JP2010054417A - ガスメータ - Google Patents
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Abstract
【課題】磁気検出手段の基板への実装作業を効率化すると共に、筐体正面に窪みのないシンプルな構造のガスメータを提供する。
【解決手段】ガスメータは、磁界の変化を検出する磁気検出手段12と、磁気検出手段12を実装するプリント配線板11と、プリント配線板11を内蔵した筐体と、筐体の側面に設けられた磁石接触部とを有する。プリント配線板11は、磁気検出手段12を磁石接触部の近傍位置に実装する。
【選択図】図2
【解決手段】ガスメータは、磁界の変化を検出する磁気検出手段12と、磁気検出手段12を実装するプリント配線板11と、プリント配線板11を内蔵した筐体と、筐体の側面に設けられた磁石接触部とを有する。プリント配線板11は、磁気検出手段12を磁石接触部の近傍位置に実装する。
【選択図】図2
Description
本発明は、ガスメータに関し、より詳細には、磁界の変化を検出する磁気検出手段を有するガスメータに関する。
従来、ガスメータの表示部近傍にはテスト遮断等を行うための磁気検出手段が設けられている。この磁気検出手段は、例えば、感磁性のリードスイッチであり、磁石が近づくことで、スイッチがオン/オフされ、テスト遮断等が実行される。この磁気検出手段に磁石を近づけるための磁石接触部は筐体正面に窪み形成されるのが一般的である(例えば、特許文献1を参照)。
図4は、従来のガスメータの外観図で、図中、100はガスメータを示す。このガスメータ100の正面上ケース部101は4つのネジ(一対のネジS1及びネジS2)にて加工されたダイキャストの上ケース部102に締結される。正面上ケース部101と上ケース部102との間には歯車によるカウンタ機構(図示せず)が配置されており、ガスメータ100の正面上ケース部101に設けられた第1表示部103にて流量積算値等の値を表示する。第1表示部103の下方には、所定深さに窪み形成されたテスト遮断スイッチ用の磁石接触部104が形成されている。この磁石接触部104は、第2表示部106の正面右下部にも形成されている。
正面下ケース部105には、液晶表示による第2表示部106が設けられ、第2表示部106は流量積算値やセキュリティ情報等のデータを表示する。正面下ケース部105は、流量を計量する計量部107と4つのネジ(一対のネジS2及びネジS3)にて締結される。なお、中央のネジS2は正面上ケース部101と正面下ケース部105の両方を締結するネジである。
また、正面下ケース部105と計量部107との間には内部に空間が設けられており、この内部空間内に、計量部107による計量結果に基づいて流量演算等を行うための制御部が配置されている。
図5は、従来のガスメータ100の制御部を示す図である。制御部はプリント配線板201を備える。プリント配線板201の片面には、テスト遮断や各種設定を行うための磁気検出手段202と、磁気検出手段202を保持する高さ位置調整部材203と、回路を動作させるための電池204と、セキュリティ情報等を表示する表示部205(第2表示部106に相当)と、振動により動作する感震センサ206とが実装される。これらの部品を実装するために、プリント配線板201からガスメータ100の筐体表面まではある程度の距離(スペース)が設けられている。
ここで、ガスメータ100の筐体正面から磁気検出手段202を動作させるためには、プリント配線板201から高い位置、つまり、ガスメータ100の筐体表面に出来るだけ近い位置に保持する必要がある。このため、従来構成では、磁気検出手段202をプリント配線板201に直接実装せずに、磁気検出手段202の高さ位置を調整するための高さ位置調整部材203を介して実装していた。これについて以下に説明する。
図6は、磁気検出手段202及び高さ位置調整部材203の外観を示す図である。従来の磁気検出手段202は、樹脂製の高さ位置調整部材203に組み込まれた状態で、高さ位置調整部材203によりプリント配線板201に対して所定の高さ位置で保持される。高さ位置調整部材203に磁気検出手段202を組み込んで、磁気検出手段202をプリント配線板201に実装するために半田で固定される。
特開2001−41791号公報
しかしながら、従来の磁気検出手段202は接点ギャップが狭ピッチのため所定の高さより低い位置では使用することができない。このため、傾きを防止して所定の高さに維持する目的で、磁気検出手段202を組み込んだ樹脂ケース(高さ位置調整部材203)をプリント配線板201に手実装する必要があり、作業効率が非常に悪いという問題があった。
また、磁気検出手段202の感度には幅があるため、感度の悪いものでも確実に動作することを考慮して設計する必要がある。このため、前述の図4に示したように、磁気検出手段202との距離を出来るだけ近づけるために、ガスメータ100の構造によって筐体正面の磁石接触部104を所定深さ窪ませており、筐体構造を複雑にし、デザイン面からも好ましいものではなかった。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、磁気検出手段の基板への実装作業を効率化すると共に、筐体正面に窪みのないシンプルな構造のガスメータを提供できるようにすること、を目的とする。
上記課題を解決するために、第1の技術手段は、磁界の変化を検出する磁気検出手段を備え、該磁気検出手段の動作信号によりガスの遮断を制御するガスメータであって、前記磁気検出手段を実装するプリント配線板と、該プリント配線板を内蔵した筐体と、該筐体の側面に設けられた磁石接触部とを備え、前記プリント配線板は、前記磁気検出手段を前記磁石接触部の近傍位置に実装したことを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記磁気検出手段は、前記筐体の側面に近い前記プリント配線板の端部に設けられていることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、前記筐体は、正面ケース部,上ケース部,計量部で構成され、前記磁石接触部は、前記正面ケース部を前記上ケース部及び前記計量部にネジ止めするネジ止め部の窪みに設けられていることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第3の技術手段において、前記ネジ止め部は、前記筐体の両側面に形成され、前記磁石接触部は、前記筐体のいずれか一方の側面に形成された前記ネジ止め部の窪みに設けられていることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1〜第4のいずれか1の技術手段において、前記磁気検出手段は、前記プリント配線板に実装可能なリードスイッチ,磁気抵抗素子,ホール素子のいずれかであることを特徴としたものである。
本発明によれば、磁気検出手段の基板への実装作業を効率化すると共に、筐体正面に窪みのないシンプルな構造のガスメータを提供することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明のガスメータに係る好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係るガスメータの一例を示す外観図で、図中、1はガスメータを示す。ガスメータ1において、正面上ケース部2には、流量積算値等を表示する第1表示部3が中央に配置され、ケース側面には磁石接触部4が設けられている。正面下ケース部5には、液晶表示の第2表示部6と、遮断弁を弁開状態へ復帰させる復帰ボタン7とが設けられ、ケース側面には正面上ケース部2と同様に磁石接触部4が設けられている。また、正面下ケース部5の下方には、警報機や設定器等による外部との通信を行う端子部が設けられ、端子カバー8により保護されている。
ガスメータ1には、磁石接触部4に対応する磁気検出手段(図2)として、例えば、磁石により動作する「遮断弁を弁開弁閉するテスト遮断用スイッチ」と「ガスボンベの残量管理値のリセットに用いる容器リセット用スイッチ」の2つと、さらに、「異常検知時にガスを遮断する弁を開けるための復帰スイッチ」の計3つのスイッチを備えることができる。
また、本例の場合、磁石接触部4は、筐体側面(ここでは正面から見て右側面)の中央及び下方に設けられており、ガスメータ1のネジ止め部の窪みに設けられている。このネジ止め部は、正面ケース部(正面上ケース部2と正面下ケース部5)を、計量部10及び上ケース部9にネジで締結するためのもので、ネジを挿入するための窪みが筐体側面に形成されている。ネジ止め部が磁石接触部4を兼ねることで、筐体正面に窪み等を設ける必要がなく、ガスメータ1をシンプルな構造にすることができる。
図2は、本発明に係るガスメータ1の制御部を示す図である。制御部はプリント配線板11を備える。プリント配線板11の片面には、テスト遮断や各種設定を行うための磁気検出手段12と、回路を動作させるための電池13と、セキュリティ情報等を表示する表示部14(第2表示部6に相当)と、地震や衝撃による振動を検知する感震センサ15と、警報器や設定器等と通信を行う端子部16とが実装される。磁気検出手段12としては、2つのスイッチが設けられ、例えば、一方(磁気検出手段12a)が「遮断弁を弁開弁閉するテスト遮断用スイッチ」であり、他方(磁気検出手段12b)が「ガスボンベ交換時に制御部にて記憶している残量管理値をリセットする容器リセット用スイッチ」である。また、磁気検出手段12は、例えば、表面実装タイプのリードスイッチや、表面実装タイプの磁気抵抗素子やホール素子であっても良い。
図2の例において、磁気検出手段12は、図1に示した筐体側面の磁石接触部4(ネジ止め部兼用)の近傍位置に対応させて、プリント配線板11に実装されている。すなわち、磁石接触部4を筐体側面に設けることにより、従来必要であった高さ位置調整部材を用いることなく、磁気検出手段12をプリント配線板11に直接実装することができる。このため、磁気検出手段12のプリント配線板11への実装作業を自動化することが可能となる。
本例の場合、ネジ止め部は、筐体の両側面に左右対称に形成されているのに対して、磁石接触部4は、筐体のいずれか一方の側面に形成されたネジ止め部の窪みに設けられている。すなわち、図2に示すプリント配線板11は、正面から見て右側面に磁気検出手段12を配置しているため、図1の例では、正面右側面のネジ止め部が磁石接触部4に相当することになる。このように、複数箇所に形成されたネジ止め部に対して、磁石接触部4がいずれかのネジ止め部を兼ねる場合には、どのネジ止め部が磁石接触部4であるかユーザが一見して識別し易いように、磁石接触部4に相当するネジ止め部にマーキング等を施しておいてもよい。
なお、磁石接触部4と磁気検出手段12との対応関係は、上記例に限定されるものではなく、例えば、左右両側面の4ヶ所のネジ止め部を全て磁石接触部4として、これに対応させて4つの磁気検出手段12をプリント配線板11上に設けるようにしてもよい。
上記では、ネジ止め部が磁石接触部4を兼ねる場合の構成例について説明したが、磁石接触部4は、筐体側面の磁気検出手段12の近傍位置に設けられていればよく、ネジ止め部の窪みとは別に設けるようにしてもよい。
図3は、本発明に係るガスメータ1の一例を示す断面図である。図3(A)はガスメータ1を正面から見た状態を示し、図3(B)は正面上ケース部2のXX断面を部分的に示し、図3(C)は正面下ケース部5のYY断面を部分的に示す。
図3(B)に示す例の場合、図3(A)に示すXX断面上の磁石接触部4に磁石17を当てることで、磁石接触部4の近傍に配置された磁気検出手段12a(図2)が磁石17による磁界の変化を検出し、テスト遮断信号を出力する。
図3(C)に示す例の場合、図3(B)に示すYY断面上の磁石接触部4に磁石17を当てることで、磁石接触部4の近傍に配置された磁気検出手段12b(図2)が磁石17による磁界の変化を検出し、容器リセット信号を出力する。
図3(C)に示す例の場合、図3(B)に示すYY断面上の磁石接触部4に磁石17を当てることで、磁石接触部4の近傍に配置された磁気検出手段12b(図2)が磁石17による磁界の変化を検出し、容器リセット信号を出力する。
これまで筐体側面にネジ止め部の窪みが形成された例について説明したが、本発明はネジ止め部の窪みのないガスメータであっても適用することができる。この場合、磁気検出手段12を、筐体の側面に近いプリント配線板11の端部に設けるようにする。そして、この磁気検出手段12に近い筐体側面を磁石接触部4とする。ユーザは磁石17を筐体側面の磁石接触部4に接触させることで、磁石接触部4の近くに配置された磁気検出手段12をオン/オフさせることができる。
このように、本発明によれば、高さ位置調整部材を用いることなく磁気検出手段を自動的に基板に実装できるため、手作業による取り扱いに注意する必要がなくなり、実装作業の効率化や品質の向上を図ることができる。
また、磁気検出手段に対応する磁石接触部を筐体側面に設けることにより、ガスメータの筐体正面に窪みを設ける必要がなくなり、シンプルな筐体構造で、デザイン面でも優れたガスメータを提供することができる。
また、磁気検出手段に対応する磁石接触部を筐体側面に設けることにより、ガスメータの筐体正面に窪みを設ける必要がなくなり、シンプルな筐体構造で、デザイン面でも優れたガスメータを提供することができる。
1…ガスメータ、2…正面上ケース部、3…第1表示部、4…磁石接触部、5…正面下ケース部、6…第2表示部、7…復帰ボタン、8…端子カバー、9…上ケース部、10…計量部、11…プリント配線板、12…磁気検出手段、13…電池、14…表示部、15…感震センサ、16…端子部、17…磁石。
Claims (5)
- 磁界の変化を検出する磁気検出手段を備え、該磁気検出手段の動作信号によりガスの遮断を制御するガスメータであって、
前記磁気検出手段を実装するプリント配線板と、該プリント配線板を内蔵した筐体と、該筐体の側面に設けられた磁石接触部とを備え、
前記プリント配線板は、前記磁気検出手段を前記磁石接触部の近傍位置に実装したことを特徴とするガスメータ。 - 前記磁気検出手段は、前記筐体の側面に近い前記プリント配線板の端部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のガスメータ。
- 前記筐体は、正面ケース部,上ケース部,計量部で構成され、
前記磁石接触部は、前記正面ケース部を前記上ケース部及び前記計量部にネジ止めするネジ止め部の窪みに設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のガスメータ。 - 前記ネジ止め部は、前記筐体の両側面に形成され、
前記磁石接触部は、前記筐体のいずれか一方の側面に形成された前記ネジ止め部の窪みに設けられていることを特徴とする請求項3に記載のガスメータ。 - 前記磁気検出手段は、前記プリント配線板に実装可能なリードスイッチ,磁気抵抗素子,ホール素子のいずれかであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のガスメータ。
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JP2008221143A JP2010054417A (ja) | 2008-08-29 | 2008-08-29 | ガスメータ |
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JP2010054417A true JP2010054417A (ja) | 2010-03-11 |
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JP2019184350A (ja) * | 2018-04-06 | 2019-10-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ガス遮断装置 |
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2008
- 2008-08-29 JP JP2008221143A patent/JP2010054417A/ja active Pending
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