JP2006345010A - アンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】 特性(周波数特性、指向性)が良く、設置スペースを小さくすることができるアンテナを提供することを目的とする。
【解決手段】 長方形な板状に形成された基材3と、長方形状に形成されこの辺が基材3の辺に対して平行になるように基材3の面に設けられた第1の導電性素子5と、長方形状に形成され第1の導電性素子5から離れて辺が基材3の辺に対して平行になるように基材3の面に設けられた第2の導電性素子7と、基材3の辺に対しほぼ直交して基材3から延出しているケーブル9とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、アンテナに係り、特に、無線LAN等を構築するためにパソコン等の機器に使用されるものに関する。
従来、板状で長方形状の基材の一方の面に金属素子を薄く配し、この金属素子の一端部側に内側導体が接続され他端部側に外側導体が接続されている同軸ケーブルを備えた平面状のアンテナが知られている(たとえば非特許文献1参照)。
前記アンテナは、たとえばパソコンに設置され無線LANを構築するために使用されるものである。また、前記アンテナでは、同軸ケーブルが基材の辺から斜めに延出している。
フジクラ技報 第104号(3)"無線LAN用フィルムアンテナ"
ところで、前記従来のアンテナで同軸ケーブルを斜めに延出させているのは、アンテナの特性(周波数特性、指向性)を良好なものにするためであるが、同軸ケーブルが斜めに延出していることにより、アンテナを設置した際における同軸ケーブルの引き回しがし難くなりパソコン等の機器に設置しにくいという問題がある。
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、特性(周波数特性、指向性)が良く、設置スペースを小さくすることができるアンテナを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、絶縁性の材料からなり、長方形な板状に形成された基材と、長方形状または各頂点の内角もしくは外角が直角である多角形状に形成され、前記長方形の辺もしくは前記多角形の辺が、前記基材の辺に対して平行もしくは直角になるように前記基材の面に設けられた第1の導電性素子と、長方形状または各頂点の内角もしくは外角が直角である多角形状に形成され、前記第1の導電性素子から離れて、前記長方形の辺もしくは前記多角形の辺が、前記基材の辺に対して平行もしくは直角になるように、前記基材の面に設けられた第2の導電性素子と、一方の導体が前記第1の導電性素子に接続され他方の導体が前記第2の導電性素子に接続されていると共に、前記基材の辺に対しほぼ直交して前記基材から延出しているケーブルとを有するアンテナである。
請求項2に記載の発明は、絶縁性の材料からなり、長方形な板状に形成された基材と、幅の狭い長方形状に形成され、長手方向が前記基材の長手方向とほぼ一致するようにして、前記基材の長手方向の一端部側で、前記基材の一方の面に薄く設けられた第1の導電性素子と、幅が前記第1の導電性素子の幅よりも広い幅の長方形状に形成され、長手方向が前記基材の長手方向とほぼ一致するようにして、前記基材の長手方向の他端部側で、前記第1の導電性素子から離れて、前記基材の一方の面に薄く設けられた第2の導電性素子と、内側導体が前記第1の導電性素子に接続され、外側導体が前記第2の導電性素子に接続されていると共に、前記基材の長手方向の他端部から前記基材の長手方向に延出している同軸ケーブルとを有するアンテナである。
請求項3に記載の発明は、絶縁性の材料からなり、長方形な板状に形成された基材と、長方形状に形成され、長手方向が前記基材の長手方向とほぼ一致するようにして、前記基材の幅方向の一端部側であって前記基材の長手方向の一端部側で、前記基材の長手方向の一端部の近傍から前記基材の長手方向の中央部の近傍にわたり、前記基材の一方の面に薄く設けられた第1の導電性素子と、細長い長方形状の第1の部位と、この第1の部位の長手方向の先端部から前記第1の部位の長手方向と直交する方向に延出している長方形状の第2の部位と、この第2の部位の先端部側から前記第1の部位の長手方向で前記第1の部位の基端部側に延出している長方形状の第3の部位とによって略「L」字状に形成され、前記第1の部位の長手方向が前記基材の長手方向とほぼ一致するようにして、前記第1の部位が前記基材の幅方向の他端部側で前記基材の長手方向の一端部側の近傍から他端部側の近傍にわたり前記基材の一方の面に薄く設けられ、前記第2の部位と前記第3の部位とが、前記基材の長手方向の他端部側で前記基材の幅方向の一端部側の近傍から他端部側の近傍にわたり前記基材の一方の面に薄く設けられた第2の導電性素子と、内側導体が前記第2の導電性素子の第1の部位の長手方向の基端部側の部位に接続され、外側導体が前記第1の導電性素子の長手方向の基端部側の部位に接続されていると共に、前記基材の長手方向の一端部から前記基材の幅方向に延出している同軸ケーブルとを有するアンテナである。
請求項4に記載の発明は、絶縁性の材料からなり、長方形な板状に形成された基材と、長方形状の第1の部位と、長方形状に形成され前記第1の部位の長手方向の中央部から前記第1の部位の長手方向と直交する方向に延出している第2の部位と、長方形状に形成され前記第2の部位から離れて前記第1の部位の長手方向の一端部から前記第2の部位が延出している方向に延出している第3の部位と、長方形状に形成され前記第2の部位から離れて前記第1の部位の長手方向の他端部から前記第2の部位が延出している方向に延出している第4の部位とによって略「T」字状に形成され、前記第1の部位が前記基材の長手方向の中間部で基材の幅方向に延出し、前記第2の部位、前記第3の部位および前記第4の部位が前記第1の部位から前記基材の長手方向の一端部に向かって延出するように、前記基材の一方の面に薄く設けられた第1の導電性素子と、長方形状に形成され、長手方向が前記基材の長手方向とほぼ一致するようにして、前記基材の長手方向の他端部側で前記第1の導電性素子から離れて、前記基材の一方の面に薄く設けられた第2の導電性素子と、内側導体が前記第1の導電性素子に接続され、外側導体が前記第2の導電性素子に接続されていると共に、前記基材の長手方向の他端部から前記基材の長手方向に延出している同軸ケーブルとを有するアンテナである。
請求項5に記載の発明は、絶縁性の材料からなり、長方形な板状に形成された基材と、前記基材の長手方向の一端部側で、前記基材の一方の面に設けられた第1の導電性素子と、前記基材の長手方向の他端部側で、前記第1の導電性素子から離れて、前記基材の一方の面に設けられた第2の導電性素子と、内側導体が前記第1の導電性素子に接続され、外側導体が前記第2の導電性素子に接続されていると共に、前記基材の長手方向の一端部から前記基材の長手方向に延出している同軸ケーブルとを有し、前記各導電性素子のうちの少なくとも一方の導電性素子が、等脚台形状に形成されているアンテナである。
本発明によれば、特性(周波数特性、指向性)が良く、設置スペースを小さくすることができるアンテナを提供することができるという効果を奏する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るアンテナ1の概略構成を示す図である。図1(a)は、アンテナ1の平面図であり、図1(b)は、アンテナ1の側面図である。
アンテナ1は、平板状に構成されており基材3を備えている。また、アンテナ1は、たとえばパソコン等の機器に設置され無線LAN等を構築するために使用されるものである。
基材3は、合成樹脂等の絶縁性の材料からなり、長方形な板状に形成されている。なお、基材3は、フレキシブルに構成されていてもよいし、リジッドに構成されていてもよい。
基材3の一方の面には、第1の導電性素子(たとえば銅等の金属で構成された金属素子)5が薄く設けられている。この導電性素子5は、たとえばエッチング等により形成されている。
第1の導電性素子5は、幅の狭い長方形状に形成されていると共に、導電性素子5の長手方向が基材3の長手方向とほぼ一致するように設けられている。また、導電性素子5は、基材3の長手方向の一端部側で(基材3の長手方向の一端部(図1(a)の左側端)の近傍から基材3の長手方向の中間部にわたり)、基材3の幅方向の中央部に設けられている。
また、基材3の一方の面には、第2の導電性素子(たとえば金属で構成された金属素子)7が薄く設けられている。この導電性素子7も、たとえばエッチング等により形成されている。
第2の導電性素子7は、長方形状に形成されていると共に、導電性素子7の長手方向が基材3の長手方向とほぼ一致するようにして、第1の導電性素子5から離れて設けられている。なお、第2の導電性素子7の幅bは、第1の導電性素子5の幅cよりも広く基材3の幅hよりも僅かに狭くなっており、第2の導電性素子7の長さdは、第1の導電性素子5の長さaよりもたとえば短くなっている。
また、第2の導電性素子7は、基材3の長手方向の他端部側で(基材3の長手方向の他端部(図1(a)の右側端)の近傍から基材3の長手方向の中間部にわたり)、基材3の幅方向の中央部に設けられている。
前述したような位置に前述したような形態の各導電性素子5、7が設けられていることにより、互いの大きさが異なる各導電性素子5、7が、基材3の長手方向に並んでいることになる。
また、基材3には同軸ケーブル9が設けられている。同軸ケーブル9の一端部側で露出している内側導体11はハンダ12等の接続部材を用いて前記第1の導電性素子5に電気的に接続されている。なお、内側導体11が接続されている位置は、第1の導電性素子5の幅方向における中央部の部位であって第1の導電性素子5の長手方向における第2の導電性素子7側の部位である。
同軸ケーブル9の一端部側で露出している外側導体13は、ハンダ15等の接続部材を用いて第2の導電性素子7に電気的に接続されている。なお、外側導体13が接続されている位置は、第2の導電性素子7の幅方向における中央部の部位であって第2の導電性素子7の長手方向における第1の導電性素子5側の部位である。
内側導体11と外側導体13とが前述したような位置で接続されていることにより、内側導体11の接続位置と外側導体13の接続位置とは、基材3の長手方向に並んでいることになる。
また、同軸ケーブル9は、前記基材3の長手方向の他端部から前記基材3の長手方向に延出している。なお、同軸ケーブル9は、可撓性を備えているので、より正確に表現すれば、少なくとも、同軸ケーブル9における基材3の長手方向の他端部近傍の部位が、基材3の長手方向に延出していることになる。
次に、アンテナ1の特性の試験結果を示す。
図2は、各導電性素子5、7の寸法を変えた場合におけるアンテナ1の周波数特性を示す図である。
図2(a)は、第1の導電性素子5の長さaを変えたときのアンテナ1のVSWR値(Voltage Standing Wave Ratio)を示すものである。なお、図2(a)では、第2の導電性素子7の幅bを15mmにしてある。
図2(a)に示すグラフG1は、第1の導電性素子5の長さaを45mmにしたときのものであり、グラフG2は、第1の導電性素子5の長さaを42mmにしたときのものであり、グラフG3は、第1の導電性素子5の長さaを39mmにしたときのものであり、グラフG4は、第1の導電性素子5の長さaを36mmにしたときのものである。
図2(a)から理解されるように、第2の導電性素子7の幅bが15mmである等の条件下では、第1の導電性素子5の長さaが42mmなら2.1GHz〜2.2GHzの共振周波数帯域(VSWRの絶対値がほぼ「2以下」の共振周波数帯域)を得ることができ、第1の導電性素子5の長さaが39mmなら2.1GHz〜2.35GHzの共振周波数帯域を得ることができ、第1の導電性素子5の長さaが36mmなら2.1GHz〜2.5GHzの共振周波数帯域を得ることができる。
図2(b)は、第2の導電性素子7の幅bを変えたときのアンテナ1のVSWR値を示すものである。なお、図2(b)では、第1の導電性素子5の長さaを45mmにしてある。
図2(b)に示すグラフG5は、第2の導電性素子7の幅bを15mmにしたときのものであり、グラフG6は、第2の導電性素子7の幅bを12mmにしたときのものであり、グラフG7は、第2の導電性素子7の幅bを9mmにしたときのものであり、グラフG8は、第2の導電性素子7の幅bを6mmにしたときのものである。
図2(a)や図2(b)から理解されるように、第1の導電性素子5の長さaや第2の導電性素子7の幅b等を変化させて調整すれば、図3(第1の導電性素子5の長さaや第2の導電性素子7の幅b等を変化させて調整したアンテナの周波数特性を示す図)に示すように、2.3GHz〜2.6GHzという約300MHzの帯域幅(共振周波数帯域)を備えたアンテナを得ることができると共に、図4(b)(アンテナの指向性を示す図)に示すような良好な指向性を備えた高い利得のアンテナを得ることができる。
このようにして得られたアンテナ1は、使用周波数帯が2.4GHz〜2.4835GHzである2.4GHz対応無線LAN、Bluetooth(短距離無線システムに関する通信規格)に対応したものになる。
なお、図4(a)は、アンテナ1の指向性を測定する場合について説明する図であり、基材3の長手方向に延びた中心線CLの周りで指向性を測定してある。
また、図3や図4(b)に示す特性を示すアンテナ1(図1(a)参照)では、基材3の幅hは10mmであり、長さeは65mmであり、第1の導電性素子5の幅cは2mmであり、長さaは36mmであり、第2の導電性素子7の幅bは9mmであり、長さdは27mmである。また、基材3の長手方向における一端と第1の導電性素子5との間の間隔g1は、0.5mmであり、第1の導電性素子5と第2の導電性素子7の間隔g2は、1mmであり、基材3の長手方向における他端と第2の導電性素子7との間の間隔g3は、0.5mmである。
なお、アンテナ1の特性が良好であるならば、30mm≦第1の導電性素子5の長さa≦50mm、5mm≦第2の導電性素子7の幅b≦20mm、1mm≦第1の導電性素子5の幅c≦3mm、22mm≦第2の導電性素子7の長さd≦32mmの範囲内で、前記各寸法a、b、c、dの値を適宜変更してもよい。
また、前記各寸法a、b、c、dの値を変更したことに応じて、基材3の寸法e、fの値を適宜変えてもよい。この場合、基材3の大きさを、前記各導電性素子5、7の外径よりも僅かに大きくすればアンテナ1の小型化を図ることができる。
アンテナ1によれば、長方形状に形成された基材3に上述したような形態で各導電性素子5、7が設けられているので、同軸ケーブルが斜めに延出していなくても、図3、図4に示すようにアンテナ1の特性(周波数特性、指向性)を良好なものとすることができる。
また、同軸ケーブル9が前記基材3の長手方向に延出しているので、基材3の長手方向と同軸ケーブル9の延出方向とが互いに一致していることになり、同軸ケーブル9を備えたアンテナ1の形態(基材3とこの基材3の近傍に位置している同軸ケーブル9とで形成される部位の形態)が細長い直線状の形態になり、同軸ケーブルが基材から斜めに延出している場合に比べて同軸ケーブル9の引き回しが容易になりアンテナ1の設置スペースを小さくすることができ、アンテナ1をパソコン等のモバイル機器等に(たとえば機器の隅部に)設置しやすくなる。
また、パソコン等の機器に設置した場合、同軸ケーブルが基材から斜めに延出していると同軸ケーブルの引き回しの形態が変化する場合があり、この変化によりアンテナの特性が変化するおそれがあるが、アンテナ1では、同軸ケーブル9が基材3の長手方向の端部から基材3の長手方向に延出しているので、同軸ケーブル9の引き回しの形態が変化するおそれが少なく、アンテナ1の設置によるアンテナ1の特性が変化するおそれを回避することができる。
[第2の実施形態]
図5は、本発明の第2の実施形態に係るアンテナ31の概略構成を示す平面図である。
本発明の第2の実施形態に係るアンテナ31は、各導電性素子の形態と同軸ケーブルの設置形態とが、第1の実施形態に係るアンテナ1とは異なり、その他の点は第1の実施形態に係るアンテナ1とほぼ同様に構成されほぼ同様の効果を奏する。
すなわち、アンテナ31は、長方形な板状に形成された基材(絶縁性の材料からなる基材)33を備えている。
基材33の一方の面には、第1の導電性素子35が薄く設けられている。この第1の導電性素子35は、長方形状に形成されており、長手方向が前記基材33の長手方向とほぼ一致するように設けられている。また、第1の導電性素子35は、基材33の幅方向の一端部側であって基材33の長手方向の一端部側で、基材33の長手方向の一端部の近傍から基材33の長手方向の中央部の近傍にわたり設けられている。
また、基材33の一方の面には、第1の導電性素子35から離れて、第2の導電性素子37が薄く設けられている。この第2の導電性素子37は、第1の部位37Aと第2の部位37Bと第3の部位37Cとにより形成されている。
第1の部位37Aは細長い長方形状に形成されており、第2の部位37B、第3の部位37Cは長方形状に形成されている。第2の部位37Bは、第1の部位37Aの長手方向の先端部から第1の部位37Aの長手方向と直交する方向に延出している。また、第3の部位37Cは、第2の部位37Bの先端部側(第1の部位37Aとは反対側)から第1の部位37Aの長手方向で第1の部位37Aの基端部側に延出している。このように形成されていることにより、第2の導電性素子37は、略「L」字状に形成されていることになる。
また、第1の部位37Aの長手方向が基材33の長手方向とほぼ一致するようにして、第1の部位37Aが、基材33の幅方向の他端部側で基材33の長手方向の一端部側の近傍から他端部側の近傍にわたり設けられている。
さらに、第2の部位37Bと第3の部位37Cとが、基材33の長手方向の他端部側で基材33の幅方向の一端部側の近傍から他端部側の近傍にわたり設けられている。
またアンテナ31には、同軸ケーブル39が設けられている。この同軸ケーブル39の内側導体41は、第2の導電性素子37の第1の部位37Aの長手方向の基端部側の部位に電気的に接続されている。また、同軸ケーブル39の外側導体43は、第1の導電性素子35の長手方向の基端部側(基材33の長手方向の一端部側に位置している側)の部位に電気的に接続されている。また、同軸ケーブル39は、基材33の長手方向の一端部から基材33の幅方向に延出している。
次に、アンテナ31の特性の試験結果について説明する。
図6は、アンテナ31の周波数特性を示す図であり、図7は、アンテナ31の指向性(図5の軸CL周りの指向性)を示す図である。
図6によれば、2.3GHz〜2.6GHzの周波数帯域でVSWR値の絶対値が「2」以下になっており、したがって、2.3GHz〜2.6GHzの周波数帯域が共振周波数帯域になっていることがわかる。また、図7により指向性の良好であることがわかる。
なお、図6や図7に示す特性を示すアンテナ31(図5参照)では、第2の導電性素子37の幅fは8.5mmであり、長さeは65mmであり、第1の導電性素子35の長さgは、32mmになっている。
アンテナ31によれば、長方形状に形成された基材33に上述したような形態で各導電性素子35、37が設けられているので、同軸ケーブル39が斜めに延出していなくても、図6、図7に示すように、アンテナ31の特性を良好なものとすることができる。
また、同軸ケーブル39が基材33の長手方向の一端部側から基材33の幅方向に延出しているので、基材33の長手方向と同軸ケーブル39の延出方向とが互いに直交していることになり、同軸ケーブル39を備えたアンテナ31の形態(基材33とこの基材33の近傍に位置している同軸ケーブル39とで形成される部位の形態)が「L」字状の形態になり、同軸ケーブルが基材から斜めに延出している場合に比べて同軸ケーブルの引き回しが容易になり、アンテナ31の設置スペースを小さくすることができ、アンテナ31をパソコン等のモバイル機器等に設置しやすくなる。
[第3の実施形態]
図8は、本発明の第3の実施形態に係るアンテナ61の概略構成を示す平面図である。
本発明の第3の実施形態に係るアンテナ61は、第1の導電性素子65の形態が、第1の実施形態に係るアンテナ1とは異なり、その他の点は第1の実施形態に係るアンテナ1とほぼ同様に構成されほぼ同様の効果を奏する。
すなわち、アンテナ61は、長方形な板状に形成された基材(絶縁性の材料からなる基材)63を備えている。
基材63の一方の面には、第1の導電性素子65と第2の導電性素子67とが薄く設けられている。第1の導電性素子65は、長方形状の第1の部位65Aと、細長い長方形状の第2の部位65Bと、細長い長方形状の第3の部位65Cと、細長い長方形状の第4の部位65Dとで構成されている。
第2の部位65Bは、第1の部位65Aの長手方向の中央部から第1の部位65Aの長手方向と直交する方向に延出している。第3の部位65Cは、第2の部位65Bから離れて第1の部位65Aの長手方向の一端部から第2の部位65Bが延出している方向に延出している。第4の部位65Dは、第2の部位65Bから離れて第1の部位65Aの長手方向の他端部から第2の部位65Bが延出している方向に延出している。したがって、第1の導電性素子65は、略「T」字状もしくは略「山」字状に形成されていることになる。
また、第1の部位65Aが基材63の長手方向の中間部(第2の導電性素子67側)で基材63の幅方向に延出し、第2の部位65B、第3の部位65Cおよび前記第4の部位65Dが、第1の部位65Aから基材63の長手方向の一端部に向かって延出するように、第1の導電性素子65が基材63に設けられている。また、第1の導電性素子65は、基材63の幅方向の中心線に対して線対称な形状になるように配置されている。
第2の導電性素子67は長方形状に形成されており、第2の導電性素子67の幅bは、第1の導電性素子65の幅(第2の部位65Bの幅cと、第2の部位65Bと第3の部位65Cとの隙間の幅fと、第3の部位65Cの幅cと、第2の部位65Bと第4の部位65Dとの間の隙間の幅fと、第4の部位65Dの幅cとの和)よりも僅かに広く、基材63の幅よりも僅かに狭く形成されている。
また、第2の導電性素子67は、この長手方向が基材63の長手方向とほぼ一致するようにして、基材63の幅方向の中央部であって基材63の長手方向の他端部側で(基材63の長手方向の他端部の近傍から基材63の長手方向の中央部の近傍にわたり)、第1の導電性素子65から離れて基材63に設けられている。
なお、第2の部位65Bの幅cと第3の部位65Cの幅cと第4の部位65Dの幅cとは互いに等しくなっており、第3の部位65Cの長さdと第4の部位65Dの長さdとはほぼ等しくなっており、第2の部位65Bの長さeは第3の部位65Cや第4の部位65Dの長さdよりも僅かに長くなっており、第1の導電性素子65の長さ(第2の部位65Bの長さe)は、第2の導電性素子67の長さaよりも短くなっている。
また、アンテナ61には、第1の実施形態に係るアンテナ1とほぼ同様に、同軸ケーブル69が設けられている。同軸ケーブル69の内側導体71は、第1の導電性素子65の第1の部位65Aの長手方向中央部の部位に電気的に接続されており、外側導体73は、第2の導電性素子67の幅方向における中央部の部位であって第2の導電性素子67の長手方向における第1の導電性素子65側の部位に電気的に接続されている。
次に、アンテナ61の特性の試験結果について説明する。
図9は、アンテナ61の周波数特性を示す図であり、図10は、アンテナ61の指向性(図10(a)の軸CL周りの指向性)を示す図である。
図9によれば、2.35GHz〜2.55GHzの周波数帯域でVSWR値の絶対値が「2」以下になっており、したがって、2.35GHz〜2.55GHzの周波数帯域が共振周波数帯域になっていることがわかる。また、図10(b)により指向性が良好であることがわかる。
なお、図9や図10(b)に示す特性を示すアンテナ61(図8参照)では、第1の導電性素子65おける第2の部位65B、第3の部位65C、第4の部位65Dの幅cは2mmであり、第2の部位65Bの長さeは20mmである。第3、第4の部位65C、65Dの長さdは19mmである。第2の部位65Bと第3の部位65Cとの間隔fは1mmであり、第2の部位65Bと第4の部位65Dとの間隔fは1mmである。
また、第2の導電性素子67の幅bは9mmであり、長さaは31mmである。
また、アンテナ61において、アンテナ1の場合と同様に、各導電性素子65、67の大きさを適宜変更してもよい。たとえば、第2の導電性素子67の長さaを適宜変更してもよい。
図11は、第2の導電性素子67の長さaを変更した際におけるアンテナ61の周波数特性を示す図である。
図11に示すグラフG11は、第2の導電性素子67の長さaが35mmである場合のアンテナの周波数特性を示すグラフであり、グラフG12は、第2の導電性素子67の長さaが33mmである場合のアンテナの周波数特性を示すグラフであり、グラフG13は、第2の導電性素子67の長さaが31mmである場合のアンテナの周波数特性を示すグラフである。
これらの各グラフG11、G12、G13から、第2の導電性素子67の長さaを変更することによりアンテナの周波数帯域が変化することが理解できる。
また、たとえば、前記各寸法a、b、c、d、eを図12(アンテナ61の変形例を示す図)に示すように適宜変更すると、図13〜図15に示すような特性が得られる。
図13に示すグラフG21は、図12(a)に示す形態のアンテナにおける周波数特性を示すグラフであり、グラフG22は、図12(b)に示す形態のアンテナにおける周波数特性を示すグラフである。
また、図14は、図12(a)に示す形態のアンテナにおける指向性を示す図であり、図15は、図12(b)に示す形態のアンテナにおける指向性を示す図である。
アンテナ61によれば、長方形状に形成された基材63に上述したような形態で各導電性素子65、67が設けられているので、同軸ケーブル69が斜めに延出していなくても、図9、図10に示すようにアンテナの特性を良好なものにすることができる。
また、同軸ケーブル69が基材63の長手方向に延出しているので、第1の実施形態に係るアンテナ1と同様に、基材63の長手方向と同軸ケーブル69の延出方向とが互いに一致していることになり、同軸ケーブル69を備えたアンテナの形態が細長い直線状の形態になり、同軸ケーブル69が基材63から斜めに延出している場合に比べてケーブルの引き回しが容易になり、アンテナ61の設置スペースを小さくすることができ、アンテナ61をパソコン等のモバイル機器等に設置しやすくなる。
ところで、アンテナの特性を良好な状態にすることができるのであれば、前記各実施形態において、各導電性素子の形態をさらに適宜変更してもよいし、また、次に示す第4の実施形態を含め、同軸ケーブル以外のケーブルを採用してもよい。
すなわち、基材に設ける各導電性素子の形態やアンテナの設置形態を次に示すように変更してもよい。
第1の導電性素子を、所定の大きさで所定の形状の長方形状または各頂点の内角もしくは外角が直角である多角形状(所定の大きさで所定の形状の多角形状)に形成し、前記長方形の辺もしくは前記多角形の辺が、基材の辺に対して平行もしくは直角になるように前記基材の面(厚さ方向の一方の面)に前記第1の導電性素子を設け、また、前記第1の導電性素子の形状と相俟ってアンテナの特性を良好なものにするために、第2の導電性素子を、所定の大きさで所定の形状の長方形状または各頂点の内角もしくは外角が直角である多角形状(所定の大きさで所定の形状の多角形状)に形成し、前記第1の導電性素子から所定の距離だけ離して、前記長方形の辺もしくは前記多角形の辺が、前記基材の辺に対して平行もしくは直角になるように前記基材の面(厚さ方向の一方の面)に前記第2の導電性素子を設け、さらに、一端部側にある一方の導体が前記第1の導電性素子に電気的に接続され他方の導体が前記第2の導電性素子に電気的に接続され、他端部側が前記基材の辺に対しほぼ直交し前記基材から延出するようにして、前記基材にケーブルを設けてもよい。
[第4の実施形態]
図16は、本発明の第4の実施形態に係るアンテナ81の概略構成を示す図であり、より詳しくは、図16(a)は、アンテナ81の平面図、図16(b)は、アンテナ81の側面図を示す。
本発明の第4の実施形態に係るアンテナ81は、各導電性素子の形態が、第1の実施形態に係るアンテナ1とは異なり、その他の点は第1の実施形態に係るアンテナ1とほぼ同様に構成されほぼ同様の効果を奏する。
すなわち、アンテナ81は、長方形な板状に形成された基材83を備えている。
基材83の一方の面には、第1の導電性素子85が薄く設けられている。この第1の導電性素子85は、等脚台形状に形成されており、下底を基材83の長手方向の一端部側(図16(a)の左側)に向け、前記下底より短い上底を、基材83の長手方向の他端部側(図16(a)の右側)に向けて、基材83の幅方向の中央部で基材83の長手方向の一端部側に設けられている。
第1の導電性素子85の下底は、基材83の長手方向の一端部側の辺から僅かに離れていると共に、第1の導電性素子85の下底は、基材83の長手方向の一端部側の辺に対してほぼ平行になっている。第1の導電性素子85の上底は、基材83の長手方向の中央よりも僅かに、基材83の長手方向の一端部側(図16(a)の左側)に位置している。
基材83の一方の面であって基材83の長手方向の他端部側には、第2の導電性素子87が薄く設けられている。この第2の導電性素子87は、たとえば、第1の導電性素子85と同じ大きさで同じ形状に形成されており、さらに、平面視(図16(a))において、基材83の中心に対し、第1の導電性素子85と第2の導電性素子87とは点対称の位置に存在している。
また、アンテナ81には、同軸ケーブル89が設けられている。この同軸ケーブル89の内側導体91は、第2の導電性素子87の上底の中央部の近傍の部位に電気的に接続されている。同軸ケーブル89の外側導体93は、第1の導電性素子85の上底の中央部の近傍の部位に電気的に接続されている。また同軸ケーブル89は、基材83の長手方向の一端部から基材83の長手方向に延出している。
次に、アンテナ81の特性の試験結果について説明する。
図17、図18は、アンテナ81の周波数特性を示す図であり、図19は、アンテナ81の指向性(図19の軸CL周りの指向性)を示す図である。
より詳しくは、図17は、図16(a)に示す寸法(下底の長さ)bを9mmに固定しておいて、図16(a)に示す寸法(台形の高さ)aを変化させた場合におけるアンテナ81のVSWR特性を示す図である。
図17から理解されるように、寸法aを適宜変化させることにより、アンテナ81の周波数特性を変えることができる。
グラフG31(寸法a=20mm)では、2.83GHz〜3GHzの帯域で、VSWRの値の絶対値が「2」以下になっており、前記帯域でアンテナ81が使用可能であり、グラフG32(寸法a=22mm)では、2.7GHz〜2.9GHzの帯域で、VSWRの値の絶対値が「2」以下になっており、前記帯域でアンテナ81が使用可能であり、グラフG33(寸法a=24mm)では、2.42GHz〜2.65GHzの帯域で、VSWRの値の絶対値が「2」以下になっており、前記帯域でアンテナ81が使用可能であり、グラフG34(寸法a=26mm)では、2.4GHz〜2.62GHzの帯域で、VSWRの値の絶対値が「2」以下になっており、前記帯域でアンテナ81が使用可能であり、グラフG35(寸法a=28mm)では、2.3GHz〜2.5GHzの帯域で、VSWRの値の絶対値が「2」以下になっており、前記帯域でアンテナ81が使用可能になっている。
図18は、図16(a)に示す寸法(台形の高さ)aを22mmに固定しておいて、図16(a)に示す寸法(下底の長さ)bを変化させた場合におけるアンテナ81のVSWR特性を示す図である。
図18から理解されるように、寸法bを適宜変化させることにより、アンテナ83の周波数特性を変えることができる。
グラフG41(寸法b=7mm)では、2.75GHz周辺の狭い範囲および2.8GHz〜3GHzの帯域で、VSWRの値の絶対値が「2」以下になっており、前記帯域でアンテナ81が使用可能であり、グラフG42(寸法b=9mm)では、2.7GHz〜3GHzの帯域で、VSWRの値の絶対値が「2」以下になっており、前記帯域でアンテナ81が使用可能であり、グラフG43(寸法b=11mm)では、2.6GHz〜2.9GHzの帯域で、VSWRの値の絶対値が「2」以下になっており、前記帯域でアンテナ81が使用可能になっている。
図19(b)は、図16(a)に示す寸法(下底の長さ)bを9mmに固定し、図16(a)に示す寸法(台形の高さ)aを28mmに固定した場合におけるアンテナ81の指向性を示す図である。
図19から理解されるように、アンテナ81においては、前述した他のアンテナよりも良好な指向性を得ることができる。すなわち、垂直偏波、水平偏波の両方においてグラフが真円に近くまた放射特性が−15dBi以上になっている。
また、前記各図17、18、19から理解できるように、寸法cを3mmに固定しておいて、寸法aを、20mm≦a≦28mmの範囲で、寸法bを、7mm≦b≦11mmの範囲で、製作時に適宜選択すれば、少なくとも200MHzの帯域幅で動作すると共に、2.3GHz〜3GHzの範囲で使用可能なアンテナを得ることができる。
したがって、Bluetoothや無線LANのアンテナとしてアンテナ81を使用できることはもちろんのこと、携帯電話等の他の無線機器にも、アンテナ81を使用することが可能になる。
なお、アンテナの特性を良好な状態にすることができるのであれば、前記実施形態において、各導電性素子の形態をさらに適宜変更してもよい。
たとえば、台形状の各導電素子85、87をこれらの各中心に対して180°回転させ、各上底が外側(基材83の長手方向の両端部側)に位置するようにしてもよい。
さらには、アンテナ81を、絶縁性の材料からなり、長方形な板状に形成された基材と、前記基材の長手方向の一端部側で、前記基材の一方の面に薄く設けられた第1の導電性素子と、前記基材の長手方向の他端部側で、前記第1の導電性素子から離れて、前記基材の一方の面に薄く設けられた第2の導電性素子と、内側導体が前記第1の導電性素子に接続され、外側導体が前記第2の導電性素子に接続されていると共に、前記基材の長手方向の一端部から前記基材の長手方向に延出している同軸ケーブルとを有し、前記各導電性素子のうちの少なくとも一方の導電性素子が、等脚台形状に形成されている構成にしてもよい。
本発明の第1の実施形態に係るアンテナの概略構成を示す図である。 導電性素子の寸法を変えた場合におけるアンテナの周波数特性を示す図である。 第1の導電性素子の長さや第2の導電性素子の幅等を変化させて調整したアンテナの周波数特性を示す図である。 アンテナの指向性を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るアンテナの概略構成を示す平面図である。 アンテナの周波数特性を示す図である。 アンテナの指向性を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係るアンテナの概略構成を示す平面図である。 アンテナの周波数特性を示す図である。 アンテナの指向性を示す図である。 第2の導電性素子の長さを変更した際におけるアンテナの周波数特性を示す図である。 アンテナの変形例を示す図である。 アンテナの周波数特性を示す図である。 アンテナの指向性を示す図である。 アンテナの指向性を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係るアンテナの概略構成を示す図である。 アンテナの周波数特性を示す図である。 アンテナの周波数特性を示す図である。 アンテナの指向性を示す図である。
符号の説明
1、31、61、81 アンテナ
3、33、63、83 基材
5、35、65、85 第1の導電性素子
7、37、67、87 第2の導電性素子
9、39、69、89 同軸ケーブル

Claims (5)

  1. 絶縁性の材料からなり、長方形な板状に形成された基材と;
    長方形状または各頂点の内角もしくは外角が直角である多角形状に形成され、前記長方形の辺もしくは前記多角形の辺が、前記基材の辺に対して平行もしくは直角になるように前記基材の面に設けられた第1の導電性素子と;
    長方形状または各頂点の内角もしくは外角が直角である多角形状に形成され、前記第1の導電性素子から離れて、前記長方形の辺もしくは前記多角形の辺が、前記基材の辺に対して平行もしくは直角になるように、前記基材の面に設けられた第2の導電性素子と;
    一方の導体が前記第1の導電性素子に接続され他方の導体が前記第2の導電性素子に接続されていると共に、前記基材の辺に対しほぼ直交して前記基材から延出しているケーブルと;
    を有することを特徴とするアンテナ。
  2. 絶縁性の材料からなり、長方形な板状に形成された基材と;
    幅の狭い長方形状に形成され、長手方向が前記基材の長手方向とほぼ一致するようにして、前記基材の長手方向の一端部側で、前記基材の一方の面に薄く設けられた第1の導電性素子と;
    幅が前記第1の導電性素子の幅よりも広い幅の長方形状に形成され、長手方向が前記基材の長手方向とほぼ一致するようにして、前記基材の長手方向の他端部側で、前記第1の導電性素子から離れて、前記基材の一方の面に薄く設けられた第2の導電性素子と;
    内側導体が前記第1の導電性素子に接続され、外側導体が前記第2の導電性素子に接続されていると共に、前記基材の長手方向の他端部から前記基材の長手方向に延出している同軸ケーブルと;
    を有することを特徴とするアンテナ。
  3. 絶縁性の材料からなり、長方形な板状に形成された基材と;
    長方形状に形成され、長手方向が前記基材の長手方向とほぼ一致するようにして、前記基材の幅方向の一端部側であって前記基材の長手方向の一端部側で、前記基材の長手方向の一端部の近傍から前記基材の長手方向の中央部の近傍にわたり、前記基材の一方の面に薄く設けられた第1の導電性素子と;
    細長い長方形状の第1の部位と、この第1の部位の長手方向の先端部から前記第1の部位の長手方向と直交する方向に延出している長方形状の第2の部位と、この第2の部位の先端部側から前記第1の部位の長手方向で前記第1の部位の基端部側に延出している長方形状の第3の部位とによって略「L」字状に形成され、
    前記第1の部位の長手方向が前記基材の長手方向とほぼ一致するようにして、前記第1の部位が前記基材の幅方向の他端部側で前記基材の長手方向の一端部側の近傍から他端部側の近傍にわたり前記基材の一方の面に薄く設けられ、
    前記第2の部位と前記第3の部位とが、前記基材の長手方向の他端部側で前記基材の幅方向の一端部側の近傍から他端部側の近傍にわたり前記基材の一方の面に薄く設けられた第2の導電性素子と;
    内側導体が前記第2の導電性素子の第1の部位の長手方向の基端部側の部位に接続され、外側導体が前記第1の導電性素子の長手方向の基端部側の部位に接続されていると共に、前記基材の長手方向の一端部から前記基材の幅方向に延出している同軸ケーブルと;
    を有することを特徴とするアンテナ。
  4. 絶縁性の材料からなり、長方形な板状に形成された基材と;
    長方形状の第1の部位と、長方形状に形成され前記第1の部位の長手方向の中央部から前記第1の部位の長手方向と直交する方向に延出している第2の部位と、長方形状に形成され前記第2の部位から離れて前記第1の部位の長手方向の一端部から前記第2の部位が延出している方向に延出している第3の部位と、長方形状に形成され前記第2の部位から離れて前記第1の部位の長手方向の他端部から前記第2の部位が延出している方向に延出している第4の部位とによって略「T」字状に形成され、
    前記第1の部位が前記基材の長手方向の中間部で基材の幅方向に延出し、前記第2の部位、前記第3の部位および前記第4の部位が前記第1の部位から前記基材の長手方向の一端部に向かって延出するように、前記基材の一方の面に薄く設けられた第1の導電性素子と;
    長方形状に形成され、長手方向が前記基材の長手方向とほぼ一致するようにして、前記基材の長手方向の他端部側で前記第1の導電性素子から離れて、前記基材の一方の面に薄く設けられた第2の導電性素子と;
    内側導体が前記第1の導電性素子に接続され、外側導体が前記第2の導電性素子に接続されていると共に、前記基材の長手方向の他端部から前記基材の長手方向に延出している同軸ケーブルと;
    を有することを特徴とするアンテナ。
  5. 絶縁性の材料からなり、長方形な板状に形成された基材と;
    前記基材の長手方向の一端部側で、前記基材の一方の面に設けられた第1の導電性素子と;
    前記基材の長手方向の他端部側で、前記第1の導電性素子から離れて、前記基材の一方の面に設けられた第2の導電性素子と;
    内側導体が前記第1の導電性素子に接続され、外側導体が前記第2の導電性素子に接続されていると共に、前記基材の長手方向の一端部から前記基材の長手方向に延出している同軸ケーブルと;
    を有し、前記各導電性素子のうちの少なくとも一方の導電性素子が、等脚台形状に形成されていることを特徴とするアンテナ。
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