JP2010032122A - 排気システム - Google Patents

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Abstract

【課題】不完全燃焼事故の発生を未然に防ぐことができる排気システムを提供する。
【解決手段】ガス燃焼器2が、燃焼室21内でガスを燃焼する。排気ダクト3が、燃焼室21と外気とを連通する。この排気ダクト3内に設けられた排気ファン4は、排気ダクト3を通じてガス燃焼器2の燃焼排ガスを外気に排出するように動作する。排気制御部が、ガス燃焼器2の燃焼開始からガス燃焼器2の燃焼終了後に所定時間経過するまでの間、排気ファン3を動作させる
【選択図】図1

Description

本発明は、排気システムに係り、特に、燃焼室内でガスを燃焼するガス燃焼器と、前記燃焼室と外気とを連通する排気ダクトと、前記排気ダクトを通じて前記ガス燃焼器の燃焼排ガスを前記外気に排出するように動作する前記排気ダクト内に設けられた排気ファンと、を備えた排気システムに関するものである。
業務厨房用のガス燃焼器である食器洗い器、ゆで麺器、コンロなどから排出される二酸化炭素(CO2)、水(H2O)、窒素酸化物(NOx)などの燃焼排ガスは、排気ファンの動作によって排気ダクトを通じて外気に排出される(例えば特許文献1)。一般に、ガス燃焼器と排気ファンとの操作は消費者が手動で別々に行っている。
ところで、ガス燃焼器が経年変化で老朽化すると、燃焼排ガスにCO2、H2O、NOxの他に不完全燃焼ガス(例えば一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC))が含まれる状況になる。このような状況で、消費者がガス燃焼器の燃焼停止と同時に排気ファンの動作も停止させると、排気ダクト内に残った不完全燃焼ガスが室内に流入して不完全燃焼事故が発生する恐れがある。
特開平8−86437号公報
そこで、本発明は、上記のような問題点に着目し、不完全燃焼事故の発生を未然に防ぐことができる排気システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、燃焼室内でガスを燃焼するガス燃焼器と、前記燃焼室と外気とを連通する排気ダクトと、前記排気ダクトを通じて前記ガス燃焼器の燃焼排ガスを前記外気に排出するように動作する前記排気ダクト内に設けられた排気ファンと、を備えた排気システムにおいて、前記ガス燃焼器の燃焼開始から前記ガス燃焼器の燃焼終了後に所定時間経過するまでの間、前記排気ファンを動作させるファン制御手段を備えたことを特徴とする排気システムに存する。
請求項2記載の発明は、前記所定時間を設定操作するための設定操作手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の排気システムに存する。
請求項3記載の発明は、前記ガス燃焼器の燃焼量を検出する燃焼量検出手段と、前記燃焼量検出手段により検出された燃焼量に応じて前記所定時間を設定する自動設定手段と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の排気システムに存する。
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、ガス燃焼器の燃焼終了後も所定時間だけ排気ファンが動作されるので、ガス燃焼器の燃焼終了後に排気ダクト内に残った燃焼排ガスに含まれる不完全燃焼ガスを確実に外気に排出することができるため、不完全燃焼事故の発生を未然に防ぐことができる。
請求項2記載の発明によれば、設定操作手段により排気ダクトの容積に合った所定時間を設定することができる。
請求項3記載の発明によれば、自動設定手段により燃焼量に合った所定時間を設定することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。同図に示すように、排気システム1は、ガス燃焼器2と、排気ダクト3と、排気ファン4と、排気制御部5と、を備えている。ガス燃焼器2は、例えば食器洗い器、ゆで麺器、風呂などの温水機器6に温水を供給するためのガス給湯器である。ガス燃焼器2は、燃焼室21と、ガスバーナ22と、ガス供給管23と、流量調整弁24と、温水コイル25と、給湯制御部26と、を有している。
ガスバーナ22は、燃焼室21内でガスを燃焼するための装置である。上記燃焼室21は、箱型に設けられていて、室内7に設けられている。燃焼器21の下側には、ガスバーナ22の燃焼に必要な酸素を取り込むための図示しない吸気孔が設けられている。そして、燃焼室21の上側には、ガスバーナ22の燃焼により発生する燃焼排ガスを排出する排気孔27が設けられている。また、燃焼室21内には、上記ガスバーナ22の他に、後述するガス供給管23、流量調整弁24、温水コイル25及び給湯制御部26が収容されている。
上記ガス供給管23は、図示しないガス供給源とガスバーナ22との間に設けられていて、ガス供給源内のガスをガスバーナ22に供給するための配管である。上記流量調整弁24は、ガス供給管23に設けられた電磁弁であり、ガス供給管23を通じてガスバーナ22に供給されるガス量を制御する。上記温水コイル25は、水が流れる配管であり、配管入口から導入された冷水をガスバーナ22により温めて温水として温水機器6に対して供給する。
上記給湯制御部26は、温水機器6のON/OFFスイッチ61と流量調整弁24とに接続されている。給湯制御部26は、例えばマイクロコンピュータなどから構成されている。給湯制御部26は、ユーザにより温水機器6のON/OFFスイッチ61がオン操作されると流量調整弁24を制御してガスバーナ22にガスを供給すると共に図示しない点火装置を点火させてガスバーナ22による燃焼を開始させる。また、給湯制御部26は、ユーザにより温水機器6のON/OFFスイッチ61がオフ操作されると流量調整弁24を制御してガスバーナ22に対するガスの供給を遮断してガスバーナ22による燃焼を停止させる。
上記排気ダクト3は、燃焼室21に設けた排気孔27と外気とを連通する配管である。排気ファン4は、排気ダクト3内に設けられている。排気ファン4は、排気ダクト3を通じて燃焼室21内の燃焼排ガスを外気に排出するように回転動作する。排気制御部5は、温水機器6のON/OFFスイッチ61と排気ファン4とに接続されている。排気制御部5は、例えばマイクロコンピュータなどから構成されている。排気制御部26は、ON/OFFスイッチ61のオン、オフ状態に応じて排気ファン4の回転動作を制御する。
上述した構成の排気システム1の動作について図2のフローチャートを参照して以下説明する。ユーザがON/OFFスイッチ61をオン操作すると、給湯制御部26は、流量調整弁24を制御してガスバーナ22にガスを供給させる共に図示しない点火装置を点火させてガスバーナ22による燃焼を開始させる。ガスバーナ22による燃焼を開始させると、燃焼室21に燃焼排ガスが発生する。また、このON/OFFスイッチ61のオン操作に応じて(ステップS1でY)、排気制御部5は、排気ファン4を回転動作させる(ステップS2)。この排気ファン4の回転動作によって燃焼室21内に発生した燃焼排ガスが排気ダクト3を通じて外気に排出される。
その後、ユーザがON/OFFスイッチ61をオフ操作すると、給湯制御部26は、流量調整弁24を制御してガスバーナ22に対するガスの供給を遮断してガスバーナ22による燃焼を停止させる。ガスバーナ22の燃焼が停止した直後は、排気ダクト3内には燃焼排ガスが残ったままである。排気制御部5は、ON/OFFスイッチ61をオフ操作しても(ステップS3でY)、すぐには排気ファン4の回転動作を停止させずに、ON/OFFスイッチ61がオフしてから所定時間経過するのを待って(ステップS4でY)、排気ファン4の回転動作を停止させた後に(ステップS5)、ステップ1に戻る。この所定時間の間に排気ダクト3内に残った燃焼排ガスが外気に排気される。
上述した排気システム1によれば、ガス燃焼器2の燃焼終了後も所定時間だけ排気ファン4が動作されるので、ガス燃焼器2の燃焼終了後に排気ダクト3内に残った燃焼排ガスに含まれる不完全燃焼ガスを確実に外気に排出することができるため、不完全燃焼事故の発生を未然に防ぐことができる。
なお、上述した実施形態によれば、前記所定時間は固定されたものであるが、本発明はこれに限ったものではない。燃焼室21内の燃焼排ガスが排気ダクト3を通じて外気に排気されるまでの排気時間は、排気ダクト3の容量に依存する。即ち、排気ダクト3の容量が大きければ排気時間が長くなり、排気ダクト3の容量が小さければ排気時間が短くなる。よって、所定時間を固定すると排気ダクト3の容量に合った所定時間を設定することができない。それ故、ガス燃焼器2の燃焼停止後に排気ダクト3内に残っている燃焼排ガスを外気に排気する前に所定時間が経過して排気ファン4の回転動作が停止されてしまったり、排気ダクト3内に残っている燃焼排ガスを外気に排出してしまったにも関わらず排気ファン4が回転動作し続けたままとなる恐れがあった。
そこで、例えば、図3に示すように、排気制御部5に設定操作手段としての例えばディップスイッチ8を設ける。ユーザは、予め排気ダクト3の容量に応じてディップスイッチ8をオンオフ操作する。そして、排気制御部5は、上記ディップスイッチ8のオンオフ状態に応じた所定時間が設定されるようになっている。このようにすれば、ディップスイッチスイッチ8により排気ダクト3の容量にあった所定時間を設定することができる。なお、上記設定操作手段としては、デップスイッチに限ったものではない。この設定操作手段として、設定器(ハンディターミナル)を用いて排気制御部5へ排気ダクト3の容量を送信する方法もある。また、電話回線、網制御装置を介して集中管理センタから排気制御部へ排気ダクトの容量を送信する方法もある。
また、上記排出時間は、ガス燃焼器2の燃焼量に依存する。即ち、ガス燃焼器2の燃焼量が多ければ燃焼排ガスの量も多くなり排出時間も長くなる。一方、ガス燃焼器2の燃焼量が少なければ燃焼排ガスの量も少なくなり排出時間も短くなる。よって、所定時間を固定すると同様にガス燃焼器2の燃焼量に合った所定時間を設定することができない。
そこで、例えば、図4に示すように、温水機器6にガス燃焼器2の燃焼量を調整できる例えばスライドスイッチ62が設けられている場合がある。上記給湯制御部26は、スライドスイッチ62の操作量に応じて流量調整弁24を制御してガスバーナ22に供給しているガス量を調整してガス燃焼器2の燃焼量を調整している。この場合において、排気制御部5とスライドスイッチ62とを接続する。そして、排気制御部5は、燃焼量検出手段として働きスライドスイッチの操作量からガス燃焼器2の燃焼量を検出し、自動設定手段として働き検出した燃焼量に応じた所定時間を設定するようになっている。
なお、所定時間の設定としては、例えば燃焼量と所定時間とを対応付けたテーブルを予めメモリに格納しておいて、排気制御部5が、上記テーブルから燃焼量に対する所定時間を読み出して設定することが考えられる。このテーブルとしては、1種類だけ記憶させても良いし、排気ダクト3の容量別に複数種類記憶させてもよい。複数種類記憶させた場合、排気制御部5は、例えばディップスイッチなどでユーザにより予め入力された排気ダクト3の容量に応じたテーブルを選んで所定時間を設定する。また、排気制御部5はスライドスイッチ62の操作量から燃焼量を検出していたが、これに限ったものではない。例えば流量調整弁24の開閉度合いから燃焼量を検出してもよいし、ガス供給管23に流量センサを設けてそのセンサ出力から燃焼量を検出するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、箱型の燃焼室内でガスバーナを燃焼させたガス燃焼器の一例として説明していたが、本発明はこれに限ったものではない。例えばコンロのようにガスバーナが露出されているガス燃焼器であってもよい。この場合、室内7が燃焼室に相当し、排気ダクト3は室内と外気とを連通するように設けられている。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の排気システムの一実施の形態を示す概略図である。 図1に示す排気システムを構成する排気制御部の処理手順を示すフローチャートである。 他の実施形態における本発明の排気システムの一実施形態を示す概略図である。 他の実施形態における本発明の排気システムの一実施形態を示す概略図である。
符号の説明
1 排気システム
2 ガス燃焼器
3 排気ダクト
4 排気ファン
5 排気制御部(ファン制御手段、燃焼量検出手段、自動設定手段)
8 ディップスイッチ(設定操作手段)

Claims (3)

  1. 燃焼室内でガスを燃焼するガス燃焼器と、前記燃焼室と外気とを連通する排気ダクトと、前記排気ダクトを通じて前記ガス燃焼器の燃焼排ガスを前記外気に排出するように動作する前記排気ダクト内に設けられた排気ファンと、を備えた排気システムにおいて、
    前記ガス燃焼器の燃焼開始から前記ガス燃焼器の燃焼終了後に所定時間経過するまでの間、前記排気ファンを動作させるファン制御手段を
    備えたことを特徴とする排気システム。
  2. 前記所定時間を設定操作するための設定操作手段を
    さらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の排気システム。
  3. 前記ガス燃焼器の燃焼量を検出する燃焼量検出手段と、
    前記燃焼量検出手段により検出された燃焼量に応じて前記所定時間を設定する自動設定手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の排気システム。
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