JP2010032647A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】像担持体からの流入電流がある場合であっても、好適に転写電圧を印加できる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】画像形成装置は、転写手段30に転写電圧を印加する印加手段66と、印加手段の出力側の信号を検出し、検出信号Siを生成する検出手段67と、駆動回路(63A、63B、64)と、切替手段65とを備える。駆動回路は、オン/オフ信号である第1駆動信号Sd1と、段階的に増加する信号である第2駆動信号Sd2とを生成し、各駆動信号にしたがって印加手段66を駆動する。切替手段65は、印加手段を起動する起動モードにおいては、第1駆動信号にしたがって印加手段が駆動され、起動後の定常モードにおいては、第2駆動信号にしたがって印加手段が駆動されるように、検出信号Siに応じて第1駆動信号Sd1と第2駆動信号Sd2とを切替える
【選択図】図2

Description

本発明は画像形成装置に関し、詳しくは、その転写電圧の起動に関する。
従来の画像形成装置は、感光体(像担持体)に担持された像を適切に転写するために、転写電流値を検出して、その値が所定値となるように、転写ローラ(またはベルト)に印加する転写電圧を制御していた。この転写電圧を印加する際の技術として、文献1には、転写電圧を印加する際に、その制御信号であるPWM信号のDuty比を徐々に大きくさせる画像形成装置が記載されている。
特開2001−296720公報
一般に、転写電圧を印加するための高圧発生回路が起動する前に感光体(像担持体)が帯電されるため、高圧発生回路には感光体からの流入電流が流れ込んでくる。高圧発生回路の起動時に感光体からの流入電流を受けると、流入電流の影響によって高圧発生回路が立ち上がりにくい状態になる。したがって、転写電圧を素早く印加することができないという問題があった。
このような状態で、文献1のようなPWM信号の制御を行うと、高圧発生回路が起動するまで、PWM信号のDuty比が徐々に上がっていくように制御されているため、転写電圧の起動時には、Duty比が大きくなり過ぎて転写電流のオーバーシュートが発生する虞がある。従って、転写電圧を好適に印加することができないという問題があった。
本発明は上記不都合に鑑みてなされたもので、像担持体からの流入電流がある場合であっても、素早く、好適に転写電圧を印加することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、第1の発明に係る画像形成装置は、現像剤によって現像された現像剤像を担持する像担持体と、転写電圧の印加に応じて前記現像剤像を被記録媒体に転写する転写手段と、前記転写電圧を生成し、前記転写電圧を前記転写手段に印加する印加手段と、前記印加手段の出力側の信号を検出し、検出信号を生成する検出手段と、前記検出信号に応じて前記転写電圧を制御する制御手段と、オン/オフ信号である第1駆動信号と、段階的に増加する信号である第2駆動信号とを生成し、前記第1駆動信号および第2駆動信号にしたがって前記印加手段を駆動する駆動回路と、前記印加手段を起動する起動モードにおいては、前記第1駆動信号にしたがって前記印加手段が駆動され、起動後の定常モードにおいては、前記第2駆動信号にしたがって前記印加手段が駆動されるように、前記検出信号に応じて前記第1駆動信号と前記第2駆動信号とを切替える切替手段とを備える。
本構成によれば、印加手段の起動時の起動モードにおいては、オン/オフ信号であってレベル変化の大きい第1駆動信号によって印加手段が駆動される。従って、印加手段がトランスを用いて高圧を発生する場合、起動時に転写手段側からの流入電流がある場合であっても、トランスの一次側における第1駆動信号の大きなレベル変化が、トランスの二次側に高電圧を生成する印加手段の起動に効果的に働き、印加手段を確実に、素早く起動させることができる。これにより、素早く、好適に転写電圧を印加することができる。なお、本明細書において、「起動モード」とは、オン/オフ信号である第1駆動信号によって印加手段が駆動される状態を意味し、「定常モード」とは、段階的に増加する信号である第2駆動信号によって印加手段が駆動される状態を意味する。
第2の発明は、第1の発明の画像形成装置において、前記制御手段は、前記駆動回路を制御する制御信号を生成し、前記駆動回路は、前記制御信号に応じて前記第1駆動信号を生成する起動駆動回路と、前記制御信号を平滑し、平滑された前記制御信号に応じて前記第2駆動信号を生成する定常駆動回路と、前記第1駆動信号および第2駆動信号に応じて前記印加手段を駆動する主駆動回路とを含み、前記切替手段は、前記検出信号に応じて、前記第一駆動信号と前記第二駆動信号を切替えて、前記主駆動回路に供給する。
本構成によれば、制御手段は、単一の制御信号を生成し、出力すればよいので、制御手段の構成が簡略化される。
第3の発明は、第1の発明の画像形成装置において、前記制御手段は、前記切替手段を含むとともに、前記駆動回路を制御する制御信号を生成し、前記駆動回路は、前記制御信号に応じて前記第1駆動信号を生成する起動駆動回路と、前記制御信号を平滑し、平滑された前記制御信号に応じて前記第2駆動信号を生成する定常駆動回路と、前記第1駆動信号および前記第2駆動信号に応じて前記印加手段を駆動する主駆動回路とを含み、前記制御手段は、前記検出信号に応じて、前記制御信号の前記起動駆動回路への供給と前記定常駆動回路への供給とを切替える。
本構成によれば、第1駆動信号および第2駆動信号の切替えを、制御手段によってソフト的に行えるため、切替手段の構成を簡略化できる。
第4の発明は、第2または第3の発明の画像形成装置において、前記制御信号は、PWM信号である。
本構成によれば、駆動回路の制御が簡易かつ緻密にできる。
第5の発明は、第1の発明の画像形成装置において、前記制御手段は前記切替手段を含み、前記駆動回路は、前記第1駆動信号および第2駆動信号に応じて前記印加手段を駆動する主駆動回路を含み、前記制御手段は、前記検出信号に応じて、前記起動モードにおいては、前記第1駆動信号を生成し、前記第1駆動信号を前記主駆動回路に供給し、前記定常モードにおいては、前記第2駆動信号を生成し、前記第2駆動信号を前記主駆動回路に供給する。
本構成によれば、平滑回路および駆動信号を形成する回路を省略することができるため、転写電圧を生成する回路構成を大幅に簡略化することができる。
第6の発明は、第1〜第5の発明のいずれか一つの画像形成装置において、前記検出手段は前記印加手段の出力側に流れる電流を検出し、前記検出信号は電流検出信号であり、前記切替手段は、前記電流検出信号の値が所定値を超えた場合に、前記起動モードから前記定常モードに切替える。
本構成によれば、検出手段によって像担持体(感光体)からの流入電流を検出できる。そのため、検出された流入電流に基づいて、印加手段を確実に起動させるための、モード切替えの所定値を設定することができる。例えば、検出された電流検出信号の値が所定値を超えていた場合、少なくとも印加手段が初期起動されたと判断できる。
第7の発明は、第6の発明の画像形成装置において、前記所定値は、前記電流検出信号の初期検出値に応じて可変される。
本構成によれば、通常、像担持体(感光体)の材質や回路構成に依存して、電流検出信号の初期検出値である流入電流の値は一定ではないため、流入電流の値に応じてモードを切替える所定値を変更することによって、印加手段を適時に確実に起動させることができる(像担持体の材質が異なると、仮想負荷容量が変わり帯電量が異なり、流入電流値も変化する)。
第8の発明は、第1〜第7の発明のいずれか一つの画像形成装置において、前記起動モードから前記定常モードへのモード切替え時において、モード切替え直後の定常モードにおける前記出力側の信号の値が、モード切替え直前の起動モードにおける前記出力側の信号の値以上となるように、前記第1駆動信号が前記第2駆動信号に切替えられる。
本構成によれば、モード移行時にヒステリシス特性を持たせることができ、モード移行時のチャタリングを防止できる。
第9の発明は、第1〜第8の発明のいずれか一つの画像形成装置において、前記第1駆動信号の信号特性は、徐々に大きくなるように形成されている。
本構成によれば、第1駆動信号の信号特性、例えば、第1駆動信号のパルス幅、振幅、周波数等を徐々に大きくすることによって、起動モードにおいて、転写電流を所定値まで好適に徐々に上昇させることができる。また、起動モードにおけるオーバーシュートを確実に防ぐことができる。これにより、好適に転写電圧を印加することができる。
本発明の画像形成装置によれば、像担持体からの流入電流がある場合であっても、素早く、好適に転写電圧を印加することができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を、図1〜図3を参照しつつ説明する。
1.レーザプリンタの全体構成
図1は、モノクロレーザプリンタ(画像形成装置の一例)1の要部側断面図である。なお、画像形成装置はモノクロレーザプリンタに限られず、例えば、カラーレーザプリンタ、LEDプリンタ、あるいはコピー機能およびファクシミリ機能を備えた複合機であってもよい。また、以下、図1で紙面右側をモノクロレーザプリンタ(以下、単に「プリンタ」という)1の前側、図1で紙面左側をプリンタ1の後側として説明する。図1において、プリンタ1は、本体フレーム2内に、用紙3(被記録媒体の一例)を給紙するためのフィーダ部4や、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。
(1)フィーダ部
フィーダ部4は、給紙トレイ6、用紙押圧板7、給紙ローラ8、およびレジストローラ12を備えている。用紙押圧板7上の最上位にある用紙3が給紙ローラ8に向かって押圧され、用紙3は、給紙ローラ8の回転によって1枚毎に給紙される。
給紙された用紙3は、レジストローラ12によってレジストされた後に転写位置Xに送られる。転写位置Xは、用紙3に感光ドラム27上のトナー像を転写する位置であって、感光ドラム27(像担持体の一例)と転写ローラ30(転写手段の一例)との接触位置とされる。
(2)画像形成部
画像形成部5は、例えば、スキャナ部16、プロセスカートリッジ17および定着部18を備えている。
スキャナ部16は、レーザ発光部(図示せず)、ポリゴンミラー19等を備えている。レーザ発光部から発光されたレーザ光(図中の一点鎖線)は、ポリゴンミラー19によって偏向されつつ感光ドラム27の表面上に照射される。
また、プロセスカートリッジ17は、現像ローラ31、感光ドラム27、スコロトロン型の帯電器29および転写ローラ30を備えている。なお、感光ドラム27のドラム軸27aは、グランドに接地されている。
帯電器29は、感光ドラム27の表面を一様に正極性に帯電させる。その後、感光ドラム27の表面は、スキャナ部16からのレーザ光によって露光され、静電潜像が形成される。次いで、現像ローラ31の表面上に担持されるトナーが、感光ドラム27上に形成された静電潜像に供給され現像される。
転写ローラ30は、金属製のローラ軸30aを備え、ローラ軸30aには、回路基板52に実装された高圧発生回路60(図2参照)が接続されている。そして、転写動作時には、高圧発生回路60から転写電圧Vtが転写ローラ30に印加される。
定着部18は、用紙3上のトナーを、用紙3が加熱ローラ41と押圧ローラ42との間を通過する間に熱定着させる。熱定着後の用紙3は排紙パス44を介して排紙トレイ46上に排紙される。
2.高圧発生回路の構成
図2は、転写ローラ30に印加される転写電圧Vtを生成するための高圧発生回路60の概略的なブロック図である。高圧発生回路60は、CPU(制御手段の一例)62、起動駆動回路63A、定常駆動回路63B、トランス駆動回路(主駆動回路の一例)64、切替回路(切替手段の一例)65、昇圧回路(印加手段の一例)66、電流検出回路(検出手段の一例)67およびメモリ72を含む。
CPU62は、電流検出回路67の電流検出信号Siに応じて転写電圧Vtを制御するために、PWM(Pulse Width Modulation;パルス幅変調)信号(制御信号の一例)Scを生成し、PWM信号ScをPWMポート62aから起動駆動回路63Aおよび定常駆動回路63Bに供給する。メモリ72には、CPU62が実行する各種プログラム等が格納されている。
起動駆動回路63Aは、抵抗R1、抵抗RaおよびトランジスタTr1を含み、昇圧回路66を起動する起動モードにおいて、PWM信号Scに応じてオン/オフ信号である第1駆動信号Sd1を生成する(図3参照)。このとき、トランジスタTr1は、PWM信号Scによってオン/オフ制御される。その際、PWM信号Scが論理ローレベルの時にトランジスタTr1がオンされ、PWM信号Scが論理ハイレベルの時にトランジスタTr1がオフされる。すなわち、ここでは、PWM信号Scの論理レベルが反転した第1駆動信号Sd1が生成される(図3参照)。また、抵抗Raは昇圧回路66の出力調整用の抵抗であり、昇圧回路66の出力特性を決定する。
定常駆動回路63Bは、抵抗R2、コンデンサC1、抵抗RbおよびトランジスタTr2を含み、昇圧回路66の起動後の定常モードにおいて、PWM信号Scのデューティ比の変化に応じて段階的に増加する第2駆動信号Sd2を生成する(図3参照)。ここで、抵抗R2およびコンデンサC1は平滑回路を構成し、平滑されたPWM信号ScをトランジスタTr2のベースに供給する。すなわち、定常モードにおいて、トランジスタTr2は、平滑されたPWM信号Scによって制御される。また、抵抗Rbは昇圧回路66の出力調整用の抵抗であり、昇圧回路66の出力特性を決定する。
トランス駆動回路64は、抵抗R3およびトランジスタTr3を含み、起動モードにおいては第1駆動信号Sd1にしたがって昇圧回路66を起動し、昇圧回路66の起動後の定常モードにおいては、第2駆動信号Sd2にしたがって昇圧回路66を駆動する(図3参照)。第1駆動信号Sd1および第2駆動信号Sd2は、抵抗R3および昇圧回路66の自励巻線68cを介してトランジスタTr3のベースに供給される。トランジスタTr3は、供給された第1駆動信号Sd1および第2駆動信号Sd2に基づき、昇圧回路66の1次側巻線68bに流れる電流をON/OFFさせるように構成されている。
切替回路65は、ダイオード(D3、D4)、抵抗R4、トランジスタTr4および比較回路IC1を含み、電流検出回路67の電流検出信号(電圧信号)Siに応じて起動駆動回路63Aによる第1駆動信号Sd1と定常駆動回路63Bによる第2駆動信号Sd2とを切替える。
具体的には、電流検出信号Siが所定の基準電圧(本発明における「所定値」に相当)Vref以下の場合には、比較回路IC1は論理ハイレベルの出力信号を生成する。それによって、トランジスタTr4がオンされ、第2駆動信号Sd2が無効化され、第1駆動信号Sd1がトランス駆動回路64に供給される。
一方、電流検出信号Siが所定の基準電圧Vrefを超える場合には、比較回路IC1は論理ローレベルの出力信号を生成する。それによって、トランジスタTr4がオフされるとともに、第1駆動信号Sd1がダイオードD4を介して無効化され、第2駆動信号Sd2がトランス駆動回路64に供給される。
昇圧回路66は、トランス68、ダイオード69、平滑コンデンサ70等を備えている。トランス68は、2次側巻線68a,1次側巻線68bおよび自励巻線68cを備えている。2次側巻線68aの一端は、ダイオード69および接続ラインL1を介して転写ローラ30のローラ軸30aに接続されている。一方、2次側巻線68aの他端は、電流検出回路67を介してグランドに接続されている。また、平滑コンデンサ70および放電抵抗71がそれぞれ2次側巻線68aに並列に接続されている。
このような構成により、トランス68の1次側巻線68bに流れる電流のON/OFFに伴って、トランス68の1次側の電圧は、昇圧回路66において昇圧および整流され、転写ローラ30のローラ軸30aに転写電圧(例えば、負の高圧)Vtとして印加される。このとき、転写ローラ30に流れる転写電流It(図2の矢印方向に流れる電流の値を正とする)は、電流検出回路67が有する抵抗67a、67bに流れ込み、この転写電流Itに応じた電流検出信号(電圧信号)Siが比較回路IC1の反転入力端子に供給されるとともに、CPU62のA/Dポート62bにフィードバックされる。なお、転写電流Itには、感光ドラム27の帯電に起因する流入電流Irも含まれる。また、転写電流Itの値は、V=It×Rの関係から求められる。ここで、Vは電流検出信号Siの電圧値、Rは抵抗67bの抵抗値とする。
そして、昇圧回路66の起動動作の終了後であって用紙3が上記転写位置Xに到達し、用紙3に感光ドラム27上のトナー像を転写する転写動作時には、CPU62は、接続ラインL1に流れる転写電流Itの電流値に応じた電流検出信号Siに基づき、この転写電流Itの電流値が目標範囲に収まるように、デューティ比(制御信号の値の一例)を適宜変更したPWM信号Scを定常駆動回路63Bに出力する定電流制御を実行する。
3.モード切替え
次に、昇圧回路66の起動の際における、起動モードと定常モードとのモード切替えの態様を図3および図4を参照して説明する。図3は、昇圧回路66の起動の際におけるタイムチャートである。図4は、起動駆動回路63Aと定常駆動回路63Bとによる昇圧回路66の出力特性の相違を説明する図である。ここでは、起動モードと定常モードとの切替えは、電流検出信号Siに応じて、切替回路65によって行われる。
具体的には、CPU62は、図3の時刻t0において、例えばデューティ比80%のPWM信号Scの、起動駆動回路63Aおよび定常駆動回路63Bへの供給を開始する。その後、所定時間のデューティ比80%のPWM信号Scの供給時においては、図3に示されるように、流入電流Irを含む転写電流Itの値は所定の基準値(本発明における「所定値」に相当)Irefに達していない、すなわち、電流検出信号Siの値が基準値Irefに対応した所定の基準値Vrefに達していない。そのため、切替回路65は、PWM信号Scに応じて起動駆動回路63Aによって生成された第1駆動信号Sd1をトランス駆動回路64に供給する。
ここで、所定の基準値Irefは、昇圧回路66の起動前の流入電流Irの値(本発明における「初期検出値」に相当)が、例えば1μAであったとすると、例えば、その4倍の4μAに設定される。これは、流入電流Irを含む転写電流Itの値が、起動前の流入電流Irの値の4倍以上に達していれば、昇圧回路66が正常に起動されたと判断できるからである。なお、所定の基準値Iref(あるいは基準値Vref)は、昇圧回路66の起動前の流入電流Irの値に応じて可変されてもよい。それは、通常、感光ドラム27の材質や回路構成に依存して、流入電流Irの値は一定ではない(感光ドラム27の材質が異なると、仮想負荷容量が変わり帯電量が異なり、流入電流値も変化する)。そのため、流入電流Irの値に応じてモードを切替える基準値Iref(あるいは基準値Vref)を変更することによって、昇圧回路66を適時に確実に起動させることができるからである。
また、起動モード時の第1駆動信号Sd1のパルス振幅は、抵抗Raの値によって調整される。より詳細には、ここでは、図4に示されるように、PWM信号Scのデューティ比と、昇圧回路66の出力である転写電流Itとの関係を示す出力特性グラフにおいて、定常駆動回路63Bによる特性グラフが起動駆動回路63Aによる特性グラフ以上となるように、抵抗Raの値および抵抗Rbの値が設定される。これは、モード移行時にヒステリシス性を持たせるためである。なお、図4においては、定常駆動回路63Bによる特性グラフが起動駆動回路63Aによる特性グラフを上回る場合が示されている。
次いで、CPU62は、例えばデューティ比60%のPWM信号Scを所定時間、起動駆動回路63Aおよび定常駆動回路63Bに供給する。そして、図3の時刻t1において、転写電流Itの値が基準値(閾値)Irefに達すると、すなわち、電流検出信号Siの値が基準値(閾値)Vrefに達すると、切替回路65は、平滑されたPWM信号Scに応じて定常駆動回路63Bによって生成された段階的に増加する第2駆動信号Sd2をトランス駆動回路64に供給する。すなわち、切替回路65は、図3の時刻t1において、モードを起動モードから定常モードに切替える。
このように起動モードにおいては、図3に示されるように、オン/オフ信号であって、レベル変化の大きいパルス状の第1駆動信号Sd1に応じて、トランス駆動回路64はトランス68の一次側を駆動する。そのため、昇圧回路66の起動時に転写ドラム側からの流入電流Irがある場合であっても、トランス68の一次側における駆動信号Sd1の大きなレベル変化が、トランス68の二次側に高電圧を生成する昇圧回路66の起動に効果的に働く。その結果、流入電流Irに抗して、昇圧回路66を確実に、素早く起動させることができる。
また、起動モードにおいては、第1駆動信号Sd1が、そのパルス振幅は一定のままで、パルス幅を徐々に大きくするように形成される。そのため、起動モードにおいて、転写電流を所定値まで好適に徐々に上昇させることができるとともに、起動モードにおけるオーバーシュートを確実に防ぐことができる。
また、起動モードから定常モードへのモード切替え時において、図4の特性グラフにしたがって、モード切替え直後の定常モードにおける転写電流Itの値が、モード切替え直前の起動モードにおける転写電流Itの値以上となるように、第1駆動信号Sd1が第2駆動信号Sd2に切替えられる。そのため、モード移行時にヒステリシス特性を持たせることができ、モード移行時の比較回路IC1におけるチャタリングを防止できる。
定常モードにおいて、トランス駆動回路64は、図3に示すような、PWM信号Scのデューティ比の変化に応じて段階的に増加する第2駆動信号Sd2に応じて、トランス68の一次側を駆動する。それに伴って転写電流Itが徐々に増加し、所定の電流値に達した以後、転写電流Itは、電流検出信号Siに基づいて、CPU62によって定電流制御される。
4.実施形態1の効果
実施形態1においては、転写電流Itが徐々に増加するように昇圧回路66を起動させるため、昇圧回路66の起動の際における過剰な転写電流(オーバーシュート)の発生を抑制することができる。
また、昇圧回路66の起動の際の初期段階である起動モードにおいては、オン/オフ信号であって、レベル変化の大きいパルス状の第1駆動信号Sd1に応じて、トランス駆動回路64はトランス68の一次側を駆動する。そのため、昇圧回路66の起動時に転写ドラム側からの流入電流Irがある場合であっても、流入電流Irに抗して、昇圧回路66を確実に、素早く起動させることができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を、図5および図6を参照しつつ説明する。図5は、実施形態2の高圧発生回路60Aの概略的なブロック図である。図6は、モード切替の処理手順を概略的に示すフローチャートである。実施形態2と実施形態1とは、その高圧発生回路の構成のみが異なるため、その相違点のみを説明する。なお、実施形態1と同一の構成には同一の部材番号を付して、その説明を省略する。
図5に示されるように、実施形態2の高圧発生回路60Aは、実施形態1の高圧発生回路60から切替回路65が省略されたものに相当する。そして、実施形態2において、PWM信号Scは、第1PWMポート62cから起動駆動回路63Aに、第2PWMポート62dから定常駆動回路63Bにそれぞれ個別に切替えて供給される。CPU62は、昇圧回路66の起動の際の、PWM信号Scの切替制御およびモード切替制御を、切替回路65に代わって、メモリ72に格納された所定のプログラムにしたがってソフト的に行う。なお、このプログラムは、所定の印字要求の応じてスタートされる。
図6のステップS10において、まず、CPU62は、レジスタの初期設定等を行う。例えば、電流設定レジスタにはモード切替えを判定するための転写電流Itの所定基準値(デジタル値)Irefが設定され、PWM設定において、起動モードが「OFF」に設定され、定常モードが「ON」に設定される。具体的には、第2PWMポート62dが選択され、第2PWMポート62dから定常駆動回路63BにPWM信号Scが供給され、段階的に増加する第2駆動信号Sd2によって昇圧回路66が起動される。
次いで、所定時間の経過の後に、ステップS20において、CPU62は、FB(フィードバック)信号、すなわち電流検出信号Siを読み込み、読み込んだ電流検出信号SiをA/D変換して、電流検出信号Siのデジタル値を得る。その際、電圧値である電流検出信号Siの値が、所定の換算テーブルにしたがってデジタル電流値に換算される。そして、ステップS30において、CPU62は、デジタル電流値(A/D値)が所定基準値Iref以下かどうかを判定する。A/D値が所定基準値Iref以下でない場合、すなわち、A/D値が所定基準値Irefを超えている場合には(ステップS30:NO)、ステップS45において、定常モードが継続される。これは、定常モードによって昇圧回路66が起動されたと判断されたため、そのまま定常モードにおいてさらに昇圧回路66の制御を行なうためである。そして、転写電流Itが定電流制御する値まで上昇した以降は、ステップS80において通常の転写回路制御が行われる。
一方、ステップS30においてA/D値が所定基準値Iref以下であると判定された場合は(ステップS30:YES)、ステップS40において、定常モードを「OFF」して、起動モードを「ON」する(図3の時刻t0に相当する)。これは、起動開始時からの定常モードによって昇圧回路66が好適に起動されなかったために、オン/オフ信号であって、レベル変化の大きいパルス状の第1駆動信号Sd1による起動モードによって昇圧回路66を起動させるためである。このとき、第2PWMポート62dが第1PWMポート62cに切替えられ、第1PWMポート62cから起動駆動回路63AにPWM信号Scが供給される。
次いで、所定時間の経過の後に、ステップS50において、ステップS20と同様に、CPU62は、FB信号を読み込み、電流検出信号Siのデジタル値を得る。そして、ステップS60において、ステップS30と同様に、CPU62は、デジタル電流値(A/D値)が所定基準値Iref以下かどうかを判定する。A/D値が所定基準値Iref以下でない場合、すなわち、A/D値が所定基準値Irefを超えている場合には(ステップS60:NO)、ステップS70において、起動モードを「OFF」して、定常モードを「ON」する(図3の時刻t1に相当する)。これは、起動モードよって昇圧回路66が好適に初期起動されたために、モードを起動モードから定常モードに切替えるためである。このとき、第1PWMポート62cが第2PWMポート62dに切替えられ、第2PWMポート62dから定常駆動回路63BにPWM信号Scが供給される。そして、転写電流Itが定電流制御する値まで上昇した以降は、ステップS80において通常の転写回路制御が行われる。すなわち、転写電流値を検出して、その値が所定値となるように、転写ローラ(またはベルト)に印加する転写電圧を制御する。
一方、ステップS60においてA/D値が所定基準値Iref以下であると判定された場合は(ステップS60:YES)、PWM信号Scのデューティ比を変更して第1駆動信号Sd1のデューティ比を増加させて、ステップS50およびステップS60の処理を繰り返す。
なお、図6のフローチャートにおいては、昇圧回路66の起動を、定常モードによって、すなわち、平滑されたPWM信号Scを用いて開始する例を示したが、これに限られない。例えば、ステップS10において、起動モードを「ON」に、定常モードを「OFF」にそれぞれ設定して、ステップS20、ステップS30、ステップS40およびステップS45を省略してもよい。すなわち、昇圧回路66の起動制御を、実施形態1と同様に、図3の時刻t0の起動モードから開始するようにしてもよい。
5.実施形態2の効果
第1駆動信号Sd1と第2駆動信号Sd2との切替えを、CPU62によってソフト的に行えるため、切替手段の構成を簡略化できる。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3を、図7を参照しつつ説明する。図7は、実施形態3の高圧発生回路60Bの概略的なブロック図である。実施形態3と実施形態1とは、その高圧発生回路の構成のみが異なるため、その相違点のみを説明する。なお、実施形態1と同一の構成には同一の部材番号を付して、その説明を省略する。
図7に示されるように、実施形態3の高圧発生回路60Bは、実施形態2の高圧発生回路60Aからさらに起動駆動回路63Aおよび定常駆動回路63Bが省略された構成に相当する。すなわち、実施形態3においては、CPU62が、実施形態1の高圧発生回路60の切替回路65、起動駆動回路63Aおよび定常駆動回路63Bの動作に相当する動作を行う。
すなわち、CPU62は、起動モードにおいては、第1駆動信号Sd1にしたがって昇圧回路66が駆動され、定常モードにおいては、第2駆動信号Sd2にしたがって昇圧回路66が駆動されるように、電流検出信号Siに応じて、第1駆動信号Sd1と第2駆動信号Sd2とを切替える。また、CPU62は、電流検出信号Siに応じて、起動モードにおいては、第1駆動信号Sd1を生成し、第1駆動信号Sd1をD/Aポート62eを介してトランス駆動回路64に供給し、定常モードにおいては、第2駆動信号Sd2を生成し、第2駆動信号Sd2をD/Aポート62eを介してトランス駆動回路64に供給する。
そのために、図3に示される第1駆動信号Sd1および第2駆動信号Sd2の波形データが、例えばメモリ72に記憶される。そして、電流検出信号Siが基準値Iref(あるいはVref)以下である場合、CPU62は、第1駆動信号Sd1の波形データから第1駆動信号Sd1を生成して、第1駆動信号Sd1をトランス駆動回路64に供給する。一方、電流検出信号Siが基準値Irefを超えた場合には、CPU62は、第2駆動信号Sd2の波形データから第2駆動信号Sd2を生成して、第2駆動信号Sd2をトランス駆動回路64に供給する。ここで、メモリ72に記憶される第1駆動信号Sd1および第2駆動信号Sd2の波形データは、流入電流等の印字条件に応じた複数の波形パターンが記憶され、印字条件に応じて波形パターンが選択されるようにしてもよい。
なお、第1駆動信号Sd1および第2駆動信号Sd2の形成方法は、波形データを記憶する方法に限られない。例えば、第1駆動信号Sd1を、所定電圧の直流信号を所定のタイミングでオン/オフして形成し、第2駆動信号Sd2を、所定電圧の直流信号を所定のタイミングにおいて所定電圧を所定量増加させることによって形成するようにしてもよい。第1駆動信号Sd1を形成する際に、所定電圧および/またはオン時間を変化させるようにしてもよい。
6.実施形態3の効果
平滑回路および駆動信号を形成する回路を省略することができるため、転写電圧を生成する回路構成を大幅に簡略化することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記各実施形態において、転写電流Itを検出して転写電流Itが所定値を超えた場合に、起動モードから定常モードに切替える例を示したがこれに限定されない。転写電圧Vtを検出する転写電圧検出手段を設け、転写電圧Vtが所定値を超えた場合に、起動モードから定常モードに切替える構成としてもよい。
(2)上記各実施形態において、第1駆動信号Sd1が、そのパルス振幅は一定のままで、パルス幅を徐々に大きくするように形成される例を示したが、これに限定されない。例えば、第1駆動信号Sd1を、そのパルス振幅は一定のままで、パルス周波数を徐々に大きくするように形成してもよいし、そのパルス幅は一定のままで、パルス振幅を徐々に大きくするように形成してもよい。あるいは、第1駆動信号Sd1を、そのパルス振幅は一定のままで、パルス幅およびパルス周波数を徐々に大きくするように形成してもよい。
(3)実施形態1および実施形態2において、起動駆動回路63Aおよび定常駆動回路63Bを設ける構成を示したが、必ずしもこれに限られない。例えば、定常駆動回路63Bを省略して、PWM信号Scを平滑する平滑回路を個別に設けるようにしてもよい。この場合、起動モードにおいては、平滑されないPWM信号Scが起動駆動回路63Aに供給され、定常モードにおいては平滑されたPWM信号Scが起動駆動回路63Aに供給されるように、PWM信号Scを切替るようにすればよい。また、起動駆動回路63Aの特性調整抵抗Raを、デジタルポテンショメータによって構成し、モード切替に応じてその抵抗値を、例えばCPU62によって変更するようにすればよい。
本発明の実施形態1に係るプリンタの要部側断面図 実施形態1に係る高圧発生回路の概略的なブロック図 昇圧回路の起動時に係るタイムチャート 転写電流とPWM信号との関係を示すグラフ 実施形態2に係る高圧発生回路の概略的なブロック図 印加回路の起動を確認する別の例のフローチャート 実施形態3に係る高圧発生回路の概略的なブロック図
符号の説明
1…プリンタ(画像形成装置)
27…感光ドラム(像担持体)
30…転写ローラ(転写手段)
60…高圧発生回路
62…CPU(制御手段、切替手段、駆動回路の一部)
63A…起動駆動回路
63B…定常駆動回路
64…トランス駆動回路(主駆動回路)
65…切替回路(切替手段)
66…昇圧回路(印加手段)
67…電流検出回路(検出手段)
Sd1…第1駆動信号
Sd2…第2駆動信号
Si…電流検出信号(検出信号)

Claims (9)

  1. 現像剤によって現像された現像剤像を担持する像担持体と、
    転写電圧の印加に応じて前記現像剤像を被記録媒体に転写する転写手段と、
    前記転写電圧を生成し、前記転写電圧を前記転写手段に印加する印加手段と、
    前記印加手段の出力側の信号を検出し、検出信号を生成する検出手段と、
    前記検出信号に応じて前記転写電圧を制御する制御手段と、
    オン/オフ信号である第1駆動信号と、段階的に増加する信号である第2駆動信号とを生成し、前記第1駆動信号および第2駆動信号にしたがって前記印加手段を駆動する駆動回路と、
    前記印加手段を起動する起動モードにおいては、前記第1駆動信号にしたがって前記印加手段が駆動され、起動後の定常モードにおいては、前記第2駆動信号にしたがって前記印加手段が駆動されるように、前記検出信号に応じて前記第1駆動信号と前記第2駆動信号とを切替える切替手段と、
    を備えた画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記駆動回路を制御する制御信号を生成し、
    前記駆動回路は、
    前記制御信号に応じて前記第1駆動信号を生成する起動駆動回路と、
    前記制御信号を平滑し、平滑された前記制御信号に応じて前記第2駆動信号を生成する定常駆動回路と、
    前記第1駆動信号および第2駆動信号に応じて前記印加手段を駆動する主駆動回路とを含み、
    前記切替手段は、前記検出信号に応じて、前記第一駆動信号と前記第二駆動信号を切替えて、前記主駆動回路に供給する。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記切替手段を含むとともに、前記駆動回路を制御する制御信号を生成し、
    前記駆動回路は、
    前記制御信号に応じて前記第1駆動信号を生成する起動駆動回路と、
    前記制御信号を平滑し、平滑された前記制御信号に応じて前記第2駆動信号を生成する定常駆動回路と、
    前記第1駆動信号および第2駆動信号に応じて前記印加手段を駆動する主駆動回路とを含み、
    前記制御手段は、前記検出信号に応じて、前記制御信号の前記起動駆動回路への供給と前記定常駆動回路への供給とを切替える。
  4. 請求項2または請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記制御信号は、PWM信号である。
  5. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は前記切替手段を含み、
    前記駆動回路は、前記第1駆動信号および前記第2駆動信号に応じて前記印加手段を駆動する主駆動回路を含み、
    前記制御手段は、前記検出信号に応じて、
    前記起動モードにおいては、前記第1駆動信号を生成し、前記第1駆動信号を前記主駆動回路に供給し、
    前記定常モードにおいては、前記第2駆動信号を生成し、前記第2駆動信号を前記主駆動回路に供給する。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記検出手段は前記印加手段の出力側に流れる電流を検出し、
    前記検出信号は電流検出信号であり、
    前記切替手段は、前記電流検出信号の値が所定値を超えた場合に、前記起動モードから前記定常モードに切替える。
  7. 請求項6に記載の画像形成装置において、
    前記所定値は、前記電流検出信号の初期検出値に応じて可変される。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記起動モードから前記定常モードへのモード切替え時において、モード切替え直後の定常モードにおける前記出力側の信号の値が、モード切替え直前の起動モードにおける前記出力側の信号の値以上となるように、前記第1駆動信号が前記第2駆動信号に切替えられる。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記第1駆動信号の信号特性は、徐々に大きくなるように形成されている。
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