JP2010029681A - 台紙付貼付剤 - Google Patents

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村山哲夫
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Abstract

【課題】両手が使えない背中や腰部に貼る時のシワや絡みの発生を抑える台紙付の貼付剤の提供を図る。
【解決手段】伸縮性を有する支持体20と該支持体に展着される膏体21と該膏体に貼着される剥離シート40とそれら全体を支える台紙30とで形成される医療用の貼付剤11であって、支持体20は、表面には略全面に渡って膏体21を展着すると共に、表面ならびに裏面には周縁または一部に剥離層22を形成して成り、剥離シート40は、膏体21の展着領域を全面的に覆うように貼着すると共に、周縁には少なくとも1以上の剥離舌片41を設けて成り、台紙30は、一定の形状を維持する柔軟性の材質で形成すると共に、周縁には少なくとも1以上の分離舌片31を設けて成り、剥離層22が形成される相対位置に接着層32を設けた手段を採る。
【選択図】図2

Description

本発明は、湿布剤や硬膏剤等の医療用貼付剤に台紙を貼付することによって、シワや絡みの発生を抑える台紙付貼付剤に関する。
従来より、湿布剤や硬膏剤等の医療用貼付剤の貼付時にシワや絡みの発生を抑える提案としては、例えば、皮膜シートの端部に剥離シールを設けて剥離し易くした「貼付剤の皮膜シートの剥離具」(特許文献1参照)や、膏体の全面に貼着された剥離シートを左右に分離させて開口する「簡易剥離可能な剥離シートを備えた貼付剤」(特許文献2参照)などが提案され、公知技術となっている。
前記「貼付剤の皮膜シートの剥離具」(特許文献1参照)の公知技術においては、貼付剤の皮膜シートの端部に剥離シールを貼着して皮膜シートを剥がし易くした提案に過ぎず、
皮膜シートを貼付剤から剥がし易くすることはできるが、両手が使えない背中や腰部に貼る場合においては、貼付剤にコシがないためシワや絡みが発生しがちであった。
また、前記「簡易剥離可能な剥離シートを備えた貼付剤」(特許文献2参照)の公知技術においては、両手が使える患部に貼る時はシワや絡みが発生しにくい提案ではあるが、両手が使えない背中や腰部に貼る場合においては、上記同様貼付剤にコシがないためシワや絡みが発生しがちであった。
また、従来より貼付剤から剥離シートを剥がし易くした提案の殆どが、両手が使えない背中や腰部に貼る場合のシワや絡みの発生を抑えことができる貼付剤の提供が望まれていた。
特許公開平7−238014号公報 特許公開2007−75602号公報
本発明は、上記問題点を鑑み、両手が使えない背中や腰部に貼る時においてのシワや絡みの発生を抑える台紙付貼付剤の提供を図る。
本発明は、伸縮性を有する支持体と、該支持体に展着される膏体と、該膏体に貼着される剥離シートと、それら全体を支える台紙と、で形成される医療用の貼付剤であって、支持体は、表面には略全面に渡って膏体を展着すると共に、表面ならびに裏面には周縁または一部に剥離層を形成して成り、剥離シートは、膏体の展着領域を全面的に覆うように貼着すると共に、周縁には少なくとも1以上の剥離舌片を設けて成り、台紙は、一定の形状を維持する柔軟性の材質で形成すると共に、周縁には少なくとも1以上の分離舌片を設けて成り、剥離層が形成される相対位置に接着層を設けた手段を採る。
本発明における台紙付貼付剤によれば、剥離シートの剥離手段と、貼付剤の貼付手段とを別々にすることによって、貼付時のシワや絡みの発生を抑え、さらに貼付剤(支持体+膏体)を容易に且つ綺麗に貼付することができるものである。
また、両手が使えない背中や腰部に貼る時においてもシワや絡みの発生を抑えることができるため、お年寄りや病人でも片手で持って容易に貼付剤を貼付することができるものである。
また、構成される支持体と、膏体と、剥離シートと、台紙と、が略同じ形状で貼り合わされていると共に、外形から突出する舌片が形成されているため、貼り易く、剥がし易い形状の貼付剤の提供が図れるものである。
図1は、本発明における台紙付貼付剤の全体を示す説明図である。(実施例1) 図2は、本発明における台紙付貼付剤の貼り合わされる構成を示す分解斜視図である。(実施例2) 図3は、本発明における台紙付貼付剤の支持体の構成を示す説明図である。(実施例3) 図4は、本発明における台紙付貼付剤の使用状態を示す説明図である。(実施例4)
本発明は、伸縮性を有する支持体と、該支持体に展着される膏体と、該膏体に貼着される剥離シートと、それら全体を支える台紙と、で形成される医療用の貼付剤であって、支持体は、表面には略全面に渡って膏体を展着すると共に、表面ならびに裏面には周縁または一部に剥離層を形成して成り、剥離シートは、膏体の展着領域を全面的に覆うように貼着すると共に、周縁には少なくとも1以上の剥離舌片を設けて成り、台紙は、一定の形状を維持する柔軟性の材質で形成すると共に、周縁には少なくとも1以上の分離舌片を設けて成り、剥離層が形成される相対位置に接着層を設けて、両手が使えない背中や腰部に貼る時のシワや絡みの発生を抑えることができることを最大の特徴とするもので、以下、実施例を図面を基に説明する。
図1は、本発明における台紙付貼付剤の全体を示す説明図である。
(a)図は、台紙付貼付剤の全体を示す斜視図である。
(b)図は、台紙付貼付剤の構成を示す側面模式図である。
本発明における台紙付貼付剤10は、上から剥離シート40と膏体21と支持体20と台紙30とが貼り合わされて形成される。また剥離シート40は、両手で剥がし易くするために周縁には少なくとも1以上の剥離舌片41を設けて成り、同様に台紙30は、剥がし易くするために分離舌片31と共に支持体20の周辺に設けられる剥離層22が形成される相対位置に接着層32を設け、貼付剤11より外形形状をやや大きくして形成されるものである。
また、台紙付貼付剤10は、従来の剥離シート40による貼付時のシワや絡みの発生を抑える手段とは異なり、貼付剤11を背中や腰部の貼付時に台紙30が一定の形状を維持する柔軟性の材質を有して貼付するコシのある剥離手段を採用することによって、貼付時のシワや絡みの発生を抑えることができるものである。
尚、本発明における台紙付貼付剤10は、以下に述べる実施例に限定されるものではなく、特に剥離シート40や膏体21や支持体20や台紙30における寸法、材質ならびに成分は、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で変更することができる。
図2は、本発明における台紙付貼付剤の貼り合わされる構成を示す分解斜視図である。
支持体20は、伸縮性を有する織布、不織布、不織紙、網布等で形成され、表面には略全面に渡って膏体21を展着すると共に、表面ならびに裏面には周縁または一部に剥離層22を形成し、外形形状をやや小さくして剥離シート40と台紙30に挟まれて構成される。
台紙30は、厚みが0.5〜1mm程度の一定の形状を維持して柔軟性を有するコシのあるもので、材質は合成樹脂、ラミネート加工紙等で形成されると共に、周縁には少なくとも1以上の分離舌片31を設け、支持体20の剥離層22が形成される相対位置に接着層32を設け、外形形状を支持体20よりやや大きくして構成される。
剥離シート40は、厚み10μm〜75μm程度で収められ、材質はプラスチックフィルム、合成樹脂、アルミ箔、ラミネート加工紙等が使用され、支持体20の膏体21領域を全面的に覆うように展着して形成されると共に、周縁には少なくとも1以上の剥離舌片41を設けて成り、外形形状を支持体20よりやや大きくして構成される。
以上のように、台紙30の分離舌片31と剥離シート40の剥離舌片41は、外形形状を支持体20より突設した状態で重ね合わされて構成されるが、台紙付貼付剤10の外形形状を単純化する手段として、分離舌片31と剥離舌片41を省略し、台紙30と剥離シート40の形状を支持体20より幾分大きくすることによって台紙30と剥離シート40を支持体20から容易に切り離す構造とすることもできる。
図3は、本発明における台紙付貼付剤の支持体の構成を示す説明図である。
(a)図は、支持体20の表面の構成を示す説明図である。
・表面は、周縁または一部に剥離層22を形成すると共に略全面に渡って膏体21を展着 して構成される。
(b)図は、支持体20の裏面の構成を示す説明図である。
・裏面は、周縁または一部に剥離層22を形成して構成される。
図4は、本発明における台紙付貼付剤の使用状態を示す説明図である。
下記に患部に台紙付貼付剤10を貼付する手順を簡単に説明する。
(a)台紙付貼付剤10を台Dの上に置き、剥離シート40の剥離舌片41の片方を持 ち上げて剥離シート40と貼付剤11を切り離す。
・剥離シート40が膏体21の展着領域よりやや大きめに形成されていることと、周縁に は少なくとも1以上の剥離舌片41を設けられていることと、貼付剤11が台紙30に 支持されて貼付されていることによって、剥離シート40の端部を両手の指で容易に捲 ることができる。
(b)台紙30付の貼付剤11を反転させて患部Kの位置に合わせる。
・貼付剤11は台紙30に支持されて貼付されていることにより、反転させても貼付剤1 1にコシがあるためシワや絡みが生じることはない。
(c)台紙30付の貼付剤11に展着されている膏体21の一端を患部Kに押し付ける。
・台紙30が一定の形状を維持するコシがあるため、貼付剤11に貼付時のシワや絡みの 発生を抑えることができ、さらに片手で容易に貼付することができる。
(d)剥離シート40が剥がされた片方の上からなぞりながら貼付剤11を順次患部K に密着させていく。
・台紙30が一定の形状を維持しながら順次患部Kに密着して貼付されていくため、貼付 時のシワや絡みの発生を抑えた状態で貼付されるものである。
(e)台紙30の分離舌片31の片方を持ち上げて台紙30と貼付剤11を分離する。
・背中や腰部の両手が届かない箇所でも台紙30を容易に片手で剥がすことができる。
本発明における台紙付貼付剤は、貼付時にシワや絡みが生じない矩形の面積を有する医療用の絆創膏や長尺のスポーツ用のテーピング材としても使用することができるもので、本発明による台紙付貼付剤の産業上の利用可能性は大であるものと解する。
10 台紙付貼付剤
11 貼付剤(支持体+膏体)
20 支持体
21 膏体
22 剥離層
30 台紙
31 分離舌片
32 接着層
40 剥離シート
41 剥離舌片
K 患部
D 台

Claims (1)

  1. 伸縮性を有する支持体と、該支持体に展着される膏体と、該膏体に貼着される剥離シートと、それら全体を支える台紙と、で形成される医療用の貼付剤であって、前記支持体は、表面には略全面に渡って前記膏体を展着すると共に、表面ならびに裏面には周縁または一部に剥離層を形成して成り、前記剥離シートは、前記膏体の展着領域を全面的に覆うように貼着すると共に、周縁には少なくとも1以上の剥離舌片を設けて成り、前記台紙は、一定の形状を維持する柔軟性の材質で形成すると共に、周縁には少なくとも1以上の分離舌片を設けて成り、前記剥離層が形成される相対位置に接着層を設けたことを特徴とする台紙付貼付剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD668766S1 (en) * 2009-12-28 2012-10-09 Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc Medical patch
KR102047942B1 (ko) * 2019-04-18 2019-11-22 충남대학교산학협력단 창상 드레싱 패치

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