JP2010048298A - ピース押圧装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ピース20を角部へ押圧する角部押圧治具110と、ピース20を、ピース20とコルゲーション11との重合部へ押圧するコルゲーション部押圧治具120と、ピース20を押圧する押圧部140と、押圧部140を着脱自在に支持するストッパ150と、ストッパ150が設けられたフレーム151とを備え、フレーム151には、押圧部140が角部にピース20を押圧する角部押圧位置、押圧部140が角部と隣接する一方の重合部にピース20を押圧する第1の重合部押圧位置、及び押圧部140が角部と隣接する他方の重合部にピース20を押圧する第2の重合部押圧位置にストッパ150を設ける。
【選択図】図4
Description
また、ハンマーリングによるピースと貯蔵タンク内壁(又はメンブレンシート)との肌付け作業は作業効率が悪い(作業に時間がかかる)という問題点があった。
また、フレームに設けられた支持部に押圧手段を支持させることにより、角部押圧位置、第1の重合部押圧位置、及び第2の重合部押圧位置に押圧手段を移動させることが容易となる。このため、作業効率良くピースと貯蔵タンク内壁(又はメンブレンシート)との肌付け作業を行うことができる。
図1は、本発明の実施の形態における貯蔵タンクの壁面形状を示す縦断面模式図である。図2は図1のP部拡大図であり、(a)はピースが角部に配設されていない状態を示す拡大図、(b)はピースが角部に配設されている状態を示す拡大図である。また、図3は、図2に示すピースの詳細図である。なお、以下の図では、壁面2gに設けられた部材については符号aを、注入口4の壁面に設けられた部材については符号bを付して説明する。
次に、ピース20を貯蔵タンク1の内壁に押圧するためのピース押圧装置100について説明する。
図4は、本発明の実施の形態における角部押圧治具を用いている状態のピース押圧装置を示す外観斜視図である。図5は、コルゲーション部押圧治具を用いている状態のピース押圧装置を示す外観斜視図である。また、図6は、図5のA−A断面模式図である。以下、これら図4〜図6を用いて本実施の形態におけるピース押圧装置について説明する。なお、図4〜図6に示すピース押圧装置は、壁面2gと注入口4との接合部(角部角度θ=270°)で使用するピース押圧装置を示している。また、図6では、説明を容易とするために、押圧部の一部を破断して示している。
フレーム151a,151bの間に設けられたシリンダボックス142は、中空有底の略直方体形状をしており、その内部形状は油圧シリンダ141の本体部141aと対応した形状となっている。そして、シリンダボックス142の開口側端部には、本発明の係合凸部に相当する鍔部142aが形成されている。また、シリンダボックス142の側面部には、油圧ポンプ(図示せず)と油圧シリンダ141とを接続している配管を通すための開口部が形成されている。溝部156a,156bとシリンダボックス142の鍔部142aとを係合させることにより、シリンダボックス142に収納された油圧シリンダ141はフレーム151(ストッパ155a,155b)に支持される。
続いて、本実施の形態におけるピース押圧装置100の動作について説明する。
図7は、本発明の実施の形態におけるピース押圧装置の動作説明図である。この図はピース押圧装置100を横方向から見た図である。以下、図7を用いて、壁面2gと注入口4との接合部である角部にピース20を仮付け溶接接合する場合について説明する。
始めに、コルゲーション11a及びコルゲーション11bに形成されたノット部に固定クランプ部材161をセットし、可動クランプ部材163をコルゲーション11a及びコルゲーション11b側に摺動させる。そして、クランプ部164で可動クランプ部材163を固定して、コルゲーション11a及びコルゲーション11bに形成されたノット部を挟持し、フレーム151を取り付ける。
なお、本実施の形態では、ノットクランプ160でノット部を挟持することによりフレーム151を固定したが、例えば貯湯タンク1の底面や側面等から棒材等を立設し、この棒材にフレーム151を固定してもよい。
次に、コルゲーション11a及びコルゲーション11bの上部にピース20を重ね合わせる。そして、フレーム154a,154bとストッパ155a,155bとで形成された溝部156a,156bにシリンダボックス142の鍔部142aを係合させて、油圧シリンダ141を角部押圧位置に支持させる。その後、ピース20の角部(壁面2gと注入口4との接合部)と対向する範囲に角部押圧治具110を押し当てる。このように油圧シリンダ141を支持させることにより、油圧シリンダ141を所定の位置でしっかり固定できる。このため、油圧シリンダ141の押圧力を確実に角部押圧治具110へ伝達することができる。なお、角部押圧治具110を設置した後、油圧シリンダ141を支持させてもよい。
側部22と壁面2a及び壁面2bの角部に設けられたステンレスシートとを仮付け溶接後、油圧シリンダ141への作動油の圧送を停止し、角部押圧治具110を取り外す。
次に、フレーム154a,154bとストッパ155a,155bとで形成された溝部156a,156bからシリンダボックス142の鍔部142aを抜き出して、油圧シリンダ141及びシリンダボックス142を角部側にずらし、フレーム152a,152b側に油圧シリンダ141及びシリンダボックス142を移動させる。そして、フレーム152a,152bとストッパ155a,155bとで形成された溝部156a,156bにシリンダボックス142の鍔部142aを係合させて、油圧シリンダ141を第1の重合部押圧位置に支持させる。その後、ピース20とコルゲーション11aが重合する範囲にコルゲーション部押圧治具120を押し当てる。このように、本実施の形態では、角部押圧位置から第1の重合部押圧位置へ、容易に油圧シリンダ141を移動させることができる。また、油圧シリンダ141を所定の位置でしっかり固定できるので、油圧シリンダ141の押圧力を確実にコルゲーション部押圧治具120へ伝達することができる。なお、コルゲーション部押圧治具120を設置した後、油圧シリンダ141を支持させてもよい。
仮付け溶接後、油圧シリンダ141への作動油の圧送を停止し、コルゲーション部押圧治具120を取り外す。
次に、フレーム152a,152bとストッパ155a,155bとで形成された溝部156a,156bからシリンダボックス142の鍔部142aを抜き出して、油圧シリンダ141及びシリンダボックス142を壁面2g側にずらし、フレーム153a,153b側に油圧シリンダ141及びシリンダボックス142を移動させる。そして、フレーム153a,1523とストッパ155a,155bとで形成された溝部156a,156bにシリンダボックス142の鍔部142aを係合させて、油圧シリンダ141を第2の重合部押圧位置に支持させる。その後、ピース20とコルゲーション11bが重合する範囲にコルゲーション部押圧治具120を押し当てる。このように、本実施の形態では、第1の重合部押圧位置から第2の重合部押圧位置へ、容易に油圧シリンダ141を移動させることができる。また、油圧シリンダ141を所定の位置でしっかり固定できるので、油圧シリンダ141の押圧力を確実にコルゲーション部押圧治具120へ伝達することができる。なお、コルゲーション部押圧治具120を設置した後、油圧シリンダ141を支持させてもよい。
仮付け溶接後、油圧シリンダ141への作動油の圧送を停止し、コルゲーション部押圧治具120を取り外す。
Claims (8)
- 貯蔵タンク内壁の平面部に設けられたコルゲーションを前記貯蔵タンク内壁の角部で連接するために配設するピースを、前記貯蔵タンク内壁に押圧するピース押圧装置であって、
前記ピースを前記角部へ押圧するための角部押圧治具と、
前記ピースを、前記ピースと前記コルゲーションとの重合部へ押圧するためのコルゲーション部押圧治具と、
前記角部押圧治具を介して前記ピースを前記角部へ押圧し、前記コルゲーション部押圧治具を介して前記ピースを前記ピースと前記コルゲーションとの重合部へ押圧する押圧手段と、
前記押圧手段を着脱自在に支持する支持部と、
前記支持部が設けられたフレーム部と、
を備え、
該フレーム部には、前記押圧手段が前記角部に前記ピースを押圧する角部押圧位置、前記押圧手段が前記角部と隣接する一方の前記平面部に形成された前記重合部に前記ピースを押圧する第1の重合部押圧位置、及び前記押圧手段が前記角部と隣接する他方の前記平面部に形成された前記重合部に前記ピースを押圧する第2の重合部押圧位置に前記支持部が設けられていることを特徴とするピース押圧装置。 - 前記ピースは、
前記コルゲーションと重合するコルゲーション部と、
該コルゲーション部のコルゲーション形成方向と直交する方向のそれぞれに延設された側部とを備え、
前記角部押圧治具は、
前記側部と対応する間隔を介して設けられ、前記側部を押圧する、先端部が前記角部に形成された一対の側部押圧凹部を備えることを特徴とする請求項1に記載のピース押圧装置。 - 前記コルゲーション部押圧治具は、
前記側部を押圧する側部押圧部と、
該側部押圧部に形成され、前記コルゲーション部を押圧するコルゲーション部押圧凹部とを備えることを特徴とする請求項2に記載のピース押圧装置。 - 前記ピースは、
前記コルゲーションと重合するコルゲーション部と、
該コルゲーション部のコルゲーション形成方向と直交する方向のそれぞれに延設された側部とを備え、
前記コルゲーション部押圧治具は、
前記側部を押圧する側部押圧部と、
該側部押圧部に形成され、前記コルゲーション部を押圧するコルゲーション部押圧凹部とを備えることを特徴とする請求項1に記載のピース押圧装置。 - 前記押圧手段は油圧シリンダであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のピース押圧装置。
- 前記押圧手段には係合凸部が設けられ、
前記支持部には係合凹部が設けられ、
前記押圧手段は、前記係合凸部が前記係合凹部に係合されて、前記支持部に支持されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のピース押圧装置。 - 前記フレーム部は、前記角部を囲む形状をした一対のフレームからなり、
前記押圧手段は、前記一対のフレームの間に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のピース押圧装置。 - 前記フレーム部は、コルゲーションのノット部を挟持する複数のノットクランプを備えることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のピース押圧装置。
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---|---|---|---|---|
JPS5833897U (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-05 | 日本鋼管株式会社 | 低温液化ガスタンク用メンブレン取付装置 |
JPH07165167A (ja) * | 1993-12-15 | 1995-06-27 | Nkk Corp | メンブレンアングルピース取付け用治具 |
JP2003278998A (ja) * | 2002-03-27 | 2003-10-02 | Jfe Engineering Kk | 低温貯槽のポンプピット構造 |
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