JP2010055071A - 画像形成装置および電力供給制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄電手段の不必要な充放電をより少なくすることができる電力供給制御装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】CPU206は、時計回路112により計測された時刻が、キャパシタ使用許可時間内にあるか否か判断し、時計回路112により計測された時刻がキャパシタ使用許可時間内にあると判断した場合にのみ、キャパシタCの放電を許可することにより、夜間などのMFPの起動が遅くても良い場合はキャパシタCの放電を禁止することができるので、キャパシタCの不必要な充放電をより少なくすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置および電力供給制御方法に関するものである。
従来、画像形成装置には、その起動時やコピー実行時のように画像形成装置内の負荷が大量の電力を消費する場合、主電源である商用電源からの電力供給だけでは、電力が足りなくなるという問題があった。このような問題を解決するものとして、補助電源であるキャパシタを画像形成装置に搭載し、大量の電力を消費する場合には、キャパシタからも画像形成装置内の負荷に電力供給を行うことにより、商用電源からの電力供給を補う方法が知られている。ところが、大量の電力を消費する場合にキャパシタにより商用電源からの電力供給を補う方法では、キャパシタの充放電が頻繁に行われることになり、キャパシタの寿命が短くなるという問題があった。
そこで、商用電源から供給される電力量と当該商用電源からの電力供給を受けて発熱するヒータの温度とに基づいてキャパシタの使用の可否を決定する加熱装置が開示されている(特許文献1参照)。特許文献1にかかる加熱装置は、商用電源から供給される電力量が最大供給電力量であるにも関わらずヒータの温度が低い場合にのみ、キャパシタからの電力供給によりヒータを発熱させている。
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術では、画像形成装置のウォームアップ時には、商用電源から最大供給電力量が供給されるにも関わらず、ヒータの温度が低いことから、常にキャパシタからヒータへの電力供給が行われることになるので、起動時や省エネルギーモードからの復帰時のウォームアップ時には必ずキャパシタの電力供給が行われてしまい、キャパシタの充放電の回数が多くなり、キャパシタの寿命が短くなってしまう、という問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、蓄電手段の寿命を延ばすことができる画像形成装置および電力供給制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる画像形成装置は、充放電可能な蓄電手段と、電源からの電力供給により前記蓄電手段を充電する充電手段と、前記蓄電手段に充電された充電電力を放電して負荷に電力供給する放電手段と、所定の時間帯ごとの前記蓄電手段の使用状況を検出する検出手段と、前記所定の時間帯ごとに、前記蓄電手段の使用が所定の条件を満たすか否かを判断し、前記所定の条件を満たす場合に、前記所定の時間帯を蓄電使用許可時間として設定する設定手段と、現在時刻が前記蓄電使用許可時間に含まれるか否かを判断し、含まれる場合に、前記蓄電手段の放電を許可する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる電力供給制御方法は、充放電可能な蓄電手段を備えた画像形成装置で実行される電力供給制御方法であって、電源からの電力供給により前記蓄電手段を充電する充電ステップと、前記蓄電手段に充電された充電電力を放電して負荷に電力供給する放電ステップと、所定の時間帯ごとの前記蓄電手段の使用状況を検出する検出ステップと、前記所定の時間帯ごとに、前記蓄電手段の使用が所定の条件を満たすか否かを判断し、前記所定の条件を満たす場合に、前記所定の時間帯を蓄電使用許可時間として設定する設定ステップと、現在時刻が前記蓄電使用許可時間に含まれるか否かを判断し、含まれる場合に、前記蓄電手段の放電を許可する制御ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置の起動が遅くても良い場合は蓄電手段の充放電を禁止することにより、蓄電手段の不必要な充放電をより少なくすることができるので、蓄電手段の寿命を延ばすことができる、という効果を奏する。
図1は、第1の実施の形態にかかるMFPが備える定着ローラの定着ヒータの加熱制御を行う制御回路の構成を示す図である。 図2は、キャパシタ、エンジン制御回路、および充放電制御回路の詳細な構成を示す図である。 図3は、各曜日のキャパシタ使用許可時間を示すテーブルである。 図4は、エンジン制御回路および充放電制御回路によるキャパシタの制御処理の手順を示すフローチャートである。 図5は、エンジン制御回路および充放電制御回路により制御されたキャパシタの電圧を示す図である。 図6は、エンジン制御回路および充放電制御回路により制御されたキャパシタの電圧を示す図である。 図7は、第1学習結果テーブルの一例を示す説明図である。 図8は、第2学習結果テーブルの一例を示す説明図である。 図9は、第1学習結果テーブルを用いた場合のキャパシタ使用許可時間の設定処理の手順を示すフローチャートである。 図10は、第2学習結果テーブルを用いた場合のキャパシタ使用許可時間の設定処理の手順を示すフローチャートである。 図11は、第2の実施の形態の変形例1におけるキャパシタ使用許可時間の設定に用いるテーブルである。 図12は、第2の実施の形態の変形例1におけるキャパシタ使用許可時間の設定処理の手順を示すフローチャートである。 図13は、第2の実施の形態の変形例2におけるエンジン制御回路および充放電制御回路によるキャパシタの制御処理の手順を示すフローチャートである。 図14は、第3の実施の形態の学習結果テーブルの一例を示す説明図である。 図15は、第3の実施の形態のキャパシタ使用許可時間の設定処理の手順を示すフローチャートである。 図16は、第4の実施の形態の学習結果テーブルの一例を示す説明図である。 図17は、第4の実施の形態のキャパシタ使用許可時間の設定処理の手順を示すフローチャートである。 図18は、第5の実施の形態における各動作モードが放電許可モードであるか否かを示すテーブルである。 図19は、第5の実施の形態におけるエンジン制御回路および充放電制御回路により制御されたキャパシタの電圧を示す図である。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる電力供給制御装置を備える画像形成装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。本発明の画像形成装置をMFP(Multi Function Peripheral)に適用した例を示す。但しMFPに限られず、デジタル複写機、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ機能やコピー、ファックス、プリンタなどの画像形成処理を行うものであれば、本発明を適用することができる。
なお、本実施の形態にかかるMFPは、デジタル複写機を含む画像形成装置である。すなわち、本実施の形態にかかるMFPは、複写機能と、それ以外の機能、例えば、プリンタ機能、ファクシミリ機能とを備えており、操作部のアプリケーション切り替えキー(図示せず)の操作により、コピー機能、プリンタ機能、FAX(ファクシミリ)機能を順次切り替えて選択することが可能である。これにより、コピー機能の選択時にはコピーモードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリンタモードとなり、FAX機能の選択時にはFAXモードとなる。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態にかかるMFPが備える定着ローラの定着ヒータの加熱制御を行う制御回路の構成を示す図である。制御回路100は、AC電源(商用交流電源)PSと、主電源SW101と、電源回路102,103,104と、エンジン制御回路105と、充放電制御回路106と、省エネ制御回路107と、ヒータ駆動回路108と、定着ローラ109と、充電器110と、キャパシタCと、放電回路111と、時計回路112と、サブ電源SW113と、定着ヒータHT1,HT2と、温度センサTH1とを備えている。
主電源SW101は、AC電源(商用交流電源)PSの供給のON/OFFを行なう。主電源SW101をONにすると、AC電源PSから電力の供給を受けて、電源回路102,103,104は、定着ローラ109に必要な制御用の電力を生成する。すなわち、電源回路102は、エンジン制御回路105をはじめプリンタエンジンなどMFPにおける電力負荷の大部分に電力を供給する。電源回路103は、充放電制御回路106に電力を供給する。電源回路104は、省エネ制御回路107に電力を供給する。
時計回路112は、時刻を計測し、計測した時刻データをエンジン制御回路105および省エネ制御回路107に出力する。サブ電源SW113は、ユーザからの省エネモードへの切り換えを受け付ける。
省エネ制御回路107は、時計回路112およびサブ電源SW113からの出力に基づいて、MFPの状態の切り替えを制御する。ここで、MFPの状態としては、通常モードおよび省エネモードがある。
通常モードおよび省エネモードは、定着ローラ109およびその他の電力負荷の動作状態を切り換える状態モードである。具体的には、通常モードとは、動作指示後直ちに定着ローラ109の動作が可能な状態である。省エネモードとは、定着ローラ109を含むプリンタエンジン、その他の電力負荷のうち一部を残して、画像形成時にのみ必須となる他の電力負荷(例えばスキャナなど)への電力供給を停止する状態である。
省エネ制御回路107は、エンジン制御回路105と通信接続している。これにより、現在のMFPの状態がエンジン制御回路105に伝達される。
また、省エネ制御回路107は、省エネモード時には、省エネ信号を電源回路102に出力する。電源回路102は、省エネ信号を受信するとエンジン制御回路105などへの電力供給を停止する。省エネ信号を受信しない場合には、エンジン制御回路105などへの電力供給を行う。
なお、電源回路102による電力供給停止時においても、電源回路103および電源回路104による電力供給は行われている。すなわち、充電器110、充放電制御回路106、サブ電源SW113および省エネ制御回路107にはこのときも電力が供給されている。
したがって、省エネモードに遷移し、電源回路102がオフになった場合であっても、省エネ制御回路107は、電源回路104から電力供給を受けることができ、省エネ信号の出力を停止することにより電源回路102を復帰させることができる。また、充放電制御回路106は、電源回路102がオフになった場合であっても、キャパシタCからの電圧信号にしたがいキャパシタCの充電を行うことができる。
エンジン制御回路105は、マイクロコンピュータを備えており、マイクロコンピュータにより定着ローラ109やその他の電力負荷を含むプリンタエンジンの全体を制御する。具体的には、ヒータ駆動回路108に対しヒータ駆動信号を出力する。ヒータ駆動信号は、ヒータ駆動回路108のオンオフを指示するものである。温度センサTH1が検知した定着ローラ109の温度に基づいて、ヒータ駆動回路108のオンオフを指示する。
また、エンジン制御回路105は、充放電制御回路106と通信接続している。これにより、エンジン制御回路105は、時計回路112からの出力に基づいて、充電器110および放電回路111を制御する指示を充放電制御回路106に伝達する。
ヒータ駆動回路108は、エンジン制御回路105から出力されたヒータ駆動信号に基づいて、定着ヒータHT1への通電を行う。ヒータ駆動回路108への電力供給は、主電源SW101を経由してAC電源(商用交流電源)PSにより行われる。
充電器110は、主電源SW101を経由してAC電源(商用交流電源)PSから電力供給を受ける。キャパシタCは、充電器110により充電される。本実施の形態では、リチウムイオンコンデンサ、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、電気二重層コンデンサ、2次電池等の充放電可能な蓄電手段を用いるものとする。
放電回路111は、キャパシタCの充電電力を放電し、定着ヒータHT2やその他の電力負荷(例えば、モータやスキャナ等)に電力を供給する。定着ヒータHT2は、これにより加熱される。また、放電回路111は、キャパシタCの充電電力を放電してその他の電力負荷に電力を供給することにより、AC電源PSから定着ヒータHT1への電力供給量を増やすことができる。
充放電制御回路106は、マイクロコンピュータを備えており、マイクロコンピュータにより充電器110および放電回路111を制御する。具体的には、充電器110に対し充電制御信号を出力する。充電制御信号は、充電指示または充電禁止指示を示すものである。充電器110は、充電が指示された場合に、キャパシタCの充電を行う。また、充放電制御回路106は、放電回路111に対し放電制御信号を出力する。放電制御信号は、放電指示または放電禁止指示を示すものである。放電回路111は、放電が指示された場合に、キャパシタCの放電を行う。
充放電制御回路106は、エンジン制御回路105からの指示にしたがい充電器110および放電回路111を制御する。充放電制御回路106は、また、キャパシタCからキャパシタCの電圧を示すキャパシタ充電電圧信号を取得する。そして、充放電制御回路106は、このキャパシタ充電電圧信号にしたがい充電器110および放電回路111を制御する。
図2は、キャパシタ、エンジン制御回路、および充放電制御回路の詳細な構成を示す図である。キャパシタCには、その充電電圧を抵抗R1,R2で分圧して検出信号として出力する電圧センサ201が設けられている。
図2に示すように、エンジン制御回路105および充放電制御回路106は、MFPの主要部であって各部を集中的に制御するCPU(Central Processing Unit)202,206を備えている。このCPU202,206には、BIOSなどを記憶した読出し専用メモリであるROM(Read Only Memory)204,207と、各種データを書換え可能に記憶するRAM(Random Access Memory)205,208と、が図示しないバスで接続されている。
RAM205,208は、各種データを書換え可能に記憶する性質を有していることから、CPU202,206の作業エリアとして機能してバッファ等の役割を果たす。
また、RAM208は、キャパシタCの放電を許可するキャパシタ使用許可時間を記憶する。本実施の形態では、RAM208は、各曜日のキャパシタ使用許可時間を示すテーブルを記憶する。図3は、各曜日のキャパシタ使用許可時間を示すテーブルである。図3に示すテーブルには、各曜日の所定の時間帯(A時〜B時、B時〜C時、C時〜D時、D時〜E時、E時〜A時)ごとに、キャパシタCのON/OFFが設定されており、キャパシタCのONに「○」が設定されている時間がキャパシタ使用許可時間である。なお、図3に示すテーブルにおいてキャパシタCのOFFに「○」が設定されている時間は、キャパシタCの放電が禁止されるキャパシタ使用禁止時間である。本実施の形態では、各曜日ともに、昼間(A時〜B時、B時〜C時)がキャパシタ使用許可時間に設定されている。
ROM204,207は、各種プログラムやデータ等を記憶する記憶媒体を実施するものである。CPU202,206がMFPの制御を行う際のプログラムなどが格納されるメモリである。
このシステム全体の動作を制御するCPU202,206は、このシステムの主記憶装置として使用されるROM204,207に記憶されたプログラムに基づいて各種処理を実行する。
ここで、CPU202,206がROM204,207に記憶されたプログラムに基づいて実行する処理について簡単に説明する。
電圧センサ201により出力された検出信号は、CPU202に内蔵されるA/Dコンバータ203に入力される。CPU202は、A/Dコンバータ203による変換結果から現在の充電量を把握する。充電量と予め定められた放電目標値または充電目標値との比較結果、およびエンジン制御回路105からの指示に基づいて、充電を行うか、放電を行うか、充放電禁止するかを判断する。なお、ここで、放電目標値とは、放電後に到達すべきキャパシタCの電圧値であり予め定められた値である。充電目標値とは、充電後に到達すべきキャパシタCの電圧値であり予め定められた値である。なお、CPU206は、時計回路112からの出力に基づいて、充電器110および放電回路111を制御する指示を充放電制御回路106に伝達する。
次に、エンジン制御回路105および充放電制御回路106のROM204,207に記憶されているプログラムがCPU202,206に実行させる機能のうち、本実施の形態のエンジン制御回路105および充放電制御回路106が備える特長的な機能について詳細に説明する。図4は、エンジン制御回路および充放電制御回路によるキャパシタの制御処理の手順を示すフローチャートである。
まず、CPU206は、キャパシタCの放電を許可するか否かを判断するための判断対象である時刻を時計回路112により計測する(ステップS401)。そして、CPU206は、一定時間ごとまたは図示しない操作部などの操作によりMFPがジョブを受け付けた際に、時計回路112により計測された時刻が、キャパシタCの放電を許可する許可条件であるキャパシタ使用許可時間内であるか否かを判断する(ステップS402)。これにより、CPU206は、キャパシタCの放電を許可するか否かを判断するための判断対象がキャパシタCの放電を許可する許可条件を満たしているか否かを判断する。
本実施の形態では、CPU206は、時計回路112により計測された時刻が図3に示すA時〜C時内の時刻の場合、キャパシタ使用許可時間内であると判断し、時計回路112により計測された時刻が図3に示すC時〜A時内の時刻の場合、キャパシタ使用禁止時間内であると判断する。そして、CPU206は、時計回路112により計測された時刻がキャパシタ使用許可時間内である場合、放電回路111によるキャパシタCの放電を許可する指示をCPU202に伝達する。
なお、本実施の形態では、図3に示すテーブルがRAM208に予め記憶されているが、これに限定するものではない。例えば、CPU206は、図示しない操作部またはネットワーク経由にて外部PCから入力されたキャパシタ使用許可時間を受け付け、受け付けた許可時間によりRAM208に記憶されている図3に示すテーブルを更新する。その場合、CPU206は、時計回路112により計測された時刻が、受け付けたキャパシタ使用許可時間内であるか否かを判断するものとする。これにより、夜間や休日(キャパシタ使用禁止時間)でも早くプリントを行いたい場合に、ユーザが任意にキャパシタ使用許可時間に変更することができる。
放電回路111によるキャパシタCの放電を許可する指示がCPU202に伝達された場合にのみ、つまり、判断対象が許可条件を満たしたと判断した場合、すなわち、時計回路112により計測された時刻がキャパシタ使用許可時間内であると判断した場合にのみ(ステップS402:Yes)、CPU202は、キャパシタCの放電を許可し、通常の制御を実行する(ステップS403)。本実施の形態では、CPU206は、時計回路112により計測された時刻がキャパシタ使用許可時間内であると判断した場合にのみ、充電器110に対して充電指示を示す充電制御信号を出力し、さらに放電回路111に対して放電指示を示す放電制御信号を出力する。これにより、キャパシタ使用許可時間内である場合にのみ、キャパシタCへの充電およびキャパシタCからの放電が行われ、キャパシタCが用されることになる。
一方、ステップS402において、時計回路112により計測された時刻がキャパシタ使用期間外であると判断された場合、すなわち、キャパシタ使用禁止時間内であると判断された場合(ステップS402:No)、CPU206は、放電回路111によるキャパシタCの放電を禁止する指示をCPU202に伝達する(ステップS404)。放電回路111によるキャパシタCの放電を禁止する指示がCPU202に伝達された場合、CPU202は、キャパシタCの放電を禁止し、キャパシタCを使用しない制御を実行する(ステップS405)。本実施の形態では、CPU202は、CPU206からキャパシタCの放電を禁止する指示が伝達された場合、放電回路111に対して放電禁止指示を示す放電制御信号を出力する。
図5および図6は、エンジン制御回路および充放電制御回路により制御されたキャパシタの電圧を示す図である。図5に示すように、夜間(キャパシタ使用禁止時間)は、キャパシタCの放電が禁止されるため、キャパシタCの充電電圧は充電目標値に維持される。したがって、MFPが夜間にジョブを受け付けた場合には、キャパシタCの充電電力を使用せずに、MFPにおける電力負荷への電力供給が行われる。つまり、夜間や休日(キャパシタ使用禁止時間)は、FAXやネットワークで接続された外部PCからのプリントアウトが行われる場合が多く、速くプリントを行う必要がないため、MFPの起動時や定着ヒータHT1の温度の落ち込みが発生した場合も、キャパシタCの放電を行わない。一方、昼間(キャパシタ使用許可時間)は、キャパシタCの放電が許可されるため、放電回路111による放電によりキャパシタCの充電電圧は上昇および下降を繰り返す。
なお、図5に示す例では、キャパシタ使用禁止時間中のキャパシタCの充電電圧が充電目標値に維持されているが、これに限定するものではない。キャパシタCの寿命は、使用時に電圧にも依存するため、キャパシタ使用禁止時間中は、キャパシタCの充電電圧を所定の値以下に維持する。図6に示すように、キャパシタ使用禁止時間は、キャパシタCの充電目標値をキャパシタ使用許可時間の充電目標値の半分程度低く若しくはゼロにしてもよい。これにより、必要時(つまりキャパシタ使用許可時間)以外はキャパシタCの充電電力を減らすことができるので、キャパシタCの寿命を延ばすことができる。
具体的には、CPU206は、時計回路112により計測された時刻がRAM208に記憶されているキャパシタ使用禁止時間が終る時刻(またはキャパシタ使用許可時間に入る時刻)に達する前に、充電器110によるキャパシタCの充電を許可する指示をCPU202に伝達する。なお、CPU206は、キャパシタ使用許可時間に入る前にキャパシタCの充電電圧が充電目標値に達するように、CPU202に対してキャパシタCの充電を許可する指示を伝達するものとする。充電にかかる時間については、公知であるため説明を省略する。そして、キャパシタCの充電を許可する指示が伝達された場合、CPU202は、キャパシタ使用許可時間に入る前に、充電器110に対して充電指示を示す充電制御信号を出力することにより、キャパシタCの充電を許可する。
また、CPU206は、時計回路112により計測された時刻がRAM208に記憶されているキャパシタ使用禁止時間に入る時刻(またはキャパシタ使用許可時間が終る時刻)に達する前に、放電回路111によるキャパシタCの放電を許可する指示をCPU202に伝達する。そして、キャパシタCの放電を許可する指示が伝達された場合、CPU202は、キャパシタ使用許可時間が終った後に、キャパシタ充電電圧信号が示すキャパシタCの充電電圧が所定の値以上になっていた場合には、放電回路111に対して放電指示を示す放電制御信号を出力することにより、キャパシタCの放電を許可する。従って、キャパシタ使用許可時間の経過後に、キャパシタCは定着ヒータHT2に対して強制的に放電されることになる。これにより、キャパシタ使用許可時間以外はキャパシタCの充電電力を減らすことができるので、キャパシタCの寿命を延ばすことができる。
ここで、CPU202は、キャパシタCの放電を行う際、定着ヒータHT2の温度を確認しながら行うものとする。なお、CPU202は、キャパシタ使用禁止時間に入る直前のコピーやプリントにより、キャパシタ充電電圧信号が示すキャパシタCの充電電圧が所定の値以下になっていた場合には、充電禁止指示を示す充電制御信号を充電器110に出力するものとする。なお、本実施の形態では、キャパシタCの放電先を定着ヒータHT2としているが、これに限定されるものではなく、定着ヒータHT2以外の電力負荷に放電するように構成してもよい。
このように、本実施の形態にかかるMFPによれば、CPU206は、時計回路112により計測された時刻が、キャパシタ使用許可時間内にあるか否かを判断し、CPU202は、時計回路112により計測された時刻がキャパシタ使用許可時間内であると判断した場合にのみ、キャパシタCの放電を許可し、夜間などのMFPの起動が遅くても良い場合はキャパシタCの放電を禁止することにより、キャパシタCの不必要な充放電をより少なくすることができるので、キャパシタCの寿命を延ばすことができる。
(第2の実施の形態)
本実施の形態にかかるMFPは、キャパシタCの使用状況をコピーモード、プリンタモード、FAXモード等の動作モードが実行された実行回数および当該動作モードが実行された累計時間を用いて判断して、キャパシタ使用許可時間を設定することにより、ユーザの利用状況に応じてキャパシタCの充放電を制御することができるので、MFPのユーザが不便さを感じることなく、キャパシタCの不必要な充放電を少なくすることができる。なお、MFPの構成、エンジン制御回路105および充放電制御回路106によって実現される機能構成については、第1実施の形態とほぼ同様であるため、第1実施の形態と異なる部分の処理のみを説明する。
ここで、コピーモードとは、コピー処理を行う動作モードであり、定着ヒータHT2を用いることからキャパシタCの充電電力を使用することが好ましい動作モードである。すなわち、コピーモードでは、キャパシタCから放電される充電電力を用いて定着ヒータHT2を加熱しコピー処理を行うことが好ましい。
プリンタモードとは、プリンタ処理を行う動作モードであり、キャパシタCから放電される充電電力を用いて定着ヒータHT2を加熱しプリンタ処理を行う好ましいモードである。
FAXモードは、ファクシミリ送信処理またはファクシミリ受信処理を行う動作モードであり、定着ヒータHT2を用いず、従って、キャパシタCから放電される充電電力を用いる必要性が少ないモードである。
MFPの各動作モードで実行されている場合、現在の動作モードがその時刻とともにRAM208等のメモリに記憶される。本実施の形態では、所定の時間帯ごとに、RAM208等に記憶された動作モードの実行時間を取得して累計時間を求め、さらに実行回数をカウントしている。
なお、実際の動作モードとしては、さらに詳細な動作モードが存在するが、本実施の形態では、コピーモード、プリンタモード、FAXモードを用いて説明し、詳細なモードについては変形例において後述する。
CPU206は、MFPの各動作モードが実行された実行時間をRAM208から読み込み、所定の時間帯毎の実行時間の累計時間を算出する。また、CPU206は、MFPの各動作モードの実行回数を所定の時間帯毎にカウントする。本実施の形態では、CPU206は、各曜日の所定の時間帯毎に、MFPの各動作モードが実行された累計時間およびMFPの各動作モードの実行回数をカウントする。なお、MFPの各動作モードが実行された累計時間およびMFPの各動作モードの実行回数は、第1学習結果テーブルとしてRAM208内に記憶されるものとする。図7は、第1学習結果テーブルの一例を示す説明図である。図7では、各曜日についての所定の時間帯ごとのコピーモードの実行の累計時間と実行回数を登録した例を示している。他の動作モードについても図7と同様に登録される。
CPU206は、この第1学習結果テーブルを参照して、キャパシタCを使用すべき動作モード、すなわち、キャパシタCから放電される充電電力を用いる必要性の高い動作モード(コピーモード、プリンタモード)の所定の時間帯ごとの実行の累計時間が所定時間以上であるか否か、または実行回数が所定回数以上であるか否かを判断し、その判断結果によりキャパシタCの使用状況を判断して、所定の時間帯をキャパシタ使用許可時間あるいはキャパシタ使用禁止時間としてRAM208に設定する。このキャパシタ使用許可時間あるいはキャパシタ使用禁止時間の設定処理の詳細については後述する。
また、本実施の形態では、CPU206は、キャパシタCを使用しなくてもよい動作モード、すなわちキャパシタCから放電される充電電力を用いる必要性が少ない動作モードとしてFAXモードの各曜日における所定の時間帯ごとの実行時間の累計時間を算出し、また、FAXモードの各曜日における所定の時間帯ごとの実行回数をカウントする。一方、CPU206は、キャパシタCを使用すべき動作モード、すなわちキャパシタCから放電される充電電力を用いる必要性が高い動作モードとしてのコピーモードおよびプリンタモード(以下、「他モード」という。)の各曜日における所定の時間帯ごとの実行時間の累計時間を算出し、また、上記他モードの各曜日における所定の時間帯ごとの実行回数をカウントする。そして、CPU206は、FAXモードと他モードそれぞれの累計時間および実行回数を、第2学習結果テーブルとしてRAM208内に記憶する。図8は、第2学習結果テーブルの一例を示す説明図である。
そして、CPU206は、この第2学習結果テーブルを参照して、所定の時間帯ごとのFAXモードの累計時間の他モードの累計時間に対する割合が所定値未満であるか否か、または所定の時間帯ごとのFAXモードの実行回数の他モードの実行回数に対する割合が所定値未満であるか否かを判断し、その判断結果によりキャパシタCの使用状況を判断して、所定の時間帯をキャパシタ使用許可時間あるいはキャパシタ使用禁止時間としてRAM208に設定する。このキャパシタ使用許可時間あるいはキャパシタ使用禁止時間の設定処理の詳細については後述する。
次に、以上のように構成された本実施の形態のMFPによるキャパシタ使用許可時間の設定処理について説明する。図9は、図7に示す第1学習結果テーブルを用いた場合のキャパシタ使用許可時間の設定処理の手順を示すフローチャートである。なお、図9の例では、キャパシタCを使用すべき動作モードとしてコピーモードを例にあげて説明するが、プリンタモード等、キャパシタCを使用すべき他の動作モードの場合も同様である。
まず、CPU206は、RAM208に記憶されている第1学習結果テーブルを参照し、所定の時間帯におけるコピーモードの実行の累計時間が所定時間以上であるか否か、または実行回数が所定回数以上であるか否かを判断する(ステップS11)。そして、CPU206は、累計時間が所定時間以上である場合または実行回数が所定回数以上である場合に(ステップS11:Yes)、この所定の時間帯におけるキャパシタCの使用状況として使用時間が長いあるいは使用回数が多いと判断して、この所定の時間帯をキャパシタ使用許可時間としてRAM208に設定する(ステップS12)。
一方、ステップS11において、CPU206は、各動作モードの累計時間が所定時間未満である場合、または各動作モードの実行回数が所定回数未満である場合には(ステップS11:No)、この所定の時間帯におけるキャパシタCの使用状況として使用時間が短いあるいは使用回数が少ないと判断して、この所定の時間帯をキャパシタ使用禁止時間としてRAM208に設定する(ステップS13)。
そして、CPU206は、第1学習結果テーブルに登録されている全ての曜日、全ての時間帯につき上記ステップS11からS13までの設定処理を繰り返し実行する(ステップS14)。
図10は、図8に示す第2学習結果テーブルを用いた場合のキャパシタ使用許可時間の設定処理の手順を示すフローチャートである。なお、図10の例では、キャパシタCを使用しなくてもよい動作モードとしてFAXモードを例にあげて説明するが、他の動作モードの場合も同様である。
まず、CPU206は、RAM208に記憶されている第2学習結果テーブルを参照し、所定の時間帯のFAXモードの累計時間の他モードの累計時間に対する割合が所定値未満であるか否か、または所定の時間帯ごとのFAXモードの実行回数の他モードの実行回数に対する割合が所定値未満であるか否かを判断する(ステップS21)。そして、CPU206は、FAXモードの累計時間の他モードの累計時間に対する割合が所定値未満である場合、またはFAXモードの実行回数の他モードの実行回数に対する割合が所定値未満である場合に(ステップS21:Yes)、この所定の時間帯におけるキャパシタCの使用状況として使用時間が長いあるいは使用回数が多いと判断して、この所定の時間帯をキャパシタ使用許可時間としてRAM208に設定する(ステップS22)。
一方、ステップS21において、CPU206は、FAXモードの累計時間の他モードの累計時間に対する割合が所定値以上である場合、またはFAXモードの実行回数の他モードの実行回数に対する割合が所定値以上である場合に(ステップS21:No)、この所定の時間帯におけるキャパシタCの使用状況として使用時間が短いあるいは使用回数が少ないと判断して、この所定の時間帯をキャパシタ使用禁止時間としてRAM208に設定する(ステップS23)。
そして、CPU206は、第2学習結果テーブルに登録されている全ての曜日、全ての時間帯につき上記ステップS21からS23までの設定処理を繰り返し実行する(ステップS24)。
このようにして設定されたキャパシタ使用許可時間、キャパシタ使用禁止時間は、第1の実施の形態で説明した図3に示す各曜日のキャパシタ使用許可時間を示すテーブルに第1の実施の形態と同様に登録される。
また、本実施の形態におけるエンジン制御回路および充放電制御回路によるキャパシタの制御処理は、図4で説明した第1の実施の形態におけるキャパシタの制御処理と同様に、図3に示すキャパシタ使用許可時間を示すテーブルを参照して行われる。
このように、本実施の形態にかかるMFPによれば、MFPの各動作モードの実行の累計時間や実行回数などの実行状態に応じてキャパシタ使用許可時間に設定しているので、よりユーザの利用状況に応じてキャパシタCの充放電を制御することにより、MFPのユーザが不便さを感じることなく、キャパシタCの不必要な充放電を少なくすることができるので、キャパシタCの寿命を延ばすことができる。
(変形例1)
MFPの各動作モードの実行の累計時間や実行回数などの実行状態に応じてキャパシタ使用許可時間を設定して、そのキャパシタ使用許可時間の設定に従ってキャパシタCの充放電を制御する変形例1について説明する。
なお、MFPの構成、エンジン制御回路105および充放電制御回路106によって実現される機能構成については、第1実施の形態とほぼ同様であるため、第1実施の形態と異なる部分の処理のみを説明する。
本変形例1では、第2の実施の形態と同様に、CPU206は、各曜日の所定の時間帯毎に、MFPの各動作モードが実行された累計時間およびMFPの各動作モードの実行回数をカウントする。
また、CPU206は、カウントされた所定の時間帯毎の学習結果に基づいて、キャパシタ使用許可時間を設定する。本変形例1では、CPU206は、学習結果が閾値を超えた所定の時間帯、およびキャパシタCの充電電力の放電を使用する必要のない動作モードの学習結果と他の動作モードの学習結果との割合において、当該キャパシタCの充電電力の放電を使用する必要のない動作モードの学習結果の割合が所定の割合よりも小さい所定の時間帯をキャパシタ使用許可時間に設定する。
本変形例1では、CPU206は、RAM208に記憶されている各曜日の所定の時間帯毎の各動作モードの学習結果を用いて、キャパシタ使用許可時間を設定するものとする。図11は、キャパシタ使用許可時間の設定に用いるテーブルである。本実施の形態では、図11に示すテーブルがRAM208に記憶されており、CPU206は、RAM208に記憶されている図11に示すテーブルを参照してキャパシタ使用許可時間を設定する。図11において、所定の時間帯(例えば、A時〜B時)の行のキャパシタCのONに「○」が設定されている時間が、キャパシタ使用許可時間に設定可能な時間である。また、図11において、学習結果の行のキャパシタCのONに「○」が設定されている時間が、学習結果が閾値を超えた時間である。CPU206は、図11において、時間の行のキャパシタCのONに「○」が設定されており、かつ学習結果の行のキャパシタCのONに「○」が設定されている時間をキャパシタ使用許可時間に設定する。
例えば、コピーモードの月曜日の所定の時間帯(A時〜B時)は、時間の行のキャパシタCのONに「○」が設定されており、かつ学習結果の行のキャパシタCのONに「○」が設定されているため、キャパシタ使用許可時間に設定される。
また、CPU206は、所定の時間帯におけるFAXモードの学習結果と他の動作モードの学習結果との割合において、FAXモードの学習結果が所定パーセントより小さい場合、当該所定の時間帯をキャパシタ使用許可時間に設定する。本変形例1では、CPU206は、所定の時間帯における全ての動作モードの学習結果である累計時間および実行回数をそれぞれ加算する。そして、CPU206は、その加算結果とFAXモードの学習結果とを比較し、FAXモードの学習結果の割合が所定パーセントより小さい場合、当該所定の時間帯をキャパシタ使用許可時間に設定する。
ここで、キャパシタ使用許可時間を設定する処理の手順について図12を参照して説明する。図12は、変形例1のキャパシタ使用許可時間の設定処理の手順を示すフローチャートである。
まず、CPU206は、図11に示すテーブルを用いてキャパシタ使用許可時間を設定する学習設定がONされているか否かを判断する(ステップS801)。本実施の形態では、CPU206は、図示しない操作部を介して学習設定のON/OFFを受け付け、その設定値をRAM208に記憶しておくものとする。
学習設定がONされている場合(ステップS801:Yes)、CPU206は、MFPの各動作モードの累計時間およびMFPの各動作モードの実行回数のカウント結果を示すデータ量が所定量以上蓄積されているか否かを判断する(ステップS802)。
MFPの各動作モードの累計時間およびMFPの各動作モードの実行回数のカウント結果を示すデータ量が所定量以上蓄積されている場合(ステップS802:Yes)、CPU206は、図7に示すテーブルを用いて、キャパシタ使用許可時間を設定する(ステップS803)。次に、CPU206は、時計回路112により計測された時刻が、設定したキャパシタ使用許可時間内であるか否かを判断し、その判断結果に従って、キャパシタCの放電を制御する(ステップS804)。なお、時計回路112により計測された時刻が設定したキャパシタ使用許可時間内である否かを判断する処理、およびキャパシタCの放電を制御する処理については、第1実施の形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
なお、学習設定がOFFされている場合(ステップS801:No)またはMFPの各動作モードの累計時間およびMFPの各動作モードの実行回数のカウント結果を示すデータ量が所定量以上蓄積されていない場合(ステップS802:No)、CPU206は、キャパシタ使用許可時間の設定を行わず、キャパシタCの放電を許可し、MFPの通常の制御を実行する(ステップS805)。本実施の形態では、CPU202は、時計回路112により計測された時刻がキャパシタ使用許可時間内である場合、充電器110に対して充電指示を示す充電制御信号を出力し、さらに放電回路111に対して放電指示を示す放電制御信号を出力する。
このように、本変形例1にかかるMFPによれば、MFPの各動作モードの累計時間および実行回数が閾値を超えた所定の時間帯をキャパシタ使用許可時間に設定して、よりユーザの利用状況に応じてキャパシタCの充放電を制御することにより、MFPのユーザが不便さを感じることなく、キャパシタCの不必要な充放電を少なくすることができるので、キャパシタCの寿命を延ばすことができる。
(変形例2)
本変形例2では、第1実施の形態にかかるCPU206により受け付けたキャパシタ使用許可時間および第2実施の形態の変形例1にかかるCPU206により設定されたキャパシタ使用許可時間がRAM208に記憶されている場合、予め設定された優先順位が高いキャパシタ使用許可時間を用いて、キャパシタ使用許可時間を設定するものである。なお、MFPの構成、エンジン制御回路105および充放電制御回路106によって実現される機能構成については、第1実施の形態および第2実施の形態の変形例1とほぼ同様であるため、第1実施の形態および第2実施の形態の変形例1と異なる部分の処理のみを説明する。
CPU206は、第1実施の形態にかかるCPU206により受け付けたキャパシタ使用許可時間および第2実施の形態の変形例1にかかるCPU206により設定されたキャパシタ使用許可時間に優先順位を設定する。本実施の形態では、CPU206は、図示しない操作部またはネットワーク経由にて外部PCから優先順位の設定を受け付け、受け付けた設定値をRAM208に記憶するものとする。
次に、エンジン制御回路および充放電制御回路によるキャパシタの制御処理について図13を参照して説明する。図13は、変形例2のエンジン制御回路および充放電制御回路によるキャパシタの制御処理の手順を示すフローチャートである。
まず、CPU206は、優先順位が設定されているか否かを判断する(ステップS901)。本変形例2では、CPU206は、優先順位を示す設定値がRAM208に記憶されているか否かを判断する。優先順位が設定されている場合(ステップS901:Yes)、CPU206は、時計回路112により時刻を計測する(ステップS902)。次いで、CPU206は、図示しない操作部を介してキャパシタ使用許可時間を受け付けかつ学習設定の設定値がONであるか否かを判断する(ステップS903)。
そして、優先順位が設定されていない場合(ステップS901:No)、キャパシタ使用許可時間を受け付けていない場合(ステップS903:No)、または学習設定の設定値がOFFである場合(ステップS903:No)、通常の制御が実行される(ステップS907)。本変形例2では、CPU202は、時計回路112により計測された時刻がキャパシタ使用許可時間内である場合、充電器110に対して充電指示を示す充電制御信号を出力し、さらに放電回路111に対して放電指示を示す放電制御信号を出力する。
一方、キャパシタ使用許可時間を受け付けかつ学習設定の設定値がONである場合(ステップS903:Yes)、CPU206は、学習設定のONにより設定されたキャパシタ使用許可時間(第2実施の形態およびその変形例1にかかるCPU206により設定されたキャパシタ使用許可時間)の優先順位が予め設定されたキャパシタ使用許可時間(第1実施の形態にかかるCPU206により受け付けたキャパシタ使用許可時間)より高いか否かを判断する(ステップS904)。そして、学習設定のONにより設定されたキャパシタ使用許可時間の優先順位が高い場合(ステップS904:Yes)、学習結果を用いた制御が実行される(ステップS905)。具体的には、図12に示すステップS802〜ステップS804の処理が実行される。一方、第2実施の形態にかかるCPU206により設定されたキャパシタ使用許可時間の優先順位が低い場合(ステップS904:No)、予め設定されたキャパシタ使用許可時間を用いた制御が実行される(ステップS906)。具体的には、図4に示すステップS402〜ステップS405の処理が実行される。
このように、本変形例2にかかるMFPによれば、第1実施の形態にかかるCPU206により受け付けたキャパシタ使用許可時間および第2実施の形態にかかるCPU206により設定されたキャパシタ使用許可時間がRAM208に記憶されている場合、どちらのキャパシタ使用許可時間を優先するかをユーザが任意に設定することができるので、よりユーザの利用状況に応じてキャパシタCの充放電を制御することができるので、MFPのユーザが不便さを感じることなく、キャパシタCの不必要な充放電を少なくすることができる。
(変形例3)
第2の実施の形態およびその変形例1,2では、コピーモード、プリンタモード、FAXモードの実行状況から、所定の時間帯におけるキャパシタCの使用状況を判断していたが、MFPの各動作モードには種種の詳細モードがあり、これらの詳細モードによっても、キャパシタCの使用状況が異なる。本変形例では、この詳細モードの実行状況から所定の時間帯におけるキャパシタCの使用状況を判断する。
コピーモードには、自動原稿送り(ADF)を使用するADFモードと自動原稿送りを使用しない通常モードがある。ADFモードでコピー処理を実行する場合には、消費電力が大きくなるため、キャパシタCから放電される充電電力を使用することが好ましい。一方、ADFを用いない通常モードでのコピー処理では、ADFモードに比べて消費電力が小さいため、キャパシタCから放電される充電電力を使用する必要性は少ない。
従って、本実施の形態では、ADFモードのコピーモードを、キャパシタCを使用すべき動作モードとし、通常モードのコピーモードを、キャパシタCを使用する必要のない動作モードとする。
プリンタモードには、ハードディスクドライブ装置(HDD)に保存されているドキュメントやSDカード等の外部記憶媒体に保存されているドキュメントをプリントする第1モードと、インターネット等のネットワークを介してPCからのプリント要求とともにPCから送信されてくるドキュメントをプリントする第2モードとがある。第1モードの場合には、利用者がMFPの前に立って印刷操作を行うことから印刷処理を速く行う必要があるため、多くの消費電力を必要とする。このため、第1モードでは、キャパシタCから放電される充電電力を使用することが好ましい。これに対して、第2モードの場合には、PCから印刷対象のデータが送られてくるため、第1モードの場合ほど速く印刷処理を行う必要がないため、それほど多くの消費電力は必要としない。このため、第2モードでは、キャパシタCから放電される充電電力を用いる必要性は少ない。
従って、本実施の形態では、第1モードのプリンタモードを、キャパシタCを使用すべき動作モードとし、第2モードのプリンタモードを、キャパシタCを使用する必要のない動作モードとする。
FAXモードには、外部へファクシミリを送信するファクシミリ送信モードと、外部からファクシミリを受信して印刷出力するファクシミリ受信モードと、外部からファクシミリを受信して、受信したファクシミリデータをメールで利用者に送信するインターネット受信モードがある。ファクシミリ受信モードでは、受信したファクシミリを印刷しなければならず定着ヒータHT2を使用し、かつ速い印刷処理が必要となるため、多くの消費電力を必要とする。このため、ファクシミリ受信モードでは、キャパシタCから放電される充電電力を使用することが好ましい。
これに対して、ファクシミリ送信モードとインターネット受信モードは、印刷する必要がなく定着ヒータHT2を使用しないことから、それほど大きな消費電力は必要としない。このため、ファクシミリ送信モードとインターネット受信モードでは、キャパシタCから放電される充電電力を用いる必要性は少ない。
従って、本実施の形態では、ファクシミリ受信モードのFAXモードを、キャパシタCを使用すべき動作モードとし、ファクシミリ送信モードとインターネット受信モードのFAXモードを、キャパシタCを使用する必要のない動作モードとする。
本変形例では、このように各動作モードの詳細モードごとに、キャパシタCを使用すべきモードか使用する必要のないモードかを定めた上で、各詳細モードの実行状況を第2の実施の形態と同様に検出し、学習結果として第1学習結果テーブルあるいは第2学習テーブルに記憶する。そして、CPU206により、図9,10で説明した手順で、キャパシタ使用許可時間の設定を行えばよい。
より具体的には、CPU206は、ADFモードのコピーモード、第1モードのプリントモード、ファクシミリ受信モードのFAXモードモードの所定の時間帯における実行の累計時間や実行回数を検出して、図7に示すような第1学習結果テーブルに保存しておき、図9に示す手順により、キャパシタ使用許可時間を設定する。
また、CPU206は、通常モードのコピーモード、第2モードのプリントモード、ファクシミリ送信モードおよびインターネット受信モードの所定の時間帯における実行の累計時間や実行回数を検出する。一方、これらのモード以外のモード、すなわち、ADFモードのコピーモード、第1モードのプリントモード、ファクシミリ受信モードのFAXモードを他のモードとして、所定の時間帯における実行の累計時間や実行回数を検出する。そして、CPU206は、これらの学習結果を、図8に示した第2学習結果テーブルに保存しておき、図10に示す手順により、キャパシタ使用許可時間を設定する。
また、本実施の形態におけるエンジン制御回路および充放電制御回路によるキャパシタの制御処理は、図4で説明した第1の実施の形態におけるキャパシタの制御処理と同様に行われる。
このように本変形例では、MFPの各動作モードの詳細モードの実行状況から所定の時間帯におけるキャパシタCの使用状況を判断して、キャパシタの制御処理を行っているので、より正確にキャパシタCの使用状況を判断することができ、キャパシタCの寿命を延ばすことができる。
(第3の実施の形態)
第2の実施の形態およびその変形例1〜3では、MFPの動作モードの実行状況からキャパシタCの使用状況を判断していたが、本実施の形態では、定着ヒータHT2や定着ローラ等の定着装置の使用状況からキャパシタCの使用状況を判断し、その定着装置の使用状況に応じたキャパシタCの制御処理を行っている。
なお、MFPの構成、エンジン制御回路105および充放電制御回路106によって実現される機能構成については、第1実施の形態とほぼ同様であるため、第1実施の形態と異なる部分の処理のみを説明する。
定着ヒータHT2や定着ローラ等の定着装置が使用されると、定着装置が処理した記録媒体の数が通信枚数として、エンジン制御回路105のRAM208に保存される。CPU206は、MFPは、所定の時間帯ごとに、定着装置の使用状況として、この通信枚数をRAM208から読み込む、所定の時間帯毎の通信枚数は、学習結果テーブルとしてRAM208内に記憶されるものとする。図14は、第3の実施の形態の学習結果テーブルの一例を示す説明図である。図14では、各曜日についての所定の時間帯ごとの通信枚数を登録した例を示している。
CPU206は、この学習結果テーブルを参照して、所定の時間帯ごとの通信枚数が所定数以上であるか否かを判断し、その判断結果によりキャパシタCの使用状況を判断して、所定の時間帯をキャパシタ使用許可時間あるいはキャパシタ使用禁止時間としてRAM208に設定する。
次に、以上のように構成された本実施の形態のMFPによるキャパシタ使用許可時間の設定処理について説明する。図15は、第3の実施の形態のキャパシタ使用許可時間の設定処理の手順を示すフローチャートである。
まず、CPU206は、RAM208に記憶されている学習結果テーブルを参照し、所定の時間帯における通信枚数が所定数以上であるか否かを判断する(ステップS31)。そして、CPU206は、通信枚数が所定数以上である場合(ステップS31:Yes)、この所定の時間帯におけるキャパシタCの使用状況として使用時間が長いあるいは使用回数が多いと判断して、この所定の時間帯をキャパシタ使用許可時間としてRAM208に設定する(ステップS32)。
一方、ステップS31において、CPU206は、通信枚数が所定数未満である場合には(ステップS31:No)、この所定の時間帯におけるキャパシタCの使用状況として使用時間が短いあるいは使用回数が少ないと判断して、この所定の時間帯をキャパシタ使用禁止時間としてRAM208に設定する(ステップS33)。
そして、CPU206は、学習結果テーブルに登録されている全ての曜日、全ての時間帯につき上記ステップS31からS33までの設定処理を繰り返し実行する(ステップS34)。
このようにして設定されたキャパシタ使用許可時間、キャパシタ使用禁止時間は、第1の実施の形態で説明した図3に示す各曜日のキャパシタ使用許可時間を示すテーブルに第1の実施の形態と同様に登録される。
また、本実施の形態におけるエンジン制御回路および充放電制御回路によるキャパシタの制御処理は、図4で説明した第1の実施の形態におけるキャパシタの制御処理と同様に、図3に示すキャパシタ使用許可時間を示すテーブルを参照して行われる。
このように、本実施の形態にかかるMFPによれば、定着装置が処理した記録媒体の数である通信枚数を検出し、この通信枚数に応じてキャパシタ使用許可時間を設定しているので、キャパシタCの実際の使用状況により近い定着装置の使用状況に応じてより正確にキャパシタ使用許可時間を設定することができる。そして、キャパシタCの充放電を制御することにより、MFPのユーザが不便さを感じることなく、キャパシタCの不必要な充放電を少なくすることができるので、キャパシタCの寿命を延ばすことができる。
なお、本実施の形態では、定着装置の使用状況を通信枚数により判断しているが、これに限定されるものではなく、定着装置の使用状況を判断可能な要素であればいずれも用いることができる。
(第4の実施の形態)
第3の実施の形態では、定着装置の使用状況からキャパシタCの使用状況を判断していたが、本実施の形態では、キャパシタCから送出される信号によりキャパシタCの使用状況を判断し、キャパシタCの使用状況に応じたキャパシタCの制御処理を行っている。
なお、MFPの構成、エンジン制御回路105および充放電制御回路106によって実現される機能構成については、第1実施の形態とほぼ同様であるため、第1実施の形態と異なる部分の処理のみを説明する。
キャパシタCに対して充電、放電が行われると、図1に示すように、キャパシタ充電電圧信号がキャパシタCから充放電制御回路106に送出される。このため、本実施の形態の充放電制御回路106は、キャパシタCから受信したキャパシタ充電電圧信号を、エンジン制御回路105に転送する。
エンジン制御回路105のCPU206は、転送されてきたキャパシタ充電電圧信号を受信して、このキャパシタ充電電圧信号が送出されている時間を計測し、かつ所定の時間帯ごとに、計測した時間の累計時間を算出する。この所定の時間帯ごとの累計時間は、キャパシタ使用累計時間として、CPU206によって学習結果テーブルとしてRAM208内に記憶される。図16は、第4の実施の形態の学習結果テーブルの一例を示す説明図である。図16では、各曜日についての所定の時間帯ごとのキャパシタ使用累計時間を登録した例を示している。
CPU206は、この学習結果テーブルを参照して、所定の時間帯ごとのキャパシタ使用累計時間が所定時間以上であるか否かを判断し、その判断結果によりキャパシタCの使用状況を判断して、所定の時間帯をキャパシタ使用許可時間あるいはキャパシタ使用禁止時間としてRAM208に設定する。
次に、以上のように構成された本実施の形態のMFPによるキャパシタ使用許可時間の設定処理について説明する。図17は、第4の実施の形態のキャパシタ使用許可時間の設定処理の手順を示すフローチャートである。
まず、CPU206は、RAM208に記憶されている学習結果テーブルを参照し、所定の時間帯におけるキャパシタ使用累計時間が所定時間以上であるか否かを判断する(ステップS41)。そして、CPU206は、キャパシタ使用累計時間が所定時間以上である場合(ステップS41:Yes)、この所定の時間帯におけるキャパシタCの使用状況として使用時間が長いあるいは使用回数が多いと判断して、この所定の時間帯をキャパシタ使用許可時間としてRAM208に設定する(ステップS42)。
一方、ステップS41において、CPU206は、キャパシタ使用累計時間が所定時間未満である場合には(ステップS41:No)、この所定の時間帯におけるキャパシタCの使用状況として使用時間が短いあるいは使用回数が少ないと判断して、この所定の時間帯をキャパシタ使用禁止時間としてRAM208に設定する(ステップS43)。
そして、CPU206は、学習結果テーブルに登録されている全ての曜日、全ての時間帯につき上記ステップS41からS43までの設定処理を繰り返し実行する(ステップS44)。
このようにして設定されたキャパシタ使用許可時間、キャパシタ使用禁止時間は、第1の実施の形態で説明した図3に示す各曜日のキャパシタ使用許可時間を示すテーブルに第1の実施の形態と同様に登録される。
また、本実施の形態におけるエンジン制御回路および充放電制御回路によるキャパシタの制御処理は、図4で説明した第1の実施の形態におけるキャパシタの制御処理と同様に、図3に示すキャパシタ使用許可時間を示すテーブルを参照して行われる。
このように、本実施の形態にかかるMFPによれば、キャパシタCの使用時間の累計であるキャパシタ使用累計時間を所定の時間帯ごとに算出し、このキャパシタ使用累計時間に応じてキャパシタ使用許可時間を設定しているので、より正確にキャパシタ使用許可時間を設定することができる。そして、キャパシタCの充放電を制御することにより、MFPのユーザが不便さを感じることなく、キャパシタCの不必要な充放電を少なくすることができるので、キャパシタCの寿命を延ばすことができる。
なお、本実施の形態では、キャパシタCからのキャパシタ充電電圧信号の受信によりキャパシタCの使用状況を判断しているが、これに限定されるものではなく、キャパシタCの使用状況を判断可能な要素であればいずれも用いることができる。
また、本実施の形態では、キャパシタ充電電圧信号の時間の所定の時間帯における累計をキャパシタ使用累計時間として求めて、このキャパシタ使用累計時間によりキャパシタCの使用状況を判断しているが、これに限定されるものではない。例えば、所定の時間帯におけるキャパシタ充電電圧信号の受信回数をカウントし、この所定の時間帯における受信回数によりキャパシタの使用状況を判断するように構成してもよい。
(第5の実施の形態)
本実施の形態にかかるMFPは、動作モードがキャパシタCの放電が許可される放電許可モードである場合にのみ、キャパシタCの放電を許可することにより、MFPのユーザが不便さを感じることなく、キャパシタCの不必要な充放電を少なくすることができる。なお、MFPの構成、エンジン制御回路105および充放電制御回路106によって実現される機能構成については、第1実施の形態とほぼ同様であるため、第1の実施の形態と異なる部分の処理のみを説明する。
RAM208は、キャパシタCの放電を許可する動作モード(以下、放電許可モードとする)を記憶する。本実施の形態では、RAM208は、コピーモード、プリンタモード、スキャナモード、FAXモードのそれぞれが放電許可モードであるか否かを記憶する。図18は、各動作モードが放電許可モードであるか否かを示すテーブルである。図18に示すテーブルにおいて、キャパシタCのONに「○」が設定されている動作モードが放電許可モードである。例えば、FAXモードにより処理するデータは、MFPのユーザが意図して受信したデータでない場合が多いため、ユーザは、MFPの高速な起動を望んでいないことが想定される。その場合、FAXモードを放電許可モードに設定せずに、受信したデータを処理する。
CPU206は、キャパシタCの放電を許可するか否かを判断するための判断対象であるMFPの動作モードが、キャパシタCの放電を許可する許可条件である動作モード(以下、放電許可モードとする)であるか否かを判断する。本実施の形態では、MFPの動作モードが、図18に示すテーブルにおいて放電許可モード(コピーモードまたはプリンタモード)に設定された動作モードであるか否かを判断する。そして、CPU206は、MFPの動作モードが放電許可モードである場合、放電回路111によるキャパシタCの放電を許可する指示をCPU202に伝達する。なお、本実施の形態では、図18に示すテーブルが予めRAM208に記憶されているが、これに限定するものではない。例えば、図示しない操作部を介して放電許可モードの設定を受け付け、RAM208に記憶されているテーブルを更新してもよい。
CPU202は、放電回路111によるキャパシタCの放電を許可する指示がCPU202に伝達された場合にのみ、つまり、MFPの動作モードが放電許可モードであると判断した場合にのみ、キャパシタCの放電を許可し、通常の制御を実行する。例えば、MFPの動作モードがFAXモードである場合、キャパシタCの放電を禁止する指示がCPU202に伝達される。そのため、MFPは、キャパシタCの充電電力を使わずに動作し(例えば、定着ローラ109の線速を遅くする)、FAXモードにより受信したデータを出力する。これにより、キャパシタCの充放電の回数を削減することができる。
図19は、エンジン制御回路および充放電制御回路により制御されたキャパシタの電圧を示す図である。図19に示すように、コピーモード(放電許可モード)では、キャパシタCの充放電が許可されるため、放電回路111による放電によりキャパシタCの充電電圧は上昇および下降を繰り返す。一方、FAXモード(放電禁止モード)では、キャパシタCの充放電が禁止されるので、キャパシタCの充電電圧は充電目標値に維持される。したがって、FAXモードに設定されている場合には、キャパシタCの充電電力を使用せずに、MFPにおける電力負荷への電力供給が行われる。
このように、本実施の形態にかかるMFPによれば、動作モードがキャパシタCの放電が許可される放電許可モードである場合にのみ、キャパシタCの放電を許可することにより、例えば、ユーザが意図しないデータを処理する動作モードの場合にはキャパシタCの充電電力を使用せずに、MFPにおける電力負荷への電力供給を行うことができるので、ユーザが不便さを感じることなく、キャパシタCの不必要な充放電を少なくすることができる。
なお、本実施の形態において、第2の実施の形態の変形例3と同様に、各動作モードの詳細モードごとに放電許可モードであるか否かを定めるように構成してもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。本発明の実施態様は、以上に説明したような特定の実施形態に限定されるものではない。よって、添付のクレームおよびその均等物の発明の概念を超えない範囲で様々な変更が可能である。
100 制御回路
101 主電源SW
102,103,104 電源回路
105 エンジン制御回路
106 充放電制御回路
107 省エネ制御回路
108 ヒータ駆動回路
109 定着ローラ
110 充電器
111 放電回路
112 時計回路
113 サブ電源SW
201 電圧センサ
202,206 CPU
203 A/D
204,207 ROM
205,208 RAM
PS AC電源
HT1,HT2 定着ヒータ
TH1 温度センサ
C キャパシタ
特開2005−166633号公報

Claims (13)

  1. 充放電可能な蓄電手段と、
    電源からの電力供給により前記蓄電手段を充電する充電手段と、
    前記蓄電手段に充電された充電電力を放電して負荷に電力供給する放電手段と、
    所定の時間帯ごとの前記蓄電手段の使用状況を検出する検出手段と、
    前記所定の時間帯ごとに、前記蓄電手段の使用状況が所定の条件を満たすか否かを判断し、前記所定の条件を満たす場合に、前記所定の時間帯を蓄電使用許可時間として設定する設定手段と、
    現在時刻が前記蓄電使用許可時間に含まれるか否かを判断し、含まれる場合に、前記蓄電手段の放電を許可する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記検出手段は、前記所定の時間帯ごとの前記画像形成装置の動作モードの実行状態に基づいて、所定の時間帯ごとの前記蓄電手段の使用状況を検出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記検出手段は、前記所定の時間帯における前記動作モードの実行時間の累計時間および実行回数を検出し、
    前記設定手段は、前記所定の時間帯ごとに、前記累計時間が所定の時間以上である場合または前記実行回数が所定回数以上の場合に、前記所定の時間帯を蓄電使用許可時間として設定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記動作モードは、前記画像形成装置の機能に基づく詳細モードを含み、
    前記検出手段は、前記所定の時間帯ごとの前記詳細モードの実行状態に基づいて、所定の時間帯ごとの前記蓄電手段の使用状況を検出することを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記蓄電使用許可時間の入力を受け付ける受付手段をさらに備え、
    前記受付手段により受け付けた前記蓄電使用許可時間と、設定された前記蓄電使用許可時間に優先順位を設定する順位設定手段をさらに備え、
    前記制御手段は、さらに、計測された時刻が、前記順位設定手段により設定した優先順位が高い前記蓄電使用許可時間内である否かを判断することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 定着手段を更に備え、
    前記検出手段は、前記所定の時間帯ごとの前記定着手段の使用状況に基づいて、所定の時間帯ごとの前記蓄電手段の使用状況を検出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記検出手段は、前記定着手段の使用状況として、前記所定の時間帯における前記定着手段による記録媒体の処理数である通信枚数を検出し、
    前記設定手段は、前記所定の時間帯ごとに、前記通信枚数が所定数以上である場合に、前記所定の時間帯を蓄電使用許可時間として設定することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記検出手段は、前記所定の時間帯ごとの前記蓄電手段から送出される信号に基づいて、所定の時間帯ごとの前記蓄電手段の使用状況を検出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 前記検出手段は、前記所定の時間帯における前記蓄電手段の使用時間の累計時間を前記信号に基づいて検出し、
    前記設定手段は、前記所定の時間帯ごとに、前記累計時間が所定の時間以上である場合に、前記所定の時間帯を蓄電使用許可時間として設定することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段は、さらに、前記蓄電使用許可時間に入る前に、前記蓄電手段の充電を許可することを特徴とする請求項1〜9のいずれか一に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御手段は、さらに、前記蓄電使用許可時間が終った後に、前記蓄電手段の充電電力を強制的に放電させることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一に記載の画像形成装置。
  12. 前記蓄電手段は、コンデンサまたは2次電池であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一に記載の画像形成装置。
  13. 充放電可能な蓄電手段を備えた画像形成装置で実行される電力供給制御方法であって、
    電源からの電力供給により前記蓄電手段を充電する充電ステップと、
    前記蓄電手段に充電された充電電力を放電して負荷に電力供給する放電ステップと、
    所定の時間帯ごとの前記蓄電手段の使用状況を検出する検出ステップと、
    前記所定の時間帯ごとに、前記蓄電手段の使用状況が所定の条件を満たすか否かを判断し、前記所定の条件を満たす場合に、前記所定の時間帯を蓄電使用許可時間として設定する設定ステップと、
    現在時刻が前記蓄電使用許可時間に含まれるか否かを判断し、含まれる場合に、前記蓄電手段の放電を許可する制御ステップと、
    を含むことを特徴とする電力供給制御方法。
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