JP2010033460A - 表示回数測定プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】Webページ上の特定部位がブラウザの表示範囲に表示された回数を正確に測定できる表示回数測定プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】コンピュータ10を、ブラウザ11の表示動作又は表示更新動作を検知する検知手段と、検知手段においてブラウザ11の表示動作又は表示更新動作が検知された場合、ブラウザ11に表示されているWebページ21の情報,ブラウザ11の表示位置及び表示範囲から、表示回数を測定するWebページ21上の特定部位が表示されているか否かを判定する判定手段と、判定手段において特定部位が表示されていると判定された場合、特定部位の表示回数を管理している表示回数管理手段40に、表示されていると判定された特定部位の表示回数を加算させる加算手段として動作させる為の表示回数測定プログラムであることにより上記課題を解決する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、表示回数測定プログラムに係り、特にWebページ上の特定部位が表示された回数を測定する表示回数測定プログラムに関する。
例えば広告の表示回数を測定するシステムではWebページのダウンロード回数を広告の表示回数として測定している。このようなシステムではWebページの表示回数を測定することで、Webページ上に存在する広告の効果を測定することが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2000−267971号公報
しかし、従来のシステムでは、ブラウザがWebページを表示したとしても、実際に画面に表示される表示範囲(ウインドウサイズ)によって、Webページの情報がブラウザの表示範囲に収まりきらない(スクロールバーが表示されるような)場合もあり、Webページの全ての情報が表示されるとは限らない。
つまり、従来のシステムではブラウザの表示範囲が小さい場合、表示しようとしているWebページ上に存在する広告がブラウザの表示範囲に収まりきらないことがあり、広告が閲覧者の目に触れないことがあった。このため、Webページのダウンロード回数を広告の表示回数として測定している従来のシステムでは、Webページ上に存在する広告が閲覧者の目に触れたかを判断できず、Webページ上に存在する広告の効果を正確に測定できないという問題があった。
本発明の一実施形態は、上記の点に鑑みなされたもので、Webページ上の特定部位がブラウザの表示範囲に表示された回数を正確に測定できる表示回数測定プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一実施形態は、コンピュータを、ブラウザの表示動作又は表示更新動作を検知する検知手段と、前記検知手段において前記ブラウザの表示動作又は表示更新動作が検知された場合、前記ブラウザに表示されているWebページの情報,前記ブラウザの表示位置及び表示範囲から、表示回数を測定する前記Webページ上の特定部位が表示されているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段において前記特定部位が表示されていると判定された場合、前記特定部位の表示回数を管理している表示回数管理手段に、前記表示されていると判定された前記特定部位の表示回数を加算させる加算手段として動作させる為の表示回数測定プログラムであることを特徴とする。
なお、本発明の一実施形態の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、データ構造などに適用したものも本発明の態様として有効である。
上述の如く、本発明の一実施形態によれば、Webページ上の特定部位がブラウザの表示範囲に表示された回数を正確に測定できる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明していく。
(本実施例の概要)
図1はWebページ上の特定部位の表示回数を測定する従来のシステムの課題を表した説明図である。Webページ1上の特定部位(例えば広告画像)2の表示回数を測定する従来のシステムではWebページ1のロード(ダウンロード)回数により特定部位2の表示回数を測定している。
しかし、従来のシステムでは図1に示すように、特定部位2がブラウザの表示範囲3に含まれていない場合であっても、Webページ1のロードを行っているため、特定部位2の表示回数が加算されてしまう。この結果、従来のシステムでは、測定した特定部位2の表示回数と、実際に特定部位2が閲覧者の目に触れた回数との間に違いが生じるという課題を有していた。
そこで、本実施例のシステムでは、特定部位2及びブラウザの表示範囲3の座標及びサイズを取得して比較することにより、特定部位2がブラウザの表示範囲3に含まれているか(入りきっているか)を判定することで、測定した特定部位2の表示回数と、実際に特定部位2が閲覧者の目に触れた回数との間に違いが生じないようにしている。
図2は本実施例のシステムにおいて特定部位の表示回数が加算されない例を表した説明図である。図3は本実施例のシステムにおいて特定部位の表示回数が加算される例を表した説明図である。
例えば図1の場合は特定部位2がブラウザの表示範囲3に含まれていないため、特定部位2の表示回数が加算されない。図2の場合は特定部位2がブラウザの表示範囲3に一部含まれているが入りきっていないため、特定部位2の表示回数が加算されない。図3の場合は特定部位2がブラウザの表示範囲3に全部含まれており、入りきっているため、特定部位2の表示回数が加算される。
このように、本実施例のシステムは、ブラウザの表示範囲3にWebページ1上の特定部位2が含まれているか(入りきっているか)を判定し、ブラウザの表示範囲3にWebページ1上の特定部位2が含まれている(入りきっている)と判定したときに、特定部位2の表示回数が加算される。また、本実施例のシステムは、ブラウザの表示範囲3にWebページ1上の特定部位2が含まれていない(入りきっていない)と判定したときに特定部位2の表示回数が加算されない。
(システム構成)
図4は本実施例のシステムの一実施例のシステム構成図である。図4に示す本実施例のシステムは、利用者端末10,コンテンツサーバ20,特定部位情報管理サーバ30,表示回数管理サーバ40及びネットワーク50を有する構成である。利用者端末10,コンテンツサーバ20,特定部位情報管理サーバ30及び表示回数管理サーバ40は、ネットワーク50を介してデータ通信可能に接続されている。ネットワーク50は、例えばインターネットやLANなど、データ通信可能な如何なる通信網であってもよい。
利用者端末10はブラウザ11がインストールされている。ブラウザ11はプラグイン12により拡張機能が追加されている。コンテンツサーバ20はWebページとしてコンテンツ21を格納している。特定部位情報管理サーバ30は特定部位情報管理テーブル31を有している。また、表示回数管理サーバ40は、表示回数管理テーブル41を有している。
図5は本実施例のシステムの他の実施例のシステム構成図である。図5に示す本実施例のシステムは、図4のシステムと同様に、利用者端末10,コンテンツサーバ20,特定部位情報管理サーバ30,表示回数管理サーバ40及びネットワーク50を有する構成である。利用者端末10,コンテンツサーバ20,特定部位情報管理サーバ30及び表示回数管理サーバ40は、ネットワーク50を介してデータ通信可能に接続されている。
利用者端末10はブラウザ11がインストールされている。また、コンテンツサーバ20はWebページとしてコンテンツ21を格納している。スクリプト22はコンテンツ21の一部を構成する。特定部位情報管理サーバ30は特定部位情報管理テーブル31を有している。表示回数管理サーバ40は表示回数管理テーブル41を有している。
図4のシステムは、プラグイン12により本実施例に掛かる表示回数測定プログラムを実現している。図5のシステムは、スクリプト22により本実施例に掛かる表示回数測定プログラムを実現している。
図6は特定部位情報管理テーブルを表した説明図である。図6(A)は特定部位情報管理テーブル31の構成例である。特定部位情報管理テーブル31は、ID,URL,XPathを含む構成である。IDは特定部位2の識別子である。URLはコンテンツ21を特定するものである。また、XPathはコンテンツ21内の特定部位2を特定するものである。
利用者は、コンテンツ21内で表示回数を測定したい特定部位2の情報を特定部位情報管理テーブル31に予め登録しておく。例えば特定部位2が広告の場合、広告主はコンテンツ21内で表示回数を測定したい広告画像の情報を特定部位情報管理テーブル31に予め登録しておく。
図6(A)に示されているXPath「/HTML/BODY/DIV/IMG」は図6(B)に示されているHTMLのツリー構造、図6(C)に示されているHTMLに対応するものである。
図7は表示回数管理テーブルを表した説明図である。図7の表示回数管理テーブル41はID及び回数を含む構成である。IDは特定部位2の識別子である。回数はIDで識別される特定部位2の表示回数である。
図4及び図5に示すシステムでは利用者端末10のブラウザ11にコンテンツサーバ20からコンテンツ21がロードされる。ブラウザ11にコンテンツ21がロードされた時点で、拡張機能12又はスクリプト22(以下、単に拡張機能12と言う)は特定部位情報管理サーバ30へアクセスし、ロードされたコンテンツ21のURLが特定部位情報管理テーブル31に登録されているかを確認する。
ロードされたコンテンツ21のURLが特定部位情報管理テーブル31に登録されていれば、拡張機能12はロードされたコンテンツ21のURLに対応するXPathを特定部位情報管理テーブル31から取得する。拡張機能12は、取得したXPathを用いてコンテンツ21から特定部位2を選択する。
拡張機能12は選択した特定部位2がレイアウトされているコンテンツ21内での表示位置を取得すると共に、ブラウザ11の表示範囲3を取得する。拡張機能12はブラウザの表示範囲3に特定部位2が含まれているか(入りきっているか)を判定する。ブラウザの表示範囲3に特定部位2が含まれている(入りきっている)と判定したとき、拡張機能12は表示回数管理サーバ40に、特定部位2の識別子であるIDを通知して、そのIDに対応する表示回数管理テーブル41の回数を「1」加算する。したがって、表示回数管理テーブル41は実際に特定部位2が閲覧者の目に触れた回数を、IDで識別される特定部位2の表示回数として管理できる。
(利用者端末10の構成)
図8は利用者端末の一例の構成図である。利用者端末10は、それぞれバスBで相互に接続された入力装置61,出力装置62,ドライブ装置63,補助記憶装置64,主記憶装置65,演算処理装置66及びインターフェース装置67を有する構成である。
入力装置61はキーボードやマウスなどで構成され、各種信号を入力するために用いられる。出力装置62はディスプレイ装置などで構成され、各種ウインドウやデータ等を表示するために用いられる。インターフェース装置67は、モデム,LANカードなどで構成されており、ネットワーク50に接続する為に用いられる。
本実施例に掛かる表示回数測定プログラムは利用者端末10を制御する各種プログラムの少なくとも一部である。表示回数測定プログラムは例えば記録媒体68の配布やネットワーク50からのダウンロードなどによって提供される。表示回数測定プログラムを記録した記録媒体68は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
また、表示回数測定プログラムを記録した記録媒体68がドライブ装置63にセットされると、表示回数測定プログラムは記録媒体68からドライブ装置63を介して補助記憶装置64にインストールされる。ネットワーク50からダウンロードされた表示回数測定プログラムは、インターフェース装置67を介して補助記憶装置64にインストールされる。
補助記憶装置64はインストールされた表示回数測定プログラムを格納すると共に、必要なファイル,データ等を格納する。主記憶装置65は、起動時に補助記憶装置64から表示回数測定プログラムを読み出して格納する。そして、演算処理装置66は主記憶装置65に格納された表示回数測定プログラムに従って、後述するような各種処理を実現している。
(処理手順)
図9はコンテンツのロード時の処理手順を表したシーケンス図である。ステップS1に進み、利用者端末10のブラウザ11は、コンテンツサーバ20からのコンテンツ21のロードを完了する。コンテンツ21のロードが完了すると、ブラウザ11はイベント通知により拡張機能12へコンテンツ21のロード完了を通知する。
コンテンツ21のロード完了が通知されると拡張機能12はステップS2に進み、コンテンツ21のURLを取得する。ステップS3に進み、拡張機能12は特定部位情報管理サーバ30へアクセスし、ロードされたコンテンツ21のURLを送信する。
ステップS4に進み、特定部位情報管理サーバ30はブラウザ11にロードされたコンテンツ21のURLを受信する。ステップS5に進み、特定部位情報管理サーバ30は受信したコンテンツ21のURLが特定部位情報管理テーブル31に登録されているかを検索する。
コンテンツ21のURLが特定部位情報管理テーブル31に登録されていれば、特定部位情報管理サーバ30はコンテンツ21のURLに対応するID,XPathを検索結果として特定部位情報管理テーブル31から取得する。ステップS6に進み、特定部位情報管理サーバ30は検索結果を拡張機能12に送信する。
ステップS7に進み、拡張機能12は特定部位情報管理サーバ30から検索結果であるID,XPathを受信する。ステップS8に進み、拡張機能12は受信したXPathのうち未送信のXPathを1つ、ブラウザ11へ送信する。
ステップS9に進み、ブラウザ11は拡張機能12からXPathを受信する。XPathを受信するとブラウザ11はステップS10に進み、XPathが示すコンテンツ21上の位置を検索する。例えばXPathが図6(A)の上段に示した「/HTML/BODY/DIV/IMG」であり、コンテンツ21が図6(C)に示したHTMLである場合は、XPathが示すコンテンツ21上の位置として<IMG SRC“xxx.gif”/>が検索される。
ステップS11に進み、ブラウザ11はステップS10で検索したコンテンツ21上の位置を特定部位情報として拡張機能12に送信する。ステップS12に進み、拡張機能12は特定部位情報を受信する。ステップS13に進み、拡張機能12は特定部位2の表示位置を取得するため、ブラウザ11に特定部位情報を送信する。
ステップS14に進み、ブラウザ11は特定部位情報を受信する。特定部位情報を受信するとブラウザ11はステップS15に進み、特定部位情報を用いて特定部位2の表示位置を検索する。ステップS16に進み、ブラウザ11は検索した特定部位2の表示位置及び表示範囲を拡張機能12に送信する。
また、ステップS17に進み、ブラウザ11は拡張機能12からの要求に基づいてブラウザ11の表示位置を拡張機能12に送信する。ステップS18に進み、拡張機能12はブラウザ11の表示位置を受信する。ステップS19に進み、ブラウザ11は拡張機能12からの要求に基づいてブラウザ11の表示範囲を拡張機能12に送信する。ステップS20に進み、拡張機能12はブラウザ11の表示範囲を受信する。
ステップS21に進み、拡張機能12はブラウザ11から取得した特定部位2の表示位置,ブラウザ11の表示位置及び表示範囲に基づき、ブラウザ11の表示範囲3に特定部位2が含まれているか(入りきっているか)を判定する。ブラウザ11の表示範囲3に特定部位2が含まれていると判定したとき、拡張機能12はステップS22に進み、特定部位2の識別子であるIDを表示回数管理サーバ40に送信する。
ステップS23に進み、表示回数管理サーバ40は拡張機能12から特定部位2の識別子であるIDを取得する。ステップS24に進み、表示回数管理サーバ40は取得したIDが表示回数管理テーブル41に登録されているかを検索する。
もし、IDが表示回数管理テーブル41に登録されていれば、表示回数管理サーバ40はステップS25に進み、IDに対応する回数に「1」を加算する。なお、拡張機能12はステップS22に続いてステップS26に進み、ステップS21でブラウザ11の表示範囲3に含まれていると判定した特定部位情報(確認特定部位情報)を廃棄する。
ステップS7で受信したXPathに未確認のものがあれば、拡張機能12はステップS8に戻り処理を続ける。なお、拡張機能12はステップS7で受信したXPathが全て確認済みであれば処理を終了する。
一方、ステップS21においてブラウザ11の表示範囲3に特定部位2が含まれていないと判定したとき、拡張機能12はステップS27に進み、ステップS12で受信した特定部位情報をメモリに記憶する。ステップS7で受信したXPathに未確認のものがあれば、拡張機能12はステップS8に戻り処理を続ける。なお、拡張機能12はステップS7で受信したXPathが全て確認済みであれば処理を終了する。
また、図10はブラウザのリサイズ,スクロール時の処理手順を表したシーケンス図である。ステップS31では、ブラウザ11においてリサイズ又はスクロールが発生したものとする。リサイズ又はスクロールが発生すると、ブラウザ11はイベント通知により拡張機能12へリサイズ又はスクロールの発生を通知する。リサイズ又はスクロールの発生が通知されると拡張機能12はステップS32に進み、メモリに特定部位情報が記憶されているか否かを判定する。
メモリに特定部位情報が記憶されていなければ、拡張機能12は処理を終了する。メモリに特定部位情報が記憶されていれば、拡張機能12はステップS33に進む。拡張機能12は特定部位2の表示位置を取得するため、メモリに記録されていた特定部位情報を読み出し、メモリに記録されていた特定部位情報のうち未送信の特定部位情報をブラウザ11に送信する。
ステップS34〜S45の処理は、図9のステップS14〜S25の処理と同様であるため、説明を省略する。ステップS42に続いてステップS46に進み、拡張機能12はステップS41でブラウザ11の表示範囲3に含まれていると判定した特定部位情報(確認特定部位情報)を廃棄する。
メモリに記録されていた特定部位情報のうち未確認のものがあれば、拡張機能12はステップS33に戻り処理を続ける。なお、拡張機能12はメモリに記録されていた特定部位情報が全て確認済みであれば処理を終了する。
一方、ステップS41においてブラウザ11の表示範囲3に特定部位2が含まれていないと判定したとき、拡張機能12はステップS47に進み、ステップS33でブラウザ11に送信した特定部位情報をメモリに記憶する。
メモリに記録されていた特定部位情報のうち未確認のものがあれば、拡張機能12はステップS33に戻り処理を続ける。なお、拡張機能12はメモリに記録されていた特定部位情報が全て確認済みであれば処理を終了する。
図9及び図10に示す処理では、ブラウザ11の表示範囲3に特定部位2が含まれていれば(入りきっていれば)、特定部位2の表示回数がカウントされた後、その特定部位2を所定の条件を満たすまで(例えば所定時間が経過するまで)表示回数のカウントの対象から外すことができる。
また、図9及び図10に示す処理では、ブラウザ11の表示範囲3に特定部位2が含まれていれる時間(入りきっている時間)を取得するようにすれば、より精度の高い特定部位2の表示回数をカウントできる。
ここでは、図9及び図10に示した処理のイメージについて、図11〜図13を参照しつつ説明する。図11は図9及び図10に示した処理においてブラウザから取得する情報を表した一例のイメージ図である。
図11に示すように、拡張機能12はW3Cで規定されているDocument Object Model(DOM)の定義に従い、必要な情報をブラウザ11から取得することができる。図11のfunction101はXPathで指示されるノード(特定部位2)の特定部位情報を取得するためのものである。図11のfunction102は特定部位情報で指示される表示位置及び表示範囲を取得するためのものである。
図11に示すfunction101,102を利用することで、拡張機能12は図103に示す特定部位2の高さ,特定部位2の幅,Webページ1上の特定部位2の表示位置(X座標,Y座標),ブラウザ11の表示範囲(幅,高さ),Webページ1上のブラウザ11の表示位置(X座標,Y座標)をブラウザ11から取得できる。
図12は本実施例のシステムにおいて特定部位の表示回数が加算されない処理の一例を表した説明図である。拡張機能12は受信したXPathを入力としてDOMの仕様に従い特定部位2の高さ「50(px)」,特定部位2の幅「100(px)」,Webページ1上の特定部位2の表示位置(X座標:150(px)),Webページ1上の特定部位2の表示位置(Y座標:500(px))を抽出する。拡張機能12はDOMの仕様に従いブラウザ11の表示範囲(高さ:400(px)),ブラウザ11の表示範囲(幅:600(px)),Webページ1上のブラウザ11の表示位置(X座標:0(px)),Webページ1上のブラウザ11の表示位置(Y座標:0(px))を抽出する。
拡張機能12は、特定部位2の高さ,特定部位2の幅,Webページ1上の特定部位2の表示位置(X座標,Y座標),ブラウザ11の表示範囲(幅,高さ),Webページ1上のブラウザ11の表示位置(X座標,Y座標)が、以下の2つの条件を満たすとき、ブラウザ11の表示範囲3に特定部位2が表示されたと判定する。
第1の条件は、Webページ1上のブラウザ11の表示位置(X座標)<Webページ1上の特定部位2の表示位置(X座標)、かつ、Webページ1上の特定部位2の表示位置(X座標)+特定部位2の幅>Webページ1上のブラウザ11の表示位置(X座標)+ブラウザ11の表示範囲(幅)である。
第2の条件は、Webページ1上のブラウザ11の表示位置(X座標)<Webページ1上の特定部位2の表示位置(Y座標)、かつ、Webページ1上の特定部位2の表示位置(Y座標)+特定部位2の高さ>Webページ1上のブラウザ11の表示位置(Y座標)+ブラウザ11の表示範囲(高さ)である。
図12の場合は、第2の条件を満たさないため、ブラウザ11の表示範囲3に特定部位2が表示されたと判定しない。
図13は本実施例のシステムにおいて特定部位の表示回数が加算される処理の一例を表した説明図である。拡張機能12は受信したXPathを入力としてDOMの仕様に従い特定部位2の高さ「50(px)」,特定部位2の幅「100(px)」,Webページ1上の特定部位2の表示位置(X座標:150(px)),Webページ1上の特定部位2の表示位置(Y座標:500(px))を抽出する。拡張機能12はDOMの仕様に従いブラウザ11の表示範囲(高さ:400(px)),ブラウザ11の表示範囲(幅:600(px)),Webページ1上のブラウザ11の表示位置(X座標:0(px)),Webページ1上のブラウザ11の表示位置(Y座標:200(px))を抽出する。
拡張機能12は、特定部位2の高さ,特定部位2の幅,Webページ1上の特定部位2の表示位置(X座標,Y座標),ブラウザ11の表示範囲(幅,高さ),Webページ1上のブラウザ11の表示位置(X座標,Y座標)が、上記の2つの条件を満たすとき、ブラウザ11の表示範囲3に特定部位2が表示されたと判定する。
図13の場合は、第1の条件及び第2の条件を満たすため、ブラウザ11の表示範囲3に特定部位2が表示されたと判定する。
(効果)
例えば特定部位2が広告の場合は、そのコンテンツ21内に広告を表示することによる費用対効果を正しく把握できるようになる。また、特定部位2が広告の場合は、コンテンツ21上での表示位置による効果の違いについても正しく把握できるようになる。
特定部位2が広告以外の場合は、著者が見て欲しい(読んで欲しい)コンテンツ21が読まれたかを測定することが可能となり、著者の意図が正しく利用者に伝わっているかを判断できるようになる。
以上により、本実施例に掛かる表示回数測定プログラムによれば、コンテンツ21の改修や利用者の行動パターンを著者に伝達できるので、コンテンツ21の品質向上や効果的な広告表示を実現できる。
本発明は、以下に記載する付記のような構成が考えられる。
(付記1)
コンピュータを、
ブラウザの表示動作又は表示更新動作を検知する検知手段と、
前記検知手段において前記ブラウザの表示動作又は表示更新動作が検知された場合、前記ブラウザに表示されているWebページの情報,前記ブラウザの表示位置及び表示範囲から、表示回数を測定する前記Webページ上の特定部位が表示されているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段において前記特定部位が表示されていると判定された場合、前記特定部位の表示回数を管理している表示回数管理手段に、前記表示されていると判定された前記特定部位の表示回数を加算させる加算手段と
して動作させる為の表示回数測定プログラム。
(付記2)
前記判定手段は、前記検知手段において前記ブラウザの表示動作が検知された場合、前記ブラウザに表示されているWebページの特定情報と対応付けて前記Webページ上の特定部位を管理している特定部位情報管理手段から、前記ブラウザに表示されているWebページの特定情報に対応する前記Webページ上の特定部位の情報を取得し、前記特定部位の情報から前記特定部位の表示位置を取得して、前記特定部位の表示位置が前記ブラウザの表示範囲に含まれているか否かにより前記特定部位が表示されているか否かを判定する付記1記載の表示回数測定プログラム。
(付記3)
前記判定手段において前記特定部位が表示されていないと判定された場合、前記検知手段において前記ブラウザの表示更新動作が検知されるまで、前記特定部位の情報を記憶しておく記憶手段として、コンピュータを更に動作させ、
前記判定手段は前記ブラウザの表示更新動作が検知された場合、前記記憶手段に前記特定部位の情報が記憶されていれば、前記記憶手段から前記特定部位の情報を取得し、前記特定部位の情報から前記特定部位の表示位置を取得して、前記特定部位の表示位置が前記ブラウザの表示範囲に含まれているか否かにより前記特定部位が表示されているか否かを判定する付記1又は2記載の表示回数測定プログラム。
(付記4)
前記記憶手段は、前記判定手段において前記特定部位が表示されていると判定された場合に、前記加算手段が前記特定部位の表示回数を加算させたあと、記憶している前記特定部位の情報を廃棄する付記3記載の表示回数測定プログラム。
(付記5)
前記表示回数測定プログラムは、前記ブラウザに機能を追加するプログラム又は前記Webページの情報の一部を構成するスクリプトであることを特徴とする付記1乃至4何れか一項記載の表示回数測定プログラム。
(付記6)
前記特定部位の情報はXpathにより記述されていることを特徴とする付記2乃至4何れか一項記載の表示回数測定プログラム。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
Webページ上の特定部位の表示回数を測定する従来のシステムの課題を表した説明図である。 本実施例のシステムにおいて特定部位の表示回数が加算されない例を表した説明図である。 本実施例のシステムにおいて特定部位の表示回数が加算される例を表した説明図である。 本実施例のシステムの一実施例のシステム構成図である。 本実施例のシステムの他の実施例のシステム構成図である。 特定部位情報管理テーブルを表した説明図である。 表示回数管理テーブルを表した説明図である。 利用者端末の一例の構成図である。 コンテンツのロード時の処理手順を表したシーケンス図である。 ブラウザのリサイズ,スクロール時の処理手順を表したシーケンス図である。 図9及び図10に示した処理においてブラウザから取得する情報を表した一例のイメージ図である。 本実施例のシステムにおいて特定部位の表示回数が加算されない処理の一例を表した説明図である。 本実施例のシステムにおいて特定部位の表示回数が加算される処理の一例を表した説明図である。
符号の説明
1 Webページ
2 特定部位
3 ブラウザの表示範囲
10 利用者端末
11 ブラウザ
12 拡張機能
20 コンテンツサーバ
21 コンテンツ
22 スクリプト
30 特定部位情報管理サーバ
31 特定部位情報管理テーブル
40 表示回数管理サーバ
41 表示回数管理テーブル
50 ネットワーク
61 入力装置
62 出力装置
63 ドライブ装置
64 補助記憶装置
65 主記憶装置
66 演算処理装置
67 インターフェース装置
68 記録媒体

Claims (4)

  1. コンピュータを、
    ブラウザの表示動作又は表示更新動作を検知する検知手段と、
    前記検知手段において前記ブラウザの表示動作又は表示更新動作が検知された場合、前記ブラウザに表示されているWebページの情報,前記ブラウザの表示位置及び表示範囲から、表示回数を測定する前記Webページ上の特定部位が表示されているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段において前記特定部位が表示されていると判定された場合、前記特定部位の表示回数を管理している表示回数管理手段に、前記表示されていると判定された前記特定部位の表示回数を加算させる加算手段と
    して動作させる為の表示回数測定プログラム。
  2. 前記判定手段は、前記検知手段において前記ブラウザの表示動作が検知された場合、前記ブラウザに表示されているWebページの特定情報と対応付けて前記Webページ上の特定部位を管理している特定部位情報管理手段から、前記ブラウザに表示されているWebページの特定情報に対応する前記Webページ上の特定部位の情報を取得し、前記特定部位の情報から前記特定部位の表示位置を取得して、前記特定部位の表示位置が前記ブラウザの表示範囲に含まれているか否かにより前記特定部位が表示されているか否かを判定する請求項1記載の表示回数測定プログラム。
  3. 前記判定手段において前記特定部位が表示されていないと判定された場合、前記検知手段において前記ブラウザの表示更新動作が検知されるまで、前記特定部位の情報を記憶しておく記憶手段として、コンピュータを更に動作させ、
    前記判定手段は前記ブラウザの表示更新動作が検知された場合、前記記憶手段に前記特定部位の情報が記憶されていれば、前記記憶手段から前記特定部位の情報を取得し、前記特定部位の情報から前記特定部位の表示位置を取得して、前記特定部位の表示位置が前記ブラウザの表示範囲に含まれているか否かにより前記特定部位が表示されているか否かを判定する請求項1又は2記載の表示回数測定プログラム。
  4. 前記記憶手段は、前記判定手段において前記特定部位が表示されていると判定された場合に、前記加算手段が前記特定部位の表示回数を加算させたあと、記憶している前記特定部位の情報を廃棄する請求項3記載の表示回数測定プログラム。
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