JP2010051490A - 遊技機 - Google Patents

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和靖 武田
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Abstract

【課題】大当り遊技状態の遊技時間と大当り遊技状態中に流れる楽曲の演奏時間を、簡単な制御で同じにすることができる遊技機を提供する。
【解決手段】セット毎に予め設定された大入賞口34を開状態としてからインターバル処理が終了するまでの時間であるセット時間と、セット毎に予めセット時間より短く設定された最大開放時間とを含むタイマ情報が記憶されたタイマ情報記憶手段と、各セットの開始に際してタイマ情報に基づき各セットにおけるセット時間と最大開放時間の計測を開始するタイマ計測手段とを有し、各セットにおいて大入賞口を閉状態にしたタイミングに拘わらず大入賞口を閉状態にした後、タイマ計測手段による計測で各セットのセット時間が満了するまでインターバル処理を行い、各セットにおける大入賞口の開放から大入賞口の閉鎖を経てインターバル処理の終了までの時間がセット時間から変化しない遊技機10とした。
【選択図】図4

Description

本発明は遊技機に関し、特に、始動口への遊技球の入賞により取得した情報に基づく抽選により、楽曲を流しながら大入賞口を複数回開放する大当り遊技状態を発生させるパチンコ遊技機等の遊技機に関するものである。
従来、始動口への遊技球の入賞により取得した情報に基づく抽選により、歌等の楽曲を流しながら大入賞口を複数回開放する大当り遊技状態を発生させるパチンコ遊技機等の遊技機がある。このような遊技機の大当り遊技状態では、従来、大入賞口を開放してから当該大入賞口に遊技球が規定数入賞するか大入賞口の最大開放時間に達するかの何れか一方を満たした時点で大入賞口を閉鎖するまでを1ラウンドとし、1ラウンド終了後、所定時間のインターバル処理を行うようになっている。そして、大当り遊技状態では、1ラウンド+インターバル処理を1セットとして、楽曲を流しながらこのセットを複数回繰り返すようになっている。
ここで、大当り遊技状態において、大入賞口を開放してから、遊技球が規定数入賞して大入賞口を閉鎖するか、最大開放時間に達して大入賞口を閉鎖するかはラウンド毎に異なり、さらに入賞する遊技球が規定数に達するタイミングもラウンド毎に異なるため、大入賞口を開放してから閉鎖するまでの時間(すなわち、1ラウンドに有する時間)は、その時々によって変化するものである。
このため、大当り遊技状態の設定されたセット数を消化するのに必要な時間を、例えば「(各ラウンドの最大開放時間+インターバル処理の時間)×セット数」としてみても、大入賞口への遊技球の入賞の具合によっては、時間が短くなる場合がある。
そのため、楽曲の演奏時間を、例えば「(各ラウンドの最大開放時間+インターバル処理の時間)×セット数」と同じにしても、結局、大当り遊技状態の設定されたセット数を消化する時間が楽曲の演奏時間に対して短くなってしまい、楽曲の演奏途中で大当り遊技状態が終了してしまうということがある。これにより、楽曲が途中で途切れてしまい、大当り遊技状態における楽曲を楽しんでいた遊技者が、楽曲の中断に不満を抱くという問題が生じていた。
これに対し、1ラウンドに有する時間が変化しても、インターバル処理の時間をそれに合わせて変化させることで、1セットに有する時間が変化しないようにし、これにより大当り遊技状態の設定されたセット数を消化する時間が変化しないようにして、楽曲の演奏時間と大当り遊技状態の遊技時間を同じにして、大当り遊技状態で流れる楽曲を遊技者が最後まで聴けるようにした遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−36179号公報
しかしながら、前記した特許文献1のような遊技機は、大当り遊技状態における1セットに有する時間が変化しないようにするために、大当り遊技状態における各ラウンドで大入賞口が閉鎖して当該大入賞口の開放が終了した時点で大入賞口が開放していた時間を毎回計測し、これに基づいて次に大入賞口が開放されるまでに行うインターバル処理の時間を毎回計算して設定するようになっていた。このように、前記した特許文献1のような遊技機では、大入賞口を開放する度に大入賞口の開放時間の計測及びインターバル時間の計算を行う必要があり、制御が複雑になるという問題が生じていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、大当り遊技状態の遊技時間と当該大当り遊技状態中に流れる楽曲の演奏時間を、簡単な制御で同じにすることができる遊技機を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の発明は、遊技領域に配設されて遊技球が入賞する始動口と、遊技領域に配設されて遊技球が入賞するもので、遊技球が入賞不可能な閉状態と入賞可能な開状態とに可変する大入賞口と、前記始動口への遊技球の入賞により取得した情報に基づき抽選を行い、遊技者に有利な大当り遊技状態を発生させるか否かを判定する大当り遊技判定手段と、前記大当り遊技判定手段で大当り遊技状態を発生させると判定された場合に、遊技者に大当り遊技状態の発生の報知を行った後、大当り遊技状態を発生させ、当該大当り遊技状態において、楽曲を演奏しながら前記大入賞口を所定回数開状態と閉状態とに変換させる大当り遊技実行手段と、を有する遊技機において、前記大当り遊技実行手段は、大当り遊技状態において、前記大入賞口を開状態とした後、前記大入賞口に遊技球が規定数入賞するか前記大入賞口を開状態としてから閉状態とするまでの最大開放時間に達するかの何れか一方を満たした時点で前記大入賞口を閉状態にし、その後、前記大入賞口を閉状態にした後に行われるインターバル処理が終了するまでを1セットとして、当該セットを所定回数行うものとし、セット毎に予め設定された前記大入賞口を開状態としてからインターバル処理が終了するまでの時間であるセット時間と、セット毎に予めセット時間より短く設定された最大開放時間とを含むタイマ情報が記憶されたタイマ情報記憶手段と、それぞれのセットの開始に際して、前記タイマ情報記憶手段に記憶されたタイマ情報に基づき、それぞれのセットにおけるセット時間と最大開放時間の計測を開始するタイマ計測手段と、を有し、それぞれのセットにおいて、前記大入賞口を閉状態にしたタイミングに拘わらず、前記大入賞口を閉状態にした後、前記タイマ計測手段による計測でそれぞれのセットのセット時間が満了するまでインターバル処理を行い、それぞれのセットにおける前記大入賞口の開放から前記大入賞口の閉鎖を経てインターバル処理の終了までの時間がセット時間から変化しないようにした遊技機としたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、遊技機において、大入賞口の開放から大入賞口の閉鎖を経てインターバル処理の終了までの1セットの時間を、簡単な時間計測のみで予め設定された時間から変化しないようにすることで、簡単に大当り遊技状態の遊技時間を変化しないようにすることができ、これにより、大当り遊技状態の遊技時間と当該大当り遊技状態中に流れる楽曲の演奏時間を、簡単な制御で同じにすることができる。
以下、本発明の実施の形態における遊技機について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態における遊技機を表面側からみた斜視図であり、図2は、本発明の実施の形態における遊技機を背面側からみた斜視図である。
本発明の実施の形態における遊技機10は、図1に示すように、パチンコ遊技機として構成されており、外枠11、前枠12、窓枠13及び当該窓枠13に覆われた遊技盤などを備えている。また、遊技機10の背面には、図2に示すように、液晶ディスプレイなどの表示制御を行う表示サブ基板21、各種遊技音の出力制御を行う音サブ基板22、入賞時における遊技機10の動作等を含む遊技機10の主要な動作を制御する主基板23、パチンコ球(遊技球)の払い出し動作を制御する払出基板24、各基板等に電源を供給する電源基板25等の各種基板が例えば透明ケースに収納された状態で取り付けられている。
具体的に、外枠11は、パチンコホールの台島に設置されており、図1に示すように、前後面が開口するように四角筒状に形成されている。前枠12は、外枠11の前端面に左側辺部の垂直な軸を中心に回動可能に装着されている。また、この前枠12の前面下部には、上面が開口する下皿14と、上面が開口する上皿15とが固定されている。
下皿14の右端周辺にはハンドル台16が固定されており、ハンドル台16には発射ハンドル19が回動自在に装着されている。この発射ハンドル19の後方には発射モータが固定されており、発射モータの回転軸には打球槌が連結されている。この発射モータは打球槌の駆動源に相当するものであり、発射ハンドル19が回動操作されたときには発射モータに駆動電源が供給される。その結果、打球槌が駆動して上皿15内のパチンコ球が弾き出される。
窓枠13は前枠12の前面に装着されている。この窓枠13には円形孔状の窓部17が形成されており、窓部17の内周面には透明なガラス窓17aが固定されている。この窓枠13の左上隅部及び右上隅部の裏面には、遊技音を出力するスピーカ18が固定されている。また、窓枠13には複数の装飾LEDが固定されている。
上述の遊技盤は、前枠12の後面に装着されている。以下、この遊技盤について図3を用いて説明する。図3は、本発明の実施の形態における遊技盤の正面図である。この遊技盤30は、上述のように前枠12の後面に装着されており、窓枠13のガラス窓17aに前方から覆われている。
以下、この遊技盤30に備えられる各構成要素について図3を参照して詳細に説明する。遊技板31は、遊技盤30の有する各構成部材を固定するための板である。レールセット32は、この遊技板31の前面に固定されて、この遊技板31上に、パチンコ球の発射通路31aと遊技領域31bとを形成する。遊技領域31bには複数の障害釘39が打ち込まれている。上述の打球槌が弾いたパチンコ球は、発射通路31aを通して遊技領域31b内に放出される。そして、遊技領域31b内に放出されたパチンコ球は障害釘39に当りながら遊技領域31b内を落下する。
始動口としての特図可変始動口33は、遊技領域31b内に固定され、上面が開口するポケット状に形成されている。また、この特図可変始動口33内には、センサである特図始動口スイッチが固定されており、特図始動口スイッチは、特図可変始動口33内にパチンコ球が入賞したことを検出する。また、この特図可変始動口33は変動入賞装置(電チュ―を有する始動口)となっており、所定条件に応じて特図可変始動口33が開閉するように、一対の片33xが回動自在に取り付けられている。この一対の片33xは、始動口ソレノイドのプランジャに機械的に連結されており、そのプランジャの動作に応じて、互いの先端側が離れたり近づいたりするように回動する。つまり、この一対の片33xは特図可変始動口33を開閉し、例えばこの一対の片33xが開くように変動した開状態のときには、パチンコ球は特図可変始動口33に入賞し易くなり、例えば一対の片33xが閉じている(パチンコ球が1個ずつ入賞可能な幅だけ開口している)閉状態のときには、パチンコ球は特図可変始動口33に入賞し難くなるように変換可能になっている。
大入賞口34は、遊技領域31b内に前面が開口するように形成されている。そして、扉34aは、この大入賞口34を開閉するように装着されており、具体的には、後述する大当り遊技状態において、大入賞口34をパチンコ球が入賞不可能な閉状態と入賞可能な開状態とに可変するようになっている。この扉34aは、大入賞口ソレノイドのプランジャに機械的に連結されており、そのプランジャの動作に応じて、大入賞口34を開閉する。また、この大入賞口34内には、センサである大入賞口スイッチが固定されており、大入賞口スイッチは、パチンコ球が大入賞口34内に入賞したことを検出する。
一般入賞口35は、上面が開口するポケット状に形成されている。そして、この一般入賞口35内には、センサである一般入賞口スイッチが固定されており、一般入賞口スイッチは、一般入賞口35内にパチンコ球が入賞したことを検出する。
特図保留ランプ38は、遊技領域31b内に4つ固定されている。これらの4つの特図保留ランプ38は、点灯個数に応じて、特図可変始動口33にパチンコ球が入賞したことにより取得した情報の判定処理の待ち状況を通知するものである。
特図表示装置37は、例えば大きな表示領域37aを有するカラーの液晶ディスプレイから構成されている。この特図表示装置37は、後述する大当り遊技判定手段の判定結果を図柄の組み合わせにより報知する特別図柄を、表示領域37aで表示するようになっている。そして、表示領域37aで例えば3つの数字からなる特別図柄を変動させて表示する特図変動表示遊技を行うことにより、大当り遊技判定手段の判定結果の表示の演出を行うと共に、3つの数字からなる特別図柄を停止して表示することにより、大当り遊技判定手段の判定結果を演出として遊技者に報知するようになっている。なお、このような判定結果の演出には、物語風のアニメーション画像などが使用されることが多い。また、特図表示装置37の表示領域37aに表示される特別図柄を、装飾図柄という場合もある。また、特図表示装置は、後述する大当り遊技状態中には、当該大当り遊技状態を演出する表示を行うようになっている。
図4は、本実施の形態における遊技機10のブロック図である。以下、この遊技機10に備えられる各構成要素について図4を参照して詳細に説明する。
特図始動口スイッチ40は、上述のように、特図可変始動口33内にパチンコ球が入賞したことを検出し、その検出結果、つまり入賞したことを示す特図始動口入賞信号を主基板23に出力する。
始動口ソレノイド43は、主基板23からの制御に応じて、特図可変始動口33に取り付けられた一対の片33xを回動させる。
一般入賞口スイッチ49は、上述のように、一般入賞口35内にパチンコ球が入賞したことを検出し、その検出結果、つまり入賞したことを示す一般入賞口入賞信号を主基板23に出力する。
大入賞口スイッチ41は、上述のように、大入賞口34内にパチンコ球が入賞したことを検出し、その検出結果、つまり入賞したことを示す大入賞口入賞信号を主基板23に出力する。
大入賞口ソレノイド42は、主基板23からの制御に応じて、扉34aを回動させる。
主基板23は、特図始動口スイッチ40と一般入賞口スイッチ49と大入賞口スイッチ41の検出結果(入賞信号)の入力により各種情報を取得し、当該情報に基づいて、特図保留ランプ38、大入賞口ソレノイド42、始動口ソレノイド43、払出基板24及び統合サブ基板44を制御(指示)し、特図始動記憶保持手段、大当り遊技判定手段、大当り遊技実行手段、タイマ情報記憶手段、タイマ計測手段等の役割を担っている。
特図始動記憶保持手段は、特図可変始動口33に遊技球が入賞することにより取得した情報を特図始動記憶(特図保留)として所定数記憶保持しておくものである。
大当り遊技判定手段は、特図可変始動口33への遊技球の入賞により取得した情報(特図始動記憶(特図保留))に基づき抽選を行い、遊技者に有利な大当り遊技状態を発生させるか否かを判定する処理を行うものである。
大当り遊技実行手段は、大当り遊技判定手段で大当り遊技状態を発生させると判定された場合に、特図表示装置37で特別図柄を用いて大当り遊技状態の発生の報知を行った後、大当り遊技状態の各種の設定を行い、大当り遊技状態を発生させる処理を行うものである。
タイマ情報記憶手段は、大当り遊技状態におけるラウンド(セット)毎に予め設定された大入賞口を開状態としてからインターバル処理が終了するまでの時間であるセット時間と、ラウンド(セット)毎に予めセット時間より短く設定されたラウンドの最大開放時間とを含むタイマ情報が記憶されているデータテーブルであり、当該タイマ情報に基づいて大当り遊技状態の遊技時間が設定されるものである。
タイマ計測手段は、大当り遊技状態におけるそれぞれのラウンド(セット)の開始に際して、タイマ情報記憶手段に記憶されたタイマ情報に基づき、それぞれのセットにおけるセット時間と最大開放時間の計測を開始するものであり、それぞれのラウンドにおいて、ラウンドの最大開放時間、セット時間に達したら、その旨の信号を大当り遊技実行手段に送るものである。
このような主基板23は、CPU(Central Processing Unit)23a、ROM(Read Only Memory)23b、RAM(Random Access Memory)23c及びI/O部23dを備えている。
I/O部23dは、特図保留ランプ38、特図始動口スイッチ40、一般入賞口スイッチ49、大入賞口スイッチ41、大入賞口ソレノイド42、始動口ソレノイド43、払出基板24及び統合サブ基板44と、CPU23aとの間の入出力処理を行う。
ROM23bは、CPU23aの制御プログラムなどを格納し、RAM23cは、CPU23aのワークメモリとして機能する。
CPU23aは、ROM23bから制御プログラムを読み出して、RAM23cを使用しながら、その制御プログラムに基づく動作を実行する。つまり、CPU23aは、I/O部23dを介して、特図始動口スイッチ40と一般入賞口スイッチ49と大入賞口スイッチ41の検出結果(入賞信号)を受け取り、その検出結果により各種情報を取得し、当該取得した情報に基づいて、特図保留ランプ38、大入賞口ソレノイド42、始動口ソレノイド43、払出基板24及び統合サブ基板44を制御(指示)する。
払出基板24は、主基板23からの制御及び払出球確認センサ46の検出結果に応じて、払出モータ47を駆動する。
払出球確認センサ46は、上皿15に賞球として払い出されたパチンコ球を検出して、検出結果を払出基板24に出力する。
払出モータ47は、例えばステッピングモータとして構成されており、払出基板24からの指示に応じた個数のパチンコ球を賞球として上皿15に払い出す。
統合サブ基板44は、主基板23からの指示に応じて、表示サブ基板21、音サブ基板22及びLEDサブ基板45を制御して、特図変動表示遊技実行手段等の役割を担うものであって、CPU44a、ROM44b、RAM44c及びI/O部44dを備えている。また、大当り遊技状態中も、主基板23から各種指示を受け、各サブ基板に指示を出すようになっている。
特図変動表示遊技実行手段は、主基板23の大当り遊技判定手段の判定結果等に基づき、特図表示装置37で特別図柄を変動表示させた後に大当り遊技状態が発生するか否かを報知する特図変動表示遊技を実行する処理を行うものである。
I/O部44dは、主基板23、表示サブ基板21、音サブ基板22及びLEDサブ基板45と、CPU44aとの間の入出力処理を行う。
ROM44bは、CPU44aの制御プログラムを格納し、RAM44cは、CPU44aのワークメモリとして機能する。
CPU44aは、ROM44bから制御プログラムを読み出して、RAM44cを使用しながら、その制御プログラムに基づく動作を実行する。つまり、CPU44aは、I/O部44dを介して、主基板23からの制御信号を取得し、その制御信号に基づいて、さらに、表示サブ基板21、音サブ基板22及びLEDサブ基板45を制御する。
表示サブ基板21は、特別図柄に関する図柄データを格納しており、統合サブ基板44からの制御に応じた図柄データの示す特別図柄を特図表示装置37に表示させる。また、大当り遊技状態中は、統合サブ基板44からの指示を受け、特図表示装置37への演出表示を行う。
音サブ基板22は、遊技音に関する音データを格納しており、統合サブ基板44からの制御に応じた音データの示す遊技音をスピーカ18に出力させる。この音サブ基板22に、大当り遊技状態中に流す歌等の楽曲が保存されている。本実施の形態では、楽曲は、大当り遊技状態のラウンド数や演出表示等に応じて複数用意されており、複数の演奏時間のものが用意されている。
LEDサブ基板45は、装飾LED48の発光態様に関する装飾データを格納しており、統合サブ基板44からの制御に応じた装飾データの示す発光態様で装飾LED48を発光させる。ここで、装飾LED48は、遊技盤30周辺の窓枠13の内側に、装飾用として複数個配置されている。
次に、主基板23の動作について説明する。まず、パチンコ球が特図始動入賞口33に入賞してから特図変動表示遊技の終了までの主基板23の動作について説明する。主基板23は、例えば、0から359までの数値をカウントする大当りカウンタと、0から9までの数値をカウントする最終停止図柄カウンタと、0から99までの数値をカウントする変動パターンカウンタとを有する。
大当りカウンタ及び最終停止図柄カウンタはそれぞれ、例えば4msごとに1ずつ増加するようにカウントを行って、そのカウントされた値が最大値に達するとその値を0にリセットする。また、変動パターンカウンタは、上記各カウンタとは独立に、1つずつ増加するようにカウントを行って、そのカウントされた値が最大値に達するとその値を0にリセットする。
主基板23では、パチンコ球が特図可変始動口33に入賞したタイミングに基づいて、特図始動口スイッチ40からの特図始動口入賞信号を取得する。この信号に基づき、主基板23では、大当りカウンタの数値、最終停止図柄カウンタの数値及び変動パターンカウンタの数値等の情報を取得し、特図始動記憶保持手段で当該情報を特図始動記憶として記憶保持する。なお、本実施の形態では、特図始動記憶保持手段には、特図始動記憶として、大当り遊技判定手段で大当り判定が行われて特図変動表示遊技等が行われている情報と4つの保留中の情報を記憶保持しておくことができるようになっている。
そして、主基板23の大当り遊技判定手段で、その入賞したパチンコ球に基づき取得した情報に対する判定結果の判定のタイミングに基づいて、大当り遊技状態が発生するか否かの判定結果や特図変動表示遊技の演出時間等を決定する。すなわち、主基板23の大当り遊技判定手段は、特図始動口スイッチ40がパチンコ球を検出したタイミングにおいて取得した情報である、上述の大当りカウンタ及び最終停止図柄カウンタの値に基づいて、そのパチンコ球に対する大当り判定と最終停止図柄の決定とを行う。さらに、主基板23は、その大当り判定を行うタイミングにおいて、上述の変動パターンカウンタの値に基づいて、変動パターンの決定を行う。
ここで、本実施の形態の最終停止図柄とは、大当りやハズレなどの判定結果を統合サブ基板44に対して指示するための図柄である。また、本実施の形態の変動パターンとは、特図表示装置37の表示領域37aに表示される特別図柄を用いた特図変動表示遊技における開始から終了までの変動時間や演出等のパターンを示すものである。
主基板23は、特図変動表示遊技に際して、前記したように決定された最終停止図柄及び変動パターン等を、統合サブ基板44の特図変動表示遊技実行手段等に通知する。
そして、大当り遊技判定手段で大当り遊技状態を発生させると判定された場合には、統合サブ基板44に指示した特図変動表示遊技が終了するまでの間に、主基板23の大当り遊技実行手段は所定の指示を出して、特図表示装置37で特別図柄を用いて大当り遊技状態の発生の報知を行った後(特図変動表示遊技が終了した後)、大当り遊技状態を発生させる処理を行う。
また、本実施の形態では、主基板23の大当り遊技判定手段は、特図可変始動口33の入賞に基づき取得した大当りカウンタの値が「7」であるときに判定結果が大当りとなると判定するようになっている(大当り発生確率は1/360)。
なお、前記した各カウンタに対応する情報は、主基板23のROM23bに格納されており、主基板23のCPU23aは、このような情報をROM23bから読み出すことにより上述のような動作を実行する。
次に、大当り遊技状態の設定に関する主基板23の動作について、図5を参照しながら説明する。図5は、本実施の形態における楽曲と各ラウンド(各セット)構成の例を示した図であり、(a)演奏時間3分30秒の楽曲Aの場合、(b)演奏時間4分の楽曲Bの場合、(c)演奏時間5分の楽曲Cの場合である。
まず、大当り遊技判定手段によって大当り遊技状態の発生が決定すると、大当り遊技実行手段により、当該大当り遊技状態の実行パターンの設定を行う。当該実行パターンの設定では、大入賞口34の開放回数、すなわち大当り遊技状態のラウンド(セット)数(例えば15ラウンド(セット)or2ラウンド(セット))の設定を行い、また、特図表示装置37等に表示する演出パターン(アニメーション画像による演出等を含む)等の設定を行う。
また、設定したラウンド数や演出パターン等に合わせた楽曲の設定を行う。本実施の形態では、例として、15ラウンドの大当り遊技状態が発生する場合について説明する。15ラウンドの大当り用の楽曲としては、例えば図5(a)〜(c)に示すようなA、B、Cの3つの楽曲が予め音サブ基板22に用意されており、演出パターンやその他の条件に応じて、いずれかを選択して設定する。ここで、図5(a)に示すように、楽曲Aは1曲の演奏時間が3分30秒である楽曲であり、図5(b)に示すように、楽曲Bは1曲の演奏時間が4分である楽曲であり、図5(c)に示すように、楽曲Cは1曲の演奏時間が5分である楽曲である。
楽曲の設定がされたら、次に、タイマ情報記憶手段のデータテーブルを用いて、各々の大入賞口の開放時(最終ラウンドを除く各ラウンド)における大入賞口34を開状態としてからインターバル処理が終了するまでの時間及び最後(最終ラウンド、ここでは15ラウンド目)に大入賞口34を開状態としてからインターバル処理(終了処理)が終了するまで(すなわち、大当り遊技状態の終了まで)の時間(これらをまとめてセット時間と言う)を設定する。本実施の形態では、各ラウンド(セット)のセット時間は全て同じになるように設定され、図5(a)に示すように、楽曲Aでは各ラウンド(セット)において14秒間のセット時間が設定され(1セット14秒×15ラウンド(セット)=3分30秒)、図5(b)に示すように、楽曲Bでは各ラウンド(セット)において16秒間のセット時間が設定され(1セット16秒×15ラウンド(セット)=4分)、図5(c)に示すように、楽曲Cでは各ラウンド(セット)において20秒間のセット時間が設定される(1セット20秒×15ラウンド(セット)=5分)。
セット時間が設定されたら、次に、各々の大入賞口34の開放時(各ラウンド)における大入賞口34の開放から大入賞口34の閉鎖までの最大時間(この時間を最大開放時間と言う)を設定する。この最大開放時間は、各ラウンドにおいて大入賞口34が開放している最大時間であり、当然、セット時間より短く設定される。この最大開放時間が経過すると、大入賞口34に規定数(例えば各ラウンド10個)のパチンコ球が入賞していなくても、強制的に大入賞口34を閉鎖して、当該ラウンドを終了する。本実施の形態では、各ラウンドの最大開放時間は全て同じになるように設定され、図5(a)に示すように、楽曲Aでは各ラウンドにおいて12秒間の最大開放時間が設定され、図5(b)に示すように、楽曲Bでは各ラウンドにおいて14秒間の最大開放時間が設定され、図5(c)に示すように、楽曲Cでは各ラウンドにおいて17秒間の最大開放時間が設定される。
なお、前記したような大当り遊技状態の設定に関しては、必ずしも前記した順序や方法で設定しなくても良く、最終的に同じ設定が得られるならば、順序や方法が異なっていても良い。
そして、大当り遊技状態の実行時には、主基板23から統合サブ基板44に各種指示を出し、大入賞口34の開放(各ラウンド(セット)の開始)と共にタイマ計測手段でセット時間と最大開放時間の計測を開始する。ここで、大入賞口34が開放した後、大入賞口34に規定数のパチンコ球が入賞するか最大開放時間に達するかして大入賞口34が閉鎖してからセット時間が満了するまでの間が各ラウンド間のインターバル処理を行う時間となる。
本実施の形態では、各ラウンド間の最低限確保されるインターバル処理の時間(インターバル最小時間)は全て同じになるように設定され、図5(a)に示すように、楽曲Aでは各ラウンド間において2秒間のインターバル処理の時間が最低限確保され、図5(b)に示すように、楽曲Bでは各ラウンド間において2秒間のインターバル処理の時間が最低限確保され、図5(c)に示すように、楽曲Cでは各ラウンド間において3秒間のインターバル処理の時間が最低限確保される。ただし、各ラウンドにおいて、最大開放時間に到達する前に規定数のパチンコ球が大入賞口34に入賞して、大入賞口34が閉鎖した場合には、その時点からセット時間が満了するまでがインターバル処理の時間となる。
これらによって、各セットの時間をタイマ情報記憶手段に記憶されたセット時間から変化しないようにすることができるため、各セットを所定回数行う時間(すなわち、各セット時間のセット数分の合計時間)と同じ時間である大当り遊技状態の遊技時間と、楽曲の演奏時間を同じ時間とすることができる。
その結果、楽曲の演奏時間と大当り遊技状態とを同じ時間に終了させることができ、遊技者は、楽曲を途中で途切れることなく最後まで聴くことができ、遊技の興趣を向上させることができる。
しかも、このように、楽曲の演奏時間と大当り遊技状態の遊技時間を同じ時間にするにあたって、各ラウンド(セット)の最初にセット時間と最大開放時間のタイマ計測を開始し、大入賞口34に規定数のパチンコ球が入賞するか最大開放時間に到達するかしたら、セット時間が満了するまでセット時間のタイマ計測をしていくだけで、楽曲の演奏時間と大当り遊技状態の遊技時間の制御を行うことができるため、管理する時間をセット時間と最大開放時間の2つのみにして、複雑な計算なしに簡単な制御で、楽曲の演奏時間と大当り遊技状態の遊技時間を同じにすることができる。
なお、セット時間と最大開放時間の設定は、大当り遊技状態の開始前又は開始時に、全ラウンド分をまとめて設定し、大当り遊技状態中は当該設定内容に沿ってラウンド(セット)を進めるようになっていても良いし、大当り遊技状態の開始後、各ラウンド(セット)が開始される直前(例えばインターバル処理中)に、次のラウンド(セット)分のセット時間と最大開放時間を読み出して設定するようになっていても良い。
次に、統合サブ基板44の動作について説明する。まず、特図変動表示遊技についての動作では、統合サブ基板44は、主基板23から特図可変始動口33aの入賞に基づく最終停止図柄や変動パターンなどの情報を取得すると、その変動パターンなどに基づいて、特図表示装置37の表示領域37aに表示される特別図柄の変動を伴う演出(特図変動表示遊技)のパターンである演出パターンを決定する。また、その最終停止図柄などに基づいて、統合サブ基板44が、特図変動表示遊技において特図表示装置37の表示領域37aに最終的に停止表示される特別図柄である確定停止図柄等を決定する。
このように、統合サブ基板44は、演出パターン及び確定停止図柄を決定すると、特図変動表示遊技実行手段が、表示サブ基板21、音サブ基板22、LEDサブ基板45にその決定結果を出力して、これらのサブ基板に対して、決定結果に応じた演出を実行させて、特図変動表示遊技を行う。
次に、大当り遊技状態についての動作では、統合サブ基板44は、主基板23から大当り遊技状態のラウンド数、演出パターン、楽曲、セット時間、最大開放時間などの情報、指示を取得すると、その情報、指示などに基づいて、各サブ基板に指示を出す。そして、表示サブ基板21から特図表示装置37に画像を表示させ、音サブ基板22からスピーカに楽曲等のBGM、効果音などを流させ、LEDサブ基板45からLED48に所定の点灯、点滅をさせる。
なお、前記したような情報は、統合サブ基板44のROM44bに格納されており、統合サブ基板44のCPU44aは、このような情報をROM44bから読み出すことにより上述のような動作を実行する。
以上のように、本実施の形態の遊技機10によれば、遊技機において、大入賞口34の開放から大入賞口34の閉鎖を経てインターバル処理の終了までの1セットの時間を、簡単なタイマ計測手段の時間計測のみで予め設定されたセット時間から変化しないようにすることで、簡単に大当り遊技状態の遊技時間を変化しないようにすることができ、これにより、大当り遊技状態の遊技時間と当該大当り遊技状態中に流れる楽曲の演奏時間を、簡単な制御で同じにすることができる。
なお、以上説明した各実施の形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。
例えば、前記した実施の形態では、各ラウンド(セット)の時間(セット時間、最大開放時間)を同じにするようになっていたが、これに限るものではなく、ラウンド(セット)によってセット時間、最大開放時間等の時間が異なるようになっていても良い。なお、各ラウンド(セット)によって時間が異なっていても、全体としては、楽曲の終了と同じ時間で大当り遊技状態も終了するようにされるのは言うまでもない。
また、前記した実施の形態では説明していないが、大当り遊技状態の開始時には、大入賞口34が開状態になる前に所定の演出を行う時間(所謂初回インターバル処理の時間)が設定される場合があり、大当り遊技状態の遊技時間は、この初回インターバル時間と各セット時間の合計時間となる場合もある。
また、楽曲は必ずしも1つの曲を演奏し終わるまでの長さでなくても良く、例えば曲の途中の切りの良い部分までなどを演奏するようになっていても良い。
また、前記した実施の形態では、大当り遊技状態を発生させるか否かの判定を行う起因となる始動口は、特図可変始動口33のみであったがこれに限るものではなく、他の特図始動口を有していても良い。例えば、特図可変始動口33のすぐ上に、電チューを有しないで常に開口しているもう1つの特図始動口を有しており、特図可変始動口33の片33xが閉状態となっているときには、特図可変始動口33には全く遊技球が入賞しないで、もう1つの特図始動口にのみ遊技球が入賞可能となっており、片33xが開状態となっているときには、もう1つの特図始動口と共に特図可変始動口33にも遊技球が入賞するようになる構成となっていても良い。
また、他の入賞口も前記した実施の形態の構成に限るものではなく、他の入賞口が前記した実施の形態とは異なる構成であっても良いし、また、前記した実施の形態の構成の入賞口の他に異なる構成の入賞口を有していても良い。
また、前記した実施の形態では、特図表示装置37に表示される特別図柄のみについて説明したが、この特別図柄以外に、特図表示装置37とは別の本物特図表示器(例えば、7セグメント型のLEDで構成されている表示器)に表示される本物特別図柄を有している場合もある。この場合は、特図可変始動口33へのパチンコ球の入賞により取得した情報に基づく抽選によるハズレや、大当り遊技状態の発生確率を上げる確率変動状態を伴わない大当り(通常大当り)、確率変動状態を伴う大当り(確変大当り)などの判定結果を本物特別図柄では正確に表示する一方、前記した実施の形態で説明した特別図柄が本物特別図柄を装飾する装飾図柄として、本物特別図柄と同期する形で特図変動表示遊技を行うことになる。
本発明の実施の形態における遊技機を表面側からみた斜視図である。 本発明の実施の形態における遊技機を背面側からみた斜視図である。 本発明の実施の形態における遊技機の遊技盤の正面図である。 本発明の実施の形態における遊技機のブロック図である。 本発明の実施の形態における楽曲と各ラウンド(セット)構成の例を示した図であり、(a)演奏時間3分30秒の楽曲Aの場合、(b)演奏時間4分の楽曲Bの場合、(c)演奏時間5分の楽曲Cの場合である。
符号の説明
10 遊技機
11 外枠
12 前枠
13 窓枠
14 下皿
15 上皿
16 ハンドル台
17 窓部
17a ガラス窓
18 スピーカ
19 発射ハンドル
21 表示サブ基板
22 音サブ基板
23 主基板(特図始動記憶保持手段、大当り遊技判定手段、大当り遊技実行手段、タイマ情報記憶手段、タイマ計測手段)
23a CPU
23b ROM
23c RAM
23d I/O部
24 払出基板
25 電源基板
30 遊技盤
31 遊技板
31a 発射通路
31b 遊技領域
32 レールセット
33 特図可変始動口(始動口)
33x 片
34 大入賞口
34a 扉
35 一般入賞口
37 特図表示装置
37a 表示領域
38 特図保留ランプ
39 障害釘
40 特図始動口スイッチ
41 大入賞口スイッチ
42 大入賞口ソレノイド
43 始動口ソレノイド
44 統合サブ基板(特図変動表示遊技実行手段)
44a CPU
44b ROM
44c RAM
44d I/O部
45 LEDサブ基板
46 払出球確認センサ
47 払出モータs
48 装飾LED
49 一般入賞口スイッチ

Claims (1)

  1. 遊技領域に配設されて遊技球が入賞する始動口と、
    遊技領域に配設されて遊技球が入賞するもので、遊技球が入賞不可能な閉状態と入賞可能な開状態とに可変する大入賞口と、
    前記始動口への遊技球の入賞により取得した情報に基づき抽選を行い、遊技者に有利な大当り遊技状態を発生させるか否かを判定する大当り遊技判定手段と、
    前記大当り遊技判定手段で大当り遊技状態を発生させると判定された場合に、遊技者に大当り遊技状態の発生の報知を行った後、大当り遊技状態を発生させ、当該大当り遊技状態において、楽曲を演奏しながら前記大入賞口を所定回数開状態と閉状態とに変換させる大当り遊技実行手段と、を有する遊技機において、
    前記大当り遊技実行手段は、大当り遊技状態において、前記大入賞口を開状態とした後、前記大入賞口に遊技球が規定数入賞するか前記大入賞口を開状態としてから閉状態とするまでの最大開放時間に達するかの何れか一方を満たした時点で前記大入賞口を閉状態にし、その後、前記大入賞口を閉状態にした後に行われるインターバル処理が終了するまでを1セットとして、当該セットを所定回数行うものとし、
    セット毎に予め設定された前記大入賞口を開状態としてからインターバル処理が終了するまでの時間であるセット時間と、セット毎に予めセット時間より短く設定された最大開放時間とを含むタイマ情報が記憶されたタイマ情報記憶手段と、
    それぞれのセットの開始に際して、前記タイマ情報記憶手段に記憶されたタイマ情報に基づき、それぞれのセットにおけるセット時間と最大開放時間の計測を開始するタイマ計測手段と、を有し、
    それぞれのセットにおいて、前記大入賞口を閉状態にしたタイミングに拘わらず、前記大入賞口を閉状態にした後、前記タイマ計測手段による計測でそれぞれのセットのセット時間が満了するまでインターバル処理を行い、それぞれのセットにおける前記大入賞口の開放から前記大入賞口の閉鎖を経てインターバル処理の終了までの時間がセット時間から変化しないようにしたことを特徴とする遊技機。
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