JP2010036629A - エアバッグ及びエアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カーテンエアバッグ装置について、ガスを有効に利用し、乗員の側方にエアバッグを展開するとともに、エアバッグの揺れを抑制する。
【解決手段】車両のルーフサイド部5に細長く折り畳んで収納したエアバッグ1をカーテン状に展開する。第1の主膨張部41の前側に第1の副膨張部44を設ける。第1の主膨張部41と第1の副膨張部44とを第1の区画線61で区画するとともに、第1の区画線61の下部に第1のベントホール51を設ける。第1の区画線61は、下部が直線状で、上部は後側に傾斜する。エアバッグ1の展開初期には、第1の主膨張部41が展開し、乗員を保護する。乗員が第1の主膨張部41に接触すると、第1のベントホール51を介してガスが第1の副膨張部44に移動し、乗員に加わる力を抑制する。中間位置で屈曲する形状に展開する第1の副膨張部44が、エアバッグ1の揺れを抑制する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、自動車の側部の窓部に沿って展開するエアバッグ及びエアバッグ装置に関する。
従来、ガスを導入して膨張展開するエアバッグを備えたエアバッグ装置について、自動車の車室の側部のドアの窓部などに沿ってエアバッグを展開するいわゆるカーテンエアバッグ装置が知られている。このようなエアバッグ装置のエアバッグ、すなわちカーテンエアバッグは、通常時は細長く折り畳まれ、窓部の上縁部に沿って配置されている。そして、側面衝突や横転(ロールオーバー)などの衝撃を受けた際に、インフレータからガスが供給され、カーテンエアバッグが側部の窓部などに沿って上側から下方に展開して、乗員を拘束して保護する。
このようなカーテンエアバッグにおいて、前席の乗員を保護する前部保護エリアの主膨張部のさらに前方に副室を備え、下部に設けたベントホールを介して、主膨張部と副室とを連通した構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この構成では、インフレ−タから供給されるガスが主膨張部に供給されると、カーテンエアバッグは所定の形状で所定の位置に展開し、側方に移動してくる乗員の頭部などを拘束して保護する。そして、主膨張部に乗員頭部が接触した際は、主膨張部のガスがベントホールを介して副室に移動し、乗員に加わる力を抑制できる。さらに、主膨張部のガスは、カーテンエアバッグの外部に排気されるのではなく、カーテンエアバッグ内の副室に留められるため、比較的長時間にわたり内圧を維持して乗員を保護できる。
しかしながら、この特許文献1の構成では、主膨張部と副室とを区画する区画線は上下方向に垂直状の直線状に設けられており、いわば、主膨張部の前端部に沿って副室が上下方向に平行に設けられている。そこで、乗員がカーテンエアバッグに接触した際に、カーテンエアバッグが区画線に沿って折れ曲がるように車幅方向に揺れることがないように、揺れを防止する部材などを設ける必要があり、製造コストの低減が容易でない問題を有している。
また、カーテンエアバッグにおいて、主膨張部の前側に副膨張部を備え、下方に設けた縮径部を介して、主膨張部と副膨張部とを連通した構成が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
しかしながら、この特許文献2の構成においては、主膨張部と副膨張部とを区画する区画線は傾斜した直線状をなし、乗員に直接的に接触して拘束する主膨張部の領域を確保するためには、主膨張部の容量を大きくする必要があるとともに、主膨張部と副膨張部とを区画する区画線は傾斜した直線状をなし、いわば、主膨張部の前端部に沿って副膨張部が平行に設けられているため、カーテンエアバッグが車幅方向に揺れることがないように、揺れを防止する部材などを設ける必要があり、製造コストの低減が容易でない問題を有している。
特開2004−34766号公報(第4頁、図7) 特開2007−161163号公報(第4−5頁、図3)
上記従来のように、エアバッグに副膨張部を設ける構成において、必要な拘束性能を確保しつつ、製造コストを容易に低減できる構成が求められている。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、副膨張部を備えるとともに、製造コストを容易に低減できるエアバッグ及びエアバッグ装置を提供することを目的とする。
請求項1記載のエアバッグは、ガスが導入されて所定面に沿って面状に展開し、被保護物を拘束して保護するエアバッグであって、ガスが導入されて被保護物に対向して展開する主膨張部と、この主膨張部からガスが供給される副膨張部と、これら主膨張部と副膨張部とを連通させる連通部と、これら主膨張部と副膨張部とを区画し、前記連通部から直線状に延びる第1の区画線部と、この第1の区画線部に連続し、かつ、この第1の区画線部の延長線上から異なる位置に配置される第2の区画線部とを設けた区画線を備えたものである。
そして、この構成では、エアバッグにガスが導入されると、主膨張部が被保護物に対向して展開し、被保護物を保護する。主膨張部は副膨張部と区画線により区画されるため、ガスが有効に利用され、主膨張部が迅速に展開する。被保護物が主膨張部に接触すると、連通部を介して主膨張部から副膨張部にガスが移動し、被保護物に加わる力が抑制されるとともに、比較的長時間にわたり内圧が維持されて被保護物が保護される。区画線は、直線状に延びる第1の区画線部を備えるため、主膨張部が被保護物に対向する領域の確保が容易になる。さらに、区画線は、第1の区画線部に連続し、かつ、この第1の区画線部の延長線上から異なる位置に配置される第2の区画線部を備えるため、区画線の全体を直線状とする構成に比べ、展開したエアバッグが区画線の部分で折れ曲がるように揺れる挙動が抑制され、展開したエアバッグが容易に安定する。
請求項2記載のエアバッグは、請求項1記載のエアバッグにおいて、エアバッグは、所定面としての車室の側部に沿って展開し、主膨張部は、被保護物としての着席した乗員の側方に対向して展開し、連通部は、区画線の下端側に位置し、第1の区画線部は、前記連通部から上方に直線状に延び、第2の区画線部は、前記第1の区画線部の上端部に連続し、かつ、この第1の区画線部の延長線上より前記主膨張部側に延びるものである。
そして、この構成では、車室の側部に沿って展開するエアバッグについて、主膨張部が乗員に対向する領域が容易に確保され、乗員がエアバッグに接触した際の力を抑制して乗員が保護されるとともに、エアバッグが揺れる挙動が抑制され、エアバッグが容易に安定する。
請求項3記載のエアバッグ装置は、請求項1または2記載のエアバッグと、このエアバッグにガスを供給するインフレ−タとを具備し、所定面は、車室の側部に沿った面であり、前記エアバッグは、前記所定面の上縁部に沿った収納位置に折り畳んで収納され、ガスが導入されて下方に展開するものである。
そして、この構成では、車室の側部に沿ってエアバッグを展開し、主膨張部が乗員に対向する領域が容易に確保され、乗員がエアバッグに接触した際の力を抑制して乗員が保護されるとともに、エアバッグが揺れる挙動が抑制され、エアバッグが容易に安定するエアバッグ装置が提供される。
本発明によれば、主膨張部は副膨張部と区画線により区画されるため、ガスが有効に利用され、主膨張部を迅速に展開できる。被保護物が主膨張部に接触すると、連通部を介して主膨張部から副膨張部にガスが移動し、被保護物に加わる力を抑制できるとともに、比較的長時間にわたり内圧を維持して被保護物を保護できる。区画線は、直線状に延びる第1の区画線部を備えるため、主膨張部が被保護物に対向する領域を容易に確保できる。さらに、区画線は、第1の区画線部に連続し、かつ、この第1の区画線部の延長線上から異なる位置に配置される第2の区画線部を備えるため、区画線の全体を直線状とする構成に比べ、展開したエアバッグが区画線の部分で折れ曲がるように揺れる挙動を抑制し、展開したエアバッグを容易に安定させることができる。
以下、本発明のエアバッグ及びエアバッグ装置の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1ないし図6において、1はエアバッグで、このエアバッグ1を備えたエアバッグ装置2は、カーテンエアバッグ装置とも呼ばれるもので、車両である自動車の車体3の車室の収納位置としてのルーフサイド部5に配置されている。そして、このエアバッグ1は、カーテンエアバッグ、側突用エアバッグ、インフレータブルカーテン、あるいは頭部保護用エアバッグなどとも呼ばれるもので、側面衝突の衝撃を受けた際や横転(ロールオーバー)の際などに、被保護物としての乗員の側方にほぼ面状に展開し、乗員を保護するようになっている。
なお、以下、前後方向、車幅方向である両側方向、上下方向などの方向は、車両の直進方向を基準とし、前側方向(図1に示す矢印F方向)、上方(図1に示す矢印U方向)、外方(図3に示す矢印W方向)などを説明する。また、図4及び図5において、Aは比較的大柄な乗員を模した例えば米国人の平均的な成人男性のダミーの正常な着座位置における頭部の位置(AM50)で、Bは比較的小柄な乗員を模した例えば米国人の小柄な成人女性の比較的前側に身を乗り出したダミーの頭部の位置(AF05)である。
そして、この自動車の車体3は、車室内に乗員が着座可能な前席及び後席を備え、これら前席及び後席に対応して、それぞれ上部に開口可能な開口部としての所定面を構成する窓部(サイドウィンドウ)8を備えた図示しないドアが設けられている。また、車室の両側には、前側(図1における左側)から順に、Aピラーとも呼ばれるフロントピラー11、Bピラーとも呼ばれる図示しないセンターピラー、Cピラーとも呼ばれるリアピラー13が設けられている。そして、これら窓部8、ドア及び各ピラー11,13により、車室の両側部に所定面14が構成されている。また、これらピラー11,13の上側、すなわち窓部8の一縁部である上縁部に、ルーフサイドレールなどとも呼ばれる被取付部材を構成する車体パネルが設けられ、この車体パネルを介して天井部としての天井パネルが支持されている。また、両側のフロントピラー11の前側にはフロントガラス(フロントウインドシールド)が設けられ、両側のリアピラー13の後側にはリアガラスが設けられている。そして、収納位置としてのルーフサイド部5は、天井パネルの両側の縁部の部分から、この縁部の部分といわば交差する方向に伸びるフロントピラー11及びリアピラー13のほぼ全長にかかる部分にまで設定され、これら天井パネルの縁部の部分とフロントピラー11及びリアピラー13とで仮想的に構成される弧の内側に、エアバッグ1が展開する所定面14が設定される。
なお、ここで、センターピラー12とは、前後の端部のピラーではなく、展開したエアバッグ1に覆われるピラーを示す。また、車両の種類によっては、片側に例えば4本以上のピラーを備える場合があるが、前から3本目以後のピラーは、リアピラー13として説明する。
そして、エアバッグ装置2は、前後の座席の乗員を保護可能な、いわゆる前後席用エアバッグであり、車体パネルとヘッドライニングとなどに囲まれたルーフサイド部5すなわち車体3のドア開口部の上縁に沿って細長く折り畳んで収納されたエアバッグ1と、後席の後方あるいは上方に収納されこのエアバッグ1にガスを供給するガス発生器であるインフレータ25となどを備えている。また、このエアバッグ装置2は、必要に応じて、エアバッグ1を車体パネルに取り付ける金属板をプレス加工などして形成された取付ブラケット、折り畳んだエアバッグ1に沿って取り付けられて展開時にエアバッグ1を保護する樹脂製のプロテクタ、及び折り畳んだエアバッグ1の形状を保持する破断可能な筒状あるいはひも状の形状保持部材としてのスリーブ、エアバッグ1の前端部に連結されたテザーベルト29などが備えられている。
そして、エアバッグ1は、単数あるいは複数の基布を組み合わせ、例えば1枚の基布を折り返し、あるいは2枚の基布を重ねて接合して、扁平な袋状に形成されたエアバッグ本体部31と、このエアバッグ本体部31の複数カ所から延設された取付部を構成する取付片部32となどを備え、細長く折り畳んでルーフサイド部5に収納される。
そして、エアバッグ本体部31は、車室側に配置される内側の基布部33と車体側である外側に配置される外側の基布部34とを重ね、接合部である所定の縫製部で縫い合わせ、ガスが流入して膨張展開する袋状の膨張部35と、エアバッグ本体部31の後端上部などに位置して膨張部35を外部に連通するガス導入部36と、ガスが流入せず膨張展開しない非膨張部37となどが設けられている。
そして、膨張部35は、中空部である気室であり、ガス案内部40、主膨張部としての第1の主膨張部41、第2の主膨張部42、副膨張部としての第1の副膨張部44、第2の副膨張部45、及び第3の副膨張部46を備えている。
そして、ガス案内部40は、ガス導入部36に直接的に連通し、エアバッグ本体部31の上縁部に沿って前後方向を長手方向として直線状に設けられ、すなわち前後方向を長手方向である軸方向として略水平な柱状に展開する。このガス案内部40は、本実施の形態では、エアバッグ本体部31の前端部には形成されず、また、後端部にガス導入部36が連通している。
また、第1の主膨張部41は、ガス案内部40の下流側である前側に連通し、展開時に前席の乗員の側方に対向して展開する前席保護部となっている。また、第2の主膨張部42は、ガス案内部40の上流側である後側に連通し、展開時に後席の乗員の側方に対向して展開する後席保護部となっている。
さらに、第1の副膨張部44は、連通部としての第1のベントホール51を介して第1の主膨張部41の前側に連通し、展開時に前席の乗員の側方よりさらに前方に位置して展開可能となっている。また、第2の副膨張部45は、第2のベントホール52を介して第1の主膨張部41の後側に連通し、展開時に前席の乗員の側方より後方に位置して展開可能となっている。さらに、第3の副膨張部46は、第3のベントホール53を介して第2の主膨張部42の前側に連通し、展開時に後席の乗員の側方より前方に位置して展開可能となっている。
また、縫製部は、縫製、接着、あるいは縫製とシール手段との併用などにより略気密あるいは高度な気密に構成され、膨張部35の外周を縫製する外周連結部である外周縫製部55と、この外周縫製部55に囲まれた領域に位置し各主膨張部41,42および各副膨張部44,45,46などを区画形成するとともに各部の展開時の幅寸法を規制する規制部56とを備えている。そして、この規制部56は、外周縫製部55と一体あるいは別体に形成され、線状をなす線部57と、この線部57の端末などに位置して線部57を保護する円環状の保護部58が形成されている。
そして、本実施の形態では、規制部56の線部57は、第1の主膨張部41の前側に位置してこの第1の主膨張部41と第1の副膨張部44とを区画する区画線としての第1の区画線61と、第1の主膨張部41の後側に位置してこの第1の主膨張部41と第2の副膨張部45とを区画する第2の区画線62と、第2の主膨張部42の前側からガス案内部40の下側に位置しこれら第2の主膨張部42及びガス案内部40と第3の副膨張部46とを区画する第3の区画線63とを備えている。さらに、規制部56の線部57としては、第1の区画線61から分岐し第1の主膨張部41の内側に湾曲するように延びる第4の区画線64と、第2の区画線62から分岐し第1の主膨張部41の内側に湾曲するように延びる第5の区画線65とを備えている。
そして、第1の区画線61は、第1の区画線部71と、この第1の区画線部71に連続する第2の区画線部72とを備える。第1の区画線部71は、上下方向に沿った垂直な直線状に配置され、下端としての一端71aと、下方に対向する外周縫製部55との間が、ガスが流通可能な第1のベントホール51となっている。すなわち、第1のベントホール51は、第1の区画線61の第1の区画線部71の一端71a側の一端部に位置している。そして、第1のベントホール51から上方に延びる第1の区画線部71の上端部である他端71bからは、第2の区画線部72が、この第1の区画線部71の延長線71c上よりも後方すなわち第1の主膨張部41側に向かって屈曲するようにして上側後方に傾斜して延設されている。すなわち、この第2の区画線部72は、第1の区画線部71の延長線71cとは異なる位置に配置され、第1の区画線部71の延長線71cが外周縫製部55と交差する位置とは異なる位置で外周縫製部55に連続している。
また、このように、第1の副膨張部44は、第1の区画線61、外周縫製部55、及び第1のベントホール51により区画して定義されている。そして、本実施の形態では、外周縫製部55は、第1の区画線61と略平行に下側部が垂直状の直線状で、上側部が上側後方に向かって傾斜するように形成されており、第1の副膨張部44は、第1の区画線部71に沿った下部副膨張部44aと、この下部副膨張部44aの上側に連通し第2の区画線部72に沿った上部副膨張部44bとを備えている。そこで、下部副膨張部44aは、第1の主膨張部41の前側部に沿って配置され、上部副膨張部44bは、第1の主膨張部41の前側部の上側部に沿って配置されている。
また、第2の区画線62は、ガス案内部40の先端側すなわち第3の区画線63の先端側から下方に延びるように形成され、この第2の区画線62の先端部である下端部と外周縫製部55との間が第2のベントホール52となっている。また、第5の区画線65は、第2の区画線62の先端部である下端部から前側に延び、さらに上側に湾曲するように形成されている。
さらに、第3の区画線63は、ガス案内部40の下側に沿って前後方向に延びる部分の後端部が下方に延設され、この下方に延設された部分の先端部である下端部と外周縫製部55との間が第3のベントホール53となっている。
なお、各ベントホール51,52,53は、常時開口しているものの、開口面積が小さくスリット状に開口して所定の通気抵抗を発生されるもので、各ベントホール51,52,53に連通する各副膨張部44,45,46をいわば内部排気受入部(インターナルベント)として機能させる。また、各ベントホール51,52,53の位置は、各主膨張部41,42の下流側の端部である下端部に位置して形成されている。そこで、ガス導入部36からガス案内部40を介して各主膨張部41,42にガスが導入されこれら主膨張部41,42が展開する展開初期には、各副膨張部44,45,46には、全くあるいはほとんどガスが導入されないようになっている。
また、内側の基布部と外側の基布部との間には、必要に応じて、ガスを案内し、あるいは、展開時の膨張部の幅寸法を規制する手段として、基布を筒状としたインナパイプ77や、内側の基布部33と外側の基布部34とを連結する基布である隔壁体などが縫合などして取り付けられている。また、この実施の形態では、エアバッグ本体部31の上端部の前端部及び後端部の下端部にそれぞれ若干の非膨張部37が形成され、前側の非膨張部37には、車体に取り付けられる固定点79が形成されている。
また、エアバッグ1の取付片部32は、車体取付用の取付片であり、エアバッグ本体部31の上縁部の所定位置に複数形成されている。そして、各取付片部32は、エアバッグ本体部31を構成する基布部と一体に形成され、例えば、内側の基布部33と外側の基布部34とを重ね縫着して形成されている。そして、各取付片部32は、エアバッグ本体部31から舌片状に突設され、円孔状をなす取付孔32aが形成されている。
次に、このエアバッグ装置2の組み立て工程及び車体3への取付工程を説明する。
まず、エアバッグ1は、内側の基布部33と外側の基布部34とを重ねて平面状に広げた状態から、エアバッグ本体部31を所定の細長い形状に折り畳み、スリーブなどを用いて折り畳み形状を保持し、プロテクタ及び取付ブラケットを取り付けるとともに、後端部のガス導入部36にインフレータ25の円柱状の本体部分から延びる接続管を接続する。なお、エアバッグ本体部31の折畳方法は、種々の方法を採ることができるが、例えば、図4に示すように、下側部をロール状に折り畳んで集積部81を形成するとともに、上側部はこの集積部81を上側部から両側部まで包むパラソル状の案内部82として折り畳むことができる。そして、この実施の形態では、集積部81は、エアバッグ本体部31を下端部から外側すなわち所定面14側に巻き上げるように巻回している。また、案内部82は、ガス案内部40を含む部分であり、上側部を車室側に折り線が向くように折返し、下側部を車外側に折り線が向くように折返して構成されている。
そして、このエアバッグ装置(カーテンエアバッグモジュール)2を車室内に持ち込み、ヘッドライニング及びピラーガーニッシュなどの内装部材が取り付けられる前に車体3への取付作業を行う。この取付作業は、エアバッグ1の複数の取付片部32、固定点79、テザーベルト29、インフレータ25に設けた取付部、及び、取付ブラケットをそれぞれボルトなどの固定具で車体に固定することにより行われる。また、インフレータ25から導出されたハーネスを車体3に備えた制御装置に接続する。次いで、車体3の天井パネルにヘッドライニングを取り付け、各ピラー11,13にピラーガーニッシュを取り付けてエアバッグ装置2を覆うことにより、エアバッグ装置2の車体3への取付作業が完了する。
次に、エアバッグ1の展開動作を説明する。
車両の側面衝突あるいは横転などの際には、制御装置によりインフレータ25が作動し、このインフレータ25から噴射されるガスが接続管を介しガス導入部36からエアバッグ本体部31内の膨張部35に導入される。すると、エアバッグ本体部31の膨張部35は、まず、案内部82が膨張展開してヘッドライニング及び前後のピラーガーニッシュを押しのけ、次いで、集積部81が車室の側部内面である所定面14をこすりながら巻き戻されるように所定面14に沿った所定方向である略下方に迅速にカーテン状に膨張展開して、窓部8及びセンターピラーなどを覆う。
この時、膨張部35では、ガス案内部40が後端部から前端部まで迅速に展開するとともに、このガス案内部40から、第1の主膨張部41及び第2の主膨張部42にガスが供給されてこれら主膨張部41,42が前席及び後席の乗員の着座位置の側方に対向する領域に迅速に展開し、乗員を保護する。特に、第1の区画線61の下部に位置する第1の区画線部71は垂直な直線状で、第2の区画線部72は第1の区画線部71の上端部から上側後方に傾斜して延設したため、図5に示すように、比較的後側に座席を位置させて後側に位置する大柄な乗員(A)については、上下方向に広く保護領域を確保し、比較的前側に座席を位置させあるいは身を乗り出すなどして前側に位置する小柄な乗員(B)については、下側部に保護領域を確保し、必要な保護領域を確保しつつ、ガスを有効に利用している。
そして、これら主膨張部41,42の展開が完了した状態で、乗員がエアバッグ1に接触する前の状態では、インフレータ25から供給されるガスの圧力と、各ベントホール51,52,53の位置及び通気抵抗との関係で、各副膨張部44,45,46にはガスは流入せず、平らにつぶれたままのいわゆるフラットな状態となっている。
そして、側方に投げ出されてくる乗員がエアバッグ1に接触し、各主膨張部41,42のいずれかあるいは両方の内圧が大きくなると、各ベントホール51,52,53を介してガスが各副膨張部44,45,46に流入して最大容積まで展開し、エアバッグ1から乗員に対して加わる力が軽減される。なお、これら各副膨張部44,45,46は、乗員の通常の着座位置からは外れた位置に展開する。
さらに、第1の副膨張部44が膨張展開すると、この第1の副膨張部44は第1の区画線61に沿って中間部で屈曲した柱状に膨張展開し、第1の主膨張部41を支えるようにして、エアバッグ1のエアバッグ本体部31の展開形状を強固に保持し、乗員が接触したエアバッグ1の揺れを抑制する。
また、各主膨張部41,42から各ベントホール51,52,53を介してガスが各副膨張部44,45,46に移動しても、ガスがエアバッグ1の膨張部35の外部に放出されないため、エアバッグ1は展開形状を比較的長時間にわたり維持する。
このように、本実施の形態のカーテンエアバッグ装置によれば、エアバッグ1にガスを導入することにより、各主膨張部41,42が車室の側部の所定面14に沿って乗員の側方に対向して必要な面積で展開し、乗員の頭部などを保護できる。
そして、エアバッグ1の膨張部35には、第1及び第2の主膨張部41,42に加えて第1ないし第3の副膨張部44,45,46が設けられているが、これら主膨張部41,42と第1ないし第3の副膨張部44,45,46との間は第1ないし第3の区画線61,62,63で区画されているため、エアバッグ1に乗員が接触する以前の展開初期には各副膨張部44,45,46にガスが流入せず、インフレータ25から供給されるガスを有効に利用し、各主膨張部41,42を迅速に所定の位置に展開させることができる。また、インフレータ25から供給されるガスを有効に利用できるため、インフレータ25を小型化することもできる。
そして、展開したエアバッグ1の膨張部35の各主膨張部41,42に乗員が接触すると、各ベントホール51,52,53を介してガスが各副膨張部44,45,46に移動し、エアバッグ1から乗員に対して加わる力を抑制し、乗員を保護できる。
さらに、各主膨張部41,42から各ベントホール51,52,53を介してガスが各副膨張部44,45,46に移動しても、ガスがエアバッグ1の膨張部35の外部に放出されないため、エアバッグ1は内圧すなわち展開形状を比較的長時間にわたり維持し、横転時(ロールオーバー時)などにも乗員を効果的に保護できる。
また、第1の副膨張部44が膨張展開すると、この第1の副膨張部44は第1の区画線61に沿って中間部で屈曲した柱状に膨張展開し、第1の主膨張部41を支えるようにして、エアバッグ1のエアバッグ本体部31の位置及び展開形状を強固に保持できる。そこで、車両の側面衝突時に、乗員の頭部などが第1の主膨張部41に接触した際のエアバッグ1が車幅方向に揺れる挙動を抑制し、エアバッグ1を容易に安定させ乗員を保護することができる。このため、エアバッグ1を安定させるための別個の部材を用いる必要がなく、エアバッグ装置2の製造コストを低減できる。
さらに、第1の主膨張部41と第1の副膨張部44とを区画する第1の区画線61について、この第1の区画線61の下部に位置する第1の区画線部71は垂直な直線状で、この第1の区画線部71の上端部から延びる第2の区画線部72は後方に向かって傾斜して延設したため、比較的後側に位置する大柄な乗員と比較的前側に位置する小柄な乗員とを十分に保護できる必要な保護領域を容易に確保しつつ、展開初期に膨張する第1の主膨張部41の容積を抑制し、ガスを有効に利用できる。
また、各ベントホール51,52,53を介してガスが各副膨張部44,45,46に移動し、エアバッグ1から乗員に対して加わる力を抑制するいわば衝撃吸収特性は、各ベントホール51,52,53の寸法を調整することにより、容易に大きく変更することができる。
なお、上記の実施の形態では、第1の区画線61について、下部に位置する第1の区画線部71は垂直な直線状で、この第1の区画線部71の上端部から延びる第2の区画線部72は後方に向かって傾斜する形状としたが、この形状に限られるものではない。例えば、図6に示すように、下部に位置する第1の区画線部71は垂直な直線状とし、この第1の区画線部71の上端部から延びる第2の区画線部72は、後側に水平状に延びる第1の段部72aと、この第1の段部72aの後端部から上側に垂直状に延びる第2の段部72bとを組み合わせた階段状とすることもできる。さらに、第2の区画線部72は、湾曲した曲線状とすることもできる。
また、第1の区画線61について、下端部すなわち先端部を外周縫製部55に交差する位置まで形成するとともに、この外周縫製部55すなわち第1の主膨張部41の下端部から若干離間した位置に、連通部としての第1のベントホール51を開口して設けることもできる。
また、上記の実施の形態では、連通部としての各ベントホール51,52,53は、ガスの流れを完全に遮断する構成ではなく、常時開口可能に連通する構成としたが、これに限られず、乗員の接触時のガスの圧力で破断可能な破断部材により閉塞することもできる。
また、エアバッグ1の膨張部35、ガス導入部36、非膨張部37、及び外周縫製部55の前端部などは適宜の配置を採ることが可能であり、例えば、ガス導入部36は、エアバッグ本体部31の前後方向の中央上部に位置させることもできる。また、ガス案内部40は、例えば、エアバッグ本体部31の上縁部の略全長に沿って形成することもできる。
また、エアバッグ1は、上側から下側に向かって展開して自動車の側方の窓部8を覆う構成に限られず、所定面に沿って面状に膨張展開する必要がある適宜のエアバッグ装置に適用できる。
本発明は、例えば、自動車の側部の窓部に沿って展開するカーテンエアバッグと呼ばれるエアバッグ及びエアバッグ装置に適用できる。
本発明のエアバッグ及びエアバッグ装置の一実施の形態を示すエアバッグ装置を車両に配置した状態の説明図である。 同上エアバッグ装置のエアバッグを平面状に広げた状態の説明図である。 同上エアバッグ装置の図1のI−I相当位置の断面図である。 同上エアバッグの折畳形状の説明図である。 同上エアバッグ装置の動作を示す説明図である。 本発明のエアバッグ装置の他の実施の形態の動作を示す説明図である。
符号の説明
1 エアバッグ
2 エアバッグ装置
5 収納位置としてのルーフサイド部
14 所定面
25 インフレータ
41 主膨張部としての第1の主膨張部
44 副膨張部としての第1の副膨張部
51 連通部としての第1のベントホール
61 区画線としての第1の区画線
71 第1の区画線部
71a 下端としての一端
71c 延長線
72 第2の区画線部

Claims (3)

  1. ガスが導入されて所定面に沿って面状に展開し、被保護物を拘束して保護するエアバッグであって、
    ガスが導入されて被保護物に対向して展開する主膨張部と、
    この主膨張部からガスが供給される副膨張部と、
    これら主膨張部と副膨張部とを連通させる連通部と、
    これら主膨張部と副膨張部とを区画し、前記連通部から直線状に延びる第1の区画線部と、この第1の区画線部に連続し、かつ、この第1の区画線部の延長線上から異なる位置に配置される第2の区画線部とを設けた区画線を備えた
    ことを特徴とするエアバッグ。
  2. エアバッグは、所定面としての車室の側部に沿って展開し、主膨張部は、被保護物としての着席した乗員の側方に対向して展開し、
    連通部は、区画線の下端側に位置し、
    第1の区画線部は、前記連通部から上方に直線状に延び、
    第2の区画線部は、前記第1の区画線部の上端部に連続し、かつ、この第1の区画線部の延長線上より前記主膨張部側に延びる
    ことを特徴とする請求項1記載のエアバッグ。
  3. 請求項1または2記載のエアバッグと、
    このエアバッグにガスを供給するインフレ−タとを具備し、
    所定面は、車室の側部に沿った面であり、
    前記エアバッグは、前記所定面の上縁部に沿った収納位置に折り畳んで収納され、ガスが導入されて下方に展開する
    ことを特徴とするエアバッグ装置。
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