JP2010046989A - 容量性負荷の駆動回路及び液滴噴射装置 - Google Patents

容量性負荷の駆動回路及び液滴噴射装置 Download PDF

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Abstract

【課題】回路構成を小型化し、且つ回路の特性の変動を抑制する。
【解決手段】一端にアナログ駆動信号が入力されるインダクタ50と、静電容量が固定され一方の電極が前記インダクタの他端に接続され他方の電極が接地されたコンデンサ52とを有するフィルタ34、及びコンデンサ52に並列に接続されて任意のものがアナログ駆動信号に応じて駆動する複数の圧電素子11を備え、デジタル信号処理部30が、圧電素子11を駆動させる所定の信号を発生させ、出力端子から出力されアナログ信号からデジタル信号に変換された負荷電圧及びデジタル駆動信号に基づいて圧電素子11に流れる電流の大きさを示す負荷電流信号を導出し、前記所定の信号を負荷電流信号で減算してデジタル駆動信号として出力し、スイッチング電圧増幅回路32が出力されたデジタル駆動信号に基づいてスイッチング動作を行ってアナログ駆動信号を生成しインダクタ50の一端に出力する。
【選択図】図4

Description

本発明は、容量性負荷の駆動回路及び液滴噴射装置に関する。
従来、インクジェットヘッドの駆動回路は、圧電ヘッド内に設けられた圧電素子にアナログ駆動信号を供給することによって、圧電素子に対応して設けられたノズルからインク滴を吐出する。圧電素子は容量性の素子であるため、同時に駆動する圧電素子の数が多くなるほど駆動回路の負荷である静電容量が大きくなってしまう。そのため、圧電素子に入力される駆動信号の波形が変化し、安定した動作を実現できない問題がある。
そこで、特許文献1では、安定した動作で容量性負荷を駆動することができる容量性負荷の駆動回路が開示されている。
特許文献1では、同文献の図1に示すように、容量性負荷である複数の圧電アクチュエータ1241〜124nによって第1フィルタ36の遮断周波数が変動する恐れがある。そこで、第1帰還回路43によって第1フィルタ36の出力を演算増幅器30の反転入力端子に帰還することによって、第1フィルタ36の遮断周波数の変動が抑制されている。
また、第1フィルタ36は抵抗R3を含んでおり、第1フィルタ36より時定数の小さい第2フィルタ38を備えた第2帰還回路41によって、デジタル電力増幅器34の出力を、第2フィルタ38を介して演算増幅器30の反転入力端子に帰還するので、インクジェットヘッド駆動回路10の動作の安定化を図っている。
特開2005−329710号公報
本発明は、回路構成を小型化し、且つ回路の特性の変動を抑制することができる容量性負荷の駆動回路、及び容量性負荷の駆動回路を用いて液滴を噴射する液滴噴射装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、一端にアナログ駆動信号が入力されるインダクタと、静電容量が固定され一方の電極が前記インダクタの他端に接続され他方の電極が接地されたコンデンサと、を有するフィルタと、前記コンデンサに対してそれぞれ並列に接続され、かつ、任意のものが前記インダクタの一端に入力されたアナログ駆動信号に応じて駆動する複数の容量性負荷と、前記インダクタの他端から出力された負荷電圧をアナログ信号からデジタル信号に変換する変換手段と、前記容量性負荷を駆動させるための所定の信号を発生させると共に、前記変換手段でデジタル信号に変換された前記負荷電圧及びデジタル駆動信号に基づいて前記容量性負荷に流れる電流の大きさを示す信号を導出し、前記所定の信号を前記導出した前記電流の大きさを示す信号で減算し、当該減算後の信号を前記デジタル駆動信号として出力する信号処理手段と、前記信号処理手段から出力された前記デジタル駆動信号に基づいてスイッチング動作を行って前記アナログ駆動信号を生成し、生成した前記アナログ駆動信号を前記インダクタの一端に出力するスイッチング手段と、を備えている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記信号処理手段が、前記変換手段でデジタル信号に変換された前記負荷電圧及び前記デジタル駆動信号により示される電圧を用いた以下の数式により示される状態方程式から、前記容量性負荷に流れる電流の大きさに比例した値を算出する。
Figure 2010046989

ここで、前記負荷電圧をx、前記容量負荷に流れる電流の大きさに比例した値をxとした場合のx,xとで構成される状態ベクトルをxとし、uを前記デジタル駆動信号により示される電圧とし、係数Aを前記コンデンサと前記容量性負荷との静電容量及び前記インダクタによって決定されるシステム行列、係数Bを前記負荷電圧と前記状態ベクトルとの関係を示す係数で構成されるベクトルとする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、複数種類の前記係数A及び前記係数Bの値を記憶した記憶手段を更に備え、前記信号処理手段が、前記記憶手段に記憶された複数種類の前記係数A及び前記係数Bの値のうち、何れかを用いて前記容量性負荷に流れる電流の大きさに比例した値を算出する。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3の何れか1項記載の発明において、前記所定の信号が入力され、前記所定の信号に対して前記フィルタによって抑制される前記アナログ駆動信号の周波数領域を強調する強調手段を更に備え、前記信号処理手段が、前記強調手段から出力された信号を前記導出した電流の大きさを示す信号で減算し、当該減算後の信号を前記デジタル駆動信号として前記スイッチング手段に出力する。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4の何れか1項記載の発明において、前記所定の信号と前記変換手段でデジタル信号に変換された前記負荷電圧との偏差が入力され、当該偏差を抑制する値を示す信号を出力するフィードバック補償手段を更に備え、前記信号処理手段が、前記減算後の信号に前記フィードバック補償手段から出力された信号を加算し、当該加算後の信号を前記デジタル駆動信号として前記スイッチング手段に出力する。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記所定の信号が入力され、予め定められた周波数以下の信号を出力するフィルタ手段を更に備え、前記フィードバック補償手段が、前記フィルタ手段から出力された信号と前記変換手段でデジタル信号に変換された前記負荷電圧との差が入力される。
一方、上記目的を達成するために、請求項7に記載の発明は、複数の容量性負荷を有し、各容量性負荷に印加される負荷電圧が変化することで圧力室に収容されている液体が吐出される圧電ヘッドと、前記圧電ヘッドに設けられた前記容量性負荷に、アナログ駆動信号を出力する請求項1〜請求項6の何れか1項記載の容量性負荷の駆動回路と、を備えた液滴噴射装置である。
また、請求項8に記載の発明は、複数の容量性負荷を有し、各容量性負荷に印加される負荷電圧が変化することで圧力室に収容されている液体が吐出される圧電ヘッドと、各々異なるアナログ駆動信号を出力する請求項1〜請求項6の何れか1項記載の複数の容量性負荷の駆動回路と、前記複数の容量性負荷の駆動回路の各々から出力される前記アナログ駆動信号が入力され、入力された複数のアナログ駆動信号のうち、一種類のアナログ駆動信号を前記容量性負荷に出力する出力手段と、を備えた液滴噴射装置である。
請求項1、及び請求項7に記載の発明によれば、本発明を適用しない場合に比較して、回路構成を小型化し、且つ回路の特性の変動を抑制することができる、という優れた効果を有する。
また、請求項2に記載の発明によれば、本発明を適用しない場合に比較して、簡易に容量性負荷に流れる電流の大きさに比例した値を算出することができる、という優れた効果を有する。
また、請求項3に記載の発明によれば、本発明を適用しない場合に比較して、容量性負荷に流れる電流の大きさに比例した値を算出するための係数を容易に変更することができる、という優れた効果を有する。
また、請求項4に記載の発明によれば、本発明を適用しない場合に比較して、フィルタを通過する駆動信号の周波数領域を広げることができる、という優れた効果を有する。
また、請求項5に記載の発明によれば、本発明を適用しない場合に比較して、容量性負荷の容量が変化しても、駆動回路の特性の変動を抑制することができる、という優れた効果を有する。
また、請求項6に記載の発明によれば、デジタル駆動信号に含まれるノイズ成分を除去することができる、という優れた効果を有する。
更に、請求項8に記載の発明によれば、複数のアナログ駆動信号のうち、選択された一つのアナログ駆動信号を容量性負荷に入力することができる、という優れた効果を有する。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本実施の形態に係るインクジェットプリンタ1の全体構成を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るインクジェットプリンタ1の構成を示すブロック図である。インクジェットプリンタ1は、インクを吐出する圧電ヘッド10と、インクの吐出を制御する制御ユニット20と、を備えている。
圧電ヘッド10は、n(nは自然数)個の容量性負荷である圧電素子11〜11をそれぞれ含んだ噴射素子を集積した噴射素子群と、各圧電素子11〜11にそれぞれ直列に接続され、オン又はオフに切り替えられるn個の伝送ゲート12〜12と、任意の圧電素子11〜11を選択するために伝送ゲート12〜12のオン又はオフを制御するピエゾ選択回路13と、を備えている。
なお、符号の下付き数字(1〜n)は各々の圧電素子又は伝送ゲートを区別するときに用いるが、区別する必要がないときは下付き数字を省略する。
図2は、噴射素子の構成を示す図である。圧電ヘッド10は、図2に示す噴射素子を数100〜1000程度集積したものである。各噴射素子では、圧電素子11に電圧が印加されると、圧電素子11の変動に応じて振動板11aが振動し、インク液が充填された圧力室11bの体積が変化し、これにより液滴がノズル11cから噴射される。
制御ユニット20は、圧電ヘッド10を駆動させる駆動回路21と、画像データを記憶する画像メモリ22と、制御データを記憶する制御メモリ23と、全体の制御を司るCPU(Central Processing Unit)24と、を備えており、各々バスを介して接続される。
CPU24は、制御メモリ23に記憶されている制御データを用いて、駆動回路21に圧電素子11を駆動させるためのアナログ駆動信号を発生させる。また、CPU24は、画像メモリ22に記憶されている画像データに基づいて、噴射素子を選択すべく、その噴射素子に対応する伝送ゲート12がオンになるように、圧電ヘッド10のピエゾ選択回路13を制御する。
駆動回路21は、例えば図3に示すアナログ駆動信号を圧電ヘッド10に供給する。噴射周波数が高くなるほど、アナログ駆動信号の周波数領域は広くなり、図3の例では数100kHzに及ぶ。
図4に、駆動回路21の構成を示す。
駆動回路21は、デジタル信号処理部30、スイッチング電圧増幅回路32、フィルタ34、及び電圧検出回路36を備えている。
デジタル信号処理部30は、圧電素子11を駆動させるためのデジタル駆動信号を出力し、スイッチング電圧増幅回路32に出力する。
スイッチング電圧増幅回路32は、デジタルパルス幅変調回路(以下、「デジタルPWM40」という。)40、ゲートドライブ回路42、例えばMOSFETで構成された第1トランジスタTR及び第2トランジスタTRを備え、デジタル信号処理部30から出力されたデジタル駆動信号に基づいてスイッチング動作を行ってアナログ駆動信号を生成する。
上記デジタルPWM40の入力端子は、デジタル信号処理部30の出力端子に接続されており、デジタル駆動信号が入力され、当該デジタル駆動信号を所定のパルス幅に変調して出力する。
また、デジタルPWM40の出力端子は、ゲートドライブ回路42の入力端子に接続され、ゲートドライブ回路42の第1出力端子は第1トランジスタTRのゲートに接続され、その第2出力端子は第2トランジスタTRのゲートに接続されている。
そして、第1トランジスタTRのソースには、高電圧電源44から出力される電圧VDDが印加され、第1トランジスタTRのドレインは、第2トランジスタTRのドレインに接続され、第2トランジスタTRのソースは接地されている。そして、第1トランジスタTRのドレイン(第2トランジスタTRのドレイン)がスイッチング電圧増幅回路32の出力端子となる。スイッチング電圧増幅回路32の出力端子は、フィルタ34の入力端子に接続されている。
ゲートドライブ回路42は、デジタルPWM40から出力されたデジタル駆動信号の振幅を、トランジスタTR,TRが動作可能な電圧に増幅する。そして、ゲートドライブ回路42は、デジタルPWM40からのパルス信号が論理‘1’のときは、トランジスタTRをオンにする電圧を出力すると共にトランジスタTRをオフにする電圧を出力する。また、ゲートドライブ回路42は、パルス信号が論理‘0’のときは、トランジスタTRをオフにする電圧を出力すると共にトランジスタTRをオンにする電圧を出力する。これにより、トランジスタTR,TRは、ゲートドライブ回路42から出力されたパルス信号に従って、相補的にスイッチング動作を行うことができ、スイッチング電圧増幅回路32の出力端子から出力される電圧Vはチャネル抵抗による電圧降下を除くと電圧VDDに等しい。なお、上記電圧Vの信号がアナログ駆動信号である。
ここで、スイッチング電圧増幅回路32に、入力可能な最大電圧をVとすると、最大出力電圧は電圧VDDであるため、スイッチング電圧増幅回路32の電圧増幅率gは式2で与えられる
Figure 2010046989

また、フィルタ34は、一端にアナログ駆動信号が入力されるインダクタ50と、静電容量が固定され一方の電極がインダクタ50の他端に接続され他方の電極が接地されたコンデンサ52とを有し、入力されたアナログ駆動信号の搬送波成分を除去する。
ところで、圧電素子11〜11は、コンデンサ52に対してそれぞれ並列に接続される。従ってフィルタ34の周波数特性は、インダクタ50のインダクタンスL、コンデンサ52の静電容量C、及び駆動される圧電素子11〜11の個数によって容量が変化する静電容量Cによって決まる。
図5は、本実施の形態に係るフィルタ34の周波数特性を示すグラフの一例である。
同図に示すように、本実施の形態に係るフィルタ34は、100kHzを超えた辺りで共振する特性を有しており、当該共振を生じる周波数の大きさは、静電容量Cの大きさによっても変化する。
ここで、コンデンサ52の静電容量Cと駆動させる圧電素子11の数によって変化する静電容量Cの合計を静電容量Cとすると、フィルタ34の共振周波数fは式3で表され、フィルタ34の角周波数ωは式4で表される。
Figure 2010046989
Figure 2010046989

またフィルタ34の入力Aから出力B(図4参照)までの伝達関数F(s)は式5で表される。
Figure 2010046989

なお、sはラプラス変数であり、周波数fとの関係を式6で定義する。
Figure 2010046989

また、スイッチング電圧増幅回路32の入力Cからフィルタ34の出力Bまでの伝達関数をP(s)とすると、式2と式5の積である式7で表される。
Figure 2010046989

そしてフィルタ34の出力端子は、電圧検出回路36に接続されている。
電圧検出回路36は、フィルタ34の出力電圧、すなわち圧電素子11に印加される電圧(以下、「負荷電圧」という。)を抵抗R,Rで分圧した後、バッファアンプ60を介してアナログデジタル変換器(以下、「ADC」という。)62によって、負荷電圧をアナログ信号からデジタル信号に変換し、デジタル信号に変換された負荷電圧(以下、「デジタル負荷電圧信号」という。)をデジタル信号処理部30に出力する。
ここで、式7で示されるフィルタ34の特性は、一例として図5に示したように、共振特性を有している。このため、当該共振特性を抑制(以下、「安定化」という。)するために、本実施の形態に係る駆動回路21は、デジタル信号処理部30に安定化補償器を備える。
上記安定化を行うために、例えば、負荷電圧を微分し、微分した負荷電圧を用いてフィードバックすることが考えられる。
この場合、電圧検出回路36の分圧比をgとし、フィードバックゲインをTとすると、安定化補償器の伝達関数H(s)は、式8で表され、フィルタ34と安定化補償器とによる伝達関数Q(s)は、式9で表される。なお、式9で表されるQ(s)を制御対象という。
Figure 2010046989
Figure 2010046989

しかし、微分演算をデジタル信号処理によって行うと、わずかな負荷電圧の変化に対して敏感に応答する可能性がある。
そこで、圧電素子11に流れる電流は、負荷電圧の微分値に比例するため、当該電流を検出し、検出した電流の値を用いてフィードバックを行うことが考えられる。しかし、圧電素子11に流れる電流を検出するためには、装置構成が複雑になる可能性がある。
そこで、本実施の形態に係る駆動回路21では、安定化補償器を、デジタル駆動信号とデジタル負荷電圧信号とから、圧電素子11に流れる電流の大きさを推定(導出)する状態推定機構として構成する。
次に、図6を参照して、上記状態推定機構として構成された安定化補償器70を備えたデジタル信号処理部30の電気系の要部構成を説明する。
デジタル信号処理部30は、安定化補償器70の他に、駆動信号発生器72及び加減算器74Aを備えている。
駆動信号発生器72は、圧電素子11を駆動させるための所定のデジタル信号Dを発生させ、駆動信号発生器72で発生されたデジタル信号Dはレジスタ76に記憶される。
加減算器74Aは、安定化補償器70で導出された圧電素子11に流れる電流の大きさを示すデジタル信号(以下、「デジタル負荷電流信号」という。)とレジスタ76に記憶されたデジタル信号Dとを減算することで、デジタル駆動信号を導出する。加減算器74Aで導出されたデジタル駆動信号はレジスタ76Uout及びレジスタ76に記憶される。
一方、安定化補償器70は、ADC62から出力されたデジタル負荷電圧信号を記憶するレジスタ76、及び加減算器74Aから出力されたデジタル駆動信号を記憶するレジスタ76と接続され、デジタル負荷電圧信号及びデジタル駆動信号に基づいて、デジタル負荷電流信号を導出する。
本実施の形態に係る安定化補償器70は、負荷電圧をx、圧電素子11に流れる電流の大きさに比例した値をxとした場合のx,xとで構成される状態ベクトルをxとし、uをデジタル駆動信号により示される電圧とし、Aをコンデンサ52と圧電素子11との静電容量C及びインダクタ50のインダクタンスLによって決定されるシステム行列、Bを負荷電圧と状態ベクトルxとの関係を示す係数で構成されるベクトルとし、式10で表される状態方程式からデジタル負荷電流信号を算出する。
Figure 2010046989

さらに、式10に表される状態方程式は、式4に示すフィルタ34の伝達関数を用いて式11のように表される。
Figure 2010046989

そして、本実施の形態に係る安定化補償器70は、式11により示されるxをデジタル負荷電流信号として導出する。なお、安定化補償器70で導出したデジタル負荷電流信号は、レジスタ76に記憶される。
次に図7を参照して、本実施の形態に係るデジタル信号処理部30によって実行される処理の順番を説明する。
処理Aでは、サンプリング信号がデジタル信号処理部30に供給されると、レジスタ76に記憶されたデジタル負荷電圧信号及びレジスタ76に記憶されたデジタル駆動信号を安定化補償器に出力し、次の処理B1に移行する。
処理B1では、安定化補償器70でデジタル負荷電流信号を演算により導出し、デジタル負荷電流信号をレジスタ76に記憶させ、次の処理B2に移行する。
処理B2では、レジスタ76に記憶されたデジタル負荷電流信号及びレジスタ76に記憶されたデジタル信号Dを加減算器74Aに出力し、加減算器74Aでデジタル信号Dからデジタル負荷電流信号を減算し、当該減算により得られたデジタル駆動信号をレジスタ76Uout及びレジスタ76に記憶させ、次の処理Cに移行する。
処理Cでは、レジスタ76Uoutに記憶されたデジタル駆動信号をデジタルPWM40に出力する。
図8は、本実施の形態に係るフィルタ34に、上述した安定化補償器70を用いたフィードバックを行った場合の制御対象であるQ(s)の周波数特性の一例を示すグラフである。同図によれば、図4に示される周波数特性のグラフに比べて共振が抑制されたことが分かる。これにより、安定化された系は、100kHz辺りを遮断周波数とする低域通過フィルタとして機能する。なお、静電容量Cの大きさが変化すれば、当該周波数特性も変化する。
[第2の実施の形態]
本第2の実施の形態では、フィルタ34によって抑制されるアナログ駆動信号の周波数領域(100kHz以上の周波数)を強調する場合の形態例について説明する。
図9を参照して、本第2の実施の形態に係るデジタル信号処理部30’の電気系の要部構成を説明する。なお、図9における図4と同一の構成部分については図4と同一の符号を付して、その説明を省略する。
同図に示すように、デジタル信号処理部30’は、フィードフォワード補償器80を備えている。
フィードフォワード補償器80の入力端子はレジスタ76の出力端子に接続され、フィードフォワード補償器80にデジタル信号Dが入力される。一方、フィードフォワード補償器80の出力端子はレジスタ76の入力端子に接続され、レジスタ76はフィードフォワード補償器80から出力されたデジタル信号Dを記憶する。
図10は、本第2の実施の形態に係るフィードフォワード補償器80の周波数特性の一例を示すグラフである。同図によれば、周波数が100kHzを超えた周波数領域(以下、「高周波領域」という。)から徐々にゲインが増加し、1000kHzの辺りでピークとなり、それ以上の周波数で徐々にゲインが減少する。なお、図10に示す周波数特性は、図8に示す周波数特性を持つフィルタ34によって抑制されるアナログ駆動信号の周波数領域を強調できる特性とされている。
このように、フィードフォワード補償器80は、図10に示す周波数特性を有しているため、フィードフォワード補償器80に入力されたデジタル信号Dは高周波領域が強調されたデジタル信号Dとして出力される。
また、フィードフォワード補償器80の伝達関数D(s)は、例えば、数100kHzを遮断周波数とする低域通過フィルタ90の伝達関数N(s)と式9の逆数との積である式12で表される。
Figure 2010046989

そして、図11に示す本第2の実施の形態に係る駆動回路21’を構成する各回路の伝達関数を示す模式図からも分かるように、フィードフォワード補償器80の入力R(s)からフィルタ34の出力Y(s)までの伝達関数は、伝達関数N(s)となる。
次に図12を参照して、本第2の実施の形態に係るデジタル信号処理部30’によって実行される処理を説明する。なお、図12における図7と同一の処理については図7と同一の符号を付して、その説明を省略する。
処理A’では、レジスタ76に記憶されたデジタル負荷電圧信号及びレジスタ76に記憶されたデジタル駆動信号を安定化補償器70に出力すると共に、レジスタ76に記憶されたデジタル信号Dをフィードフォワード補償器80に出力し、次の処理B1’に移行する。
処理B1’では、安定化補償器70でデジタル負荷電流信号を演算により導出し、デジタル負荷電流信号をレジスタ76に記憶させると共に、フィードフォワード補償器80でデジタル信号Dに対して高周波領域を強調する演算を行い、演算により得られたデジタル信号Dをレジスタ76に記憶させる。なお、安定化補償器70による演算とフィードフォワード補償器80による演算は並列に実行し、両方の演算が終了した後に次の処理B2’に移行する。
処理B2’では、レジスタ76に記憶されたデジタル負荷電流信号及びレジスタ76に記憶されたデジタル信号Dを加減算器74Aに出力し、加減算器74Aでデジタル信号Dからデジタル負荷電流信号を減算し、当該減算により得られたデジタル駆動信号をレジスタ76Uout及びレジスタ76に記憶させ、次の処理Cに移行する。
図13は、図11により示される系の周波数特性の一例を示すグラフである。同図によれば、図8に示される周波数特性のグラフに比べて、遮断周波数が高くなっていることが分かる。
また、図14は、図11により示される系に対して、デジタル信号Dを入力した場合に出力されるアナログ駆動信号の時間特性である。同図によれば、静電容量Cの大きさが定格の場合に比べて大きくなった場合は、例えば、領域A,Bに示されるようにアナログ駆動信号の電圧の大きさが大きくなることが分かる。これは、図13に示すように、静電容量Cの大きさが変化すれば周波数特性が変化するためである。
[第3の実施の形態]
本第3の実施の形態では、デジタル信号Dとデジタル負荷電圧信号との差に基づいて、デジタル駆動信号をフィードバックする場合の形態例について説明する。
図15を参照して、本第3の実施の形態に係るデジタル信号処理部30”の電気系の要部構成を説明する。なお、図15における図9と同一の構成部分については図9と同一の符号を付して、その説明を省略する。
同図に示すように、デジタル信号処理部30”は、低域通過フィルタ90、誤差検出器92、フィードバック補償器94、及び加減算器74Bを備えている。
低域通過フィルタ90は、レジスタ76と接続され、レジスタ76からデジタル信号Dが入力されると、予め定められた周波数以下のデジタル信号Dを出力し、レジスタ76に記憶させる。
誤差検出器92は、レジスタ76とレジスタ76と接続され、レジスタ76から入力されるデジタル信号Dとレジスタ76から入力されるデジタル負荷電圧信号との偏差を算出し、当該偏差を示すデジタル信号Dを出力し、レジスタ76に記憶させる。
フィードバック補償器94は、レジスタ76に接続され、レジスタ76から入力されるデジタル信号Dに対し演算処理を行い、当該デジタル信号Dにより示される偏差を抑制する値を示すデジタル信号Dを出力し、レジスタ76に記憶させる。
なお、本実施の形態に係るフィードバック補償器94は、上記演算処理として、デジタル信号Dにより示される値に比例した値を算出する比例動作(P動作)を行うが、これに限らず、積分動作(I動作)、微分動作(D動作)、P動作とI動作とを組み合わせた動作(PI動作)、P動作とD動作とを組み合わせた動作(PD動作)、及びP動作とI動作とD動作組み合わせた動作(PID動作)の何れかを行ってもよい。さらに、位相を進ませる処理、あるいは位相を遅らせる処理等、他の演算処理を組み合わせてもよい。
また、加減算器74Bは、レジスタ76、及び加減算器74Aから出力されたデジタル信号Dを記憶するレジスタ76と接続されており、レジスタ76から出力されたデジタル信号Dにデジタル信号Dを加算し、加算により得られた信号をレジスタ76、及びレジスタ76Uoutがデジタル駆動信号として記憶する。
次に、図16を参照して、本第3の実施の形態における入力R(s)から出力Y(s)までの伝達関数について説明する。
フィードバック補償器94の伝達関数をK(s)とすると、入力R(s)から出力Y(s)までの伝達関数は、次の式13で表される。
Figure 2010046989

ここで、上述した式12を式13の伝達関数D(s)に代入すると、式14に示すように、式13は低域通過フィルタ90の伝達関数N(s)となる。
Figure 2010046989

次に、具体的にフィードバック補償器94を用いた本第3の実施の形態におけるフィードバックについて説明する。
例えば、圧電素子11の静電容量Cの大きさが変動し、デジタル負荷電圧信号が低域通過フィルタ90から出力されたデジタル信号Dよりも大きくなった場合は、誤差検出器92から出力されるデジタル信号Dは負の値を示す。そして、デジタル信号Dをフィードバック補償器94で演算処理し、加減算器74Aから出力されたデジタル信号Dに加えることで負荷電圧の大きさは小さくなる。この結果、式14からも分かるように、負荷電圧は低域通過フィルタ90から出力されるデジタル信号Dに追従する。
次に図17を参照して、本第3の実施の形態に係るデジタル信号処理部30”によって実行される処理の順番を説明する。なお、図17における図7と同一の処理については図7と同一の符号を付して、その説明を省略する。
処理A”では、レジスタ76に記憶されたデジタル負荷電圧信号及びレジスタ76に記憶されたデジタル駆動信号を安定化補償器70に出力すると共に、レジスタ76に記憶されたデジタル信号Dをフィードフォワード補償器80、及び低域通過フィルタ90に出力し、次の処理B1”に移行する。
処理B1”では、安定化補償器70でデジタル負荷電流信号を演算により導出し、デジタル負荷電流信号をレジスタ76に記憶させると共に、フィードフォワード補償器80でデジタル信号Dに対して高周波領域を強調する演算を行い、演算により得られたデジタル信号Dをレジスタ76に記憶させる。また、低域通過フィルタ90でデジタル信号Dに対して予め定められた周波数以下の信号を出力するための演算を行い、演算により得られたデジタル信号Dをレジスタ76に記憶させる。なお、安定化補償器70による演算、フィードフォワード補償器80による演算、及び低域通過フィルタ90による演算は並列に実行し、両方の演算が終了した後に次の処理B2”に移行する。
処理B2”では、レジスタ76に記憶されたデジタル負荷電流信号及びレジスタ76に記憶されたデジタル信号Dを加減算器74Aに出力し、加減算器74Aでデジタル信号Dからデジタル負荷電流信号を減算し、当該減算により得られたデジタル信号Dをレジスタ76に記憶させる。また、レジスタ76に記憶されたデジタル負荷電圧信号及びレジスタ76に記憶されたデジタル信号Dを誤差検出器92に出力し、誤差検出器92でデジタル信号Dとデジタル負荷電圧信号の偏差を算出する演算を行い、当該演算により得られたデジタル信号Dをレジスタ76に記憶させ、次の処理B3に移行する。なお、加減算器74Aによる演算、及び誤差検出器92による演算は並列に実行し、各演算が終了した後に次の処理B3に移行する。
処理B3では、レジスタ76に記憶されたデジタル信号Dをフィードバック補償器94に出力し、フィードバック補償器94でデジタル信号Dにより示される差分を抑制する演算を行い、当該演算により得られたデジタル信号Dをレジスタ76に記憶させ、次の処理B4に移行する。
次の処理B4では、レジスタ76に記憶されたデジタル信号D、及びレジスタ76に記憶させたデジタル信号Dを加減算器74Bに出力し、加減算器74Bでデジタル信号Dにデジタル信号Dを加算し、当該加算により得られた信号をデジタル駆動信号としてレジスタ76Uoutに記憶させ、次の処理Cに移行する。
ここで、図18に安定化された制御対象Q(s)の位相特性を示す。同図に示すように、制御対象Q(s)は周波数が高くなるに連れて位相が遅れる特性を有している。
本第3の実施の形態に係る制御対象Q(s)は、フォードバックのループ内に含まれるため、入力される信号の位相の遅れが180°に近くなると発振を起こす可能性がある。そのため、フィードバック補償器94は、高周波領域の信号に対して位相を進める機能を有することが望ましい。なお、フィードバック補償器94のゲイン特性は高周波領域を強調させる特性であればよい。
そこで、本実施の形態に係るフィードバック補償器に、高周波領域を強調させる特性を付加する。これにより、図18にも示されるように、上記高周波領域を強調させる特性を付加した場合(線A)は、上記高周波領域を強調させる特性を付加しない場合(線B)に比べて、高周波領域における位相の遅れが抑制される。
なお、本第3の実施の形態に係る駆動回路21では、低域通過フィルタ90を備えた場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、低域通過フィルタ90を備えない形態としてもよい。また、フィードフォワード補償器80を備えない形態としてもよい。
[第4の実施の形態]
本第4の実施の形態では、インクジェットプリンタ1が複数の圧電ヘッド10を備えた場合の形態例について説明する。
図19に本第4の実施の形態に係る駆動回路21’の構成を示す。
同図に示すように、複数の圧電ヘッド10毎に、スイッチング電圧増幅回路32、フィルタ34、及び電圧検出回路36(以下、総称して「圧電ヘッド駆動部100」という。)を備えると共に、当該圧電ヘッド駆動部100毎にデジタル信号処理部30を備える。
なお、本実施の形態に係る複数のデジタル信号処理部30は、単一のデジタル集積回路102として形成される。また、スイッチング電圧増幅回路32に含まれるデジタルPWM40を、デジタル集積回路102に含む形態としてもよい。
[第5の実施の形態]
本第5の実施の形態では、複数種類のアナログ駆動信号を圧電素子11に対して出力し、複数種類のアナログ駆動信号のうち、一種類のアナログ駆動信号を圧電素子11に入力する場合の形態例について説明する。
図20に本第5の実施の形態に係る駆動回路21”の構成を示す。
同図に示すように、駆動回路21”は、デジタル信号処理部30と圧電ヘッド駆動部100とを2組備えており、各々が圧電素子11に異なるアナログ駆動信号を出力する。
駆動信号選択部110は、圧電素子11の入力させるアナログ駆動信号を切り替えるためのスイッチを各圧電素子11毎に備え、当該スイッチを切り替えることで、複数の駆動回路21”の各々から出力される複数のアナログ駆動信号のうち、一種類のアナログ駆動信号を圧電素子11に出力する。
なお、本実施の形態に係る駆動回路21”は、デジタル信号処理部30と圧電ヘッド駆動部100とを2組備え、2種類のアナログ駆動信号を圧電ヘッド11に出力しているが、これに限らず、デジタル信号処理部30と圧電ヘッド駆動部100とを3組以上備え、3種類以上のアナログ駆動信号を圧電ヘッド11に出力してもよい。
また、インクジェットプリンタ1が、2つ以上の圧電ヘッド10を備え、各圧電ヘッド10に2種類以上のアナログ駆動信号を出力してもよい。
以上、本発明を上記各実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記各実施の形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記各実施の形態に多様な変更または改良を加えることができ、当該変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
また、上記各実施の形態は、クレーム(請求項)にかかる発明を限定するものではなく、また実施の形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。前述した実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における組み合わせにより種々の発明を抽出できる。上記各実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、効果が得られる限りにおいて、この幾つかの構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
また、上記各実施の形態では、デジタル信号処理部30による処理をハードウェア構成で実現する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、プログラムを実行することにより、コンピュータを利用したソフトウェア構成により実現する形態としてもよい。
また、上記各実施の形態では、図21の模式図に示すように、安定化補償器70、フィードフォワード補償器80、フィードバック補償器94、及び低域通過フィルタ90毎に各演算で用いる係数を記憶した係数レジスタ120を備えている。また、各演算で用いる係数は、制御メモリ23に複数種類記憶されている。そのため、各演算で用いる係数を設定する場合は、CPU24が制御メモリ23から係数を読み出し、読み出した係数を係数レジスタ120に記憶させる。
その他、上記各実施の形態で説明したインクジェットプリンタ1の構成(図1、図4、図6、図9、図15、及び図19〜図21参照。)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要な部分を削除したり、新たな部分を追加したりすることができることは言うまでもない。
第1の実施の形態に係るインクジェットプリンタの構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係る噴射装置の構成を示す図である。 第1の実施の形態に係るアナログ駆動信号を示す図である。 第1の実施の形態に係る駆動回路の構成を示す図である。 第1の実施の形態に係るフィルタの周波数特性の一例を示すグラフである。 第1の実施の形態に係るデジタル信号処理部の構成を示す図である。 第1の実施の形態に係る処理の順番の示す模式図である。 第1の実施の形態に係る制御対象Q(s)の周波数特性の一例を示すグラフである。 第2の実施の形態に係るデジタル信号処理部の構成を示す図である。 第2の実施の形態に係るフィードフォワード補償器に周波数特性の一例を示すグラフである。 第2の実施の形態に係る駆動回路の伝達関数を示す模式図である。 第2の実施の形態に係る処理の順番の示す模式図である。 第2の実施の形態に係る駆動回路の周波数特性の一例を示すグラフである。 第2の実施の形態に係るアナログ駆動信号の一例を示すグラフである。 第3の実施の形態に係るデジタル信号処理部の構成を示す図である。 第3の実施の形態に係る駆動回路の伝達関数を示す模式図である。 第3の実施の形態に係る処理の順番の示す模式図である。 第3の実施の形態に係る安定化された制御対象Q(s)の位相特性を示す図である。 第4の実施の形態に係る駆動回路の構成を示す図である。 第5の実施の形態に係る駆動回路の構成を示す図である。 係数レジスタを備えた駆動回路の構成を示す図である。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ
10 圧電ヘッド
11 圧電素子(容量性負荷)
21 駆動回路
30 デジタル信号処理部(信号処理手段)
32 スイッチング電圧増幅回路(スイッチング手段)
34 フィルタ
36 電圧検出回路(変換手段)
50 インダクタ
52 コンデンサ
80 フィードフォワード補償器(強調手段)
90 低域通過フィルタ(フィルタ手段)
94 フィードバック補償器(フィードバック補償手段)
110 駆動信号選択部(出力手段)
120 係数レジスタ(記憶手段)

Claims (8)

  1. 一端にアナログ駆動信号が入力されるインダクタと、静電容量が固定され一方の電極が前記インダクタの他端に接続され他方の電極が接地されたコンデンサと、を有するフィルタと、
    前記コンデンサに対してそれぞれ並列に接続され、かつ、任意のものが前記インダクタの一端に入力されたアナログ駆動信号に応じて駆動する複数の容量性負荷と、
    前記インダクタの他端から出力された負荷電圧をアナログ信号からデジタル信号に変換する変換手段と、
    前記容量性負荷を駆動させるための所定の信号を発生させると共に、前記変換手段でデジタル信号に変換された前記負荷電圧及びデジタル駆動信号に基づいて前記容量性負荷に流れる電流の大きさを示す信号を導出し、前記所定の信号を前記導出した前記電流の大きさを示す信号で減算し、当該減算後の信号を前記デジタル駆動信号として出力する信号処理手段と、
    前記信号処理手段から出力された前記デジタル駆動信号に基づいてスイッチング動作を行って前記アナログ駆動信号を生成し、生成した前記アナログ駆動信号を前記インダクタの一端に出力するスイッチング手段と、
    を備えた容量性負荷の駆動回路。
  2. 前記信号処理手段は、前記変換手段でデジタル信号に変換された前記負荷電圧及び前記デジタル駆動信号により示される電圧を用いた以下の数式により示される状態方程式から、前記容量性負荷に流れる電流の大きさに比例した値を算出する請求項1記載の容量性負荷の駆動回路。
    Figure 2010046989

    ここで、前記負荷電圧をx、前記容量負荷に流れる電流の大きさに比例した値をxとした場合のx,xとで構成される状態ベクトルをxとし、uを前記デジタル駆動信号により示される電圧とし、係数Aを前記コンデンサと前記容量性負荷との静電容量及び前記インダクタによって決定されるシステム行列、係数Bを前記負荷電圧と前記状態ベクトルとの関係を示す係数で構成されるベクトルとする。
  3. 複数種類の前記係数A及び前記係数Bの値を記憶した記憶手段を更に備え、
    前記信号処理手段は、前記記憶手段に記憶された複数種類の前記係数A及び前記係数Bの値のうち、何れかを用いて前記容量性負荷に流れる電流の大きさに比例した値を算出する請求項2記載の容量性負荷の駆動回路。
  4. 前記所定の信号が入力され、前記所定の信号に対して前記フィルタによって抑制される前記アナログ駆動信号の周波数領域を強調する強調手段を更に備え、
    前記信号処理手段は、前記強調手段から出力された信号を前記導出した電流の大きさを示す信号で減算し、当該減算後の信号を前記デジタル駆動信号として前記スイッチング手段に出力する請求項1〜請求項3の何れか1項記載の容量性負荷の駆動回路。
  5. 前記所定の信号と前記変換手段でデジタル信号に変換された前記負荷電圧との偏差が入力され、当該偏差を抑制する値を示す信号を出力するフィードバック補償手段を更に備え、
    前記信号処理手段は、前記減算後の信号に前記フィードバック補償手段から出力された信号を加算し、当該加算後の信号を前記デジタル駆動信号として前記スイッチング手段に出力する請求項1〜請求項4の何れか1項記載の容量性負荷の駆動回路。
  6. 前記所定の信号が入力され、予め定められた周波数以下の信号を出力するフィルタ手段を更に備え、
    前記フィードバック補償手段は、前記フィルタ手段から出力された信号と前記変換手段でデジタル信号に変換された前記負荷電圧との差が入力される請求項5記載の容量性負荷の駆動回路。
  7. 複数の容量性負荷を有し、各容量性負荷に印加される負荷電圧が変化することで圧力室に収容されている液体が吐出される圧電ヘッドと、
    前記圧電ヘッドに設けられた前記容量性負荷を駆動する請求項1〜請求項6の何れか1項記載の容量性負荷の駆動回路と、
    を備えた液滴噴射装置。
  8. 複数の容量性負荷を有し、各容量性負荷に印加される負荷電圧が変化することで圧力室に収容されている液体が吐出される圧電ヘッドと、
    各々異なるアナログ駆動信号を出力する請求項1〜請求項6の何れか1項記載の複数の容量性負荷の駆動回路と、
    前記複数の容量性負荷の駆動回路の各々から出力される複数のアナログ駆動信号のうち、一種類のアナログ駆動信号を前記容量性負荷に出力する出力手段と、
    を備えた液滴噴射装置。
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