JP2010031511A - 落葉止め具 - Google Patents

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隆博 田村
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Abstract


【課題】建築物の軒樋に落下した落葉等が集水器に集積せず雨水が集水器から溢れることがない落葉止め具を提供することを目的とする。
【解決手段】
軒先11に軒樋12と集水器13が装備され、軒樋12には落葉止め具15が集水器13から長さL隔てた位置Yに設けられる。軒樋12は前壁12aと後壁12bと底壁12cから成る断面凹形状で、落葉止め具15は軒樋12の断面凹形状に沿って形成される幅T1の帯状枠部16に落葉止め面17を備えて形成される。帯状枠部16に落葉止め面17をスライド自在に挟持する一対のガイド突起18を前面16aと後面16bにそれぞれ形成する。落葉止め面17は網目又はスリットの格子状に形成される。帯状枠部16は一対の軒樋12を接続する際に使用する既製品の内継手部材を使用することができる
【選択図】 図2

Description

本発明は、建物の軒樋から雨水を排水する技術に関し、特に、軒樋に連結する集水器に落葉が溜まり難くする落葉止め具に関する。
従来、建物の軒樋から集水器を用いて雨水を排水する場合に、集水器に落葉が溜まって排水が困難に成るという問題があった。この問題を防ぐため集水器用の落葉止め具の構造として特許文献1の方法が知られている。
特許文献1によれば、図5に示すように、落葉止め具1は水平クリップ112および垂直クリップ113によって集水器3に着脱自在に弾性係止され、軒樋4の底部に向かって垂下するくし歯状の捕集部114で集水器3がゴミや落ち葉等によって詰まることを防ぐ。さらに、垂直クリップ113の内側の係止片131は外側の係止片132よりも長くされているため集水器3の部材である切片133を挟持して落葉止め具1が簡単に外れることなくしっかりと集水器3に取付けることができる。
特開2007−138611号公報
ところが、軒樋4に落下した落葉等が落葉止め具1から溢れて集水器3内に集積した場合に、集水器3が詰まるため雨水が集水器3から溢れるという問題があった。
そこで、本発明はかかる従来技術の問題に鑑みなされたものであり、軒樋に落下した落葉等が集水器に集積して雨水が集水器から溢れることがない落葉止め具を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、軒樋用の落葉止め具であって、前記軒樋は前壁と後壁と底壁から成る断面凹形状で、前記落葉止め具は前記軒樋の断面凹形状に沿って形成される帯状枠部に落葉止め面を備え前記軒樋に装備される集水器から隔てて取付けられることを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載の落葉止め具であって、前記帯状枠部に前記落葉止め面をスライド自在に挟持する一対のガイド突起を設けることを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の落葉止め具であって、前記落葉止め面は格子状に形成されることを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の落葉止め具であって、前記帯状枠部として一対の前記軒樋の隣接する端部を内嵌して連結する継手部材を用いることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、前記落葉止め具は前記軒樋の断面凹形状に沿って形成される帯状枠部に落葉止め面を備え、前記落葉止め具は前記軒樋に装備される集水器から隔てて所定位置に容易に装着できる。このため、軒樋に落下した落葉等が落葉止め具に集積した状態から溢れても集水器までの距離が確保されるので落葉等で集水器が詰まらないので集水器から雨水が溢れることが防止できる。また、任意の位置に調整して容易に装着できるので施工性に優れる。
請求項2の発明によれば、前記帯状枠部に前記落葉止め面をスライド自在に挟持する一対のガイド突起を設けるので、前記落葉止め具は一対のガイド突起に沿って確実且つ容易に前記帯状枠部からスライド脱着できるのでメンテナンス作業が容易である。
請求項3の発明によれば、前記落葉止め面は格子状に形成されるので雨水の水路を確保しながら落ち葉等を確実且つ容易に捕集できる。
請求項4の発明によれば、前記軒樋の一対の隣接する端部を内嵌して連結する継手部材を前記帯状枠部として用いることができるので、前記帯状枠部を別途製作する必要がないためコスト低減できる。
<落葉止め具の構成>
以下に、本発明の第一の実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
図1、図2、図3に示すように、図示しない建物の屋根からの雨水Pを排水するため、軒先11には軒樋12と軒樋12に連結して集水器13が装備される。集水器13に流れた雨水Pは集水器に連結する竪樋14によって図示しない地上の排水溝まで導かれる。
ここで、集水器13内に落葉Qやゴミ等が流入して集積し雨水Pが集水器13の上端部13aから外側に溢れ出ることを防ぐために軒樋12には落葉止め具15が集水器13から長さL隔てた位置Yに設けられる。
軒樋12は前壁12aと後壁12bと底壁12cから成る断面凹形状で、前壁12aと後壁12bは底壁12cから外側に傾斜するように形成される。前壁12aと後壁12bの頂端部に前耳部12dと後耳部12eが軒樋12の外側に突出して設けられる。
落葉止め具15は軒樋12の断面凹形状に沿って内嵌合するように形成される幅T1の帯状枠部16に落葉止め面17を備える。より詳しくは、帯状枠部16の前面16aと後面16bと底面16cの外寸法は、軒樋12の前壁12aと後壁12bと底壁12cの内寸法に等しく、それぞれ長さS1、S2、S3である。
帯状枠部16の中央部に落葉止め面17をスライド脱着自在に挟持するために一対のガイド突起18を前面16aと後面16bに形成する。ガイド突起18は矩形断面で長さ略S1の長尺材である。この一対のガイド突起18に挿入される落葉止め面17は台形状で角棒17aを用いて網目の格子状に形成され、落葉止め面17の外周には補強用の枠材Wを備える。帯状枠部16は一対の軒樋12を接続する際に使用する既製品の内継手部材を使用することができる。帯状枠部16は必要に応じて接着剤等を用いて軒樋12に固定される。
軒樋12はアクリル系樹脂や硬質塩化ビニール樹脂等の合成樹脂又はステンレス材等が用いられ、落葉止め具15の帯状枠部16は亜鉛メッキ鋼材又はステンレス材、落葉止め面17は亜鉛メッキ鋼材又はステンレス材或いは合成樹脂等が用いられる。
<落葉止め具の作用>
落葉止め具15が集水器13から長さLの隙間を隔てて設けられる。このため、軒樋12に落下した落葉Q等が雨水Pに流されて落葉止め具15に集積した状態で、仮に落葉Q等が溢れても集水器13まで距離があるので忽ち集水器13が落葉Qで詰って雨水Pが集水器13から溢れるということが防止できる。このため、軒樋12の落葉Qの清掃をする時間的余裕が確保できるのでメンテナンス性が向上する。落葉止め具15は集水器13から任意の位置に調整して後付けで装着きるので施工性に優れるとともに、落葉を容易に取除ける位置に取付けることで落葉清掃作業性が向上する。帯状枠部16は一対の軒樋12を接続する際に使用する既製品の内継手部材を使用することができるのでさらにコスト低減できる。
<本発明の第二の実施形態>
本発明の第二の実施形態の落葉止め具を、図4を用いて説明するが、図2に示す落葉止め具の構成と同構成部分については、図面に同符号を付して重複した説明を省略する。
図4に示すように、落葉止め具30は帯状枠部16と落葉止め面31で形成され、落葉止め面31は角棒31aを用いて略垂直方向に櫛のようなスリット形の格子状に形成され、その外周に補強用の枠材Wを備えている。軒樋12の前耳部12dと後耳部12eは軒樋12の内側に向けて形成され、前耳部12dと前壁12aとの間に溝部12fが形成される。
帯状枠部16の両端部には前耳部12dに対応する前固着部32と後耳部12eに対応する後固着部33が形成される。内側に向けて湾曲する前固着部32は外側に突出する係止板32aを備え、前固着部32と係止板32aの間に係止溝32bが形成される。このため、帯状枠部16を軒樋12に挿入すると、後固着部33が後耳部12eに係止すると同時に係止溝32bが前耳部12dに弾性的に係止されてワンタッチ装着できる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて説明したが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
たとえば、落葉止め面17の高さが帯状枠部16の前面16aと後面16bの高さより低い形成にしても構わない。落葉止め面17をスライド脱着自在に挟持するための一対のガイド突起18は断続的に形成してもよい。また、軒樋12に複数組の落葉止め具15を配置しても構わない、この方法であれば、落葉Q等が複数の落葉止め具15によって集積されるので落葉等が溢れても集水器に至るまでに相当の時間が係るので集水器は詰まらず、また落葉Q等も余裕を持って取除くことができるので保守点検の効率が向上する。
一対の軒樋12が接続される接続部が集水器13の近くにある場合には、一対の軒樋12の端部を内嵌して連結するための内継手部材そのものを落葉止め具15の帯状枠部16として使用できる。落葉止め具は一対の軒樋12が連結される位置と、軒樋12の連結部でない任意の位置とに複数組設けても構わない。落葉止め面17は螺旋形等にしてデザイン性を付加しても良い。落葉止め面17面の格子形状は全域に形成しなくても良い。落葉止め面17は丸棒で形成しても良い、落葉止め面17の外周の補強用の枠材Wは落葉止め面17の剛性が充分であれば省いても構わない。落葉止め面31の一辺に枠材Wを備えず角棒31aの先端が剥き出した状態で櫛のような格子状に形成でもよい。
本発明の第一の実施形態における、軒先11に軒樋12と集水器13が装備され、集水器13から隔てた位置に落葉止め具15を設けた状態を示す側面図である。 本発明の第一の実施形態における、落葉止め具15が軒樋12に装着された状態における図1のA−A断面の分解斜視図である。 本発明の第一の実施形態における、落葉止め具15が軒樋12に装着された状態の図1のB−B断面図である。 本発明の第二の実施形態における、軒樋12に落葉止め具30を装着した状態を示す斜視図である。 従来例における、落葉止め具1が集水器3に着脱自在に係止される状態を示す斜視図である。
符号の説明
11 軒先
12 軒樋
12a 前壁
12b 後壁
12c 底壁
13 集水器
15 落葉止め具
16 帯状枠部
17 落葉止め面
18 ガイド突起

Claims (4)

  1. 軒樋用の落葉止め具であって、前記軒樋は前壁と後壁と底壁から成る断面凹形状で、前記落葉止め具は前記軒樋の断面凹形状に沿って形成される帯状枠部に落葉止め面を備え前記軒樋に装備される集水器から隔てて取付けられることを特徴とする落葉止め具。
  2. 請求項1に記載の落葉止め具であって、前記帯状枠部に前記落葉止め面をスライド自在に挟持する一対のガイド突起を設けることを特徴とする落葉止め具。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の落葉止め具であって、前記落葉止め面は格子状に形成されることを特徴とする落葉止め具。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の落葉止め具であって、前記帯状枠部として一対の前記軒樋の隣接する端部を内嵌して連結する継手部材を用いることを特徴とする落葉止め具。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH066563U (ja) * 1992-06-19 1994-01-28 東洋化学株式会社 軒樋継手

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