JP5317788B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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この発明は、超広帯域(UWB:Ultra Wide Band)無線通信などに用いられる小形のアンテナ装置に関するものである。
近年、無線通信システムは高速化に向け進化し続けており、アンテナの更なる小形化、広帯域化が要求されている。一般に、アンテナを小形化していくと、アンテナの帯域が狭くなり、放射効率が劣化する。すなわち、アンテナの小形化には限界がある。そこで、アンテナ方式を工夫することで、帯域、放射効率を劣化させずに、アンテナを限界まで小形化する試みがなされている。
従来の小形の広帯域アンテナの1つの例としては、基板上にスロットループアンテナを折り曲げたアンテナが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、他の例としては、テーパー状導体を卵形に湾曲させ、テーパー状導体の幅広の端部を地板に接続し、テーパー状導体のもう一方の端部を給電したアンテナが提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
特開2007−259438号公報
坂口浩一、長澤幸二、長谷部望、「UWB用湾曲板状アンテナ」、2005年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会、B−1−156、Sept.2005.
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。特許文献1に記載された従来のアンテナは、基板を使用しているため、材料費、エッチング等の加工費が高く、高コストになるという問題がある。また、非特許文献1に記載された他の従来のアンテナは、テーパー状導体を卵形に湾曲させ先端部を地板に接続した複雑な構造であるので、製造コストが高いという問題がある。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、低コストで製造することができ、かつ広帯域化、小形化を図ることができるアンテナ装置を得ることを目的とする。
本発明に係るアンテナ装置は、円形導体板と、グランド導体とを備え、前記円形導体板の直径は、使用周波数帯域の下限周波数における電気長が約1/4波長となる長さであり、前記円形導体板は、本の折り曲げ線で折り曲げられており、前記本の折り曲げ線に垂直で、折り曲げられる前の前記円形導体板上の直線であって、かつ前記円形導体板の中心を通る線上にあり、前記円形導体板の一方の端である第1の端部と前記グランド導体の間が給電され、前記線上にあり、前記円形導体板のもう一方の端である第2の端部が前記グランド導体に接続され、前記グランド導体は、平面状であり、前記円形導体板は、2本の折り曲げ線における折り曲げ角度が90度であり、前記円形導体板の前記第1の端部がある面と、前記円形導体板の前記第2の端部がある面が、前記平面状のグランド導体に対して垂直であるものである。
本発明に係るアンテナ装置によれば、低コストで製造することができ、かつ広帯域化、小形化を図ることができる。
この発明の実施の形態1に係るアンテナ装置の構成を示す図である。 円形モノポールアンテナを示す斜視図である。 FDTD法によるアンテナの反射特性の計算結果を示す図である。 この発明の実施の形態2に係るアンテナ装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態3に係るアンテナ装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態3に係るアンテナ装置の変形例の構成を示す図である。 FDTD法によるアンテナの反射特性の計算結果を示す図である。 この発明の実施の形態4に係るアンテナ装置の構成を示す図である。
以下、本発明のアンテナ装置の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係るアンテナ装置について図1から図3までを参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係るアンテナ装置の構成を示す図である。なお、以降では、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
図1において、(a)はこの発明の実施の形態1に係るアンテナ装置の円形導体板を示す平面図、(b)はアンテナ装置を−y方向からみた図(側面図)、(c)はアンテナ装置をz方向からみた図(平面図)、(d)はアンテナ装置を−x方向からみた図(側面図)である。
図1において、この発明の実施の形態1に係るアンテナ装置は、円形導体板1と、グランド導体11とが設けられている。
円形導体板1の直径は、使用周波数帯域の下限周波数f1における電気長が約1/4波長となる長さである。円形導体板1は、2本の折り曲げ線2で折り曲げられており、2本の折り曲げ線2は、互いに平行である。また、円形導体板1上の線(直線)3は、円形導体板1の中心を通り、かつ2本の折り曲げ線2に垂直である。円形導体板1上にある線3上には、円形導体板1の一方の端部4と、円形導体板1のもう一方の端部5を有する。
図1(a)に示す円形導体板1を、図1(b)に示すように、2本の折り曲げ線2で直角に折り曲げ、線3上の円形導体板1の一方の端部5をグランド導体11に接続し、線3上の円形導体板1のもう一方の端部4とグランド導体11の間に給電点21を設ける。この給電点21の長さは、波長に比べて微小である。
また、グランド導体11は平面状であり、円形導体板1の端部4がある面と、円形導体板1の端部5がある面を、平面状のグランド導体11と垂直にする。なお、図1(c)に示すように、グランド導体11の中央に、折り曲げた円形導体板1を接続しているが、グランド導体11は無限平面を想定しており、グランド導体11の中央以外の位置に、折り曲げた円形導体板1を接続しても構わない。
つぎに、この実施の形態1に係るアンテナ装置の動作について図面を参照しながら説明する。図2は、円形モノポールアンテナを示す斜視図である。また、図3は、FDTD(Finite Difference Time Domain)法によるアンテナの反射特性の計算結果を示す図である。
図2に示す円形モノポールアンテナは、折り曲げない状態の円形導体板1をグランド導体11に垂直に設置し、円形導体板1の端部とグランド導体11の間を給電したアンテナであり、従来から知られている広帯域アンテナの1つである。
図2の円形モノポールアンテナについて、反射特性をFDTD法を用いて計算した結果を図3(a)に示す(給電線路の特性インピーダンスは50Ωとしている)。0.83f1以上の周波数でリターンロスが−10dB以下となっており、リターンロスが−10dB以下となる比帯域は129%以上である。
また、図1のアンテナ装置において、円形導体板1の端部5をグランド導体11に接続せず、アンテナの高さhをf1において0.1波長とした場合の反射特性計算結果を図3(b)に示す(給電線路の特性インピーダンスは50Ωとしている)。低い周波数でリターンロスが劣化しており、f1までリターンロスを−10dB以下とするためには、アンテナの大きさを2倍程度にする必要がある。また、リターンロスが−10dB以下となる比帯域は45%であり狭帯域である。
図1のアンテナ装置において、アンテナの高さhをf1において0.1波長とした場合の反射特性計算結果を図3(c)に示す(給電線路の特性インピーダンスは50Ωとしている)。1.02f1以上でリターンロスが−10dB以下となっており、リターンロスが−10dB以下となる比帯域は111%である。
以上より、円形導体板1を折り曲げ、かつ円形導体板1の端部5をグランド導体11に接続することにより、小形な広帯域アンテナが得られることが分かる。
なお、円形導体板1を、正多角形導体板1A(図示せず)、楕円導体板1B(図示せず)としても、動作原理は本実施の形態1と同様であり、同様な効果を得ることができる。
例えば、正多角形導体板1Aと、グランド導体11Aとを備えたアンテナ装置であって、正多角形導体板1Aの外接円の直径は、使用周波数帯域の下限周波数における電気長が約1/4波長となる長さであり、正多角形導体板1Aは、n(1以上の整数)本の折り曲げ線で折り曲げられており、n本の折り曲げ線は、互いに平行であり、n本の折り曲げ線に垂直で、かつ正多角形導体板1Aの中心を通る直線上にある正多角形導体板1Aの一方の端部4Aとグランド導体11Aの間が給電され、上記直線上にある正多角形導体板1Aのもう一方の端部5Aがグランド導体11Aに接続されている。
例えば、楕円導体板1Bと、グランド導体11Bとを備えたアンテナ装置であって、楕円導体板1Bの長径は、使用周波数帯域の下限周波数における電気長が約1/4波長となる長さであり、楕円導体板1Bは、n(1以上の整数)本の折り曲げ線で折り曲げられており、n本の折り曲げ線は、互いに平行であり、n本の折り曲げ線に垂直で、かつ楕円導体板1Bの中心を通る直線上にある楕円導体板1Bの一方の端部4Bとグランド導体11Bの間が給電され、上記直線上にある楕円導体板1Bのもう一方の端部5Bがグランド導体11Bに接続されている。
また、この実施の形態1に係るアンテナ装置では、円形導体板1を2本の折り曲げ線2で折り曲げたが、折り曲げ線2の数は2本に限定するものではなく、nを1以上の整数として、折り曲げ線2の数がn本であっても上述の効果を奏することができる。例えば、折り曲げ線2の数n=1の場合、図1(b)のような−y方向からみたアンテナ装置の側面(断面)の形は三角形になる。また、折り曲げ線2の数n=3の場合、図1(b)のような−y方向からみたアンテナ装置の側面(断面)の形は五角形になる。
さらに、円形導体板1の折り曲げ線2での折り曲げ角度は、90度に限定するものではなく、任意の角度であっても良い。また、グランド導体11は平面状でなくても良く、直方体、円柱などあらゆる形状が考えられる。円形導体板1の端部4がある面と、円形導体板1の端部5がある面を、平面状のグランド導体11と垂直にする必要はない。
以上のように、実施の形態1によれば、円形導体板1を折り曲げ、かつ円形導体板1の端部5をグランド導体11に接続し、円形導体板1の端部4とグランド導体11の間を給電することにより、低コストで小形な広帯域アンテナが得られるという効果を奏する。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係るアンテナ装置について図4を参照しながら説明する。図4は、この発明の実施の形態2に係るアンテナ装置の構成を示す図である。
図4において、この発明の実施の形態2に係るアンテナ装置は、上記の実施の形態1に係るアンテナ装置において、円形導体板1の線3で2分割された一方を削除したものである。
図1に示すアンテナ装置は、線3を含む面に関して面対称の構造となっているので、電流分布も線3を含む面に関して面対称となる。したがって、円形導体板1の線3で2分割された一方を削除しても、上記の実施の形態1と同様に、広帯域な特性を得ることができる。
正多角形導体板1Aや、楕円導体板1Bについても、円形導体板1と同様であり、線3で2分割された一方を削除しても、広帯域な特性を得ることができる。
以上のように、円形導体板1を折り曲げ、かつ円形導体板1の端部5をグランド導体11に接続し、かつ円形導体板1の線3で2分割された一方を削除し、円形導体板1の端部4とグランド導体11の間を給電することにより、低コストで小形な広帯域アンテナが得られるという効果を有する。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係るアンテナ装置について図5から図7までを参照しながら説明する。図5は、この発明の実施の形態3に係るアンテナ装置の構成を示す図である。
図5において、(a)はこの発明の実施の形態3に係るアンテナ装置の円形導体板を示す平面図、(b)はアンテナ装置を−y方向からみた図(側面図)、(c)はアンテナ装置をz方向からみた図(平面図)、(d)はアンテナ装置を−x方向からみた図(側面図)である。
図6は、図5のアンテナ装置において、円形導体板1の端部どうしを接続するのではなく、円形導体板1の一方の端部5とグランド導体11を接続した場合を示す図である。また、図7は、FDTD法によるアンテナの反射特性の計算結果を示す図である。
使用周波数帯域の下限周波数をf1とする。図5(a)において、円形導体板1の直径は、f1における電気長が約1/4波長となる長さである。また、円形導体板1は、3本の折り曲げ線2を有しており、3本の折り曲げ線2は互いに平行である。円形導体板1上の線3は、円形導体板1の中心を通り、かつ3本の折り曲げ線2に垂直である。
図5(a)の円形導体板1を、図5(b)に示すように、3本の折り曲げ線2で直角に折り曲げ、線3上の円形導体板1の一方の端部4と線3上の円形導体板1のもう一方の端部5を、直線導体31を介して接続する。この直線導体31は、3本の折り曲げ線2に垂直である。円形導体板1の端部4とグランド導体11の間に給電点21を設ける。給電点21の長さは、波長に比べて微小である。
また、グランド導体11は方形であり、円形導体板1の端部4がある面を、方形のグランド導体11と同じ面に、方形のグランド導体11の一辺の近傍に設置し、円形導体板1の端部5がある面を、方形のグランド導体11に垂直にする。
つぎに、この実施の形態3に係るアンテナ装置の動作について図面を参照しながら説明する。
図5に示すアンテナ装置において、円形導体板1の端部4と円形導体板1の端部5を直線導体31を介して接続するのではなく、図6に示すように、円形導体板1の端部5とグランド導体11を線導体32を介して接続する場合を考える。すなわち、上記の実施の形態1に係るアンテナ装置と同種類のアンテナを考える。
この場合に、図6に示すaをf1において0.05波長、bをf1において0.1波長とし、アンテナの反射特性をFDTD法を用いて計算した結果を図7(a)に示す(給電線路の特性インピーダンスは75Ωとしている)。0.63f1以上でリターンロスが−10dB以下となっており、リターンロスが−10dB以下となる比帯域は144%以上である。
また、図5のアンテナ装置において、aをf1において0.05波長、bをf1において0.1波長とした時の反射特性計算結果を図7(b)に示す(給電線路の特性インピーダンスは50Ωとしている)。0.88f1以上でリターンロスが−10dB以下となっており、リターンロスが−10dB以下となる比帯域は126%以上である。
以上から、円形導体板1の端部5とグランド導体11を接続するのではなく、円形導体板1の端部4と円形導体板1の端部5を接続した場合においても、小形な広帯域アンテナが得られることが分かる。
なお、円形導体板1を、正多角形導体板1A(図示せず)、楕円導体板1B(図示せず)としても、動作原理は本実施の形態3と同様であり、同様な効果を得ることができる。
例えば、正多角形導体板1Aと、グランド導体11Aと、直線導体31Aとを備えたアンテナ装置であって、正多角形導体板1Aの外接円の直径は、使用周波数帯域の下限周波数における電気長が約1/4波長となる長さであり、正多角形導体板1Aは、n(1以上の整数)本の折り曲げ線で折り曲げられており、n本の折り曲げ線は、互いに平行であり、直線導体31Aは、n本の折り曲げ線に垂直であり、n本の折り曲げ線に垂直で、かつ正多角形導体板1Aの中心を通る直線上にある正多角形導体板1Aの一方の端部4Aと、上記直線上にある正多角形導体板1Aのもう一方の端部5Aが直線導体31Aを介して接続され、端部4Aとグランド導体11Aの間が給電されている。
例えば、楕円導体板1Bと、グランド導体11Bと、直線導体31Bとを備えたアンテナ装置であって、楕円導体板1Bの長径は、使用周波数帯域の下限周波数における電気長が約1/4波長となる長さであり、楕円導体板1B、n(1以上の整数)本の折り曲げ線で折り曲げられており、n本の折り曲げ線は、互いに平行であり、直線導体31Bは、n本の折り曲げ線に垂直であり、n本の折り曲げ線に垂直で、かつ楕円導体板1Bの中心を通る直線上にある楕円導体板1Bの一方の端である端部4Bと、上記直線上にある楕円導体板1Bのもう一方の端部5Bが直線導体31Bを介して接続され、端部4Bとグランド導体11Bの間が給電されている。
また、この実施の形態3に係るアンテナ装置では、円形導体板1を3本の折り曲げ線2で折り曲げたが、折り曲げ線2の数は3本に限定するものではなく、nを1以上の整数として、折り曲げ線2の数がn本であっても上述の効果を奏することができる。
さらに、円形導体板1の折り曲げ線2での折り曲げ角度は、90度に限定するものではなく、任意の角度であっても良い。また、グランド導体11は方形でなくても良く、直方体、円柱などあらゆる形状が考えられる。円形導体板1の端部4がある面を、方形のグランド導体11と同じ面に、方形のグランド導体11の一辺の近傍に設置する必要はなく、円形導体板1の端部5がある面を、方形のグランド導体11に垂直にする必要はない。
以上のように、円形導体板1を折り曲げ、かつ円形導体板1の端部4と円形導体板1の端部5を直線導体31を介して接続し、円形導体板1の端部4とグランド導体11の間を給電することにより、低コストで小形な広帯域アンテナが得られるという効果を有する。
実施の形態4.
この発明の実施の形態4に係るアンテナ装置について図8を参照しながら説明する。図8は、この発明の実施の形態4に係るアンテナ装置の構成を示す図である。
図8において、この発明の実施の形態4に係るアンテナ装置は、上記の実施の形態3に係るアンテナ装置において、円形導体板1の線3で2分割された一方を削除したものである。
図5のアンテナ装置は、線3を含む面に関して面対称の構造となっているので、電流分布も線3を含む面に関して面対称となる。したがって、円形導体板1の線3で2分割された一方を削除しても、上記の実施の形態3と同様に、広帯域な特性を得ることができる。
正多角形導体板1Aや、楕円導体板1Bについても、円形導体板1と同様であり、線3で2分割された一方を削除しても、広帯域な特性を得ることができる。
以上のように、円形導体板1を折り曲げ、かつ円形導体板1の端部4と円形導体板1の端部5を直線導体31を介して接続し、かつ円形導体板1の線3で2分割された一方を削除し、円形導体板1の端部4とグランド導体11の間を給電することにより、低コストで小形な広帯域アンテナが得られるという効果を有する。
1 円形導体板、2 折り曲げ線、3 線(直線)、4 端部、5 端部、11 グランド導体、21 給電点、31 直線導体、32 線導体。

Claims (4)

  1. 円形導体板と、
    グランド導体とを備え、
    前記円形導体板の直径は、使用周波数帯域の下限周波数における電気長が約1/4波長となる長さであり、
    前記円形導体板は、本の折り曲げ線で折り曲げられており、
    前記本の折り曲げ線に垂直で、折り曲げられる前の前記円形導体板上の直線であって、かつ前記円形導体板の中心を通る線上にあり、前記円形導体板の一方の端である第1の端部と前記グランド導体の間が給電され、
    前記線上にあり、前記円形導体板のもう一方の端である第2の端部が前記グランド導体に接続され
    前記グランド導体は、平面状であり、
    前記円形導体板は、2本の折り曲げ線における折り曲げ角度が90度であり、
    前記円形導体板の前記第1の端部がある面と、前記円形導体板の前記第2の端部がある面が、前記平面状のグランド導体に対して垂直である
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記円形導体板の前記直線で2分割された一方が削除されている
    ことを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  3. 円形導体板と、
    グランド導体と、
    直線導体とを備え、
    前記円形導体板の直径は、使用周波数帯域の下限周波数における電気長が約1/4波長となる長さであり、
    前記円形導体板は、本の折り曲げ線で折り曲げられており、
    前記直線導体は、前記本の折り曲げ線に垂直であり、
    前記本の折り曲げ線に垂直で、折り曲げられる前の前記円形導体板上の直線であって、かつ前記円形導体板の中心を通る線上にあり、前記円形導体板の一方の端である第1の端部と、前記線上にあり、前記円形導体板のもう一方の端である第2の端部が前記直線導体を介して接続され、
    前記第1の端部と前記グランド導体の間が給電され
    前記グランド導体は、方形であり、
    前記円形導体板は、3本の折り曲げ線における折り曲げ角度が90度であり、
    前記円形導体板の前記第1の端部のある面が、前記方形のグランド導体と同じ面に、かつ前記方形のグランド導体の一辺の近傍に設置され、
    前記円形導体板の前記第2の端部のある面が、前記方形のグランド導体に対して垂直である
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  4. 前記円形導体板の前記直線で2分割された一方が削除されている
    ことを特徴とする請求項記載のアンテナ装置。
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