JP2010052257A - 記録ヘッドおよびこれを備える記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明に係るサーマルヘッドX1は、発熱素子Hと、制御IC60と、発熱素子Hと制御IC60の端子60aとを電気的に接続する第1導電層41とを有しており、第1導電層41が矢印D3方向に位置する第2形成領域f2と、第2形成領域f2より矢印D4方向に位置する第3形成領域f3とを有し、第2形成領域f2における第2配線部412間の離間距離d2が矢印D4方向に向かって短くなり、第3形成領域f3における第3配線部413間の離間距離d3が矢印D4方向に向かって長くなり、第2形成領域f2と第3形成領域f3との境界における第1導電層41間の離間距離が発熱素子H間の離間距離dHと制御IC60の端子60a間の離間距離とに比べて短く、第2配線部412と2配線部412と間の間隙が第2保護層52により覆われている。
【選択図】 図3
Description
図1は、本発明の記録ヘッドの第1の実施形態の一例であるサーマルヘッドX1の概略構成を示す平面図である。
<記録ヘッドの第2の実施形態>
図5は、本発明の記録ヘッドの第2の実施形態の一例であるサーマルヘッドX2の概略構成を示す平面図である。
<記録装置>
図7は、本発明の記録媒体の実施形態の一例であるサーマルプリンタYの概略構成を示す図である。
Y サーマルプリンタ
10 基板
20 蓄熱層
30 電気抵抗層
40 導電層
41,41A 第1導電層(制御配線)
411 第1配線部
412 第2配線部
413 第3配線部
414 第4配線部
415 第5配線部
42 第2導電層
50 保護層
51 第1保護層
52 第2保護層(保護材)
53 第3保護層(第2の保護材)
60 制御IC(制御素子)
61 第3導電層
62 外部接続用部材
70 搬送機構
71 プラテンローラ
72,73,74,75 搬送ローラ
80 駆動機構
H 発熱素子
f1 第1形成領域
f2 第2形成領域(第1の配線領域)
f3 第3形成領域(第2の配線領域)
f4 第4形成領域
f5 第5形成領域(第3の配線領域)
P 記録媒体
Claims (9)
- 基板と、該基板上に主走査方向に沿って配列されている複数の発熱素子と、副走査方向において前記複数の発熱素子と離間して前記基板上に配置されている制御素子と、前記複数の発熱素子と前記制御素子に設けられた複数の端子とを電気的に接続する複数の制御配線とを有しており、
前記複数の制御配線は、前記複数の発熱素子側に位置する第1の配線領域と、該第1の配線領域より前記制御素子側に位置する第2の配線領域とを有し、
前記第1の配線領域における前記複数の制御配線間の前記主走査方向に沿う離間距離は、前記発熱素子側から前記制御素子側に向かって短くなっており、
前記第2の配線領域における前記複数の制御配線間の前記主走査方向に沿う離間距離は、前記発熱素子側から前記制御素子側に向かって長くなっており、
前記第1の配線領域と前記第2の配線領域との境界における前記複数の制御配線間の前記主走査方向に沿う離間距離は、前記複数の発熱素子間の前記主走査方向に沿う離間距離および前記制御素子の前記複数の端子間の離間距離に比べて短く、
少なくとも前記第1の配線領域における前記複数の制御配線および当該複数の制御配線間の間隙が、流動性を有する前駆体を固めて形成された保護材により覆われていることを特徴とする記録ヘッド。 - 基板と、該基板上に主走査方向に沿って配列されている複数の発熱素子と、副走査方向において前記複数の発熱素子と離間して前記基板上に配置されている制御素子と、前記複数の発熱素子と前記制御素子に設けられた複数の端子とを電気的に接続する複数の制御配線とを有しており、
前記複数の制御配線は、前記複数の発熱素子側に位置する第1の配線領域と、該第1の配線領域より前記制御素子側に位置する第2の配線領域と、前記第1の配線領域および前記第2の配線領域の間に位置する第3の配線領域とを有し、
前記第1の配線領域における前記複数の制御配線間の前記主走査方向に沿う離間距離は、前記発熱素子側から前記制御素子側に向かって短くなっており、
前記第2の配線領域における前記複数の制御配線間の前記主走査方向に沿う離間距離は、前記発熱素子側から前記制御素子側に向かって長くなっており、
前記第3の配線領域における前記複数の制御配線間の前記主走査方向に沿う離間距離は、前記複数の発熱素子間の前記主走査方向に沿う離間距離および前記制御素子の前記複数の端子間の離間距離に比べて短く、かつ前記第1の配線領域側から前記第2の配線領域側に渡って略同一であり、
少なくとも前記第1の配線領域における前記複数の制御配線および当該複数の制御配線間の間隙が、流動性を有する前駆体を固めて形成された保護材により覆われていることを特徴とする記録ヘッド。 - 前記第1の配線領域における前記複数の制御配線のうち最も外側に位置する制御配線間の前記主走査方向に沿う幅は、前記発熱素子側から前記制御素子側に向かって短くなっていることを特徴とする請求項1または2に記載の記録ヘッド。
- 前記第1の配線領域における前記複数の制御配線の各々の前記主走査方向に沿う幅は、前記発熱素子側から前記制御素子側に向かって短くなっていることを特徴とする請求項3に記載の記録ヘッド。
- 前記第2の配線領域における前記複数の制御配線のうち最も外側に位置する制御配線間の前記主走査方向に沿う幅は、前記発熱素子側から前記制御素子側に向かって長くなっていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の記録ヘッド。
- 前記制御素子の前記主走査方向に沿った長さは、当該制御素子が制御する前記複数の発熱素子の配置領域の前記主走査方向に沿った幅に比べて長いことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の記録ヘッド。
- 前記制御素子は、流動性を有する前駆体を固めて形成された第2の保護材により覆われており、
該第2の保護材の周端部が、前記保護材上に位置していることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の記録ヘッド。 - 請求項1から7のいずれかに記載の記録ヘッドと、記録媒体を搬送する搬送機構とを備えることを特徴とする記録装置。
- 請求項7に記載の記録ヘッドと、記録媒体を搬送する搬送機構とを備えており、
該搬送機構は、前記記録媒体を前記第2の保護材に摺動させて搬送するように構成されていることを特徴とする記録装置。
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2008
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