JP2010028158A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの操作によらずに表示される画像領域を自動的に切り替える。
【解決手段】撮像装置100は、撮像素子14と、該撮像素子の出力を用いて画像を生成する画像生成手段20と、表示手段28と、該画像のうち第1の画像領域と該第1の画像領域を含み第1の画像領域よりも広い第2の画像領域とを切り替えて表示手段に表示させる表示制御手段50と、該画像に含まれる被写体を検出する被写体検出手段74とを有する。表示制御手段は、第1及び第2の画像領域のうち一方を表示手段に表示している状態において該一方の画像領域での被写体検出手段による検出結果から得られる情報に応じて、表示手段に第1及び第2の画像領域のうち他方の画像領域を表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルカメラやビデオカメラ等の撮像装置に関し、特に被写体検出機能を有する撮像装置に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置には、撮像素子からの出力を用いて生成された画像のうち一部の領域を電子処理によって拡大する電子ズーム機能を有するものが多い。電子ズーム機能を利用することで、光学ズームだけでは得られない高倍率の画像を取得することができる。
ただし、電子ズーム機能によって得られた高倍率の画像をディスプレイ(電子ファインダ)に表示しながら撮像(記録)を行おうとする場合に、撮像装置又は被写体の若干の動きによって被写体がフレームアウトしてしまう可能性が高い。
特許文献1には、撮像準備状態において、ユーザの操作により、実際に記録される画像領域よりも広い画像領域をディスプレイに表示させることが可能な撮像装置が開示されている。
特開2006−19882号公報
しかしながら、特許文献1にて開示された撮像装置では、ディスプレイに表示される画像領域を切り替えるためにはユーザによるボタンの操作が必要であり、表示領域の迅速な切り替えには不向きである。
本発明は、ユーザの操作によらずに表示される画像領域を自動的に切り替えることができるようにした撮像装置を提供する。
本発明の一側面としての撮像装置は、撮像素子と、該撮像素子の出力を用いて画像を生成する画像生成手段と、表示手段と、該画像のうち第1の画像領域と該第1の画像領域を含み第1の画像領域よりも広い第2の画像領域とを切り替えて表示手段に表示させる表示制御手段と、該画像に含まれる被写体を検出する被写体検出手段とを有する。そして、表示制御手段は、第1及び第2の画像領域のうち一方を表示手段に表示している状態において該一方の画像領域での被写体検出手段による検出結果から得られる情報に応じて、表示手段に第1及び第2の画像領域のうち他方の画像領域を表示させることを特徴とする。
また、本発明の他の一側面としての制御方法は、撮像素子の出力を用いて画像を生成する撮像装置に適用される。該制御方法は、該画像のうち第1の画像領域と該第1の画像領域を含み前記第1の画像領域よりも広い第2の画像領域とを切り替えて表示手段に表示させる表示切り替えステップと、該画像に含まれる被写体を検出する被写体検出ステップとを有する。そして、表示切り替えステップでは、第1及び第2の画像領域のうち一方を表示手段に表示している状態において該一方の画像領域での被写体検出ステップによる検出結果から得られる情報に応じて、表示手段に第1及び第2の画像領域のうち他方の画像領域を表示させることを特徴とする。
本発明によれば、被写体検出手段による検出結果から得られる各種情報に応じて、表示手段に表示される画像領域が自動的に切り替えられるので、ユーザ操作を必要とすることなく、表示される画像領域の迅速な切り替えが可能な撮像装置を実現することができる。
以下、本発明の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、それぞれ本発明の実施例1である撮像装置としてのデジタルカメラの構成を示す。
図1において、100はデジタルカメラ(以下、カメラという)である。カメラ100において、10は撮像光学系としての撮像レンズ、12は絞り機能を備えたシャッタである。14は光学像(被写体像)を光電変換して電気信号を出力するCCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子である。16は撮像素子14からのアナログ信号出力をデジタル信号に変換するA/D変換器である。
18はタイミング発生部であり、撮像素子14、 A/D変換器16及びD/A変換器26にクロック信号を供給する。該タイミング発生部18は、メモリ制御部22及び後述するシステム制御部50により制御される。
20は画像処理部(画像生成手段)であり、A/D変換器16又はメモリ制御部22からのデジタル撮像信号に対して、画素補間処理、色変換処理、AWB(オートホワイトバランス)処理等の各種画像処理を行う。これにより、撮像素子14の出力を用いた画像データ(画像)が生成される。
また、画像処理部20は、生成した画像データを用いて所定の演算処理を行う。システム制御部50は、その演算結果に基づいて、露光制御部40、フォーカス制御部42及びフラッシュ48を制御する。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAE(自動露出)処理、AF(オートフォーカス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。また、画像処理部20は、生成した画像データを用いて所定の演算処理を行い、その演算結果に基づいて、TTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理を行う。
メモリ制御部22は、A/D変換器16、タイミング発生部18、画像処理部20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30及び圧縮・伸長部32を制御する。
画像処理部20からの画像データ又はA/D変換器16からのデジタル撮像信号は、メモリ制御部22を介して画像表示メモリ24又はメモリ30に書き込まれる。
28はLCD等により構成される画像表示部(表示手段)である。画像表示メモリ24に書き込まれた表示用画像データ(以下、EVF画像という)は、後述する電子ズームOFF画像、ノーマルビュー画像又はワイドビュー画像として、D/A変換器26を介して画像表示部28に送られる。EVF画像が画像表示部28で表示されることにより、電子ファインダ(EVF)機能が実現される。
メモリ30は、生成された静止画像や動画像を格納する。また、メモリ30は、システム制御部50の作業領域としても使用される。
32は適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長部であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータを再びメモリ30に書き込む。
40はシャッタ12を制御する露光制御部であり、フラッシュ48と連携したフラッシュ調光機能も有する。
42はフォーカス制御部であり、システム制御部50とともに撮像レンズ10のオートフォーカス制御(AF処理)を行う。AF処理により、合焦目標となる被写体に対する撮像レンズ10の合焦状態が得られる。
44は撮像レンズ10の光学ズーム動作を制御するズーム制御部である。
46はレンズバリア102の動作を制御するバリア制御部である。フラッシュ48は、被写体に対して照明光を照射し、AF補助光の投光機能や前述したフラッシュ調光機能も有している。
露光制御部40及びフォーカス制御部42はTTL方式を用いて制御されている。すなわち、システム制御部50は、画像処理部20において生成された画像データを用いた演算結果に基づいて、露光制御部40及びフォーカス制御部42を制御する。また、システム制御部50は、露光制御部40及びフォーカス制御部42のほか、カメラ100全体の動作を制御する。
さらに、システム制御部50は、表示制御手段としても機能し、画像表示部28でのEVF画像としての電子ズームOFF画像、ノーマルビュー画像及びワイドビュー画像の表示切り替えや、カメラ100及び被写体に関する各種情報表示要素の表示を制御する。
52はシステム制御部50の動作用の定数、変数、コンピュータプログラム等のデータを記憶するメモリである。
54は情報表示部であり、文字、画像、音声等を用いてカメラ100の動作状態やメッセージ等を示す情報を出力する。情報表示部54は、液晶表示素子やスピーカ等により構成されている。情報表示部54は、一部の情報を光学ファインダ104を介してファインダ画面内に表示する。
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、EEPROM等が用いられる。
60はモードダイアルであり、撮像モード(静止画撮像モードや動画撮像モード)、再生モード等の各機能を切り替え設定するために操作される。
62は撮像準備スイッチ(SW1)であり、不図示のシャッタボタンの第1ストローク操作(半押し操作)によりONとなり、測光結果に基づくAE処理やAF処理等の撮像準備動作を開始させる。
64は撮像記録スイッチ(SW2)であり、シャッタボタンの第2ストローク操作(全押し操作)によりONとなり、撮像記録動作を開始させる。ここにいう撮像記録動作は、シャッタ12の開閉動作、撮像素子14からの撮像信号に基づいて画像処理部20にて画像データを生成する動作、画像データをメモリ制御部22を介してメモリ30に書き込む動作を含む。また、メモリ30から画像データを読み出して、圧縮・伸長部32で圧縮し、記録媒体200又は210に記録する動作も含む。これら一連の撮像記録動作は、記録用画像の取得動作ということもできる。
66は表示切替スイッチであり、ユーザが画像表示部28での表示のON/OFFを切り替える指示を入力するための操作部材である。
70は各種ボタンやタッチパネル等を含む操作部であり、カメラ100の機能選択や各種設定を行うためのメニュー画面を表示させたり、メニュー項目を決定したりするために操作される。
72はユーザにより操作されるズームスイッチであり、望遠側へのズームを指示するテレスイッチと広角側へのズームを指示するワイドスイッチとにより構成されている。ズームスイッチ72が操作されることにより、ズーム制御部44は、撮像レンズ10に、画角(倍率)を変更させる光学ズームを行わせる。また、ズームスイッチ72が操作されることにより、システム制御部50は、画像処理部20に、生成した画像データのうち一部の画像領域の切り出しとその拡大処理を行わせる。これにより、電子ズームが行われる。
74は被写体検出部(被写体検出手段)であり、画像処理部20で生成された画像データから、パターンマッチング等の画像処理技術を用いて人物の顔等の被写体を検出する。
80は電源制御部であり、電池残量の検出を行う電池検出部、電池からの電源電圧を所定の動作電圧に変換するDC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ部等を含む。
86は電池であり、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池が使用される。82,84は電池86とカメラ100との電気的接続を行うためのコネクタである。
90,94はそれぞれ、記録媒体200,210との通信を行うためのインタフェースであり、92,96はそれぞれ、記録媒体200,210に接続されるコネクタである。
110は通信部であり、RS232C、USB、IEEE1394、無線通信等の通信機能を有する。
112は通信部110を介してカメラ100に他の機器を接続するコネクタであり、無線通信を行う場合はアンテナが接続される。
記録媒体200,210にはそれぞれ、カメラ100との通信を行うためのインタフェース204,214、及びカメラ100とインタフェース204,214との電気的接続を行うコネクタ206,216を有する。記録部202,212には、カメラ100から出力される圧縮画像データや音声データが書き込まれる。記録部202,212は、半導体メモリや光ディスク等により構成される。
ここで、EVF画像として画像処理部20で生成された画像データのうち一部の画像領域としての第1の画像領域が電子ズームによって拡大された画像をノーマルビュー画像という。該ノーマルビュー画像を画像表示部28の画面全体に表示させる表示モードをノーマルビューモードという。ノーマルビュー画像は、撮像によって記録される画像に相当する。
また、画像処理部20で生成された画像データのうち、第1の画像領域を含み、該第1の画像領域よりも広い第2の画像領域に相当する画像をワイドビュー画像という。ワイドビュー画像を画像表示部28の画面全体に表示させる表示モードをワイドビューモードという。第2の画像領域は、電子ズームが使用されていないときに画像表示部28に表示される画像領域よりも狭いが、第1の画像領域よりは広い画像領域に相当する。なお、電子ズームが使用されていないときに画像表示部28に表示される画像を、電子ズームOFF画像という。
なお、ノーマルビュー画像及びワイドビュー画像上には、カメラ100の設定情報、焦点検出/測光領域を示すAF/測光枠、被写体検出部74により検出された被写体(例えば、顔)を囲む被写体(顔)枠等の情報表示要素が重畳されて表示される場合もある。
図2のフローチャートには、システム制御部50にて行われる表示切り替え処理の流れを示している。この処理(制御方法)は、コンピュータプログラムに従って実行される。
カメラ100の電源が投入(ON)されると、ステップS2001において、システム制御部50が起動する。システム制御部50は、ステップS2002において、画像表示部28にEVF画像(電子ズームOFF画像)を表示する。
その後、システム制御部50は、ステップS2003において、ズームスイッチ72が操作されて電子ズーム状態になったか否かを判断する。電子ズーム状態になった場合は、システム制御部50は、ステップS2004にてノーマルビューモードに入り、画像表示部28に、電子ズーム倍率に応じたノーマルビュー画像を表示させる。
次に、システム制御部50は、ステップS2005において、被写体検出部74により被写体(顔)が検出されたか否かを判断する。検出されていない場合には、ステップS2010に移行し、システム制御部50は、ワイドビューモードに入り、画像表示部28にワイドビュー画像を表示させる。
一方、ステップS2005において被写体が検出された場合には、S2006に移行し、システム制御部50は、ノーマルビュー画像内での被写体の位置を検出する。そして、ステップS2007において、システム制御部50は、現在の表示モードがワイドビューモードかノーマルビューモードであるかを判断する。ノーマルビューモードである場合には、そのままステップS2009に進み、ノーマルビューモードでのノーマルビュー画像の表示を継続する。そして、ステップS2011に進む。
また、現在の表示モードがワイドビューモードである場合には、ステップS2008に進む。このステップにおいて、システム制御部50は、ステップS2006において検出された被写体の位置が画像表示部28の画面の中心及びその付近を含む中心範囲(特定範囲)内であるか、すなわち被写体が中心範囲内に存在するか否かを判断する。
被写体が中心範囲内に存在する場合には、ステップS2009に進み、表示モードをワイドビューモードからノーマルビューモードに切り替えて、画像表示部28にノーマルビュー画像を表示させる。被写体が中心範囲内に存在しない場合には、システム制御部50は、ステップS2010に進み、ワイドビューモードでのワイドビュー画像の表示を継続する。そして、ステップS2011に進む。
このように、本実施例では、被写体検出部74の検出結果から得られる、被写体が中心範囲内に存在するか否かという情報に応じて表示モードの切り替えを行うか否かを制御する。これにより、ワイドビューモードからノーマルビューモードへの頻繁な切り替わりを防ぎ、表示モードが自動的に切り替わる機能を有するカメラ100の使い勝手を良くしている。
ステップS2011では、システム制御部50は、SW1(62)が操作されたか否かを判断し、操作されていない場合は、ステップS2005に戻る。
ステップS2005において、再び被写体検出部74により被写体が検出された場合はステップS2006に進むが、被写体が検出されなかった場合には、ステップS2010に進む。このとき、先のルーチンにてノーマルビュー画像内に被写体が存在していた場合は、システム制御部50は、今回その被写体が検出されなかったことにより、ノーマルビュー画像内に存在していた被写体が存在しなくなったとの情報を得ることができる。つまり、被写体の検出結果から得られる被写体が存在するか否かという情報から、被写体がノーマルビュー画像のフレームから外れたとの情報を得ることができる。
この場合、システム制御部50は、ステップS2010において、表示モードをノーマルビューモードからワイドビューモードに切り替え、画像表示部28にワイドビュー画像を表示させる。このように、システム制御部50は、被写体がノーマルビュー画像のフレームから外れたことに応じて、該被写体が存在している可能性のあるワイドビュー画像の表示に切り替える。そして、ステップS2011に進む。
なお、再びステップS2011でSW1(62)が操作されておらず、次回のルーチンのステップS2005,S2008で被写体がワイドビュー画像の中心範囲にて検出された場合は、ステップS2009にてノーマルビュー画像の表示に切り替わる。つまり、ワイドビュー画像の中心範囲外に存在していた被写体が中心範囲に存在するようになったとの情報に応じて、画像表示部28に表示される画像がワイドビュー画像からノーマルビュー画像に切り替えられる。
このとき、被写体をワイドビュー画像の中心範囲にて検出している継続時間が所定時間に達するまで待ってから、ノーマルビュー画像の表示に切り替えるようにしてもよい。
ステップS2011において、SW1(62)が操作された場合は、システム制御部50は撮像準備動作を行い、さらにSW2(64)が操作されることに応じて、ステップS2012に進んで撮像記録動作を行う。このとき、実際に記録される画像は、ノーマルビューモード及びワイドビューモードのいずれの表示モードからの撮像記録動作であっても、ノーマルビュー画像に相当する画像である。撮像記録動作が終了すると、ステップS2002に戻る。
図3には、図2の処理による画像表示部28に表示される画像の遷移を示す。図3(A)は、電子ズームOFF画像が表示されている状態を示す。この状態から電子ズームを行うことで、図3(B)に示すように、ノーマルビュー画像が表示される。ノーマルビュー画像内には被写体が存在しており、その顔の周囲には顔枠が重畳表示されている。
図3(C)に示すように、カメラ100の移動又は被写体の移動により、ノーマルビュー画像から被写体が外れると、図3(D)に示すように、ワイドビュー画像の表示に自動的に切り替わる。これにより、被写体を再度、画像表示部28上にて観察することができる。なお、ワイドビュー画像に重畳表示されている太枠は、図3(C)に示すノーマルビュー画像の範囲を示している。
以上説明したように、本実施例では、ノーマルビュー画像及びワイドビュー画像のうち一方を画像表示部28に表示している状態において該一方の画像領域での被写体検出結果から得られる情報に応じて、他方の画像領域を表示させるよう表示モードを切り替える。これにより、ユーザ操作を必要とすることなく、表示される画像領域の迅速な切り替えが可能なカメラを実現することができる。
なお、本実施例では、ノーマルビュー画像内に存在していた被写体がノーマルビュー画像内に存在しなくなったことにより、ワイドビュー画像の表示に切り替える場合について説明した。しかし、ノーマルビュー画像の中心範囲(特定範囲)に存在していた被写体が、ノーマルビュー画像の周辺範囲には存在しているが中心範囲内には存在しなくなったことにより、ワイドビュー画像の表示に切り替えるようにしてもよい。
また、ノーマルビュー画像とワイドビュー画像とを切り替える場合に、これらの画像の中間の画角の1又は複数の画像(第1の画像領域を含み、かつ第1の画像領域よりも広く第2の画像領域よりも狭い第3の画像領域)を切り替え途中に表示させてもよい。これにより、表示画像の画角が段階的に切り替わることになり、ノーマルビュー画像とワイドビュー画像との間の切り替えをスムーズに行うことができる。
次に、本発明の実施例2について説明する。ノーマルビュー画像及びワイドビュー画像のうち一方を画像表示部28に表示している状態において該一方の画像領域での被写体検出結果から得られる情報としては、実施例1にて説明した情報以外にも、被写体の数がある。
この場合、ノーマルビュー画像を画像表示部28に表示している状態において該ノーマルビュー画像内で検出された被写体の数が減少したことに応じて画像表示部28にワイドビュー画像を表示させるようにしてもよい(第1の機能)。
また、ノーマルビュー画像を表示している状態において該ノーマルビュー画像内で検出された被写体の数が増加したことに応じてワイドビュー画像を表示させるようにしてもよい(第2の機能)。
さらに、ワイドビュー画像を表示している状態において該ワイドビュー画像内で検出された被写体の数が増加したことに応じてノーマルビュー画像を表示させるようにしてもよい(第3の機能)。
これら第1〜第3の機能のうち少なくとも1つを有することで、ユーザ操作を必要とすることなく、被写体の数の増減に応じて迅速に表示画像を切り替えることができるカメラを実現することができる。
第1〜第3の機能において、ノーマルビュー画像とワイドビュー画像との間の切り替え条件となる被写体の数に閾値を設けてもよい。
例えば、第1の機能においては、ノーマルビュー画像を表示している状態において該ノーマルビュー画像内で検出された被写体の数が第1の所定数より減少したことに応じてワイドビュー画像を表示させるようにしてもよい。また、第2の機能において、ノーマルビュー画像を表示している状態において該ノーマルビュー画像内で検出された被写体の数が第2の所定数より増加したことに応じてワイドビュー画像を表示させるようにしてもよい。さらに、第3の機能において、ワイドビュー画像を表示している状態において該ワイドビュー画像内で検出された被写体の数が第3の所定数より増加したことに応じてノーマルビュー画像を表示させるようにしてもよい。
次に、本発明の実施例3について説明する。ノーマルビュー画像及びワイドビュー画像のうち一方を画像表示部28に表示している状態において該一方の画像領域での被写体検出結果から得られる情報としては、被写体自体又はカメラの移動によるノーマルビュー画像内での被写体の移動速度がある。
この場合、ノーマルビュー画像を画像表示部28に表示している状態において該ノーマルビュー画像内で検出されている被写体の移動速度が増加したことに応じて、画像表示部28にワイドビュー画像を表示させるようにしてもよい。
ノーマルビュー画像からワイドビュー画像への切り替え条件となる被写体の移動速度に閾値を設けてもよい。
本実施例によれば、ユーザ操作を必要とすることなく、被写体の移動速度の増加に応じて迅速に表示画像を切り替えることができるカメラを実現することができる。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
本発明の実施例1であるカメラの構成を示すブロック図。 実施例1での表示切り替え処理の流れを示すフローチャート。 実施例1における表示切り替え処理の具体例を示す図。
符号の説明
10 撮像レンズ
12 シャッタ
14 撮像素子
20 画像処理部
28 画像表示部
50 システム制御部
74 被写体検出部
100 デジタルカメラ

Claims (7)

  1. 撮像素子と、
    該撮像素子の出力を用いて画像を生成する画像生成手段と、
    表示手段と、
    前記画像のうち第1の画像領域と該第1の画像領域を含み前記第1の画像領域よりも広い第2の画像領域とを切り替えて前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記画像に含まれる被写体を検出する被写体検出手段とを有し、
    前記表示制御手段は、前記第1及び第2の画像領域のうち一方を前記表示手段に表示している状態において該一方の画像領域での前記被写体検出手段による検出結果から得られる情報に応じて、前記表示手段に前記第1及び第2の画像領域のうち他方の画像領域を表示させることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記情報は、被写体が存在するか否かであり、
    前記表示制御手段は、前記第1の画像領域を前記表示手段に表示している状態において前記第1の画像領域又は該第1の画像領域のうち特定範囲に存在していた前記被写体が存在しなくなったことに応じて、前記表示手段に前記第2の画像領域を表示させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記情報は、被写体の数であり、
    前記表示制御手段は、
    前記第1の画像領域を前記表示手段に表示している状態において該第1の画像領域で検出された被写体の数が減少したことに応じて前記表示手段に前記第2の画像領域を表示させる第1の機能と、
    前記第1の画像領域を前記表示手段に表示している状態において該第1の画像領域で検出された被写体の数が増加したことに応じて前記表示手段に前記第2の画像領域を表示させる第2の機能と、
    前記第2の画像領域を前記表示手段に表示している状態において該第2の画像領域で検出された被写体の数が増加したことに応じて前記表示手段に前記第1の画像領域を表示させる第3の機能のうち、少なくとも1つを有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記情報は、被写体の移動速度であり、
    前記表示制御手段は、前記第1の画像領域を前記表示手段に表示している状態において該第1の画像領域で検出されている被写体の移動速度が増加したことに応じて、前記表示手段に前記第2の画像領域を表示させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記情報は、被写体が特定範囲に存在するか否かであり、
    前記表示制御手段は、前記第2の画像領域を前記表示手段に表示している状態において該第2の画像領域で検出された被写体が前記特定範囲に存在することに応じて、前記表示手段に、該被写体を含む前記第1の画像領域を表示させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記表示手段に表示されている画像領域を前記第1の画像領域と前記第2の画像領域との間で切り替える場合は、前記第1の画像領域を含み、かつ前記第1の画像領域よりも広く前記第2の画像領域よりも狭い第3の画像領域を、切り替え途中に表示させることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の撮像装置。
  7. 撮像素子の出力を用いて画像を生成する撮像装置の制御方法であって、
    前記画像のうち第1の画像領域と該第1の画像領域を含み前記第1の画像領域よりも広い第2の画像領域とを切り替えて表示手段に表示させる表示切り替えステップと、
    前記画像に含まれる被写体を検出する被写体検出ステップとを有し、
    前記表示切り替えステップでは、前記第1及び第2の画像領域のうち一方を前記表示手段に表示している状態において該一方の画像領域での前記被写体検出ステップによる検出結果から得られる情報に応じて、前記表示手段に前記第1及び第2の画像領域のうち他方の画像領域を表示させることを特徴とする撮像装置の制御方法。

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