JP2010057313A - 電動機 - Google Patents
電動機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010057313A JP2010057313A JP2008221384A JP2008221384A JP2010057313A JP 2010057313 A JP2010057313 A JP 2010057313A JP 2008221384 A JP2008221384 A JP 2008221384A JP 2008221384 A JP2008221384 A JP 2008221384A JP 2010057313 A JP2010057313 A JP 2010057313A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric motor
- reduced
- magnet
- rotor
- segment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
【課題】振動、騒音を小さくすることができ、高出力が得られる電動機を安価に提供することを目的とする。
【解決手段】固定子鉄心3に電機子巻線5を巻装した固定子2と、この固定子2に対向してエアギャップ9を介して1つのセグメント磁石6に2極以上のラジアル配向の多極着磁を施された複数のセグメント磁石6が回転子鉄心7の表面に配置された回転子8が、回転自在に構成された電動機とし、少数のセグメント磁石で多極化することができるため、アンバランス量が小さくでき、磁極間隔のバラツキも低減でき、振動、騒音の小さい高出力化した電動機を得られる。
【選択図】図1
【解決手段】固定子鉄心3に電機子巻線5を巻装した固定子2と、この固定子2に対向してエアギャップ9を介して1つのセグメント磁石6に2極以上のラジアル配向の多極着磁を施された複数のセグメント磁石6が回転子鉄心7の表面に配置された回転子8が、回転自在に構成された電動機とし、少数のセグメント磁石で多極化することができるため、アンバランス量が小さくでき、磁極間隔のバラツキも低減でき、振動、騒音の小さい高出力化した電動機を得られる。
【選択図】図1
Description
本発明は、回転子に永久磁石を有する電動機に係り、さらに詳細には、高出力、高効率、低騒音を実現する電動機に関するものである。
近年、電動機には小型化、高出力化した上で、静音化、高効率化を実現することが求められており、そのために、磁極の極数は増加する傾向にある。
従来、この種の電動機は、特許文献1に開示された構成のものが知られている。
以下、その電動機について図7を参照しながら説明する。
図に示すように、回転子101はロータコア102の表面付近に交互に極性が異なる磁極を有する永久磁石103備え、永久磁石103の個数は極数と同数であるとともに、極性の異なる永久磁石103の間には隙間を設けた電動機の構成としている。
また、この種の電動機は、特許文献2に開示された構成のものが知られている。
以下、その電動機について図8を参照しながら説明する。
図に示すように、シャフト104と多極に着磁されたリング状の永久磁石105からなる回転子106を配し、リング状の永久磁石105は磁極毎に異方性を有し、隣接する磁極間における厚さが磁極中心と比して小さいことを特徴とする電動機の構成としている。
特開2002−281721号公報
特開2006−311777号公報
このような従来の電動機では、永久磁石の加工精度から隣り合う永久磁石103の間には隙間が必要であるため、その隙間を均一にすることは非常に困難であることから、回転子のアンバランス量が不均一な隙間によって大きくなり、電動機の振動が大きくなるという課題があり、アンバランス量を低減することが要求されている。
また、磁極間隔のバラツキも大きくなり、電動機の振動、騒音も大きくなるという課題があり、磁極間隔のバラツキを小さくすることが要求されている。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、アンバランス量を低減することができ、磁極間隔のバラツキも低減でき、振動、騒音を小さくすることのできる電動機を提供することを目的としている。
そして、リング状の永久磁石においては、表面磁束密度が高くできず、高出力が得られないという課題があり、表面磁束密度を大きくすることが要求されている。
また、磁極毎に異方性を有する極異方性リングの永久磁石は、磁性粉の密度が極間部は低く、極ピーク部は高いため、極間部での機械的強度が低くなり、使用環境温度変化の大きな環境での使用においては、収縮応力によって割れやすいという課題があり、使用環境温度変化の大きな環境で使用しても、割れ難く、高品質を確保することが要求されている。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、表面磁束密度を大きくすることができ、収縮応力の影響を受けることなく割れ難い高品質化することのできる電動機を提供することを目的としている。
本発明の電動機は上記目的を達成するために、固定子鉄心に電機子巻線を巻装した固定子と、この固定子に対向してエアギャップを介して回転自在に配置された回転子を有する電動機であって、前記回転子は複数のセグメント磁石が回転子鉄心の表面に配置されるとともに、1つの前記セグメント磁石に2極以上の多極着磁を施したことを特徴とする電動機としたものである。
この手段により少数のセグメント磁石で多極化することができるため、アンバランス量が小さくなるとともに、磁極間隔のバラツキも低減でき、振動、騒音を小さくすることができるとともに、セグメント磁石の位置による磁性粉の密度に差異がないことから、使用環境温度変化が大きい環境などで使用しても収縮応力の影響がなく、割れ難い高品質の電動機が得られる。
また、本発明の電動機は上記目的を達成するために、前記セグメント磁石はラジアル配向としたことを特徴とする電動機としたものである。
この手段により、磁石の磁束密度を大きくできることから、高出力化した電動機が得られる。
また、本発明の電動機は上記目的を達成するために、前記セグメント磁石の極間部の肉厚を極中心部に対して薄くしたことを特徴とする電動機としたものである。
この手段により、電機子巻線に誘起される誘起電圧は正弦波状の誘起電圧波形となるため、トルクリプルが小さくなるとともに、瞬時トルクのトルク変化率も小さくなるので、騒音・振動の発生を抑制した電動機が得られる。
また、本発明の電動機は上記目的を達成するために、前記セグメント磁石にスキュー着磁をしたことを特徴とする電動機としたものである。
この手段により、電機子巻線に誘起される誘起電圧に含まれる高調波成分を減少でき、トルクリプルが小さくなるとともに、瞬時トルクのトルク変化率も小さくなるので、騒音・振動の発生を抑制した電動機が得られる。
また、本発明の電動機は上記目的を達成するために、前記固定子鉄心のティースと、このティースに対向する前記回転子とのエアギャップは前記ティース中心から前記ティース端部に向かうにつれて大きくしたことを特徴とする電動機としたものである。
この手段により、電機子巻線に誘起される誘起電圧は正弦波状の誘起電圧波形となるため、トルクリプルが小さくなるとともに、瞬時トルクのトルク変化率も小さくなるので、騒音・振動の発生を抑制した電動機が得られる。
また、本発明の電動機は上記目的を達成するために、前記ティースがスキューされたことを特徴とする電動機としたものである。
この手段により、電機子巻線に誘起される誘起電圧に含まれる高調波成分を減少でき、トルクリプルが小さくなるとともに、瞬時トルクのトルク変化率も小さくなるので、騒音・振動の発生を抑制した電動機が得られる。
また、本発明の電動機は上記目的を達成するために、前記セグメント磁石をフェライト焼結磁石としたことを特徴とする電動機としたものである。
この手段により、安価に電機子巻線に誘起される誘起電圧を高くできるため、コストパフォーマンスの高い高出力化を実現した電動機が得られる。
また、本発明の電動機は上記目的を達成するために、前記セグメント磁石を希土類ボンド磁石としたことを特徴とする電動機としたものである。
この手段により、セグメント磁石の厚みを薄くできることから、各セグメント磁石の重量差が小さくなり、アンバランス量が小さくなるため、騒音、振動を小さくすることができる電動機が得られる。
また、本発明の電動機は上記目的を達成するために、前記回転子鉄心の前記1つのセグメント磁石における極間部に、スリットを設けたことを特徴とする電動機としたものである。
この手段により、電機子巻線に誘起される誘起電圧は正弦波状の誘起電圧波形となるため、トルクリプルが小さくなるとともに、瞬時トルクのトルク変化率も小さくなるので、騒音・振動の発生をより一層抑制した電動機が得られる。
また、本発明の電動機は上記目的を達成するために、前記スリットの幅は、外径側より内径側を狭くしたことを特徴とする電動機としたものである。
この手段により、電機子巻線に誘起される誘起電圧はより正弦波状の誘起電圧波形となるため、トルクリプルが小さくなるとともに、瞬時トルクのトルク変化率も小さくなるので、騒音・振動の発生を更に抑制した電動機が得られる。
本発明によれば回転子のアンバランス量が小さくなるとともに、磁極間隔のバラツキも低減でき、振動騒音を小さくすることできるという効果のある電動機を提供できる。
また、磁束密度が大きくできることから、高出力化した電動機を得ることできる。
また、本発明によればトルクリプルが小さくなるとともに、瞬時トルクのトルク変化率も小さくすることができ、騒音・振動の発生を抑制できる効果のある電動機を提供できる。
また、磁石が収縮応力などの影響を受けることがなく、割れ難く、高品質を確保できる効果のある電動機を提供できる。
本発明の請求項1記載の発明は、固定子鉄心に電機子巻線を巻装した固定子と、この固定子に対向してエアギャップを介して回転自在に配置された回転子を有する電動機であって、前記回転子は複数のセグメント磁石が回転子鉄心の表面に配置されるとともに、1つの前記セグメント磁石に2極以上の多極着磁を施したことを特徴とする電動機としたものであり、少数のセグメント磁石で多極化することができるため、アンバランス量が小さくなるとともに、磁極間隔のバラツキも低減でき、磁石の位置による磁性粉の密度に差異がないことから、使用環境温度変化が大きい環境などで使用しても収縮応力の影響がないという作用を有する。
また、前記セグメント磁石はラジアル配向としたことを特徴とする電動機としたものであり、磁石の磁束密度を高くできることから、電動機を高出力化することができるという作用を有する。
また、前記セグメント磁石の極間部の肉厚を極中心部に対して薄くしたことを特徴とする電動機としたものであり、電機子巻線に誘起される誘起電圧は正弦波状の誘起電圧波形となるため、トルクリプルが小さくなるとともに、瞬時トルクのトルク変化率も小さくできるという作用を有する。
また、前記セグメント磁石にスキュー着磁をしたことを特徴とする電動機としたものであり、電機子巻線に誘起される誘起電圧に含まれる高調波成分を減少でき、トルクリプルが小さくなるとともに、瞬時トルクのトルク変化率も小さくできるという作用を有する。
また、前記固定子鉄心のティースと、このティースに対向する前記回転子とのエアギャップは前記ティース中心から前記ティース端部に向かうにつれて大きくしたことを特徴とする電動機としたものであり、電機子巻線に誘起される誘起電圧は正弦波状の誘起電圧波形となるため、トルクリプルが小さくなるとともに、瞬時トルクのトルク変化率も小さくできるという作用を有する。
また、前記ティースはスキューされたことを特徴とする電動機としたものであり、電機子巻線に誘起される誘起電圧に含まれる高調波成分を減少でき、トルクリプルが小さくなるとともに、瞬時トルクのトルク変化率も小さくできるという作用を有する。
また、前記セグメント磁石は、フェライト焼結磁石としたことを特徴とする電動機としたものであり、安価に電機子巻線に誘起される誘起電圧を高くできるという作用を有する。
また、前記セグメント磁石は、希土類ボンド磁石としたことを特徴とする電動機としたものであり、セグメント磁石の厚みを薄くできることから、各セグメント磁石の重量差が小さくなり、アンバランス量を小さくできるという作用を有する。
また、前記回転子鉄心の前記1つのセグメント磁石における極間部にはスリットを設けたことを特徴とする電動機としたものであり、電機子巻線に誘起される誘起電圧は正弦波状の誘起電圧波形となるため、トルクリプルが小さくなるとともに、瞬時トルクのトルク変化率も小さくできるという作用を有する。
また、前記スリットの幅は、外径側より内径側を狭くしたことを特徴とする電動機としたものであり、電機子巻線に誘起される誘起電圧はより正弦波状の誘起電圧波形となるため、トルクリプルが小さくなるとともに、瞬時トルクのトルク変化率も小さくできるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1および図2に示すように、1は電動機で、2は複数のスロットを有する固定子鉄心3に絶縁材にて形成されたインシュレータ4を介して電機子巻線5を巻装した固定子である。回転子A8は、複数のセグメント磁石A6を回転子鉄心7の表面に配置したものである。このセグメント磁石A6は、1つに2極以上の多極着磁を施されている。回転子A8は、固定子2に対向してエアギャップ9を介して回転自在に配置されている。
図1および図2に示すように、1は電動機で、2は複数のスロットを有する固定子鉄心3に絶縁材にて形成されたインシュレータ4を介して電機子巻線5を巻装した固定子である。回転子A8は、複数のセグメント磁石A6を回転子鉄心7の表面に配置したものである。このセグメント磁石A6は、1つに2極以上の多極着磁を施されている。回転子A8は、固定子2に対向してエアギャップ9を介して回転自在に配置されている。
また、複数のセグメント磁石A6にはラジアル配向の着磁が施されており、このセグメント磁石A6の極間部A10は、極中心部11に対して厚みを薄くして構成されている。
また、このセグメント磁石A6はフェライト焼結磁石で構成されている。
上記構成において、電動機は少数のセグメント磁石で多極化することができるため、アンバランス量が小さくなるとともに、磁極間隔のバラツキも低減でき、振動、騒音を小さくすることが可能となるとともに、セグメント磁石の位置による磁性粉の密度に差異がないことから、使用環境温度変化が大きい環境などで使用しても収縮応力の影響がなく、機械的強度を高くできるので、磁石が割れ難く、高品質を確保することが可能となる。
また、セグメント磁石をラジアル配向としたため、磁石の磁束密度を大きくできることから、電動機の高出力化が可能となる。
また、セグメント磁石の極間部の肉厚を極中心部に対して薄くしたことにより、電機子巻線に誘起される誘起電圧は正弦波状の誘起電圧波形となるため、トルクリプルが小さくなるとともに、瞬時トルクのトルク変化率も小さくなるので、騒音・振動の発生を抑制した電動機の提供が可能となる。
また、セグメント磁石をフェライト焼結磁石としたことにより、安価に電機子巻線に誘起される誘起電圧を高くできるため、コストパフォーマンスの高い高出力化を実現した電動機の提供が可能となる。
なお、本実施の形態1では、電機子巻線に誘起される誘起電圧を正弦波状の誘起電圧波形にするため、セグメント磁石の極間部の肉厚を極中心部に対して薄くした構成としたが、図3に示すように、固定子鉄心3のティース12と、このティース12に対向する回転子A8とのエアギャップ9をティース中心13からティース端部14に向かうにつれて大きくした電動機の構成であっても、電機子巻線に誘起される誘起電圧は正弦波状の誘起電圧波形となるため、トルクリプルが小さくなるとともに、瞬時トルクのトルク変化率も小さくでき、騒音・振動の発生を抑制した電動機を得られることに差異は生じない。
(実施の形態2)
図4に示すように、スキュー着磁15が施された複数のセグメント磁石B16が回転子鉄心7の表面に配置されて回転子B17を構成し、その他の電動機としての構成は実施の形態1と同一であり、詳細な説明は省略する。
図4に示すように、スキュー着磁15が施された複数のセグメント磁石B16が回転子鉄心7の表面に配置されて回転子B17を構成し、その他の電動機としての構成は実施の形態1と同一であり、詳細な説明は省略する。
上記構成において、電動機はセグメント磁石にスキュー着磁をしたことにより、電機子巻線に誘起される誘起電圧に含まれる高調波成分を減少でき、トルクリプルが小さくなるとともに、瞬時トルクのトルク変化率も小さくなるので、騒音・振動の発生を抑制した電動機の提供が可能となる。
なお、本実施の形態2では、電機子巻線に誘起される誘起電圧に含まれる高調波成分を減少するため、セグメント磁石B16にスキュー着磁15を施した構成としたが、図5に示すように、固定子鉄心3のティース12をスキューした構成であっても、電機子巻線に誘起される誘起電圧に含まれる高調波成分を減少でき、トルクリプルが小さくなるとともに、瞬時トルクのトルク変化率も小さくでき、騒音・振動の発生を抑制した電動機を得られることに差異は生じない。
(実施の形態3)
図6に示すように、希土類ボンド磁石にて形成されたセグメント磁石C18の極間部B19にはスリット20が設けられており、このスリット20の幅は、スリットの外径側の幅k1よりスリットの内径側の幅k2が狭くなるように構成し、その他の電動機としての構成は実施の形態1と同一であり、詳細な説明は省略する。
図6に示すように、希土類ボンド磁石にて形成されたセグメント磁石C18の極間部B19にはスリット20が設けられており、このスリット20の幅は、スリットの外径側の幅k1よりスリットの内径側の幅k2が狭くなるように構成し、その他の電動機としての構成は実施の形態1と同一であり、詳細な説明は省略する。
上記構成において、電動機は電機子巻線に誘起される誘起電圧はより正弦波状の誘起電圧波形となるため、トルクリプルが小さくなるとともに、瞬時トルクのトルク変化率も小さくなるので、騒音・振動の発生を抑制した電動機の提供が可能となる。
また、希土類ボンド磁石としたことにより、セグメント磁石の厚みを薄くできることから、各セグメント磁石の重量差が小さくなり、アンバランス量を小さくでき、騒音、振動を小さくすることができる電動機の提供が可能となる。
なお、本実施の形態3では単純なスリットとしたが、曲率を有する溝としても良く、その作用効果に差異を生じない。
以上のように、本発明にかかる電動機においては、小型で大きな出力が得られ、騒音、振動を小さくすることができ、磁石は収縮応力の影響を受けないため、使用環境温度変化に関係なく、従来に増して広範囲な電機機器への搭載が有用となる。
1 電動機
2 固定子
3 固定子鉄心
4 インシュレータ
5 電機子巻線
6 セグメント磁石A
7 回転子鉄心
8 回転子A
9 エアギャップ
10 極間部A
11 極中心部
12 ティース
13 ティース中心
14 ティース端部
15 スキュー着磁
16 セグメント磁石B
17 回転子B
18 セグメント磁石C
19 極間部B
20 スリット
k1 スリットの外径側の幅
k2 スリットの内径側の幅
2 固定子
3 固定子鉄心
4 インシュレータ
5 電機子巻線
6 セグメント磁石A
7 回転子鉄心
8 回転子A
9 エアギャップ
10 極間部A
11 極中心部
12 ティース
13 ティース中心
14 ティース端部
15 スキュー着磁
16 セグメント磁石B
17 回転子B
18 セグメント磁石C
19 極間部B
20 スリット
k1 スリットの外径側の幅
k2 スリットの内径側の幅
Claims (10)
- 固定子鉄心に電機子巻線を巻装した固定子と、この固定子に対向してエアギャップを介して回転自在に配置された回転子を有する電動機であって、前記回転子は複数のセグメント磁石が回転子鉄心の表面に配置されるとともに、1つの前記セグメント磁石に2極以上の多極着磁を施したことを特徴とする電動機。
- 前記セグメント磁石はラジアル配向としたことを特徴とする請求項1記載の電動機。
- 前記セグメント磁石の極間部の肉厚を極中心部に対して薄くしたことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の電動機。
- 前記セグメント磁石にスキュー着磁をしたことを特徴とした請求項1または2のいずれかに記載の電動機。
- 前記固定子鉄心のティースと、このティースに対向する前記回転子とのエアギャップは前記ティース中心から前記ティース端部に向かうにつれて大きくしたことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の電動機。
- 前記ティースはスキューされたことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の電動機。
- 前記セグメント磁石は、フェライト焼結磁石としたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の電動機。
- 前記セグメント磁石は、希土類ボンド磁石としたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の電動機。
- 前記回転子鉄心の前記1つのセグメント磁石における極間部にはスリットを設けたことを特徴とする請求項8記載の電動機。
- 前記スリットの幅は、外径側より内径側を狭くしたことを特徴とする請求項9記載の電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008221384A JP2010057313A (ja) | 2008-08-29 | 2008-08-29 | 電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008221384A JP2010057313A (ja) | 2008-08-29 | 2008-08-29 | 電動機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010057313A true JP2010057313A (ja) | 2010-03-11 |
Family
ID=42072645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008221384A Pending JP2010057313A (ja) | 2008-08-29 | 2008-08-29 | 電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010057313A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101759488B1 (ko) * | 2015-12-21 | 2017-07-19 | (주)모토닉 | Dc 모터의 일체형 마그넷 구조 |
CN108199554A (zh) * | 2018-02-28 | 2018-06-22 | 山东大学 | 一种双极性多相永磁同步电机及方法 |
JP2020145860A (ja) * | 2019-03-06 | 2020-09-10 | 日本精工株式会社 | ダイレクトドライブモータ |
-
2008
- 2008-08-29 JP JP2008221384A patent/JP2010057313A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101759488B1 (ko) * | 2015-12-21 | 2017-07-19 | (주)모토닉 | Dc 모터의 일체형 마그넷 구조 |
CN108199554A (zh) * | 2018-02-28 | 2018-06-22 | 山东大学 | 一种双极性多相永磁同步电机及方法 |
JP2020145860A (ja) * | 2019-03-06 | 2020-09-10 | 日本精工株式会社 | ダイレクトドライブモータ |
JP7310176B2 (ja) | 2019-03-06 | 2023-07-19 | 日本精工株式会社 | ダイレクトドライブモータ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5268711B2 (ja) | 電動機及び圧縮機及び空気調和機及び電気掃除機 | |
JP5436525B2 (ja) | 電動機 | |
JP5774081B2 (ja) | 回転電機 | |
JP6460159B2 (ja) | ロータ及びモータ | |
JP2015142484A (ja) | 表面磁石型回転電機 | |
JP2007074870A (ja) | 永久磁石埋込型ロータおよび永久磁石埋込型モータ | |
JPWO2013098940A1 (ja) | 電動機 | |
JP2012217249A (ja) | 回転子および永久磁石電動機 | |
JP2007274869A (ja) | スロットレス永久磁石型回転電機 | |
JP2007295768A (ja) | アウタロータ形磁石発電機 | |
JP2011188579A (ja) | 永久磁石同期機 | |
JP2014230431A (ja) | 電動機およびそれを備えた圧縮機 | |
JP2018137924A (ja) | 回転電機のロータ | |
JP2010268588A (ja) | 小型モータ | |
JP4855747B2 (ja) | 永久磁石型リラクタンス回転電機 | |
JP5326326B2 (ja) | モータ、電気機器 | |
JP5954279B2 (ja) | 回転電機 | |
JP2010057313A (ja) | 電動機 | |
JP2013118788A (ja) | ブラシレスモータ | |
JP6485205B2 (ja) | 回転電機 | |
CN111953097A (zh) | 旋转电机 | |
KR101614685B1 (ko) | 권선계자형 동기 전동기 및 그의 회전자 | |
JP2013059178A (ja) | 磁気ギア | |
JP2014113033A (ja) | 磁石埋込式回転電機 | |
JP2015053801A (ja) | 回転電機 |