JP2010049969A - 燃料電池モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池スタックにおける温度分布の均一化を図る。
【解決手段】燃料電池モジュール100は、燃料電池スタック10と、燃料電池スタックを収納するとともに、燃料電池スタック10から燃料電池モジュール100の外部への放熱を抑制するための多層構造を有する燃料電池ケース20と、を備える。燃料電池ケース20は、燃料電池スタック10の温度よりも低温の第1のガス(空気)空気が流れる第1のガス流路層22と、第1のガス流路層22の内側に設けられ、第1のガス(空気)よりも高温の第2のガス(燃料電池スタック10から排気される排気ガス)が流れる第2のガス流路層24と、を備える。そして、第1のガス流路層22の、燃料電池スタック10の高温部と近接する部位における流路断面積を、他の部位における流路断面積よりも大きくする。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池スタックとこの燃料電池スタックを収納する燃料電池ケースとを備える燃料電池モジュールに関するものである。
燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応によって発電する燃料電池がエネルギ源として注目されている。そして、所望の出力を得るために、複数の燃料電池を集合させて燃料電池スタックが構成される。
ところで、このような燃料電池スタックでは、発電時に発熱し、放熱により、外周部の温度比較的が低くなり、中央部の温度が比較的高くなるという温度分布が生じる。この燃料電池スタックにおける温度分布が大きくなると、高温になりやすい中央部の燃料電池において、熱による劣化が生じやすくなり、燃料電池スタックの寿命を短くしてしまう場合があった。そこで、従来、燃料電池スタックの中心部に、外周部よりも多い酸化剤ガスを供給することによって、燃料電池スタックの中心部を冷却し、燃料電池スタックの温度分布を均一化する技術が提案されている(例えば、下記特許文献1参照)。
また、燃料電池スタックからの放熱を抑制するために、燃料電池スタックを収納する燃料電池ケース(ハウジング)に複数のガス流路を設け、これらのガス流路に酸化剤ガス、燃料ガス、排気ガスを流すことによって、断熱、および、ガスの予熱を行う技術も提案されている(例えば、下記特許文献2,3参照)。
特開2006−54175号公報 特開2004−319462号公報 特開2006−147517号公報
しかし、上記特許文献に記載された技術では、燃料電池スタックにおける温度分布の均一化について、改善の余地があった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、燃料電池スタックにおける温度分布の均一化を図ることを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するために以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]燃料電池モジュールであって、燃料電池スタックと、前記燃料電池スタックを収納するとともに、前記燃料電池スタックから前記燃料電池モジュールの外部への放熱を抑制するための多層構造を有する燃料電池ケースと、を備え、前記燃料電池ケースは、前記燃料電池スタックの温度よりも低温の第1のガスが流れる第1のガス流路層と、前記第1のガス流路層の内側に設けられ、前記第1のガスよりも高温の第2のガスが流れる第2のガス流路層と、を備えており、前記第1のガス流路層において、前記燃料電池スタックにおいて高温になりやすい高温部位と近接する部位における流路断面積は、他の部位における流路断面積よりも大きい、燃料電池モジュール。
適用例1の燃料電池モジュールでは、燃料電池ケースが備える第1のガス流路層において、燃料電池スタックにおいて高温になりやすい高温部位(例えば、燃料電池スタックの中央部)と近接する部位における流路断面積が、他の部位における流路断面積よりも大きいので、この部位には比較的低温の第1のガスが他の部位よりも多く流れることとなり、燃料電池スタックにおける高温部位を冷却することができる。したがって、燃料電池スタックにおける温度分布の均一化を図ることができる。なお、適用例1の燃料電池スタックにおける燃料電池ケースは、上記第1のガス流路層、および、第2のガス流路層の他に、例えば、断熱層等、他の機能を奏する層を備えるようにしてもよい。
[適用例2]燃料電池モジュールであって、燃料電池スタックと、前記燃料電池スタックを収納するとともに、前記燃料電池スタックから前記燃料電池モジュールの外部への放熱を抑制するための多層構造を有する燃料電池ケースと、を備え、前記燃料電池ケースは、前記燃料電池スタックの温度よりも低温の第1のガスが流れる第1のガス流路層と、前記第1のガス流路層の内側に設けられ、前記第1のガスよりも高温の第2のガスが流れる第2のガス流路層と、を備えており、前記第2のガス流路層において、前記燃料電池スタックにおいて高温になりやすい高温部位と近接する部位における流路断面積は、他の部位における流路断面積よりも小さい、燃料電池モジュール。
適用例2の燃料電池モジュールでは、燃料電池ケースが備える第2のガス流路層において、燃料電池スタックにおいて高温になりやすい高温部位(例えば、燃料電池スタックの中央部)と近接する部位における流路断面積が、他の部位における流路断面積よりも小さいので、この部位において比較的高温の第2のガスによる燃料電池スタックにおける高温部位の温度保持能力を低下させることができる。したがって、燃料電池スタックにおける温度分布の均一化を図ることができる。なお、適用例2の燃料電池スタックにおける燃料電池ケースは、上記第1のガス流路層、および、第2のガス流路層の他に、例えば、断熱層等、他の機能を奏する層を備えるようにしてもよい。
[適用例3]燃料電池モジュールであって、燃料電池スタックと、前記燃料電池スタックを収納するとともに、前記燃料電池スタックから前記燃料電池モジュールの外部への放熱を抑制するための多層構造を有する燃料電池ケースと、を備え、前記燃料電池ケースは、前記燃料電池スタックの温度よりも低温の第1のガスが流れる第1のガス流路層と、前記第1のガス流路層の内側に設けられ、前記第1のガスよりも高温の第2のガスが流れる第2のガス流路層と、を備えており、前記第1のガス流路層の前記燃料電池スタック側の流路壁は、前記燃料電池スタックにおいて高温になりやすい高温部位と近接する部位において、前記第2のガス流路層を貫通して、前記第2のガス流路層の前記燃料電池スタック側の流路壁と接触している、燃料電池モジュール。
適用例3の燃料電池モジュールでは、燃料電池ケースが備える第1および第2のガス流路層において、第1のガス流路層の燃料電池スタック側の流路壁が、燃料電池スタックにおいて高温になりやすい高温部位(例えば、燃料電池スタックの中央部)と近接する部位において、第2のガス流路層を貫通して、第2のガス流路層の燃料電池スタック側の流路壁と接触しているので、この部位において比較的高温の第2のガスによる燃料電池スタックにおける高温部位の温度保持能力を低下させるとともに、比較的低温の第1のガスによる高温部位の冷却能力を増大させることができる。したがって、燃料電池スタックにおける温度分布の均一化を図ることができる。なお、適用例3の燃料電池スタックにおける燃料電池ケースは、上記第1のガス流路層、および、第2のガス流路層の他に、例えば、断熱層等、他の機能を奏する層を備えるようにしてもよい。
適用例3の燃料電池モジュールにおいて、第1のガス流路層の燃料電池スタック側の流路壁の一部を、金属等の熱伝導率が比較的高い高熱伝導性部材によって構成するようにし、この高熱伝導性部材が、第2のガス流路層を貫通して、第2のガス流路層の燃料電池スタック側の流路壁と接触するようにしてもよい。
[適用例4]適用例1ないし3のいずれかに記載の燃料電池モジュールであって、前記第1のガスは、前記燃料電池スタックのカソードに供給される空気であり、前記第2のガスは、前記燃料電池スタックから排気される排気ガスである、燃料電池モジュール。
適用例4の燃料電池モジュールによって、燃料電池スタックから排気される排気ガスの熱を、燃料電池スタックのカソードに供給される空気によって回収するとともに、この空気の予熱を行うことができるので、燃料電池モジュールにおけるエネルギ効率を向上させることができる。
なお、本発明は、上述した種々の特徴を、適宜、組み合わせて構成することもできる。また、上述した各適用例の燃料電池モジュールは、特に、固体酸化物型燃料電池等の、いわゆる高温作動型燃料電池を備える燃料電池モジュールに効果的である。高温作動型燃料電池を用いた燃料電池スタックは、温度分布が大きくなりやすいからである。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき説明する。
A.第1実施例:
図1は、本発明の第1実施例としての燃料電池モジュール100の要部を示す説明図である。この燃料電池モジュール100は、燃料電池スタック10を燃料電池ケース20内に収納したものである。本実施例では、燃料電池スタック10は、図示は省略しているが、固体酸化物型燃料電池からなる略円筒形状の単セルを複数集合させたものとした。なお、図1(b)に示したように、燃料電池スタック10では、発電時に発熱し、燃料電池スタック10の中央部は、外周部よりも放熱しにくいため、その温度が比較的高温になり(図示した高温部)、燃料電池スタック10の外周部は、中央部よりも放熱しやすいため、その温度が比較的低温になる(図示した低温部)という温度分布が生じる。これは、後述する他の実施例においても同様である。
燃料電池モジュール100において、燃料電池ケース20は、多層構造を有している。これは、燃料電池スタック10から燃料電池モジュール100の外部への放熱を抑制して、燃料電池スタック10の温度を発電に適した温度に維持するためである。そして、本実施例では、燃料電池ケース20は、図示するように、第1のガス流路層22と、第2のガス流路層24と、を備えるものとした。第1のガス流路層22には、燃料電池モジュール100の外部から供給された空気が流れる。この空気は、酸化剤ガスとして、燃料電池スタック10の各カソードに供給される。また、第2のガス流路層24には、燃料電池スタック10から排気された排気ガスが流れる。第2のガス流路層24を流れる排気ガスの温度は、第1のガス流路層22を流れる空気の温度よりも高温である。なお、図示は省略しているが、燃料電池スタック10の各アノードには、水素を含む燃料ガスが供給される。
そして、本実施例の燃料電池モジュール100では、燃料電池ケース20は、図示するように、第1のガス流路層22において、燃料電池スタック10の中央部(高温部)と近接する部位における流路断面積が、他の部位、すなわち、燃料電池スタック10の外周部(低温部)と近接する部位における流路断面積よりも大きいという特徴を有している。こうすることによって、第1のガス流路層22における燃料電池スタック10の高温部と近接する部位には、比較的低温の空気が、他の部位よりも多く流れることになる。したがって、比較的低温の空気によって、燃料電池スタック10の高温部を低温部よりも冷却することができる。
以上説明した第1実施例の燃料電池モジュール100によれば、燃料電池ケース20が備える第1のガス流路層22において、燃料電池スタック10の中央部(高温部)と近接する部位における流路断面積が、他の部位における流路断面積よりも大きいので、この部位には、比較的低温の空気が他の部位よりも多く流れることとなり、燃料電池スタック10における高温部を冷却することができる。したがって、燃料電池スタック10における温度分布の均一化を図ることができる。
B.第2実施例:
図2は、本発明の第2実施例としての燃料電池モジュール100Aの要部を示す説明図である。第2実施例の燃料電池モジュール100Aの構成は、第1実施例の燃料電池モジュール100の構成とほぼ同じであり、燃料電池ケース20Aの構造が、第1実施例の燃料電池モジュール100における燃料電池ケース20の構造と異なっている。
第2実施例の燃料電池モジュール100Aにおいて、燃料電池ケース20Aは、第1実施例における燃料電池ケース20と同様に、多層構造を有しており、第1のガス流路層22Aと、第2のガス流路層24Aと、を備えている。そして、第1のガス流路層22Aには、燃料電池モジュール100Aの外部から供給された空気が流れる。また、第2のガス流路層24Aには、燃料電池スタック10から排気された排気ガスが流れる。
そして、本実施例の燃料電池モジュール100Aでは、燃料電池ケース20Aは、図示するように、第2のガス流路層24Aにおいて、燃料電池スタック10の中央部(高温部)と近接する部位における流路断面積が、他の部位、すなわち、燃料電池スタック10の外周部(低温部)と近接する部位における流路断面積よりも小さいという特徴を有している。こうすることによって、第2のガス流路層24Aにおける燃料電池スタック10の高温部と近接する部位には、比較的高温の排気ガスが、他の部位よりも少ない量しか流れないことになる。したがって、比較的高温の排気ガスによる燃料電池スタック10の高温部の温度保持能力を低下させることができる。
以上説明した第2実施例の燃料電池モジュール100Aによれば、燃料電池ケース20Aが備える第2のガス流路層24Aにおいて、燃料電池スタック10の中央部(高温部)と近接する部位における流路断面積が、他の部位における流路断面積よりも小さいので、この部位において比較的高温の排気ガスによる燃料電池スタック10における高温部の温度保持能力を低下させることができる。したがって、燃料電池スタック10における温度分布の均一化を図ることができる。
C.第3実施例:
図3は、本発明の第3実施例としての燃料電池モジュール100Bの要部を示す説明図である。第3実施例の燃料電池モジュール100Bの構成は、第1実施例の燃料電池モジュール100の構成とほぼ同じであり、燃料電池ケース20Bの構造が、第1実施例の燃料電池モジュール100における燃料電池ケース20の構造と異なっている。
第3実施例の燃料電池モジュール100Bにおいて、燃料電池ケース20Bは、第1実施例における燃料電池ケース20と同様に、多層構造を有しており、第1のガス流路層22Bと、第2のガス流路層24Bと、を備えている。そして、第1のガス流路層22Bには、燃料電池モジュール100Bの外部から供給された空気が流れる。また、第2のガス流路層24Bには、燃料電池スタック10から排気された排気ガスが流れる。
そして、本実施例の燃料電池モジュール100Bでは、燃料電池ケース20Bは、図示するように、第1のガス流路層22Bにおいて、燃料電池スタック10の中央部(高温部)と近接する部位における流路断面積が、他の部位、すなわち、燃料電池スタック10の外周部(低温部)と近接する部位における流路断面積よりも大きく、かつ、第2のガス流路層24Bにおいて、燃料電池スタック10の中央部(高温部)と近接する部位における流路断面積が、他の部位、すなわち、燃料電池スタック10の外周部(低温部)と近接する部位における流路断面積よりも小さいという特徴を有している。こうすることによって、第1のガス流路層22Bにおける燃料電池スタック10の高温部と近接する部位には、比較的低温の空気が、他の部位よりも多く流れることになる。したがって、比較的低温の空気によって、燃料電池スタック10の高温部を低温部よりも冷却することができる。また、第2のガス流路層24Bにおける燃料電池スタック10の高温部と近接する部位には、比較的高温の排気ガスが、他の部位よりも少ない量しか流れないことになる。したがって、比較的高温の排気ガスによる燃料電池スタック10の高温部の温度保持能力を低下させることができる。
以上説明した第3実施例の燃料電池モジュール100Bによれば、燃料電池ケース20Bが備える第1のガス流路層22Bにおいて、燃料電池スタック10の中央部(高温部)と近接する部位における流路断面積が、他の部位における流路断面積よりも大きいので、この部位には比較的低温の空気が他の部位よりも多く流れることとなり、燃料電池スタック10における高温部を冷却することができる。また、燃料電池ケース20Bが備える第2のガス流路層24Bにおいて、燃料電池スタック10の中央部(高温部)と近接する部位における流路断面積が、他の部位における流路断面積よりも小さいので、この部位において比較的高温の排気ガスによる燃料電池スタック10における高温部の温度保持能力を低下させることができる。したがって、燃料電池スタック10における温度分布の均一化を図ることができる。
D.第4実施例:
図4は、本発明の第4実施例としての燃料電池モジュール100Cの要部を示す説明図である。第4実施例の燃料電池モジュール100Cの構成は、第1実施例の燃料電池モジュール100の構成とほぼ同じであり、燃料電池ケース20Cの構造が、第1実施例の燃料電池モジュール100における燃料電池ケース20の構造と異なっている。
第4実施例の燃料電池モジュール100Cにおいて、燃料電池ケース20Cは、第1実施例における燃料電池ケース20と同様に、多層構造を有しており、第1のガス流路層22Cと、第2のガス流路層24Cと、を備えている。そして、第1のガス流路層22Cには、燃料電池モジュール100Cの外部から供給された空気が流れる。また、第2のガス流路層24Cには、燃料電池スタック10から排気された排気ガスが流れる。
そして、本実施例の燃料電池モジュール100Cでは、燃料電池ケース20Cは、図示するように、第1のガス流路層22C、および、第2のガス流路層24Cにおいて、第1のガス流路層22Cの燃料電池スタック10側の流路壁が、燃料電池スタック10の外周部(低温部)以外の中央部(高温部)と近接する部位において、第2のガス流路層24Cを貫通して、第2のガス流路層24Cの燃料電池スタック10側の流路壁と接触しているという特徴を有している。こうすることによって、第2のガス流路層24Cにおいて、燃料電池スタック10の低温部と近接する部位には、比較的高温の排気ガスが流れるが、燃料電池スタック10の高温部と近接する部位には、比較的高温の排気ガスが流れないことになる。したがって、比較的高温の排気ガスによる燃料電池スタック10の高温部の温度保持能力を低下させることができる。なお、本実施例では、第1のガス流路層22Cにおいて、燃料電池スタック10の中央部(高温部)と近接する部位における流路断面積が、他の部位、すなわち、燃料電池スタック10の外周部(低温部)と近接する部位における流路断面積よりも大きい。このため、第1のガス流路層22Cにおける燃料電池スタック10の高温部と近接する部位には、比較的低温の空気が、他の部位よりも多く流れることになる。したがって、比較的低温の空気によって、燃料電池スタック10の高温部を低温部よりも冷却することができる。
以上説明した第4実施例の燃料電池モジュール100Cによれば、燃料電池ケース20Cが備える第1のガス流路層22C、および、第2のガス流路層24Cにおいて、第1のガス流路層22Cの燃料電池スタック10側の流路壁が、燃料電池スタック10の中央部(高温部)と近接する部位において、第2のガス流路層24Cを貫通して、第2のガス流路層24Cの燃料電池スタック10側の流路壁と接触しているので、比較的高温の排気ガスによる燃料電池スタック10における高温部の温度保持能力を低下させることができる。したがって、燃料電池スタック10における温度分布の均一化を図ることができる。
E.第5実施例:
図5は、本発明の第5実施例としての燃料電池モジュール100Dの要部を示す説明図である。第5実施例の燃料電池モジュール100Dの構成は、第1実施例の燃料電池モジュール100の構成とほぼ同じであり、燃料電池ケース20Dの構造が、第1実施例の燃料電池モジュール100における燃料電池ケース20の構造と異なっている。
第5実施例の燃料電池モジュール100Dにおいて、燃料電池ケース20Dは、第1実施例における燃料電池ケース20と同様に、多層構造を有しており、第1のガス流路層22Dと、第2のガス流路層24Dと、を備えている。そして、第1のガス流路層22Dには、燃料電池モジュール100Dの外部から供給された空気が流れる。また、第2のガス流路層24Dには、燃料電池スタック10から排気された排気ガスが流れる。
そして、本実施例の燃料電池モジュール100Dでは、燃料電池ケース20Dは、図示するように、第1のガス流路層22D、および、第2のガス流路層24Dにおいて、第1のガス流路層22Dの燃料電池スタック10側の流路壁の、燃料電池スタック10の外周部(低温部)以外の中央部(高温部)と近接する部位に、金属からなる高熱伝導性部材26が配置されており、この高熱伝導性部材26が、第2のガス流路層24Dを貫通して、第2のガス流路層24Dの燃料電池スタック10側の流路壁と接触しているという特徴を有している。なお、本実施例では、高熱伝導性部材26の周囲には、断熱材28が設けられているものとした。こうすることによって、第2のガス流路層24Dにおいて、燃料電池スタック10の低温部と近接する部位には、比較的高温の排気ガスが流れるが、燃料電池スタック10の高温部と近接する部位には、比較的高温の排気ガスが流れないことになる。したがって、比較的高温の排気ガスによる燃料電池スタック10の高温部の温度保持能力を低下させることができる。また、燃料電池スタック10の高温部から放射される熱を、高熱伝導性部材26を介して、効果的に第1のガス流路層22Dに放熱することができる。
以上説明した第5実施例の燃料電池モジュール100Dによれば、燃料電池ケース20Dが備える第1のガス流路層22D、および、第2のガス流路層24Dにおいて、第1のガス流路層22Dの燃料電池スタック10側の流路壁に設けられた高熱伝導性部材26が、燃料電池スタック10の中央部(高温部)と近接する部位において、第2のガス流路層24Dを貫通して、第2のガス流路層24Dの燃料電池スタック10側の流路壁と接触しているので、比較的高温の排気ガスによる高温部の温度保持能力を低下させることができる。また、燃料電池スタック10の高温部から放射される熱を、高熱伝導性部材26を介して、第1のガス流路層22Dに効果的に放熱することができる。したがって、燃料電池スタック10における温度分布の均一化を図ることができる。
F.第6実施例:
図6は、本発明の第6実施例としての燃料電池モジュール100Eの要部を示す説明図である。第6実施例の燃料電池モジュール100Eの構成は、第4実施例の燃料電池モジュール100Cの構成とほぼ同じであり、燃料電池ケース20Eの構造が、第4実施例の燃料電池モジュール100Cにおける燃料電池ケース20Cの構造と一部異なっている。
第6実施例の燃料電池モジュール100Eにおいて、燃料電池ケース20Eは、第1実施例における燃料電池ケース20と同様に、多層構造を有しており、第1のガス流路層22Eと、第2のガス流路層24Eと、を備えている。そして、第1のガス流路層22Eには、燃料電池モジュール100Eの外部から供給された空気が流れる。また、第2のガス流路層24Eには、燃料電池スタック10から排気された排気ガスが流れる。
そして、本実施例の燃料電池モジュール100Eでは、燃料電池ケース20Eは、図示するように、第1のガス流路層22E、および、第2のガス流路層24Eにおいて、第1のガス流路層22Eの燃料電池スタック10側の流路壁が、燃料電池スタック10の外周部(低温部)以外の中央部(高温部)と近接する部位において、第2のガス流路層24Eを貫通して、第2のガス流路層24Eの燃料電池スタック10側の流路壁と接触しているという特徴を有している。また、第1のガス流路層22Eの流路断面積が、燃料電池スタック10の低温部に近接する部位から燃料電池スタック10の高温部と近接する部位にかけて、段階的に大きくなっている。また、第2のガス流路層24Eの流路断面積が、燃料電池スタック10の低温部と近接する部位から燃料電池スタック10の高温部と近接する部位にかけて、段階的に小さくなっている。
以上説明した第6実施例の燃料電池モジュール100Eによれば、第3実施例の燃料電池モジュール100Bや、第4実施例の100Cと同様に、燃料電池スタック10における温度分布の均一化を図ることができる。
G.変形例:
以上、本発明のいくつかの実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施の形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様での実施が可能である。例えば、以下のような変形が可能である。
G1.変形例1:
上記実施例では、燃料電池ケース20,20A,20B,20C,20D,20Eにおいて、第1のガス流路層22,22A,22B,22C,22D,22Eに、酸化剤ガスとしての空気を流し、第2のガス流路層24,24A,24B,24C,24D,24Eに、燃料電池スタック10から排気される排気ガスを流すものとしたが、本発明は、これに限られない。一般に、第1のガス流路層22,22A,22B,22C,22D,22Eに、燃料電池スタック10の温度よりも低温の第1のガスを流し、第2のガス流路層24,24A,24B,24C,24D,24Eに、第1のガスよりも高温の第2のガスを流すようにすればよい。ただし、上記実施例によれば、燃料電池スタック10から排気される排気ガスの熱を、燃料電池スタック10のカソードに供給される空気によって回収するとともに、この空気の予熱を行うことができるので、燃料電池モジュール100,100A,100B,100C,100D,100Eのエネルギ効率を向上させることができる。
G2.変形例2:
上記第6実施例の燃料電池モジュール100Eにおいて、燃料電池ケース20Eにおける第1のガス流路層22E、および、第2のガス流路層24Eの流路断面積を段階的に変化させる構成を、例えば、第1ないし第3実施例の燃料電池モジュール100,100A,100Bに適用するようにしてもよい。
G3.変形例3:
上記実施例では、燃料電池スタック10は、固体酸化物型燃料電池であるものとしたが、本発明は、これに限られない。燃料電池スタック10として、他のタイプの燃料電池を用いるようにしてもよい。ただし、固体酸化物型燃料電池は、いわゆる高温作動型燃料電池であり、燃料電池スタックを構成したときに、温度分布が大きくなりやすいため、燃料電池スタック10が高温作動型燃料電池であるときに、本発明は特に効果的である。
G4.変形例4:
上記実施例では、燃料電池ケース20,20A,20B,20C,20D,20Eは、それぞれ、第1のガス流路層22,22A,22B,22C,22D,22E、および、第2のガス流路層24,24A,24B,24C,24D,24Eを備えるものとしたが、本発明は、これに限られない。燃料電池ケース20,20A,20B,20C,20D,20Eは、それぞれ、上述したガス流路層の他に、例えば、断熱層等、他の機能を奏する層を備えるようにしてもよい。
本発明の第1実施例としての燃料電池モジュール100の要部を示す説明図である。 本発明の第2実施例としての燃料電池モジュール100Aの要部を示す説明図である。 本発明の第3実施例としての燃料電池モジュール100Bの要部を示す説明図である。 本発明の第4実施例としての燃料電池モジュール100Cの要部を示す説明図である。 本発明の第5実施例としての燃料電池モジュール100Dの要部を示す説明図である。 本発明の第6実施例としての燃料電池モジュール100Eの要部を示す説明図である。
符号の説明
100,100A,100B,100C,100D,100E…燃料電池モジュール
10…燃料電池スタック
20,20A,20B,20C,20D,20E…燃料電池ケース
22,22A,22B,22C,22D,22E…第1のガス流路層
24,24A,24B,24C,24D,24E…第2のガス流路層
26…高熱伝導性部材
28…断熱材

Claims (4)

  1. 燃料電池モジュールであって、
    燃料電池スタックと、
    前記燃料電池スタックを収納するとともに、前記燃料電池スタックから前記燃料電池モジュールの外部への放熱を抑制するための多層構造を有する燃料電池ケースと、を備え、
    前記燃料電池ケースは、
    前記燃料電池スタックの温度よりも低温の第1のガスが流れる第1のガス流路層と、
    前記第1のガス流路層の内側に設けられ、前記第1のガスよりも高温の第2のガスが流れる第2のガス流路層と、を備えており、
    前記第1のガス流路層において、前記燃料電池スタックにおいて高温になりやすい高温部位と近接する部位における流路断面積は、他の部位における流路断面積よりも大きい、
    燃料電池モジュール。
  2. 燃料電池モジュールであって、
    燃料電池スタックと、
    前記燃料電池スタックを収納するとともに、前記燃料電池スタックから前記燃料電池モジュールの外部への放熱を抑制するための多層構造を有する燃料電池ケースと、を備え、
    前記燃料電池ケースは、
    前記燃料電池スタックの温度よりも低温の第1のガスが流れる第1のガス流路層と、
    前記第1のガス流路層の内側に設けられ、前記第1のガスよりも高温の第2のガスが流れる第2のガス流路層と、を備えており、
    前記第2のガス流路層において、前記燃料電池スタックにおいて高温になりやすい高温部位と近接する部位における流路断面積は、他の部位における流路断面積よりも小さい、
    燃料電池モジュール。
  3. 燃料電池モジュールであって、
    燃料電池スタックと、
    前記燃料電池スタックを収納するとともに、前記燃料電池スタックから前記燃料電池モジュールの外部への放熱を抑制するための多層構造を有する燃料電池ケースと、を備え、
    前記燃料電池ケースは、
    前記燃料電池スタックの温度よりも低温の第1のガスが流れる第1のガス流路層と、
    前記第1のガス流路層の内側に設けられ、前記第1のガスよりも高温の第2のガスが流れる第2のガス流路層と、を備えており、
    前記第1のガス流路層の前記燃料電池スタック側の流路壁は、前記燃料電池スタックにおいて高温になりやすい高温部位と近接する部位において、前記第2のガス流路層を貫通して、前記第2のガス流路層の前記燃料電池スタック側の流路壁と接触している、
    燃料電池モジュール。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の燃料電池モジュールであって、
    前記第1のガスは、前記燃料電池スタックのカソードに供給される空気であり、
    前記第2のガスは、前記燃料電池スタックから排気される排気ガスである、
    燃料電池モジュール。
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