JP2010046350A - 脳磁計 - Google Patents

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Abstract

【課題】生体磁場の計測に対する振動の影響を低減させることができる脳磁計を提供する。
【解決手段】脳磁計1は、SQUIDセンサ3を固定するセンサホルダ4と、センサホルダ4を収容する有底筒状のデュワー7と、センサホルダ4を支持すると共に、デュワー7の内側面7aと対向する周面21aを有するベースリング21と、デュワー7の内側面7aとベースリング21の周面21aとの間に圧入され、ベースリング21をデュワー7の内側面7aに対して固定するくさびリング22と、を備えるため、センサホルダを支持するベースリング21をデュワー7の内側面7aに対して固定し、脳磁計1が振動した場合でもSQUIDセンサ3及びセンサホルダ4をデュワー7に対して相対的に安定させる。この結果、SQUIDセンサ3の耐震性が向上し、生体磁場の計測に対する振動の影響が低減する。
【選択図】図2

Description

本発明は、脳磁計に関する。
従来、このような分野の技術として、超伝導量子干渉計(Superconducting Quantum Interference Device:SQUID)センサを用いた脳磁計が知られている。このような脳磁計では、例えば特許文献1に開示されているように、計測対象である人の頭部に合わせてセンサ支持体がヘルメット状に形成され、このセンサ支持体に複数のSQUIDセンサが装着されている。そして、センサ支持体が、ほぼ中心の一箇所で脳磁計内に固定されている。
特開平9−166654号公報
しかしながら、特許文献1のようなSQUIDセンサの固定手法では、センサ支持体が一箇所で固定されているため、SQUIDセンサを装着するセンサ支持体の設置が不安定であり、脳磁計本体が振動した場合には、センサ支持体が脳磁計に対して相対的に揺れてしまう。この結果、外部の振動に対してSQUIDセンサが安定した形で生体磁場を測定することができず、SQUIDセンサの測定精度が悪化するという問題があった。
本発明は、上記の問題点を解決し、生体磁場の計測に対する振動の影響を低減させることができる脳磁計を提供することを目的とする。
本発明に係る脳磁計は、生体から発生する磁場を検出するSQUIDセンサと、SQUIDセンサを固定するセンサホルダと、SQUIDセンサを固定したセンサホルダを収容する有底筒状の容器と、センサホルダを支持すると共に、容器の内側面に対向する対向面を有する支持部材と、容器の内側面と支持部材の対向面との間に圧入され、容器の内側面に対して支持部材を固定する固定部材と、を備えることを特徴とする。
このような脳磁計によれば、SQUIDセンサを固定したセンサホルダを支持する支持部材が容器の内側面に対して固定されるため、脳磁計が振動した場合でもSQUIDセンサ及びセンサホルダは容器に対して相対的に安定しており、SQUIDセンサの耐震性を向上させ、生体磁場の計測に対する振動の影響を低減させることができる。
また、支持部材が、容器の内側面に沿って同方向に延びる対向面を含む環状部を有することが好適である。これにより、支持部材の環状部が容器の内側面に沿って延在するため、支持部材がセンサホルダをより多くの箇所で支持することができ、センサホルダの安定性を向上させることができる。また、センサホルダを容器内に組み入れる際には、支持部材の環状部が容器の内側面に沿ってセンサホルダを案内するため、センサホルダを簡便に容器内に設置することができ、SQUIDセンサ設置の作業効率を向上させることができる。
また、支持部材の対向面は、環状部の中心軸線に対して傾斜するテーパ状であることが好適である。これにより、固定部材を入れ込む側の容器の内側面と支持部材の対向面との間隔が広くなるため、固定部材を容器の内側面と支持部材の対向面との間に簡便に入れ込み圧入することができる。
また、固定部材は、支持部材の対向面と当接する接面を有するリング部を有し、接面は、支持部材の対向面に沿って傾斜するテーパ状であることが好適である。これにより、固定部材のリング部が容器の内側面に沿って延在するため、容器の内側面と固定部材との接触面積が大きくなり、支持部材を容器の内側面に対してより一層確実に固定することができる。また、リング部の接面が支持部材の対向面に沿って傾斜するテーパ状であるため、固定部材を容器の内側面と支持部材の対向面との間により一層簡便に嵌合し圧入することができる。
また、支持部材は、環状部の周方向の一部とこれに対向する一部とを繋ぐアーチ部を有し、固定部材は、アーチ部の上方においてリング部の周方向の一部とこれに対向する一部とを繋ぐ弧状部を有し、アーチ部と弧状部との距離を調整することで、容器の内側面と支持部材の対向面との間への固定部材の圧入力を調節する調節部材を備えることが好適である。
この構成により、調整部材が容器の内側面と支持部材の対向面との間への固定部材の圧入力を調節できるため、調整部材によって容器の内側面に対する支持部材の固定・離脱を簡便に行うことができ、センサホルダの設置、取り外し作業の効率を向上させることができる。
本発明に係る脳磁計によれば、生体磁場の計測に対する振動の影響を低減させることができる。
以下、本発明に係る脳磁計の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、特に明示する場合を除き、上下方向は説明図面中の方向を示す。
図1に示す脳磁計1は、計測ユニット1A内の計測位置Hに頭が位置するように被験者Pを着座させ、当該被験者Pの脳の神経活動に伴って発生する微弱な磁場を非接触で計測、解析する装置である。この計測ユニット1Aは、計測位置Hの周囲に配置され、脳で発生する磁場を検出するSQUIDセンサ3を備えている。この脳磁計1では、被験者Pの脳の様々な位置から発生する磁場を検出するため、数十個〜数百個(64個,128個,256個など)といった多数の上記SQUIDセンサ3が、被験者Pの頭の表面に沿うように配置され、センサホルダ4に固定されている。
計測ユニット1Aは、SQUIDセンサ3を冷却するため、このSQUIDセンサ3と液体ヘリウム5とを収納するためのデュワー(容器)7を備えている。デュワー7は、図1に示すように、円筒状で有底の断熱容器である。また、デュワー7の底部7bは、被験者の頭部を外から収容できるように内に凹んでいる。SQUIDセンサ3は、デュワー7内に貯留されている液体ヘリウム5によって冷却される。
なお、この脳磁計1では、SQUIDセンサ3の耐震性を向上させて、生体磁場の計測に対する振動の影響を低減させるべく、SQUIDセンサ3が装着されているセンサホルダ4が、デュワー7の内側面7aに固定されている。センサホルダ4をデュワー7の内側面7aに固定するための構成については後述する。
さらに、計測ユニット1Aは、デュワー7を包囲するように配置されると共に、被験者Pを覆う筒型体15を備えている。なお、筒型体15とデュワー7との間には断熱材19が充填されている。
この脳磁計1では、被験者Pの脳で発生する極めて微弱な磁場を検出する必要があるので、計測位置Hの近傍から外部磁場の影響を除去する必要がある。このため、筒型体15は、筒軸が計測位置Hを通るように配置された筒状の磁気シールド体11を備えている。磁気シールド体11は、デュワー7を包囲して筒型体15の外筒部15aに支持されると共に、筒型体15の上下寸法とほぼ同じ寸法で延在し、外筒部15aと内筒部15bとの間の間隙に内蔵されている。また、計測位置Hは、筒軸上に位置すると共に、上下方向においても磁気シールド体11の全長のほぼ中央に位置している。
この磁気シールド体11は、ニッケルからなる円筒状の基板11aと、当該基板11aの内壁面全体に成膜されたシールド膜11bとを備えている。シールド膜11bは、ビスマス系酸化物超伝導体からなり、磁束侵入長よりも十分に大きい膜厚を有している。ここで、シールド膜11bに用いられるビスマス系酸化物超伝導体としては、例えば、組成式Bi2Sr2Ca2Cu3Oxで表されるBi2223、或いは、組成式Bi2Sr2CaCu2Oxで表されるBi2212が好適に採用される。
また、筒型体15には、磁気シールド体11の外壁面に沿って冷媒を流通させる冷媒管(図示せず)が更に内蔵されている。そして、この冷媒管に、脳磁計1の冷凍機ユニット1Bから送出される極低温の冷媒(例えば、ここではヘリウム)を循環させることで、磁気シールド体11のシールド膜11bが、超伝導転移温度まで冷却され、完全反磁性を発揮する。そして、このシールド膜11bの完全反磁性によって、磁気シールド体11に包囲された計測位置Hが外部磁場から遮蔽されるので、SQUIDセンサ3においては外部磁場によるノイズをほとんど排除した微弱な磁場計測が可能になる。なお、当然ながら、この脳磁計1は、シールド膜11bの下部臨界磁場を超えない外部磁場の環境下で使用される。
以下、図2及び図3を参照して、上記のセンサホルダ4をデュワー7の内側面7aに固定するための構成について詳細に説明する。
図2に示すように、センサホルダ4は、ベースリング(支持部材)21、くさびリング(固定部材)22、及びクランプハンドル(調整部材)23と共に一体的に連結された状態で、デュワー7の内側面7aに対して固定されている。ここで、ベースリング21及びくさびリング22は、例えばFRPなどの弾性変形が可能な材料からなる。
センサホルダ4は、図2に示すように、デュワー7の底部7bに沿うヘルメット状をなし、被験者Pの頭部の所望の位置に複数のSQUIDセンサ3を配置できるように設けられた装着孔(図示せず)に所定数のSQUIDセンサ3を装着している。このセンサホルダ4は、これらの装着孔を有する表面の端部に沿って水平方向へ延在する縁部4aを有し、図2及び図3に示すように、縁部4aの複数箇所(本実施形態では5箇所)で棒状の連結部材24によってベースリング21に連結され吊り下げられている。
ベースリング21は、デュワー7の内側面7aと対向するテーパ状の周面(対向面)21aを有する円環状の環状部21bを有する部材である。ベースリング21の環状部21bの外径はデュワー7の内径よりも小さく、ベースリング21がデュワー7内に配置されると周面21aと内側面7aとの間に隙間ができる。この隙間に上方からくさびリング22が圧入される。
くさびリング22は、デュワー7の内側面7aと対向する外周面22aと、ベースリング21の周面21aと対向するテーパ状の内周面(接面)22bとを有する円環状のリング部22cを有する部材である。くさびリング22のリング部22cの外径はデュワー7の内径とほぼ同一である。
ここで、ベースリング21の周面21a及びくさびリング22の内周面22bのテーパ方向は、共に下方に広がるように構成されており、これらの周面21a及び内周面22bが当接するようにくさびリング22を上方よりベースリング21に組み合わせれば、両者を簡便に嵌合させることができる。
また、図2に示すように、ベースリング21は、環状部21bを十字型に繋ぐアーチ部21cを有し、環状部21bの中心位置であるアーチ部21cの頂点に螺子孔21dを有する。また、くさびリング22は、リング部22cを十字型に繋ぐ弧状部22dを有し、リング部22cの中心位置である弧状部22dの頂点に連通孔22eを有する。そして、これらの螺子孔21d及び連通孔22eを通るようにクランプハンドル(調整部材)23が装着されている。
クランプハンドル23は、その先端に螺子部23aが設けられ、この螺子部23aがベースリング21の螺子孔21dと螺合されている。そして、クランプハンドル23が回転することにより、螺子部23aがベースリング21の螺子孔21dに沿って上方又は下方に進行し、ベースリング21とくさびリング22との距離が調整され、デュワー7の内側面7aとベースリング21の周面21aとの間へのくさびリング22のリング部22cの圧入力が調整される。
クランプハンドル23の回転によりクランプハンドル23の螺子部23aがベースリング21の螺子孔21dに螺入され、ベースリング21とくさびリング22との距離が近づく場合、くさびリング22がベースリング21の周面21aとデュワー7の内側面7aとの隙間に押し込まれる。このとき、ベースリング21の周面21aのテーパ方向に沿って、くさびリング22のリング部22cが外に広がり、くさびリング22の外径が大きくなっていく。
くさびリング22の外径が大きくなるにつれて、くさびリング22はその外周面22aと接しているデュワー7の内側面7aからより大きな反力を受けるようになり、この反力がくさびリング22の内周面22bを介してベースリング21の周面21aに加えられる。この結果、ベースリング21及びくさびリング22が一体的にデュワー7の内側面7aに固定されると共に、ベースリング21に連結されているセンサホルダ4もデュワー7の内側面7aに固定される。また、SQUIDセンサ3及びこのSQUIDセンサ3が取り付けられたセンサホルダ4は、デュワー7の底部7bにも当接しており、この結果、SQUIDセンサ3及びセンサホルダ4は、デュワー7の内側面7a及び底部7bによってしっかりと固定される。
なお、くさびリング22の弧状部22dは、図2に示すように、連通孔22eを中心に上方に凸状に湾曲し、上方から押し込まれる際にくさびリング22のリング部22cが上方に反り返るのを抑制して、ベースリング21と嵌合しやすくするように構成するのが好適である。
また、センサホルダ4をデュワー7に固定させるのと逆方向にクランプハンドル23が回転する場合、ベースリング21とくさびリング22との距離が離れていき、くさびリング22がベースリング21から脱着され、センサホルダ4の固定が解除される。
なお、本実施形態の変形例として、図4に示すように、ベースリング31の周面31a及びくさびリング32の内周面32bのテーパ方向が上方に広がるように構成してもよい。この場合、ベースリング31とくさびリング32との距離が離れるようにクランプハンドル23が回転すると、くさびリング32が上方に押し上げられ、ベースリング31の周面31aのテーパ方向に沿ってくさびリング32が外に広がり、この結果、上記実施形態と同様にベースリング31及びくさびリング32が一体的にデュワー7の内側面7aに固定される。
以上説明したように、本実施形態に係る脳磁計1によれば、SQUIDセンサ3を固定したセンサホルダ4を支持するベースリング21がデュワー7の内側面7aに対して固定されるため、脳磁計1が振動した場合でもSQUIDセンサ3及びセンサホルダ4はデュワー7に対して相対的に安定しており、SQUIDセンサ3の耐震性を向上させ、生体磁場の計測に対する振動の影響を低減させることができる。
また、ベースリング21の環状部21bがデュワー7の内側面7aに沿って延在するため、ベースリング21がセンサホルダ4をより多くの箇所で支持することができ、センサホルダ4の安定性を向上させることができる。また、センサホルダ4をデュワー7内に組み入れる際には、ベースリング21の環状部21bがデュワー7の内側面7aに沿ってセンサホルダ4が案内するため、センサホルダ4を簡便にデュワー7内に設置することができ、SQUIDセンサ3設置の作業効率を向上させることができる。
また、ベースリング21の周面21aが環状部21bの中心軸線に対して傾斜するテーパ状であるため、くさびリング22を入れ込む側のデュワー7の内側面7aとベースリング21の周面21aとの間隔が広くなり、くさびリング22をデュワー7の内側面7aとベースリング21の周面21aとの間に簡便に入れ込み圧入することができる。
また、くさびリング22は、ベースリング21の周面21aと当接する内周面22bを有するリング部22cを有し、内周面22bは、ベースリング21の周面21aに沿って傾斜するテーパ状であるため、くさびリング22のリング部22cがデュワー7の内側面7aに沿って延在して、デュワー7の内側面7aとくさびリング22との接触面積が大きくなり、ベースリング21をデュワー7の内側面7aに対してより一層確実に固定することができる。また、ベースリング21をデュワー7の内側面7aとベースリング21の周面21aとの間により一層簡便に嵌合し圧入することができる。
また、クランプハンドル23がデュワー7の内側面7aとベースリング21の周面21aとの間へのくさびリング22の圧入力を調節できるため、クランプハンドル23によってデュワー7の内側面7aに対するベースリング21の固定・離脱を簡便に行うことができ、センサホルダ4の設置、取り外し作業の効率を向上させることができる。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、ベースリング21の形状は円環状以外でもよく、例えば十字型のように少なくとも3点以上でデュワー7の内側面7aに固定されていればよい。なお、ベースリング21が3点で固定される場合には、これらの3点を結ぶ三角形の中にベースリング21の重心が含まれるように3点を配置すると、より一層、ベースリング21の固定状態を安定させることができる。
また、くさびリング22の形状も円環状以外でもよく、例えば十字型のようにベースリング21を少なくとも3点以上の位置でデュワー7の内側面7aに固定することができればよい。また、くさびリング22のように一体型の部材ではなく、図5に示すように、複数のくさび状部材24によってベースリング21を固定する形態でもよい。
本発明の一実施形態に係る脳磁計の断面図である。 図1中のセンサホルダをデュワーの内側面に固定するための構成について詳細に示す断面図である。 図2のIII−III矢視図である。 本実施形態の変形例におけるベースリング及びくさびリングの嵌合部分を示す図である。 本実施形態の変形例である複数のくさび状部材によってベースリングを固定する状態を示す図である。
符号の説明
1…脳磁計、3…SQUIDセンサ、4…センサホルダ、7…デュワー(容器)、7a…内側面、21,31…ベースリング(支持部材)、21a,31a…周面(対向面)、21b…環状部、21c…アーチ部、22,32…くさびリング(固定部材)、22b,32b…内周面(接面)、22c…リング部、22d…弧状部、23…クランプハンドル(調整部材)、24…くさび状部材(固定部材)。

Claims (5)

  1. 生体から発生する磁場を検出するSQUIDセンサと、
    前記SQUIDセンサを固定するセンサホルダと、
    前記SQUIDセンサを固定した前記センサホルダを収容する有底筒状の容器と、
    前記センサホルダを支持すると共に、前記容器の内側面に対向する対向面を有する支持部材と、
    前記容器の内側面と前記支持部材の前記対向面との間に圧入され、前記容器の内側面に対して前記支持部材を固定する固定部材と、
    を備えることを特徴とする脳磁計。
  2. 前記支持部材が、前記容器の前記内側面に沿って同方向に延びる前記対向面を含む環状部を有することを特徴とする、請求項1に記載の脳磁計。
  3. 前記支持部材の前記対向面は、前記環状部の中心軸線に対して傾斜するテーパ状であることを特徴とする、請求項2に記載の脳磁計。
  4. 前記固定部材は、前記支持部材の対向面と当接する接面を有するリング部を有し、
    前記接面は、前記支持部材の対向面に沿って傾斜するテーパ状であることを特徴とする、請求項3に記載の脳磁計。
  5. 前記支持部材は、前記環状部の周方向の一部とこれに対向する一部とを繋ぐアーチ部を有し、
    前記固定部材は、前記アーチ部の上方において前記リング部の周方向の一部とこれに対向する一部とを繋ぐ弧状部を有し、
    前記アーチ部と前記弧状部との距離を調整することで、前記容器の内側面と前記支持部材の対向面との間への前記固定部材の圧入力を調節する調節部材を備えることを特徴とする、請求項4に記載の脳磁計。

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