JP2003278998A - 低温貯槽のポンプピット構造 - Google Patents

低温貯槽のポンプピット構造

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JP2003278998A
JP2003278998A JP2002088304A JP2002088304A JP2003278998A JP 2003278998 A JP2003278998 A JP 2003278998A JP 2002088304 A JP2002088304 A JP 2002088304A JP 2002088304 A JP2002088304 A JP 2002088304A JP 2003278998 A JP2003278998 A JP 2003278998A
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pump pit
pit
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Nobuyuki Konoshima
信幸 此島
Hisaya Koga
久也 古賀
Koji Taoka
幸司 田岡
Makoto Suga
誠 菅
Shingo Arai
伸悟 荒井
Tomoaki Matsumura
知哲 松村
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Tokyo Gas Co Ltd
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JFE Engineering Corp
Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】建設費を増大させることなく、ポンプピット内
での作業性を考慮した任意の大きさのポンプピットの製
作が可能であると共に、メンブレンに設けたコルゲーシ
ョンの不連続部分のない低温貯槽のポンプピット構造を
提供する。 【解決手段】底版部を含む貯槽内面に平行収縮型のメン
ブレン構造を有する低温貯槽において、前記底版部に設
けられたポンプピット4の内面に、底版部に敷設された
メンブレンのコルゲーションと連続性をもったコルゲー
ションを有するメンブレンを敷設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LNG,LPG等
の低温液化ガスの貯蔵に好適な低温貯槽のポンプピット
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】LNG,LPG等の低温液化ガスを貯蔵
する地下式貯槽の場合、貯槽内面を熱収縮・熱膨張によ
る変形を吸収するためのひだ状のコルゲーションが設け
られたメンブレン構造とすることが良く行われる。
【0003】このような地下式貯槽では、屋根を貫通し
て貯槽の底部に達するポンプバレルにより、貯蔵されて
いる液体の払い出しが行われる。最近では、貯槽の底部
にポンプピットと呼ばれる窪み部を設ける場合があり、
この場合前記液体払い出し用のポンプバレルの下端部は
前記ポンプピット内に位置するように設けられる。この
ようにポンプバレルの下端部をポンプピット内に位置す
るように設けることにより、ポンプバレルの下端部に収
納されている液体払い出し用のポンプを貯槽の底面より
下方に設置することが可能となり、LNG等の液体の払
い出しを効率的に行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ポンプピット内にポン
プバレルの下端部を設置する場合、その設置後にポンプ
バレル内に圧力をかける必要が生じた場合には、ポンプ
バレル下端部に閉止版を取り付けたり取り外したりする
作業が必要となる。この場合、ポンプピットは作業員が
作業を行い得るスペースを確保する必要がある。
【0005】しかし、従来のポンプピットは平板で構成
される耐圧容器構造のものであるため、ピットの形状を
大きくするには液圧に耐え得るようにピットを構成する
平板の板厚を厚くしなければならず、構造上、製作上、
費用上の種々の困難があった。このためポンプピットの
大きさが制限され、ポンプバレル内に圧力をかける必要
がある場合にポンプピット内で閉止版を取り付けたり取
り外したりする作業を行うことが非常に困難であり、前
記作業を完全に行うことができない場合があった。
【0006】特開2000−168885公報には、有
底筒状のポンプピットの本体をピット開口端から吊り下
げるように設置することにより、平板で構成されるポン
プピットが熱収縮或いは熱膨張により変形してもポンプ
ピットの周囲に設けられたメンブレンを面外方向に変形
させないようにした技術が開示されている。しかし、特
開2000−168885公報の方法でも、吸収できる
変形量には限界があるため、ポンプピットをあまり大き
くすることができなかった。
【0007】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、建設費を増大させることなく、ポンプピット
内での作業性を考慮した任意の大きさのポンプピットの
製作が可能であると共に、メンブレンに設けたコルゲー
ションの不連続部分のない低温貯槽のポンプピット構造
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るための本発明の特徴は以下の通りである。
【0009】請求項1の発明は、底版部を含む貯槽内面
に平行収縮型のメンブレン構造を有する低温貯槽におい
て、前記底版部に設けられたポンプピットの内面に、底
版部に敷設されたメンブレンのコルゲーションと連続性
をもったコルゲーションを有するメンブレンを敷設する
ことを特徴とする低温貯槽のポンプピット構造である。
【0010】請求項2の発明は、請求項1において、底
版部とポンプピットの側壁部、及び、ポンプピットの側
壁部とポンプピットの底部がそれぞれなす角部に所定の
角度で屈曲させたコルゲーションを有するコーナー部材
を配置し、該コーナー部材のコルゲーションの端部を前
記底版部と前記ポンプピットの側壁部、及び、前記ポン
プピットの側壁部と前記ポンプピットの底部のそれぞれ
に敷設されているメンブレンのコルゲーションの端部と
接合したことを特徴とする低温貯槽のポンプピット構造
である。
【0011】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
において、ポンプピット上部角部の全周に合板製のコー
ナー部材を埋め込むことを特徴とする低温貯槽のポンプ
ピット構造である。
【0012】
【発明の実施の形態】図1〜図4は、LNG,LPG等
の低温液化ガス用の地下式貯槽に本発明を適用した場合
の一実施形態を示すもので、図1は地下式貯槽の断面を
示す概略構成図、図2は底版部に設けられたポンプピッ
トの平面図、図3は図2におけるA−A部の断面図、図
4は図2におけるB−B部の断面図を表す。
【0013】図1において、1はコンクリート製の略円
筒状外槽であり、底版部にはポンプピット4が形成され
ている。前記外槽1の内面全域には、例えば硬質ウレタ
ンフォーム製の保冷材パネル2が敷設されている。さら
に、前記保冷材パネル2の内面全域には液密性及び気密
性を有するように溶接接合された薄板状のメンブレン構
成部材3が敷設されている。前記メンブレン構成部材3
には、ステンレス合金等の低温鋼、例えばSUS304
等の薄板が用いられ、縦方向及び横方向には熱収縮や熱
膨張による変形を吸収するためのひだ状のコルゲーショ
ンが設けられている。また、5は貯槽に設けられた屋
根、6は貯槽内に貯蔵されるLNG,LPG等の低温液
化ガスを示す。液払い出し用のポンプバレル20が前記
屋根5を貫通して前記ポンプピット4内に達するように
設置されており、このポンプバレル20を介して貯槽内
の液体が排出される。
【0014】図2は、底版部に設けられたポンプピット
の平面図である。
【0015】底版部に敷設されるメンブレンには、貯槽
の底版中央部近傍から放射状に伸びる縦方向コルゲーシ
ョン7と同心円状に円周方向に設けられる横方向コルゲ
ーション8がそれぞれ所定の間隔で設けられている。こ
こで、前記放射状に伸びる縦方向コルゲーション7及び
円周方向の横方向コルゲーション8はそれぞれ連続的に
設けることにより、メンブレンの熱収縮・熱膨張による
変形を槽の内面全面で均一的に吸収し、歪の集中する部
分の発生を防ぐものである。なお、メンブレンに設けら
れたコルゲーションの連続性が絶たれた部分、つまりコ
ルゲーションの終端部ではメンブレンの熱収縮・熱膨張
の際の応力が集中し、その部分でメンブレンの破断が起
こる場合もあるので、コルゲーションの連続性を確保す
ることが重要である。
【0016】本発明は、貯槽底版部に設けられたポンプ
ピットの内面にコルゲーションを有するメンブレンを敷
設することにより、ポンプピット周辺部及びポンプピッ
ト内においても前記縦方向コルゲーション7及び横方向
コルゲーション8の連続性を阻害しないポンプピット構
造を提供するものである。これにより、ポンプピット周
辺部及びポンプピット内において、メンブレンの熱収縮
・熱膨張による変形が起こった場合でも、コルゲーショ
ンの不連続部分がないので変形の吸収が十分に行われ歪
の集中する部分の発生を防ぐことができる。
【0017】貯槽底版部に設けるポンプピットは、貯槽
底版部のコンクリート製の外槽をポンプピット内の作業
性等を考慮して所定の大きさに掘り下げることにより形
成する。ポンプピット内部は、図3の断面図に示すよう
に底版部の構造と同様に、コンクリート製の外槽1の内
面に保冷材パネル2を敷設し、さらにその内面にメンブ
レン構成部材3を敷設することで構成する。
【0018】以下、図2及び図3を用いてポンプピット
内のメンブレン構造についてさらに詳しく説明する。
【0019】貯槽の底版部とポンプピット側壁部がなす
角部(ピット上部角部)9aに約270°の角度で屈曲
させたコルゲーションを有するコーナー部材12aを配
置し、このコーナー部材12aのコルゲーションの端部
を底版部とポンプピット側壁部のそれぞれに敷設されて
いるメンブレン3のコルゲーションの端部と溶接接合す
ることで、底版部からポンプピット側壁部に至るコルゲ
ーションの連続性を確保する。さらに、ポンプピット側
壁部とポンプピット底部がなす角部(ピット底部角部)
9bに約90°の角度で屈曲させたコルゲーションを有
するコーナー部材12bを配置し、このコーナー部材1
2bのコルゲーションの端部をポンプピット側壁部とポ
ンプピット底部のそれぞれに敷設されているメンブレン
のコルゲーションの端部と溶接接合することで、ポンプ
ピット側壁部からポンプピット底部に至るコルゲーショ
ンの連続性を確保する。例えば、矩形形状のポンプピッ
トの場合、ポンプピットの4方向の側壁部においてそれ
ぞれ上記同様の構成とし、メンブレンに設けたコルゲー
ションを連続させることにより、底版部からポンプピッ
トの内壁を通って再び底版部に至るまで連続したコルゲ
ーションが形成される。
【0020】これにより、底版部のメンブレンに設けら
れている縦方向コルゲーション7及び横方向コルゲーシ
ョン8がポンプピットを通過する際にも、そのコルゲー
ションの連続性が確保される。
【0021】なお、ポンプピット側壁部中間付近の周方
向にコルゲーションを設ける場合には、ポンプピットの
側壁部がそれぞれなす4つの角部(ピット側壁部角部)
9cに約90°の角度で屈曲させたコルゲーションを有
するコーナー部材12cを配置し、このコーナー部材1
2cのコルゲーションの端部をそれぞれのポンプピット
側壁部に敷設されているメンブレンのコルゲーションの
端部と溶接接合することで、ポンプピット側壁部の周方
向におけるコルゲーションの連続性を確保する。
【0022】ここで、前記コーナー部材12aは約27
0°の角度で屈曲させた縦方向のコルゲーションを有す
るアングルピース10aと約270°の角度で屈曲させ
た薄板状のコーナーピース11aにより構成され、前記
コーナー部材12bは約90°の角度で屈曲させた縦方
向のコルゲーションを有するアングルピース10bと約
90°の角度で屈曲させた薄板状のコーナーピース11
bにより構成され、前記コーナー部材12cは約90°
の角度で屈曲させたコルゲーションを有するアングルピ
ース10cと約90°の角度で屈曲させた薄板状のコー
ナーピース11cにより構成される。この場合、ポンプ
ピットのピット上部角部9aには、ピット上部角部9a
に設けられたアングルピース10aの間をつなぐように
コーナーピース11aがピット上部角部9aの全周に渡
って設けられる。前記アングルピース10aと前記コー
ナーピース11aは液密性及び気密性を有するように溶
接接合される。
【0023】また、ポンプピットのピット底部角部9b
には、ピット底部角部9bに設けられたアングルピース
10bの間をつなぐようにコーナーピース11bがピッ
ト底部角部9bの全周に渡って設けられる。前記アング
ルピース10bと前記コーナーピース11bは液密性及
び気密性を有するように溶接接合される。
【0024】また、ピット側壁部角部9cには、それぞ
れのピット側壁部角部9cの中間付近に設けられたアン
グルピース10cとピット上部角部9aに設けられたコ
ーナーピース11aの間、及び、前記アングルピース1
0cとピット底部角部9bに設けられたコーナーピース
11bの間をつなぐようにコーナーピース11cが液密
性及び気密性を有するように溶接接合される。
【0025】さらに、ピット上部角部9aを挟んだ底版
部側のメンブレン構成部材3及びポンプピット側壁部側
のメンブレン構成部材3の平坦部、及び、ピット底部角
部9bを挟んだポンプピット側壁部側のメンブレン構成
部材3及びポンプピット底部側のメンブレン構成部材3
の平坦部、及び、ピット側壁部角部9cを挟んだポンプ
ピット側壁部側のメンブレン構成部材3同士は、それぞ
れピット上部角部9aに設けられたコーナーピース11
a、及び、ピット底部角部9bに設けられたコーナーピ
ース11b、及び、ピット側壁部角部9cに設けられた
コーナーピース11cと溶接接合されることによりポン
プピット部全面の液密性及び気密性が確保される。
【0026】ここで、前記アングルピース10a及びコ
ーナーピース11aはピット上部角部9aの屈曲角度に
応じて、また、前記アングルピース10b及びコーナー
ピース11bはピット底部角部9bの屈曲角度に応じ
て、それぞれの屈曲角度が適宜変更され得ることはいう
までもない。
【0027】ポンプピットのピット上部角部9aは、貯
槽底版部に対して垂直方向と水平方向に液圧がかかるた
め、このような液圧に耐え得る構成とする必要がある。
以下、図4の断面図を用いて説明する。なお、図4では
メンブレンの図示を省略する。
【0028】図4に示すように、ポンプピットのピット
上部角部9aにかかる液圧に耐え得る板厚のコーナーピ
ース補強板14をピット上部角部9aに配されているコ
ーナーピース11aと保冷材の間のピット上部角部全周
に配し、これをコンクリート製の外槽1に適宜の間隔で
アンカー等により固定した補強板サポート部材13によ
り支持する。このような構成とすることにより、ピット
上部角部9aにかかる貯槽底版部に対して垂直方向と水
平方向の液圧をコンクリート製の外槽1により支持する
耐圧構造としている。
【0029】なお、前記コーナーピース11a及びコー
ナーピース補強板14において、ピット上部角部9aに
配置される約270°の角度で屈曲させたアングルピー
ス10a(図2参照)の下に位置する部分には、アング
ルピース10aのコルゲーションが内側に入り込んでい
る形状に合わせて切り欠きを設けることが必要である。
また、前記コーナーピース11a及びコーナーピース補
強板14は、それぞれアングルピース10aのコルゲー
ションの下部で隙間が設けられており、コーナーピース
11a及びコーナーピース補強板14の熱収縮・熱膨張
による変形の吸収が行われる。
【0030】また、ポンプピット上部角部における耐圧
構造としては、図5に示すように、コンクリート製の外
槽1のピット上部角部の全周に合板製のコーナー部材1
6を埋め込む構成とすることが好ましい。
【0031】合板製のコーナー部材16を用いることに
より、上述したコーナーピース補強板14をピット上部
角部9aに配されているコーナーピース11aと保冷材
パネル2の間のピット上部角部全周に配し、これをコン
クリート製の外槽1に適宜の間隔でアンカー等により固
定した補強板サポート部材13により支持する耐圧構造
と比較して、部品数が少なくでき構成が単純化できる。
また、事前に工場等で前記合板製のコーナー部材16の
製作が可能であり、現地での施工が容易となり、施工工
数の低減を図ることが可能となる。
【0032】ここで、前記合板製のコーナー部材16の
ピット上部角部9aには、ピット上部角部9aの全周に
渡ってコーナーピース11aが設けられる。また、前記
コーナーピース11aは、前記合板製のコーナー部材1
6のピット上部角部9aに適宜ボルト固定されたコーナ
ーピース取付用板15に溶接固定される。
【0033】なお、本発明にかかるポンプピット構造が
適用される低温貯槽は、上述の地下式貯槽の場合に限ら
れず、例えば地上式貯槽においても同様に適用可能であ
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、建
設費を増大させることなく、ポンプピット内での作業性
を考慮した任意の大きさのポンプピットの製作が可能で
あると共に、メンブレンに設けたコルゲーションの不連
続部分のない低温貯槽のポンプピット構造が提供され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】地下式貯槽の断面を示す概略構成図である。
【図2】底版部に設けられたポンプピットの平面図であ
る。
【図3】図2におけるA−A部の断面図である。
【図4】図2におけるB−B部の断面図である。
【図5】ポンプピット上部角部における耐圧構造の他の
実施形態を示す図である。
【符号の説明】 1 外槽 2 保冷材パネル 3 メンブレン構成部材 4 ポンプピット 5 屋根 6 低温液化ガス 7 縦方向コルゲーション 8 横方向コルゲーション 9a ピット上部角部 9b ピット底部角部 9c ピット側壁部角部 10a,10b,10c アングルピース 11a,11b,11c コーナーピース 12a,12b,12c コーナー部材 13 補強板サポート部材 14 コーナーピース補強板 15 コーナーピース取付用板 16 コーナー部材 20 ポンプバレル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古賀 久也 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 田岡 幸司 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 菅 誠 東京都港区海岸1丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 荒井 伸悟 東京都港区海岸1丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 松村 知哲 東京都港区海岸1丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 Fターム(参考) 3E070 AA03 AB32 DA02 DA03 GB06 RA06 3E073 AB03 BA32

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底版部を含む貯槽内面に平行収縮型のメン
    ブレン構造を有する低温貯槽において、 前記底版部に設けられたポンプピットの内面に、底版部
    に敷設されたメンブレンのコルゲーションと連続性をも
    ったコルゲーションを有するメンブレンを敷設すること
    を特徴とする低温貯槽のポンプピット構造。
  2. 【請求項2】底版部とポンプピットの側壁部、及び、ポ
    ンプピットの側壁部とポンプピットの底部がそれぞれな
    す角部に所定の角度で屈曲させたコルゲーションを有す
    るコーナー部材を配置し、該コーナー部材のコルゲーシ
    ョンの端部を前記底版部と前記ポンプピットの側壁部、
    及び、前記ポンプピットの側壁部と前記ポンプピットの
    底部のそれぞれに敷設されているメンブレンのコルゲー
    ションの端部と接合したことを特徴とする請求項1に記
    載の低温貯槽のポンプピット構造。
  3. 【請求項3】ポンプピット上部角部の全周に合板製のコ
    ーナー部材を埋め込むことを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載の低温貯槽のポンプピット構造。
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