JP2003288949A - 制御弁式鉛蓄電池の充電方式 - Google Patents

制御弁式鉛蓄電池の充電方式

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隆 井原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間で充電ができ、長期間の放置にも対応
できる制御弁式鉛蓄電池の充電方式を提供する。 【解決手段】 大電流で充電をする前に制御弁式鉛蓄電
池の放電量を測定し、該放電量が公称容量の1%以下の
場合には、微小電流による放電をし、電圧を測定をし
て、長期間放置の有無を確認する。なお、一定値以上の
放電量の場合には15Aで充電し、設定電圧に達するま
での時間が1分以内の場合には充電を終了する。一方、
設定電圧に達するまでの時間が1分を超えている場合に
は10A、5A、4Aの順に電流値を減少させて充電
し、充電量が放電量の105%を超えた場合には充電を
停止する。その後1時間放置し、制御弁式鉛蓄電池の電
圧が2.2V/セルを超えている場合には充電を終了
し、2.2V/セル以下の場合には4Aで公称容量の1
0%を充電してから終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サイクル用途に用
いられる制御弁式鉛蓄電池の充電方式に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】無人搬送車などのサイクル用途に用いら
れる鉛蓄電池として、従来は安価な液式の鉛蓄電池を用
いるのが一般的であった。しかしながら、最近は制御弁
式鉛蓄電池が使用され始めている。
【0003】制御弁式鉛蓄電池は従来の液式の鉛蓄電池
とは異なり、水の電気分解によって充電時に正極で発生
する酸素ガスを、負極で水に還元することができるため
に補水不要であり、メンテナンスフリーを特徴とするも
のである。
【0004】なお、サイクルサービス用の制御弁式鉛蓄
電池は、一般的に放電量に、係数として102〜108
%を乗じた電気量を充電した場合に、最もサイクル寿命
が長くなることが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た制御弁式鉛蓄電池を用いた場合においても、大電流で
充電をした場合や、満充電状態の電池を誤って再度充電
をして過充電をした場合には、正極で発生する酸素ガス
を完全には水に還元できないために、次第に電解液中の
水分量が減少する。その結果、電解液中の硫酸濃度の増
加に伴う内部抵抗の増加を招いて、前記制御弁式鉛蓄電
池の寿命が短くなっていた。
【0006】特開平8―22844号公報では、充電量
を減らすことによって、電解液中の水分量の減少を抑制
して、寿命を向上させる手法が提案されている。しかし
ながら、この方法では充電量が不足しがちなために負極
が劣化しやすい。すなわち、充電量が不足することによ
って負極活物質が粗大化し、充放電反応が起こりににく
くなり、制御弁式鉛蓄電池の寿命が短くなるという問題
点が知られている。
【0007】また、制御弁式鉛蓄電池を長期間にわたっ
て高温多湿な場所に放置したような場合には、電池が充
電されにくい状態となっている。このような場合には、
上記したように放電量に102〜108%の係数を乗じ
た充電量のみでは充電不足となるという問題点も指摘さ
れている。
【0008】一方、従来の充電方式では、制御弁式鉛蓄
電池の充電に時間がかかるという問題点も指摘されてい
る。なお、短時間で充電をするには充電時の電流を増加
させる必要がある。しかしながら、充電電流を増加させ
ると正極板の分極が大になり、正極で多量の酸素ガスが
発生し、そのガスを負極により充分に還元できなくな
る。そして、酸素ガスを制御弁式鉛蓄電池の外部に放出
し、電解液が減少し、その結果、制御弁式鉛蓄電池の寿
命が短くなるという問題点がある。
【0009】なお、正極で発生する酸素ガスは、充電末
期や過充電時に発生しやすいことも知られている。した
がって、放電をすることなく誤って続けて過充電された
場合や、前記したように大電流で充電した場合には、発
生する酸素ガスによって制御弁式鉛蓄電池の内部圧力が
上昇し、安全弁を通して酸素ガスが外部に放出され、そ
の結果、電解液中の水分量が減少して、短時間に寿命に
至ることが知られている。
【0010】本発明は、上記した問題点を除去するもの
であり、短時間で充電を終了できるとともに、制御弁式
鉛蓄電池の寿命を向上させることができる充電方式を提
供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、第一の発明は、大電流で充電する第1充電ステ
ップと、該第1充電ステップよりも小さな電流で充電す
る第2充電ステップと、該第2充電ステップよりも小さ
な電流で充電する第3充電ステップと、該第3充電ステ
ップよりもさらに小さな電流で充電する第4充電ステッ
プとを有する制御弁式鉛蓄電池の充電方式において、前
回充電にした後の放電量を測定し、該放電量が一定値を
超える場合、又は、微小電流による放電時の制御弁式鉛
蓄電池の電圧が一定電圧値に達しない場合には、前記第
1充電ステップで前記制御弁式鉛蓄電池の電圧が設定電
圧に達するまで充電し、前記設定電圧に達するまでの充
電時間が規定時間以内である場合には充電を終了し、前
記設定電圧に達するまでの充電時間が規定時間を超えて
いる場合には、前記設定電圧に達するまで前記第2充電
ステップ、前記第3充電ステップ、前記第4充電ステッ
プの順に電流値を減少させて充電した後に充電量を計算
し、該充電量が放電量に一定の係数を乗じた規定充電量
を超えている場合には前記制御弁式鉛蓄電池の充電を終
了し、前記規定充電量を超えていない場合には、そのま
ま前記規定充電量を超えるまで充電を続けた後に充電を
終了し、前回充電にした後の放電量が一定値以下であ
り、且つ、微小電流による放電時の制御弁式鉛蓄電池の
電圧が一定電圧値以上の場合には、一定量の充電をした
後に充電を終了することを特徴としている。
【0012】第二の発明は、大電流で充電する第1充電
ステップと、該第1充電ステップよりも小さな電流で充
電する第2充電ステップと、該第2充電ステップよりも
小さな電流で充電する第3充電ステップと、該第3充電
ステップよりもさらに小さな電流で充電する第4充電ス
テップとを有する制御弁式鉛蓄電池の充電方式におい
て、前回充電にした後の放電量を測定し、該放電量が一
定値を超える場合、又は、微小電流による放電時の制御
弁式鉛蓄電池の電圧が一定電圧値に達しない場合には、
前記第1充電ステップで前記制御弁式鉛蓄電池の電圧が
設定電圧に達するまで充電し、前記設定電圧に達するま
での充電時間が規定時間以内である場合には充電を終了
し、前記設定電圧に達するまでの充電時間が規定時間を
超えている場合には、前記設定電圧に達するまで前記第
2充電ステップ、前記第3充電ステップ、前記第4充電
ステップの順に電流値を減少させて充電した後に充電量
を計算し、該充電量が放電量に一定の係数を乗じた規定
充電量を超えている場合には前記制御弁式鉛蓄電池の充
電を停止して一定時間放置し、前記規定充電量を超えて
いない場合には、そのまま前記規定充電量を超えるまで
充電を続けた後に充電を停止して一定時間放置し、一定
時間放置後の電圧が、規定電圧を越える場合には充電を
終了し、一定時間放置後の電圧が、規定電圧以下の場合
には、さらに一定量の充電をした後に充電を終了し、前
回充電にした後の放電量が一定値以下であり、且つ、微
小電流による放電時の制御弁式鉛蓄電池の電圧が一定電
圧値以上の場合には、一定量の充電をした後に充電を終
了することを特徴としている。
【0013】第三の発明は、制御弁式鉛蓄電池の充電方
式において、充電を開始する前に制御弁式鉛蓄電池の放
電量を測定し、該放電量が一定値以下の場合には、微小
電流による放電時の電圧測定をし、一定電圧以上の場合
には一定量の充電をし、一定電圧以下の場合には該一定
電圧と制御弁式鉛蓄電池の電圧と差に比例する規定充電
量を充電することを特徴としている。
【0014】第四の発明は、大電流で充電する第1充電
ステップと、該第1充電ステップよりも小さな電流で充
電する第2充電ステップと、該第2充電ステップよりも
小さな電流で充電する第3充電ステップと、該第3充電
ステップよりもさらに小さな電流で充電する第4充電ス
テップとを有する制御弁式鉛蓄電池の充電方式におい
て、前回充電にした後の放電量を測定し、該放電量が一
定値を超える場合には、前記第1充電ステップで前記制
御弁式鉛蓄電池の電圧が設定電圧に達するまで充電し、
前記設定電圧に達するまでの充電時間が規定時間以内で
ある場合には充電を終了し、前記設定電圧に達するまで
の充電時間が規定時間を超えている場合には、前記設定
電圧に達するまで前記第2充電ステップ、前記第3充電
ステップ、前記第4充電ステップの順に電流値を減少さ
せて充電した後に充電量を計算し、該充電量が放電量に
一定の係数を乗じた規定充電量を超えている場合には前
記制御弁式鉛蓄電池の充電を終了し、前記規定充電量を
超えていない場合には、そのまま前記規定充電量を超え
るまで充電を続けた後に充電を終了し、充電を開始する
前に制御弁式鉛蓄電池の放電量を測定し、該放電量が一
定値以下の場合には微小電流による放電時の電圧測定を
し、一定電圧以上の場合には一定量の充電をし、一定電
圧以下の場合には該一定電圧と制御弁式鉛蓄電池の電圧
と差に比例する規定充電量を充電することを特徴として
いる。
【0015】第五の発明は、大電流で充電する第1充電
ステップと、該第1充電ステップよりも小さな電流で充
電する第2充電ステップと、該第2充電ステップよりも
小さな電流で充電する第3充電ステップと、該第3充電
ステップよりもさらに小さな電流で充電する第4充電ス
テップとを有する制御弁式鉛蓄電池の充電方式におい
て、前回充電にした後の放電量を測定し、該放電量が一
定値を超える場合には、前記第1充電ステップで前記制
御弁式鉛蓄電池の電圧が設定電圧に達するまで充電し、
前記設定電圧に達するまでの充電時間が規定時間以内で
ある場合には充電を終了し、前記設定電圧に達するまで
の充電時間が規定時間を超えている場合には、前記設定
電圧に達するまで前記第2充電ステップ、前記第3充電
ステップ、前記第4充電ステップの順に電流値を減少さ
せて充電した後に充電量を計算し、該充電量が放電量に
一定の係数を乗じた規定充電量を超えている場合には前
記制御弁式鉛蓄電池の充電を停止して一定時間放置し、
前記規定充電量を超えていない場合には、そのまま前記
規定充電量を超えるまで充電を続けた後に充電を停止し
て一定時間放置し、一定時間放置後の電圧が、規定電圧
を越える場合には充電を終了し、一定時間放置後の電圧
が、規定電圧以下の場合には、さらに一定量の充電をし
た後に充電を終了し、充電を開始する前に制御弁式鉛蓄
電池の放電量を測定し、該放電量が一定値以下の場合に
は微小電流による放電時の電圧測定をし、一定電圧以上
の場合には一定量の充電をし、一定電圧以下の場合には
該一定電圧と制御弁式鉛蓄電池の電圧と差に比例する規
定充電量を充電することを特徴としている。
【0016】第六の発明は、前記一定の係数は、放電量
の102〜108%の範囲にすることを特徴としてい
る。
【0017】第七の発明は、前記一定の係数は、周囲温
度が低いほど大きくし、周囲温度が高いほど小さくする
ことを特徴としている。
【0018】第八の発明は、前記設定電圧は、前記制御
弁式鉛蓄電池の温度が高くなるほど減少させることを特
徴としている。
【0019】
【実施例】以下に、本発明に係わる充電方式をバッテリ
ー式ゴルフカート用の電源として、12V−110Ah
の制御弁式鉛蓄電池に使用した場合について図1〜6を
用いて詳細に説明する。ここで、一般的にバッテリー式
ゴルフカートは、深夜電力を利用しているために、7〜
10時間程度で充電を完了する必要がある。
【0020】なお、図1、2は充電方式を示すフローチ
ャートであり、図3〜5は制御弁式鉛蓄電池の充電カー
ブであり、図6は本発明を用いたバッテリー式ゴルフカ
ートのブロック図である。
【0021】1.バッテリー式ゴルフカートのブロック
図 図6に示すように、バッテリー式ゴルフカートは、搭載
している制御弁式鉛蓄電池1を放電することによって、
操作パネル4、ゴルフカート6、電動機7等に電力を供給
して運転をするものである。
【0022】すなわち、放電時には継電器2をONとし
た状態で、操作パネル4からの信号によってリレー5を制
御弁式鉛蓄電池1の放電側に接続して、電動機7を回転さ
せてゴルフカート6を走行させる。なお、継電器2は、何
らかの原因によって回路が短絡した場合などにおいて、
制御弁式鉛蓄電池1からの電力の供給を遮断する装置で
ある。
【0023】制御弁式鉛蓄電池1から供給された電流値
は、電流検出器3で電圧値に変換する。そして、この電
圧値を充電器8に設置した増幅器9で電圧増幅した後、マ
イコン10に入力する。マイコン10では、制御弁式鉛蓄電
池1から供給された放電電流値に換算し、該放電電流値
と放電時間とを乗算して放電量に変換した後、該放電量
を順次積算してEEPROM11に記憶する。すなわち、
EEPROM11には、制御弁式鉛蓄電池1の充電後にお
ける放電量が記憶されている。
【0024】2.制御弁式鉛蓄電池の充電方式の概要 次に、本発明を用いた制御弁式鉛蓄電池の充電方式につ
いて詳細に説明する。図6に示すように、商用電源12の
交流電力を充電器8に供給して直流電力に変換し、該直
流電力を用いて制御弁式鉛蓄電池1を充電するものであ
る。
【0025】すなわち、継電器2をONとした状態で、
操作パネル4からの信号によりリレー5を充電側に接続し
て、充電器8からの直流電力を制御弁式鉛蓄電池1に供給
して充電する。なお、この状態ではゴルフカート6や電
動機7には、充電器8又は制御弁式鉛蓄電池1からの電力
は供給されないために、ゴルフカート6が動きだすこと
はない。
【0026】制御弁式鉛蓄電池1に流れた充電電流値
は、電流検出器3で電圧値に変換する。そして、この電
圧値を充電器8に設置した増幅器9に入力して電圧増幅を
した後、マイコン10に入力する。マイコン10では、充電
電流値に換算した後、充電時間と乗算して充電量とし、
それぞれの充電電流ごとの充電量を積算してEEPRO
M11に書き込んで記憶する。本実施例では、図1又は2
に示すように、充電量として上記したEEPROM11に
記憶されている放電量の105%を充電するようにし
た。
【0027】3.本発明に係わる第一の充電方式 次に、本発明に係わる第一の充電方式について、図1に
示すフローチャート及び図3〜5に示す制御弁式鉛蓄電
池の充電カーブを用いて詳細に説明する。
【0028】(1)放電量の測定ステップ 図1に示すように充電がスタートすると、前回の充電後
に一定値以上の放電されているか否かを判断する。図1
では一定値として1%としているが、放電量が制御弁式
鉛蓄電池の公称容量の1%以下でない場合には、すでに
一定量の放電がされていると判断して後述する第1充電
ステップ(15A充電モード)で充電する。
【0029】なお、放電量が制御弁式鉛蓄電池の容量の
1%以下である場合でも、マイコン10の作動等に必要な
微小電力が流れている状態において、制御弁式鉛蓄電池
の電圧が一定電圧以上でない場合には、すでに一定値以
上の放電がされていると判断して後述する第1充電ステ
ップ(15A充電モード)で充電する。
【0030】一方、放電量が制御弁式鉛蓄電池の容量の
1%以下であり、各種の制御回路を動かすための微小電
流による放電時の制御弁式鉛蓄電池の電圧が一定電圧以
上の場合には、制御弁式鉛蓄電池はすでに満充電状態に
あると判断して、4Aのわずかな電流値で制御弁式鉛蓄
電池の公称容量の1%の充電(一定量の充電)をしてか
ら充電を終了する。本実施例では、公称容量が110A
hの制御弁式鉛蓄電池を使用しているために、4A程度
の充電電流で公称容量の1%を充電しても負極で充分に
ガス吸収をすることができ、安全弁から酸素ガスが放出
されることはない。
【0031】上記したステップをとることによって、満
充電状態の制御弁式鉛蓄電池を誤ってさらに過充電をす
ることを防止できるために、制御弁式鉛蓄電池の寿命を
長くすることができる。
【0032】(2)第1充電ステップ(15A充電モー
ド) 上記した放電量の測定ステップにおいて充電終了となら
ない場合には、第1充電ステップとして15A充電モー
ドに入り、比較的大きな定電流で制御弁式鉛蓄電池を充
電する(図1)。なお、充電の進行によって、制御弁式
鉛蓄電池の電圧は徐々に上昇する(図3〜5)。
【0033】なお、制御弁式鉛蓄電池の電圧が後述する
設定電圧(V)に達するまでの時間が、規定時間(図
1、3では1分と規定した。)未満の場合には、制御弁
式鉛蓄電池はすでに満充電状態にあると判断して充電を
終了する(図1、3)。この方式を用いることによっ
て、上記した「(1)放電量の測定ステップ」において
見逃されて、繰り返して充電されたような場合でも充電
開始後に短時間で充電を終了できるために、過充電を防
止することができる。
【0034】なお、前記設定電圧(V)を、以下の
(1)式に示すように設定した。
【0035】 V = V0 − ts×(t−25℃) (1)式 ただし、V0=2.45ボルト/セル、ts=5mV/
(セル・℃)、t:制御弁式鉛蓄電池の温度(ただし、
制御弁式鉛蓄電池の温度が−5℃以下の場合には、全て
−5℃と固定して制御した。)である。なお、本実施例
では、制御弁式鉛蓄電池にサーミスタを取りつけて、そ
の温度(t)を測定した。
【0036】すなわち、(1)式の設定電圧(V)は、
0(2.45ボルト/セル)を周囲温度で補正したも
のであり、周囲温度が高くなるほど設定電圧(V)は低
くなるように制御される。なお、充電の進行とともに制
御弁式鉛蓄電池の温度は次第に上昇することを考慮し
て、充電時には前記設定電圧の変更を常時行えるように
している(図1)。
【0037】図3、4に示すように、制御弁式鉛蓄電池
の電圧は充電の進行とともに徐々に上昇して、前記した
設定電圧(V)に達した場合には、以下に示す第2充電
ステップでの充電モードに移る。なお、第1充電ステッ
プとして、比較的大きな電流(15A)で充電している
ため、短時間で多くの充電量を充電することができる。
【0038】(3)第2充電ステップ(10A充電モー
ド) 第2充電ステップでは、10Aの定電流で制御弁式鉛蓄
電池を充電する。そして、この10A充電においても、
制御弁式鉛蓄電池の電圧は充電量の増加とともに徐々に
上昇し、その電圧が上記した設定電圧(V)に達した場
合には(図3、4)、後述する第3充電ステップでの充
電モードに移る(図1)。
【0039】(4)第3充電ステップ(5A充電モー
ド) 第3充電ステップでは、5Aの定電流で制御弁式鉛蓄電
池を充電する。そして、5A充電においても、制御弁式
鉛蓄電池の電圧は充電とともに徐々に上昇し、制御弁式
鉛蓄電池の電圧が上記した設定電圧(V)に達した場合
には(図4、5)、後述する第4充電ステップでの充電
モードに移る(図1)。
【0040】(5)第4充電ステップ(4A充電モー
ド) 第4充電ステップでは、第3充電ステップよりもさらに
少ない4Aの定電流で制御弁式鉛蓄電池を充電する。そ
して、第4充電ステップにおいても制御弁式鉛蓄電池の
電圧は充電とともに徐々に上昇する(図4、5)。そし
て、制御弁式鉛蓄電池の電圧が上記した設定電圧(V)
に達した時の充電量の総計が、規定充電量である放電量
の105%を超えている場合には充電を停止する(図
4)。
【0041】一方、制御弁式鉛蓄電池の電圧が設定電圧
(V)に達した時の充電量が、規定充電量である放電量
の105%を超えていない場合には、105%に達する
までそのまま4Aで充電を続けた後に充電を停止する
(図5)。
【0042】(6)第5充電ステップ(4A充電モー
ド) 上記した充電を停止した状態で1時間放置した後に、制
御弁式鉛蓄電池の電圧を測定する。そして、制御弁式鉛
蓄電池の電圧が2.2V/セルを超えている場合には充
電を終了し、制御弁式鉛蓄電池の電圧が2.2V/セル
以下の場合には充電不足と判断して、4Aで制御弁式鉛
蓄電池の公称容量の10%を充電して充電を終了する。
【0043】この方式を用いることにより、制御弁式鉛
蓄電池が長期間にわたって高温多湿な場所に放置され
て、自己放電しているような場合においても、一度充電
を停止した後に、再び低い電流値(4A)で充電をする
ことができる。したがって、制御弁式鉛蓄電池にとって
無理のない充電をすることができるために、その寿命を
向上させることができる。
【0044】なお、本実施例では、上述したように一定
の係数として放電量の105%を充電する方式を用いた
が、前記一定の係数として102〜108%の範囲に設
定した場合でも、ほぼ同様の良好な結果が得られた。
【0045】加えて、周囲温度が低いほど前記一定の係
数を大きくするようにし、周囲温度が高いほど前記一定
の係数を小さくするようにして充電量を調整するとより
好ましいことがわかった。すなわち、一例として、周囲
温度が5℃以下では前記一定の係数を108%とし、周
囲温度が35℃を超えているような場合には、前記一定
の係数を102%とするとより好ましいことがわかっ
た。この理由として、低温時においては、充電の受け入
れ効率が低下するためと考えられる。
【0046】このように、前記一定の係数を調整する
と、周囲温度が低い場合の充電不足を解消できるととも
に、周囲温度が高い場合の過充電を解消できるため、制
御弁式鉛蓄電池をより長寿命化することができる。
【0047】4.本発明に係わる第二の充電方式 図2に示すフローチャートは、本発明に係わる第二の充
電方式を示すものである。すなわち、制御弁式鉛蓄電池
が長期間放置された後に充電をするような場合にも、適
切な充電ができるように改良を加えたものである。な
お、制御弁式鉛蓄電池が長期間放置されると、活物質が
劣化して充電が入りにくくなることが知られている。
【0048】(1)放電量の測定ステップ 図2に示すようにスタートすると、前回の充電後に一定
値以上の放電がされているか否かを判断する。図2では
一定値として1%としているが、放電量が制御弁式鉛蓄
電池の公称容量の1%以下でない場合には、すでに一定
量の放電がされていると判断して第1充電ステップ(1
5A充電モード)で充電する。なお、第1充電ステップ
以降のステップは、上述した本発明に係わる第一の充電
方式の場合(図1)と同一なので、それ以降のステップ
の説明を省略する。
【0049】(2)充電後の放電量が少なく長期間放置
がないと判断した場合の充電方式 充電後の放電量が制御弁式鉛蓄電池の容量の1%以下で
あり、各種の制御回路を動かすための微小電流による放
電時の制御弁式鉛蓄電池の電圧が一定電圧(V1)以上
の場合には、長期間放置がなく、制御弁式鉛蓄電池はす
でに満充電状態にあると判断して、4Aのわずかな電流
値で公称容量の1%を充電して終了する。
【0050】本実施例では、公称容量が110Ahの制
御弁式鉛蓄電池を使用しているため、4A程度の充電電
流で過充電をしても負極で十分にガス吸収をすることが
でき、安全弁から酸素ガスが放出されることはない。上
記した方式を用いることによって、満充電状態の制御弁
式鉛蓄電池を大電流で充電することを防止できるため
に、その寿命を長くすることができる。なお、前記一定
電圧(V1)として、以下の(2)式に示すように温度
補正をして使用した。
【0051】 一定電圧(V1) = Va − ts×(t−25℃) (2)式 ただし、Va=2.22ボルト/セル、ts=5mV/
(セル・℃)、 t:制御弁式鉛蓄電池の温度(ただし、制御弁式鉛蓄電
池の温度が−5℃以下の場合には、全て−5℃と固定し
た)。なお、制御弁式鉛蓄電池にサーミスタを取りつけ
てその温度(t)を測定した。
【0052】すなわち、一定電圧(V1)は、Va
(2.22ボルト/セル)を周囲温度で補正したもので
あり、周囲温度が高くなるほど、一定電圧(V1)は低
くなるように制御される。
【0053】(3)充電後の放電量が少なく長期間放置
があると判断した場合の充電方式一方、放電量が制御弁
式鉛蓄電池の公称容量の1%以下である場合でも、制御
弁式鉛蓄電池の微小電流による放電時の電圧が上記した
一定電圧(V1)以下の場合には、長期間放置等によっ
て自己放電がされているものと判断される。このような
場合には、電極活物質の活性が低下しており、大電流で
充電すると電解液の分解が起こりやすい。そこで、4A
の少ない充電電流で規定充電量(Ah)を充電することと
した。
【0054】なお、制御弁式鉛蓄電池の微小電流による
放電時の電圧は、自己放電が大きいほど低くなることが
知られている。そこで、規定充電量(Ah)として、以下
の(3)式に示すように設定した。すなわち、(2)式
で規定された一定電圧(V1)と、微小電流による放電
時の電圧(V3)の差に比例する規定充電量を充電する
ようにした。
【0055】 規定充電量(Ah)=428.6×(V1−V3) (3)式 上記した本発明に係わる第二の充電方式を用いることに
よって、長期間放置などによって自己放電した制御弁式
鉛蓄電池に対しても適切な充電が可能となり、その寿命
をさらに長くすることができる。
【0056】
【発明の効果】上述したように、本発明に係わる充電方
式を用いると、制御弁式鉛蓄電池を短時間で適正な充電
ができる。また、長期間の放置によって自己放電した制
御弁式鉛蓄電池に対しても適切な充電が可能となる。し
たがって、制御弁式鉛蓄電池の寿命を向上させることが
できるために工業上極めて優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる第一の充電方式を示すフローチ
ャートである。
【図2】本発明に係わる第二の充電方式を示すフローチ
ャートである。
【図3】本発明に係わる充電方式を用いた充電カーブの
一例である。
【図4】本発明に係わる充電方式を用いた充電カーブの
一例である。
【図5】本発明に係わる充電方式を用いた充電カーブの
一例である。
【図6】本発明に係わるバッテリー式ゴルフカートのブ
ロック図である。
【符号の説明】
1:制御弁式鉛蓄電池、2:継電器、3:電流検出器、
4:操作パネル、5:リレー、6:ゴルフカート、7:
電動機、8:充電器、9:増幅器、10:マイコン、1
1:EEPROM、12:商用電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5G003 AA01 BA01 CA02 CA06 CA14 CB06 FA06 GC05 5H030 AA02 AA03 AA04 BB03 BB04 FF43

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大電流で充電する第1充電ステップと、
    該第1充電ステップよりも小さな電流で充電する第2充
    電ステップと、該第2充電ステップよりも小さな電流で
    充電する第3充電ステップと、該第3充電ステップより
    もさらに小さな電流で充電する第4充電ステップとを有
    する制御弁式鉛蓄電池の充電方式において、 前回充電にした後の放電量を測定し、該放電量が一定値
    を超える場合、又は、微小電流による放電時の制御弁式
    鉛蓄電池の電圧が一定電圧値に達しない場合には、前記
    第1充電ステップで前記制御弁式鉛蓄電池の電圧が設定
    電圧に達するまで充電し、前記設定電圧に達するまでの
    充電時間が規定時間以内である場合には充電を終了し、
    前記設定電圧に達するまでの充電時間が規定時間を超え
    ている場合には、前記設定電圧に達するまで前記第2充
    電ステップ、前記第3充電ステップ、前記第4充電ステ
    ップの順に電流値を減少させて充電した後に充電量を計
    算し、該充電量が放電量に一定の係数を乗じた規定充電
    量を超えている場合には前記制御弁式鉛蓄電池の充電を
    終了し、前記規定充電量を超えていない場合には、その
    まま前記規定充電量を超えるまで充電を続けた後に充電
    を終了し、 前回充電にした後の放電量が一定値以下であり、且つ、
    微小電流による放電時の制御弁式鉛蓄電池の電圧が一定
    電圧値以上の場合には、一定量の充電をした後に充電を
    終了することを特徴とする制御弁式鉛蓄電池の充電方
    式。
  2. 【請求項2】 大電流で充電する第1充電ステップと、
    該第1充電ステップよりも小さな電流で充電する第2充
    電ステップと、該第2充電ステップよりも小さな電流で
    充電する第3充電ステップと、該第3充電ステップより
    もさらに小さな電流で充電する第4充電ステップとを有
    する制御弁式鉛蓄電池の充電方式において、 前回充電にした後の放電量を測定し、該放電量が一定値
    を超える場合、又は、微小電流による放電時の制御弁式
    鉛蓄電池の電圧が一定電圧値に達しない場合には、前記
    第1充電ステップで前記制御弁式鉛蓄電池の電圧が設定
    電圧に達するまで充電し、前記設定電圧に達するまでの
    充電時間が規定時間以内である場合には充電を終了し、
    前記設定電圧に達するまでの充電時間が規定時間を超え
    ている場合には、前記設定電圧に達するまで前記第2充
    電ステップ、前記第3充電ステップ、前記第4充電ステ
    ップの順に電流値を減少させて充電した後に充電量を計
    算し、該充電量が放電量に一定の係数を乗じた規定充電
    量を超えている場合には前記制御弁式鉛蓄電池の充電を
    停止して一定時間放置し、前記規定充電量を超えていな
    い場合には、そのまま前記規定充電量を超えるまで充電
    を続けた後に充電を停止して一定時間放置し、 一定時間放置後の電圧が、規定電圧を越える場合には充
    電を終了し、 一定時間放置後の電圧が、規定電圧以下の場合には、さ
    らに一定量の充電をした後に充電を終了し、 前回充電にした後の放電量が一定値以下であり、且つ、
    微小電流による放電時の制御弁式鉛蓄電池の電圧が一定
    電圧値以上の場合には、一定量の充電をした後に充電を
    終了することを特徴とする制御弁式鉛蓄電池の充電方
    式。
  3. 【請求項3】 制御弁式鉛蓄電池の充電方式において、
    充電を開始する前に制御弁式鉛蓄電池の放電量を測定
    し、該放電量が一定値以下の場合には、微小電流による
    放電時の電圧測定をし、一定電圧以上の場合には一定量
    の充電をし、一定電圧以下の場合には該一定電圧と制御
    弁式鉛蓄電池の電圧と差に比例する規定充電量を充電す
    ることを特徴とする制御弁式鉛蓄電池の充電方式。
  4. 【請求項4】 大電流で充電する第1充電ステップと、
    該第1充電ステップよりも小さな電流で充電する第2充
    電ステップと、該第2充電ステップよりも小さな電流で
    充電する第3充電ステップと、該第3充電ステップより
    もさらに小さな電流で充電する第4充電ステップとを有
    する制御弁式鉛蓄電池の充電方式において、 前回充電にした後の放電量を測定し、該放電量が一定値
    を超える場合には、前記第1充電ステップで前記制御弁
    式鉛蓄電池の電圧が設定電圧に達するまで充電し、前記
    設定電圧に達するまでの充電時間が規定時間以内である
    場合には充電を終了し、前記設定電圧に達するまでの充
    電時間が規定時間を超えている場合には、前記設定電圧
    に達するまで前記第2充電ステップ、前記第3充電ステ
    ップ、前記第4充電ステップの順に電流値を減少させて
    充電した後に充電量を計算し、該充電量が放電量に一定
    の係数を乗じた規定充電量を超えている場合には前記制
    御弁式鉛蓄電池の充電を終了し、前記規定充電量を超え
    ていない場合には、そのまま前記規定充電量を超えるま
    で充電を続けた後に充電を終了し、 充電を開始する前に制御弁式鉛蓄電池の放電量を測定
    し、該放電量が一定値以下の場合には微小電流による放
    電時の電圧測定をし、一定電圧以上の場合には一定量の
    充電をし、一定電圧以下の場合には該一定電圧と制御弁
    式鉛蓄電池の電圧と差に比例する規定充電量を充電する
    ことを特徴とする制御弁式鉛蓄電池の充電方式。
  5. 【請求項5】 大電流で充電する第1充電ステップと、
    該第1充電ステップよりも小さな電流で充電する第2充
    電ステップと、該第2充電ステップよりも小さな電流で
    充電する第3充電ステップと、該第3充電ステップより
    もさらに小さな電流で充電する第4充電ステップとを有
    する制御弁式鉛蓄電池の充電方式において、 前回充電にした後の放電量を測定し、該放電量が一定値
    を超える場合には、前記第1充電ステップで前記制御弁
    式鉛蓄電池の電圧が設定電圧に達するまで充電し、前記
    設定電圧に達するまでの充電時間が規定時間以内である
    場合には充電を終了し、前記設定電圧に達するまでの充
    電時間が規定時間を超えている場合には、前記設定電圧
    に達するまで前記第2充電ステップ、前記第3充電ステ
    ップ、前記第4充電ステップの順に電流値を減少させて
    充電した後に充電量を計算し、該充電量が放電量に一定
    の係数を乗じた規定充電量を超えている場合には前記制
    御弁式鉛蓄電池の充電を停止して一定時間放置し、前記
    規定充電量を超えていない場合には、そのまま前記規定
    充電量を超えるまで充電を続けた後に充電を停止して一
    定時間放置し、 一定時間放置後の電圧が、規定電圧を越える場合には充
    電を終了し、 一定時間放置後の電圧が、規定電圧以下の場合には、さ
    らに一定量の充電をした後に充電を終了し、 充電を開始する前に制御弁式鉛蓄電池の放電量を測定
    し、該放電量が一定値以下の場合には微小電流による放
    電時の電圧測定をし、一定電圧以上の場合には一定量の
    充電をし、一定電圧以下の場合には該一定電圧と制御弁
    式鉛蓄電池の電圧と差に比例する規定充電量を充電する
    ことを特徴とする制御弁式鉛蓄電池の充電方式。
  6. 【請求項6】 前記一定の係数は、放電量の102〜1
    08%の範囲にすることを特徴とする請求項1〜5のい
    ずれか1項記載の制御弁式鉛蓄電池の充電方式。
  7. 【請求項7】 前記一定の係数は、周囲温度が低いほど
    大きくし、周囲温度が高いほど小さくすることを特徴と
    する請求項6項記載の制御弁式鉛蓄電池の充電方式。
  8. 【請求項8】 前記設定電圧は、前記制御弁式鉛蓄電池
    の温度が高くなるほど減少させることを特徴とする請求
    項1〜7のいずれか1項記載の制御弁式鉛蓄電池の充電
    方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007273403A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Gs Yuasa Corporation:Kk 制御弁式鉛蓄電池とその充電方法

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