JP2010058582A - 車両用フードロックの取付構造 - Google Patents

車両用フードロックの取付構造 Download PDF

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卓 高柳
Masato Igarashi
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Abstract

【課題】エンジンフードから作用する荷重をフロントバルクヘッドに分散することを可能にするとともに、フロントバルクヘッドの剛性の向上に寄与することを可能にする。
【解決手段】車体12側に設けられ、エンジンフードを車体12に係止する車両用フードロックの取付構造において、車体12は、アルミニウム押出材で形成され正面視矩形枠状の枠部16を備え、車両用フードロック41は、車体12側に取付ける取付ブラケット42と、この取付ブラケット42に取付けるフードロック本体43とからなり、取付ブラケット42は、フードロック本体43を取付ける取付面61と、この取付面61の上下端を折り曲げた上側・下側ラップ部62,63とから構成され、これらの上側・下側ラップ部62,63がそれぞれ枠部16の上側フレーム31の上面31a及び下面31bに接合される。
【選択図】図8

Description

本発明は、エンジンフードを車体に係止する車両用フードロックの取付構造に関するものである。
車両用フードロックの取付構造として、車体前部のフロントバルクヘッドに取付ブラケットを設け、この取付ブラケットにフードロック本体を取付けたものが知られている。
この種の車両用フードロックの取付構造は、取付ブラケットが平板状のプレス部品で構成されることが多かった。
このような車両用フードロックの取付構造として、熱交換器のフレームにフードロック本体を取付けたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特願2001−121941公報
特許文献1の車両用フードロックの取付構造は、フレーム、ラジエータ及びコンデンサが一体化された熱交換器と、この熱交換器のフレームに設けられた取付ブラケットと、この取付ブラケットに取付けられるフードロック本体とからフロントエンドモジュールが構成され、フロントバルクヘッド(フロントエンドパネル)を廃止したものである。
しかし、車両用フードロックの取付構造では、ラジエータ及びコンデンサのフレームを多機能化しているので、車体の剛性や衝撃吸収の面での性能の向上を図ることは困難であるという課題があった。
また、車両用フードロックの取付構造では、例えば、フロントバルクヘッド(フロントエンドパネル)などをアルミニウム押出材により形成し、車体の軽量化や剛性の向上を図る場合には不向きである。
本発明は、エンジンフードから作用する荷重をフロントバルクヘッドに分散することができるとともに、フロントバルクヘッドの剛性の向上に寄与できる車両用フードロックの取付構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体側に設けられ、エンジンフードを車体に係止する車両用フードロックの取付構造において、車体は、アルミニウム押出材で形成され正面視矩形枠状の枠部を備え、車両用フードロックは、車体側に取付ける取付ブラケットと、この取付ブラケットに取付けるフードロック本体とからなり、取付ブラケットは、フードロック本体を取付ける取付面と、この取付面の上下端を折り曲げた上側・下側ラップ部とから構成され、これらの上側・下側ラップ部がそれぞれ枠部の上側フレームの上面及び下面に接合されたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、取付ブラケットが、取付面と上側ラップ部との間に、車体後方且つ上方に傾斜させた傾斜面を備えたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、取付ブラケットに、取付面から下方に延出されフードロック本体を取付ける延出取付面と、この延出取付面の下端と下側ラップ部とを結ぶ連結部とが付設され、延出取付面、下側ラップ部及び連結部で略三角形の補強部が形成されたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、取付ブラケットの上側・下側ラップ部がそれぞれ枠部の上側フレームの上面及び下面に接合されたので、エンジンフードの閉時に、取付ブラケットにエンジンフードの閉方向(下方向)への荷重が加わる場合に、その荷重を上側フレームの上面及び下面で受けることができ、上側フレームから枠部全体に伝達することができる。
この結果、エンジンフードの閉時の荷重を分散することができる。
さらに、アルミニウム押出材の上側フレームの上面及び下面にそれぞれ上側・下側ラップ部を接合することで、上側フレームの剛性の向上を図ることができる。例えば、上側フレームの片面のみに接合したときに予想される上側フレームが弓状に変形することを防止することができる。
請求項2に係る発明では、取付ブラケットが、取付面と上側ラップ部との間に、車体後方且つ上方に傾斜させた傾斜面を備えたので、エンジンフードの閉方向(下方向)への荷重が加わる場合に、傾斜面で荷重を緩衝することができる。
請求項3に係る発明では、取付ブラケットに、取付面から下方に延出されフードロック本体を取付ける延出取付面と、この延出取付面の下端と下側ラップ部とを結ぶ連結部とが付設されたので、取付ブラケットの剛性の向上を図ることができる。これにより、フードロック本体の取付剛性の向上を図ることができ、フードロック本体を安定させて取付けることができる。
また、延出取付面、下側ラップ部及び連結部で略三角形の補強部を構成することで、補強部を必要最小限の構成とすることができる。この結果、重量及びコストの増加を抑えることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る車両用フードロックの取付構造を採用した車体の斜視図である。
車体12は、車体前後方向に延ばされた左右のサイドフレーム14,14と、これらのサイドフレーム14,14の前端廻りに構成されるフロントバルクヘッド16と、このフロントバルクヘッド16から車体後方に延ばされた左右のサイドアッパメンバ25,25と、これらのサイドアッパメンバ25,25の後部と左右のサイドフレーム14,14との間に設けられ、フロントダンパ(不図示)を支持する左右のダンパハウジング24,24とを主要構成としてフロントボディの骨格が形成される。
フロントバルクヘッド16は、左右のサイドフレーム14,14に取付けられる左右のサイドステー33,33と、これらの左右のサイドステー33,33の上部に渡される上側フレーム(アッパメンバ)31と、左右のサイドステー33,33の下部に渡されるロアメンバ32から構成される。また、フロントバルクヘッド16は、アルミニウム押出材で形成される正面視矩形枠状の枠体(枠部)でもある。
左右のサイドステー33,33は、下端がサイドフレーム14,14の上面にそれぞれ連結される上側サイドステー35,35と、上端がサイドフレーム14,14の下面にそれぞれ連結される下側サイドステー36,36とから上下に2分割して構成される。
図2は本発明に係る車両用フードロックの取付構造の斜視図であり、図3は図2に示される車両用フードロックの取付構造の側面図であり、図4は図2に示される車両用フードロックの取付構造の正面図である
車両用フードロック41は、フロントバルクヘッド16のアッパメンバ31に取付けられる取付ブラケット42と、この取付ブラケット42に取付けられ、エンジンフード(不図示)を車体12に係止するフードロック本体43と、このフードロック本体43を取付ブラケット42に取付ける3本のボルト44とからなる。
フードロック本体43は、取付ブラケット42に取付けられるフードロックベース46と、このフードロックベース46に支持軸47を介して回転自在に支持され、エンジンフード(不図示)のストライカ51を係止するフードロックレバー48と、取付ブラケット42とフードロックレバー48との間に設けられ、フードロックレバー48がストライカ51を係止する方向に付勢されたコイルばね49とからなる。
フードロックレバー48は、支持軸47に軸支されるレバー本体52と、このレバー本体52の一方側から上方に延ばされ、ストライカ51を係止する係止爪53と、レバー本体52の他方側から前方に延ばされ、人手によりロック開動作を行うレバー部54と、このレバー部54の先端に被せられ、人手を掛けるレバーノブ55とからなる。
図5は図2に示される車両用フードロックの取付構造の平面図であり、図6は図2に示される車両用フードロックの取付構造の底面図であり、図7は図2に示される車両用フードロックの取付構造の取付ブラケットの斜視図であり、図8は図2に示される車両用フードロックの取付構造の要部拡大図である。
取付ブラケット42は、アルミニウム押出材で形成される部材であり、フードロック本体43を取付ける取付面61と、この取付面61の上下端を折り曲げた上側・下側ラップ部62,63と、取付面61と上側ラップ部62との間に車体後方且つ上方に傾斜させた傾斜面64と、取付面61から下方に延出されフードロック本体43を取付ける延出取付面65と、この延出取付面65の下端と下側ラップ部63とを結ぶ連結部66とからなる。
また、取付ブラケット42は、ボルト44がねじ込まれるナット71が溶接される。さらに、取付ブラケット42は、延出取付面65、下側ラップ部63及び連結部66で略三角形の補強部67が形成される。図5及び図6に示されたように、取付ブラケット42は、上側・下側ラップ部62,63がそれぞれ枠部16の上側フレーム31の上面31a及び下面31bに接合される。
なお、ボルト44は、スプリングワッシャ72と平ワッシャ73とが一体に組み込まれたものが用いられる。
車両用フードロックの取付構造では、取付ブラケット42の上側・下側ラップ部62,63がそれぞれ枠部16の上側フレーム(アッパフレーム)31の上面31a及び下面31bに接合されたので、エンジンフードの閉時に、取付ブラケット42にエンジンフードの閉方向(下方向)への荷重が加わる場合に、その荷重を上側フレーム31の上面31a及び下面31bで受けることができ、上側フレーム31から枠部16全体に伝達することができる。この結果、エンジンフードの閉時の荷重を分散することができる。
さらに、アルミニウム押出材の上側フレーム31の上面31a及び下面31bにそれぞれ上側・下側ラップ部62,63を接合することで、上側フレーム31の剛性の向上を図ることができる。例えば、上側フレーム31の片面のみに接合したときに予想される上側フレーム31が弓状に変形することを防止することができる。
また、車両用フードロックの取付構造では、取付ブラケット42が、取付面61と上側ラップ部62との間に、車体後方且つ上方に傾斜させた傾斜面64を備えたので、エンジンフード(不図示)の閉方向(下方向)への荷重が加わる場合に、傾斜面64で荷重を緩衝することができる。
さらに、車両用フードロックの取付構造では、取付ブラケット42に、取付面61から下方に延出されフードロック本体43を取付ける延出取付面65と、この延出取付面65の下端と下側ラップ部63とを結ぶ連結部66とが付設されたので、取付ブラケット42の剛性の向上を図ることができる。これにより、フードロック本体43の取付剛性の向上を図ることができ、フードロック本体43を安定させて取付けることができる。
また、延出取付面65、下側ラップ部63及び連結部66にて側面視で略三角形の補強部67を構成することで、補強部67を必要最小限の構成とすることができる。この結果、重量及びコストの増加を抑えることができる。
尚、本発明に係る車両用フードロックの取付構造は、図7に示すように、取付ブラケット42がアルミニウム押出材で形成されたが、これに限るものではなく、ダイカスト若しくは板金のプレス部品で形成されたものであってもよい。
本発明に係る車両用フードロックの取付構造は、セダンやワゴンなどの乗用車に採用するのに好適である。
本発明に係る車両用フードロックの取付構造を採用した車体の斜視図である。 本発明に係る車両用フードロックの取付構造の斜視図である。 図2に示される車両用フードロックの取付構造の側面図である。 図2に示される車両用フードロックの取付構造の正面図である。 図2に示される車両用フードロックの取付構造の平面図である。 図2に示される車両用フードロックの取付構造の底面図である。 図2に示される車両用フードロックの取付構造の取付ブラケットの斜視図である。 図2に示される車両用フードロックの取付構造の要部拡大図である。
符号の説明
12…車体、16…枠部(フロントバルクヘッド)、31…上側フレーム(アッパメンバ)、31a…上面、31b…下面、41…車両用フードロック、42…取付ブラケット、43…フードロック本体、61…取付面、62,63…上側・下側ラップ部、64…傾斜面、65…延出取付面、66…連結部、67…補強部。

Claims (3)

  1. 車体側に設けられ、エンジンフードを車体に係止する車両用フードロックの取付構造において、
    前記車体は、アルミニウム押出材で形成され正面視矩形枠状の枠部を備え、
    前記車両用フードロックは、車体側に取付ける取付ブラケットと、この取付ブラケットに取付けるフードロック本体とからなり、
    前記取付ブラケットは、前記フードロック本体を取付ける取付面と、この取付面の上下端を折り曲げた上側・下側ラップ部とから構成され、これらの上側・下側ラップ部がそれぞれ前記枠部の上側フレームの上面及び下面に接合されたことを特徴とする車両用フードロックの取付構造。
  2. 前記取付ブラケットは、前記取付面と前記上側ラップ部との間に、車体後方且つ上方に傾斜させた傾斜面を備えたことを特徴とする請求項1記載の車両用フードロックの取付構造。
  3. 前記取付ブラケットは、前記取付面から下方に延出され前記フードロック本体を取付ける延出取付面と、この延出取付面の下端と前記下側ラップ部とを結ぶ連結部とが付設され、前記延出取付面、前記下側ラップ部及び前記連結部で略三角形の補強部が形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用フードロックの取付構造。
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