JP2010040378A - 燃料電池システム - Google Patents

燃料電池システム Download PDF

Info

Publication number
JP2010040378A
JP2010040378A JP2008203119A JP2008203119A JP2010040378A JP 2010040378 A JP2010040378 A JP 2010040378A JP 2008203119 A JP2008203119 A JP 2008203119A JP 2008203119 A JP2008203119 A JP 2008203119A JP 2010040378 A JP2010040378 A JP 2010040378A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel cell
cell system
information
temperature
hot water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008203119A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5403971B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Izawa
康浩 伊澤
Naoki Ito
直樹 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Kyocera Corp
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Kyocera Corp, Toyota Motor Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2008203119A priority Critical patent/JP5403971B2/ja
Priority to EP09786106A priority patent/EP2311123A1/en
Priority to PCT/IB2009/006456 priority patent/WO2010015916A1/en
Priority to US13/057,541 priority patent/US20110143249A1/en
Publication of JP2010040378A publication Critical patent/JP2010040378A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5403971B2 publication Critical patent/JP5403971B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/04Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
    • H01M8/04298Processes for controlling fuel cells or fuel cell systems
    • H01M8/04694Processes for controlling fuel cells or fuel cell systems characterised by variables to be controlled
    • H01M8/04701Temperature
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/04Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
    • H01M8/04007Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids related to heat exchange
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/10Fuel cells with solid electrolytes
    • H01M8/12Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte
    • H01M8/1231Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte with both reactants being gaseous or vaporised
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/10Fuel cells with solid electrolytes
    • H01M8/12Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte
    • H01M2008/1293Fuel cells with solid oxide electrolytes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M2250/00Fuel cells for particular applications; Specific features of fuel cell system
    • H01M2250/40Combination of fuel cells with other energy production systems
    • H01M2250/405Cogeneration of heat or hot water
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02B90/10Applications of fuel cells in buildings
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

【課題】燃料電池システムにおいて、燃料電池の劣化を抑制する技術を提供すること。
【解決手段】燃料電池システムであって、燃料電池と、燃料電池からの排熱を利用して、低温流体を昇温させ、高温流体とする排熱利用部と、高温流体の消費量を予測して、燃料電池の運転温度を制御する制御部と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、燃料電池システムに関する。
燃料電池と、燃料電池からの排熱を利用して低温流体(例えば、常温水)を昇温させ高温流体(例えば、お湯)とする排熱利用部と、を備えた燃料電池システムが知られている(下記特許文献1参照)。
特開2006−24430号公報
上記燃料電池システムにおいて、燃料電池の発電効率を上昇させるためには、燃料電池を比較的高温域で運転させる必要があった。このように、燃料電池を比較的高温域で運転させると、例えば、電極接合部の金属材料が酸化することによって、燃料電池が劣化するおそれがあった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、燃料電池システムにおいて、燃料電池の劣化を抑制する技術を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
燃料電池システムであって、燃料電池と、前記燃料電池からの排熱を利用して、低温流体を昇温させ、高温流体とする排熱利用部と、前記高温流体の消費量を予測して、前記燃料電池の運転温度を制御する制御部と、を備えることを要旨とする。
上記構成の燃料電池システムによれば、燃料電池の劣化を抑制することができる。
[適用例2]
適用例1に記載の燃料電池システムにおいて、前記制御部は、前記燃料電池で負荷要求に応じた電力を発電させる場合において、前記燃料電池の運転温度を低温域に設定する低発電効率モードと、前記燃料電池で負荷要求に応じた電力を発電させる場合において、前記燃料電池の運転温度を前記低発電効率モードよりも高温域に設定する高発電効率モードと、を有しており、前記高温流体の前記消費量が多いと予測した場合には、前記低発電効率モードで前記燃料電池の運転温度を制御することを特徴とする燃料電池システム。
このようにすれば、総合効率の低下を抑制しつつ、燃料電池の劣化を抑制することが可能となる。
[適用例3]
適用例1または適用例2に記載の燃料電池システムにおいて、電気化学反応に供された後の燃料ガスおよび酸化ガスを、混合して燃焼させる燃焼部を備え、前記排熱利用部は、前記燃焼部で生じる燃焼熱を利用して、前記低温流体を昇温させて前記高温流体とすることを特徴とする燃料電池システム。
このようにすれば、総合効率を上昇させることができる。
[適用例4]
適用例1ないし適用例3のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、前記燃料電池は、固体酸化物型燃料電池であることを特徴とする燃料電池システム。
固体酸化物型燃料電池は、運転温度が比較的高温であり、燃料電池の劣化をより抑制することができる。
[適用例5]
適用例1ないし適用例4のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、 前記高温流体の消費量の予測は、位置情報、日時情報、曜日情報、休日情報、天気情報、前記高温流体の消費速度情報、前記低温流体温度情報、および、前記高温流体の残量情報、の少なくともいずれか一つに基づくことを特徴とする燃料電池システム。
このようにすれば、燃料電池の劣化を抑制することができる。
[適用例6]
適用例1ないし適用例5のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、前記高温流体の消費量の予測は、前記排熱利用部で生成する前記高温流体を利用するユーザから入力される入力情報に基づくことを特徴とする燃料電池システム。
このようにすれば、燃料電池の劣化を抑制することができる。
[適用例7]
適用例6に記載の燃料電池システムにおいて、前記入力情報は、前記高温流体の残量が多い日時を表す残量過多情報、または、ユーザ数情報であることを特徴とする燃料電池システム。
このようにすれば、燃料電池の劣化を抑制することができる。
[適用例8]
適用例1ないし適用例7のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、前記流体は、水であることを特徴とする燃料電池システム。
このようにすれば、燃料電池の劣化を抑制することができる。
なお、本発明は、上記した燃料電池システムの他、排熱利用装置など、他の装置発明の態様として実現することが可能である。また、燃料電池システムの制御方法など、方法発明としての態様で実現することも可能である。さらには、それら方法や装置を構築するためのコンピュータプログラムとしての態様や、そのようなコンピュータプログラムを記録した記録媒体としての態様や、上記コンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号など、種々の態様で実現することも可能である。
また、本発明をコンピュータプログラムまたはそのプログラムを記録した記録媒体等として構成する場合には、上記装置の動作を制御するプログラム全体として構成するものとしてもよいし、本発明の機能を果たす部分のみを構成するものとしてもよい。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき次の順序で説明する。
A.実施例:
A1.燃料電池システムの構成:
図1は、本発明の一実施例としての燃料電池システム100の構成を示すブロック図である。本実施例の燃料電池システム100は、主に、燃料電池10と、制御回路15と、排熱利用部20と、改質器30と、ガス量調整弁31と、ブロワ40と、温度センサ51と、温度センサ52と、湯タンク60と、貯水量センサ61と、温度センサ62と、湯循環ポンプ70と、水供給弁80と、湯排出弁90と、を備えている。
燃料電池10は、固体酸化物型燃料電池(SOFC)である。燃料電池10は、燃料電池セル(図示せず)が複数積層されたスタック構造を有し、燃料ガスとして、水素および一酸化炭素が、酸化ガスとして、空気(酸素)が導入される。
燃料電池セルは、膜電極接合体(図示せず)と、アノード側セパレータ(図示せず)と、電極側セパレータ(図示せず)と、を備えている。膜電極接合体は、電解質膜(図示せず)と、電極であるカソード(図示せず)およびアノード(図示せず)と、ガス拡散層(図示せず)と、を備え、電極およびアノードが表面に形成された電解質膜を、ガス拡散層で挟持して構成される。燃料電池セルは、この膜電極接合体を、さらにアノード側セパレータおよび電極側セパレータで挟持して構成される。電解質膜としては、例えば、イットリア安定化ジルコニア(YSZ)やペロブスカイト酸化物などのイオン伝導性セラミックを用いることができる。カソードとしては、例えば、ランタンマンガナイト系の導電性セラミックを用いることができる。アノードとしては、例えば、NiO-YSZ、NiO-ScSZなどの酸化ニッケルと導電性セラミックとの複合材料を用いることができる。
また、燃料電池10は、燃焼部11を備えている。燃焼部11は、アノードおよびカソードで電気化学反応に供された後の水素および空気(酸素)が導入され、これらを混合し、燃焼させる。燃焼部11において、燃焼により高温となった高温ガスは、高温ガス排出流路12に排出される。
改質器30は、燃料ガス供給流路32を介して燃料電池10に接続される。改質器30は、都市ガス(主に、メタンガス)と水が導入され、都市ガスと水の改質反応により、水素および一酸化炭素を生成し、生成した水素および一酸化炭素を燃料ガスとして、燃料ガス供給流路32を介して燃料電池10のアノードに供給する。燃料ガス供給流路32上には、改質器30に都市ガスの導入量を調整可能なガス量調整弁31が設けられている。また、改質器30は、水ライン(図示せず)が接続され、水ライン上には、水供給ポンプ(図示せず)が設けられる。改質器30において、改質反応に供される水は、水供給ポンプによって、水ラインを介して導入される。
ブロワ40は、酸化ガス供給流路41を介して燃料電池10に接続され、空気を圧縮し酸化ガスとして、燃料電池10のカソードに供給する。ブロワ40は、燃料電池10に供給する空気量を制御することにより、燃料電池10の燃料電池温度[℃]を調整する。
温度センサ51は、燃料電池10の燃料電池温度[℃]を検出するためのセンサである。
温度センサ52は、燃料電池10の外部の外気温度[℃]を検出するためのセンサであり、燃料電池10の発熱の影響を受けない位置に配置される。
湯タンク60は、水を貯留するためのタンクである。湯タンク60は、湯循環流路71と、水供給流路81と、湯排出流路91と接続される。水供給弁80は、水供給流路81上に設けられ、開弁により、湯タンク60に水(比較的低温)を供給可能となっている。湯排出流路91は、燃料電池システム100の外部であって、湯を消費する消費部とも接続される。湯排出弁90は、湯排出流路91上に設けられ、開弁により、消費部に湯タンク60内の水(お湯)を供給可能となっている。
湯循環流路71は、後述する排熱利用部20を通過する。湯循環ポンプ70は、湯循環流路71上に設けられ、湯タンク60内の水(お湯)を湯循環流路71に導出させ、排熱利用部20を通過させた後、再び湯タンク60内に導入する。
貯水量センサ61は、湯タンク60の底辺付近に設けられ、湯タンク60内の貯水量[m3]を検出するためのセンサである。温度センサ62は、湯タンク60の貯留水の温度[℃]を検出するためのセンサである。
排熱利用部20は、高温ガス排出流路12、および、湯循環流路71が通過し、これらの流路を流れる流体間で熱交換を行う熱交換器である。具体的には、排熱利用部20において、高温ガス排出流路12を流れる高温ガスと、湯循環流路71を流れる水と、の間で熱交換が行われる。これに伴い、湯循環流路71を流れる水は温められ、湯タンク60に戻される。湯タンク60の戻った水は、再び、排熱利用部20で暖められ、湯タンク60に戻される。このように、湯タンク60の貯留水は、排熱利用部20に暖められては、湯タンク60内に戻されることを繰り返され、高温の水、すなわち、お湯となる。高温ガス排出流路12において、排熱利用部20で熱交換を行った後のガスは、燃料電池システム100の外部に排出される。
制御回路15は、マイクロコンピュータを中心とした論理回路として構成され、詳しくは、予め設定された制御プログラムに従って所定の演算などを実行するCPU(図示せず)と、CPUで各種演算処理を実行するのに必要な制御プログラムや制御データ等が予め格納されたROM(図示せず)と、同じくCPUで各種演算処理をするのに必要な各種データが一時的に読み書きされるRAM(図示せず)と、各種信号を入出力する入出力ポート(図示せず)等を備える。そして、この制御回路15は、ガス量調整弁31、ブロワ40、湯循環ポンプ70、水供給弁80、湯排出弁90を制御する。制御回路15は、燃料電池システム100外部からの負荷要求がなされると、燃料電池10の発電量が、負荷要求に応じた要求電力量となるように各部位の制御を行う。
また、制御回路15は、後述するお湯生成処理を実行する。制御回路15は、湯沸かし処理において、温度センサ51、温度センサ52、および、貯水量センサ61から、それぞれ、燃料電池温度、外気温度、および、貯水量を検出する。
本実施例の燃料電池システム100では、燃料電池10からの排熱によってお湯を沸かす湯沸かし処理を実行する。
A2.湯沸かし処理:
図2は、湯沸かし処理のフローチャートである。この湯沸かし処理は、燃料電池10の発電開始後に、燃料電池10の発電が安定してきた際に行われる。この処理の前提条件は、以下の通りである。すなわち、ガス量調整弁31は、開度が調整され、燃料電池10には負荷要求に対して必要相当量の都市ガスを改質器30に供給している。水供給弁80および湯排出弁90は、閉弁されている。湯循環ポンプ70は、停止している。
また、ブロワ40は、以下(1)および(2)の条件を満たす量の空気を供給している。
(1)負荷要求に対する必要相当量。
(2)燃料電池10が、発電効率が最も良くなる温度となるような流量。
湯沸かし処理において、制御回路15は、まず、温度センサ52から外気温度Tsを検出する(ステップS10)。
制御回路15は、外気温度Tsが閾値Tth1より低いか否かを判断する(ステップS20)。なお、閾値Tth1は、燃料電池システム100の具体的設計に基づいて、適宜決定される。例えば、閾値Tth1を、10[℃]としてもよい。
制御回路15は、外気温度Tsが閾値Tth1より低い場合(ステップS20:Yes)には、お湯の消費量が比較的多いと判断(予測)し、低発電効率モードを実行する。
制御回路15は、低発電効率モードにおいて、まず、湯タンク60の貯水量Zが、比較的大容量であるH1[m3]となるように制御する(ステップS30)。具体的には、制御回路15は、貯水量センサ61から検出する貯水量ZがH1となるまで、水供給弁80を開弁する。このH1は、後述する高発電効率モードのH2よりも大きい値である。
制御回路15は、湯循環ポンプ70を駆動し、湯タンク60内の水を循環させる(ステップS35)。
制御回路15は、負荷要求に応じた要求電力Wtを検出する(ステップS40)。続いて、制御回路15は、燃料電池10の発電電力Wfが、要求電力Wtとなるように制御しつつ、燃料電池温度Tfが、閾値Tth2となるように制御する(ステップS50)。具体的には、制御回路15は、発電電力Wfが要求電力Wtとなると共に、燃料電池温度Tfを温度センサ51から検出し、燃料電池温度Tfが閾値Tth2となるように、ガス量調整弁31およびブロワ40を制御する。閾値Tth2は、後述する閾値Tth4より小さい値であり、燃料電池システム100の具体的設計に基づいて、適宜決定される。例えば、閾値Tth2を、700[℃]としてもよい。
制御回路15は、湯タンク60の貯留水(お湯)の温度Toを検出する(ステップS60)。制御回路15は、お湯温度Toが閾値Tth3以下の場合(ステップS70:No)には、ステップS40の処理にリターンする。なお、閾値Tth3は、燃料電池システム100の具体的設計に基づいて、適宜決定される。例えば、閾値Tth3を、95[℃]としてもよい。
制御回路15は、お湯温度Toが閾値Tth3より大きい場合(ステップS70:Yes)には、湯循環ポンプ70を稼働停止し、湯タンク60内の水の循環を停止させる(ステップS75)。その後、この湯沸かし処理を終了する。
一方、制御回路15は、外気温度Tsが閾値Tth1以上の場合(ステップS20:No)には、お湯の消費量が比較的少ないと判断(予測)し、高発電効率モードを実行する。
制御回路15は、高発電効率モードにおいて、まず、湯タンク60の貯水量Zが、比較的小容量であるH2[m3]となるように制御する(ステップS80)。具体的には、制御回路15は、貯水量センサ61から検出する貯水量ZがH2となるまで、水供給弁80を開弁する。このH2は、H1よりも小さい値である。
制御回路15は、湯循環ポンプ70を駆動し、湯タンク60内の水を循環させる(ステップS85)。
制御回路15は、負荷要求に応じた要求電力Wtを検出する(ステップS90)。続いて、制御回路15は、燃料電池10の発電電力Wfが、要求電力Wtとなるように制御しつつ、燃料電池温度Tfが、閾値Tth4となるように制御する(ステップS100)。具体的には、制御回路15は、発電電力Wfが要求電力Wtとなると共に、温度センサ51から燃料電池温度Tfを検出し、燃料電池温度Tfが閾値Tth4となるように、ガス量調整弁31およびブロワ40を制御する。閾値Tth4は、上記閾値Tth2より大きい値をとり、燃料電池システム100の具体的設計に基づいて、適宜決定される。例えば、閾値Tth4を、1000[℃]としてもよい。
制御回路15は、湯タンク60の貯留水(お湯)の温度Toを検出する(ステップS110)。制御回路15は、お湯温度Toが閾値Tth3以下の場合(ステップS120:No)には、ステップS90の処理にリターンする。
制御回路15は、お湯温度Toが閾値Tth3より大きい場合(ステップS120:Yes)には、湯循環ポンプ70を稼働停止し、湯タンク60内の水の循環を停止させる(ステップS125)。その後、この湯沸かし処理を終了する。
ところで、燃料電池の排熱を利用してお湯を沸かす燃料電池システムにおいて、お湯を沸かす場合に、燃料電池の発電効率だけではなく、燃料電池の発電効率とお湯を沸かすためのエネルギ効率とを勘案した総合効率の低下を抑制したいという要望があった。また、燃料電池10において、比較的高温域で長時間運転させると、例えば、カソードやアノードが酸化するなど、燃料電池10が劣化するおそれがあった。なお、燃料電池の発電効率とは、燃料電池に投入する燃料ガスの熱量に対して、燃料電池で発電した電力量の割合をいう。また、総合効率とは、燃料電池に投入する燃料ガスの熱量に対して、燃料電池で発電した電力量とお湯を沸かす際に消費したエネルギ量との和の割合をいう。
一方、以上のように、本実施例の燃料電池システム100によれば、外気温度Tsが閾値Tth1より低い場合には、お湯の消費が多いと判断し、燃料電池温度Tfを比較的低温とする低発電効率モードを実行するようにしている。このようにすれば、お湯の消費が多い場合において、燃料電池10からの排熱量(または熱電比)を上昇させることができ、その結果、総合効率の低下を抑制しつつ、燃料電池10の劣化を抑制することが可能となる。
また、本実施例の燃料電池システム100によれば、外気温度Tsが閾値Tth1以上の場合には、お湯の消費が少ないと判断し、燃料電池温度Tfを比較的高温とする高発電効率モードを実行するようにしている。このようにすれば、お湯の消費が少ない場合において、燃料電池10の発電効率を上昇させ、熱電比を低下させることができ、その結果、総合効率を上昇させることができる。
本実施例の燃料電池システム100において、燃料電池10は、電気化学反応に供された後の反応ガスを燃焼部11で燃焼させ、燃焼後の高温ガスを排熱利用部20でお湯を沸かすために利用するようにしている。言い換えれば、燃焼部11での燃焼熱を排熱利用部20でお湯を沸かすために利用するようにしている。このようにすれば、総合効率を上昇させることができる。
本実施例において、燃料電池10は、特許請求の範囲における燃料電池に該当し、排熱利用部20は、特許請求の範囲における排熱利用部に該当し、制御回路15は、特許請求の範囲における制御部に該当し、湯沸かし処理(図2)において、湯循環ポンプ70を駆動させる前における湯タンク60内の水は、特許請求の範囲における低温流体に該当し、湯循環ポンプ70を駆動させた後における湯タンク60内の水(お湯)は、特許請求の範囲における高温流体に該当する。また、外気温度Tsは、お湯の消費が多いか少ないかを予測する予測情報として用いられ、特許請求の範囲における予測情報に該当する。
B.変形例:
なお、上記各実施例における構成要素の中の、独立クレームでクレームされた要素以外の要素は、付加的な要素であり、適宜省略可能である。また、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば以下のような変形も可能である。
B1.変形例1:
上記燃料電池システム100では、湯沸かし処理において、外気温度Tsを、お湯の消費が多いか少ないかを予測する予測情報として用いて、低発電効率モードか、高発電効率モードかを選択するようにしているが、本発明は、これに限られるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、以下の(1)〜(11)に示す情報を予測情報として用いてもよいし、以下の(1)〜(11)のいずれかの情報を組み合わせた情報を予測情報として用いてもよい。
(1)上記燃料電池システム100において、日時情報を予測情報として用いるようにしてもよい。例えば、燃料電池システム100は、湯沸かし処理において、日時情報が示す日時が、12月1日〜3月31日の範囲であれば、冬なのでお湯の消費量が多いと予測して、低発電効率モードを実行し、4月1日〜11月30日の範囲であれば、比較的暖かいのでお湯の消費量が少ないと予測して、高発電効率モードを実行する。この場合、燃料電池システム100は、日時情報を更新する機能、若しくは、日時情報を外部から取得する機能を有する。このようにしても、上記実施例の少なくとも一部の効果を奏することができる。本変形例における日時情報は、特許請求の範囲における予測情報または日時情報に該当する。
(2)上記燃料電池システム100において、曜日情報を予測情報として用いるようにしてもよい。例えば、燃料電池システム100は、過去のお湯の消費パターンからお湯の消費量が多い曜日を学習し、お湯の消費量が多いと予測して、曜日情報が示す曜日が、学習により消費量が多い曜日と合致した場合には、低発電効率モードを実行し、学習により消費量が多くない曜日である場合には、お湯の消費量が少ないと予測して、高発電効率モードを実行する。この場合、燃料電池システム100は、曜日情報を更新する機能、若しくは、曜日情報を外部から取得する機能を有する。このようにしても、上記実施例の少なくとも一部の効果を奏することができる。本変形例における曜日情報は、特許請求の範囲における予測情報または曜日情報に該当する。
(3)上記燃料電池システム100において、休日情報を予測情報として用いるようにしてもよい。例えば、燃料電池システム100は、湯沸かし処理において、日時情報が示す日時が、休日情報が示す休日に該当する場合には、お湯の消費量が多いと予測して、低発電効率モードを実行し、日時情報が示す日時が、休日情報が示す休日に該当しない場合には、お湯の消費量が少ないと予測して、高発電効率モードを実行する。この場合、燃料電池システム100は、日時情報を更新する機能、若しくは、日時情報を外部から取得する機能を有すると共に、休日情報を取得する機能を有するか、若しくは、予め休日情報が保存される。このようにしても、上記実施例の少なくとも一部の効果を奏することができる。本変形例における休日情報は、特許請求の範囲における予測情報または休日情報に該当する。
(4)上記燃料電池システム100において、燃料電池システム100外部の湿度を表す湿度情報を予測情報として用いるようにしてもよい。例えば、燃料電池システム100は、湯沸かし処理において、湿度情報が示す湿度が、所定値より低ければ、お湯の消費量が多いと予測して、低発電効率モードを実行し、湿度情報が示す湿度が、所定値より高ければ、お湯の消費量が少ないと予測して、高発電効率モードを実行する。この場合、燃料電池システム100は、燃料電池システム100外部の湿度を検出する機能を有する。このようにしても、上記実施例の少なくとも一部の効果を奏することができる。本変形例における湿度情報は、特許請求の範囲における予測情報または天気情報に該当する。
(5)上記燃料電池システム100において、燃料電池システム100外部における不快指数を表す不快指数情報を予測情報として用いるようにしてもよい。例えば、燃料電池システム100は、湯沸かし処理において、不快指数情報が示す不快指数が、所定値より低ければ、お湯の消費量が多いと予測して、低発電効率モードを実行し、不快指数情報が示す不快指数が、所定値より高ければ、お湯の消費量が少ないと予測して、高発電効率モードを実行する。この場合、燃料電池システム100は、燃料電池システム100外部の不快指数を検出する機能を有する。このようにしても、上記実施例の少なくとも一部の効果を奏することができる。本変形例における不快指数情報は、特許請求の範囲における予測情報または天気情報に該当する。
(6)上記燃料電池システム100において、湯タンク60内のお湯の消費速度を表す消費速度情報を予測情報として用いるようにしてもよい。例えば、燃料電池システム100は、湯沸かし処理中において、消費速度情報が示す消費速度が、所定値より高い状態を所定時間継続した場合には、お湯の消費量が多いと予測して、低発電効率モードを実行し、その他の状態では、お湯の消費量が少ないと予測して、高発電効率モードを実行する。この場合、燃料電池システム100は、湯タンク60内のお湯の消費速度を検出する機能と、タイマ機能とを有する。このようにしても、上記実施例の少なくとも一部の効果を奏することができる。本変形例における消費速度情報は、特許請求の範囲における予測情報または消費速度情報に該当する。
(7)上記燃料電池システム100において、湯タンク60内のお湯の残量を表す残量情報を予測情報として用いるようにしてもよい。例えば、燃料電池システム100は、湯沸かし処理において、残量情報が示すお湯残量が、所定値より少なくなった場合に、お湯の消費量が多いと予測して、低発電効率モードを実行し、その他の状態では、お湯の消費量が少ないと予測して、高発電効率モードを実行する。この場合、燃料電池システム100は、お湯残量を貯水量センサ61から検出する。このようにしても、上記実施例の少なくとも一部の効果を奏することができる。本変形例における残量情報は、特許請求の範囲における予測情報または残量情報に該当する。
(8)上記燃料電池システム100において、お湯の消費者(ユーザ)によって入力される湯タンク60内のお湯の残量が多い日時を表す残量過多情報を予測情報として用いるようにしてもよい。例えば、燃料電池システム100は、湯沸かし処理において、日時情報が示す日時が、残量過多情報が示すお湯の残量が多い日時である場合には、お湯の消費量が多いと予測して、低発電効率モードを実行し、日時情報が示す日時が、残量過多情報が示すお湯の残量が多い日時でない場合には、お湯の消費量が少ないと予測して、高発電効率モードを実行する。この場合、燃料電池システム100は、ユーザから残量過多情報の入力を受け付ける機能と、日時情報を更新する機能、または、日時情報を外部から取得する機能と、を有する。このようにしても、上記実施例の少なくとも一部の効果を奏することができる。本変形例における残量過多情報は、特許請求の範囲における予測情報または残量過多情報に該当する。
(9)上記燃料電池システム100において、お湯の消費者(ユーザ)によって入力されるお湯を使うユーザ数を表すユーザ数情報を予測情報として用いるようにしてもよい。例えば、燃料電池システム100は、湯沸かし処理において、ユーザ数情報が示すユーザ数が所定人数よりも多い場合には、お湯の消費量が多いと予測して、低発電効率モードを実行し、ユーザ数情報が示すユーザ数が所定人数以下の場合には、お湯の消費量が少ないと予測して、高発電効率モードを実行する。この場合、燃料電池システム100は、ユーザからユーザ数情報の入力を受け付ける機能を有する。このようにしても、上記実施例の少なくとも一部の効果を奏することができる。本変形例におけるユーザ数情報は、特許請求の範囲における予測情報またはユーザ数情報に該当する。
(10)上記燃料電池システム100において、燃料電池システム100の位置を示す位置情報を予測情報として用いるようにしてもよい。例えば、燃料電池システム100は、湯沸かし処理において、位置情報が示す位置が、比較的寒冷である寒冷地を示している場合には、燃料電池システム100の外気温度は比較的低いと考えられ、お湯の消費量が多いと予測して、低発電効率モードを実行し、位置情報が示す位置が、比較的温暖な温暖地を示している場合には、燃料電池システム100の外気温度は比較的高いと考えられ、お湯の消費量が少ないと予測して、高発電効率モードを実行する。この場合、燃料電池システム100は、位置情報を取得する機能(例えば、GPS機能)と、位置情報に対応した気候マップとを有する。このようにしても、上記実施例の少なくとも一部の効果を奏することができる。本変形例における位置情報は、特許請求の範囲における予測情報または位置情報に該当する。
(11)上記燃料電池システム100において、湯循環ポンプ70を駆動させる前における湯タンク60内の水の温度を示す低温水温度情報を予測情報として用いるようにしてもよい。例えば、燃料電池システム100は、湯沸かし処理において、低温水温度情報が示す水の温度が、所定値よりも低い場合には、お湯を作成するために多くのエネルギが必要であると判断し、低発電効率モードを実行し、低温水温度情報が示す水の温度が、所定値以上の場合には、お湯を作成するためにあまりエネルギが必要でないと判断し、高発電効率モードを実行する。このようにしても、上記実施例の少なくとも一部の効果を奏することができる。本変形例における低温水温度情報は、特許請求の範囲における予測情報または低温流体温度情報に該当する。
B2.変形例2:
上記燃料電池システム100は、燃料電池10として、固体酸化物型燃料電池を用いているが、本発明は、これに限られるものではなく、例えば、燃料電池10として、固体高分子型燃料電池、水素分離膜型燃料電池、アルカリ水溶液電解質型燃料電池、リン酸電解質型燃料電池、あるいは、溶融炭酸塩電解質型燃料電池を用いるようにしてもよい。このようにしても、上記実施例の効果を奏することができる。
B3.変形例3:
上記燃料電池システム100では、湯沸かし処理において、貯水量Zを、低発電効率モードではH1とし、高発電効率モードではH2として、固定しているが、本発明は、これに限られるものではない。燃料電池システム100において、各モードにおける貯水量Zは、消費部における消費量に応じて適宜変更するようにしてもよい。このようにすれば、湯タンク60内のお湯がなくなることを抑制することができる。
B4.変形例4:
上記燃料電池システム100では、閾値Tth1を固定値としているが、本発明は、これに限られるものではない。例えば、閾値Tth1を、上記変形例1における日時情報、曜日情報、休日情報、湿度情報、不快指数情報、消費速度情報、残量情報、残量過多情報、ユーザ数情報、位置情報、または、負荷要求に基づく要求電力Wt等に応じて、変動させるようにしてもよい。このようにすれば、総合効率の低下および燃料電池10の劣化をより抑制することが可能となる。
B5.変形例5:
上記燃料電池システム100では、湯沸かし処理において、水を昇温させるようにしているが、本発明は、これに限られるものではなく、水以外の流体を昇温させるようにしてもよい。例えば、暖房用媒体等を昇温させるようにしてもよい。
B6.変形例6:
上記燃料電池システム100において、燃焼部11は、燃料電池10内に配置されているが、本発明は、これに限られるものではない。燃焼部11は、燃料電池10の外部に配置されてもよい。例えば、燃焼部11は、排熱利用部20の内部に配置されていてもよい。
本発明の一実施例としての燃料電池システム100の構成を示すブロック図である。 湯沸かし処理のフローチャートである。
符号の説明
10…燃料電池
11…燃焼部
12…高温ガス排出流路
15…制御回路
20…排熱利用部
30…改質器
31…ガス量調整弁
32…燃料ガス供給流路
40…ブロワ
41…酸化ガス供給流路
51…温度センサ
52…温度センサ
60…湯タンク
61…貯水量センサ
62…温度センサ
70…湯循環ポンプ
71…湯循環流路
80…水供給弁
81…水供給流路
90…湯排出弁
91…湯排出流路
100…燃料電池システム
Tth1〜Tth4…閾値
Z…貯水量
Wf…発電電力
Tf…燃料電池温度
To…温度
Ts…外気温度
Wt…要求電力

Claims (8)

  1. 燃料電池システムであって、
    燃料電池と、
    前記燃料電池からの排熱を利用して、低温流体を昇温させ、高温流体とする排熱利用部と、
    前記高温流体の消費量を予測して、前記燃料電池の運転温度を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 請求項1に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記制御部は、
    前記燃料電池で負荷要求に応じた電力を発電させる場合において、前記燃料電池の運転温度を低温域に設定する低発電効率モードと、
    前記燃料電池で負荷要求に応じた電力を発電させる場合において、前記燃料電池の運転温度を前記低発電効率モードよりも高温域に設定する高発電効率モードと、
    を有しており、
    前記高温流体の前記消費量が多いと予測した場合には、前記低発電効率モードで前記燃料電池の運転温度を制御することを特徴とする燃料電池システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の燃料電池システムにおいて、
    電気化学反応に供された後の燃料ガスおよび酸化ガスを、混合して燃焼させる燃焼部を備え、
    前記排熱利用部は、
    前記燃焼部で生じる燃焼熱を利用して、前記低温流体を昇温させて前記高温流体とすることを特徴とする燃料電池システム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、
    前記燃料電池は、固体酸化物型燃料電池であることを特徴とする燃料電池システム。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、
    前記高温流体の消費量の予測は、
    位置情報、日時情報、曜日情報、休日情報、天気情報、前記高温流体の消費速度情報、前記低温流体温度情報、および、前記高温流体の残量情報、の少なくともいずれか一つに基づくことを特徴とする燃料電池システム。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、
    前記高温流体の消費量の予測は、
    前記排熱利用部で生成する前記高温流体を利用するユーザから入力される入力情報に基づくことを特徴とする燃料電池システム。
  7. 請求項6に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記入力情報は、
    前記高温流体の残量が多い日時を表す残量過多情報、または、ユーザ数情報であることを特徴とする燃料電池システム。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、
    前記流体は、水であることを特徴とする燃料電池システム。
JP2008203119A 2008-08-06 2008-08-06 燃料電池システム Expired - Fee Related JP5403971B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008203119A JP5403971B2 (ja) 2008-08-06 2008-08-06 燃料電池システム
EP09786106A EP2311123A1 (en) 2008-08-06 2009-08-05 Fuel cell system and method of controlling the fuel cell system
PCT/IB2009/006456 WO2010015916A1 (en) 2008-08-06 2009-08-05 Fuel cell system and method of controlling the fuel cell system
US13/057,541 US20110143249A1 (en) 2008-08-06 2009-08-05 Fuel cell system and method of controlling the fuel cell system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008203119A JP5403971B2 (ja) 2008-08-06 2008-08-06 燃料電池システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010040378A true JP2010040378A (ja) 2010-02-18
JP5403971B2 JP5403971B2 (ja) 2014-01-29

Family

ID=41203769

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008203119A Expired - Fee Related JP5403971B2 (ja) 2008-08-06 2008-08-06 燃料電池システム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20110143249A1 (ja)
EP (1) EP2311123A1 (ja)
JP (1) JP5403971B2 (ja)
WO (1) WO2010015916A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140242490A1 (en) * 2011-09-28 2014-08-28 Kyocera Corporation Energy management system, energy management apparatus, and power management method
KR20230160063A (ko) * 2022-05-16 2023-11-23 울산대학교 산학협력단 하이브리드 수소연료전지 차량의 bop 제어시스템 및 방법

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2011105070A1 (ja) * 2010-02-25 2013-06-20 パナソニック株式会社 需給制御装置、需給制御方法、およびプログラム
US9231268B2 (en) * 2011-12-20 2016-01-05 United Technologies Corporation Flow battery system with standby mode
US11056698B2 (en) 2018-08-02 2021-07-06 Raytheon Technologies Corporation Redox flow battery with electrolyte balancing and compatibility enabling features
US11271226B1 (en) 2020-12-11 2022-03-08 Raytheon Technologies Corporation Redox flow battery with improved efficiency

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005317489A (ja) * 2004-03-29 2005-11-10 Osaka Gas Co Ltd 固体酸化物形燃料電池システム
JP2006210268A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Sanyo Electric Co Ltd 給湯システムおよび燃料電池システム
JP2006294535A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Aisin Seiki Co Ltd 燃料電池システム
WO2007052633A1 (ja) * 2005-10-31 2007-05-10 Kyocera Corporation 燃料電池システム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6974646B2 (en) * 2002-06-24 2005-12-13 Delphi Technologies, Inc. Solid-oxide fuel cell assembly having an electronic control unit within a structural enclosure
US20050019631A1 (en) * 2003-07-23 2005-01-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Fuel cell cogeneration system
CN100495791C (zh) * 2004-07-13 2009-06-03 松下电器产业株式会社 燃料电池发电装置的控制装置及控制方法
JP4770208B2 (ja) * 2005-03-10 2011-09-14 トヨタ自動車株式会社 空冷式燃料電池システム
KR100664073B1 (ko) * 2005-09-28 2007-01-03 엘지전자 주식회사 연료전지 시스템의 운전 제어 방법
WO2007110587A2 (en) * 2006-03-24 2007-10-04 Ceres Intellectual Property Company Limited Sofc stack system assembly with thermal enclosure

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005317489A (ja) * 2004-03-29 2005-11-10 Osaka Gas Co Ltd 固体酸化物形燃料電池システム
JP2006210268A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Sanyo Electric Co Ltd 給湯システムおよび燃料電池システム
JP2006294535A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Aisin Seiki Co Ltd 燃料電池システム
WO2007052633A1 (ja) * 2005-10-31 2007-05-10 Kyocera Corporation 燃料電池システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140242490A1 (en) * 2011-09-28 2014-08-28 Kyocera Corporation Energy management system, energy management apparatus, and power management method
US10461340B2 (en) * 2011-09-28 2019-10-29 Kyocera Corporation Energy management system, energy management apparatus, and power management method
KR20230160063A (ko) * 2022-05-16 2023-11-23 울산대학교 산학협력단 하이브리드 수소연료전지 차량의 bop 제어시스템 및 방법
KR102613943B1 (ko) * 2022-05-16 2023-12-15 울산대학교 산학협력단 하이브리드 수소연료전지 차량의 bop 제어시스템 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
EP2311123A1 (en) 2011-04-20
US20110143249A1 (en) 2011-06-16
JP5403971B2 (ja) 2014-01-29
WO2010015916A1 (en) 2010-02-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8470484B2 (en) Fuel cell system
JP4246768B2 (ja) 燃料電池システム
JP5403971B2 (ja) 燃料電池システム
JP4593119B2 (ja) 燃料電池発電装置
JP2007042436A (ja) 燃料電池システムとその運転方法
US20100178577A1 (en) Fuel cell system
JP6500997B2 (ja) 燃料電池システム及びその制御方法
JP6226922B2 (ja) 燃料電池コージェネレーションシステムの起動方法及びその運転方法
JP2009087568A (ja) 燃料電池システム
JP2011171010A (ja) 燃料電池システムおよび燃料電池の制御方法
JP5231896B2 (ja) 燃料電池システム
JP5266782B2 (ja) 燃料電池システムおよび燃料電池システムの制御方法
JP2011023258A (ja) 燃料電池システム
JP2007035392A (ja) 燃料電池システム
JP2006049133A (ja) 燃料電池システム
JP2007323816A (ja) 燃料電池発電装置
JP2008192541A (ja) 燃料電池の運転制御システム
JP2005294223A (ja) 固体高分子電解質型燃料電池システム及びその運転方法
JPH11176458A (ja) 燃料電池発電装置
JP2006222041A (ja) 燃料電池システム
JP2017079110A (ja) 燃料電池システム
JP2008066247A (ja) 燃料電池システム、及び、燃料電池の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130305

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130702

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20130729

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130809

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20130729

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131029

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5403971

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees