JP2009236797A - 液面検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料タンク内の液面の僅かな変動に対する出力変化を吸収し、検出ノイズの発生を抑制することができる液面検出装置を提供する。
【解決手段】合成樹脂製のケース5と、このケース5に回動可能に支持されるホルダー6と、このホルダー6に装着され液面3Aの変動に追従作動するフロート7を備えたフロートアーム8と、ホルダー6に配設されフロート7の作動に伴い回動する環状のマグネット9と、このマグネット9の磁力変化を検出する検出素子10と、回路基板11とを備え、回路基板11に液面3Aの微変動に基づいて出力される検出素子10の出力電圧を安定させる安定化回路を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば車両の燃料タンク内に貯留された液体の量を検出する液面検出装置に関し、特に非接触式の液面検出装置に関するものである。
従来、例えば車両の燃料タンク内の液面(液体の量)を検出する液面検出装置としては、液体の量に応じて上下に追従作動するフロートにフロートアームを取り付け、このフロートアームの動きに連動する摺動接点で抵抗体に接続された固定接点上を摺動することで、フロートの位置(液体の液面)を電気抵抗値に変換して検出するものが知られている。
ところで、上述した液面検出装置は、摺動接点と固定接点の電気的な接触を伴うため、液体が導電性の液体である場合には、使用することができなかった。
そこで、この接触方式の液面検出装置に代わる液面検出装置の方式として、フロートの動きに追従するマグネットの回動に伴い磁気の変化を検出する検出素子として磁気抵抗素子などの磁気センサを用いた非接触式の液面検出装置が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1の液面レベルセンサ(液面検出装置)は、液面レベルに応じたフロート1の移動に応じて、アーム2を介してマグネットホルダー3が回動する。このマグネットホルダー3の回動に伴い、マグネットホルダー3に保持収容されたマグネット4も回動する。そして、ホール素子8が、フロート1の移動に応じて回動するマグネット4による磁束密度を検出して、これを電気信号(電圧)に変換することによって、この電気信号に基づき液面レベルを測定するというものである。
特開2002−206959号公報
しかしながら、この様な非接触式の液面検出装置は、接点式の液面検出装置に比べて、フロートの動きが燃料タンク内の液面の僅かな変動にも敏感に反応(追従)しやすく、それに伴って出力電圧が微妙に変化してしまう。この微妙な変化がノイズとして検出されてしまい、液面検出装置と電気的に接続され、検出値を指示(表示)する燃料計の指針にふらつきが発生する可能性があった。
本発明はこの様な点に鑑みなされたもので、燃料タンク内の液面の僅かな変動に対する出力変化を吸収し、検出ノイズの発生を抑制することができる液面検出装置を提供することを目的とする。
本発明は前記目的を達成するため、合成樹脂製のケースと、このケースに回動可能に支持されるホルダーと、このホルダーに装着され液面の変動に追従作動するフロートを備えたフロートアームと、前記ホルダーに配設され前記フロートの作動に伴い回動する環状のマグネットと、このマグネットの磁力変化を検出する検出素子とを備えた液面検出装置であって、前記液面の微変動に基づいて出力される前記検出素子の出力電圧を安定させる安定化回路を備えているものである。
また、前記検出素子と電気的に接続された回路基板を備え、この回路基板に前記安定化回路を設けてなるものである。
燃料タンク内の液面の僅かな変動に対する出力変化を吸収し、検出ノイズの発生を抑制することができる。
本発明を、例えば車両に備えられる液面検出装置を実施形態として、図1から図3に基づいて説明する。
液面検出装置1は、燃料タンク2内に貯留されている液体3の量である液面3Aの位置を検出するものであり、燃料タンク2に取り付けられるフレーム4と、このフレーム4に装着される合成樹脂製のケース5と、このケース5に回動可能に支持される合成樹脂製のホルダー6と、このホルダー6に装着され液面3Aの変動に追従作動するフロート7を備えたフロートアーム8と、ホルダー6に配設されフロート7の作動に伴いホルダー6とともに回動するマグネット9を備えている。
また、このマグネット9の回動に伴いマグネット9の磁力変化を検出し出力する、例えばホール素子からなる磁気感応素子を用いた検出素子10と、この検出素子10を保持するとともに、検出素子10と電気的に接続する回路基板11と、この回路基板11から検出素子10によって検出した信号を液面検出装置1の外部に出力するための通電用端子12と、ホルダー6の上方に配設されホルダー6が抜け止めされるケースカバー13と、マグネット9の底部と外周面を覆う磁気シールド部材14などを備えている。
ケース5は、例えばポリブチレンテレフタレートからなり、ホルダー6を回動可能に支持する径小な第1の支軸部5Aと、この第1の支軸部5Aと同軸上にして径大な第2の支軸部5Bとを有している。また、ケース5の中心付近には中空状の空間部5Cが形成され、この空間部5C内に検出素子10が配設されている。
ホルダー6は、例えばポリアセタール樹脂からなり、フロートアーム8が装着(保持)されるアーム差込支持部6Aおよびアーム係止部6Bと、ケース5に設けられている第1の支軸部5Aおよび第2の支軸部5Bにそれぞれ支持される第1のラジアル受け部6Cおよび第2のラジアル受け部6Dと、第1の支軸部5Aの先端部にてホルダー6のスラスト方向への突き当て移動を規制するスラスト受け部6Eとを有している。
マグネット9は、磁性を有する合成樹脂からなり、その形状は円筒状であり、即ち環状をしている。このマグネット9はホルダー6と一体形成されている。
回路基板11は、ガラスエポキシ樹脂などの硬質の基板からなり、検出素子10から伸びるリード10Aが半田付けされていると共に、電子部品が実装されている。また、検出素子10によって検出した信号を液面検出装置1の外部(燃料計)に出力するための通電用端子12の端部が回路基板11に半田付けされている。
図3に、回路基板11の回路構成を示す。ここで、VDDは検出素子への電圧供給用端子であり、VOUTは電圧出力端子であり、GNDは燃料計と接続される接地端子である。また、PはコンデンサCと抵抗体Rとから構成される安定化回路である。なお、本実施形態の場合、安定化回路Pは、VOUT端子とIC間に設けられた抵抗体Rと、この抵抗体RとVOUT端子間の配線上に一端が分岐接続され、他端がGND端子側に接続されたコンデンサCとからなる。
次に、本実施例の液面検出装置1の液面3A(液量)の検出について説明する。
燃料タンク2内の液体3の液面3A変動に伴いフロート7が上下動し、フロート7の移動によってフロートアーム8とともにケース5に設けられた第1の支軸部5Aの外周面に支持されるホルダー6の第1のラジアル受け部6Cと、ケース5に設けられた第2の支軸部5Bの外周面に支持されるホルダー6の第2のラジアル受け部6Dと、第1の支軸部5Aの先端部にてホルダー6のスラスト方向への突き当て移動を規制するスラスト受け部6Eとによってラジアル方向とスラスト方向とがそれぞれ良好に支持されたホルダー6が回動する。
このホルダー6の回動によりマグネット9も回動し、検出素子10に対向するマグネット9の磁束密度が変化し、この磁束密度の変化を検出素子10が検出し、回路基板11から通電用端子12を介して出力され、この出力信号に基づいて燃料計(図示せず)に液面3A(液量)を示す電気信号が出力され、燃料計によって燃料タンク2内の液体3の量が指示(表示)されるようになる。
この様に、磁気感応素子を用いた非接触式の液面検出装置1とすることで、導電性の液体中であっても使用可能であり、液面検出装置1にコンデンサCと抵抗体Rとから構成される安定化回路Pを備えることによって、液面3Aの微変動に対する出力変化(電圧変動)を吸収し、検出ノイズの発生を抑制して出力電圧が安定した液面検出装置1を得ることが可能となる。
また、燃料タンク2の形状による液面3Aの微変動に対し、液面検出装置1単体にて安定化回路Pを含む回路全体で検出ノイズ抑制設定ができるので、車体(燃料タンク2)が変わった場合でもその都度、燃料計とのマッチングをする必要なくなるので、効率的である。
また、液面検出装置1に備えている回路基板11に安定化回路Pを実装することで、液面検出装置1内に単純な構造にて安定化回路Pを内蔵することができる。
本発明の実施形態を示す液面検出装置の正面図であり、燃料タンクに取り付けられた状態を示す。 同液面検出装置の要部の断面を含む側面図であり、燃料タンクに取り付けられた状態を示す。 同液面検出装置の回路構成図である。
符号の説明
1 液面検出装置
2 燃料タンク
3 液体
3A 液面
5 ケース
6 ホルダー
7 フロート
8 フロートアーム
9 マグネット
10 検出素子
11 回路基板
P 安定化回路

Claims (2)

  1. 合成樹脂製のケースと、このケースに回動可能に支持されるホルダーと、このホルダーに装着され液面の変動に追従作動するフロートを備えたフロートアームと、前記ホルダーに配設され前記フロートの作動に伴い回動する環状のマグネットと、このマグネットの磁力変化を検出する検出素子とを備えた液面検出装置であって、前記液面の微変動に基づいて出力される前記検出素子の出力電圧を安定させる安定化回路を備えていることを特徴とする液面検出装置。
  2. 前記検出素子と電気的に接続された回路基板を備え、この回路基板に前記安定化回路を設けてなることを特徴とする請求項1に記載の液面検出装置。
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