JP2010048033A - 扉錠装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】扉の側面を可及的に平坦にすることができる扉錠装置を提供すること。
【解決手段】立桟5に設けられて常時突出方向に付勢されているラッチ係止片2と、扉6の側部に設けられ、ラッチ係止片2の進退が可能な開口を有する凹所3と、ドアレバーを開錠方向に回動させたときに扉6の側面6aと同一面まで突出するシャッタ蓋21とを備える。
【選択図】図3
【解決手段】立桟5に設けられて常時突出方向に付勢されているラッチ係止片2と、扉6の側部に設けられ、ラッチ係止片2の進退が可能な開口を有する凹所3と、ドアレバーを開錠方向に回動させたときに扉6の側面6aと同一面まで突出するシャッタ蓋21とを備える。
【選択図】図3
Description
本発明はドアレバーの回動操作により開錠できる扉用の錠装置に関する。
扉用の錠装置は、特許文献1に見られるようにラッチ係止片を扉の一側から突出させるように常時付勢するとともに、レバーの回動操作によりラッチ係止片を後退させるように構成されている。
このため、扉が開いている状態ではラッチ係止片が扉の側面から突出した状態にあり、物が引掛かったり、擦過する恐れがある。
特開2002−38772
このため、扉が開いている状態ではラッチ係止片が扉の側面から突出した状態にあり、物が引掛かったり、擦過する恐れがある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであってその目的とするところは、扉の側面を可及的に平坦にすることができる扉錠装置を提供することである。
このような課題を達成するために請求項1の発明においては、建具立桟に設けられて常時突出方向に付勢されているラッチ係止片の進退が可能な扉の側部に設けられ開口と、ドアレバーを開錠方向に移動させたときに扉の側面と同一面まで突出する部材と、を備えるようにした。
請求項1の発明によれば、扉の側面からの突出物が存在しないため、引っかかりや擦過の発生を防止できる。
また、ドアレバーを規定量回動させた状態で開錠するため、扉の側面と立桟との隙間が拡大してもわずかなドアレバーの回動で不用意に開錠する不都合を防止できる。
さらに、ラッチ係止片の斜面が扉の開放口側に位置するため、扉の側面と立桟との隙間に薄板を挿入してラッチ係止片を押圧することによりラッチ係止片を後退させることができ、非常時にも開錠することができる。
また、ドアレバーを規定量回動させた状態で開錠するため、扉の側面と立桟との隙間が拡大してもわずかなドアレバーの回動で不用意に開錠する不都合を防止できる。
さらに、ラッチ係止片の斜面が扉の開放口側に位置するため、扉の側面と立桟との隙間に薄板を挿入してラッチ係止片を押圧することによりラッチ係止片を後退させることができ、非常時にも開錠することができる。
そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施例を示すものであって、挿通孔11に挿入される図示しないドアレバーにより回動されるハンドルカム10は、その一端の突部12にバネ1により付勢された押出し片20が弾接され、また他端の突部13によりその回動領域が規制されている。
図1は、本発明の一実施例を示すものであって、挿通孔11に挿入される図示しないドアレバーにより回動されるハンドルカム10は、その一端の突部12にバネ1により付勢された押出し片20が弾接され、また他端の突部13によりその回動領域が規制されている。
押出し片20は、ラッチ係止片2が進入する凹所3に設けられているシャッタ蓋21を扉6の側面6aと同一面となる程度まで移動させる突部22を有する。
シャッタ蓋21は、ガイド部材23により進退可能に支持されてラッチ係止片2を付勢しているバネ4よりも弱いバネ24により扉6の側面6aと同一面となる位置まで付勢されている。
一方、ラッチ係止片2は、建具枠の立桟5に取り付けられバネ4などの付勢力により進退可能に突出している。なお、図中符号7は取り付け板を示す。
この実施例において、扉6が開いている状態ではバネ1により押出し片20が後退しているため、図1に示したようにシャッタ蓋21はバネ24の付勢力により度当り25に押付けられて扉6の側面6aと同一面に位置している。この状態では扉6の側面からはラッチ係止片などの突出物が存在しないので、不用意に接触することはない。
一方、扉が閉められると、図3に示したように立桟5に設けられているラッチ係止片2が錠の凹所3に進入する。この場合、シャッタ蓋21を付勢しているバネ24はラッチ係止片2のバネ4よりも弱いためシャッタ蓋21はラッチ係止片2に押されて後退し、ラッチ係止片2が凹所3に進入して施錠が完了する。
他方、開錠するためドアレバーを回動操作すると、ハンドルカム10が回動し、突部12により押出し片20がバネ1の付勢力に抗して前進し、突部22がシャッタ蓋21を背面から扉6の側面6aと同一位置まで押出す。これによりラッチ係止片2が凹所3から押出され、開錠することになる。
ところで長年の使用により扉6の側面6aと立桟5との隙間gが拡大した状態においてもシャッタ蓋21が規定の位置、つまり扉6の側面6aまで突出しない場合にはラッチ係止片2は係止状態を維持するため、ドアレバーのわずかな回動などで不用意に開錠することがない。すなわち、シャッタ蓋21がラッチ係止片2を凹所3から押出すまで移動するにはラッチ係止片2の位置にかかわりなくハンドルカムが規定量移動することを必要とする。
すなわち、従来の錠装置ではラッチ係止片2がドアレバーに連動している隙間の拡大によりわずかに後退するだけで受け部材から外れるため開錠するという問題がある。
一方、ドアレバーの回動にかかわらずシャッタ蓋21が突出しないような故障が生じた場合であっても、ラッチ係止片2の斜面2aが扉6の開放側に向いているため、この斜面2aが隙間gから露出しており、この隙間gに薄い板材を押し込んでラッチ係止片2を容易に後退させて簡単に開錠することができる。
1 バネ 2 ラッチ係止片 3 凹所 4 バネ 5 立桟 6 扉
10 ハンドルカム 11 ドアレバーの挿通孔 12 突部 13 突部
20 押出し片 21 シャッタ蓋 22 突部 24 バネ 25 度当り
10 ハンドルカム 11 ドアレバーの挿通孔 12 突部 13 突部
20 押出し片 21 シャッタ蓋 22 突部 24 バネ 25 度当り
Claims (2)
- 建具立桟に設けられて常時突出方向に付勢されているラッチ係止片の進退が可能な扉の側部に設けられ開口と、ドアレバーを開錠方向に移動させたときに扉の側面と同一面まで突出する部材と、からなる扉錠装置。
- 建具立桟に設けられて常時突出方向に付勢されているラッチ係止片の進退が可能な扉の側部に設けられ開口と、前記開口に進退可能、かつ前記開口の方向に前記ラッチ係止片よりも弱い付勢力で付勢されているシャッタ蓋と、ドアレバーを開錠方向に移動させたときに前記扉の側面と同一面まで前記シャッタ蓋を突出させる押出し片と、前記押出し片を前記開口から後退する方向に付勢するバネとからなる扉錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008214913A JP2010048033A (ja) | 2008-08-25 | 2008-08-25 | 扉錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008214913A JP2010048033A (ja) | 2008-08-25 | 2008-08-25 | 扉錠装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010048033A true JP2010048033A (ja) | 2010-03-04 |
Family
ID=42065319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008214913A Pending JP2010048033A (ja) | 2008-08-25 | 2008-08-25 | 扉錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010048033A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000226957A (ja) * | 1999-02-05 | 2000-08-15 | Itoki Co Ltd | 強化扉用施錠装置 |
-
2008
- 2008-08-25 JP JP2008214913A patent/JP2010048033A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2000226957A (ja) * | 1999-02-05 | 2000-08-15 | Itoki Co Ltd | 強化扉用施錠装置 |
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A02 | Decision of refusal |
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