JP2007324824A - 広帯域アンテナ装置 - Google Patents

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JP2007324824A JP2006151484A JP2006151484A JP2007324824A JP 2007324824 A JP2007324824 A JP 2007324824A JP 2006151484 A JP2006151484 A JP 2006151484A JP 2006151484 A JP2006151484 A JP 2006151484A JP 2007324824 A JP2007324824 A JP 2007324824A
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Takeshi Tanaka
健 田中
Tadayuki Miyauchi
匡之 宮内
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Abstract

【課題】広帯域伝送を用いる携帯電話システムの地下街、ビル内などに設置される中継局に適した水平面無指向性の小型低姿勢なアンテナ装置を提供する。
【解決手段】アース板11の下面中央部に給電用端子として接栓を装着する。接栓は、外導体をアース板11に電気的に接続し、中心導体14をアース板11の中央部に設けた透孔内を通り、アース板11と絶縁した状態で上方に所定長さ突出させる。アース板11の上側には、直径φが約0.3456λの円形状の放射素子15を設ける。放射素子15は、素子折り曲げ部16にて略直角に折り曲げ、素子短辺部17aと素子長辺部17bを形成し、素子長辺部17bの側縁中央に素子短絡部18を突出して設ける。放射素子15は、素子短辺部17a側の側縁中央部を接栓の中心導体14の上端部に半田付け等により固定すると共に、素子短絡部18をアース板11上に当接させ半田付けして固定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば移動体通信の中継局における屋内に取り付けて使用される水平面無指向性の小型低姿勢の広帯域アンテナ装置に関する。
従来、例えば携帯電話等の移動体通信における中継局に使用される垂直偏波水平面無指向性の小形軽量アンテナとしては、一般にモノポールアンテナや逆L形アンテナが使用されている(例えば、特許文献1参照。)。
上記モノポールアンテナは、図7に示すようにアース板1に同軸接栓2を取り付け、その中心導体3をアース板1と絶縁して上方へ約0.25λ(λは使用周波数における波長)延長した構成となっている。
また、逆L形アンテナは、図8に示すようにアース板1に同軸接栓2を取り付け、その中心導体3をアース板1と絶縁して上方へ約0.25λ延長し、その中央部から上方部を水平方向に90°折り曲げている。
上記モノポールアンテナ及び逆L形アンテナは、単一周波数帯においては良好な特性を得ることが可能であるが、基本的に狭帯域であり、大容量の伝送のため広帯域で通信を可能にしようとするものには適用が困難である。
特開平9−93011号公報
第三世代携帯電話システムIMT-2000(International Mobile Telecommunications 2000)では、大容量伝送のため2GHz帯(1.92〜2.17GHz)の電波を使用して広帯域伝送に対応するため、広帯域で小型低姿勢のアンテナ装置が求められている。
しかし、従来のモノポールアンテナや逆L形アンテナは、上記したように基本的に狭帯域であり、広帯域な特性を持つアンテナを実現することは困難である。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、大容量伝送のために広帯域特性を有する、例えば上記したような広帯域伝送を用いる携帯電話システムの地下街、ビル内などに設置される中継局に適した水平面無指向性の小型低姿勢なアンテナ装置を提供することを目的とする。
本発明に係る広帯域アンテナ装置は、アース板と、前記アース板の略中央部に該アース板とは絶縁した状態で所定長さ突出して設けられる給電用端子と、略円形状の導体板を二つに折り曲げて素子短辺部と素子長辺部とを形成し、前記素子短辺部の側縁中央部を前記給電用端子の上端部に接続し、前記素子長辺部の側縁中央部を前記アース板に接続してなる放射素子とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、大容量伝送の携帯電話システムの中継局に適した広帯域特性を有する、水平面無指向性、小型低姿勢なアンテナ装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る広帯域アンテナ装置の斜視図である。また、図2(a)は同広帯域アンテナ装置の側面図、同図(b)は放射素子部分の平面図である。
図1及び図2において、11は例えば円板状に形成されたアース板で、その直径Rは約0.67λ(λは使用周波数帯における最低周波数の波長)に設定される。上記アース板11の直径R(約0.67λ)は、例えば使用周波数帯における最低周波数が1.92GHzの場合、約105mmである。上記アース板11の下面中央部には、給電用端子、例えばNJ型の接栓12が装着される。この接栓12には、図示しないが、無線装置のアンテナ入力回路からの同軸ケーブルが接続される。上記接栓12は、外導体13及び中心導体14を備え、外導体13がアース板11に電気的に接続される。また、中心導体14は、アース板11の中央部に設けられた透孔内を通り、アース板11と絶縁した状態で上方に所定長さ突出して設けられる。
そして、上記アース板11の上側には、例えば円形状の導体板を用いて形成した放射素子15が設けられる。放射素子15は、直径φが約0.34λ(使用周波数帯における最低周波数が1.92GHzの場合、約53mm)に設定され、一方の側縁から距離d1、他方の側縁から距離d2離れた位置に設定された素子折り曲げ部16において略直角例えば約90°±5°の角度θで二つに折り曲げられる。
上記距離d1は約0.09λ(使用周波数帯における最低周波数が1.92GHzの場合、約14mm)に、距離d2は0.25λ(使用周波数帯における最低周波数が1.92GHzの場合、約39mm)に設定され、素子短辺部17aと素子長辺部17bが形成される。また、放射素子15には、折り曲げ部16から距離d2離れた側縁、すなわち素子長辺部17bの側縁中央に素子短絡部18が突出して一体に設けられる。
上記のように形成された放射素子15は、素子短辺部17a側における側縁中央部を接栓12の中心導体14の上端部に当接させて例えば半田付けにより固定すると共に、素子短絡部18をアース板11上に当接させて半田付けにより固定する。この場合、素子短絡部18は、アース板11と平行するように折り曲げてアース板11に当接させる。また、アース板11から放射素子15の素子折り曲げ部16までの高さhは、約0.13λ(使用周波数帯における最低周波数が1.92GHzの場合、約20mm)に設定する。
なお、上記図1及び図2では示していないが、上記アース板11の上部を覆うように例えば合成樹脂製のケースが設けられ、放射素子15等が保護される。
上記実施形態で示したように円形状に形成した放射素子15を使用し、素子折り曲げ部16で折り曲げて素子短辺部17aと素子長辺部17bを形成し、素子短辺部17aの先端をアース板11の中央部に設けた接栓12の中心導体14に接続すると共に素子長辺部17bの先端に設けた素子短絡部18をアース板11に接続することにより、水平面無指向性の小型低姿勢で広帯域のアンテナ装置を構成することができる。
図3は、上記実施形態で示したアンテナ装置を1.92GHz〜2.17GHzの周波数帯域に適合させた場合のVSWR(電圧定在波比)特性である。なお、図3は横軸に周波数(GHz)をとり、縦軸に電圧定在波比をとって示した。図3において、マーカaの点は周波数1.92GHzでVSWRは約1.45、マーカbの点は周波数2.045GHzでVSWRは約1.22、マーカcの点は周波数2.17GHzでVSWRは約1.43であり、1.92GHz〜2.17GHzの全周波数帯域においてVSWRが1.5以下の良好な特性が得られた。
また、図4ないし図6は上記実施形態で示したアンテナ装置の垂直偏波水平面指向性(dB目盛極座標)を示したもので、図4は1.92GHz(1920MHz)、図5は2.045GHz(2045MHz)、図6は2.17GHz(2170MHz)における指向性である。上記図4ないし図6の指向特性からも明らかなように垂直偏波水平面指向性は使用周波数の帯域に亘って略無指向性となっている。
本発明に係るアンテナ装置は、上記説明したように広帯域であり、尚且つ水平面無指向性、小型低姿勢であるので移動体通信における中継局や無線LAN等に使用して大きな効果を発揮することができる。
なお、上記実施形態では、放射素子15を円形に形成した場合について示したが、その他、例えば多角形、楕円形等に形成しても良く、円形に近い形状であれば、上記実施形態と同等の効果を得ることができる。
また、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できるものである。
本発明の一実施形態に係る広帯域アンテナ装置の構成を示す斜視図である。 (a)は同実施形態における広帯域アンテナ装置の側面図、(b)は同放射素子部分の平面図である。 同実施形態における広帯域アンテナ装置の電圧定在波比特性を示す図である。 同実施形態における広帯域アンテナ装置の1.92GHzにおける垂直偏波水平面指向性を示す図である。 同実施形態における広帯域アンテナ装置の2.045GHzにおける垂直偏波水平面指向性を示す図である。 同実施形態における広帯域アンテナ装置の2.17GHzにおける垂直偏波水平面指向性を示す図である。 従来のモノポールアンテナの構成図である。 従来の逆L形アンテナの構成図である。
符号の説明
1…アース板、2…同軸接栓、3…中心導体、11…アース板、12…接栓、13…外導体、14…中心導体、15…放射素子、17a…素子短辺部、17b…素子長辺部、18…素子短絡部

Claims (1)

  1. アース板と、前記アース板の略中央部に該アース板とは絶縁した状態で所定長さ突出して設けられる給電用端子と、略円形状の導体板を二つに折り曲げて素子短辺部と素子長辺部とを形成し、前記素子短辺部の側縁中央部を前記給電用端子の上端部に接続し、前記素子長辺部の側縁中央部を前記アース板に接続してなる放射素子とを具備することを特徴とする広帯域アンテナ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010021687A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Hitachi Cable Ltd 車両用透明アンテナ
JP2010232865A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Mitsubishi Electric Corp アンテナ装置
JP2018534868A (ja) * 2015-11-17 2018-11-22 ギャップウェイブズ、アクチボラグGapwaves Ab 自己接地型表面実装ボウタイアンテナ装置、アンテナペタル、及び、製造方法

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