JP2010033148A - トレーサビリティシステムおよびこれに用いるicタグ並びにそのプログラム - Google Patents

トレーサビリティシステムおよびこれに用いるicタグ並びにそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】人為的に情報が改竄されにくく、またどのような経路を辿った他の製品が一緒に保管、輸送されたかまで分かるトレーサビリティシステムを実現する。
【解決手段】複数のICタグと、当該ICタグに情報を書き込むリーダ/ライタを具える商品トレーサビリティシステムにおいて、第1のICタグが、内部電源と、定期的に自身のIDを含む電波を発信することにより前記電波の有効範囲内にある第2のICタグを検索し、前記第2のICタグを検出した場合に自己が保有する情報と前記第2のICタグが保有する情報を交換する通信部と、前記情報を蓄積する記憶部とを具え、電波の有効範囲内に入ったICタグ同士で自動的に情報交換を行うようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ICタグを用いたトレーサビリティシステムに関し、特に、ICタグ同士が交信して情報を蓄積していくトレーサビリティシステムに関する。
近年、バーコードやICタグなどに商品の産地や生産者などを記録して商品に付して出荷し、販売の現場でこのような情報を確認できるようにしたトレーサビリティシステムが導入されている(例えば、特許文献1、2)。このような従来技術では、通常は製品の集荷時にその産地や出産者、製品加工時の状況などの情報を商品生産者のコンピュータシステムで管理し、情報の一部を荷札やバーコード等に記録して製品に貼付する。以後は必要に応じて、最終消費者まで各経路で各業者が自社の管理システムに情報を入力し、または情報を付加して、次の業者へ受け渡す。
また特許文献3には、電池を内蔵して情報送信可能なアクティブRFID(Radio Frequency Identification)タグと、電波を受信したらタグ内部で電力を生成し、リーダライタと交信するパッシブRFIDタグとを組み合わせたICタグが開示されている。
特開2005−82381号公報 特開2001−23073号公報 特開2006−197202号公報
上記のように、最近ではICタグで流通情報を管理する試みがなされているが、従来技術ではICタグは荷札の代替として利用され、その情報はリーダ/ライタ機器との通信で行われる。この方法では入力時に誤ってデータを入力したり、作為的に虚偽の情報を入力しないという保証がなく、情報の信頼性は入力者の良心に頼らねばならなかった。例えば、図10にイメージを示すように、下流の段階では製品タグに記録のある業者については情報を得ることができるが、途中の経路に介在した業者の情報が抜け落ちたり、虚偽の情報を入力されないという保証はない。
また、食の安全を期するためには、製品が出荷されてからどのような経路・状況で販売現場まで移送されてきたかが正確に判明すれば便宜である。例えば、生鮮食品等では輸送途中の温度管理が必要であるが、従来のICタグではどのような温度で輸送されたかといった情報は得られなかった。これについて、途中の輸送業者等でこのような情報をICタグに入力することが考えられるが、流通経路の節々でオペレータがコンピュータシステムを操作してタグに新たな情報を追記するのは過大な労力を必要とする問題もあった。
そこで本発明は、電波有効範囲内にあるICタグ同士が互いに交信するようにするとともに、その時々の周囲の環境を検知するセンサを装備することで、人為的に偽の情報が入りづらく、またどのような経路を辿った他の製品が一緒に保管、輸送されたかまで分かるトレーサビリティシステムを実現することを目的とする。
本発明に係るICタグは、他のICタグと交信して自己が保有する情報と前記他のICタグが保有する情報を交換する通信部と、前記他のICタグから受信した情報を蓄積する記憶部とを具えることを最も主要な特徴とする。
このICタグがさらに、内部電源を有し自ら電波を発信可能に構成されており、定期的に自身のIDを含む電波を発信することにより前記電波の有効範囲内にある他のICタグを検索することが有効である。
さらに、当該ICタグの周囲の環境の1以上の要素を検知するセンサを具え、当該センサが検知した情報が前記記憶部に蓄積されることが有効である。このセンサは、例えば温度センサ、振動センサ、光センサ、圧力センサのいずれかである。
上記ICタグはさらに、現在日時を管理する時間管理部を具えるとともに、当該ICタグが取得した情報はその取得日時とともに前記記憶部に蓄積されることが有効である。
また本発明は、ICタグの動作を制御するプログラムに関し、このプログラムは前記ICタグに、他のICタグと交信して自己が保有する情報と前記他のICタグが保有する情報を交換するステップと、前記他のICタグから受信した情報を記憶領域に蓄積するステップとを実行させることを特徴とする。
このプログラムにおいて、前記ICタグが内部電源を有し自ら電波を発信可能であるとともに、前記プログラムが、定期的に自身のIDを含む電波を発信することにより前記電波の有効範囲内にある他のICタグを検索するステップを前記ICタグに実行させることが有効である。
前記交換した情報を記憶領域に蓄積するステップは、前記他のICタグから受信した情報と既に前記記憶領域に登録された情報とを照合して、重複する情報を除外するステップを含むことが有効である。
前記ICタグが周囲の環境の1以上の要素を検知するセンサを具えるとともに、前記プログラムが、前記センサが検知した情報を前記記憶領域に蓄積するステップを含むことが有効である。
さらに本発明は、複数のICタグと、当該ICタグに情報を書き込むリーダ/ライタを具える商品トレーサビリティシステムに関し、
1のICタグが、内部電源と、定期的に自身のIDを含む電波を発信することにより前記電波の有効範囲内にある他のICタグを検索し、前記他のICタグを検出した場合に自己が保有する情報と前記他のICタグが保有する情報を交換する通信部と、前記他のICタグから受信した情報を蓄積する記憶部とを具えることを特徴とする。
このシステムはまた、前記1のICタグがさらに、周囲の環境の1以上の要素を検知するセンサを具え、前記センサが検知した情報が前記記憶領域に蓄積されることが有効である。このセンサは、例えば温度センサ、振動センサ、光センサ、圧力センサのいずれかである。
本発明のICタグは、電波有効範囲内のICタグ同士が互いに交信し、互いに保有する情報を自動的に交換し蓄積することにより、商品がどのような他の商品と一緒に輸送されたか等の情報が自動的かつ連続的に確認することができる。したがって、例えば問題が生じた商品について正確にその流通経路を遡ることが可能となるとともに、同時に問題が生じた可能性のある他の商品を即座に特定することができる。
また、ICタグに各種センサを設け、当該センサの測定値を蓄積することにより、下流のステージにおいて、例えば生鮮食品が一定温度以下で輸送されてきたか、精密機器に過度のショックや力が加わった形跡がないか、感光性の商品が光に曝されていないか等を確認することができる。これらの情報は自動的に蓄積されるため、人為的に改竄されにくく、信頼性を高度に維持したトレーサビリティシステムを提供することができる。
以下に、貼付の図面を参照しながら本発明にかかるトレーサビリティシステムの詳細について説明する。
一般に、ICタグの読み書きはリーダ/ライタによって行われる。通常リーダ/ライタは電波を発信し、その電波をICタグがアンテナで受信して電力に変換して動作する。リーダ/ライタが書き込み命令を発信すると、ICタグは続く情報を記憶領域に格納する。また、リーダ/ライタが読み出し命令を発信すると、ICタグは指定された情報をリーダ/ライタに送信する。リーダ/ライタとICタグは情報を交換することでは機能的に同じであり、電力を与えればICタグもリーダ/ライタと同等の機能を有しうる。リーダ/ライタを必要とするのは、発信する電波の強さや相互に交信する通信制御が多少煩雑になる等の理由によるものであり、これらを解消してICタグをリーダ/ライタと同等とするのは困難ではない。なお、上記特許文献3(特開2006−197202)にこの記載があり、本書ではこれ以上の詳細な説明は省略するが、本発明はICタグが内部電源を有し自ら電波を発信して周囲のICタグと交信できる機能を利用するものである。
図1は、本発明の実施形態にかかるICタグの構成例を示す図である。本図に示すように、ICタグ10は、アンテナ11と、電源12と、ICチップ13と、各種センサ14とを具える。上述のように、ICタグ10は電波を発信して別のICタグと交信可能である。センサ14は限定しないが、例えば温度センサ、振動センサ、光センサ、圧力センサであり、タグが取り付けられる製品の性質等に基づいて実施例ごとに選択されるものである。上記以外の種類のセンサを設けてもよく、また2以上の異なる種類のセンサを搭載してもよい。なお、ICタグ同士の交信や、電源および各種センサの小型化、平面化についての課題が存在する場合は、ICタグにリーダ/ライタの一部機能を設けたり寸法を大きくしてもよい。本発明の目的はこれらの機能を用いて目的とするトレーサビリティシステムを実現することであり、この限りにおいて個々の要素の詳細はどのような構成でもよい。
ICチップ13は記憶領域を具えており(図示せず)、本発明に係るアプリケーションで動作する。このアプリケーションの機能構成イメージを図2に示す。図2に示すように、本発明のICタグ用アプリケーションは、主記憶管理部21と、データ管理部22と、センサ読み取り部23と、通信部24と、時間管理部25とを具えている。これらは概念的なものであり、ICチップのハードウェアとこれに実装されたプログラムの機能単位のモジュールが協働することにより実現するものである。個々の要素について以下に説明する。
主記憶管理部21は、ICタグ内の記憶領域のうち、使用済み領域と未使用の領域を管理する。データ管理部22からの求めにより要求された大きさを未使用領域に確保して、データ管理部22が書き込み可能な状態を提供する。これには様々な方法が考えられるが、例えば確保した未使用領域の先頭アドレスを通知する方法がある。
データ管理部22は、センサ情報の収集と格納、ICタグが付された製品の生産者情報の書き込み、他ICタグへのデータ提供、他ICタグへのデータ要求などを行う。各動作の詳細については後述する。センサ読み取り部23は、センサ14を読み取ってデータ管理部22にセンサ値を渡す。ここで1つのICタグに複数のセンサが設けられてもよく、センサ読み取り部23は各センサの値を読み取ってデータ管理部22に値を渡す。
通信部24は、他のICタグおよびリーダ/ライタと情報の送受信を行う。この通信部24は、自ら交信相手を探すべく、データ管理部22に現在の製品IDを要求してこれを通信データとして発信する。発信後は時間管理部25に割り込み許可を通知し、受信待ちの状態となる。受信待ちの状態で時間管理部25から割り込みがかかると、上記の発信動作を繰り返す。一方、受信待ちのときに他のICタグやリーダ/ライタからの信号を受信すると、時間管理部25へ割り込み禁止を通知し、受信したデータを作業域(図示せず)へ転送し、これをICタグ内へ登録すべくデータ管理部22へ渡す。その後は、データ管理部22から自らのデータを転送するための送信要求を待つ。データ管理部22から送信要求を受けた場合は、渡されたデータを外部へ発信する。
時間管理部25は、タイマを利用して現在日時の取得と設定時刻(または所定時間の経過)の割り込みを行う。この時間管理部25は、データ管理部22や通信部25からの要求に対し、現在時刻をタイマから読み依頼元に返す。また、データ管理部22や通信部25からの依頼に応じて、一定時間間隔で割り込みを入れる。この割り込みにより通信部25は発信を行い、またデータ管理部22はセンサ14の読み取りを行う。割り込みの実装についてはハードウェアとしての機能を利用する方法が一般的であり、公知であるためこれ以上の説明は省略する。なお、本実施形態では時間管理部25をアプリケーションの一部として示しているが、これはアプリケーション外の例えばICタグのオペレーティングシステム(図示せず)の一機能であってもよく、これをデータ管理部22や通信部24が直接利用するように構成してもよい。この場合にはアプリケーション自体は時間管理部25を持たなくてもよい。
以下に、このICタグに書き込まれる情報について説明する。製品の流通形態は、「分散型」と「集約型」、および「混合型」に分類することができる。本明細書において、「分散型」とは牛やマグロのように全体から部分へと解体されて消費者へ製品がわたるような形態をいう。一方、「集約型」とは電化製品や自動車のように多数の部品を組み立てて1つの製品が完成するような形態をいう。「混合型」とは、集約型と分散型の組合せをいい、例えば最終製品としての「刺身盛り合わせ」であって、マグロなど数種の魚が一匹全体の状態から切り身に分けられて流通し(分散型)、数種類がまとめられて一皿に盛りつけられ、さらにわさびや他の製品が添付される(集約型)ような形態をいう。流通する製品には、まず最初の生産者(提供者)が存在する。最初の生産者はリーダ/ライタを利用して、何も書き込まれていないICタグに、本発明のアプリケーションソフトと、製品ID(生産者名、出荷日(生産日)、製品コード(製造番号)、製品名)等のトレーサビリティに必要な情報を書き込む。この製品IDは他製品と区別できるものであれば独自に生成してもよく、例えば生産者名・製品名・出荷日(生産日)・出荷時刻(生産時刻)などを組み合わせて作成してもよい。なお、この製品IDや付随情報は以降に繰り返し読み出される重要な情報であるため、削除や更新ができないように読み出し専用情報としてプロテクトをかけることが望ましい。
図3は、ICタグ10の記憶領域に格納される情報のイメージ図である。本図に示すように、まず生産者情報の先頭アドレス31と、現在有効な生産者情報のアドレス32が書き込まれ、次に生産者情報ブロック33として、ブロック識別情報33a、生産者名33b、出荷日(精算日)33c、出荷時刻(生産日時)33d、製品コード(製造番号)33e、製品名33f、データアドレス33g、次の生産者アドレス33hが書き込まれる。最初の生産者であるため、生産者情報の先頭アドレス31と、現在有効な生産者情報のアドレス32は同じとなる。ブロック識別情報33aは生産者情報ブロック33毎に一意の識別情報である。データアドレス33gは、後述するセンサ値が格納されるアドレスが書き込まれる。次の生産者アドレス33hは、最初の生産者の時点ではデータが空(NULL)の状態であり、この製品が次の加工業者や流通業者にわたったときに当該次の生産者のブロック情報33のアドレスが書き込まれる。
ICタグ10側から見た書き込み処理について説明する。リーダ/ライタからの書き込み要求は、ICタグ10のアプリケーションの通信部24が受け取り、データ管理部22へ通知される(図2参照)。データ管理部22は通信部24へデータを要求するよう依頼する。通信部24はリーダ/ライタと通信を行い、生産者情報を受信してデータ管理部22へ通知する。データ管理部22は、主記憶管理部21へ生産者情報の領域確保を依頼し、領域(例えば空き領域の先頭アドレス)が通知されると、その領域へ生産者情報を書き込む。「生産者情報の先頭アドレス」および「現在有効な生産者情報アドレス」には、書き込んだ生産者情報ブロックのアドレスが登録される。
このICタグ10には各種センサ14が設けられており、実装方法によるがアプリケーションの指示により所定期間毎にセンサ値が読み取られる。このセンサ値は図3でセンサ情報ブロック34に書き込まれる。本図に示すように、センサ情報ブロック34には、ブロック識別情報34a、データアドレス34b、データ取得時刻34c、センサ値34dが登録される。各ブロックはブロック識別情報34aで識別される。このセンサ値の格納処理について説明する。アプリケーションのデータ管理部22は、記憶領域の「現在有効な生産者情報のアドレス」を辿り、さらに「データアドレス」を辿ることで最後のセンサ情報ブロックを求め、この位置を記憶する。また、時間管理部25へ割り込み許可を通知して割り込みが起きるのを待つ。時間管理部25が割り込みを設定して一定時間が経過するとデータ管理部22が起動され、割り込み禁止を時間管理部25へ通知する。ここで割り込みにより処理を継続する方法は一般にOS等の機能として備わっており、その詳細な説明は省略する。
次に、データ管理部22はセンサ読み取り部23へセンサ値の読み取りを依頼してこれを受け取る。また、時間管理部25へ問い合わせて現在時刻を受け取る。さらに収集したセンサ値を格納するため、主記憶管理部21へ領域を要求する。主記憶管理部から空き領域を通知されると、収集したセンサ値と現在時刻を最新のセンサ情報データとして格納し、覚えておいた最後のセンサ情報ブロックのデータアドレス欄にリンクをはる。
このICタグを付した製品が、最初の生産者から次の(2番目以降の)生産者へ受け渡される。例えば分散型の肉製品の場合、飼育牧場から処分場へ送られ、その後加工業者や流通業者へと受け渡される。また集約型では、部品工場から組立現場へ送られて製品が組み立てられる。この場合の飼育牧場や部品工場が最初の生産者であり、以降の処分場や加工業者、組立業者や流通業者を本明細書では2番目以後の生産者と称する。2番目以降の生産者は、リーダ/ライタを用いて以前に付されたICタグの情報を読み込み、当該ICタグにこの生産者の情報を追記するか、この生産者の情報を付加して新しいICタグに書き込む。この場合のICタグの登録情報のイメージを図4に示す。図4に示すように、2番目以降の生産者は、当該生産者の情報にかかる生産者情報ブロック35を追加するとともに、「現在有効な生産者情報のアドレス」を、新しい生産者情報ブロック35のアドレスに変更する。また、1つ前の生産者情報ブロックの「次の生産者アドレス」欄34hにもこのアドレスを登録する。このようにして、最初の生産者以後、生産者情報を順次付加してICタグを作成していく。
2番目以降の生産者の段階でも、センサ情報の取得は継続される。読み取られたセンサ情報は、その時々で有効な生産者情報に関連づけて蓄積される。この状態の記憶領域のイメージを図5に示す。本図に示すように、生産者A、B、Cの生産者情報ブロックが順次登録され、各生産者の手元にある際のセンサ値データが各生産者に関連づけられて登録される。本発明では、このように情報を階層構造(木構造)に管理することでトレーサビリティの容易制および信頼性を確保している。
なお、ICタグに「現在有効な生産者情報のアドレス」32を用意しなくても、各生産者情報ブロックの「次の生産者アドレス」を辿ることにより最後の生産者情報を求めることができ、その先に新たな領域を確保して次の生産者情報ブロックを設定することも可能である。
図6は、ICタグ同士の情報交換の流れを説明するためのフロー図である。上述したように、ICタグ(図5のICタグA)は定期的に電波を発信し、その有効範囲内に他のICタグがないか検索する(ステップS1)。ここでICタグAとICタグBが交信可能な距離に入った場合、ICタグAの電波を受けてICタグBがこれを検出し(ステップS2)、発信したタグに対し自身の製品IDを返信する(ステップS3)。ICタグAはこれを受けて、ICタグBが有する情報を全部送信するよう要求し(ステップS4)、ICタグBは自身に格納している情報を総て送信する(ステップS5)。要求元ICタグAは、空き領域を確保して受信したデータを自タグ内に格納する(ステップS6)。これが終了したら、今度はICタグを入れ替えてステップS3〜S6を行うことにより、お互いの情報が反映される。なお、交信開始時にどちらのICタグから格納データを送信するかは任意の設計事項である。
ステップS5の送信処理の前提として、図3乃至5に示すように、送信データは生産者情報ブロックとセンサ情報部録が記憶領域内のアドレスによってリンクされている。このため、一度に全データを送信する場合は、送信に先立ってアドレス解決を行っておく必要がある。具体的には、データ管理部22は、記憶領域内の「生産者情報の先頭アドレス」から生産者情報ブロックを読み、それを作業域に書きアドレスを覚えておく。次に生産者情報ブロックの「データアドレス」を辿りセンサ情報ブロックを読み、これを作業域に書く。このとき、センサ情報ブロックのアドレスとして、生産者情報ブロックのデータアドレスには最初の生産者情報ブロックの先頭アドレスを0番地と仮定した相対アドレスを設定する。以下、作業域に各ブロックを書き込みながらアドレスを相対アドレスに修正する。このイメージを図7に示す。このように処理することで、受信側でリンクを正しく辿ることが可能となる。なお、送信データをまとめて送るかブロックに分割して送るか等は実施例によって適宜決定されるものとする。
送信データを受け取ったICタグでは、アプリケーションのデータ管理部22が通信部24から渡されたデータを一旦作業領域に保存する。このとき、各ブロックのアドレスは相対アドレスである。次にデータ管理部22は、「現在有効な生産者情報のアドレス」からデータアドレスを辿り、最後のセンサ情報ブロックを求める。データ管理部22は主記憶管理部21へセンサ情報ブロックの大きさの領域を求める。領域が通知されたら、これをダミーのブロックとして最後のセンサ情報ブロックにリンクさせる(データアドレス欄にアドレスを書き込む)。次に、データ管理部22は時間管理部25に現在時刻を求め、通知された時刻をダミーブロックに書き込む。次に、作業領域にある他ICタグから送信されたデータを先頭から読み込んで送信データの大きさを求め、これと同じ領域を主記憶管理部へ要求する。そして、主記憶管理部21から通知された領域に作業領域のデータをすべてコピーする。このとき、アドレスが先頭からの相対アドレスとなっているため、各ブロックのアドレスに通知された領域のアドレスを加え、実アドレスとする。この領域をダミーブロックからリンクする。図8は、ICタグAから要求してICタグBのデータをタグAに移行する手順を示し、図9はICタグB側から要求してICタグAのデータをタグBに移行する手順を示す。
図10は、ICタグAに送信されたICタグBの情報がどのように格納されるかの一例を示すイメージ図である。ICタグAにはICタグBの情報が、時系列が分かるように格納される。このようにして、電波の有効範囲に入ったICタグ同士が情報を交換する。また、製品が直接交信可能でない場合でも情報が伝搬するため、例えば現在はICタグA,Bのいずれからも離れたICタグがある場合にも、過去にICタグA、Bのいずれかと情報交換している場合には、その情報がICタグAとBの間で交換される。これは例えば、伝染性の疫病にかかった牛と健康な牛を同じコンテナで輸送してしまった場合に、疫病が発生したICタグを調べることで感染の疑いのある他の製品を調べるのに有用となる。この状態のイメージを、図11に示す。本図には、例えば集約型のトレーサビリティシステムにおいて、ICタグA、B、Cが互いに自動的に情報交換を行い、互いの情報を共有する状態が示されている。
以下に、具体的な流通市場における本発明の実施例について説明する。まず、分散型の流通形態におけるトレーサビリティシステムを説明する。最初の原材料として、家畜であれば飼育業者、まぐろ等であれば漁船または魚市場関係者といった最初の生産者によって、出荷時に最初のICタグが貼付される。このICタグには、リーダ/ライタから本発明のアプリケーションソフト(図2)と、出荷日・生産者名・製品ID・状態等のトレーサビリティの対象となる情報が書き込まれる。最初の製品としては、牛や鮪のように単体として大きなものに限らず、野菜や鯖等のように小さなものを幾つかまとめて流通させるものもある。この場合は箱やケースにICタグを貼付する。また、ICタグには当該製品についてトレーサビリティの要求のある情報を収集するセンサをICタグに装備する。装備するセンサは複数であってもよい。本説明では製品が牛肉であるとして、ICタグには温度センサが実装される。
最初の生産者がICタグに必要情報を書き込んで製品に貼付すると、ICタグのアプリケーションはセンサからの情報収集を開始する。取得された温度情報はアプリケーションによって指定された記憶領域に蓄積される。これは例えば図3のように登録されるが、他のデータ構造で情報を管理するようにしてもよい。
同時にICタグのアプリケーションは、交信相手を探し始める。牛や鮪のように大きな製品、または野菜や鯖のように箱やケースにまとめた製品を運搬する場合、一般に複数の製品を輸送トラック等に一緒に荷積みする。このとき、各製品やケースに貼付されたICタグが交信可能となり、各タグが情報交換を行って近くの製品のIDが蓄積される。これにより、運搬や保管等に問題があった場合、1の製品を調べることで同じ環境にあった他の製品を把握することができる。
最初の生産者から次の生産者へ製品が渡り、そこで製品が分解・加工されると、次の生産者はリーダ/ライタで最初の生産者が貼付したICタグのデータを読み取り、その内容を新しいICタグに複写する。これにより、最初の生産者が貼付したICタグが、次の生産者が出荷する数だけ複製される。代替的に、次の生産者は新たなICタグに自身の生産者情報だけ書き込んで製品に貼付してタグ同士を近づけ、後は製品のICタグ同士が交信して情報交換するようにしてもよい。この場合はICタグ内の各情報のリンク関係は異なるが、同等の情報を有するICタグが構成される。
2番目以降の生産者の管理下においても、ICタグのアプリケーションはセンサ情報の収集しており、これがICタグ内に蓄積される。このようにして、下流のステージ(例えば最終消費者に渡る段階)において、ICタグのリーダ/ライタを用いて、過去に遡って製品が常に所定温度以下で運搬・保管されてきたかといった情報を確認することができ、さらに問題がある他の製品がこの製品に接触・接近していないか等も確認することができる。なお、トレーサビリティ情報確認用のシステムは例えばリーダ/ライタと汎用コンピュータシステムを具え、ICタグの登録情報をすべて表示画面や紙媒体に出力して確認したり、例えばセンサ値が所定の値以上または以下となったことがあるか等の条件でデータを検索できるようにする。これにより、図12にイメージを示すように、消費者が流通経路や生産者の情報を確かめて、食の安全を自ら確保することができる。
次に、集約型製品のトレーサビリティシステムについて説明する。家電製品や自動車等は多くの部品で構成され、部品点数が多ければ多いほど部品の構成管理が煩雑になる。本実施例は、ICタグを利用して最初の製品(部品)の生産から最終製品までの管理を自動化するものである。最初の製品として部品を製造し、これにICタグを貼付する。このICタグには本発明のアプリケーションと、出荷日(製造日)・生産者名・製品ID・製品名、その他材料などのトレーサビリティの関心対象となる情報が書き込まれる。この製品IDは他製品と識別できれば、独自の値であってもよいし、例えば生産者名と日時を組み合わせたようなものであってもよい。また、ICタグには、貼付される製品のトレーサビリティ情報として関心ある情報を収集するセンサを実装する。例えば精密機器の場合には振動センサが装備される。
最初の生産者がICタグに必要な情報を書き込み、製品(部品)に貼付すると、ICタグのアプリケーションソフトはセンサから情報を読み取り蓄積する。同時に、ICタグのアプリケーションは交信相手を探し始める。ICタグを貼付した製品が生産ラインにあるとき、または保管や運搬でいくつの製品と一緒にケースにまとめられるときに、各製品のICカード同士が交信可能となる。
製品(部品)が次の生産者へ運搬され、そこで他製品と組み合わせられて新たな製品(中間品または完成品)が製造される。このときの生産者は、新たなICタグに生産者名・製品名・日時・製品ID等を書き込んで、新たな製品に貼付する。これにより、各部品と新たな製品のICタグが互いに交信し、等価の情報を有することとなる。この状態が図10に示されており、2つの部品のICタグA、Bと、新たに製造された製品のICタグCが互いに交信する状態が示されている。これにより、図13にイメージを示すように、消費者が完成品のみならずその部品の詳細を知ることができ、安心して製品を購入することができる。
ここで、多数の同一製品が生産ラインにあるような場合、同じ製品について膨大な数の製品情報が登録されてしまう場合がある。また、集約型の製品では、部品が組み込まれると近接配置された部品間で常に交信が行われることになる。これによる本来不要な情報の過度の蓄積を回避するための措置を講じてもよい。これには以下のような方法が考えられる。例えば、同一製品には同一の製品IDを付すとともに、アプリケーションソフトは交信相手の製品IDを確認して同じIDであれば情報交換を行わないように構成する。あるいは、他ICタグから登録情報を受信したときに含まれる製品IDをすべて抽出するとともに、自ICタグに既に登録されている製品IDと照合し、既に自ICタグに情報が存在する製品IDについては情報を破棄するよう構成してもよい。あるいは、アプリケーションソフトが例えば作業領域のデータを主記憶領域に格納した後にも消去せずにとっておき、次に受信するデータと照合することにより、まったく同一のデータセットを連続して受信した場合を検出し、この場合に部品が組み立てられたか同じ環境で保管されたと判断して、所定期間は同じ製品IDの存在が検知されてもデータ要求を行わないよう構成する。このような措置を講ずることにより、重複する情報の蓄積を回避して記憶領域の有効活用を図ることができる。また、連続して同じ製品IDが検知されていたにも拘わらず、所定期間経過しても既に記録してある製品IDからの交信がなくなった場合に、例えば組み合わされていた部品が外されたか、金属等で電波が遮断されたと判断して、この事実を該当する製品IDの欄に記録するようにしてもよい。これにより、ある製品について、過去にどのような部品と組み合わせられていたのか等の情報を得ることが可能となる。
さらに、製品の製造過程、流通過程によっては、上記の分散型と集約型が組み合わさる場合もある。例えば同種の複数の部品が1つの箱に入れられて出荷され、次の販売店等でばら売りされ(分散型)、他の部品と組み合わされて別の製品が製造される(集約型)ような場合である。この場合にも、各情報のリンクの仕方が分散型と集約型の混合となるだけであって、情報として時系列的に収集・蓄積されることになる。このような場合でも特に構成を変更せずに本発明のICタグを利用することができる。
以上に詳細に説明したように、本発明ではICタグ同士が自動的に交信して情報の交換・蓄積を行うため、人為的な情報の改竄を防ぎ、かつ、自動的に効率よくトレーサビリティを実現することができる。また、本発明のシステムによると、近年問題となっている自動車や家電などの大型製品の不法投棄について、不法投棄者を特定する手がかりとすることができる。これは例えば、製品が消費者へ渡る際に、最後の生産者である販売店や自動車ディーラがICタグの最終生産者として購入者の情報を書き込むことで実現することができる。特に本発明では製品の内部部品のICタグも完成品のICタグと同等の情報を持つため、仮に完成品の外側に貼付されたICタグを剥がして廃棄された場合でも、内部部品のICタグから廃棄者を特定する手がかりを得ることができる。
本発明のトレーサビリティシステムおよびICタグは、製造業、流通業、情報処理産業で利用することができる。
本発明のICタグの構成を示す概略図である。 本発明のICタグ用アプリケーションの機能概略図である。 ICタグにおける生産者とセンサ値のデータの格納例を示すイメージ図である。 ICタグにおける生産者情報の付加例を示すイメージ図である。 ICタグにおける生産者情報の階層構造の登録例を示すイメージ図である。 本発明のICタグ間の交信手順を示すフロー図である。 主記憶領域と作業領域の相対アドレスの関係を説明するためのイメージ図である。 本発明のICタグ間の交信手順を示すフロー図である。 本発明のICタグ間の交信手順を示すフロー図である。 ICタグの記憶領域において、他ICタグの情報を読み込んだ状態を説明するためのイメージ図である。 本発明のICタグ間の交信による情報のリンク関係を示すイメージ図である。 分散型の流通形態の概念を説明するためのイメージ図である。 集約型の流通形態の概念を説明するためのイメージ図である。 従来のICタグの利用形態を説明するためのイメージ図である。
符号の説明
10 ICタグ
11 アンテナ
12 電源
13 ICチップ
14 各種センサ
21 主記憶管理部
22 データ管理部
23 センサ読み取り部
24 通信部
25 時間管理部

Claims (12)

  1. ICタグであって、他のICタグと交信して自己が保有する情報と前記他のICタグが保有する情報を交換する通信部と、前記他のICタグから受信した情報を蓄積する記憶部とを具えることを特徴とするICタグ。
  2. 請求項1に記載のICタグがさらに、内部電源を有し自ら電波を発信可能に構成されており、定期的に自身のIDを含む電波を発信することにより前記電波の有効範囲内にある他のICタグを検索することを特徴とするICタグ。
  3. 請求項1または2に記載のICタグがさらに、当該ICタグの周囲の環境の1以上の要素を検知するセンサを具え、当該センサが検知した情報が前記記憶部に蓄積されることを特徴とするICタグ。
  4. 請求項3に記載のICタグにおいて、前記センサは、温度センサ、振動センサ、光センサ、圧力センサのいずれかであることを特徴とするICタグ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のICタグがさらに、現在日時を管理する時間管理部を具えるとともに、当該ICタグが取得した情報はその取得日時とともに前記記憶部に蓄積されることを特徴とするICタグ。
  6. ICタグの動作を制御するプログラムであって、前記ICタグに、他のICタグと交信して自己が保有する情報と前記他のICタグが保有する情報を交換するステップと、前記他のICタグから受信した情報を記憶領域に蓄積するステップとを実行させることを特徴とするプログラム。
  7. 請求項6のプログラムにおいて、前記ICタグが内部電源を有し自ら電波を発信可能であるとともに、前記プログラムが、定期的に自身のIDを含む電波を発信することにより前記電波の有効範囲内にある他のICタグを検索するステップを前記ICタグに実行させることを特徴とするプログラム。
  8. 請求項6または7に記載のICタグ用プログラムにおいて、前記交換した情報を記憶領域に蓄積するステップは、前記他のICタグから受信した情報と既に前記記憶領域に登録された情報とを照合して、重複する情報を除外するステップを含むことを特徴とするプログラム。
  9. 請求項6乃至8のいずれか1項に記載のICタグ用プログラムにおいて、前記ICタグが周囲の環境の1以上の要素を検知するセンサを具えるとともに、前記プログラムが、前記センサが検知した情報を前記記憶領域に蓄積するステップを含むことを特徴とするプログラム。
  10. 複数のICタグと、当該ICタグに情報を書き込むリーダ/ライタを具える商品トレーサビリティシステムにおいて、
    1のICタグが、内部電源と、定期的に自身のIDを含む電波を発信することにより前記電波の有効範囲内にある他のICタグを検索し、前記他のICタグを検出した場合に自己が保有する情報と前記他のICタグが保有する情報を交換する通信部と、前記他のICタグから受信した情報を蓄積する記憶部とを具えることを特徴とするトレーサビリティシステム。
  11. 請求項10に記載のシステムにおいて、前記1のICタグがさらに、周囲の環境の1以上の要素を検知するセンサを具え、前記センサが検知した情報が前記記憶領域に蓄積されることを特徴とするトレーサビリティシステム。
  12. 請求項11に記載のシステムにおいて、前記センサは、温度センサ、振動センサ、光センサ、圧力センサのいずれかであることを特徴とするトレーサビリティシステム。
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