JP2010051045A - 鉛蓄電池の充電方法および電源システム - Google Patents
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Abstract
【課題】不測の事態によって充電が停止した場合に発生する、充電不足による容量低下を解決することを目的とする。
【解決手段】本発明の鉛蓄電池の充電方法は、充電終止条件に達する前に充電が停止した場合、部分放電終止条件に達するまでいったん部分放電した後に、充電終止条件に達するまで充電するようにしたことを特徴とする。本発明の電源システムは、電源である鉛蓄電池と、鉛蓄電池を充電するための充電器と、充電終止条件と部分放電停止条件とを記憶し、平時は充電終止条件に達するまで充電器によって鉛蓄電池を充電させ、充電終止条件に達する前に充電が停止した場合は部分放電停止条件に達するまでいったん部分放電させてから充電終止条件に達するまで充電器によって鉛蓄電池を充電させる制御部と、からなることを特徴とする。
【選択図】図5
【解決手段】本発明の鉛蓄電池の充電方法は、充電終止条件に達する前に充電が停止した場合、部分放電終止条件に達するまでいったん部分放電した後に、充電終止条件に達するまで充電するようにしたことを特徴とする。本発明の電源システムは、電源である鉛蓄電池と、鉛蓄電池を充電するための充電器と、充電終止条件と部分放電停止条件とを記憶し、平時は充電終止条件に達するまで充電器によって鉛蓄電池を充電させ、充電終止条件に達する前に充電が停止した場合は部分放電停止条件に達するまでいったん部分放電させてから充電終止条件に達するまで充電器によって鉛蓄電池を充電させる制御部と、からなることを特徴とする。
【選択図】図5
Description
本発明は鉛蓄電池の充電方法、および鉛蓄電池を用いた電源システムに関する。
二酸化炭素の排出や石油資源の枯渇を抑制する気運が高まる中、電力(例えば鉛蓄電池などの二次電池)のみを動力とする小型車両の開発が嘱望されている。
中でも鉛蓄電池は、タフユースに強く適度な重量を有しているため、例えば運搬車両における動力源として有用と考えられる。
この鉛蓄電池を効率的に充電する方法が種々検討されている。特許文献1では、前回の充電後に放電された放電量よりも僅かに多い充電量で次回に充電することを繰り返す方法が挙げられている。この方法によれば、所定のリフレッシュ過充電を除いて過充電を避けつつ、充電不足による鉛蓄電池の容量低下を防ぐことができると記されている。
特開2003−219571号公報
ところが特許文献1のような精緻な制御を活用しても、不測の事態によって充電が停止した場合(例えば停電やミスによる充電の中断)、引続き充電を再開しても十分な充電容量が得られず、結果として充電不足による容量低下を来すことがわかった。
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、不測の事態によって充電が停止した場合に発生する不具合(充電不足による容量低下)を解決することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の鉛蓄電池の充電方法は、充電終止条件に達する前に充電が停止した場合、部分放電終止条件に達するまでいったん部分放電した後に、充電終止条件に達するまで充電するようにしたことを特徴とする。
また本発明の電源システムは、電源である鉛蓄電池と、鉛蓄電池を充電するための充電器と、充電終止条件と部分放電停止条件とを記憶し、平時は充電終止条件に達するまで充電器によって鉛蓄電池を充電させ、充電終止条件に達する前に充電が停止した場合は部分放電停止条件に達するまでいったん部分放電させてから充電終止条件に達するまで充電器によって鉛蓄電池を充電させる制御部と、からなることを特徴とする。
発明者らはニッケル水素蓄電池やリチウム二次電池と並行して鉛蓄電池を電源に採用すべく検討する中で、以下の差異を知見した。すなわち、鉛蓄電池は充放電に伴って電解液中の硫酸イオン(SO4 2-)を活物質に取り込んだり離脱させたりしながら溶解と析出を繰返すため、電解液中の硫酸イオンの分布(濃淡)の影響を受けやすい。具体的には、充電によって正極および負極の硫酸鉛(PbSO4)から硫酸イオンが溶出するのだが、この硫酸イオンが正極および負極の近傍に留まっているうちに次の充電を開始しても、正極および負極の周辺は硫酸イオンがほぼ飽和しているため、充電反応(すなわちさらなる硫酸イオンの溶出)が起こりにくい。このため、一度部分放電を行って正極および負極の近傍の硫酸イオン濃度を下げる(正極および負極に取り込ませる)ことにより、次の充電(硫酸イオンの溶出)を起こりやすくさせることができるというものである。
本発明の構成を採ることにより、不測の事態によって充電が停止した場合でも、引き続いて充電した際に起こる不具合(充電不足による容量低下)を防ぐことができる。
本発明によれば、鉛蓄電池の充電が不測の事態によって停止した場合でも、無作為に充電を重ねることによる容量低下が回避できるので、鉛蓄電池を用いた従来の電源システムに比べて、より長寿命にすることができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、図を用いて説明する。
第1の発明は、鉛蓄電池の充電方法であって、充電終止条件に達する前に充電が停止した場合、部分放電終止条件に達するまでいったん部分放電した後に、充電終止条件に達するまで充電するようにしたことを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、充電終止条件を鉛蓄電池の電圧Vceで規定したことを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明において、充電終止条件を鉛蓄電池の温度Tceで規定したことを特徴とする。
第4の発明は、第1の発明において、充電終止条件を鉛蓄電池の充電時間tceで規定したことを特徴とする。
第5の発明は、第1の発明において、部分放電終止条件を、充電が停止した時点の鉛蓄電池の電圧Vcsから電圧差Vpdを減じた値(Vcs−Vpd)で規定したことを特徴とする。第6の発明は、第5の発明において、2Vセル1つ当たりの電圧差Vpdを5mV以上としたことを特徴とする。
第7の発明は、第1の発明において、部分放電終止条件を、充電が停止した時点からの放電容量Cpdで規定したことを特徴とする。第8の発明は、第7の発明において、2Vセル1つ当たりの放電容量Cpdを理論放電容量Cldで序した値Cpd/Cldが0.0001以上であることを特徴とする。
図1は制御弁式の鉛蓄電池の充電挙動を示す図である。公称容量が60Ahの鉛蓄電池を2つ用意し、一方は電圧が13.5Vになるまで12Aで充電していったん休止し、10分後に12Aで充電を再開した(曲線A)。もう一方は電圧が13.5Vになるまで12Aで充電していったん休止し、放電によって電圧を0.5V下げた後、12Aで充電を再開した(曲線B)。曲線Aは充電を再開した後すぐに充電電圧が大幅に上昇し、結果的に充電率(充電電気量/放電電気量)が80%と少ないにもかかわらず、充電終止電圧14.4Vに達している。一方曲線Bは充電を再開する前に部分放電を行っているために、曲線Aの電池よりも充電終止電圧14.4Vに達するまでの充電容量を大きくできる。
発明者らはニッケル水素蓄電池やリチウム二次電池と並行して鉛蓄電池を電源に採用すべく検討する中で、以下の差異を知見した。すなわち、鉛蓄電池は充放電に伴って電解液中の硫酸イオン(SO4 2-)を活物質に取り込んだり離脱させたりしながら溶解と析出を繰返すため、電解液中の硫酸イオンの分布(濃淡)の影響を受けやすい。具体的には、充電によって正極および負極の硫酸鉛(PbSO4)から硫酸イオンが溶出するのだが、この硫酸イオンが正極および負極の近傍に留まっているうちに次の充電を開始しても、正極および負極の周辺は硫酸イオンがほぼ飽和しているため、充電反応(すなわちさらなる硫酸イオンの溶出)が起こりにくい。このため、一度部分放電を行って正極および負極の近傍の硫酸イオン濃度を下げる(正極および負極に取り込ませる)ことにより、次の充電(硫酸イオンの溶出)を起こりやすくさせることができるというものである。
以上の知見を活用することで、以下に示す鉛蓄電池の充電方法を発明するに至った。
(実施の形態1)
図2は、第2の発明の充電終止条件と、第5の発明の部分放電終止条件とを組み合わせた本発明の鉛蓄電池の充電方法を示すフローチャートである。ステップS11にて鉛蓄電池の充電を開始した後、不測の事態によって充電が停止した場合(ステップS12)、まずステップS13にて鉛蓄電池の電圧を測定し、充電終止電圧Vceとの大小を比較する。ステップS13における鉛蓄電池の電圧が充電終止電圧Vce以上の場合を除き、鉛蓄電池はステップS14にて部分放電を開始する。その後は都度、ステップS15にて鉛蓄電池の電圧を測定し、部分放電終止電圧(Vcs−Vpd)との大小を比較する。ここで電圧VcsはステップS12にて充電が停止した時点の鉛蓄電池の電圧であり、Vpdはこの電圧Vcsから減じるべき電圧差(放電容量と同義)である。ステップS15における鉛蓄電池の電圧が部分放電終止電圧(Vcs−Vpd)を超えている場合は引続き部分放電を継続し、(Vcs−Vpd)以下となったときにステップS16を経て充電を再開する。その後は都度、ステップS17にて鉛蓄電池の電圧を測定し、充電終止電圧Vceとの大小を比較する。ステップS17における鉛蓄電池の電圧が充電終止電圧Vce未満の場合は引続き充電を継続し、Vce以上となったときに充電を終了する(ステップS18)。
図2は、第2の発明の充電終止条件と、第5の発明の部分放電終止条件とを組み合わせた本発明の鉛蓄電池の充電方法を示すフローチャートである。ステップS11にて鉛蓄電池の充電を開始した後、不測の事態によって充電が停止した場合(ステップS12)、まずステップS13にて鉛蓄電池の電圧を測定し、充電終止電圧Vceとの大小を比較する。ステップS13における鉛蓄電池の電圧が充電終止電圧Vce以上の場合を除き、鉛蓄電池はステップS14にて部分放電を開始する。その後は都度、ステップS15にて鉛蓄電池の電圧を測定し、部分放電終止電圧(Vcs−Vpd)との大小を比較する。ここで電圧VcsはステップS12にて充電が停止した時点の鉛蓄電池の電圧であり、Vpdはこの電圧Vcsから減じるべき電圧差(放電容量と同義)である。ステップS15における鉛蓄電池の電圧が部分放電終止電圧(Vcs−Vpd)を超えている場合は引続き部分放電を継続し、(Vcs−Vpd)以下となったときにステップS16を経て充電を再開する。その後は都度、ステップS17にて鉛蓄電池の電圧を測定し、充電終止電圧Vceとの大小を比較する。ステップS17における鉛蓄電池の電圧が充電終止電圧Vce未満の場合は引続き充電を継続し、Vce以上となったときに充電を終了する(ステップS18)。
充電終止条件を鉛蓄電池の電圧Vceで規定することにより、鉛蓄電池の充電深さ(SOC)を適確に管理できるため、過充電による鉛格子(集電体)の腐食を抑えることができる。また部分放電終止条件を、充電が停止した時点の鉛蓄電池の電圧Vcsから電圧差Vpdを減じた値(Vcs−Vpd)で規定することにより、無作為に所定の電圧まで放電する場合と比べて、過度のエネルギーロス(過剰な放電)を伴うことなく正極および負極の近傍の硫酸イオン濃度を次の充電反応が円滑化するレベルまで下げることができる。
ここで2Vセル1つ当たりの電圧差Vpdは5mV以上とするのが好ましい。電圧差Vpdが1直列当たり5mV未満の場合、正極および負極の近傍の硫酸イオン濃度の低下が不十分なため、次の充電反応が円滑化しにくくなる。
なお一般的な鉛蓄電池の場合、充電終止電圧Vceは2V単位セル当り2.3〜2.5Vとなる。
(実施の形態2)
図3は、第3の発明の充電終止条件と、第5の発明の部分放電終止条件とを組み合わせた本発明の鉛蓄電池の充電方法を示すフローチャートである。ステップS21にて鉛蓄電池の充電を開始した後、不測の事態によって充電が停止した場合(ステップS22)、まずステップS23にて鉛蓄電池の温度を測定し、充電終止温度Tceとの大小を比較する。ステップS23における鉛蓄電池の温度が充電終止温度Tce以上の場合を除き、鉛蓄電池はステップS24にて部分放電を開始する。その後は都度、ステップS25にて鉛蓄電池の電圧を測定し、部分放電終止電圧(Vcs−Vpd)との大小を比較する。ここで電圧VcsはステップS22にて充電が停止した時点の鉛蓄電池の電圧であり、Vpdはこの電圧Vcsから減じるべき電圧差(放電容量と同義)である。ステップS25における鉛蓄電池の電圧が部分放電終止電圧(Vcs−Vpd)を超えている場合は引続き部分放電を継続し、(Vcs−Vpd)以下となったときにステップS26を経て充電を再開する。その後は都度、ステップS27にて鉛蓄電池の温度を測定し、充電終止温度Tceとの大小を比較する。ステップS27における鉛蓄電池の温度が充電終止温度Tce未満の場合は引続き充電を継続し、Tce以上となったときに充電を終了する(ステップS28)。
図3は、第3の発明の充電終止条件と、第5の発明の部分放電終止条件とを組み合わせた本発明の鉛蓄電池の充電方法を示すフローチャートである。ステップS21にて鉛蓄電池の充電を開始した後、不測の事態によって充電が停止した場合(ステップS22)、まずステップS23にて鉛蓄電池の温度を測定し、充電終止温度Tceとの大小を比較する。ステップS23における鉛蓄電池の温度が充電終止温度Tce以上の場合を除き、鉛蓄電池はステップS24にて部分放電を開始する。その後は都度、ステップS25にて鉛蓄電池の電圧を測定し、部分放電終止電圧(Vcs−Vpd)との大小を比較する。ここで電圧VcsはステップS22にて充電が停止した時点の鉛蓄電池の電圧であり、Vpdはこの電圧Vcsから減じるべき電圧差(放電容量と同義)である。ステップS25における鉛蓄電池の電圧が部分放電終止電圧(Vcs−Vpd)を超えている場合は引続き部分放電を継続し、(Vcs−Vpd)以下となったときにステップS26を経て充電を再開する。その後は都度、ステップS27にて鉛蓄電池の温度を測定し、充電終止温度Tceとの大小を比較する。ステップS27における鉛蓄電池の温度が充電終止温度Tce未満の場合は引続き充電を継続し、Tce以上となったときに充電を終了する(ステップS28)。
鉛蓄電池の充電受け入れ性は温度に依存しており、高温ほど過充電されやすい。そこで第3の発明のように充電終止条件を鉛蓄電池の温度Tceで規定することにより、鉛蓄電池の温度と連動して充電を制御できるため、過充電による鉛格子(集電体)の腐食を抑えることができる。なお一般的な鉛蓄電池の場合、充電終止温度Tceは、電槽の表面温度として40〜60℃となる。
(実施の形態3)
図4は、第4の発明の充電終止条件と、第7の発明の部分放電終止条件とを組み合わせた本発明の鉛蓄電池の充電方法を示すフローチャートである。ステップS31にて鉛蓄電池の充電を開始した後、不測の事態によって充電が停止した場合(ステップS32)、まずステップS33にて鉛蓄電池を充電した積算時間を演算し、充電を終止させる積算時間tceとの大小を比較する。ステップS33における鉛蓄電池の積算充電時間がtce以上の場合を除き、鉛蓄電池はステップS34にて部分放電を開始する。その後は都度、ステップS35にて充電が停止した時点からの放電容量(部分放電容量)を演算し、部分放電の終止条件となる容量Cpdとの大小を比較する。ステップS35における鉛蓄電池の部分放電容量がCpdに満たない場合は引続き部分放電を継続し、Cpdに達したときにステップS36を経て充電を再開する。その後は都度、ステップS37にて鉛蓄電池を充電した積算時間を演算し、tceとの大小を比較する。鉛蓄電池を充電した積算時間がtce未満の場合は引続き充電を継続し、tce以上となったときに充電を終了する(ステップS38)。
図4は、第4の発明の充電終止条件と、第7の発明の部分放電終止条件とを組み合わせた本発明の鉛蓄電池の充電方法を示すフローチャートである。ステップS31にて鉛蓄電池の充電を開始した後、不測の事態によって充電が停止した場合(ステップS32)、まずステップS33にて鉛蓄電池を充電した積算時間を演算し、充電を終止させる積算時間tceとの大小を比較する。ステップS33における鉛蓄電池の積算充電時間がtce以上の場合を除き、鉛蓄電池はステップS34にて部分放電を開始する。その後は都度、ステップS35にて充電が停止した時点からの放電容量(部分放電容量)を演算し、部分放電の終止条件となる容量Cpdとの大小を比較する。ステップS35における鉛蓄電池の部分放電容量がCpdに満たない場合は引続き部分放電を継続し、Cpdに達したときにステップS36を経て充電を再開する。その後は都度、ステップS37にて鉛蓄電池を充電した積算時間を演算し、tceとの大小を比較する。鉛蓄電池を充電した積算時間がtce未満の場合は引続き充電を継続し、tce以上となったときに充電を終了する(ステップS38)。
鉛蓄電池の充電受け入れ性は温度に依存しており、充電時間が長引いて鉛蓄電池自身が発熱し、高温になるほど過充電されやすい。そこで第4の発明のように充電終止条件を鉛蓄電池の積算充電時間tceで規定することにより、結果的に鉛蓄電池の温度と連動して充電を制御できるため、過充電による鉛格子(集電体)の腐食を抑えることができる。また部分放電終止条件を、充電が停止した時点からの放電容量(部分放電容量)Cpdで規定することにより、無作為に放電する場合と比べて、過度のエネルギーロス(過剰な放電)を伴うことなく正極および負極の近傍の硫酸イオン濃度を次の充電反応が円滑化するレベルまで下げることができる。
ここで2Vセル1つ当たりの部分放電容量Cpdは、理論放電容量Cldで序した値Cpd/Cldが0.0001以上となるように設定するのが好ましい。Cpd/Cldが1並列当たり0.0001未満の場合、正極および負極の近傍の硫酸イオン濃度の低下が不十分なため、次の充電反応が円滑化しにくくなる。
なお一般的な鉛蓄電池の場合、充電終止条件を鉛蓄電池の充電時間で規定する場合はトリクル充電を想定しているため、tceは0.5〜100時間となる。また図4のフローチャートでは鉛蓄電池は充電の合間に部分放電されるが、鉛蓄電池の充電受け入れ性が上述したように温度に依存すること、および充電のみならず放電の際にも鉛蓄電池が発熱することを鑑みて、積算充電時間は部分放電に費やした時間や容量を考慮せず、充電に費やした時間のみから演算してよい。
第9の発明は、第1の発明において、鉛蓄電池の構成を制御弁式としたことを特徴とする。制御弁式の鉛蓄電池は内燃式自動車のセルスタータ用途のような補液式のものに比べて電解液を減量しているため、電解液中の硫酸イオンの分布(濃淡)がより偏りやすく、結果的に本発明の効果がより顕著となる。
ここで実施の形態1〜3に示すのは本発明の一例であって、任意の充電終止条件と部分放電終止条件とを組み合わせても、複数の充電終止条件および部分放電終止条件を組み合わせても、本発明の鉛蓄電池の充電方法の効果が得られることはいうまでもない。
第10の発明は、電源である鉛蓄電池と、鉛蓄電池を充電するための充電器と、充電終止条件と部分放電終止条件とを記憶し、平時は充電終止条件に達するまで充電器によって鉛蓄電池を充電させ、充電終止条件に達する前に充電が停止した場合は部分放電終止条件に達するまでいったん部分放電させてから充電終止条件に達するまで充電器によって鉛蓄電池を充電させる制御部と、からなることを特徴とする電源システムに関する。
第11の発明は、第10の発明において、鉛蓄電池の電圧を測定する電圧測定部をさらに設け、充電終止条件を電圧測定部が測定した鉛蓄電池の電圧Vceで規定したことを特徴とする。
第12の発明は、第10の発明において、鉛蓄電池の温度を測定する温度測定部をさらに設け、充電終止条件を温度測定部が測定した鉛蓄電池の温度Tceで規定したことを特徴とする。
第13の発明は、第10の発明において、充電器による充電時間を計測するタイマーをさらに設け、充電終止条件をタイマーが計測した鉛蓄電池の充電時間tceで規定したことを特徴とする。
第14の発明は、第10の発明において、鉛蓄電池の電圧を測定する電圧測定部をさらに設け、部分放電終止条件を、充電が停止した時点で電圧計測部が計測した電圧Vcsから電圧差Vpdを減じた値(Vcs−Vpd)で規定したことを特徴とする。第15の発明は、第14の発明において、2Vセル1つ当たりの電圧差Vpdを5mV以上としたことを特徴とする。
第16の発明は、第10の発明において、部分放電終止条件を、充電が停止した時点からの放電容量Cpdで規定したことを特徴とする。第17の発明は、第16の発明において、2Vセル1つ当たりの放電容量Cpdを理論放電容量Cldで序した値Cpd/Cldが0.0001以上であることを特徴とする。
(実施の形態4)
図5は、第11の発明の充電終止条件と、第14の発明の部分放電終止条件とを組み合わせた本発明の電源システムを示すブロック図である。鉛蓄電池1は、これを充電するための充電器2、これを放電させるための負荷3、および電動機器の負荷4と電気的に接続されている。一方で鉛蓄電池1はマイコン5とも接続されている。このマイコン5は少なくとも電圧測定部と制御部とから構成されている。電圧測定部は鉛蓄電池1の電圧を測定している。制御部は、充電終止電圧Vceと電圧差Vpdとを記憶しており、充電が停止した時点で電圧計測部が計測した電圧Vcsから電圧差Vpdを減じた値(Vcs−Vpd)を部分放電終止電圧として演算する。制御部は平時、充電終止電圧Vceに達するまでスイッチ6をONにして充電器2によって鉛蓄電池1を充電させ、充電終止電圧Vceに達したときにスイッチ6をOFFにして充電を終了させ、負荷4を用いた放電(電動機器の使用)に備える。しかし不測の事態によって充電終止電圧Vceに達する前に充電が停止した場合、制御部はスイッチ7をONにして負荷3を用いて鉛蓄電池1をいったん部分放電させ、部分放電終止電圧(Vcs−Vpd)に達したらスイッチ7をOFFにするとともにスイッチ6をONにし、充電終止電圧Vceに達するまで充電器2によって鉛蓄電池1を充電させる。
図5は、第11の発明の充電終止条件と、第14の発明の部分放電終止条件とを組み合わせた本発明の電源システムを示すブロック図である。鉛蓄電池1は、これを充電するための充電器2、これを放電させるための負荷3、および電動機器の負荷4と電気的に接続されている。一方で鉛蓄電池1はマイコン5とも接続されている。このマイコン5は少なくとも電圧測定部と制御部とから構成されている。電圧測定部は鉛蓄電池1の電圧を測定している。制御部は、充電終止電圧Vceと電圧差Vpdとを記憶しており、充電が停止した時点で電圧計測部が計測した電圧Vcsから電圧差Vpdを減じた値(Vcs−Vpd)を部分放電終止電圧として演算する。制御部は平時、充電終止電圧Vceに達するまでスイッチ6をONにして充電器2によって鉛蓄電池1を充電させ、充電終止電圧Vceに達したときにスイッチ6をOFFにして充電を終了させ、負荷4を用いた放電(電動機器の使用)に備える。しかし不測の事態によって充電終止電圧Vceに達する前に充電が停止した場合、制御部はスイッチ7をONにして負荷3を用いて鉛蓄電池1をいったん部分放電させ、部分放電終止電圧(Vcs−Vpd)に達したらスイッチ7をOFFにするとともにスイッチ6をONにし、充電終止電圧Vceに達するまで充電器2によって鉛蓄電池1を充電させる。
なお実施の形態4の効果や最適な条件は、実施の形態1に示すとおりである。
(実施の形態5)
図6は、第12の発明の充電終止条件と、第14の発明の部分放電終止条件とを組み合わせた本発明の電源システムを示すブロック図である。鉛蓄電池1は、これを充電するための充電器2、これを放電させるための負荷3、および電動機器の負荷4と電気的に接続されている。一方で鉛蓄電池1はマイコン5とも接続されている。このマイコン5は少なくとも制御部とから構成されており、かつ鉛蓄電池1に近接させて温度を測定する温度測定部8と接続されている。制御部は、充電終止温度Tceと電圧差Vpdとを記憶しており、充電が停止した時点で電圧計測部が計測した電圧Vcsから電圧差Vpdを減じた値(Vcs−Vpd)を部分放電終止電圧として演算する。制御部は平時、鉛蓄電池1の温度が充電終止温度Tceに達するまでスイッチ6をONにして充電器2によって鉛蓄電池1を充電させ、充電終止温度Tceに達したときにスイッチ6をOFFにして充電を終了させ、負荷4を用いた放電(電動機器の使用)に備える。しかし不測の事態によって充電終止温度Tceに達する前に充電が停止した場合、制御部はスイッチ7をONにして負荷3を用いて鉛蓄電池1をいったん部分放電させ、部分放電終止電圧(Vcs−Vpd)に達したらスイッチ7をOFFにするとともにスイッチ6をONにし、充電終止温度Tceに達するまで充電器2によって鉛蓄電池1を充電させる。
図6は、第12の発明の充電終止条件と、第14の発明の部分放電終止条件とを組み合わせた本発明の電源システムを示すブロック図である。鉛蓄電池1は、これを充電するための充電器2、これを放電させるための負荷3、および電動機器の負荷4と電気的に接続されている。一方で鉛蓄電池1はマイコン5とも接続されている。このマイコン5は少なくとも制御部とから構成されており、かつ鉛蓄電池1に近接させて温度を測定する温度測定部8と接続されている。制御部は、充電終止温度Tceと電圧差Vpdとを記憶しており、充電が停止した時点で電圧計測部が計測した電圧Vcsから電圧差Vpdを減じた値(Vcs−Vpd)を部分放電終止電圧として演算する。制御部は平時、鉛蓄電池1の温度が充電終止温度Tceに達するまでスイッチ6をONにして充電器2によって鉛蓄電池1を充電させ、充電終止温度Tceに達したときにスイッチ6をOFFにして充電を終了させ、負荷4を用いた放電(電動機器の使用)に備える。しかし不測の事態によって充電終止温度Tceに達する前に充電が停止した場合、制御部はスイッチ7をONにして負荷3を用いて鉛蓄電池1をいったん部分放電させ、部分放電終止電圧(Vcs−Vpd)に達したらスイッチ7をOFFにするとともにスイッチ6をONにし、充電終止温度Tceに達するまで充電器2によって鉛蓄電池1を充電させる。
なお実施の形態5の効果や最適な条件は、実施の形態2に示すとおりである。
(実施の形態6)
実施の形態6は、第13の発明の充電終止条件と、第16の発明の部分放電終止条件とを組み合わせたものであり、図5と同様の構成である。鉛蓄電池1は、これを充電するための充電器2、これを放電させるための負荷3、および電動機器の負荷4と電気的に接続されている。一方で鉛蓄電池1はマイコン5とも接続されている。このマイコン5は少なくともタイマーと制御部とから構成されている。タイマーは鉛蓄電池1の充電時間を計測している。制御部は、タイマーが計測した充電時間を演算する(例えば部分放電を挟んだ充電時間を積算する)機能と、充電が停止した時点からの部分放電容量を演算する機能を有する。制御部は平時、充電を終止させる積算充電時間tceに達するまでスイッチ6をONにして充電器2によって鉛蓄電池1を充電させ、tceに達したときにスイッチ6をOFFにして充電を終了させ、負荷4を用いた放電(電動機器の使用)に備える。しかし不測の事態によってtceに達する前に充電が停止した場合、制御部はスイッチ7をONにして負荷3を用いて鉛蓄電池1をいったん部分放電させ、部分放電を終止させる放電容量Cpdに達したらスイッチ7をOFFにするとともにスイッチ6をONにし、tceに達するまで充電器2によって鉛蓄電池1を充電させる。
実施の形態6は、第13の発明の充電終止条件と、第16の発明の部分放電終止条件とを組み合わせたものであり、図5と同様の構成である。鉛蓄電池1は、これを充電するための充電器2、これを放電させるための負荷3、および電動機器の負荷4と電気的に接続されている。一方で鉛蓄電池1はマイコン5とも接続されている。このマイコン5は少なくともタイマーと制御部とから構成されている。タイマーは鉛蓄電池1の充電時間を計測している。制御部は、タイマーが計測した充電時間を演算する(例えば部分放電を挟んだ充電時間を積算する)機能と、充電が停止した時点からの部分放電容量を演算する機能を有する。制御部は平時、充電を終止させる積算充電時間tceに達するまでスイッチ6をONにして充電器2によって鉛蓄電池1を充電させ、tceに達したときにスイッチ6をOFFにして充電を終了させ、負荷4を用いた放電(電動機器の使用)に備える。しかし不測の事態によってtceに達する前に充電が停止した場合、制御部はスイッチ7をONにして負荷3を用いて鉛蓄電池1をいったん部分放電させ、部分放電を終止させる放電容量Cpdに達したらスイッチ7をOFFにするとともにスイッチ6をONにし、tceに達するまで充電器2によって鉛蓄電池1を充電させる。
なお実施の形態6の効果や最適な条件は、実施の形態3に示すとおりである。
第18の発明は、第10の発明において、鉛蓄電池の構成を制御弁式としたことを特徴とする。第18の発明の効果は、第9の発明と同様である。
ここで実施の形態4〜6に示すのは本発明の一例であって、任意の充電終止条件と部分放電終止条件とを組み合わせても、複数の充電終止条件および部分放電終止条件を組み合わせても、本発明の電源システムの効果が得られることはいうまでもない。また実施の形態4〜6では、部分放電のための負荷3と電動機器の負荷4とを分けた例を示したが、負荷3を取り除いて電動機器の負荷4を用いて部分放電を行う場合(例えば、電動車両においてウィンカーやライトの点灯および点滅により部分放電を行う場合)も、本発明の範疇に含まれることはいうまでもない。
本発明の鉛蓄電池の制御方法および電源システムは、タフユースが可能で安全性が高い鉛蓄電池を、不測の事態で充電が中断されやすい電動車両の電源に用いることを促進するものであり、産業の発展に与える影響は大きい。
1 鉛蓄電池
2 充電器
3 負荷
4 負荷
5 マイコン
6 スイッチ
7 スイッチ
8 温度測定部
2 充電器
3 負荷
4 負荷
5 マイコン
6 スイッチ
7 スイッチ
8 温度測定部
Claims (18)
- 充電終止条件に達する前に充電が停止した場合、部分放電終止条件に達するまでいったん部分放電した後に、充電終止条件に達するまで充電するようにしたことを特徴とする、鉛蓄電池の充電方法。
- 前記充電終止条件を、鉛蓄電池の電圧Vceで規定したことを特徴とする、請求項1記載の鉛蓄電池の充電方法。
- 前記充電終止条件を、鉛蓄電池の温度Tceで規定したことを特徴とする、請求項1記載の鉛蓄電池の充電方法。
- 前記充電終止条件を、鉛蓄電池の充電時間tceで規定したことを特徴とする、請求項1記載の鉛蓄電池の充電方法。
- 前記部分放電終止条件を、充電が停止した時点の鉛蓄電池の電圧Vcsから電圧差Vpdを減じた値(Vcs−Vpd)で規定したことを特徴とする、請求項1記載の鉛蓄電池の充電方法。
- 2Vセル1つ当たりの前記電圧差Vpdを5mV以上としたことを特徴とする、請求項5記載の鉛蓄電池の充電方法。
- 前記部分放電終止条件を、充電が停止した時点からの放電容量Cpdで規定したことを特徴とする、請求項1記載の鉛蓄電池の充電方法。
- 2Vセル1つ当たりの前記放電容量Cpdを理論放電容量Cldで序した値Cpd/Cldが0.0001以上であることを特徴とする、請求項7記載の鉛蓄電池の充電方法。
- 鉛蓄電池の構成を制御弁式としたことを特徴とする、請求項1記載の鉛蓄電池の充電方法。
- 電源である鉛蓄電池と、
この鉛蓄電池を充電するための充電器と、
充電終止条件と部分放電終止条件とを記憶し、平時は充電終止条件に達するまで前記充電器によって前記鉛蓄電池を充電させ、充電終止条件に達する前に充電が停止した場合は部分放電終止条件に達するまでいったん部分放電させてから充電終止条件に達するまで前記充電器によって前記鉛蓄電池を充電させる制御部と、
からなることを特徴とする電源システム。 - 前記鉛蓄電池の電圧を測定する電圧測定部をさらに設け、前記充電終止条件を電圧測定部が測定した前記鉛蓄電池の電圧Vceで規定したことを特徴とする、請求項10記載の電源システム。
- 前記鉛蓄電池の温度を測定する温度測定部をさらに設け、前記充電終止条件を温度測定部が測定した前記鉛蓄電池の温度Tceで規定したことを特徴とする、請求項10記載の電源システム。
- 前記充電器による充電時間を計測するタイマーをさらに設け、前記充電終止条件をタイマーが計測した前記鉛蓄電池の充電時間tceで規定したことを特徴とする、請求項10記載の電源システム。
- 前記鉛蓄電池の電圧を測定する電圧測定部をさらに設け、前記部分放電終止条件を、充電が停止した時点で電圧計測部が計測した電圧Vcsから電圧差Vpdを減じた値(Vcs−Vpd)で規定したことを特徴とする、請求項10記載の電源システム。
- 2Vセル1つ当たりの前記電圧差Vpdを5mV以上としたことを特徴とする、請求項14記載の電源システム。
- 前記部分放電終止条件を、充電が停止した時点からの放電容量Cpdで規定したことを特徴とする、請求項10記載の電源システム。
- 2Vセル1つ当たりの前記放電容量Cpdを理論放電容量Cldで序した値Cpd/Cldが0.0001以上であることを特徴とする、請求項16記載の電源システム。
- 前記鉛蓄電池の構成を制御弁式としたことを特徴とする、請求項10記載の電源システム。
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---|---|---|---|
JP2008210420A JP2010051045A (ja) | 2008-08-19 | 2008-08-19 | 鉛蓄電池の充電方法および電源システム |
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