JP2010032005A - コネクタ - Google Patents

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Tokuo Watanabe
徳雄 渡邉
Koji Ito
晃治 伊藤
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Abstract

【課題】本発明は、第1シール部材17に当たる配管Pのシール面Pbが錆びることなく、高いシール性を維持することができるコネクタ1を提供する。
【解決手段】コネクタ1はその接続孔に配管Pを挿入することにより配管Pを接続する。コネクタ1は、コネクタ本体10の接続孔に、第1シール部材17、ストッパリング18を備え、さらにコネクタ本体10の装着端部25に装着された第2シール部材20を備える。第2シール部材20は、装着端部25に装着される装着部20aと、接続孔の開口の外周を囲みかつ装着部20aに形成された配管Pの外周部を囲むように形成されたシールリップ20cとを有し、シールリップ20cにより外部から第1シール部材17に至る経路をシールするように構成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、金属製の配管を他の管体に接続するためのコネクタに関する。
従来、この種のコネクタとして、例えば特許文献1等に記載されたものが知られている。特許文献1のコネクタは、車両の冷却配管に使用される、いわゆるクックコネクタであり、金属製の配管を挿入可能な接続孔を有するコネクタ本体と、コネクタ本体に取り付けられ配管を抜止めすることで配管をコネクタ本体に接続するリテーナとを備えている。また、コネクタ本体の接続孔には、Oリングからなるシール部材がストッパリングにより止められることで収納されており、このシール部材により配管のシール面に対してシールし、配管内の流体が漏れることを防止している。さらに、コネクタの外周部には、筒状の防水キャップが装着されている。防水キャップは、配管のシール面に外部からの水分に起因した錆びを発生させないためや、泥水などの侵入を防止するための円筒状の部材である。
しかし、防水キャップは、コネクタの外形に適合して成形しているために汎用性に乏しい。また、防水キャップをコネクタの外周部に装着するには、防水キャップを弾性変形により拡張しつつ行なわなければならず、コネクタに装着する作業が面倒であるという問題があった。
特開2002−235887号公報
本発明は、上記従来の技術の問題点を解決することを踏まえ、簡単な構成で汎用性に優れかつ接続作業が容易であり、シール部材に当たる配管のシール面が錆びることなく、高いシール性を維持することができるコネクタを提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
適用例1は、金属製の配管を他の管体に接続するためのコネクタにおいて、
上記配管を挿入するための接続孔と、該接続孔の開口の外周部に形成された装着端部とを有するコネクタ本体と、
上記接続孔に配置され、上記配管のシール面を押圧することで該配管の通路と外部とをシールする第1シール部材と、
上記装着端部に装着された第2シール部材と、
を備え、
上記第2シール部材は、上記装着端部に装着される装着部と、上記接続孔の開口の外周を囲むように装着部に形成されかつ配管の外周部を囲むように形成されたシールリップとを有し、該シールリップにより外部から第1シール部材に至る経路をシールするように構成されていること、を特徴とする。
適用例1において、コネクタ本体の接続孔に第1シール部材を配置するとともに、コネクタ本体の装着端部に第2シール部材を装着する。配管を第2シール部材の貫通孔に挿入する。配管をコネクタ本体の接続孔に挿入すると、第1シール部材が配管のシール面に対してシールして、配管の通路がコネクタにシールした状態にて接続される。こうした接続状態にて、第2シール部材のシールリップは、配管のシール面を押圧して、外部からシール面に至る間隙をシールする。これにより、配管のシール面は、外部からの水分によって錆びるのが防止される。
また、第2シール部材のシールリップは、配管の挿入時に、容易に撓むから、配管の挿入荷重を増加させず、接続作業性に優れている。また、第2シール部材は、コネクタ本体に一体に組み付けられているから、挿入作業性に優れている。
[適用例2]
適用例2は、上記シールリップは、上記接続孔の孔径より大きい外径の部分から中心に向けて、上記装着部より肉厚が徐々に薄くなっている構成をとることができる。
[適用例3]
適用例3のシールリップは、上記配管の挿入方向に傾斜するように装着部から中心に向けて屈曲しているコネクタ構成である。
(1) コネクタ1の概略構成
図1は本発明の一実施例にかかるコネクタ1を分解して示す斜視図、図2はコネクタ1に配管Pを接続した状態を示す斜視図である。コネクタ1は、燃料電池を搭載した車両のインバータなどの冷却系統に使用され、配管PをチューブTbに接続するためのものであり、コネクタ本体10と、Oリングからなる第1シール部材17と、ストッパリング18と、リテーナ30と、シールリング体50とを備えている。なお、図1において、第1シール部材17、ストッパリング18および第2シール部材20は、一部破断して示している。配管Pは、燃料電池装置のインバータの冷却装置FA(流体装置)の壁面WLから突出しており、金属製(例えば、アルミニウム製)でほぼ丸パイプ状に形成されている。配管Pの先端面から所定距離を隔てた位置の外周面上には、環状に突出したバルジ部からなるフランジ部Paが形成されている。また、配管Pの外周部であって、フランジ部Paの両側に、第1シール部材17によりシールされるシール面Pbおよび第2シール部材20によりシールされるシール面Pcがそれぞれ形成されている。以下、コネクタ本体10、第2シール部材20、リテーナ30を順に説明する。
(2) コネクタ1の各部の構成
(2)−1 コネクタ本体10
図3はコネクタ1を分解した断面図、図4は配管Pを接続したコネクタ1を示す半断面図である。図3および図4において、コネクタ本体10は、例えば樹脂製で、ほぼ円筒状に形成されている。コネクタ本体10の一端部は、配管Pを接続する配管接続部11となっており、その他端部は、例えば合成樹脂製のチューブTb(図1)が圧入によって装着されるチューブ接続部12となっている。なお、以下、コネクタ1の配管接続部11の側を前側、チューブ接続部12の側を後側として、以下の説明を行なう。
コネクタ本体10内の中空部は、後方から前方に向かって内径を段階的に大きくする段付孔状をなす第1ないし第4の接続孔13〜16に形成されている。第3の接続孔15内には、Oリングである第1シール部材17が配置されている。コネクタ本体10内には、第3の接続孔15と第4の接続孔16にまたがって樹脂製のストッパリング18が配置される。ストッパリング18は、コネクタ本体10に位置決めされることで第1シール部材17を抜止めしている。
図5は第2シール部材20を一部破断した斜視図である。第2シール部材20は、コネクタ本体10の装着端部25に装着されている。第2シール部材20は、装着端部25に装着される装着部20aと、上記接続孔の開口の外周を囲むように装着部20aに形成された配管Pの外周部を囲むように形成されたシールリップ20cとを有し、シールリップ20cにより外部から第1シール部材17に至る経路をシールするように構成されている。シールリップ20cは、上記接続孔の孔径より大きい外径から、装着部20aより肉厚が薄くなっており、しかも、配管Pの挿入方向に傾斜するように装着部20aから屈曲している。ここで、第2シール部材20の材料として、EPDMなどのゴム材料を用いることができる。
図1および図2において、コネクタ本体10の配管接続部11の外周面には、その前側から後方に向かって所定間隔を隔てて平行に並ぶ第1および第2の規制フランジ21,22が形成されている。第1の規制フランジ21と第2の規制フランジ22との間には、左右1対の差込孔26が左右対称に形成されている。
(2)−2 リテーナ30
リテーナ30は、弾性変形可能な樹脂製であり、配管接続部11の外周部の一部を囲むコ字形に形成されたリテーナ本体31を備えている。リテーナ本体31は、平板状の基板部32の両側から下方に突設された左右1対の抜止片33、検知片34およびガイド片37を備えている。
(3) コネクタ1の接続作業
図3および図4において、コネクタ1の組み付け作業において、第1シール部材17を第3の接続孔15に挿入する。このとき、第1シール部材17は、第2の接続孔14との段部で位置決めする。続いて、ストッパリング18を第4の接続孔16に挿入することで、第1シール部材17を配管接続部11に脱落を防止する。
上記のように構成されたコネクタ1に配管Pを接続するには、コネクタ本体10にリテーナ30を仮組みし、さらに、第2シール部材20の装着部20aをコネクタ本体10の装着端部25に装着した後に、接続孔に配管Pを挿入し、さらにリテーナ30を押し込むことにより行なわれる。すなわち、図1において、リテーナ30の抜止片33を差込孔26に、第1および第2の規制フランジ21,22の間にそれぞれ位置合わせするとともに、両方の検知片34で配管接続部11の外周面を挟んだ状態にて、リテーナ30を下方へ押し込む。これにより、抜止片33が差込孔26内に、ガイド片37がガイド規制部23内に挿入されつつリテーナ30の傾きを規制しつつリテーナ30が装着方向へ移動して仮組状態になる。
続いて、配管Pをコネクタ1に接続するには、図1および図4に示すように、配管Pにコネクタ本体10の配管接続部11を押し入れる。配管Pがコネクタ本体10の正規の接続位置に挿入されると、配管Pのフランジ部Paがリテーナ30における検知片34の検知突起35が拡げられる方向に弾性変形され、検知片34の検知突起35が受入孔28の係合爪29から側方へずれる。これにより、受入孔28の係合爪29に対する検知突起35の下面の係合が解除されるため、リテーナ30の下方への移動が可能になる。続いて、リテーナ30の基板部32を下方へ押し込むと、リテーナ30が下方へ移動する。そして、検知片34の検知突起35が、コネクタ本体10の側面11aに沿って摺動しつつ下降し、最終的にはコネクタ本体10の下端に達することで検知片34が弾性復元する。そして、検知突起35がコネクタ本体10の下端に係合することにより、リテーナ30の上動が規制される。リテーナ30が抜止位置に移動されると、抜止片33が配管Pに対してフランジ部Paの反挿入側、すなわち前側に係合する。これによって、配管Pは、抜け方向の移動が規制され、コネクタ本体10に対して抜止めされてコネクタ1に接続される。このとき、第2シール部材20のシールリップ20cは、配管Pのシール面Pcに押圧する。
(4) コネクタ1の作用・効果
(4)−1 図4に示すように、配管Pがコネクタ本体10の正規の接続位置に完全に挿入されると、配管Pは、ストッパリング18、第2シール部材20を順次貫通し、第1シール部材17が配管Pのシール面Pbに対して押圧することで、コネクタ1の接続箇所にて高いシール性が確保されている。
(4)−2 配管Pをコネクタ1に接続した状態にて、第2シール部材20のシールリップ20cは、配管Pのシール面Pcを押圧して、外部からシール面Pbに至る間隙Gpをシールする。これにより、配管Pのシール面Pbは、外部からの水分によって錆びるのが防止される。
(4)−3 第2シール部材20のシールリップ20cは、配管Pの挿入時に、容易に撓むから、配管Pの挿入荷重を増加させず、接続作業性に優れている。また、第2シール部材20は、コネクタ本体10に一体に組み付けられているから、挿入作業性に優れている。しかも、シールリップ20cは、接続孔の孔径より大きい外径から、装着部20aより肉厚が薄くなっている構成であり、しかもシールリップ20cは、配管Pの挿入方向に傾斜するように装着部20aから屈曲しているから、高いシール性を得るために押圧力を大きくしても、配管Pの挿入荷重が大きく増加することもない。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。
本発明の一実施例にかかるコネクタを分解して示す斜視図である。 コネクタに配管を接続した状態を示す斜視図である。 コネクタを分解した断面図である。 配管を接続したコネクタを示す半断面図である。 第2シール部材を一部破断した斜視図である。
符号の説明
1…コネクタ
10…コネクタ本体
11…配管接続部
11a…側面
12…チューブ接続部
13…第1の接続孔
14…第2の接続孔
15…第3の接続孔
16…第4の接続孔
17…第1シール部材
18…ストッパリング
20…第2シール部材
20a…装着部
20c…シールリブ
21,22…第1および第2の規制フランジ
23…ガイド規制部
24…係合端
25…装着端部
26…差込孔
28…受入孔
29…係合爪
30…リテーナ
31…リテーナ本体
32…基板部
33…抜止片
34…検知片
35…検知突起
37…ガイド片
50…シールリング体
P…配管
FA…冷却装置
Gp…間隙
Pa…フランジ部
Pb…シール面
Pc…シール面
Tb…チューブ
WL…壁面

Claims (3)

  1. 金属製の配管(P)を他の管体に接続するためのコネクタにおいて、
    上記配管(P)を挿入するための接続孔と、該接続孔の開口の外周部に形成された装着端部(25)とを有するコネクタ本体(10)と、
    上記接続孔に配置され、上記配管(P)のシール面(Pb)を押圧することで該配管(P)の通路と外部とをシールする第1シール部材(17)と、
    上記装着端部(25)に装着された第2シール部材(20)と、
    を備え、
    上記第2シール部材(20)は、上記装着端部(25)に装着される装着部(20a)と、上記接続孔の開口の外周を囲むように装着部(20a)に形成されかつ配管(P)の外周部を囲むように形成されたシールリップ(20c)とを有し、該シールリップ(20c)により外部から第1シール部材(17)に至る経路をシールするように構成されていること、
    を特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1に記載のコネクタにおいて、
    上記シールリップ(20c)は、上記接続孔の孔径より大きい外径の部分から中心に向けて、上記装着部(20a)より肉厚が徐々に薄くなっているコネクタ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のコネクタにおいて、
    上記シールリップ(20c)は、上記配管(P)の挿入方向に傾斜するように装着部(20a)から中心に向けて屈曲しているコネクタ。
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