転を停止する間欠運転により、前記空調用温水路72の温水の温度を許容温度範囲で上下させ、
    前記冷水槽13を自然伝熱により地中から熱エネルギを吸収させる壁80で包囲したことを特徴とする冷温水空調システム。
  3. 請求項1に記載の冷温水空調システムにおいて、
    夏季において、温水槽に収容された温水または冷水槽に収容された冷水を建物の外壁に噴霧する噴霧器を設けたことを特徴とする冷温水空調システム。
  4. 請求項1乃至3に記載の冷温水空調システムにおいて、
    雨水から不純物を濾過した水を、前記冷水槽13または前記温水槽14に補充して、それらの水位を基準レベルに保持する雨水処理部を設けたことを特徴とする冷温水空調システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の冷温水空調システムにおいて、
    夏季において、温水槽に収容された温水を特定用途に供給する配管を備えたことを特徴とする冷温水空調システム。
  6. 請求項1乃至4のいずれかに記載の冷温水空調システムにおいて、
    冬期において、冷水槽に収容された温水を特定用途に供給する配管を備えたことを特徴とする冷温水空調システム。
  7. 冷水槽13と温水槽14とを同じ熱環境で地下に設置し、ヒートポンプ16の吸熱側と排熱側に、冷水槽13と温水槽14と空調機36とをそれぞれ同一構成の配管で接続し、バルブを切り替えることにより、夏期は請求項1に記載の構成を実現し、冬季は請求項2に記載の構成を実現することを特徴とする冷温水空調システムの制御方法。
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