JP2010041356A - 音声調整卓 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】モード判定部31は、モード切換スイッチEX1〜EX4がオンになっているか判定する。チャンネル割り当て部32は、モード切換スイッチがオンの場合、そのグループに含まれる複数のチャンネルCH1〜CH4を自己及び他のグループのフェーダF1〜F4に割り当て、個別モードとする。チャンネルスイッチ判定部34は、モード切換スイッチがオフの場合に、チャンネルスイッチSW1〜SW4がオンであるか判定する。チャンネルスイッチのすべてがオフの場合、そのグループのフェーダで、そのグループのすべてのチャンネルを一括して操作する。グループモードで、グループのいずれかのチャンネルスイッチがオンになった場合に、オンになったチャンネルをそのグループのフェーダに割り当てる。オンになったチャンネルのみをそのグループのフェーダで制御する。
【選択図】図1
Description
[1−1.操作部の構成]
図1は、本実施形態の音声調整卓の操作部を示すものである。この操作部は、それぞれ4つのチャンネルを有する4つのグループG1〜G4に分割されている。各グループG1〜G4には、それぞれ4つのチャンネルのオン・オフの状態を表示するためのチャンネル表示部CH1〜CH4と、各チャンネルをオン・オフするためのチャンネルスイッチSW1〜SW4が設けられている。
モード切換スイッチEX1〜EX4をオンにすることによって、個別モードとなる。以下では、モード切換スイッチEX1〜EX4、フェーダF1〜F4、フェーダ表示部D1ーD4について説明する。なお、個別モードは、グループG1〜G4に設けられたそれぞれのチャンネルの音声を個別に操作することができる状態であるため、チャンネルスイッチSW1〜SW4は使用しない。
モード切換スイッチEX1〜EX4がいずれもオンでない場合、すなわち、すべてのモード切換スイッチがグループモードに切り替わっている場合に、本実施形態の音声調整卓はグループモードとなる。以下では、チャンネルCH1〜CH4、チャンネルスイッチSW1〜SW4、フェーダF1〜F4、フェーダ表示部D1〜D4について、図3、図4を参照して説明する。
この一括操作は、各グループのモード切換スイッチEX1〜EX4がいずれもグループモードに切り替わっており、しかも、各チャンネルのオン・オフ状態を示すチャンネルスイッチSW1〜SW4がオフ状態、すなわち、そのチャンネルが各グループのフェーダによって操作不可能な状態に設定されている状態である。この場合、フェーダ表示部D1〜D4には、グループ名が表示され、各フェーダがグループモードであることが表示される。また、チャンネル表示部CH1〜CH4にも、そのチャンネルがオフ状態であることの表示(LEDの消灯)がなされる。
本実施形態では、グループモードにおいても、個々のチャンネルの出力を個別制御できる。ここで、例えば、チャンネルスイッチSW1のみをオンにした場合、図4に示すようにチャンネルスイッチSW1に対応するチャンネル(第1のマイクロフォンMIC1)のみが、第1のグループG1のフェーダF1に割り当てられる。このとき、チャンネルスイッチSW1がオン状態となったことが、LEDを点灯させるなどして、チャンネル表示部CH1に表示される。そして、第1のグループG1のフェーダF1を操作するとそのチャンネル(第1のマイクロフォンMIC1)の出力が調整される。
次に、上記のような操作部を有する本実施形態を実現するために必要な制御手段の構成について、図5の構成図を参照して説明する。なお、前記図1〜図4に示した部材と同一のものについては、同一の符号を付す。
以下、本実施形態の制御手段の作用について、図5の構成図及び図6のフローチャートを参照して説明する。
(1)個別モード
まず、モード判定部31が、音声調整卓に設けられた第1のグループのモード切換スイッチEX1がオンであるか、つまり、個別モードであるか否か判定する(図6のステップ1)。モード判定部31の判定の結果、第1のモード切換スイッチEX1が個別モードである場合には(図6のステップ1のYES)、モード判定部31はモード切換スイッチEX1がオンであることを、チャンネル割り当て部32に出力する。
一方、モード切換スイッチ判定部31の判定の結果、モード切換スイッチEX1〜EX4がすべてオフの場合には、グループモードになり、モード切換スイッチ1の制御対象であるチャンネル全体の音声を制御するグループ操作、またはグループに含まれる各チャンネルを個別に調整する個別操作が可能となる。
前記チャンネルスイッチSW1〜SW4のいずれもがオフの場合(ステップ18のNO)は、各グループのフェーダF1〜F4は、図3に示すように、そのグループに属するすべてのチャンネルCH1〜CH4全体の出力を同時に調整する一括操作となる。なお、このときフェーダ表示部D1〜D4には制御対象であるグループ名が表示されることは、前記図3の通りである。
以上のような本実施形態によれば、個別制御の場合には、他のグループのフェーダを、選択されたグループの各チャンネルの個別制御に使用することができる。すなわち、個別制御に当たって、チャンネル数分のフェーダが必要ではなくなり、音声調整卓の小型化を図ることができる。その結果、リハーサル時のような個々のチャンネルを独立して調整するような場合に有効である。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、各グループの数、各グループに属するチャンネル数は自由に変更可能である。また、チャンネルスイッチを設けることなく、グループモードと個別モードの切り替えを行うようにしても良い。その場合でも、マスタフェーダを設けることなく、グループモードと個別モードを実現できるので、音声調整卓の小型化が達成できる。
CH1〜CH4…チャンネル表示部
SW1〜SW4…チャンネルスイッチ
G1〜G4…グループ
D1〜D4…フェーダ表示部
F1〜F4…フェーダ
31…モード判定部
32…チャンネル割り当て部
33…制御部
34…チャンネルスイッチ判定部
35…音声装置
Claims (3)
- 複数の音源入力チャンネルと、前記複数のチャンネル中の1チャンネルの出力を個別に調整するか、あるいは複数チャンネルの出力を一括して調整するフェーダと、
前記フェーダの調整操作を個別モードとグループモードに切り換えるモード切換スイッチと、
モード切換スイッチの状態が、個別モードであるかグループモードであるかを判定するモード判定部と、
前記モード判定部の判定の結果、個別モードである場合、前記複数のチャンネル中の1チャンネルを、前記フェーダに割り当てると共に、グループモードである場合、前記複数のチャンネルを一括して前記フェーダに割り当てるチャンネル割り当て部と、
を備えることを特徴とする音声調整卓。 - 複数の音源入力チャンネルと、前記複数のチャンネル中の1チャンネルの出力を個別に調整するか、あるいは複数チャンネルの出力を一括して調整するフェーダと、前記フェーダの調整操作を個別モードとグループモードに切り換えるモード切換スイッチとを1つのグループとして、
これらのグループを複数グループ配置し、かつ、これら複数のグループにおけるモード切換スイッチは、いずれか1つのグループのモード切換スイッチのみが個別モードになり得るように設定され、
各グループにおけるモード切換スイッチの状態が、個別モードであるかグループモードであるかを判定するモード判定部と、
このモード判定部の判定の結果、あるグループのモード切換スイッチの状態が個別モードである場合、そのグループに属する複数のチャンネルを、複数のグループのフェーダに割り当てると共に、すべてのグループのモード切換スイッチがグループモードである場合、各グループに属する複数のチャンネルをグループ毎に一括してそのグループのフェーダに割り当てるチャンネル割り当て部と、
を備えることを特徴とする音声調整卓。 - 前記複数のチャンネルには、それぞれのチャンネルに対するフェーダの制御の可否を決定するチャンネルスイッチが設けられ、
前記モード切換スイッチの判定の結果、グループモードである場合に、前記チャンネルスイッチの状態を判定するチャンネルスイッチ判定部を備え、
前記チャンネル割り当て部は、前記チャンネルスイッチ判定部の判定の結果、前記チャンネルスイッチがフェーダの制御を可能とする状態の場合、前記フェーダに前記チャンネルを割り当てることを特徴とする請求項1または請求項2記載の音声調整卓。
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Family
ID=42013431
Family Applications (1)
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JP2008201462A Active JP5221235B2 (ja) | 2008-08-05 | 2008-08-05 | 音声調整卓 |
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-
2008
- 2008-08-05 JP JP2008201462A patent/JP5221235B2/ja active Active
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JP5221235B2 (ja) | 2013-06-26 |
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