JP2010041087A - ラッチ回路およびラッチ回路を利用した試験回路 - Google Patents

ラッチ回路およびラッチ回路を利用した試験回路 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の目的は、狭帯域バッファの特性への影響を抑えたラッチ回路を提供することである。
【解決手段】上記の課題を解決するため、ラッチ回路は、第一論理値と第二論理値とを有する非反転クロックと、該非反転クロックが該第一論理値となる第一期間よりも短い第二期間において該第二論理値となる反転クロックとを出力するクロック生成回路と、第一差動データと該非反転クロックを入力し、該第一差動データを該非反転クロックでサンプルする標本化回路と、該標本化回路から出力される第二差動データと該反転クロックを入力し、該第二差動データを該反転クロックに応じて保持する第一保持回路と、該非反転クロックおよび該反転クロックがいずれも該第一論理値の期間にイネーブル信号を出力するイネーブル信号生成部と、該イネーブル信号に応じて該第二差動データを保持する第二保持回路とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は差動データをクロックでラッチするラッチ回路およびラッチ回路を利用した試験回路に関する。
高速光伝送技術において、複数対のパラレル差動信号は1対の高速なシリアル差動信号に変換後、光信号に変換される。1対の高速なシリアル差動信号への変換はシリアライザとよばれる半導体装置により行われる。パラレル差動信号をシリアル差動信号に変換するため、シリアライザは複数のカレントモードロジック(Current Mode Logic:CML)によってパラレル差動信号を受け、上記信号間の位相を調整し、それらの信号を束ねることによりシリアル化している。そこでCMLは高速動作が要求されるため、トランジスタの飽和領域を使用せずに電流をスイッチングする回路構成となっている。
CMLによるラッチ回路に高周波クロックを供給するため、クロックバッファは狭帯域バッファから構成されている。狭帯域バッファは回路共振を利用することにより特定の狭帯域で高い駆動能力を得ることの出来るバッファである。回路共振はバッファの出力から見える配線容量やMOSトランジスタの寄生容量等の負荷容量とバッファの出力の差動対に挿入されたインダクタンス成分との間で発生する。
一方、シリアライザは出荷前に動作試験がなされる。数十GHzで高速動作するシリアライザをウエハレベルで動作試験することは困難である。そのため、試験対象のシリアライザをパッケージングしてから動作試験を行う必要がある。パッケージングするまで良品かどうか判断できないため不良品もパッケージングすることになり、試験コストが増大する。このようなコスト増大を防ぐためにはウエハレベルでの動作試験を数十MHzの低周波で行う必要がある。
低周波での動作試験を実現するため、高速動作に用いられる狭帯域バッファと並列に接続される低周波用クロックバッファが必要になる。低周波での動作試験に十分な駆動能力を確保するため、低周波用クロックバッファのサイズは狭帯域バッファと同等かそれ以上にする。低周波用クロックバッファのサイズが大きくなると狭帯域バッファ動作時において駆動すべき負荷容量が増大する。負荷容量の増大は狭帯域バッファによる高速動作に悪影響を与える。そこで高速動作への影響を小さくするために低周波用クロックバッファの駆動能力を小さくすると、低周波動作試験時のクロックの立上り立下り時間は長くなる。シリアライザにおいて、クロックの立上り立下り時間が長くなるとクロックおよび反転クロックがともに論理値1になる期間が発生する。クロックおよび反転クロックが共に論理値1になると差動クロックによるデータのラッチが出来ず、正確な低周波動作試験ができなくなる。以下の特許文献には立上りおよび立下り時間が比較的長いクロック信号の入力段にインバータを設け、クロック信号の電位とインバータの閾値との大小関係により動作タイミングを制御するラッチ回路が開示されている。
特開平04−352513号公報
本発明の目的は、狭帯域バッファの特性への影響を抑えたラッチ回路およびラッチ回路を利用した試験回路を提供することである。
上記の課題を解決するため、ラッチ回路は、第一論理値と第二論理値とを有する非反転クロックと、該非反転クロックが該第一論理値となる第一期間よりも短い第二期間において該第二論理値となる反転クロックとを出力するクロック生成回路と、第一差動データと該非反転クロックを入力し、該第一差動データを該非反転クロックでサンプルする標本化回路と、該標本化回路から出力される第二差動データと該反転クロックを入力し、該第二差動データを該反転クロックに応じて保持する第一保持回路と、該非反転クロックおよび該反転クロックがいずれも該第一論理値の期間にイネーブル信号を出力するイネーブル信号生成部と、該イネーブル信号に応じて該第二差動データを保持する第二保持回路とを有する。
本発明によれば、非反転クロックと反転クロックとの位相をクロックの遷移時間以上ずらすことによりデータの筒抜けを防ぐことができる。また、非反転クロックと反転クロックとが互いに第一論理値となる間標本化回路の出力を保持することによりラッチ回路の動作が不安定になるのを防ぐことができる。この結果、駆動能力の低いクロックバッファを用いてオンチップでのラッチ回路の低速試験を行うことができる。
以下、本発明の実施の一形態について詳細に説明する。
[トランスミッタ]
図1は本実施の形態におけるトランスミッタ100のブロック図である。トランスミッタ100は複数の差動信号を1つの差動信号に変換する機能を有する半導体装置である。トランスミッタ100はシリアライザ102、フェイズ ロックド ループ(Phase
Locked Loop:PLL)104、スイッチ105、分周器106、クロック生成回路400、狭帯域バッファ108、イネーブル信号生成部500、スイッチ110、112を有する。
クロック116はPLL104に入力され高周波の差動クロックに変換される。狭帯域バッファ108はPLL104から入力された差動クロックと同一周波数の差動クロックを出力する高駆動能力のバッファである。分周器106はPLLから入力された差動クロックを低周波クロックに分周し出力する。クロック生成回路400は分周器106から出力された低周波クロックを入力とし、クロック20と、クロック20が論理値0の期間においてこの期間よりも短く、かつ論理値1となる期間を有する反転クロック21とを出力する。イネーブル信号生成部500はクロック生成回路400から出力された低周波差動クロックのクロック20、反転クロック21のいずれもが論理値0の場合に論理値1となるイネーブル信号348を出力する。低周波試験が可能な回路を本実施例では試験回路とする。
切り替え信号118はスイッチ110、112のいずれか一方をオンにする。スイッチ110がオンしている場合にはクロック生成回路400から出力されるクロック20、反転クロック21が有効になる。この場合クロック20、反転クロック21はそれぞれ非反転クロック334、反転クロック346としてシリアライザ102に供給される。スイッチ112がオンしている場合には狭帯域バッファ108から出力されるクロック22、反転クロック23が有効になる。この場合クロック22、反転クロック23はそれぞれ非反転クロック334、反転クロック346としてシリアライザ102に供給される。
また切り替え信号118はスイッチ112をオンにする信号を出力した場合にスイッチ105をオフにする信号を出力する。低周波動作時においては、スイッチ105は切り替え信号118に応じてオンとなり、PLL104から入力されたクロックを出力する。高
周波動作時においては、スイッチ105は切り替え信号118に応じてオフとなり、PLL104から入力されたクロックの出力を遮断すると共に論理値0の信号を出力し続ける。このような構成により高周波動作時において狭帯域バッファ108に対する分周器106、クロック生成回路400、イネーブル信号生成部500の寄生容量の影響を小さくすることが出来る。
また後述のとおりイネーブル信号348はシリアライザ102の低周波動作を安定させるのに用いられる。上記構成により高周波動作時のイネーブル信号348の論理値は固定される。これによりシリアライザ102の高周波動作を安定させることが出来る。
[シリアライザ]
シリアライザ102は入力された信号1、2、3、4、5、6、7、8からなる複数対のパラレル差動信号を信号120、121からなる1対のシリアル差動信号に変換する。本実施例において、シリアライザ102は4対のパラレル差動信号を1対のシリアル差動信号に変換する。シリアライザ102はマルチプレクサ10、12、14を有する。マルチプレクサ10は信号1、2からなる差動信号および信号3,4からなる差動信号を入力とし信号330、332からなる差動信号を出力する。マルチプレクサ12は信号5、6からなる差動信号および信号7,8からなる差動信号を入力とし信号122、123からなる差動信号を出力する。マルチプレクサ14は信号330、332からなる差動信号および信号122,123からなる差動信号を入力とし信号120、121からなる差動信号を出力する。
信号1から8はすべて同じ周波数で入力される。信号330、332は信号1,2,3,4の2倍の周波数でマルチプレクサ10から出力される。信号122、123は信号5,6,7,8の2倍の周波数でマルチプレクサ12から出力される。信号120、121は信号330、332、122,123の2倍の周波数でマルチプレクサ14から出力される。したがって、信号120、121からなるシリアル差動信号は信号1から8のパラレル差動信号の4倍の周波数で出力される。信号120、121は電気信号から光信号に変換され、受信側の装置へ高速伝送される。マルチプレクサの動作に関する詳細は後述する。
イネーブル信号348、非反転クロック334、反転クロック346はそれぞれのマルチプレクサ10、12、14に入力される。イネーブル信号348、非反転クロック334、反転クロック346についての詳細は後述する。
[マルチプレクサ]
図2はマルチプレクサ14の詳細なブロック図である。他のマルチプレクサ10、12も同様の構成を有する。マルチプレクサ14は信号330、332、122、123からなるパラレル差動信号を信号120、121からなるシリアル差動信号に変換する。マルチプレクサ14はフリップフロップ32、34、試験対象回路300−3、分周器360、セレクタ30を有する。フリップフロップ32は試験対象回路300−1、300−2を有する。フリップフロップ34は試験対象回路300−4、300−5を有する。それぞれの試験対象回路300−1〜300−mの高速動作時の動作は通常のラッチ回路と同じである。ここでmはシリアライザ102を構成する全ての試験対象回路の総数である。イネーブル信号348はそれぞれの試験対象回路300−1〜300−mに入力される。イネーブル信号348は低速動作時において試験対象回路300−1〜300−mを安定動作させる。試験対象回路300−mについての詳細な説明は後述する。
分周器360は入力された非反転クロック334、反転クロック346の周波数を信号330、332、122、123に適合するように分周する。例えば信号330が2Gbps(bit per second)であるとする。2Gbpsの信号は周波数に換算すると1GHzとなる。この場合、分周器360は非反転クロック334、および反転ク
ロック346の周波数を信号330の2倍の周波数である2GHzに分周する。分周器360の出力するクロック周波数はマルチプレクサごとに異なる。図1のマルチプレクサ10、12からは1GHzの信号330、332、122、123が出力されているため、それぞれのマルチプレクサに実装された分周器360は入力された非反転クロック334、反転クロック346の周波数を1GHzに分周する。シリアライザ102に供給する非反転クロック334、反転クロック346の周波数は、最終段のマルチプレクサ14から出力される信号120、121の基本クロック周波数以上の周波数である。
フリップフロップ32は信号330、332を入力とし、非反転クロック334に同期して信号50、51を出力する。フリップフロップ34は信号122、123を入力とし、非反転クロック334に同期して信号54、55を出力する。つまり信号50、51と信号54、55とは同相である。試験対象回路300−3は信号50、51を入力とし、差動クロック346に同期して信号52、53を出力する。したがって信号52、53は信号54、55よりも非反転クロック334の半周期分遅れてセレクタ30に入力される。
セレクタ30は非反転クロック334の論理値に応じて信号52、53からなる差動信号または信号54、55からなる差動信号のいずれか一方を選択し信号120、121からなる差動信号として時分割で多重し出力する。セレクタ30は非反転クロック334が論理値0のときには信号52、53からなる差動信号を選択し、非反転クロック334が論理値1のときには信号54、55からなる差動信号を選択する。
セレクタ30は非反転クロック334の論理値の変化に応じて信号52、53と信号54、55との論理値を交互に信号120、121として出力する。前述のとおり信号52、53の位相は信号54、55よりも非反転クロック334の半周期分遅れているので、セレクタ30は非反転クロック334の1周期中に論理値のデータを2つ出力することが出来る。
以上よりマルチプレクサ14は信号330、332、122、123からなる2対のパラレル差動信号を信号120、121からなる1対のシリアル差動信号として、入力パラレル差動信号の2倍の周波数である4Gbpsすなわち2GHzの信号に変換し出力することが出来る。
[試験対象回路]
図3は本実施の形態における試験対象回路300−1の回路図である。試験対象回路300−1はラッチ回路200と保持回路354とを有する。ラッチ回路200は非反転クロック334が論理値1の場合に入力された信号330、332と同一の論理値を有する信号338、340を反転クロック346が論理値1の間ラッチする。
高周波でのラッチ回路200の通常動作は以下の通りである。標本化回路350は信号330、332を非反転クロック334が論理値1の場合にサンプルし、信号330と等しい論理値を有する信号338、および信号332と等しい論理値を有する信号340を出力する。標本化回路350は抵抗301、302、MOSトランジスタ304、305、306を有する。抵抗301の一方は正電源に、他方はMOSトランジスタ304のドレインにそれぞれ接続されている。抵抗302の一方は正電源に、他方はMOSトランジスタ305のドレインにそれぞれ接続されている。信号338はMOSトランジスタ304のドレインに接続されている。信号340はMOSトランジスタ305のドレインに接続されている。信号330はMOSトランジスタ304のゲートに入力される。信号332はMOSトランジスタ305のゲートに入力される。信号330、332が論理値1になるとMOSトランジスタ304、305はオンし、ドレインからソースへ電流を流す。
MOSトランジスタ304、305のソースはそれぞれMOSトランジスタ306のドレインに接続されている。MOSトランジスタ306のゲートは非反転クロック334に接続されている。MOSトランジスタ306のソースはMOSトランジスタ308のドレインに接続されている。MOSトランジスタ308のゲートにはバイアス電圧336が印加されている。MOSトランジスタ308のソースはグランドに接続されている。MOSトランジスタ308は電流源として動作する。電流源の電流値はバイアス電圧336の電圧値により決定する。
非反転クロック334が論理値1となるとMOSトランジスタ306がオンする。信号330が論理値1となりMOSトランジスタ304がオンするとMOSトランジスタ308で設定された電流値が抵抗301を流れる。この結果信号340の論理値は信号330の反転論理値0となる。このとき信号330の差動対である信号332は論理値0なのでMOSトランジスタ305はオフである。そのため抵抗302には電流が流れず、信号338は論理値1となる。よって非反転クロック334が論理値1の場合、標本化回路350は信号330、332を入力とし、その入力信号と等しい論理値を有する信号338、340を出力する。
保持回路352は反転クロック346が論理値1の間、信号338、340の論理値を保持し続ける。保持回路352はMOSトランジスタ310、312、314を有する。MOSトランジスタ310のドレインは信号338に接続されている。MOSトランジスタ312のドレインは信号340に接続されている。MOSトランジスタ310のゲートは信号340に、MOSトランジスタ312のゲートは信号338にそれぞれ接続されている。MOSトランジスタ310、312のソースはMOSトランジスタ314のドレインにそれぞれ接続されている。MOSトランジスタ314のゲートは非反転クロック334を論理反転した反転クロック346に接続されている。MOSトランジスタ314のソースはトランジスタ308のドレインに接続されている。
信号338が論理値1であるとするとその差動対である信号340は論理値0となる。このとき信号338にゲートを接続したMOSトランジスタ312がオンする。反転クロック346が論理値1の場合、MOSトランジスタ314がオンする。MOSトランジスタ314がオンするとMOSトランジスタ308に設定した電流値が抵抗301を流れる。これにより信号340は論理値0に保持される。信号340にゲートを接続したMOSトランジスタ310はオフするので抵抗302には電流は流れない。これにより信号338は論理値1に保持される。よって反転クロック346が論理値1の場合、保持回路352は信号338、340の論理値を保持し続ける。
低周波での試験動作時において、非反転クロック334および反転クロック346の立上り、立下り時間は非常に長くなる。非反転クロック334および反転クロック346の立上り、立下り時間が非常に長い場合、非反転クロック334および反転クロック346がいずれも論理値1となる場合がある。このとき標本化回路350および保持回路352がいずれも動作するため、ラッチ回路200は信号の論理値をラッチできなくなる。そこでクロック生成回路400を用いて非反転クロック334および反転クロック346が共に論理値1とならないように立上り、立下りの位相をずらす。これにより標本化回路350および保持回路352が共に動作するのを回避することが出来る。位相をずらす時間は非反転クロック334の遷移時間以上にするのが望ましい。これにより非反転クロック334および反転クロック346が共に論理値1となるのを確実に防ぐことが出来る。
非反転クロック334および反転クロック346がいずれも論理値0の場合、標本化回路350および保持回路352は共に動作しない。標本化回路350および保持回路352が共に動作しない場合、信号338、340の論理値を決定するものがなくなり、信号
338、340の論理値が不安定になる。そこで非反転クロック334および反転クロック346がいずれも論理値0の場合に信号338、340の論理値をラッチする保持回路354を設ける。
保持回路354はイネーブル信号348が論理値1の場合にのみ動作する。論理値1のイネーブル信号348は非反転クロック334および反転クロック346がいずれも論理値0の場合に保持回路354に入力される。保持回路354は抵抗316、318、MOSトランジスタ320、322、324を有する。抵抗316の一方は信号338に、他方はMOSトランジスタ320にそれぞれ接続されている。抵抗318の一方は信号340に、他方はMOSトランジスタ322にそれぞれ接続されている。MOSトランジスタ320のゲートは抵抗318に、MOSトランジスタ322のゲートは抵抗316にそれぞれ接続されている。トランジスタ320、322のソースはMOSトランジスタ324のドレインに接続されている。MOSトランジスタ324のゲートはイネーブル信号348に接続されている。MOSトランジスタ324のソースはグランドに接続されている。
信号338が論理値1であるとするとその差動対である信号340は論理値0となる。このとき信号338に抵抗316を介してゲートを接続したMOSトランジスタ322がオンする。イネーブル信号348が論理値1になるとMOSトランジスタ324がオンする。MOSトランジスタ322および324がオンすると電流が抵抗301を流れる。これにより信号340は論理値0に保持される。信号340に抵抗318を介してゲートを接続したMOSトランジスタ320はオフするので抵抗302には電流は流れない。これにより信号338は論理値1に保持される。よってイネーブル信号348が論理値1の間、保持回路354は信号338、340の論理値を保持し続ける。これにより非反転クロック334および反転クロック346が共に論理値0の間も信号338、340の論理値をラッチし続けることが出来る。よって試験動作時においてシリアライザ14は正常動作することができる。
保持回路354とイネーブル信号348を出力するイネーブル信号生成部500とを有するものをレベル保持部と呼ぶこととする。レベル保持部は上述の動作により非反転クロック334および反転クロック346がいずれも論理値0の間信号338、340の論理値を保持することが出来る。
保持回路354において、抵抗316、318は信号338、340が保持回路354から受ける影響を小さくするために挿入されている。MOSトランジスタ320、322はドレイン容量を有する。容量成分はその容量成分が接続された信号線を伝播する信号の立上り、立下りを遅くする。信号の立上り、立下りが遅くなると信号の高速伝送が困難になる。抵抗316、318を信号338、340とMOSトランジスタ320、322との間に接続することにより、MOSトランジスタ320、322のドレイン容量を見えなくすることが出来る。抵抗316、318の抵抗値はMOSトランジスタ320、322がオンした場合に信号338、340がそれぞれ論理値0であると判定できるよう、抵抗301、302の抵抗値との関係から決定する。
また、抵抗316、318の代わりにインダクタを用いることも出来る。インダクタは数十MHzの低周波ではインピーダンスが非常に小さい。このため低周波動作時において抵抗を挿入する場合よりもより正確に信号338、340の論理値を保持することが出来る。
またインダクタは高周波になるほどインピーダンス値が大きくなる。インピーダンス値が大きくなることにより、高周波動作時に保持回路354が信号338、340に与える影響はより小さくなる。インダクタのインダクタンス値は高周波動作時において保持回路354の寄生容量が信号338、340に影響を与えない十分な大きさとする。
[クロック生成回路]
図4Aはクロックと反転クロックとの立上り、立下りのタイミングを調整するクロック生成回路400の回路図の一例である。図4Bはクロック生成回路400の動作を説明するための波形図である。クロック生成回路400はクロック20と、クロック20が論理値0の期間においてこの期間よりも短く、かつ論理値1となる期間を有する反転クロック21とを出力する。クロック20、反転クロック21はスイッチ110から出力され非反転クロック334、反転クロック346となる。
図4Aにおいてクロック生成回路400はNOT回路410、414、416、420、422、NOR回路412、418を有する。NOT回路410はクロック401を入力とし、クロックの論理反転信号を出力する。NOR回路412はNOT回路410の出力を一方の入力とし、NOT回路422の出力を他方の入力とする。NOR回路412は一方の入力信号が論理値1の場合に論理値0の信号を出力する。NOT回路414はNOR回路412の出力信号を入力としその反転信号を出力する。NOT回路416はNOT回路414の出力を入力としその反転信号をクロック20として出力する。
NOR回路418はNOT回路416の出力を一方の入力とし、クロック401を他方の入力とする。NOR回路418は一方の入力信号が論理値1の場合に論理値0の信号を出力する。NOT回路420はNOR回路418の出力信号を入力としその反転信号を出力する。NOT回路422はNOT回路420の出力を入力としその反転信号を反転クロック21として出力する。
図4Bはクロック生成回路400におけるクロック401、クロック20、反転クロック21の波形図である。NOT回路416の出力であるクロック20が論理値1から0に遷移すると、論理値0がNOR回路418の一方に入力される。NOR回路418の他方の入力であるクロック401も論理値0である。よってNOR回路418、NOT回路420、422によりクロック20の遷移からT1時間遅延して反転クロック21が論理値0から1に遷移する。また、NOT回路422の出力である反転クロック21が論理値1から0に遷移すると、論理値0がNOR回路412の一方に入力される。NOR回路412の他方の入力であるNOT回路410の出力も論理値0である。よってNOR回路412、NOT回路414、416によりクロック21の遷移からT2時間遅延してクロック20が論理値0から1に遷移する。これによりクロック生成回路400はクロック401を入力とし、クロック20またはクロックの位相反転信号である反転クロック21が同時に論理値1となる期間を排除する。
クロック生成回路400を用いることにより信号の立上り、立下りが遅い低周波のクロックを用いてもクロックおよびその反転クロックが同時に論理値1となるオーバーラッピングを回避することが出来る。オーバーラッピングを回避することにより図3の標本化回路350、保持回路352はいずれか一方が動作しているか、またはいずれも動作していない状態となる。つまり標本化回路350、保持回路352が同時に動作する状態を無くすことにより、ラッチ回路200におけるデータの筒抜けを無くすことが出来る。なお、クロックおよびその反転クロックがいずれも論理値0になっている時間T1、T2はNOT回路414、416、420、422の数を変えることにより調整することが出来る。[イネーブル信号生成部]
図5はイネーブル信号生成部500の回路図の一例である。イネーブル信号生成部500はクロック20および反転クロック21がいずれも論理値0の場合に論理値1のイネーブル信号348を出力する。イネーブル信号生成部500はNOT回路502、504、506、508、AND回路510、512、OR回路514を有する。イネーブル信号部生成部500はNOR論理を有しており、クロック20、反転クロック21がいずれも論理値0の場合にイネーブル信号348は論理値1となる。
クロック20および反転クロック21がいずれも論理値1の場合、NOT回路502、504、506、508の出力はすべて論理値0になる。よってAND回路510、512の出力は論理値0となり、OR回路514の出力も論理値0となる。
クロック20、反転クロック21のいずれか一方が論理値1の場合、AND回路510、512の出力は論理値0となり、OR回路514の出力も論理値0となる。
クロック20、反転クロック21がいずれも論理値0の場合、NOT回路502、504、506、508の出力はいずれも論理値1となる。よってAND回路510の出力は論理値1となり、OR回路514の出力も論理値1となる。よってイネーブル信号生成部500はクロック20、反転クロック21がいずれも論理値0の場合にイネーブル信号348を論理値1にすることが出来る。
クロック20、反転クロック21がいずれも論理値0の場合、図3の標本化回路350、保持回路352はいずれも動作しない。いずれも動作しない場合、信号338、340の論理値を決定するものがなくなるため、信号338、340の論理値が不安定になる。クロック20、反転クロック21がいずれも論理値0の場合に論理値1となるイネーブル信号348を保持回路354に入力することにより、保持回路354は信号338、340の論理値を保持する。これによりクロック20、反転クロック21がいずれも論理値0の間信号338、340の論理値が不安定になるのを防止することが出来る。
[NOT回路の特性]
図6Aはイネーブル信号生成部500に用いられるNOT回路のトランジスタ構成図である。図6Bおよび図6CはNOT回路に用いられるトランジスタの入出力特性図である。イネーブル信号生成部500に用いられるNOT回路は信号のロウレベルまたはハイレベルのいずれかに偏った閾値を有する。
前述のとおり、高周波動作時における狭帯域バッファの共振特性への影響を小さくするため、低周波用クロックバッファの駆動能力は低く設定されている。クロックバッファの駆動能力が低いとそのクロックの立上り、立下り時間は長くなる。クロックの立上り、立下り時間が長くなるとNOT回路の出力論理値が確定しない期間も長くなる。NOT回路の出力論理値が確定しないとイネーブル信号348の論理値も確定しないので、保持回路354が信号338、340の論理値を保持する期間も不確定なものとなる。NOT回路のトランジスタ特性を調整することにより保持回路354は信号338、340の論理値をより確実に保持することが出来る。
図6Aはイネーブル信号生成部500に用いられるNOT回路502、504、506、508のトランジスタ構成図である。図6AのNOT回路600はP型MOSトランジスタ602、N型MOSトランジスタ604を有する。NOT回路600は信号606を入力とし、信号608を出力する。信号608の論理値は信号606の論理値を反転したものとなる。
図6BはP型MOSトランジスタのゲート幅をN型MOSトランジスタのゲート幅よりも小さくしたときの図6Aにおける入力信号606の電圧と出力信号608の電圧との関係を表す入出力特性図である。トランジスタの閾値電圧はMOSトランジスタのゲート幅により変化させることが出来る。例えばP型およびN型MOSトランジスタのゲート長を同じにし、ゲート幅の比率を変えることにより、電源電圧VDDの半分であるVDD/2よりも高い電圧XをNOT回路600の閾値とすることが出来る。
図6CはP型MOSトランジスタのゲート幅をN型MOSトランジスタのゲート幅より
も大きくしたときの図6Aにおける入力信号606の電圧と出力信号608の電圧との関係を表す入出力特性図である。P型およびN型MOSトランジスタのゲート長を同じにし、ゲート幅の比率を変えることにより、電源電圧VDDの半分であるVDD/2よりも低い電圧YをNOT回路600の閾値とすることが出来る。
図5におけるNOT回路502、508は図6Bに示す入出力特性を有する。また図5におけるNOT回路504、506は図6Cにしめす入出力特性を有する。これによりクロック20、反転クロック21の電圧値がいずれも電圧X以下になると、イネーブル信号348は論理値1となる。またクロック20、反転クロック21のいずれか一方の電圧値が電圧Y以上になると、イネーブル信号348は論理値0となる。これにより保持回路354が信号338、340を保持する期間を明確にすることが出来、信号338、340の論理値をより確実に保持することが出来る。
図7は図6のトランジスタ特性を有するイネーブル信号生成部500を用いた場合のクロック20、反転クロック21およびイネーブル信号348の波形図である。
時間T3において、クロック20の電圧値がVDDからXに下がると、イネーブル信号348は論理値1に遷移する。また時間T4において、反転クロック21の電圧値が0からYに上がるとイネーブル信号348は論理値0に遷移する。この結果イネーブル信号の論理値が遷移するタイミングをクロック20および反転クロック21の遷移タイミングに近づけることが出来る。これにより保持回路354が信号338、340を保持する期間を明確にすることが出来、信号338、340の論理値をより確実に保持することが出来る。
[本実施例の有効性]
本実施例をまとめると以下のとおりとなる。高周波動作用の狭帯域バッファへの影響を小さくするため、低周波動作用のクロックバッファの駆動能力は小さくする。駆動能力が小さいクロックバッファから出力されるクロックおよび反転クロックの立上り、立下り時間は非常に長くなる。立上り、立下り時間が長いと、クロックおよび反転クロックの論理値が同時に1となる期間が発生する。論理値が同時に1となるとラッチ回路200を構成する標本化回路350および保持回路352が同時に動作する。同時に動作するとラッチ回路200はデータをラッチできなくなり、データの筒抜けが発生する。
データの筒抜けを防ぐため、クロック生成回路400によりクロック20および反転クロック21のいずれか一方が論理値1となるか、あるいは両方が論理値0となるようにする。この場合標本化回路350および保持回路352はいずれか一方が動作しているか、両方が動作していない状態となる。すなわち標本化回路350および保持回路352が同時に動作している状態がなくなり、データの筒抜けを防ぐことが出来る。
クロック20および反転クロック21が同時に論理値0になるとラッチ回路200を構成する標本化回路350および保持回路352が同時に停止する。標本化回路350および保持回路352が同時に停止することによりラッチ回路200の出力信号の論理値は不安定になる。
出力信号の論理値を安定させるためクロック20および反転クロック21が同時に論理値0の間、ラッチ回路200の出力信号の論理値を保持するレベル保持部を設ける。レベル保持部は保持回路354とイネーブル信号生成部500とを有する。イネーブル信号生成部500はクロック20および反転クロック21が同時に論理値0の間、論理値1のイネーブル信号348を出力する。保持回路354はイネーブル信号348が論理値1の間、ラッチ回路200の出力信号の論理値を保持する。以上の構成により低周波でもラッチ回路200の出力を安定させることが出来、シリアライザの低周波動作試験が可能となる。
トランスミッタのブロック図である。 マルチプレクサの詳細ブロック図である。 本発明の一実施例である試験対象回路の回路図である。 本発明の一実施例であるクロック生成回路の回路図および波形図である。 本発明の一実施例であるイネーブル信号生成部の回路図である。 NOT回路のトランジスタ構成図およびトランジスタの入出力特性図である。 クロック、反転クロック、およびイネーブル信号の波形図である。
符号の説明
10、12、14 マルチプレクサ
20、22 クロック
21、24 反転クロック
32、34 フリップフロップ
30 セレクタ
100 トランスミッタ
102 シリアライザ
104 PLL
106 分周器
108 バッファ
110、112 スイッチ
200 ラッチ回路
300−m 試験対象回路
334 非反転クロック
346 反転クロック
348 イネーブル信号
350 標本化回路
352、354 保持回路
400 クロック生成回路
401 クロック
500 イネーブル信号生成部
600 NOT回路

Claims (5)

  1. 第一論理値と第二論理値とを有する非反転クロックと、該非反転クロックが該第一論理値となる第一期間よりも短い第二期間において該第二論理値となる反転クロックとを出力するクロック生成回路と、
    第一差動データと該非反転クロックを入力し、該第一差動データを該非反転クロックでサンプルする標本化回路と、
    該標本化回路から出力される第二差動データと該反転クロックを入力し、該第二差動データを該反転クロックに応じて保持する第一保持回路と、
    該非反転クロックおよび該反転クロックがいずれも該第一論理値の期間にイネーブル信号を出力するイネーブル信号生成部と、
    該イネーブル信号に応じて該第二差動データを保持する第二保持回路と
    を有することを特徴とするラッチ回路。
  2. 該保持回路は該差動データをラッチするラッチ部と、該ラッチ部と該標本化回路の出力との間に接続されたインダクタとを有することを特徴とする請求項1に記載のラッチ回路。
  3. 該保持回路は該差動データをラッチするラッチ部と、該ラッチ部と該標本化回路の出力との間に接続された抵抗とを有することを特徴とする請求項1に記載のラッチ回路。
  4. 試験時にクロックを出力するバッファと、
    該クロックを入力とし、第一論理値と第二論理値とを有する非反転クロックと、該非反転クロックが該第一論理値となる第一期間よりも短い第二期間において該第二論理値となる反転クロックとを出力するクロック生成回路と、
    切り替え信号に応じて該非反転クロックおよび該反転クロックの出力を有効にするスイッチと
    第一差動データと該非反転クロックを入力し、該第一差動データを該非反転クロックでサンプルする標本化回路と、
    該標本化回路から出力される第二差動データと該反転クロックを入力し、該第二差動データを該反転クロックに応じて保持する第一保持回路と、
    該非反転クロックおよび該反転クロックがいずれも該第一論理値の期間にイネーブル信号を出力するイネーブル信号生成部と、
    該イネーブル信号に応じて該第二差動データを保持する第二保持回路と
    を有することを特徴とする試験回路。
  5. 該イネーブル信号生成部は該非反転クロックおよび該反転クロックの出力が有効な場合にのみ該イネーブル信号を出力することを特徴とする請求項4に記載の試験回路。
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