JP5000927B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、負荷を主電源と補助電源のいずれかに切り換えて使用する画像形成装置に関
する。
近年電子写真プロセスを利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれらを組み合
わせた複合機は多機能化しており、これに伴って構造も複雑化して最大消費電力が増大す
る傾向となっている。また、定着装置についてみると、定着装置の立ち上がりまでの待ち
時間およびプリントやコピー動作中における定着温度低下による動作の一時中断など画像
形成装置自体の要因や操作者の待ち時間を少なくするため、定着ヒータへの供給電力を増
大する傾向となっている。これに対して通常の電源ラインから供給可能な電力には制限が
有るので、これが機器を設計する上での大きな制約となっている。
そこで、例えば特許文献1には、使用消費電力を予測し、予測した消費電力が主電源の
供給可能電力を越える場合に、補助電源により一部の負荷に電力を供給し、電源ラインの
最大供給可能電力を越えないようにした電力平準化技術が開示されている。
特開2004−236492号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている技術には、補助電源電力と主電源電力
の電源切換動作に関する詳細記載がなく、電源切換時の異常検出処理や補助電源装置の故
障検出処理については開示されていない。
本発明はこのような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、主電源と補
助電源の切換時に異常が発生した場合でも、正常に画像を提供できるようにすることにあ
る。
前記目的を達成するため、本発明の第1の手段は、装置外部から供給される電力を変換して出力する主電源装置と、装置外部から供給される電力を蓄電可能な補助電源装置と、前記主電源装置と前記補助電源装置との何れか一方から電力が供給される負荷と、前記負荷への電力の供給を前記主電源装置から行うか、前記補助電源装置から行うかの切り換えを行う切換手段と、を備えた画像形成装置であって、前記切換手段の後段の電圧を検出する第1の電圧検出手段と、前記第1の電圧検出手段による電圧の検出の結果に基づいて、前記切換手段による切り換えが行われた所定の画像形成動作の間に起きた電圧変動による異常を検出する第1の異常検出手段と、前記第1の異常検出手段が電圧変動による異常を検出した場合に前記所定の画像形成動作で画像形成中であったデータを、再度画像形成する画像形成制御手段と、を備えたことを特徴とする。
後述の実施の形態では、主電源装置は参照番号42に、補助電源装置はキャパシタ44に、負荷は参照番号47cに、切換手段は切換回路46に、第1の電圧検出手段は第1電圧検出回路46に、第2の電圧検出手段は第2電圧検出部49bに、排紙排紙トレイ116にそれぞれ対応し、各異常検出手段及び各判断手段、並びに各種制御手段は制御部60の機能で実行される。
本発明の画像形成装置によれば、負荷に対する電力の供給元を、補助電源装置から主電源装置へと切り換える際に、切り換えが行われた所定の画像形成動作の間に電圧変動による異常が検出された場合は、画像形成中であったデータを再度画像形成する機能が得られるので、切換時に異常が発生した場合でも、正常画像を操作者に提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の
形態における画像形成装置の概略構成を示す断面図である。この画像形成装置1は、複写
機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能等を有するデジタル複合機である。操作部(図示
しない)のアプリケーション切り替えキーにより、複写機能、プリンタ機能、およびファ
クシミリ機能を順次に切り換えて選択することが可能となっており、複写機能の選択時に
は複写モードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリンタモードとなり、ファクシミリモ
ードの選択時にはファクシミリモードとなる。
画像形成装置1での画像形成の流れについて複写モードを例にあげ、図1を用いて簡単
に説明する。複写モードでは、原稿束が自動原稿送り装置(ADF)10により、順に画
像読み取り装置20に給送され、画像読み取り装置20により、画像情報が読み取られる
。読み取られた画像情報は、画像処理手段(図示しない)を介して書き込みユニット30
により光情報に変換される。プリンタユニット40内の感光体ドラム111は、帯電器(
図示しない)により一様に帯電された後に書き込みユニット30からの光情報に基づいて
露光されて静電潜像が形成される。感光体ドラム111上の静電潜像は現像装置112に
より現像されてトナー像となる。このトナー像は、搬送ベルト113により給紙カセット
115から給送されてくる転写紙に転写され、転写紙に転写されたトナー像は、定着装置
114により定着され、排紙トレイ116に排出される。50はキャパシタユニットであ
る。
図2は図1の画像形成装置の電源系を示すブロック図である。この電源系は、主電源ス
イッチ40を介してACライン41に接続された主電源装置42と、キャパシタ充電器4
3によって充電される補助電源としてのキャパシタ44とを有している。主電源装置42
はAC/DCコンバータ42aと定着ヒータ駆動部42bとを備えている。AC/DCコ
ンバータ42aには、+5V系負荷47a、+24V系第1負荷47b(図2においては
負荷(1)と記す)が接続され、定着ヒータ駆動部42bには図1の定着装置114の定
着ローラを加熱するための定着加熱装置48が接続されている。AC/DCコンバータ4
2aの+24V系第1負荷47b側の端子にはまた、補助電源との切り換えを行う切換回
路46が接続されている。切換回路46にはこの回路の出力電圧を検出する第1電圧検出
部49a(図2においては電圧検出(1)と記す)と、+24V系第2負荷47c(図2
においては負荷(2)と記す)が接続されている。補助電源側は、キャパシタ44を充電
するためのキャパシタ充電器43と、キャパシタの能力や仕様に応じて動作するキャパシ
タコンバータ45と、キャパシタコンバータから切換回路46に加えられる電圧を検出す
る第2電圧検出部(図2においては電圧検出(2)と記す)49bとを備えている。60
は制御部にして、画像形成装置1の全体の制御を行うとともに、後述する各動作モードに
応じてシーケンシャルに各負荷47a〜cを動作させる。図示していないが、制御部60
は、画像形成や電源の制御を行うCPU、このCPUを動作させるためのプログラムが格
納されたROM、CPUのワークメモリとして使用されるRAM、制御やタイミングなど
の調整値や各負荷毎に消費電量のデータを格納する不揮発性RAMなどが設けられている
すなわち、ACライン41から主電源SW40を介して供給されるAC電源を主電源装
置42に含まれるAC/DCコンバータ42aによりDC電源に変換し、一部は直接+2
4V、+5V系の各負荷47b、47cの電源として供給する。またAC電源はキャパシ
タ充電器43にも入力され、キャパシタ44の充電に使用する。
補助電源としてのキャパシタ44は、電気二重層コンデンサ等の大容量のキャパシタで
構成する。電気二重層コンデンサ以外にもいろいろと選択可能だが、本発明では短時間で
の充放電が可能で、長寿命である電気二重層コンデンサを用いている。電気二重層コンデ
ンサの特徴として、放電するに従い端子電圧が低くなってしまうため、キャパシタコンバ
ータ45をキャパシタ44の後に配置することにより出力電圧が一定になるようにしてい
る。キャパシタコンバータ45は、キャパシタの充電電圧、及び使用下限電圧仕様に応じ
、昇圧コンバータ、降圧コンバータ、昇降圧コンバータのいずれかを使用する。
切換回路46はACライン41から供給されるAC電源を元にAC/DCコンバータ4
2aにより作られた+24V電源と、キャパシタ44に蓄積されたエネルギからキャパシ
タコンバータ45を通して作られた+24V電源とを、制御部60による制御に従って切
り換えて+24V系第2負荷47cに供給する働きをする。また、切換回路46の出力部
、及びキャパシタコンバータ45の出力部には、それぞれ第1電圧検出部49a及び第2
電圧検出部49bを設けており、+24V電源の電圧を監視する。
制御部60は各動作モードに応じてシーケンシャルに各負荷47a〜47cを動作させ
る。また制御部60は、キャパシタ44への充放電の制御も行っており、装置の立ち上げ
時及び立ち上げ後所定の時間までの期間は、キャパシタ44に蓄積されたエネルギからキ
ャパシタコンバータ45により作られた+24V電源を+24V系第2負荷47cに供給
するように切換回路46を切り換えて動作させる。このときACライン41からの供給電
力に対して生じる余裕分は、定着ヒータ駆動回路42bを制御し、定着加熱装置48への
供給電力量を増大する。
次に、補助電源供給タイミングについて、図3により説明する。図3は画像形成装置1
の立ち上げ時の消費電力の遷移をグラフ化したものであり、横軸に時間、縦軸に装置の総
消費電力を示す。点線は、ACラインからの供給が可能な電力である。
主電源SW40のオン直後の定着リロード期間(1)では、装置に要求される立ち上げ
時間を満足させるため、通常時より多大な電力を定着加熱装置48に供給し、定着装置1
14をプリントが可能な温度にできるだけ早く立ち上げる。このとき、+24V系第2負
荷47cへは補助電源により電力を供給し、装置全体の電力から補助電源電力を差し引い
た電力が、ACラインの供給可能な電力を超過しないようにしている。これにより、定着
加熱装置48への供給電力を増大させることが可能となり、補助電源のない装置に比べ、
立ち上げ時間を短縮させることできる。
また、定着リロード後、プリント動作開始から所定時間経過までの期間(2)aにおい
ても前記起動時と同様に+24V系第2負荷47cへは補助電源により電力を供給する。定着装置114はプリントが可能な温度に一度達すれば、温度維持のためには、定着ヒータ供給電力が定着リロード時より小さくてもよいシステムであっても定着リロード終了後、プリント動作が開始されると、モータ等の起動によりDC負荷が増大し、定着ヒータ供給電力を含めた総電力がACラインの供給可能な電力を超過してしまうため、定着リロード後のプリント動作開始時は補助電源により電力を供給し、システム供給電力の破綻を防止している。また、プリント開始時は通紙による定着温度の落ち込みが大きいため、温度が安定するまでの期間は通常プリント時より定着加熱装置への電力を増大する必要があり、この期間をプリント動作開始から所定時間経過までの期間(2)aとしている。上記により、定着温度が安定していないプリント開始時の定着加熱装置への供給電力を増大させることが可能となり、補助電源のない装置に比べ、紙搬送スピードを向上させることができる。
一方、補助電源の蓄積電力には限度があり、連続供給は不可能となるため、定着温度が
安定するまでの期間(2)aが経過した際には、DC負荷への電力は主電源供給に切り換
え、補助電源の電力供給を停止する。このとき定着加熱装置48への供給電力は、通常プ
リント時の供給電力に変更する。補助電源の電力供給停止タイミングである定着温度が安
定するまでの期間(2)aは、時間やプリント実行枚数として規定し、その値は固定値と
してもよいが、プリント用紙サイズ、室温等をパラメータとした可変値とすると、動作モ
ードに応じて変化すると考えられる定着温度安定時間に対応して補助電源電力供給時間を
設定することができ、補助電源電力の有効利用が可能となる。
前記まででは、2つの期間(1)、(2)aについてそれぞれ個別に述べたが、組み合
わせて装置に搭載することにより、期間(2)aでのプリント動作開始時の定着温度落ち
込みを抑えた分、定着リロードを低く設定し、定着立ち上がり時間をさらに短縮させるこ
とも可能である。また、定着加熱装置48に大電力が必要と思われる定着リロード期間(
1)、及び定着リロード後から所定時間経過までの期間について述べたが、以外の期間で
あっても定着装置114に大電力が必要とされる特定期間であれば、同様に適用できる。
制御部60による補助電源であるキャパシタ44の充放電の基本制御は、図4に示すフ
ローチャートに沿って行われる。すなわち、最初に装置の状態を定着リロードであるか否
かを把握する(ステップS101)。そして主電源SW40が投入された直後、あるいは
オフモードからの復帰時であり、定着リロード動作を実行する必要があると判断した場合
には、キャパシタコンバータ45の動作を開始させ(ステップS102)、続けて、切換
回路46により+24V系第2負荷47cへの電源供給をキャパシタ44に蓄積されたエ
ネルギから、キャパシタコンバータ45を通して作られた+24V電源に切り換え(ステ
ップS103)、定着加熱装置48への供給可能電力の増大を行い(ステップS104)
、定着リロード動作を開始する(ステップS105)。次いで、定着リロード動作の完了
を確認し(ステップS106)、完了が確認された場合は、操作者によるプリント指示が
あるかないかの判断をする(ステップS107)。プリント指示があり、定着供給電力を
定着リロード中の電力と切り換える必要がある場合には、定着供給電力をプリント開始時
に要求される電力に切り換え(ステップS108)、補助電源による+24V系第2負荷
47cへの電力供給のまま、プリント動作を開始する(ステップS109)。
プリント動作開始後、制御部60内のタイマを起動し(ステップS110)、所定の時
間が経過したことを確認したら(ステップS111)、定着供給電力を通常プリント時の
供給電力に切り換え(ステップS112)、続けて+24V系第2負荷47cへの電源供
給を主電源のAC/DCコンバータでつくられた+24電源に切り換え(ステップS11
3)、キャパシタコンバータ45は停止する(ステップS114)。定着リロード後、ス
テップS107でプリント指示がない場合は、当該タイミングで補助電源供給停止動作(
ステップS112、ステップS113)を行う。
ステップS113の補助電源供給停止時に異常が発生した場合は、図5に示す処理動作
を行う。すなわち、補助電源供給停止指示があると、図4のステップS112で説明した
ように、+24V系第2負荷47cへの電源供給を主電源のAC/DCコンバータ42a
でつくられた+24電源に切り換える。このとき同時に、第1電圧検出部49aにて負荷
供給電圧の異常検出を行い(ステップS201)、主電源のAC/DCコンバータでつく
られた+24電源に切り換え(ステップS202)、キャパシタコンバータ45を停止さ
せ(ステップS203)、プリント処理を終了させる(ステップS204)。プリント処
理終了時に切換時に異常発生の有無があったか否かを確認し(ステップS205)、異常
を検出していた場合には、再度プリント処理を実行し(ステップS206)、その後再プ
リントを終了させる(ステップS207)。
DC負荷へ供給している電源をキャパシタコンバータ45の出力から主電源のAC/D
Cコンバータ42aの出力に切り換える際、双方の出力電圧の違いからDC負荷の入力電
圧範囲内ではあるが電圧の変動を発生させることがある。この電圧変動の発生により、シ
ステム停止となることはないが、動作異常となることがある。例えば切換先の負荷が帯電
、現像、転写などの高圧電源部であった場合には、出力電圧変動が発生したり、作像部、
転写ベルト等を駆動するモータであった場合には、回転ムラが発生したりし、異常画像と
なる。上述したような処理とすると、操作者が出力画像の確認をし、異常があった場合に
再度プリント指示を出す必要がなくなり、操作者への負担を軽減することができる。
また、異常を検出し、再度プリント動作を実行する場合は、その旨を操作パネルに表示
すると操作者の混乱を招くことがない。さらに、全てのプリント動作完了後、切換が発生
し異常と判断した画像を操作者の要求があった場合にのみ再度出力すると、連続プリント
動作であった場合に、操作者が考えている排紙枚数との差異や、排紙順との差異を防ぎ、
操作者の混乱をさらに低減することができる。
第1電圧検出部49aでは、出力電圧値が規定電圧以上/以下を検知した場合に異常と
判定する構成とし、その規定電圧は+24V系第2負荷47cの動作可能な入力電圧範囲
の上下限値としても上述の機能を満足することができるが、補助電源電力出力時と主電源
電力出力時の電圧の差が、規定電圧以上となった場合に異常と判定する構成とし、規定電
圧は+24V系第2負荷47cが正常に動作することが可能な入力電圧変動仕様と同値と
しておくと、入力電圧変動仕様が入力電圧範囲より小さい装置の場合には、負荷の動作異
常による異常画像発生と前記再プリント動作の実行との正確な対応をとることができる。
図6は補助電源供給中にキャパシタコンバータ45の故障を検知した場合の処理を示す
フローチャートである。補助電源供給の開始指示があると、図4のステップ102,10
3で説明したように+24V系第2負荷47cへの電源供給をキャパシタコンバータ45
でつくられた+24電源に切り換える。このとき同時に、故障検出処理を開始する。まず、制御部60内の状態フラグ等により、補助電源電力を供給制御している状態であるか否かを確認する(ステップS300)。補助電源電力を供給制御していない場合は故障検知の処理は終了する(ステップS301)。補助電源電力を供給制御している場合は、第2電圧検出部49bによって補助電源装置の故障検出を開始する(ステップS302)。そして異常の有無をチェックし(ステップS303)、異常が認められなかった場合は、ステップS300に戻り、プリント動作が開始された場合も補助電源供給中は故障検出を継続する。
一方、ステップS303で補助電源装置の故障が検出された場合は、プリント動作中の
故障か否かを確認し(ステップS304)、プリント動作中に補助電源装置の故障を検出
した場合には、+24V系第2負荷47cの動作を全て停止し、プリント動作を中断する
(ステップS305)。続けて、定着電力供給を通常プリント時の供給電力に切り換え(
ステップS306)、+24V系第2負荷47cへの電源供給は主電源のAC/DCコン
バータ42aでつくられた+24電源に切り換える(ステップS307)。さらに、この
ときキャパシタコンバータ45は故障しており、停止状態であることが考えられるが、保
護的にキャパシタコンバータ45の停止処理を行う(ステップS308)。その後、+2
4V系第2負荷47cへの供給電圧が正常であるか否かを確認し(ステップS309)、
正常な場合はプリント動作中の故障であるか否かを確認する(ステップS310)。プリ
ント動作中の場合は装置の紙搬送経路上に停止しているプリント中であった用紙を装置外
へ排出する(ステップS311)。そして以降の動作は、補助電源を使用しない標準シス
テムでの制御で動作する。このとき、システムが使用できない致命的異常とはせず、補助
電源装置の故障とし、通常のプリント動作であれば使用可能であること操作パネルに表示
する(ステップS312)。主電源電力に切り換えた後の+24V電源電圧確認時、正常
な電圧を確認できなかった場合は、システム異常とし、システムが使用不可状態であるこ
とを操作者に通知する(ステップS313)。
また、プリント中であった用紙を装置外へ排出する際、排出先はプリント指示時に指定
された場所、この場合図示する排紙トレイ116とは別の場所の排紙トレイとすると、操
作者が異常画像の含んだ用紙を、正常出力用紙と間違えて扱うことを防止できる。このと
き、1つの印刷要求毎、あるいは印刷部数毎に排紙位置を横にずらすことが可能なシフト
機能を含んだ排紙トレイ装置であれば、異常用紙を正常出力用紙とはずらして排紙しても
同様の効果を得ることができる。
さらに、プリント中であった用紙の排出後は、プリント途中であったデータを再度、は
じめからプリント処理し、出力すると、再プリントのための操作が不要となり、操作者の
負担を軽減することができる。再出力タイミングとしては、前記切換時の異常処理と同様
に、全てのプリント動作完了後としてもよいが、前記説明のようにプリント中であった用
紙の排紙先を指定された場所とは違う場所とした場合には、プリント中であった用紙の排
紙直後としても、排紙順、及び排紙枚数を操作者の指示通りとすることができ、補助電源
電力供給中に補助電源装置が故障した場合でも、プリント要求指示通りに動作を完了する
ことができる。
第2電圧検出部49bでの異常判定方法としては、出力電圧値が規定された電圧以上/
以下を検知した場合に異常と判定し、その規定電圧は+24V系第2負荷47cの入力電
圧仕様の上下限値とすれば、上記機能を満足することができる。また、第2電圧検出部4
9bは、検出位置を切換回路46の出力部とし、補助電源電力供給時のみ検出動作を実行
する構成とすれば、第1電圧検出部49aとの兼用も可能となる。
本発明の一実施の形態における画像形成装置の概略構成を示す断面図である。 図1の画像形成装置の電源系を示すブロック図である。 図1の画像形成装置の立ち上げ時の消費電力の遷移を示すグラフである。 図2の制御部による補助電源の充放電の基本制御動作を示すフローチャートである。 補助電源供給停止時に異常が発生した場合の処理動作を示すフローチャートである。 補助電源供給中にキャパシタコンバータの故障を検知した場合の処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
20 画像読み取り装置
30 書き込みユニット
40 プリンタユニット
42 主電源装置
42a AC/DCコンバータ
42b 定着ヒータ駆動部
44 キャパシタ
45 キャパシタコンバータ
46 切換回路
47a +5V系負荷
47b +24V系第1負荷
47c +24V系第2負荷
48 定着加熱装置
49a 第1電圧検出部
49b 第2電圧検出部
60 制御部
111 感光体ドラム
112 現像装置
114 定着装置

Claims (5)

  1. 装置外部から供給される電力を変換して出力する主電源装置と、
    装置外部から供給される電力を蓄電可能な補助電源装置と、
    前記主電源装置と前記補助電源装置との何れか一方から電力が供給される負荷と、
    前記負荷への電力の供給を前記主電源装置から行うか、前記補助電源装置から行うかの切り換えを行う切換手段と、
    を備えた画像形成装置であって、
    前記切換手段の後段の電圧を検出する第1の電圧検出手段と、
    前記第1の電圧検出手段による電圧の検出の結果に基づいて、前記切換手段による切り換えが行われた所定の画像形成動作の間に起きた電圧変動による異常を検出する第1の異常検出手段と、
    前記第1の異常検出手段が電圧変動による異常を検出した場合に前記所定の画像形成動作で画像形成中であったデータを、再度画像形成する画像形成制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記補助電源装置の出力電圧を検出する第2の電圧検出手段と、
    前記補助電源装置から前記負荷へ前記電力を供給しているときに前記第2の電圧検出手段による前記出力電圧の検出の結果に基づいて、当該補助電源装置の当該出力電圧の異常を検出する第2の異常検出手段と、
    前記第2の異常検出手段によって異常が検出された場合に前記補助電源装置から前記主電源装置へと前記負荷に対する電力の供給元を切り換えるように前記切換手段を制御する切換制御手段と、
    前記切換手段で前記主電源装置へと前記負荷に対する電力の供給元を切り換えた後に前記第1の電圧検出手段により検出した電圧が正常であるか否かを判断する第1の判断手段と、
    前記第1の判断手段が正常と判断した場合に前記補助電源装置が異常である旨と動作可能である旨とを表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2記載の画像形成装置において、
    前記第1の判断手段が正常と判断した場合に前記第2の異常検出手段が前記補助電源装置の出力電圧の異常を検出したときに前記画像形成動作中であったか否かを判断する第2の判断手段と、
    前記第2の判断手段が前記画像形成動作中と判断した場合に前記画像形成中であった用紙を装置外部へ排出するように搬送手段を制御して搬送させる搬送制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3記載の画像形成装置において、
    前記搬送制御手段は、前記画像形成中であった用紙を通常の排紙先とは異なる場所に排紙するように前記搬送手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項3記載の画像形成装置において、
    前記搬送制御手段は、前記画像形成中であった用紙を通常の排紙先と同じ場所であり、
    且つ通常の排紙位置とは異なる位置に排紙するように前記搬送手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
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