JP2010040362A - 二次電池用電極板の検査方法および二次電池用電極群の検査方法 - Google Patents

二次電池用電極板の検査方法および二次電池用電極群の検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】近年、リチウム二次電池の安全性を確保するために、電極板上に多孔性と電気絶縁性をもつ耐熱層を設けたりしているが、この耐熱層の電気的絶縁性の確保として製造条件による膜厚の安定化や外観の検査しか行われていない。
【解決手段】上記従来の課題を解決するために本発明の二次電池用電極板の検査方法は、電極板1上に形成された多孔性絶縁層3の検査方法であって、前記多孔性絶縁層3に電圧を印加しながら前記検査用電圧の印加に伴って流れる電流を測定し、予め設定した電流と比較して電極板1の内部短絡につながる欠陥の判定をすることを特徴とするものである。
【選択図】図7

Description

本発明は、二次電池を構成した場合に起こり得る内部短絡につながる欠陥を予め検出する二次電池用電極板の検査方法および二次電池用電極群の検査方法に関するものである。
近年、携帯用電子機器の電源として利用が広がっている電池としてのリチウム二次電池は、負極板にリチウムの吸蔵および放出が可能な炭素質材料等を用い、正極板にLiCoO等の遷移金属とリチウムの複合酸化物を活物質として用いており、これによって高電位で高放電容量のリチウム二次電池を実現している。しかし、近年の電子機器および通信機器の多機能化に伴って更なるリチウム二次電池の高容量化が望まれている。
これらのリチウム二次電池において、高容量化が進む一方で重視すべきは安全対策であり、電気絶縁性のある耐熱層を極板上に設けたり、耐熱性のあるセパレータを導入したりすることにより、内部短絡による熱暴走の防止など安全性を高める取り組みが行われており、この耐熱層が確実に機能するための耐熱層の絶縁性の確保が重要である。
特に耐熱層に欠陥があり、内部短絡を起こす危険性のあるリチウム二次電池を検出することが重要である。この内部短絡を起こす危険性のある要因として、耐熱層の微小な割れや剥がれ、耐熱層の形成時のピンホールなどの不具合が挙げられ、製造工程の管理の強化によりこれらの要因の撲滅が取り組まれている。
従来、この耐熱層の製造方法として一般的には、セパレータの機能をする多孔性絶縁層3の前駆物質の溶液を正極板4もしくは負極板8上に塗布する塗布工程と、その多孔性絶縁層3の前駆物質の溶液が、前記電極に接着する多孔性絶縁層3を形成するように多孔性絶縁層3の前駆物質の溶液を変換する変換工程とを有する化学電池用多孔性絶縁層3の製造方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、絶縁性をもつセパレータの検査方法として、図18に示すような電池ケース14に配置されセパレータ2を介して対向する正極板4と負極板8に電線20を接続し、この電線20の他端を電流計22と定電圧電源23をもつ検査装置30に接続し、正極板4と負極板8の間に定電圧電源23により電圧を加えて電極間が絶縁破壊する電流を電流計22により検出し、将来的に短絡にいたる潜在短絡電池と良品電池を識別する二次電池の検査方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
他方、図19に示すような正極板に接続される正極リード7および負極板の接続される負極リード11を電極群13より引き出し、電線20を正極リード7および負極リード11に接続し、この電線20の他端を検査装置30に接続し、正極板および負極板間で異物やセパレータの欠陥に起因してコロナ放電を発生させるように電圧値が選定された印加電圧を正極板および負極板の間に印加し、コロナ放電が発生したと判断した場合に電極群13を不良品と判定し、コロナ放電が発生していないと判断した場合に電極群13を良品と判定する判定ステップとを具えることを特徴とする二次電池用電極体の検査方法が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開平10−106530号公報 特開2000−195565号公報 特開2004−273216号公報
しかしながら、上述した特許文献に示される従来技術では、リチウム二次電池の安全性を確保するために、高分子セパレータとして電極板上に多孔性と電気絶縁性をもつ耐熱層を設けたり、異物や高分子セパレータの穴あきなどに起因する内部短絡によってセパレータの温度が上昇し、セパレータがシャットダウンしても内部短絡の経路を切ることができず、セパレータが溶融した場合のような熱暴走を停止するために電極板上に多孔性と電気絶縁性をもつ耐熱層を設けたりしているが、この耐熱層の電気的絶縁性の確保として、製造条件による膜厚の安定化や外観の検査しか行われていない。
さらに詳しくは、上述した特許文献1においては、高分子セパレータとして電極板上に多孔性と電気絶縁性をもつ耐熱層を設けるための製造方法については検討がされているのみで、製造した耐熱層の信頼性については確認がなされていない。
一方、上述した特許文献2、3においては、従来の高分子セパレータを介して正極板と負極板を巻回して構成した電極群の内部短絡を起こす危険性のある欠陥の検査方法を提案しているが、電極板上に形成された多孔性耐熱層の欠陥を検出できる方法にはなっていない。
本発明は上記従来の課題を鑑みてなされたもので、電極板上に形成された多孔性絶縁層の検査方法であって、前記多孔性絶縁層に検査用の電圧を印加しながらこの検査用の電圧の印加に伴って流れる電流を測定し、予め設定した電流と比較して電極板の内部短絡につながる欠陥の判定をすることで安全性に優れた二次電池用電極群の検査方法を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために本発明の二次電池用電極板の検査方法では、電極板上に形成された多孔性絶縁層に検査用の電圧を印加しながら検査用の電圧の印加に伴って流れる電流を測定し、予め設定した電流と比較して電極板の内部短絡につながる欠陥の判定をすることを特徴とするものである。
本発明の検査方法を用いると、電極板上に形成された多孔性絶縁層の内部短絡につながる欠陥を確実に検出でき、安全性に優れた二次電池用電極群を提供できる。
本発明の第1の発明においては、多孔性絶縁層に検査用の電圧を印加しながらこの検査用の電圧の印加に伴って流れる電流を測定し、予め設定した電流と比較して電極板の内部短絡につながる電極板上に形成された多孔性絶縁層の欠陥の判定をすることにより、内部短絡につながる欠陥を確実に検出でき、安全性に優れた二次電池を提供できる。
本発明の第2の発明においては、検査用の電圧の印加を多孔性絶縁層が形成された電極板の両表面に電極を接触させ行うことにより、電極板上の多孔性絶縁層に安定した電圧を印加することができ、内部短絡につながる多孔性絶縁層の欠陥の検査を行うことができる。
本発明の第3の発明においては、電圧の印加を多孔性絶縁層が形成された電極板の両表面に電極を接触させず行うことにより、電極板上の多孔性絶縁層に非接触で電極板上の多孔性絶縁層に安定した電圧を印加することができ、内部短絡につながる多孔性絶縁層の欠陥の検査を行うことができる。
本発明の第4の発明においては、検査用の電圧の印加をヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノンなどの少なくとも1つ以上不活性ガス雰囲気中で行うことにより、電極板上の多孔性絶縁層に非接触で電極板上の多孔性絶縁層に安定した電圧を印加することができ、内部短絡につながる多孔性絶縁層の欠陥の検査を行うことができる。
本発明の第5の発明においては、検査用の電圧を印加する雰囲気の気体の圧力を大気圧以下の気圧としたことにより、従来と検出率を一定にするとすれば、検査電極間に介在する気体の放電開始電圧を下げ、従来と同じ検査電圧とすれば検出感度を向上させることができる。
本発明の第6の発明においては、電極板の判定を行う電流として、電気抵抗を流れる電流値を用いることにより、多孔性絶縁層の電気絶縁性を定量化し、判定でき、内部短絡につながる多孔性絶縁層の欠陥の検査を行うことができる。
本発明の第7の発明においては、電極板の判定を行う電流として、電気抵抗を流れる電流の電圧波形を用いることにより、多孔性絶縁層に印加した電圧、電流により、電気的絶縁性の低い短絡部位が溶断し、電気絶縁性が回復した場合の将来的に内部短絡につながる可能性のある多孔性絶縁層を検出できる。
本発明の第8の発明においては、正極板と負極板を多孔性絶縁層を介して積層もしくは巻回してなる電極群の電極板の間に検査用の電圧を印加しながらこの検査用の電圧の印加に伴って流れる電流を測定し、予め設定した電流と比較して電極群の内部短絡につながる欠陥の判定をすることにより、多孔性絶縁層をもつ正極板もしく負極板を用いた電極群の作成時に生じた多孔性絶縁層の欠陥を検出できる。
本発明の第9の発明においては、正極板または負極板の少なくともいずれか一方に多孔性絶縁層を成形し、かつ双方の間にセパレータを介在させ、積層もしくは巻回してなる電極群の電極板の間に検査用の電圧を印加しながら検査用の電圧の印加に伴って流れる電流を測定し、予め設定した電流と比較して電極群の内部短絡につながる欠陥の判定をすることにより、多孔性絶縁層をもつ正極板もしく負極板を用いた電極群の作成時に生じた多孔性絶縁層の欠陥およびセパレータの欠陥を検出できる。
まず、本発明の一実施の形態で検査する対象の二次電池用正極板、負極板、電極群および二次電池について説明する。本発明の一実施の形態で検査する対象の二次電池用正極板4は、図1に示すように正極集電体5の片側もしくは両面に正極活物質層6を形成し、その上に多孔性絶縁層3を形成した構造をもち、二次電池用負極板8は、図2に示すように負極集電体9の片側もしくは両面に負極活物質層10を形成し、その上に多孔性絶縁層3を形成した構造をもつ。
次いで、本発明の一実施の形態で検査する対象の二次電池用正極板、負極板について詳しく説明する。正極板4については特に限定されないが正極集電体5として厚みが5μm〜30μmを有するアルミニウムやアルミニウム合金またはニッケルやニッケル合金製の金属箔を用いることができる。この正極集電体5の上に塗布する正極合剤塗料としては正極活物質、導電材、結着材とを分散媒中にプラネタリーミキサー等の分散機により混合分散させて正極合剤塗料が作製される。
まず、正極活物質、導電材、結着材を適切な分散媒中に入れ、プラネタリーミキサー等の分散機により混合分散して、集電体への塗布に最適な粘度に調整して混練を行うことで正極合剤塗料を作製することができる。
正極活物質としては、例えばコバルト酸リチウムおよびその変性体(コバルト酸リチウムにアルミニウムやマグネシウムを固溶させたものなど)、ニッケル酸リチウムおよびその変性体(一部ニッケルをコバルト置換させたものなど)、マンガン酸リチウムおよびその変性体などの複合酸化物を挙げることができる。
このときの導電材種としては、例えばアセチレンブラック、ケッチェンブラック、チャンネルブラック、ファーネスブラック、ランプブラック、サーマルブラック等のカーボンブラック、各種グラファイトを単独、あるいは組み合わせて用いても良い。
このときの正極用結着材としては、例えばポリフッ化ビニリデン(PVdF)、ポリフッ化ビニリデンの変性体、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、アクリレート単位を有するゴム粒子結着剤等を用いることができ、この際に反応性官能基を導入したアクリレートモノマー、またはアクリレートオリゴマーを結着剤中に混入させることも可能である。
さらに、ダイコータを用いて上記のように作製した正極合剤塗料をアルミニウム箔よりなる正極集電体5上に塗布し、次いで乾燥した後にプレスにて所定厚みまで圧縮することで正極板4が得られる。
一方、負極板8についても特に限定されないが、負極集電体9として厚みが5μm〜25μmを有する銅または銅合金製の金属箔を用いることができる。この負極集電体9の上に塗布する負極合剤塗料としては、負極活物質、結着材、必要に応じて導電材、増粘剤を分散媒中にプラネタリーミキサー等の分散機により混合分散させて負極合剤塗料が作製される。
まず、負極活物質、結着材を適切な分散媒中に入れ、プラネタリーミキサー等の分散機により混合分散して、集電体への塗布に最適な粘度に調整して混練を行うことで負極合剤塗料を作製することができる。負極用活物質としては、各種天然黒鉛および人造黒鉛、シリサイドなどのシリコン系複合剤料、および各種合金組成材料を用いることができる。
このときの負極用結着材としてはPVdFおよびその変性体をはじめ各種バインダーを用いることができるが、リチウムイオン受入れ性向上の観点から、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム粒子(SBR)およびその変性体に、カルボキシメチルセルロース(CMC)をはじめとするセルロース系樹脂等を併用することや少量添加するのがより好ましいといえる。
さらに、ダイコータを用いて上記のように作製した負極合剤塗料を銅箔によりなる負極集電体9上に塗布し、次いで乾燥した後にプレスにて所定厚みまで圧縮することで負極板8が得られる。
非水電解液については、電解質塩としてLiPFおよびLiBFなどの各種リチウム化合物を用いることができる。また溶媒としてエチレンカーボネート(EC)、ジメチルカーボネート(DMC)、ジエチルカーボネート(DEC)、メチルエチルカーボネート(MEC)を単独および組み合わせて用いることができる。また正負極板上に良好な皮膜を形成させることや過充電時の安定性を保証するために、ビニレンカーボネート(VC)やシクロヘキシルベンゼン(CHB)およびその変性体を用いることも好ましい。
次に、正極板4および負極板8に塗布することにより設ける多孔性絶縁層3について述べる。多孔性絶縁層3の結着剤として用いられるのは、耐熱性が高く、ゴム弾性を有するポリアクリロニトリル単位を含むゴム性状高分子であることが好ましい。
さらに、多孔性絶縁層3にフィラーとして用いられるのは、無機酸化物が好ましい。各種樹脂微粒子もフィラーとしては一般的であるが、耐熱性を持ち、リチウム二次電池の使用範囲内で電気化学的に安定である必要があり、これら要件を満たしつつ塗料化に適する材料としては無機酸化物、特にアルミナや酸化マグネシウムが好ましい。この無機酸化物は複数種を混合あるいは多層化して用いても良い。
本発明の一実施の形態で検査する対象の二次電池用電極群13は、図3に示すように正極集電体5の片側もしくは両面に正極活物質層6および多孔性絶縁層3を形成するか、負極集電体9の片側もしくは両面に負極活物質層10および多孔性絶縁層3を形成し、正極板4と負極板8を積層することで構成することができる。
本発明の一実施の形態で検査する対象の二次電池用電極群13の別の一実施の形態は、図4に示すように、正極リード7を接続した正極集電体5の片側もしくは両面に正極活物質層6および多孔性絶縁層3を形成するか、負極リード11を接続した負極集電体9の片側もしくは両面に負極活物質層10および多孔性絶縁層3を形成し、正極板4と負極板8を巻回することで構成することができる。
本発明の一実施の形態で検査する対象の二次電池用電極群13の別の一実施の形態は、図5に示すように、正極リード7を接続した正極集電体5の片側もしくは両面に正極活物質層6および多孔性絶縁層3を形成するか、負極リード11を接続した負極集電体9の片側もしくは両面に負極活物質層10および多孔性絶縁層3を形成し、正極板4と負極板8の間にセパレータ2を介して巻回することで構成することができる。
さらに二次電池の構成を詳しく説明すると、例えば図6に示すように電極群13を有底角形の電池ケース14の内部に絶縁枠体17と共に収容し、負極集電体9に接続し、電極群13の上部より導出した負極リード11を封口板15に絶縁ガスケット16を挟んでかしめ固定された端子18に接続し、次いで正極集電体5に接続し、電極群13の上部より導出した正極リード7を封口板15に接続し、封口板15を電池ケース14に挿入し、溶接などにより密閉し、電池ケース14に所定量の非水溶媒からなる電解液(図示せず)を封栓19を挿入する穴より注液した後、封栓19を挿入し、溶接などにより密閉して構成することができる。
以下、本発明の検査方法の一実施の形態について図面を参照しながら説明する。まず実施の一形態として、図7(a)、(b)に示すように、正極板4もしくは負極板8よりなる電極板1の表面に多孔性絶縁層3を形成した多孔性絶縁層付き電極板12を電極板巻き出し・取りロール34により走行させ、検査電極35を多孔性絶縁層付き電極板12の走行速度に同期して回転するローラシャフト37に保持され、絶縁ロール36により絶縁された検査電極35を多孔性絶縁層付き電極板12に上下から接触させて多孔性絶縁層付き電極板12の表面との隙間をなくし、検査装置30の定電圧電源23から電線20を介して検査電極35へ電圧を印加する。
そのときに流れる電流値を電流計22を用いて計測し、検査装置30に搭載する回路により一定の電流の流れた多孔性絶縁層付き電極板12を内部短絡の引き起こす可能性のある多孔性絶縁層付き電極板12か否かを判定して検出する。検出後、この欠陥部位を除去したり、この部位に目印をつけたりして、電極群13とするために多孔性絶縁層付き電極板12を所定の長さに裁断する後工程で除去することもできる。
また、本発明の検査方法の実施の別の一形態として、図8(a)、(b)に示すような形態を示す。まず正極板4もしくは負極板8よりなる電極板1の表面に多孔性絶縁層3を
形成した多孔性絶縁層付き電極板12および電極板巻き出し・取りロール34をガス配管29の接続された密閉容器25へ設置し、大気排気用二方弁33のみを開放し、減圧ポンプ26により密閉容器25内を真空とし、次いで、ガス供給源27よりガス配管29を介して供給される1種類以上の不活性ガスを密閉容器25へ充填する。
不活性ガスはヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノンなどの不活性ガス、もしくは1つ以上の不活性ガスの混合ガスを雰囲気として用いることができる。不活性ガスの圧力は圧力調整用二方弁32および真空レギュレータ28により調整可能である。
そして、多孔性絶縁層付き電極板12と隙間を空けて検査電極35を配置する。雰囲気ガスとその圧力を一定値に安定化させた後に、検査装置30の定電圧電源23から電線20を介して検査電極35へ電圧を印加し、そのときに流れる電流値を電流計22を用いて計測し、検査装置30に搭載する回路により一定の電流の流れた多孔性絶縁層付き電極板12を内部短絡の引き起こす可能性のある多孔性絶縁層付き電極板12か否かを判定して検出する。
検出後、この欠陥部位を除去したり、この部位に目印をつけたりして、電極群13とするために多孔性絶縁層付き電極板12を所定の長さに裁断する後工程で除去することもできる。
多孔性絶縁層付き電極板12に検査電極35が接触することによるダメージを与えないために多孔性絶縁層付き電極板12と検査電極35を非接触としているが、雰囲気が大気の状態で検査電圧を印加すると大気の放電開始電圧が高いため、一定の検査電圧で検査を行った場合に検査精度が低下し、かつバラツクため、本実施の形態では不活性ガスを雰囲気に導入している。
図9に検査のメカニズムを示す模式図を示す。定電圧電源23より電線20を介して検査電極35へ電圧を印加すると、電子40は陰極側の検査電極35から飛び出す放電現象により多孔性絶縁層3の穴あき欠陥3bを通過し陽極側の検査電極35へ到達することで、内部短絡を起こす危険性のある多孔性絶縁層3の欠陥3bを検出することができる。
また、検査雰囲気が不活性ガスである場合では大気中である場合に比べ検査電極35から飛び出した電子40がガス分子41とぶつかり、玉突きでガス分子41が他のガス分子41や検査電極35に衝突して反動で検査電極35から電子40が飛び出しやすくなり、検査電極35から多くの電子40が飛び出し、低い電圧で放電を起こすことができる。
また、1つ以上の不活性ガスを混合した雰囲気中では、不活性ガスの相互作用によりさらに電子40が検査電極35から飛び出しやすくなり、放電を起こすために必要な電圧を低くできる。
さらに、雰囲気ガスの圧力を下げることにより、検査電極35より飛び出した電子40がガス分子41に衝突し、対向する側の検査電極35に到達できないという頻度を減少させることができ、安定した多孔性絶縁層3の検査が可能となる。
以上のように安定した内部短絡を起こす危険性のある多孔性絶縁層3の欠陥を検出するためには、電子40の飛行距離を小さくするために、正極板4もしくは多孔性絶縁層3との隙間を小さくし、検査電極35から電子が飛び出しやすいように検査の雰囲気をひとつ以上の不活性ガスで満たしてやり、電子40の飛行を阻害しないように雰囲気ガスの圧力を大気威圧以下に保つことが有効である。
また、本発明の検査方法の実施の別の一形態として、図10(a)、(b)に示すように、電極板巻き出し・取りロール34により多孔性絶縁層付き電極板12を走行させ、検査電極35を多孔性絶縁層付き電極板12に上下に非接触な状態で配置し、ガス供給源27からガス配管29を介して供給される1種類以上の不活性ガスをガスノズル21より検査電極35周辺に吹き付け、検査電極35の雰囲気1種類以上の不活性ガスとし、検査装置30の定電圧電源23から電線20を介して検査電極35へ電圧を印加する。
そのときに流れる電流値を電流計22を用いて計測し、検査装置に搭載する回路により一定の電流の流れた多孔性絶縁層付き電極板12を内部短絡の引き起こす可能性のある多孔性絶縁層付き電極板12か否かをと判定して検出する。検出後、この欠陥部位を除去したり、この部位に目印をつけたりして、電極群13とするために多孔性絶縁層付き電極板12を所定の長さに裁断する後工程で除去することもできる。
また、本発明の検査方法の実施の別の一形態として、図11(a)、(b)に示すように、まず正極板4もしくは負極板8よりなる電極板1の表面に多孔性絶縁層3を形成した多孔性絶縁層付き電極板12および電極板巻き出し・取りロール34をガス配管29の接続された密閉容器25へ設置し、大気排気用二方弁33のみを開放し、減圧ポンプ26により密閉容器25内を真空とした。
次いで、ガス供給源27よりガス配管29を介して供給される1種類以上の不活性ガスを密閉容器25へ充填する。不活性ガスはヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノンなどの不活性ガス、もしくは1つ以上の不活性ガスの混合ガスを雰囲気として用いることができる。なお、不活性ガスの圧力は圧力調整用二方弁32および真空レギュレータ28により調整可能である。
そして、多孔性絶縁層付き電極板12と隙間を空けて検査電極35を配置する。雰囲気ガスとその圧力を一定値に安定化させた後に、検査装置30の定電圧電源23から電線20を介して検査電極35へ電圧を印加し、検査装置30において電線20を介して検査電極35に直列につないだ電気抵抗34を流れる電流の電圧をオシロスコープ24により図12に電圧波形を示すように印加電圧波形42を印加した時に電気抵抗38に流れる電流の良品電圧波形43もしくは不良品電圧波形44を計測することができ、検査装置30に搭載する回路により過去に蓄積した良品電圧波形43と比較して、内部短絡の引き起こす可能性のある多孔性絶縁層付き電極板12か否かを判定して検出することもできる。
また、図13のように印加電圧35を交流電圧波形とすることで、印加電圧に対しておよそ90度位相のずれた良品電圧波形43と印加電圧と同位相の不良品電圧波形44を比較することで、内部短絡の引き起こす可能性のある多孔性絶縁層付き電極板12か否かを判定して検出することもできる。
また、本発明の検査方法の実施の別の一形態として、図14に示すように、多孔性絶縁層3を正極板4または負極板8の表面に形成した多孔性絶縁層付き電極板12を積層もしくは巻回して構成した電極群13をガス配管29の接続された密閉容器25へ設置し、大気排気用二方弁33のみを開放し、減圧ポンプ26により密閉容器25内を真空とし、次いで、ガス供給源27より不活性ガスを密閉容器25へ充填する。
不活性ガスはヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノンなどの不活性ガス、もしくは1つ以上の不活性ガスの混合ガスを雰囲気として用いることができる。不活性ガスの圧力は圧力調整用二方弁32および真空レギュレータ28により調整可能である。
その後、プレス装置31にて電極群13を加圧することにより正極板4もしくは負極板
8上に形成された多孔性絶縁層3と正極板4もしくは負極板8の隙間なく設定できる。
このように雰囲気ガスとその圧力、および検査電圧を印加する正極板4と負極板8の間隔を一定値に安定化させた後に、検査装置30の定電圧電源23から電線20を介して正極板4と負極板8の間に電圧を印加し、そのときに流れる電流値もしくは定電圧電源23に直列に接続した電気抵抗34の電流波形を計測し、検査装置30に搭載する回路により一定の電流の流れた電極群13を内部短絡の引き起こす可能性のある電極群13と判定して検出する。
また、本発明の検査方法の実施の別の一形態として、図15に示すように、電池ケース14に挿入されかつ電解液の未充填である状態の電極群13の正極板4と負極板8につながる電線20を接続し、密閉容器25内の雰囲気をヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノンの少なくとも1つ以上の不活性ガス雰囲気とし、検査装置30より電圧を印加することで内部短絡の引き起こす可能性のある多孔性絶縁層3をもつ電極群13を判定して検出することもできる。
図16に示すように膜厚10μm多孔性絶縁層3を正極板4の片面に形成し、検査電極35で挟み、
電圧を印加し、0Vから徐々に印加電圧を増加させ、電流計22にて0.01mAの電流を検出したときの電圧が0Vであるものを欠陥検出と判定した。
(表1)に実施例1として10サンプルの多孔性絶縁層3を検査した結果を示す。0.01mAの電流の流れた電圧を耐電圧として表記している。
Figure 2010040362
0Vで電流の流れたものを観察すると、多孔性絶縁層3の膜に亀裂があり、ここで短絡したと推察した。また、耐電圧の低いものは観察の結果、多孔性絶縁層3の膜厚が薄くなっていることによると推察した。
多孔性絶縁層3に電圧を印加しながら検査用電圧の印加に伴って流れる電流を測定し、予め設定した電流と比較して電極板の内部短絡につながる欠陥の判定をすることが可能であることがわかる。
さらに、電流値によって電極板の内部短絡につながる欠陥を判定するのではなく、図1
2および図13に示した検査装置30の定電圧電源23に直列に設置している電気抵抗38の不良品電圧波形44を検出することにより、チャタリング現象のようにごく短時間の放電が起こり、短時間で電流がながれ瞬時に復帰する微小な欠陥を実施例1の場合よりもさらに高精度に検出できることは言うまでもない。
本発明の検査方法を用いると、多孔性絶縁層に電圧を印加しながら検査用電圧の印加に伴って流れる電流を測定し、予め設定した電流と比較して、電極板の内部短絡につながる欠陥の判定をすることで安全性に優れた二次電池用電極板、ひいては、安全性に優れた二次電池を提供できる。
本発明の一実施の形態に係わる非水系二次電池の正極板を示す部分断面図 本発明の一実施の形態に係わる非水系二次電池の負極板を示す部分断面図 本発明の一実施の形態に係わる非水系二次電池の電極群を示す斜視図 本発明の一実施の形態に係わる非水系二次電池の電極群を示す分解斜視図 本発明の一実施の形態に係わる非水系二次電池の電極群を示す分解斜視図 本発明の一実施の形態に係わる非水系二次電池を示す一部切断斜視図 (a)本発明の一実施の形態に係わる非水系二次電池用電極板の検査方法を示す模式図、(b)本発明の一実施の形態に係わる非水系二次電池用電極板の検査方法の要部を示す模式図 (a)本発明の一実施の形態に係わる非水系二次電池用電極板の検査方法を示す模式図、(b)本発明の一実施の形態に係わる非水系二次電池用電極板の検査方法の要部を示す模式図 本発明の一実施の形態に係わる非水系二次電池用電極板の検査メカニズムを示す模式図 (a)本発明の一実施の形態に係わる非水系二次電池用電極板の検査方法を示す模式図、(b)本発明の一実施の形態に係わる非水系二次電池用電極板の検査方法の要部を示す模式図 (a)本発明の一実施の形態に係わる非水系二次電池用電極板の検査方法を示す模式図、(b)本発明の一実施の形態に係わる非水系二次電池用電極板の検査方法の要部を示す模式図 本発明の一実施の形態に係わる非水系二次電池の検査電圧を示す波形図 本発明の一実施の形態に係わる非水系二次電池の検査電圧を示す波形図 本発明の一実施の形態に係わる非水系二次電池用電極群の検査方法を示す模式図 本発明の一実施の形態に係わる非水系二次電池用電極群の検査方法を示す模式図 本発明の一実施例に係わる非水系二次電池用電極群の検査方法を示す模式図 従来例における多孔性絶縁層付き電極板を示す断面図 従来例における非水系二次電池の検査装置を示す模式図 従来例における非水系二次電池の検査装置を示す模式図
符号の説明
1 電極板
2 セパレータ
3 多孔性絶縁層
3b 多孔性絶縁層の穴あき欠陥
4 正極板
5 正極集電体
6 正極活物質層
7 正極リード
8 負極板
9 負極集電体
10 負極活物質層
11 負極リード
12 多孔性絶縁層付き電極板
13 電極群
14 電池ケース
15 封口板
16 絶縁ガスケット
17 絶縁枠体
18 端子
19 封栓
20 電線
21 ガスノズル
22 電流計
23 定電圧電源
24 オシロスコープ
25 密閉容器
26 減圧ポンプ
27 ガス供給源
28 真空レギュレータ
29 ガス配管
30 検査装置
31 プレス装置
32 圧力調整用二方弁
33 大気排気用二方弁
34 電極板巻き出し・取りロール
35 検査電極
36 絶縁ロール
37 ローラシャフト
38 電気抵抗
40 電子
41 ガス分子
42 印加電圧波形
43 良品電圧波形
44 不良品電圧波形

Claims (9)

  1. 電極板上に形成された多孔性絶縁層に検査用の電圧を印加しながらこの検査用の電圧の印加に伴って流れる電流を測定し、予め設定した電流と比較して電極板の内部短絡につながる欠陥の判定をすることを特徴とする二次電池用電極板の検査方法。
  2. 前記検査用の電圧の印加を多孔性絶縁層が形成された電極板の両表面に電極を接触させて行うことを特徴とする請求項1記載の二次電池用電極板の検査方法。
  3. 前記検査用の電圧の印加を多孔性絶縁層が形成された電極板の両表面に電極を接触させず行うことを特徴とする請求項1記載の二次電池用電極板の検査方法。
  4. 前記検査用の電圧の印加をヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノンなどの少なくとも1つ以上不活性ガス雰囲気中で行うことを特徴とする請求項1記載の二次電池用電極板の検査方法。
  5. 前記検査用の電圧を印加する雰囲気の気体の圧力を大気圧以下の気圧としたことを特徴とする請求項1記載の二次電池用電極板の検査方法。
  6. 前記電極板の判定を行う電流として、電気抵抗を流れる電流値を用いることを特徴とする前記請求項1記載の二次電池用電極板の検査方法。
  7. 前記電極板の判定を行う電流として、電気抵抗を流れる電流の電圧波形を用いることを特徴とする前記請求項1記載の二次電池用電極板の検査方法。
  8. 正極板と負極板を多孔性絶縁層を介して積層もしくは巻回してなる電極群の電極板の間に検査用の電圧を印加しながらこの検査用の電圧の印加に伴って流れる電流を測定し、予め設定した電流と比較して電極群の内部短絡につながる欠陥の判定をすることを特徴とする二次電池用電極群の検査方法。
  9. 正極板と負極板の少なくともいずれか一方に多孔性絶縁層を形成し、かつ双方の間にセパレータを介在させて積層もしくは巻回してなる電極群の電極板の間に検査用の電圧を印加しながら検査用の電圧の印加に伴って流れる電流を測定し、予め設定した電流と比較して電極群の内部短絡につながる欠陥の判定をすることを特徴とする二次電池用電極群の検査方法。
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