JP2010054029A - 軸受装置および情報記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】転走面の歪みを抑制でき、トルク変動が大きくなるのを抑制することができる軸受装置および情報記録再生装置を提供する。
【解決手段】シャフト41と、シャフトの外周面41aに対して所定間隔離間して配されるスリーブ43と、内輪51aがシャフトに固定されるとともに、外輪51bがスリーブに固定される第一転がり軸受51と、第一転がり軸受とシャフトの軸L1方向に所定間隔離間した位置に配され、内輪52aがシャフトに固定されるとともに、外輪52bがスリーブに固定される第二転がり軸受52と、を備え、シャフトまたはスリーブと第一転がり軸受または第二転がり軸受との当接箇所に、接着剤Bを充填する接着用溝部71〜74が形成された軸受装置10において、接着用溝部が、内輪と外輪との間に介装される転動体51c,52cを配置するために内輪および外輪に形成された転走面51d,52dの中央部と重ならない位置に形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、軸受装置および情報記録再生装置に関するものである。
従来から、各種の情報を磁気的又は光学的にディスクに記憶・再生させるハードディスクなどの情報記録再生装置が知られている。一般的に、情報記録再生装置は、ディスクに信号を記録再生する磁気ヘッドが先端に設けられたスイングアームを有するアクチュエータを備えている。このアクチュエータはその基端側に設けられた軸受装置に回動可能に支持されている。つまり、この軸受装置を回動させることで、スイングアームを水平面に沿って回動させることができ、スイングアーム先端の磁気ヘッドをディスクの所定位置に移動することで、信号の記録や再生を行うことができる。
この軸受装置は、一般的にシャフトとスリーブとの間に転がり軸受を介装したものが用いられている。転がり軸受の固定方法としては、シャフトおよびスリーブに対して転がり軸受を圧入固定する方法、接着剤を用いながら圧入固定する方法、または接着剤のみで固定する方法が用いられている(例えば、特許文献1参照)。ここで、転がり軸受を圧入して固定する場合は、転がり軸受、シャフトおよびスリーブに厳しい加工精度が要求されるため、歩留まりが低下するという問題があった。したがって、転がり軸受とシャフトおよびスリーブとの間は接着固定する方法が望ましい。
特開平8−184322号公報
ところで、特許文献1の軸受の接着固定部構造は、接着剤を塗布する転走面が転がり軸受の内輪および外輪の転走面に対向した位置に形成されている。つまり、内輪および外輪の肉厚が薄い箇所に対向した位置に転走面が形成されているため、転走面に塗布した接着剤が硬化する際に、接着剤が膨張することにより凹部が歪んでしまうという問題があった。このように転走面が歪むと、真円度が悪化し、転動体の動きに支障が出て、トルク変動が大きくなるという問題があった。
また、ハードディスクに用いるスイングアームに組み込まれる軸受装置のトルク変動が大きくなると、スイングアームがスムーズに動作しなくなったり、読み書きができなくなったりするという不具合が発生する虞がある。
そこで、本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、転走面の歪みを抑制でき、トルク変動が大きくなるのを抑制することができる軸受装置および情報記録再生装置を提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明に係る軸受装置は、円柱状に形成されたシャフトと、該シャフトの外周面に対して所定間隔離間して同軸状に配される円筒状のスリーブと、前記シャフトと前記スリーブとの間に配置され、内輪が前記シャフトに接着固定されるとともに、外輪が前記スリーブに接着固定される第一転がり軸受と、該第一転がり軸受から前記シャフトの軸方向に所定間隔離間した位置に配され、内輪が前記シャフトに接着固定されるとともに、外輪が前記スリーブに接着固定される第二転がり軸受と、を備え、前記シャフトまたは前記スリーブと前記第一転がり軸受または前記第二転がり軸受との当接箇所に、接着剤を充填する接着用溝部が形成された軸受装置において、前記接着用溝部が、前記内輪と前記外輪との間に介装される転動体を配置するために前記内輪および前記外輪に形成された転走面の前記軸方向における中央部と、前記軸方向において重ならない位置に形成されていることを特徴としている。
このように第一転がり軸受および第二転がり軸受の内輪および外輪における肉厚の一番薄い転走面の中央部を避けた位置に接着用溝部を形成することにより、接着剤を硬化させる際に接着剤が膨張しても、内輪および外輪の変形を小さくすることができる。したがって、転走面の歪みを抑制できるため、トルク変動が大きくなるのを抑制することができる。
また、前記接着用溝部が、前記転走面と前記軸方向において重ならない位置に形成されていることを特徴としている。
このように第一転がり軸受および第二転がり軸受の内輪および外輪における肉厚が薄くなっている転走面を避けた位置に接着用溝部を形成することにより、接着剤を硬化させる際に接着剤が膨張してもその影響をより確実に小さくすることができる。したがって、転走面の歪みを抑制できるため、トルク変動が大きくなるのを抑制することができる。
また、前記接着用溝部の深さが、前記転走面の前記軸方向における端部から中央部に向かった方向に徐々に浅くなるように形成されていることを特徴としている。
このように構成することで、接着用溝部の加工が容易になり生産効率を向上することができる。また、転走面の軸方向における端部から中央部に向かった方向に徐々に浅くなるように形成することにより、内輪および外輪の肉厚の薄い転走面に対向する位置に塗布する接着剤の量を少なくすることができる。したがって、転走面に対向する位置近傍の接着剤の膨張量を小さくすることができるため、転走面の歪みを抑制でき、トルク変動が大きくなるのを抑制することができる。
さらに、前記シャフトにおける前記軸方向の一方端部に拡径されたフランジ部が形成され、前記第一転がり軸受の内輪が前記フランジ部に当接されるとともに、前記第二転がり軸受が前記第一転がり軸受を挟んで前記フランジ部の反対側に配置され、前記スリーブにおける前記第一転がり軸受と前記第二転がり軸受との間で、前記第一転がり軸受と前記第二転がり軸受との間隔を所定距離に保持するスペーサ部が、前記スリーブの周方向に当接されるとともに、前記スリーブの径方向内側に向かって突出配置され、前記第二転がり軸受の内輪を軸方向に沿って前記フランジ部に向けて押圧しながら前記接着剤を硬化させてなる軸受装置において、前記接着用溝部が、前記第二転がり軸受の押圧時に前記内輪または前記外輪と前記転動体とが点接触する箇所の、前記中央部を挟んで反対側に形成されていることを特徴としている。
このように構成することで、接着剤を硬化させる際に接着剤が膨張して内輪または外輪の転走面に多少の歪みが生じても、転動体と接触していない位置に歪みが生じるため、トルク変動が大きくなるのを抑制することができる。
そして、本発明に係る情報記録再生装置は、上述した軸受装置と、該軸受装置のまわりを回動可能に構成され、ヘッドジンバルアセンブリを支持するアーム部を有するキャリッジと、一定方向に回転する磁気記録媒体と、を備えていることを特徴としている。
このように構成することで、転走面の歪みを抑制でき、トルク変動が大きくなることを抑制することができる軸受装置を備えているため、磁気記録媒体に対してヘッドジンバルアセンブリを高精度に位置制御をすることができる情報記録再生装置を提供することができる。
本発明に係る軸受装置によれば、第一転がり軸受および第二転がり軸受の内輪および外輪における肉厚の一番薄い転走面の中央部を避けた位置に接着用溝部を形成することにより、接着剤を硬化させる際に接着剤が膨張しても、内輪および外輪の変形を小さくすることができる。したがって、転走面の歪みを抑制できるため、トルク変動が大きくなるのを抑制することができる。
次に、本発明に係る軸受装置の実施形態を図1〜図9に基づいて説明する。なお、本実施形態では、軸受装置が情報記録再生装置のピボット軸に用いられている場合について説明する。
図1は、本発明に係る情報記録再生装置1の概略構成図である。なお、本実施形態の情報記録再生装置1は、垂直記録層を有するディスク(磁気記録媒体)Dに対して、垂直記録方式で書き込みを行う装置である。
図1に示すように、情報記録再生装置1は、キャリッジ11と、キャリッジ11の基端側から光導波路32を介して光束を供給するレーザ光源20と、キャリッジ11の先端側に支持されたヘッドジンバルアセンブリ(HGA)12と、ヘッドジンバルアセンブリ12をディスク面D1(ディスクDの表面)に平行な水平面内方向にスキャン移動させるアクチュエータ6と、ディスクDを回転軸L2を中心に回転させるスピンドルモータ7と、情報に応じて変調した電流をヘッドジンバルアセンブリ12のスライダ2に対して供給する制御部5と、これら各構成品を内部に収容するハウジング9と、を備えている。
ハウジング9は、アルミニウム等の金属材料からなる上部開口部を有する箱型形状のものであり、上面視四角形状の底部9aと、底部9aの周縁において底部9aに対して鉛直方向に立設する周壁(不図示)とで構成されている。そして、周壁に囲まれた内側には、上述した各構成品を収容する凹部が形成される。なお、図1においては、説明を分かりやすくするため、ハウジング9の周囲を取り囲む周壁を省略している。
また、このハウジング9には、ハウジング9の開口を塞ぐように図示しない蓋が着脱可能に固定されるようになっている。底部9aの略中心には、上記スピンドルモータ7が取り付けられており、該スピンドルモータ7に中心孔を嵌め込むことでディスクDが着脱自在に固定されている。
ディスクDの外側で、底部9aの一つの隅角部には、上述したアクチュエータ6が取り付けられている。このアクチュエータ6には、ピボット軸(軸受装置)10を中心に水平面内で回転軸L1を中心に回動可能なキャリッジ11が取り付けられている。このキャリッジ11は、基端部から先端部に向けて(ディスクD方向に向けて)延設されたアーム部14と、アーム部14を基端部を介して片持ち状に支持する基部15とが、削り出し加工等により一体形成されたものである。基部15は、略直方体形状に形成されたものであり、ピボット軸10まわりを回動可能に支持されている。つまり、基部15はピボット軸10を介してアクチュエータ6に連結されており、このピボット軸10がキャリッジ11の回転中心となっている。
アーム部14は、基部15におけるアクチュエータ6が取り付けられた側面15aと反対側の側面(隅角部の反対側の側面)15bにおいて、基部15の上面の面方向(水平面内方向)と平行に延出する平板状のものであり、基部15の高さ方向(垂直方向)に沿って3枚延出している。具体的には、アーム部14は、基端部から先端部に向かうにつれ先細るテーパ形状に形成されており、各アーム部14,14間に、ディスクDが挟み込まれるように配置されている。つまり、アーム部14とディスクDとが、交互に配置可能に構成されており、アクチュエータ6の駆動によってアーム部14がディスクDの表面に平行な方向(水平面内方向)に移動可能になっている。なお、キャリッジ11及びヘッドジンバルアセンブリ12は、ディスクDの回転停止時にアクチュエータ6の駆動によって、ディスクD上から退避するようになっている。
ヘッドジンバルアセンブリ12は、アーム部14の先端に連接されており、サスペンション3と、サスペンション3の先端に取り付けられたスライダ2とを備えている。また、ヘッドジンバルアセンブリ12は、図示しない近接場光発生素子を有するスライダ2に、レーザ光源20からの光束を導いて近接場光(スポット光)を発生させ、該近接場光を利用してディスクDに各種情報を記録再生させるものである。なお、近接場光発生素子は、例えば、光学的微小開口や、ナノメートルサイズに形成された突起部等により構成されている。
図2に示すように、ピボット軸10は、略円柱状に形成されたシャフト41と、シャフト41の外周面41aに対して所定間隔離間して配される略円筒状のスリーブ43と、シャフト41とスリーブ43との間に介装される第一転がり軸受51と、シャフト41とスリーブ43との間に、第一転がり軸受51と所定間隔離間して並列して介装される第二転がり軸受52と、を有している。
シャフト41は、略円柱形状の棒状部材であり、長手方向(軸方向)の一端側に第一転がり軸受51が装着され、第一転がり軸受51と軸方向に所定間隔を空けて第二転がり軸受52が装着されている。また、シャフト41の一端側の端面には、シャフト41の直径よりも拡径され、第一転がり軸受51と当接されるフランジ部44が形成されている。さらに、シャフト41の外周面41aにおける第一転がり軸受51および第二転がり軸受52と当接する位置に接着剤Bを塗布する接着用溝部71および72がシャフト41の外周面41aの全周に亘ってそれぞれ形成されている。
スリーブ43は、略円筒形状に形成された部材であり、長手方向(軸方向)の一端側に第一転がり軸受51が装着され、他端側に第二転がり軸受52が装着される。また、スリーブ43における第一転がり軸受51と第二転がり軸受52とが配される間には、第一転がり軸受51と第二転がり軸受52との間隔を所定距離に保持するスペーサ部45が径方向内側に突出形成されている。さらに、スリーブ43の内周面43aにおける第一転がり軸受51および第二転がり軸受52と当接する位置に接着剤Bを塗布する接着用溝部73および74がスリーブ43の内周面43aの全周に亘ってそれぞれ形成されている。なお、スリーブ43とスペーサ部45とは別部材で構成してもよい。
第一転がり軸受51および第二転がり軸受52は、同一形状で形成された軸受である。具体的には、第一転がり軸受51は、内輪51aと、内輪51aに対して同軸に配置される外輪51bと、内輪51aと外輪51bとの間に介装され、所定位置で転動する複数の転動体51cとを有している。同様に、第二転がり軸受52は、内輪52aと、内輪52aに対して同軸に配置される外輪52bと、内輪52aと外輪52bとの間に介装され、所定位置で転動する複数の転動体52cとを有している。なお、転動体51c,52cは、それぞれの内輪と外輪との間で、図示しない保持器により保持されている。
ここで、第一転がり軸受51の内輪51aおよび外輪51bには、転動体51cを転動可能に保持する凹陥状の転走面51dが対向するように形成されている。同様に、第二転がり軸受52の内輪52aおよび外輪52bには、転動体52cを転動可能に保持する凹陥状の転走面52dが対向するように形成されている。
本実施形態では、接着用溝部71〜74が、転走面51d,52dと軸L1方向において重ならない位置に形成されている。また、接着用溝部71は転動体51cよりも第二転がり軸受52側に形成され、接着用溝部72は転動体52cよりも第一転がり軸受51側に形成されている。一方、接着用溝部73は転動体51cよりも第二転がり軸受52の反対側に形成され、接着用溝部74は転動体52cよりも第一転がり軸受51の反対側に形成されている。なお、接着用溝部71〜74は軸L1に沿う方向の断面形状が略長方形に形成されている。
次に、ピボット軸10の製造方法について図3〜図8を用いて説明する。
まず、図3に示すように、シャフト41の外周面41aに形成された接着用溝部71に接着剤Bを塗布する。なお、接着剤Bとしては例えば熱硬化性の接着剤を使用する。そして、第一転がり軸受51にシャフト41を挿通して、第一転がり軸受51の内輪51aがフランジ部44に当接するまで押し込む。
次に、図4に示すように、スリーブ43の内周面43aに形成された接着用溝部74に接着剤Bを塗布する。スリーブ43に第二転がり軸受52を挿入して、第二転がり軸受52の外輪52bがスペーサ部45に当接するまで押し込む。
次に、図5に示すように、シャフト41の外周面41aに形成された接着用溝部72に接着剤Bを塗布するとともに、スリーブ43の内周面43aに形成された接着用溝部73に接着剤Bを塗布する。
そして、第二転がり軸受52が取り付けられた上記スリーブ43に、第一転がり軸受51が取り付けられた上記シャフト41を挿通して、第一転がり軸受51の外輪51bがスペーサ部45に当接するまで押し込む。
そして、図6に示すように、第二転がり軸受52の内輪52aを第一転がり軸受51側に所定圧力で押圧しながら第一転がり軸受51および第二転がり軸受52をシャフト41およびスリーブ43に固定する。なお、第二転がり軸受52の内輪52aを所定圧力で押圧する際には押圧冶具75を用いる。この押圧冶具75は、先端が平坦面に形成されたものであり、押圧冶具75を第二転がり軸受52の内輪52aの端面に当接させることができる。
押圧冶具75を用いて第一転がり軸受51および第二転がり軸受52をシャフト41およびスリーブ43に固定した後に、恒温槽に入れて接着剤Bを熱硬化させることによりピボット軸10の製造が完了する。
ここで、本実施形態では、接着用溝部71〜74を転走面51d,52dと軸L1方向において重ならない位置に形成している。つまり、接着用溝部71〜74に対向する位置の内輪51a,52aおよび外輪51b,52bの肉厚は厚いため、接着剤Bを熱硬化させる際に接着剤Bが膨張しても、転走面51d,52dはその影響を受けない。結果として、転走面51d,52dの歪みを抑制でき、トルク変動が大きくなるのを抑制することができる。
さらに、図7に示すように、第二転がり軸受52は内輪52aが押圧冶具75により押圧されるため、内輪52aの転走面52dと転動体52cとは転走面52dの中央部52eより押圧冶具75側で点接触する。また、外輪52bの転走面52dと転動体52cとは転走面52dの中央部52eより第一転がり軸受51側で点接触する。そして、この状態で接着剤Bが熱硬化する。本実施形態では、接着用溝部72,74は転動体52cと転走面52dとが点接触していない側に対応した位置に形成しているため、接着剤Bの熱硬化時に膨張してもその影響を小さくすることができる。
同様に、図8に示すように、第一転がり軸受51は押圧冶具75により押圧されるため、内輪51aがフランジ部44側から押圧される。つまり、内輪51aの転走面51dと転動体51cとは転走面51dの中央部51eよりフランジ部44側で点接触する。また、外輪51bの転走面51dと転動体51cとは転走面51dの中央部51eより第二転がり軸受52側で点接触する。そして、この状態で接着剤Bが熱硬化する。本実施形態では、接着用溝部71,73は転動体51cと転走面51dとが点接触していない側に対応した位置に形成しているため、接着剤Bの熱硬化時に膨張してもその影響を小さくすることができる。
本実施形態によれば、第一転がり軸受51および第二転がり軸受52の内輪51a,52aおよび外輪51b,52bにおける肉厚の一番薄い転走面51d,52dを避けた位置に接着用溝部71〜74を形成することにより、接着剤Bを硬化させる際に接着剤Bが膨張しても内輪51a,52aおよび外輪51b,52bの変形を小さくすることができる。したがって、転走面51d,52dの歪みを抑制できるため、トルク変動が大きくなるのを抑制することができる。
さらに、接着用溝部71〜74を、接着剤Bを熱硬化させる際の押圧時に内輪51a,52aおよび外輪51b,52bと転動体51c,52cとが点接触する箇所の転走面51d,52dを介して反対側に形成したため、接着剤Bを硬化させる際に接着剤Bが膨張して内輪51a,52aまたは外輪51b,52bの転走面51d,52dに多少の歪みが生じても転動体51c,52cと接触していない位置であるため、トルク変動が大きくなるのを抑制することができる。
そして、本実施形態に係る情報記録再生装置1は、転走面51d,52dの歪みを抑制でき、トルク変動が大きくなることを抑制することができるピボット軸10を備えているため、ディスクDに対してヘッドジンバルアセンブリ12を高精度に位置制御をすることができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な形状や構成等は一例にすぎず、適宜変更が可能である。
例えば、本実施形態では、軸受装置を近接場光ヘッドを有する情報記録再生装置のピボット軸に採用した場合の説明をしたが、これに限らず、一般的なHDDや光ディスク装置などの軸受装置や各種装置の回転軸部に採用することができる。
また、本実施形態では、接着用溝部を転走面と重ならない位置に形成したが、少なくとも転走面の軸方向における中央部を避けた位置に形成することにより、従来のものより転走面の歪みを抑制することができる。
また、本実施形態では、転がり軸受の内輪および外輪と転動体とが点接触する位置の反対側に接着用溝部を形成したが、その場合に限らず、接着用溝部を転走面と重ならない位置に形成すれば、転走面の歪みを抑制することができる。
さらに、本実施形態では、接着用溝部の形状を断面長方形の場合で説明したが、図9に示すように、転走面の軸方向における端部から中央部に向かって徐々に浅くなる断面三角形に形成してもよい。
このように構成することで、接着用溝部の加工が容易になり生産効率を向上することができる。また、転走面の軸方向における端部から中央部に向かって徐々に浅くなる断面三角形に形成することにより、内輪および外輪の肉厚の薄い転走面に対向する位置に塗布する接着剤の量を少なくすることができる。したがって、転走面に対向する位置近傍の接着剤の膨張量を小さくすることができるため、転走面の歪みを抑制でき、トルク変動が大きくなるのを抑制することができる。なお、接着用溝部の断面形状は三角形でなくてもよく、端部から中央部に向かって徐々に浅くなるように形成すれば略同一の効果が得られる。
そして、図10に示すように、接着用溝部は転がり軸受の軸方向の端部に対応する位置まで延設させて形成してもよい。
このように接着用溝部を形成することにより転がり軸受の端部にテーパが形成されている場合、接着剤溜まりの空間Sを大きく確保することができ、転がり軸受をシャフトおよびスリーブに強固に接着することが可能となる。
本発明の実施形態における情報記録再生装置の概略構成図である。 本発明の実施形態におけるピボット軸の断面図である。 本発明の実施形態におけるピボット軸の製造方法を示す説明図(1)である。 本発明の実施形態におけるピボット軸の製造方法を示す説明図(2)である。 本発明の実施形態におけるピボット軸の製造方法を示す説明図(3)である。 本発明の実施形態におけるピボット軸の製造方法を示す説明図(4)である。 図6のA部拡大図である。 図6のC部拡大図である。 本発明の実施形態におけるピボット軸の別の態様を示す断面図である。 本発明の実施形態におけるピボット軸のさらに別の態様を示す断面図である。
符号の説明
1…情報記録再生装置 10…ピボット軸(軸受装置) 11…キャリッジ 12…ヘッドジンバルアセンブリ 14…アーム部 20…レーザ光源(光源) 41…シャフト 41a…外周面 43…スリーブ 43a…内周面 44…フランジ部 45…スペーサ部 51…第一転がり軸受 51a…内輪 51b…外輪 51c…転動体 51d…転走面 51e…中央部 52…第二転がり軸受 52a…内輪 52b…外輪 52c…転動体 52d…転走面 52e…中央部 75…押圧冶具(冶具) B…接着剤 D…ディスク(磁気記録媒体)

Claims (5)

  1. 円柱状に形成されたシャフトと、
    該シャフトの外周面に対して所定間隔離間して同軸状に配される円筒状のスリーブと、
    前記シャフトと前記スリーブとの間に配置され、内輪が前記シャフトに接着固定されるとともに、外輪が前記スリーブに接着固定される第一転がり軸受と、
    該第一転がり軸受から前記シャフトの軸方向に所定間隔離間した位置に配され、内輪が前記シャフトに接着固定されるとともに、外輪が前記スリーブに接着固定される第二転がり軸受と、を備え、
    前記シャフトまたは前記スリーブと前記第一転がり軸受または前記第二転がり軸受との当接箇所に、接着剤を充填する接着用溝部が形成された軸受装置において、
    前記接着用溝部が、前記内輪と前記外輪との間に介装される転動体を配置するために前記内輪および前記外輪に形成された転走面の前記軸方向における中央部と、前記軸方向において重ならない位置に形成されていることを特徴とする軸受装置。
  2. 前記接着用溝部が、前記転走面と前記軸方向において重ならない位置に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の軸受装置。
  3. 前記接着用溝部の深さが、前記転走面の前記軸方向における端部から中央部に向かった方向に徐々に浅くなるように形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の軸受装置。
  4. 前記シャフトにおける前記軸方向の一方端部に拡径されたフランジ部が形成され、
    前記第一転がり軸受の内輪が前記フランジ部に当接されるとともに、前記第二転がり軸受が前記第一転がり軸受を挟んで前記フランジ部の反対側に配置され、
    前記スリーブにおける前記第一転がり軸受と前記第二転がり軸受との間で、前記第一転がり軸受と前記第二転がり軸受との間隔を所定距離に保持するスペーサ部が、前記スリーブの周方向に当接されるとともに、前記スリーブの径方向内側に向かって突出配置され、
    前記第二転がり軸受の内輪を軸方向に沿って前記フランジ部に向けて押圧しながら前記接着剤を硬化させてなる軸受装置において、
    前記接着用溝部が、前記第二転がり軸受の押圧時に前記内輪または前記外輪と前記転動体とが点接触する箇所の、前記中央部を挟んで反対側に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の軸受装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の軸受装置と、
    該軸受装置のまわりを回動可能に構成され、ヘッドジンバルアセンブリを支持するアーム部を有するキャリッジと、
    一定方向に回転する磁気記録媒体と、を備えていることを特徴とする情報記録再生装置。
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