JP2010034788A - 記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】同じ場面を撮影している他の記録再生装置から映像データを取得することで、目的の被写体が映っている映像データを他の記録再生装置から取得することが出来る記録再生装置を提供する。
【解決手段】被写体を撮影して映像データを出力する映像撮影部16と、撮影されている特定の被写体のIDを入手するID検知部31と、映像データにおける特定の被写体が撮影されている領域にIDを関連付けて、IDが関連付けられた映像データを記録する映像記録部13と、IDが関連付けられた他の映像データを外部に要求し、他の映像データを受信可能にし、外部からIDと関連付けされた映像データの送信要求がされた場合に、IDが関連付けられた映像データを外部に送出する共有処理部11とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮影した映像データをネットワーク経由で共有する記録再生装置に関するもので、特に撮影した被写体が映っている映像データを他のカメラと共有する記録再生装置に関する。
近年、無線LANフリースポットなどの公衆ネットワークインフラの整備が進み、デジタルカメラで撮影した画像データを他の人に送ったり、受信したりすることが多くなっている。このような、公衆ネットワークを利用した者同士で撮影画像データを共有できるシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ネットワークを構成するカメラ等のデータ処理装置には、少なくとも1つの人物の属性情報及び属性情報に対応付けられた配信情報が登録されている。画像データを取得したあるデータ処理装置は、ネットワーク内の他の端末から登録情報を収集し、その登録された属性情報に対応する人物が画像データに含まれるか否かを判別する。データ処理装置は、登録された属性情報が含まれる、と判別した画像データをそれぞれ対応する配信情報に基づいて配信先に送信することで、操作者の手間をなくして撮影画像データを共有することができる。
また、動画像においても圧縮技術の向上により低レートでも高画質な映像が撮影できるようになり、Webへの公開や他の人と動画像データを共有したりするということが増えている。
特開2006−166608号公報
動画像の場合には、撮影後に構成などの編集作業を行い、一つの作品として残すことが多い。したがって、映像データ(動画像データ)を共有するにあたって、同じ場面を撮影している映像データを共有することが望まれる。
上記従来の技術は、映像データにも適用できるが、同じ場面を撮影している映像データを自動的に共有することはできない。
本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたものであり、同じ場面を撮影している他の記録再生装置から映像データを取得することで、目的の被写体が映っている映像データを他の記録再生装置から取得することが出来る記録再生装置を提供することを目的とする。
本発明の記録再生装置は、上記課題を解決するために、被写体を撮影して映像データを出力する映像撮影部と、撮影されている特定の被写体のIDを入手するID検知部と、前記映像データにおける前記特定の被写体が撮影されている領域に前記IDを関連付けて、前記IDが関連付けられた映像データを記録する映像記録部と、前記IDが関連付けられた他の映像データを外部に要求し、前記他の映像データを受信可能にし、外部から前記IDと関連付けされた前記映像データの送信要求がされた場合に、前記IDが関連付けられた映像データを外部に送出する共有処理部とを備えたことを特徴とする。共有処理部は、機器設定処理部、通信処理部、検索処理部などシステム制御部で構成されている。
本発明によれば、同じ場面を撮影している他の記録再生装置に対して被写体のIDの検索を行うことで、目的の被写体が映っている映像データを他の記録再生装置から取得することが出来る。また、取得した映像データは、映像データの編集の際に用いたり、マルチアングル再生に用いたりすることが出来る。
本発明の記録再生装置は、上記構成を基本として種々の態様をとることができる。すなわち、上記記録再生装置において、前記共有処理部は、外部から前記IDと関連付けされた前記映像データの送信要求がされた場合に、要求された映像データとタイプが一致した映像データのみを外部に送信する構成にすることができる。
また、前記共有処理部は、前記映像データと同じタイプの他の映像データを外部に要求可能な構成にすることができる。
また、前記共有処理部は、外部から前記IDと関連付けされた部分の前記映像データの送信要求がされた場合に、前記映像データにおける前記IDと関連付けされた部分のみを外部に送出する構成にすることができる。
また、前記共有処理部は、前記IDと関連付けされた部分の前記映像データのみを外部に要求する構成にすることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。まず、本実施の形態に係る記録再生装置1aの使用状況について説明する。
図1は、記録再生装置1aが運動会のリレー走者を撮影する場合に活用される例を示す図である。記録再生装置1aは、被写体2aを撮影しており、記録再生装置1bは、被写体2bを撮影している。なお、記録再生装置1bは、記録再生装置1aと同様の構成を有する。
また、被写体2aには、被写体毎にユニークなIDが記録された電子タグ3aが取り付けられている。また、被写体2bには、電子タグ3bが取り付けられている。記録再生装置1aは、電子タグ3a、3bのID情報を読み取ることにより、被写体2a、2bの検知を行う。
リレーがスタートする数秒前に、撮影者の操作により、記録再生装置1aおよび記録再生装置1bはそれぞれ撮影を開始し、ゴールした後に撮影を停止する。撮影停止後、記録再生装置1aは、被写体2aのIDに基づき、ネットワーク網4を通して記録再生装置1bに対して、被写体2aが映った映像データの検索を行う。同様に、記録再生装置1bは、記録再生装置1aに対して、被写体2bが映った映像データを検索する。なお、ネットワーク網4は、インターネットや学校などのローカルネットワーク等である。
以下、記録再生装置1aについて詳細に説明する。図2は、本実施の形態に係る記録再生装置1aの構成を示すブロック図である。システム制御部11は、例えば、CPUとメモリとを含むコンピュータによって実現され、データの処理、映像データの共有処理、各部の制御等を行う。第1記録媒体12は、機器の設定を保存するためのものであり、不揮発性のものがよく、例えばフラッシュメモリが好ましい。第2記録媒体13は、映像・音声入力部16から入力された映像データや音声データを記録するためのものであり、容量が大きいハードディスクや着脱可能なSDカードなどが好ましい。
通信装置14は、図1に示すネットワーク網4に接続するためのインターフェースであり、例えば無線LANアダプタや有線ネットワークアダプタなどが好ましい。入力部15は、ID情報、機器設定などの撮影者による設定および撮影の開始、停止などの指示を受け付ける。
映像・音声入力部16は、入力された映像および音声を映像信号および音声信号に変換する。エンコーダHigh17は、映像・音声入力部16から出力された映像信号を放送に使用可能な高解像度で順次圧縮して高解像度符号化データを形成する。また、エンコーダHigh17は、映像・音声入力部16から入力される音声信号を圧縮して高音質オーディオデータを形成する。
エンコーダLow18は、映像・音声入力部16から入力される映像信号を例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)に規定のフォーマットにより、エンコーダHigh17が圧縮するよりも低解像度で順次圧縮して、低解像度符号化データを形成する。低解像度符号化データは、遠隔地の編集装置などと無線または有線等でストレスなく送受信可能なデータ量である。また、エンコーダLow18は、映像・音声入力部16から入力される音声信号を圧縮して低音質オーディオデータを形成する。
低解像度符号化データ及び低音質オーディオデータは、プロキシデータと呼ばれ、近年一般的に行われている、いわゆるノンリニア編集を行うためのデータであり、パーソナルコンピュータ等に取り込まれた後、編集の素材とされる。ノンリニア編集は、パーソナルコンピュータ等の処理能力が不足し、上述したような高解像度符号化データや高音質オーディオデータからなる本線データを直接編集の素材とすることができない場合に行われる。したがって、プロキシデータは、編集や映像確認に耐えうる程度の解像度は必要である。
デコーダ20は、高解像度符号化データ、高音質オーディオデータ及びプロキシデータを映像信号や音声信号に変換する。映像・音声出力部19は、デコーダ20により複号化された映像信号や音声信号を映像や音声として出力する。人物検知装置21は、電子タグリーダであり、被写体2a、2bに取り付けられている電子タグ3a、3bから被写体2a、2bのID情報を検知する。表示部22は、映像データのサムネイル等を表示する。
システム制御部11は、人物検知処理部31、機器設定処理部32、クリップファイル処理部33、通信処理部34、GUI処理部35、検索処理部36を有する。システム制御部11に含まれる各部31〜36は、CPUで各種のプログラムを実行することによって実現される。
人物検知処理部31は、人物検知装置21が特定IDを検知した時刻に対応するオフセットと、検知できなくなった時刻に対応するオフセットを、特定IDとともにクリップファイル処理部33に入力する。機器設定処理部32は、撮影者からの指令、被写体のIDなどを入力部15を介して受信し、機器の設定を行い、機器の設定状態を第1記録媒体12に記録する。
クリップファイル処理部33は、エンコーダHigh17から出力された高解像度符号化データをMXF(Material Exchange Format)形式にファイル化し、第2記録媒体13に記録する。このとき、クリップファイル処理部33は、高解像度符号化データの先頭フレームのデータからビットマップ形式の画像ファイルであるサムネイル画像を作成し、第2記録媒体13に記録する。このサムネイル画像データは、表示部22にサムネイル一覧として表示される。サムネイル画像データは、所望の映像データを第2記録媒体13から探しやすくしたりするものである。したがって、画像サイズは大きい必要はなく縦80ピクセル、横60ピクセル、1ピクセルあたり24ビットの画像データに圧縮される。また、クリップファイル処理部33は、高音質オーディオデータをWave形式にファイル化し、第2記録媒体13に記録する。
なお、映像データや音声データ、管理情報など一回の撮影でできるデータをまとめてクリップと呼ぶ。
また、クリップファイル処理部33は、低解像度符号化データをファイル化し、第2記録媒体13に記録する。また、クリップファイル処理部33は、低音質オーディオデータをファイル化し、第2記録媒体13に記録する。
また、クリップファイル処理部33は、IDを検知した時刻に対応するオフセットと検知できなくなった時刻に対応するオフセットとともにIDをクリップ管理情報に記録する。なお、電子タグを用い被写体を検知する方法については、公知の技術のため説明を省略する。
クリップファイル処理部33は、映像データや音声データのフレームレートやフレーム数、データのサイズをフレーム数で表したデュレーション等の情報を管理したり関連付けを行ったりするためのクリップ管理情報を作成し、XML形式にファイル化する。クリップ管理情報も第2記録媒体13に記録する。
図3は、本実施の形態におけるクリップ管理情報の一例を示す。タグ41は、クリップ全体の情報であり、クリップ名、作成日時、クリップのトータルフレーム数を表すデュレーションが記録されていることを示している。
タグ42は、ビデオ情報であり、映像ファイルのファイルタイプ、映像コーデック、フレームレートが記録されている。図3の例では、100Mbpsの圧縮レートで記録されるDVCPRO HDの1080/60iの映像データがMXFファイルとして記録されていることを示している。タグ43は、オーディオ情報であり、音声ファイルのファイルタイプ、サンプリングレート、量子化ビット数が記録されている。
タグ44は、プロキシデータの情報であり、プロキシデータのファイルタイプ、映像コーデック、圧縮レート、フレームレート、解像度が記録されている。図3の例では圧縮レートが1.5kbpsであり、タグ42の本線データの圧縮レートよりもはるかに小さい。解像度もQVGA(320×240)であり、確認に使用できる程度のものとなっている。
タグ45は、映像に映っている被写体のリストであり、被写体のID毎に、映像に映った瞬間の時刻に対応するオフセットおよび映像から外れた瞬間の時刻に対応するオフセットが記録されている。図3の例では、IDが“0001”の被写体は最初から最後まで映っており、IDが“0002”の被写体は2回、映像に映っていることを示している。
図2において、通信処理部34は、他の記録再生装置1bへ映像取得要求を送信する場合、及び他の記録再生装置1bから映像取得要求を受信し、クリップデータを送信する場合に、通信装置13を通して、他の記録再生装置1bと通信を行う。GUI処理部35は、表示部22のインターフェースをグラフィック表示して、撮影者の入力操作を低減する。
検索処理部36は、第1記録媒体12に記録されているすべてのクリップから順にクリップ管理情報ファイルを読み出し、他の記録再生装置1bからの映像取得要求に含まれた被写体IDと、クリップの被写体IDとを比較し、一致した被写体IDが含まれるクリップを検出する。
図4は、表示部22に表示された機器設定メニューを示す図である。図4において、項目51〜54の4つの設定項目が設けられている。図4に示すような表示部22に表示された機器設定メニューに対し、撮影者が入力部15から機器の設定を入力することにより、機器設定処理部32により機器の設定が行われ、機器の設定情報が第1記録媒体12に記録される。
項目51は、クリップデータを他の記録再生装置1bと共有するかどうかを設定するもので、設定が“ON”の場合には他カメラからの要求に応じて共有処理を行う。項目52は、他の記録再生装置1bから映像データを取得する際に、取得する映像データの範囲を設定するものである。項目52が“自カメラ”に設定されている場合には、自分側の記録撮影装置1aで撮影した映像の開始時刻から停止時刻の区間に対応する映像データを他の記録再生装置1から取得する。“他カメラ”に設定されている場合には、相手側の記録撮影装置1bで撮影した映像の開始時刻から停止時刻の区間の映像データを取得する。
項目53は、他の記録再生装置1bから映像データを取得する際に、取得する映像の対象を設定するもので、“対象が映っている区間”に設定されている場合は、目的の被写体が映っている区間のみを他の記録再生装置1bから取得する。“すべて”に設定されている場合は、目的の被写体2aが映っていない区間も含めて取得する。
図5は、図4における項目52および項目53の設定毎の取得する映像データの区間を示す図である。時系列61は、記録再生装置1aが撮影した映像の被写体が映っている区間を示すもので、領域62は被写体2aが映っている区間を示し、領域63は被写体2bが映っている区間を示す。一方、時系列71は記録再生装置1bが撮影した映像の被写体が映っている区間を示すもので、領域72は被写体2aが映っている区間を示し、領域73は被写体2bが映っている区間を示す。
領域81は、被写体2aに関し、記録再生装置1aの機器設定メニューにおける項目52が“自カメラ”に設定され、項目53が“対象が映っている区間”に設定されている場合における、記録再生装置1bから記録再生装置1aへ送られる映像データの領域である。領域82は、被写体2aに関し、項目52が“他カメラ”に設定され、項目53が“対象が映っている区間”に設定されている場合における、記録再生装置1bから記録再生装置1aへ送られる映像データの領域である。
領域83は、項目52が“自カメラ”に設定され、項目53が“すべて”に設定されている場合における、記録再生装置1bから記録再生装置1aへ送られる区間の映像データの領域である。領域84は、項目52が“他カメラ”に設定され、項目53が“すべて”に設定されている場合における、記録再生装置1bから記録再生装置1aへ送られる映像データの領域である。
項目52および項目53を設定することにより、記録再生装置1aは、記録再生装置1bから領域81〜83の映像データを選択的に取得することができる。
図4に示す項目54は、他の記録再生装置1bから映像を取得する際に、取得する映像の種類を設定するもので、“本線映像”に設定されている場合は、他の記録再生装置1bから本線映像データを取得する。“プロキシ”に設定されている場合は、プロキシ映像データを取得する。
なお、取得する本線映像データは、自分の記録再生装置1aで撮影した映像データと同じコーデックおよびフレームレートとする。これは、コーデックやフレームレートが異なる映像の場合、編集環境に制限が生じたり、映像そのものの雰囲気が異なったりするためである。一方、プロキシ映像データは、もともと確認や簡易編集用の映像データのため、編集環境の制限も少なく、雰囲気を気にするような映像でないため、同じコーデックおよびフレームレートである必要はない。なお、コーデックやフレームレートが異なる場合は自動的にプロキシ映像データを取得するようにしても良い。
次に、記録再生装置1aが他の記録再生装置1bから映像データを取得する場合について説明する。まず、記録再生装置1aは、映像データを記録後に、他の記録再生装置1bへ目的の被写体ID、撮影した映像データのコーデックおよびフレームレート、映像撮影開始日時、デュレーション、取得する範囲、取得する対象、取得する種類をブロードキャストへ送信する。すなわち、同一ネットワーク網4内にいるすべてのネットワーク機器へ送信する。
ここで、目的の被写体ID、取得する範囲、取得する対象、取得する種類は、機器設定処理部32により第2記録媒体13から読み出すことが出来る。また、映像のコーデックおよびフレームレート、映像撮影開始日時、デュレーションは、クリップファイル処理部33によりクリップ管理ファイルから読み出すことが出来る。
目的の映像データが記録されている他の記録再生装置1bから映像データ検知コマンドを受信した場合に、記録再生装置1aは、送信元アドレスへACK応答を送信する。なお、映像データ検知コマンドおよびACK応答は、記録再生装置1aで規定されている。ACK応答を送信後、記録再生装置1aは、映像データを受信し、第2記録媒体13に記録する。記録完了後、記録再生装置1aは、クリップ管理情報ファイルを更新する。
図6は、取得した映像データを記録するディレクトリ構成を示す図である。すなわち、取得した映像データを保存するためのディレクトリである“EXTRA”ディレクトリに、クリップ名にインデックス値を加えたものをファイル名として記録する。なお、インデックス値とは、取得した順に0からカウントアップした値とする。
図7は、記録再生装置1aが取得した映像データ(図6の取得映像ファイル「000200.mp4」)を記録した後のクリップ管理情報ファイルに追記されたタグを示す図である。すなわち、取得した映像データのファイル名、映像コーデック、開始日時、デュレーション等を記録する。
次に、他の記録再生装置1bから映像取得要求を受けたときの記録再生装置1aの処理について説明する。図8は、記録再生装置1aの処理を示すフローチャートである。
まず、ステップS101において、機器設定処理部32が第2記録媒体13より、機器設定メニューの項目51に対応する設定情報を読み込み、設定が“OFF”の場合は何もせず、処理を終了する。設定が“ON”の場合はステップS102に移行する。
次に、ステップS102において、機器設定処理部32が入力部15から処理終了命令を受信したか否かを判断する。処理終了命令を受信していれば、処理を終了する。処理終了命令を受信していなければ、ステップS103に移行する。次に、ステップS103において、通信処理部34が他の記録再生装置1bからの映像取得要求を受信したか否かを判断する。要求が無い場合はステップS102に戻り、処理終了命令を受信したかを確認しつつ、映像取得要求が来るまで待機する。映像取得要求を受信したらステップS104に移行する。なお、映像取得要求として、被写体ID、映像コーデック、映像フレームレート、映像開始日時、デュレーション、取得する範囲、取得する対象、取得する種類を受信する。
次に、ステップS104において、検索処理部36は、映像取得要求の被写体IDに対応するクリップを検索する。すなわち、検索処理部36は、第1記録媒体12に記録されているすべてのクリップからクリップ管理情報ファイルを順に読み出し、受信した被写体IDと、図3のタグ45に記載されているような被写体IDとを比較し、一致するクリップを検出する。対応するクリップがない場合は、ステップS102に移行し、処理終了命令を受信したかを確認しつつ、映像取得要求が来るまで待機する。対応するクリップを検出した場合はステップS105に移行する。
次に、ステップS105において、検索処理部36は、被写体IDが一致するクリップが、受信した映像取得要求の撮影区間に入っているか判断する。すなわち、検索処理部36は、ステップS104において検出されたクリップの撮影日時およびデュレーションをクリップ管理ファイルのタグ41から読み込み、このクリップの映像データの撮影区間に、受信した映像取得要求の映像開始日時およびデュレーションから求められる区間が含まれるかを判断する。求められる区間が、クリップの撮影区間に含まれない場合は、ステップS104に移行し、別のクリップを再度検索する。求められる区間が、クリップの撮影区間に含まれる場合は、ステップS106に移行する。
次に、ステップS106において、検索処理部36は、検出されたクリップが要求されている映像データの種類であるか否かを判断する。すなわち、受信した映像取得要求における取得する種類が“本線映像”の場合は、映像データのコーデックおよびフレームレートのチェックをするためステップS107に移行する。“プロキシ”の場合はステップS108に移行する。
次に、ステップS107において、検索処理部36は、検出されたクリップが要求されている映像データのコーデックおよびフレームレートであるか否か判断する。すなわち、検索処理部36は、検出されたクリップのコーデックおよびフレームレートをクリップ管理ファイルのタグ42から読み込み、ステップS103において受信したコーデックおよびフレームレートと比較する。一致しない場合は、ステップS104に移行し、別のクリップを再度検索する。一致する場合は、ステップS108に移行する。
次に、ステップS108において、映像データの送信範囲および取得する対象を判断する。すなわち、ステップS103において受信した取得する範囲、取得する対象がそれぞれ“他カメラ”、“すべて”の場合は、映像データをすべて送ればよいためステップS110へ進む。また、取得する範囲が“自カメラ”で取得する対象が“すべて”の場合でも、対象のクリップが受信した映像取得要求の映像開始日時およびデュレーションから求められる区間にすべて含まれる場合は、映像データをすべて送ればよいためステップS110へ移行する。上記以外の場合には映像データを分割する必要があるためステップS109へ移行する。
すなわち、図5に示す例においては、領域84を取得するときのみステップS110へ移行し、領域81、領域82、領域83を取得する場合には各領域の先頭と終端で映像データの分割を行う必要があるためステップS109へ移行する。
次に、ステップS109において、検索処理部36は、映像データの分割を行う。映像データを分割するには、ファイルヘッダーを新たに付加する必要がある。ファイルヘッダーには、ファイル形式、映像コーデック、映像の開始日時、デュレーション、ファイルサイズ等が記録されており、ファイル分割により変更する項目である映像の開始日時、デュレーション、ファイルサイズを更新する必要がある。すなわち、検索処理部36は、映像データのファイルヘッダーを図示しないメモリ上に読み込み、映像の開始日時、デュレーション、ファイルサイズを変更して付加するファイルヘッダーとして使用する。
分割後の映像の映像開始日時は、クリップの映像開始日時に、クリップ管理ファイルのタグ45に記載している被写体が映り始めたオフセット値を加えたもの、または、映像取得要求を受信した映像開始日時となる。図5に示した例では、領域81の後半部および領域82が前者となり、領域81の前半部および領域83では後者となる。
デュレーションは、映像開始日時と映像終了日時との差分により求まる。映像終了日時はクリップの映像開始日時に、クリップ管理ファイルのタグ45に記載している被写体が検知から外れたときのオフセットを加えたもの、または、映像取得要求の映像開始日時に対応するオフセットとデュレーションとを加算したものとなる。図5に示した例では、領域81の前半部および領域82が前者となり、領域81の後半部および領域83では後者となる。また、ファイルサイズは映像コーデックにより1フレームのデータサイズが一意に決まるので、デュレーションにより計算できる。
なお、分割した映像データは、第2記録媒体13には記録せずに図示しないメモリ上に展開し、ステップS110のデータ送信後にデータを破棄する。
ステップS110において、映像取得要求の送信元アドレスへ映像データ検知コマンドを送信し、ACK応答を受信後、映像データを1フレームずつ送信する。
以上の工程により、記録再生装置1aは、同じ場面を撮影している他の記録再生装置1bに映像を送付することが出来る。
ここで、プロキシデータは、前述のとおり編集や確認用の映像データであり、本線映像データに比べ解像度が低いため、本線映像を再生する際に取得したプロキシデータを一緒に再生することが可能となる。
図9は、本線映像と取得したプロキシデータを同時に再生したときの例を示す図である。本線映像データおよびプロキシデータはデコーダ20でデコードされる。表示部22に本線映像91が再生され右下にプロキシ映像92が再生されている。本線映像91は、被写体2aが重点的に撮影され、プロキシ映像92では被写体2bが重点的に撮影されている。なお、映像・音声出力部19を用いて外部に出力してもよい。
このように、他の映像記録再生装置から映像データを受信することにより、マルチアングル再生を行うことが出来る。
なお、本実施の形態に係る記録再生装置は、人物の検知に対して、電子タグを用いた場合を例に説明したが、必ずしもこの構成に限定されない。例えば、以下のように人物検知は顔認識技術により実現してもよい。
まず、学校内のネットワークに図示しない人物検索サーバを設置し、このサーバに事前に全生徒の顔画像とユニークなIDを登録しておく。記録再生装置1aは、撮影している映像から顔部分の画像(顔画像)を抽出し、顔画像に基づいて顔の特徴点の位置関係を表す情報、すなわち、個人の顔を識別するための特徴点としての目、鼻、口などの位置関係を表す情報を顔特徴データとして算出する。なお、顔認識処理、および顔特徴データの算出方法については、公知の技術のため説明を省略する。そして、顔特徴データを人物検索サーバに送信し、人物検索サーバで対応する人物を検索し、対応するIDを記録再生装置1bに送信する。
本発明は、同じ場面を撮影している他の記録再生装置から被写体のIDをもとに映像データを取得することで、目的の被写体が映っている映像データを他の記録再生装置から取得することが出来る。このため、取得した映像を映像の編集の際に用いたり、マルチアングル再生に用いたりする記録再生装置として有効である。
本発明の実施の形態における記録再生装置を運動会のリレーで使用される例を示す図 本実施の形態における記録再生装置の構成を示すブロック図 本実施の形態におけるクリップ管理情報ファイルの構成を示す図 本実施の形態における機器設定メニューの構成を示す図 本実施の形態における映像に映っている被写体の時系列を示す図 本実施の形態における取得映像のディレクトリ構成を示す図 本実施の形態におけるクリップ管理情報ファイルの記載構成を示す図 本実施の形態における被写体IDからの映像共有方法を示すフローチャート 本実施の形態における映像表示の形態を示す図
符号の説明
1a、1b 記録再生装置
2a、2b 被写体
3a、3b 電子タグ
4 ネットワーク網
11 システム制御部
12 第1記録媒体
13 第2記録媒体
14 通信装置
15 入力部
16 映像・音声入力部
17 エンコーダHigh
18 エンコーダLow
19 映像・音声出力部
20 デコーダ
21 人物検知装置
22 表示部
31 人物検知処理部
32 機器設定処理部
33 クリップファイル処理部
34 通信処理部
35 GUI処理部
36 検索処理部
41〜45 タグ
51〜54 項目
61、71 時系列
62、63、72、73、81〜84 領域
91 本線映像
92 プロキシ映像

Claims (5)

  1. 被写体を撮影して映像データを出力する映像撮影部と、
    撮影されている特定の被写体のIDを入手するID検知部と、
    前記映像データにおける前記特定の被写体が撮影されている領域に前記IDを関連付けて、前記IDが関連付けられた映像データを記録する映像記録部と、
    前記IDが関連付けられた他の映像データを外部に要求し、前記他の映像データを受信可能にし、
    外部から前記IDと関連付けされた前記映像データの送信要求がされた場合に、前記IDが関連付けられた映像データを外部に送出する共有処理部とを備えたことを特徴とする記録再生装置。
  2. 前記共有処理部は、外部から前記IDと関連付けされた前記映像データの送信要求がされた場合に、要求された映像データとタイプが一致した映像データのみを外部に送信する請求項1に記載の記録再生装置。
  3. 前記共有処理部は、前記映像データと同じタイプの他の映像データを外部に要求可能な請求項1に記載の記録再生装置。
  4. 前記共有処理部は、外部から前記IDと関連付けされた部分の前記映像データの送信要求がされた場合に、前記映像データにおける前記IDと関連付けされた部分のみを外部に送出する請求項1に記載の記録再生装置。
  5. 前記共有処理部は、前記IDと関連付けされた部分の前記映像データのみを外部に要求する請求項1に記載の記録再生装置。
JP2008193916A 2008-07-28 2008-07-28 記録再生装置 Withdrawn JP2010034788A (ja)

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