JP2010057549A - 粒子線治療計画補助装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】粒子線治療室で治療計画通りに粒子線治療を行う場合に、治療装置及び患者間または治療装置同士の干渉が発生するかどうかを治療計画段階で事前に確認することができる粒子線治療計画補助装置を得る。
【解決手段】治療室ごとの各治療装置の3Dモデルを格納した治療装置3Dモデルデータベース102と、患者の3Dモデルを格納した患者3Dモデルデータベース103とを用いて、立案された治療計画にしたがって治療装置3Dモデル及び患者3Dモデルを3Dシミュレーション空間101に配置して、治療装置3Dモデル同士間及び治療装置3Dモデルと患者3Dモデル間の干渉の有無をシミュレーションして、シミュレーション結果を治療計画に反映させるようにした。
【選択図】図1

Description

この発明は、粒子線により癌治療を行う粒子線治療装置の治療計画立案を補助する粒子線治療計画補助装置に関するものである。
従来の粒子線治療では、治療計画時に過去の参考データや経験則に基いて、治療装置同士、または治療装置と患者との干渉推測を行っていた。そのため、場合によっては治療時になって干渉が判明することがあり、その場合には、治療を中断して治療計画を再実施していた。そのため、患者の治療開始が遅れてしまう上に、治療計画作業の手戻りが発生し、さらには治療計画毎に作成した補償フィルタが無駄になることがあった。
また、物理的干渉を防ぐ目的で、治療計画時にあらかじめ十分な余裕を持ったエアギャップを設定する場合においては、必ずしも適切な治療計画とならないことがあった。
特許文献1には、治療台天板部が治療装置本体に搭載された各機器と干渉せず、かつ治療台天板部の位置に関する自由度を広げ、照射範囲を広くするとともに、配線の増加とソフトウエア処理の負担を抑えた、3次元照射が可能な放射線治療装置が記載されている。
特開平7−231943号公報(第5〜9頁、図1)
特許文献1の放射線治療装置は、粒子線治療装置と比べて装置構造が簡素で、装置駆動範囲に自由度がある、X線・電子線を用いた放射線治療装置であり、治療室において、治療装置の動きを監視することによって、物理的干渉を未然に防ぐように治療装置を制御している。
特許文献1の従来技術は、装置駆動範囲に自由度がある放射線治療装置には有効であるが、粒子線を用いた放射線治療装置のように装置構造が複雑で、装置駆動範囲に自由度が少ない放射線治療装置に適用した場合、従来技術が想定している自由度の高い制御を行うことができない。
このため、特許文献1のものでは、治療時に、治療計画に基く治療が、治療装置と患者、または治療装置同士の干渉により、治療不可と判明した場合は、治療を中断せざるを得ない。この場合、治療計画の再実施が必要となるため、患者の治療開始が遅れる上に、治療計画の再実施による手戻りが発生し、さらには治療計画毎に作成される補償フィルタが無駄になる等の問題点があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、粒子線治療室で治療計画通りに粒子線治療を行う場合に、治療装置及び患者間または治療装置同士の干渉が発生するかどうかを治療計画段階で事前に確認することができる粒子線治療計画補助装置を得ることを目的にしている。
この発明に係わる粒子線治療計画補助装置においては、照射ノズルから照射される粒子線により患者の治療を行う粒子線治療装置の治療計画立案を補助する粒子線治療計画補助装置であって、
粒子線治療装置の治療に用いられる治療室ごとの各治療装置の3Dモデルを格納した治療装置3Dモデルデータベース、患者の3Dモデルを格納した患者3Dモデルデータベース、及び治療装置3Dモデルデータベース及び患者3Dモデルデータベースを用いて、治療計画で立案された照射パターンにしたがって治療装置3Dモデル及び患者3Dモデルを3Dシミュレーション空間に配置して、治療装置3Dモデル間及び治療装置3Dモデルと患者3Dモデル間の干渉の有無をシミュレーションする干渉チェックシミュレーション手段を備え、
干渉チェックシミュレーション手段は、治療計画に応じたシミュレーションを実行するための条件が入力される入力手段と、シミュレーション中の3Dシミュレーション空間が表示される3Dシミュレーション空間表示画面と、シミュレーションの結果得られる干渉の有無を表示する結果表示手段とを有するものである。
この発明は、以上説明したように、照射ノズルから照射される粒子線により患者の治療を行う粒子線治療装置の治療計画立案を補助する粒子線治療計画補助装置であって、
粒子線治療装置の治療に用いられる治療室ごとの各治療装置の3Dモデルを格納した治療装置3Dモデルデータベース、患者の3Dモデルを格納した患者3Dモデルデータベース、及び治療装置3Dモデルデータベース及び患者3Dモデルデータベースを用いて、治療計画で立案された照射パターンにしたがって治療装置3Dモデル及び患者3Dモデルを3Dシミュレーション空間に配置して、治療装置3Dモデル間及び治療装置3Dモデルと患者3Dモデル間の干渉の有無をシミュレーションする干渉チェックシミュレーション手段を備え、
干渉チェックシミュレーション手段は、治療計画に応じたシミュレーションを実行するための条件が入力される入力手段と、シミュレーション中の3Dシミュレーション空間が表示される3Dシミュレーション空間表示画面と、シミュレーションの結果得られる干渉の有無を表示する結果表示手段とを有するので、治療計画作成時に、立案した治療計画に基いて治療室で治療を行う場合に、治療装置及び患者間または治療装置同士の干渉が発生するかどうかを事前に確認することができる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図1〜図3に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態1による粒子線治療計画補助装置を示すブロック図である。
図1において、粒子線治療計画補助装置105は、干渉チェックシミュレーションによって事前に、治療装置同士または治療装置及び患者間の干渉をチェックする。3Dシミュレーション空間101は、粒子線治療計画補助装置105の画面へ表示される。治療装置3Dモデルデータベース102は、治療室毎に干渉チェックに必要な全ての治療装置の3Dモデルが格納されている。患者3Dモデルデータベース103は、患者の3Dモデルが格納されている。患者3Dモデル撮影装置104は、患者を撮影し、患者3Dモデルを作成する。患者3Dモデル撮影装置104によって作成された患者3Dモデルは、患者3Dモデルデータベース103に格納される。
なお、3Dシミュレーション空間101は、治療装置3Dモデルデータベース102及び患者3Dモデルデータベース103と接続され、患者3Dモデルデータベース103は患者3Dモデル撮影装置104と接続されている。
図2は、この発明の実施の形態1による粒子線治療計画補助装置の3Dシミュレーション画面イメージを示す図である。
図2において、3Dシミュレーション画面は、3Dシミュレーション空間101を表示する3Dシミュレーション空間表示画面200と、操作メニュー208により構成される。
3Dシミュレーション空間表示画面200は、次の3Dシミュレーション空間を表示する。回転ガントリー201は、照射角度を変更するために360度回転することができる。照射ノズル202は、治療時には最下部より粒子線を出射する。治療台天板203は、治療時に患者が載るところである。治療台下部204は、治療台天板203を支える。患者3Dモデル205は、治療台天板203に載せられている。最短距離206は、照射ノズル202と患者及び治療台との間の最短距離である。エアギャップ207は、照射ノズル202の最下部中央から回転ガントリー201の中心へ向かう直線上で、照射ノズル202の最下部中央と患者体表面との間の距離を表す。
操作メニュー208は、干渉チェックシミュレーションの実行制御と、実行結果として最短距離206とエアギャップ207を表示する。すなわち、操作メニュー208は、ガントリー角度及びノズル距離等の条件を入力する入力部209(入力手段)と、干渉チェックシミュレーションの実行を行わせるための干渉チェック実行ボタン及びこれのキャンセルボタンを有する実行部210と、干渉チェックシミュレーションの実行結果としてエアギャップ及び最短距離を表示する表示部211(結果表示手段)とを有している。
図3は、この発明の実施の形態1による治療計画補助装置の干渉チェックシミュレーションを示すフローチャートである。
図3において、ステップ301〜ステップ304の作業は従来の治療計画作業である。ステップ305は、本発明の処理であり、干渉が発生するかどうか、及びエアギャップが適切かどうかを干渉チェックシミュレーションにより判定し、その結果を治療計画にフィードバックする。
次に、動作について説明する。
粒子線治療の治療計画作業を行う前に治療計画に用いるCT画像を撮影する。このCT画像の撮影時に、ステップ301で、患者3Dモデル撮影装置104により患者3Dモデル205を撮影・作成する。患者3Dモデル撮影装置104は、3Dデジタイザのような機器を想定するがここではその方式は問わない。その後、ステップ302で、患者3Dモデル撮影装置104で作成した患者3Dモデル205を患者3Dモデルデータベース103へ格納する。
次に、ステップ303で、治療計画を開始し、ステップ304で、照射角度とエアギャップを設定する。
このようにステップ301〜ステップ304の従来の治療計画工程を行った後、ステップ305を実行する。
ステップ305は、ステップ306〜ステップ309からなり、以下に詳細に説明する。
ステップ306は、干渉チェックシミュレーション(干渉チェックシミュレーション手段)であり、次のように実行される。
粒子線治療計画補助装置105により、図2に示す、干渉チェックシミュレーション画面を起動する。この起動の際、治療室、患者IDを指定することによって、治療室については治療装置3Dモデルデータベース102から、指定された治療室に該当する全ての治療装置3Dモデルを取り出し、干渉チェックシミュレーション空間101へ配置する。同様に、患者3Dモデルについても、患者3Dモデルデータベース103より、指定された患者IDのモデルを取り出し、干渉チェックシミュレーション空間101へ配置する。
次に、ステップ304の治療計画で作成されたデータを、粒子線治療計画補助装置105の操作メニュー208から干渉チェック条件として入力する。入力する条件は、ガントリー角度、ノズル距離、治療台の回転等、各3Dモデルの位置を指定する値である。条件入力後、各3Dモデルは指定された位置へ移動する。
次に、粒子線治療計画補助装置105の操作メニュー208を操作して、干渉チェックシミュレーションを実行する。粒子線治療計画補助装置画面の3Dシミュレーション空間101では、照射ノズル202が患者へ向かって徐々に伸張する。その際、照射ノズル202と患者及び治療台との間の最短距離206と、エアギャップ207をリアルタイムで強調線表示する。同時に、画面右側の操作メニュー208の上部には、エアギャップ207と最短距離206が数値として表示される。条件入力で指定したノズル距離だけ伸張すると、照射ノズル202は停止する。もし、ノズル距離に達するまでの間に干渉が発生した場合(ステップ307)は、その時点で照射ノズル202は停止し、操作メニュー208の結果表示欄へ干渉発生を表示する。
ステップ307で、仮に、治療計画で立案したノズル距離だけ照射ノズル202を伸ばした場合に、干渉が発生することが分かった場合は、操作メニュー208の結果表示欄へ表示された、干渉発生時のエアギャップ207を参考に、ステップ309で、適切なエアギャップを確認して、ステップ304で治療計画を修正する。
ステップ307で、仮に、治療計画で立案したノズル距離だけ照射ノズル202を伸ばした場合に、干渉が発生しないことが分かった場合は、ステップ308で、適切なエアギャップ207であるかどうかを判定し、適切である場合には、干渉チェックシミュレーションを終了する。この場合には、治療計画の修正はない。
逆に、ステップ308で、適切でないと判断した場合には、ステップ309で、再度、操作メニュー208で条件入力を行い、適切なエアギャップをシミュレーションにより確認した上で、ステップ304で治療計画を修正する。
実施の形態1によれば、粒子線治療計画時にコンピュータ上に治療室を3Dシミュレーション空間として擬似的に構築し、治療装置と患者、または治療装置同士の干渉を、3Dシミュレーション空間の中で擬似的に確認することができる。
また、治療室で治療計画通りに治療を行った場合、干渉が発生するかどうかを治療計画段階で事前確認できるため、問題がある場合には直ちに修正でき、治療開始時期の遅延や、治療計画作業の手戻り、補償フィルタの無駄といった従来の問題を防ぐことができる。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2による粒子線治療計画補助装置の画面イメージを示す図である。
図4において、粒子線治療計画補助装置に自動シミュレーション機能(自動シミュレーション手段)を追加した。この自動シミュレーション機能として、操作メニュー208に自動算出条件設定メニュー401を設け、これにより設定された条件で自動的に干渉チェックシミュレーションを実行し、結果402を表示する。
実施の形態1では、治療計画で立案した照射パターンに基いて干渉チェックシミュレーションを行い、その結果を確認し、干渉発生、または干渉発生しないがエアギャップが不適切な場合には、操作者が条件入力値を変更して、適切なエアギャップを確認し、治療計画へフィードバックする方法を述べたが、実施の形態2は、これを自動的に行うようにしたものである。
実施の形態2では、図4に示すように、粒子線治療計画補助装置へ自動シミュレーション機能を追加し、操作メニューに自動算出条件設定メニュー401を設け、これによって、エアギャップを最短にする、または患者及び治療台の位置関係の変更有無等の条件を設定する。すると、粒子線治療計画補助装置が、条件に合致する全パターンについて干渉チェックシミュレーションを実行し、条件を満たすエアギャップと、患者及び治療台の位置関係を自動計算して、結果402に表示する。このように操作者へ候補表示する機能を実現することにより、操作者の操作負荷を軽減することができる。
実施の形態2によれば、条件を設定すれば、照射ノズルと患者及び治療台との間の最短距離206と、エアギャップ207を自動的に計算するので、操作者の操作負荷を軽減することができる。
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3による粒子線治療計画補助装置の3Dシミュレーション画面イメージを示す図である。
図5において、201〜205、208〜211は図2におけるものと同一のものである。図5では、照射ノズル202の照射角度1回目の位置501と、照射角度2回目の位置502が示されている。
実施の形態1では、治療計画で立案した1つの照射パターンに対して、治療装置、患者を配置して干渉チェックシミュレーションを行ったが、実施の形態3は、1回の治療行為で連続して複数方向から照射を行う多門照射を実施する場合についてのものである。
実施の形態3では、図5に示すように、回転ガントリーを用いた治療室で、1回の治療行為で連続して複数方向から照射を行う多門照射を実施する場合、1回目の照射終了後、照射角度1回目の位置501から、照射角度2回目の位置502まで、回転ガントリー201と照射ノズル202が移動する。実施の形態3では、予め、回転ガントリー201の移動方向をシナリオ設定しておくことによって、このような各照射間の治療装置移動区間についても、干渉チェックの対象とすることができる。
実施の形態3によれば、多門照射を実施する場合でも、回転ガントリー201の移動方向をシナリオ設定しておくことによって、各照射間の治療装置移動区間についても、干渉チェックの対象とすることができる。
実施の形態4.
図6は、この発明の実施の形態4による粒子線治療計画補助装置の3Dシミュレーション画面イメージを示す図である。
図6において、201〜207は図2におけるものと同一のものである。図6では、患者の呼吸による患者体表面位置の変動601を吸収するために、操作メニュー208に干渉判定余裕値設定メニュー602を設け、干渉判定余裕値を設定できるようにした。
実施の形態1では、治療計画で立案した照射パターンに対して、治療装置、患者を配置して干渉チェックシミュレーションを行ったが、実施の形態4は、治療患部が患者の呼吸の影響を受けて体表面が大きく変化する部位であった場合についてのものである。
治療患部が、患者の呼吸の影響を受けて体表面が大きく変化する部位であった場合には、図6の呼吸による患者体表面位置の変動601に示すように、干渉チェックに影響があることが考えられる。
実施の形態4は、これに対して、干渉判定余裕値設定メニュー602を粒子線治療計画補助装置画面の操作メニュー208に追加することで、干渉判定に余裕値を設定可能とする。例えば、干渉判定余裕値として30mmを設定した場合には、物体間の距離が30mm迄近づいた時点で干渉発生と判定する。これによって、呼吸によって患者体表面が変動した場合であっても、干渉チェックの精度を確保することができる。
実施の形態4によれば、治療患部が患者の呼吸の影響を受けて体表面が大きく変化する部位であった場合にも、干渉チェックの精度を確保することができる。
実施の形態5.
図7は、この発明の実施の形態5による粒子線治療計画補助装置で用いられる患者3Dモデルの雛形例を示す図である。
図7において、患者3Dモデル701〜703は、両手を腹部で重ねる治療体位を表す小中大の雛形例であり、患者3Dモデル704〜706は、頭部横へ両腕をあげる治療体位を表す小中大の雛形例である。
実施の形態1では、治療計画で立案した照射パターンに対して、患者毎に作成した患者3Dモデルを使って、3Dシミュレーション空間を構築するものであったが、実施の形態5は、予め図7に示すような患者3Dモデルの雛形を準備しておくことによって、患者毎に患者3Dモデルを撮影・作成する必要をなくし、雛形を使って干渉チェックシミュレーションを実行するものである。
これによって、患者毎に3Dモデルを撮影・作成する必要がないため、簡素化したシステム構成で干渉チェックシミュレーションを実施することができる。
実施の形態5によれば、予め、患者3Dモデルの雛形を準備しておくことによって、患者毎に3Dモデルを撮影・作成する必要をなくし、簡素化したシステム構成で干渉チェックシミュレーションを実施することができる。
この発明の実施の形態1による粒子線治療計画補助装置を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1による粒子線治療計画補助装置の3Dシミュレーション画面イメージを示す図である。 この発明の実施の形態1による治療計画補助装置の干渉チェックシミュレーションを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2による粒子線治療計画補助装置の画面イメージを示す図である。 この発明の実施の形態3による粒子線治療計画補助装置の3Dシミュレーション画面イメージを示す図である。 この発明の実施の形態4による粒子線治療計画補助装置の3Dシミュレーション画面イメージを示す図である。 この発明の実施の形態5による粒子線治療計画補助装置で用いられる患者3Dモデルの雛形例を示す図である。
符号の説明
101 3Dシミュレーション空間
102 治療装置3Dモデルデータベース
103 患者3Dモデルデータベース
104 患者3Dモデル撮影装置
105 治療計画補助装置
200 3Dシミュレーション空間表示画面
201 回転ガントリー
202 照射ノズル
203 治療台天板
204 治療台下部
205 患者3Dモデル
206 照射ノズルと治療台及び患者との最短距離
207 エアギャップ
208 操作メニュー
209 入力部
210 実行部
211 表示部
401 自動算出条件設定メニュー
402 結果(例)
501 照射角度1回目の位置
502 照射角度2回目の位置
601 呼吸による患者体表面位置の変動
602 「干渉判定余裕値」設定メニュー
701 両手を腹部で重ねる治療体位モデル(小)
702 両手を腹部で重ねる治療体位モデル(中)
703 両手を腹部で重ねる治療体位モデル(大)
704 頭部横へ両腕をあげる治療体位モデル(小)
705 頭部横へ両腕をあげる治療体位モデル(中)
706 頭部横へ両腕をあげる治療体位モデル(大)

Claims (6)

  1. 照射ノズルから照射される粒子線により患者の治療を行う粒子線治療装置の治療計画立案を補助する粒子線治療計画補助装置であって、
    上記粒子線治療装置の上記治療に用いられる治療室ごとの各治療装置の3Dモデルを格納した治療装置3Dモデルデータベース、上記患者の3Dモデルを格納した患者3Dモデルデータベース、及び上記治療装置3Dモデルデータベース及び上記患者3Dモデルデータベースを用いて、上記治療計画で立案された照射パターンにしたがって上記治療装置3Dモデル及び上記患者3Dモデルを3Dシミュレーション空間に配置して、上記治療装置3Dモデル間及び上記治療装置3Dモデルと患者3Dモデル間の干渉の有無をシミュレーションする干渉チェックシミュレーション手段を備え、
    上記干渉チェックシミュレーション手段は、上記治療計画に応じた上記シミュレーションを実行するための条件が入力される入力手段と、上記シミュレーション中の上記3Dシミュレーション空間が表示される3Dシミュレーション空間表示画面と、上記シミュレーションの結果得られる上記干渉の有無を表示する結果表示手段とを有することを特徴とする粒子線治療計画補助装置。
  2. 上記干渉チェックシミュレーション手段は、複数の上記照射パターンを設定して、この設定した複数の照射パターンについて上記シミュレーションを実行させる自動シミュレーション手段を有することを特徴とする請求項1記載の粒子線治療計画補助装置。
  3. 上記干渉チェックシミュレーション手段は、連続した多門照射が行われる場合、予め照射シナリオが設定されることによって、各照射間における上記治療装置の移動についても干渉チェックの対象とすることを特徴とする請求項1記載の粒子線治療計画補助装置。
  4. 上記干渉チェックシミュレーション手段は、干渉チェック判定基準によって上記干渉の有無を判定するとともに、患者体表面の変動量が大きいと想定される場合には、上記干渉チェック判定基準に余裕値を設定することを特徴とする請求項1記載の粒子線治療計画補助装置。
  5. 上記患者3Dモデルの雛形を作成しておくとともに、上記干渉チェックシミュレーション手段は、上記雛形を用いて上記シミュレーションを実行することを特徴とする請求項1記載の粒子線治療計画補助装置。
  6. 上記患者を撮影し、患者3Dモデルを作成する患者3Dモデル撮影装置を備え、
    上記患者3Dモデル撮影装置によって作成された上記患者3Dモデルは上記患者3Dモデルデータベースに格納されることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の粒子線治療計画補助装置。
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