JP2010041704A - デジタルテレビジョンアンテナ - Google Patents
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Abstract
【課題】受信特性が良好なデジタルテレビジョンアンテナを提供する。
【解決手段】デジタルテレビジョンアンテナ100は、第1の表面と、第1の表面と表裏の関係にある第2の表面とを有する基板120上に配置され、接地面108、第1の放射導体102、第2の放射導体104および第3の放射導体106を備える。接地面108は、第1の表面120a上に配置される。第1の放射導体102は、第1の表面120a上に配置され、第1の側部と、第1の側部に対向した第2の側部と、を有する。第2の放射導体104は、第2の表面上に配置されて第1の放射導体102に接続される。第3の放射導体106は、第2の表面120b上に配置されて第2の放射導体104に接続される。
【選択図】図1
【解決手段】デジタルテレビジョンアンテナ100は、第1の表面と、第1の表面と表裏の関係にある第2の表面とを有する基板120上に配置され、接地面108、第1の放射導体102、第2の放射導体104および第3の放射導体106を備える。接地面108は、第1の表面120a上に配置される。第1の放射導体102は、第1の表面120a上に配置され、第1の側部と、第1の側部に対向した第2の側部と、を有する。第2の放射導体104は、第2の表面上に配置されて第1の放射導体102に接続される。第3の放射導体106は、第2の表面120b上に配置されて第2の放射導体104に接続される。
【選択図】図1
Description
本発明はアンテナ装置に関し、特に、デジタルテレビジョン信号を受信することが可能なデジタルテレビジョンアンテナに関する。
科学技術の発展に伴い、通信技術の中心は有線通信技術から無線通信技術に変わってきている。特にデジタルテレビジョン信号の伝送に無線通信技術を応用した場合、屋外や移動の際にも無線デジタルテレビジョンを視聴することができるようになり、テレビの視聴可能な場所は室内だけに限定されなくなる。そのため、信号受信の品質は最も重視され、信号受信を行うアンテナ装置は無線デジタルテレビジョンにとって最も重要な部品の一つであった。
従来のデジタルテレビジョン信号を受信する携帯装置は、1本の金属製棒状アンテナであった。この構造は簡単であったが、それが有するインピーダンス帯域幅および放射効率は、デジタルテレビジョン帯域幅にとって受信特性が良好でなかった。
そのため、良好な受信特性を有するデジタルテレビジョンアンテナが求められていた。
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、受信特性が良好なデジタルテレビジョンアンテナを提供することを目的とする。
(1) 第1の表面と、前記第1の表面と表裏の関係にある第2の表面とを有する基板上に配置され、接地面、第1の放射導体、第2の放射導体および第3の放射導体を備えたデジタルテレビジョンアンテナであって、前記接地面は、前記第1の表面上に配置され、接地点を有する主接地面と、前記主接地面から延伸された延伸接地面と、を有し、前記第1の放射導体は、前記第1の表面上に配置され、第1の側部と、前記第1の側部に対向した第2の側部と、を有し、前記第1の放射導体は、前記接地面に接続され、前記第1の放射導体の前記第1の側部と、前記延伸接地面との間には所定距離が設けられ、前記第1の放射導体上には給電点が設けられ、前記第2の放射導体は、前記第2の表面上に配置されて前記第1の放射導体に接続され、前記第2の放射導体の一部は前記第1の側部を第1の距離で跨ぎ、前記第1の放射導体と重ね合わせ領域を形成し、前記第1の距離は少なくとも0.6mmであり、前記第3の放射導体は、前記第2の表面上に配置されて前記第2の放射導体に接続され、前記第3の放射導体の一部は前記第2の側部を第2の距離で跨ぎ、前記第1の放射導体と重ね合わせ領域を形成し、前記第2の距離は少なくとも0.2mmであることを特徴とするデジタルテレビジョンアンテナ。
(2) 前記第1の放射導体、前記第2の放射導体および前記第3の放射導体は、470MHz〜870MHzのデジタルテレビジョン周波数帯を受信することを特徴とする(1)に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。
(3) 前記第1の距離は0.6mm〜3.6mmの間であり、前記第2の距離は0.2mm〜3.6mmの間であることを特徴とする(1)に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。
(4) 前記第1の放射導体と接続され、130mmよりも短い第1の延伸金属アームをさらに備えることを特徴とする(1)に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。
(5) 前記第3の放射導体と接続され、130mmよりも短い第2の延伸金属アームをさらに備えることを特徴とする(1)に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。
(6) 前記延伸接地面は、第1の延伸部、第2の延伸部および第3の延伸部を有する逆U字状であり、前記第1の放射導体は、第1の主放射端部および第1の接続端部を有し、前記第1の主放射端部は、所定距離により前記第1の延伸部の側部に配列され、前記第1の接続端部は、前記第2の延伸部の側部に配列されることを特徴とする(1)に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。
(7) 前記第1の接続端部には、基板に穿設された少なくとも1つのホールが設けられ、当該ホールにより前記第1の放射導体と前記第2の放射導体とが接続されることを特徴とする(6)に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。
(8) 前記所定距離は0.8mmであることを特徴とする(1)に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。
(9) 前記第2の放射導体は、第2の主放射端部および第2の接続端部を有し、前記第2の接続端部は、前記第2の主放射端部の側部から延伸され、前記第2の主放射端部の前記側部と平行に配列され、前記第2の主放射端部と前記第2の接続端部との間の距離は1.5mmであることを特徴とする(1)に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。
(10) 前記第2の放射導体から延伸され、前記第2の放射導体の動作周波数を調整することが可能な第1の凸部と、前記第3の放射導体から延伸され、前記第3の放射導体の動作周波数を調整することが可能な第2の凸部と、をさらに備えることを特徴とする(1)に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。
(11) 第1の表面と、前記第1の表面と表裏の関係にある第2の表面とを有する基板上に配置され、接地面、第1の放射導体、第1の延伸金属アーム、第2の放射導体、第3の放射導体および第2の延伸金属アームを備えたデジタルテレビジョンアンテナであって、前記接地面は、前記第1の表面上に配置され、接地点を有する主接地面と、前記主接地面から延伸された逆U字状の延伸接地面と、を有し、前記第1の放射導体は、前記第1の表面上に配置され、第1の側部と、前記第1の側部に対向した第2の側部と、を有し、前記第1の放射導体は、前記接地面に接続され、前記第1の放射導体の前記第1の側部と、前記延伸接地面との間には所定距離が設けられ、前記第1の放射導体上には給電点が設けられ、前記第1の延伸金属アームは、前記第1の放射導体に接続され、前記第2の放射導体は、前記第2の表面に配置されて前記第1の放射導体に接続され、前記第2の放射導体の一部は前記第1の側部を第1の距離で跨ぎ、前記第1の放射導体と重ね合わせ領域を形成し、前記第3の放射導体は、前記第2の表面上に配置されて前記第2の放射導体に接続され、前記第3の放射導体の一部は前記第2の側部を第2の距離で跨ぎ、前記第1の放射導体と重ね領域を形成し、前記第2の延伸金属アームは、前記第3の放射導体と接続されていることを特徴とするデジタルテレビジョンアンテナ。
(12) 前記第1の放射導体、前記第2の放射導体および前記第3の放射導体は、470MHz〜870MHzのデジタルテレビジョン周波数帯を受信することを特徴とする(11)に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。
(13) 前記第1の距離は0.6mm〜3.6mmの間であり、前記第2の距離は0.2mm〜3.6mmの間であることを特徴とする(11)に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。
(14) 前記第1の延伸金属アームは、130mmよりも短く、前記第2の延伸金属アームは、130mmよりも短いことを特徴とする(11)に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。
(15) 前記延伸接地面は、第1の延伸部、第2の延伸部および第3の延伸部を有する逆U字状であり、前記第1の放射導体は、第1の主放射端部および第1の接続端部を含み、前記第1の主放射端部は、所定距離により前記第1の延伸部の側部に配列され、前記第1の接続端部は、前記第2の延伸部の側部に配列されることを特徴とする(11)に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。
(16) 前記第1の接続端部には、基板に穿設された少なくとも1つのホールが設けられ、当該ホールにより前記第1の放射導体と前記第2の放射導体とが接続されることを特徴とする(15)に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。
(17) 前記所定距離は0.8mmであることを特徴とする(11)に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。
(18) 前記第2の放射導体は、第2の主放射端部および第2の接続端部を備え、 前記第2の接続端部は、前記第2の主放射端部の側部から延伸され、前記第2の主放射端部の前記側部と平行に配列され、前記第2の主放射端部と前記第2の接続端部との間の距離は1.5mmであることを特徴とする(11)に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。
(19) 前記第2の放射導体から延伸され、前記第2の放射導体の動作周波数を調整することが可能な第1の凸部と、前記第3の放射導体から延伸され、前記第3の放射導体の動作周波数を調整することが可能な第2の凸部と、をさらに備えることを特徴とする(11)に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。
本発明のデジタルテレビジョンアンテナは、良好な受信特性を提供することができる。
図1を参照する。図1は、本発明の好適な実施形態によるデジタルテレビジョンアンテナ100を示す斜視図である。このデジタルテレビジョンアンテナ100は、470MHz〜870MHzのデジタルテレビジョン周波数帯を受信するために用い、基板120の互いに表裏の関係にある第1の表面120aおよび第2の表面120b上に配置されている。
本実施形態のデジタルテレビジョンアンテナ100は、3つの放射導体(第1の放射導体102、第2の放射導体104および第3の放射導体106)および接地面108を含む。第1の放射導体102および接地面108は、基板120の第1の表面120a上に配置され、第2の放射導体104および第3の放射導体106は、基板120の第2の表面120b上に配置されている。ここで、図1では基板120が透明で表されているため、第2の放射導体104および第3の放射導体106の一部は、第1の放射導体102と重なっていることがわかる。また、第1の放射導体102の端部は、第1の延伸金属アーム110と接続され、第3の放射導体106の端部は、第2の延伸金属アーム112と接続されている。
図2を参照する。図2は、本発明の第1実施形態による第1の放射導体102および接地面108を示す部分拡大図である。第1の放射導体102および接地面108は、基板120の第1の表面120a上に配置されている。
接地面108は、主接地面1081と、主接地面1081から延伸された延伸接地面1082とを含む。主接地面1081上には接地点1083が設けられ、延伸接地面1082はメアンダ形状である。第1実施形態では、メアンダ形状の延伸接地面1082は、第1の延伸部10821、第2の延伸部10822および第3の延伸部10823から構成された逆U字状に形成されているが、延伸接地面1082の形状は、本実施形態の形状のみに限定されるわけではない。
第1の放射導体102は、第1の主放射端部1021および第1の接続端部1022を含む。第1の主放射端部1021と、延伸接地面1082の第1の延伸部10821とは、互いに平行に配列され、本実施形態では0.8mmの所定距離d1で離間されているが、この所定距離d1は、必ずしも0.8mmに限定されるわけではない。給電点1024は、第1の主放射端部1021の主接地面1081に隣接した側部に設けられている。好適な実施形態では、給電点1024と接地点1083とをできるだけ近づけるために、第1の主放射端部1021には、主接地面1081に隣接した側部から延伸された階段状の金属アーム1025が形成されてもよい。第1の接続端部1022は、延伸接地面1082の第2の延伸部10822に対し平行に配列されている。この第1の接続端部1022上には、基板120に穿設された少なくとも1つのホール1023が設けられ、このホール1023を介して第1の放射導体102と第2の放射導体104とが接続されている。第1実施形態では、線幅が0.8mmの金属アーム1026が、第1の主放射端部1021の側部から延伸され、第1の接続端部1022と接続されている。アンテナの有効長または面積は、動作周波数および波長と関係しているため、帯域に適合させるために、図3または図4に示すように、金属アーム1026のルートの長さを変えてアンテナを製造してもよい。また、図3に示すように、第1の主放射端部1021は、矩形状の金属チップにしてもよい。第1の主放射端部1021には、主接地面1081に隣接した側部に給電点1024が設けられている。つまり、図3に示す構造では、階段状の金属アーム1025が形成されていない。ここで、実際の応用では、金属アーム1026の形状および第1の主放射端部1021の形状は、第1実施形態の形状だけに限定されるわけではない。さらに、第1の接続端部1022は、第1の延伸金属アーム110に外付けされている。この第1の延伸金属アーム110は、長さ130mm以下の伸縮可能な露出型アンテナである。第1実施形態では、給電点1024および接地点1083は、同軸ケーブル(図示せず)に接続されている。詳細には、給電点1024は、同軸ケーブルの内芯に接続され、接地点1083は、同軸ケーブルの金属編組層に接続されている。
図5を参照する。図5は、本発明の第1実施形態による第2の放射導体104および第3の放射導体106を示す部分拡大図である。第2の放射導体104および第3の放射導体106は、基板120の第2の表面120b上に配置されている。
第2の放射導体104は、第2の主放射端部1041および第2の接続端部1042を含む。第2の主放射端部1041は縦長形状であり、第2の接続端部1042は、第2の主放射端部1041の側部から延伸され、第2の主放射端部1041の側部に対して平行に配列され、1.5mmの所定距離d2で離間されているが、この所定距離d2は、必ずしも1.5mmに限定されるわけではない。第2の接続端部1042上には、基板120に穿設されたホール1043が設けられ、このホール1043により、第1の放射導体102と第2の放射導体104とが接続されている。アンテナの有効長または面積は、動作周波数および波長と関係しているため、第2の主放射端部1041の側部(例えば、第3の放射導体106に隣接した側部)から延伸された第1の凸部1044を設けてもよい。これにより、第2の主放射端部1041の面積を変え、要求帯域に適合するアンテナを製造してもよい。ここで、第2の主放射端部1041から延伸された第1の凸部1044の位置は、必ずしも本実施形態の位置に限定されるわけではない。例えば、図6に示すように、第1の凸部1044を第2の放射導体104の基板120に隣接した側部から延伸させたり、図7に示すように、第1の凸部1044を形成しなくともよい。
第3の放射導体106は、主放射端部1061および接続端部1062を含む。主放射端部1061は、縦長形状であり、第2の放射導体104に対して平行に配列され、第2の放射導体104の側部と接続されている。また、接続端部1062と、第2の放射導体104の接続端部1042とを互いに平行に配列させることができるように、接続端部1062が主放射端部1061の側部に接続されている。接続端部1062と第2の接続端部1042とは、1.3mmの所定距離d3で離間されているが、この所定距離d3は、必ずしも1.3mmだけに限定されるわけではない。また、接続端部1062は、第2の延伸金属アーム112と外付けされている。この第2の延伸金属アーム112は、アンテナ長130mmよりも短い伸縮可能な露出型アンテナである。アンテナの有効長または面積は、動作周波数および波長と関係しているため、主放射端部1061の側部から第2の凸部1066が延伸されている。このように、主放射端部1061の面積を変え、要求帯域に適合したアンテナを製造することができる。ただし、主放射端部1061から延伸された第2の凸部1066の位置は、図5に示す位置だけに限定されるわけではなく、例えば、図6に示すように、第2の凸部1066は、必ずしも第2の放射導体104と第3の放射導体106との接続箇所に形成させなくともよいし、図7に示すように、第2の凸部1066を形成しなくともよい。
図8を参照する。図8は、図1の線A−A’に沿った断面図である。本実施形態では、第2の放射導体104は、基板120の第1の表面120a上に設けられた第1の放射導体102の接地面108に隣接した側部である第1の側部と部分的に重なり合い、共振を発生させる。本実施形態では、第2の放射導体104と、第1の放射導体102とが重なり合う幅である第1の距離d4は、最小0.6mmであるが、好適には0.6mm〜3.6mmの間である。また、第3の放射導体106は、基板120の第1の表面120a上に配置された第1の放射導体102が接地面108と隣接されていない側の側部である第2の側部と部分的に重なり合い、共振の発生を防いでいる。本実施形態において、第3の放射導体106と、第1の放射導体102とが重なり合う幅である第2の距離d5は最小0.2mmであり、好適には0.2mm〜3.6mmの間である。このように、第2の放射導体104および第3の放射導体106と、第1の放射導体102とが重なり合う面積を調整することにより、共振周波数を変えることができる。
図9を参照する。図9は、本実施形態によるデジタルテレビジョンアンテナのリターンロスを測定した実験結果を示すグラフである。図9のグラフから分かるように、470MHz〜870MHzのデジタルテレビジョン周波数帯では、−6dBのインピーダンス帯域幅を得ることができる。
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本発明の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本発明を限定するものではない。本発明の主旨と領域を脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本発明の特許請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
100…デジタルテレビジョンアンテナ、 102…第1の放射導体、 104…第2の放射導体、 106…第3の放射導体、 108…接地面、 110…第1の延伸金属アーム、 112…第2の延伸金属アーム、 120…基板、 120a…第1の表面、 120b…第2の表面、 1021…第1の主放射端部、 1022…第1の接続端部、 1023…ホール、 1024…給電点、 1025…階段状金属アーム、 1026…金属アーム、 1041…第2の主放射端部、 1042…第2の接続端部、 1043…ホール、 1044…第1の凸部、 1061…主放射端部、 1062…接続端部、 1066…第2の凸部、 1081…主接地面、 1082…延伸接地面、 1083…接地点、 10821…第1の延伸部、 10822…第2の延伸部、 10823…第3の延伸部。
Claims (19)
- 第1の表面と、前記第1の表面と表裏の関係にある第2の表面とを有する基板上に配置され、接地面、第1の放射導体、第2の放射導体および第3の放射導体を備えたデジタルテレビジョンアンテナであって、
前記接地面は、前記第1の表面上に配置され、接地点を有する主接地面と、前記主接地面から延伸された延伸接地面と、を有し、
前記第1の放射導体は、前記第1の表面上に配置され、第1の側部と、前記第1の側部に対向した第2の側部と、を有し、前記第1の放射導体は、前記接地面に接続され、前記第1の放射導体の前記第1の側部と、前記延伸接地面との間には所定距離が設けられ、前記第1の放射導体上には給電点が設けられ、
前記第2の放射導体は、前記第2の表面上に配置されて前記第1の放射導体に接続され、前記第2の放射導体の一部は前記第1の側部を第1の距離で跨ぎ、前記第1の放射導体と重ね合わせ領域を形成し、前記第1の距離は少なくとも0.6mmであり、
前記第3の放射導体は、前記第2の表面上に配置されて前記第2の放射導体に接続され、前記第3の放射導体の一部は前記第2の側部を第2の距離で跨ぎ、前記第1の放射導体と重ね合わせ領域を形成し、前記第2の距離は少なくとも0.2mmであることを特徴とするデジタルテレビジョンアンテナ。 - 前記第1の放射導体、前記第2の放射導体および前記第3の放射導体は、470MHz〜870MHzのデジタルテレビジョン周波数帯を受信することを特徴とする請求項1に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。
- 前記第1の距離は0.6mm〜3.6mmの間であり、前記第2の距離は0.2mm〜3.6mmの間であることを特徴とする請求項1に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。
- 前記第1の放射導体と接続され、130mmよりも短い第1の延伸金属アームをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。
- 前記第3の放射導体と接続され、130mmよりも短い第2の延伸金属アームをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。
- 前記延伸接地面は、第1の延伸部、第2の延伸部および第3の延伸部を有する逆U字状であり、
前記第1の放射導体は、第1の主放射端部および第1の接続端部を有し、
前記第1の主放射端部は、所定距離により前記第1の延伸部の側部に配列され、
前記第1の接続端部は、前記第2の延伸部の側部に配列されることを特徴とする請求項1に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。 - 前記第1の接続端部には、基板に穿設された少なくとも1つのホールが設けられ、当該ホールにより前記第1の放射導体と前記第2の放射導体とが接続されることを特徴とする請求項6に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。
- 前記所定距離は0.8mmであることを特徴とする請求項1に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。
- 前記第2の放射導体は、第2の主放射端部および第2の接続端部を有し、
前記第2の接続端部は、前記第2の主放射端部の側部から延伸され、前記第2の主放射端部の前記側部と平行に配列され、前記第2の主放射端部と前記第2の接続端部との間の距離は1.5mmであることを特徴とする請求項1に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。 - 前記第2の放射導体から延伸され、前記第2の放射導体の動作周波数を調整することが可能な第1の凸部と、前記第3の放射導体から延伸され、前記第3の放射導体の動作周波数を調整することが可能な第2の凸部と、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。
- 第1の表面と、前記第1の表面と表裏の関係にある第2の表面とを有する基板上に配置され、接地面、第1の放射導体、第1の延伸金属アーム、第2の放射導体、第3の放射導体および第2の延伸金属アームを備えたデジタルテレビジョンアンテナであって、
前記接地面は、前記第1の表面上に配置され、接地点を有する主接地面と、前記主接地面から延伸された逆U字状の延伸接地面と、を有し、
前記第1の放射導体は、前記第1の表面上に配置され、第1の側部と、前記第1の側部に対向した第2の側部と、を有し、前記第1の放射導体は、前記接地面に接続され、前記第1の放射導体の前記第1の側部と、前記延伸接地面との間には所定距離が設けられ、前記第1の放射導体上には給電点が設けられ、
前記第1の延伸金属アームは、前記第1の放射導体に接続され、
前記第2の放射導体は、前記第2の表面に配置されて前記第1の放射導体に接続され、前記第2の放射導体の一部は前記第1の側部を第1の距離で跨ぎ、前記第1の放射導体と重ね合わせ領域を形成し、
前記第3の放射導体は、前記第2の表面上に配置されて前記第2の放射導体に接続され、前記第3の放射導体の一部は前記第2の側部を第2の距離で跨ぎ、前記第1の放射導体と重ね領域を形成し、
前記第2の延伸金属アームは、前記第3の放射導体と接続されていることを特徴とするデジタルテレビジョンアンテナ。 - 前記第1の放射導体、前記第2の放射導体および前記第3の放射導体は、470MHz〜870MHzのデジタルテレビジョン周波数帯を受信することを特徴とする請求項11に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。
- 前記第1の距離は0.6mm〜3.6mmの間であり、前記第2の距離は0.2mm〜3.6mmの間であることを特徴とする請求項11に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。
- 前記第1の延伸金属アームは、130mmよりも短く、
前記第2の延伸金属アームは、130mmよりも短いことを特徴とする請求項11に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。 - 前記延伸接地面は、第1の延伸部、第2の延伸部および第3の延伸部を有する逆U字状であり、
前記第1の放射導体は、第1の主放射端部および第1の接続端部を含み、
前記第1の主放射端部は、所定距離により前記第1の延伸部の側部に配列され、
前記第1の接続端部は、前記第2の延伸部の側部に配列されることを特徴とする請求項11に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。 - 前記第1の接続端部には、基板に穿設された少なくとも1つのホールが設けられ、当該ホールにより前記第1の放射導体と前記第2の放射導体とが接続されることを特徴とする請求項15に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。
- 前記所定距離は0.8mmであることを特徴とする請求項11に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。
- 前記第2の放射導体は、第2の主放射端部および第2の接続端部を備え、
前記第2の接続端部は、前記第2の主放射端部の側部から延伸され、前記第2の主放射端部の前記側部と平行に配列され、前記第2の主放射端部と前記第2の接続端部との間の距離は1.5mmであることを特徴とする請求項11に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。 - 前記第2の放射導体から延伸され、前記第2の放射導体の動作周波数を調整することが可能な第1の凸部と、前記第3の放射導体から延伸され、前記第3の放射導体の動作周波数を調整することが可能な第2の凸部と、をさらに備えることを特徴とする請求項11に記載のデジタルテレビジョンアンテナ。
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