JP2010027894A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】動作速度の向上を実現し得る半導体装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】半導体基板10に形成されたチャネル領域44上にゲート絶縁膜18を介して形成されたゲート電極20bと、ゲート電極の側壁部分に形成されたサイドウォール絶縁膜26と、ゲート電極の両側の半導体基板内に形成されたソース/ドレイン拡散層38と、ソース/ドレイン拡散層に埋め込まれ、半導体基板と格子定数が異なる半導体層52とを有し、半導体層は、半導体基板のうちのサイドウォール絶縁膜の下方領域に食い込むように形成された第1の突出部54と、半導体基板のうちのサイドウォール絶縁膜の直下の部分に食い込むように形成された第2の突出部56とを有している。
【選択図】 図1
【解決手段】半導体基板10に形成されたチャネル領域44上にゲート絶縁膜18を介して形成されたゲート電極20bと、ゲート電極の側壁部分に形成されたサイドウォール絶縁膜26と、ゲート電極の両側の半導体基板内に形成されたソース/ドレイン拡散層38と、ソース/ドレイン拡散層に埋め込まれ、半導体基板と格子定数が異なる半導体層52とを有し、半導体層は、半導体基板のうちのサイドウォール絶縁膜の下方領域に食い込むように形成された第1の突出部54と、半導体基板のうちのサイドウォール絶縁膜の直下の部分に食い込むように形成された第2の突出部56とを有している。
【選択図】 図1
Description
本発明は、半導体装置及びその製造方法に関する。
近時、トランジスタの動作速度を向上すべく、ソース/ドレイン拡散層に半導体基板の格子定数と異なる半導体層を埋め込む技術が提案されている。
例えば、PMOSトランジスタの動作速度を向上すべく、ソース/ドレイン拡散層にシリコンゲルマニウム層を埋め込む技術が提案されている。シリコンゲルマニウムはシリコンと比較して格子定数が大きいため、ソース/ドレイン拡散層にシリコンゲルマニウム層を埋め込めば、チャネル領域に圧縮歪みを導入することが可能となる。このため、キャリア移動度を向上させることができ、PMOSトランジスタの動作速度を向上させることが可能となる。
特開2007−305889号公報
特開2006−13428号公報
特開2007−281038号公報
特開2006−186240号公報
特開2006−13082号公報
しかしながら、近時ではトランジスタの動作速度の更なる向上が求められている。
本発明の目的は、トランジスタの動作速度の更なる向上を実現し得る半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
実施形態の一観点によれば、半導体基板に形成されたチャネル領域上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記ゲート電極の側壁部分に形成されたサイドウォール絶縁膜と、前記ゲート電極の両側の前記半導体基板内に形成されたソース/ドレイン拡散層と、前記ソース/ドレイン拡散層に埋め込まれ、前記半導体基板と格子定数が異なる半導体層とを有し、前記半導体層は、前記半導体基板のうちの前記サイドウォール絶縁膜の下方領域に食い込むように形成された第1の突出部と、前記半導体基板のうちの前記サイドウォール絶縁膜の直下の部分に食い込むように形成された第2の突出部とを有する半導体装置が提供される。
実施形態の他の観点によれば、半導体基板上にゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する工程と、前記ゲート電極の側壁部分にサイドウォール絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート電極の両側の前記半導体基板内にソース/ドレイン拡散層を形成する工程と、前記ゲート電極及び前記サイドウォール絶縁膜をマスクとして前記半導体基板を異方性エッチングすることにより、前記ゲート電極の両側の前記半導体基板内に凹部を形成する第1のエッチング工程と、前記ゲート電極及び前記サイドウォール絶縁膜をマスクとして前記半導体基板を更にエッチングすることにより、前記半導体基板のうちの前記サイドウォール絶縁膜の下方領域に達する第1の切り込み部を形成し、前記第1の切り込み部を含む前記凹部を形成する第2のエッチング工程と、前記ゲート電極及び前記サイドウォール絶縁膜をマスクとして前記半導体基板を更にエッチングすることにより、前記半導体基板のうちの前記サイドウォール絶縁膜の直下の部分に第2の切り込み部を形成し、前記第1の切り込み部及び前記第2の切り込み部を含む前記凹部を形成する第3のエッチング工程と、前記第1の切り込み部及び前記第2の切り込み部を含む前記凹部内に、前記半導体基板と格子定数が異なる半導体層を埋め込む工程とを有する半導体装置の製造方法が提供される。
開示の半導体装置及びその製造方法によれば、ソース/ドレイン拡散層に埋め込まれた半導体層が、サイドウォール絶縁膜の下方領域に食い込むように形成された第1の突出部と、サイドウォール絶縁膜の直下の部分に食い込むように形成された第2の突出部とを有している。このため、半導体基板のうちの第1の突出部と第2の突出部とにより挟まれた部分に、上下方向から圧縮する力が加わる。半導体基板のうちの第1の突出部と第2の突出部とにより挟まれた部分に、上下方向から圧縮する力が加わるため、これに伴ってチャネル領域の中心に向かって比較的大きい力が加わる。チャネル領域の中心に向かって加わる力を比較的大きくすることができるため、キャリア移動度を向上させることが可能となり、PMOSトランジスタの動作速度を向上させることが可能となる。しかも、第2の突出部におけるドーパント不純物の濃度が比較的低く設定されているため、半導体層と半導体層との間の距離を近づけているにもかかわらず、チャネル領域へのドーパント不純の拡散量を小さく抑えることが可能となる。従って、閾値電圧の低下を防止しつつ、PMOSトランジスタの動作速度を向上させることができる。
[一実施形態]
一実施形態による半導体装置及びその製造方法を図1乃至図19を用いて説明する。
一実施形態による半導体装置及びその製造方法を図1乃至図19を用いて説明する。
(半導体装置)
まず、本実施形態による半導体装置について図1及び図2を用いて説明する。図1は、本実施形態による半導体装置を示す断面図である。図2は、本実施形態による半導体層の一部を拡大して示す断面図である。
まず、本実施形態による半導体装置について図1及び図2を用いて説明する。図1は、本実施形態による半導体装置を示す断面図である。図2は、本実施形態による半導体層の一部を拡大して示す断面図である。
図1において、紙面左側は、NMOSトランジスタ形成領域2を示しており、紙面右側は、PMOSトランジスタ形成領域4を示している。
半導体基板10には、素子領域を画定する素子分離領域12が形成されている。半導体基板10としては、例えばシリコン基板が用いられている。シリコン基板10としては、例えば面方位が(001)のシリコン基板が用いられている。
素子分離領域12が形成された半導体基板10内には、P型ウェル14とN型ウェル16とが形成されている。P型ウェル14は、NMOSトランジスタ形成領域2における半導体基板10内に形成されている。N型ウェル16は、PMOSトランジスタ形成領域4における半導体基板10内に形成されている。
NMOSトランジスタ形成領域2においては、P型ウェル14が形成された半導体基板10上に、ゲート絶縁膜18を介してゲート電極20aが形成されている。ゲート絶縁膜18としては、例えばシリコン酸化膜が用いられている。ゲート電極20aとしては、例えばポリシリコン膜が用いられている。ゲート電極20aには、例えばN型のドーパント不純物が導入されている。
ゲート電極20aの側壁部分には、シリコン酸化膜22とシリコン窒化膜24とを有する2層構造のサイドウォール絶縁膜26が形成されている。
サイドウォール絶縁膜26が形成されたゲート電極20aの両側の半導体基板10内には、エクステンションソース/ドレイン構造のソース/ドレイン拡散層28が形成されている。ソース/ドレイン拡散層28は、エクステンション領域である浅い不純物拡散領域30と、浅い不純物拡散領域30より深く形成された不純物拡散領域32とを有している。
半導体基板10のうちのソース拡散層28とドレイン拡散層28との間の領域は、チャネル領域34となっている。
ソース/ドレイン拡散層28上及びゲート電極20a上には、シリサイド膜36a、36bがそれぞれ形成されている。シリサイド膜36a、36bとしては、例えばニッケルシリサイド膜が用いられている。
こうして、NMOSトランジスタ形成領域2に、ゲート電極20aと、ソース/ドレイン拡散層28とを有するNMOSトランジスタ6が形成されている。
PMOSトランジスタ形成領域4においては、N型ウェル16が形成された半導体基板10上に、ゲート絶縁膜18を介してゲート電極20bが形成されている。ゲート絶縁膜18としては、例えばシリコン酸化膜が用いられている。ゲート電極20bとしては、例えばポリシリコン膜が用いられている。ゲート電極20bには、例えばP型のドーパント不純物が導入されている。
ゲート電極20bの側壁部分には、シリコン酸化膜22とシリコン窒化膜24とを有する2層構造のサイドウォール絶縁膜26が形成されている。
サイドウォール絶縁膜26が形成されたゲート電極20aの両側の半導体基板10内には、エクステンションソース/ドレイン構造のソース/ドレイン拡散層38が形成されている。ソース/ドレイン拡散層38は、エクステンション領域である浅い不純物拡散領域40と、浅い不純物拡散領域40より深く形成された不純物拡散領域42とを有している。
半導体基板10のうちのソース拡散層38とドレイン拡散層38との間の領域は、チャネル領域44となっている。
ソース/ドレイン拡散層38内には、凹部46が形成されている。凹部46は、半導体基板10のうちのサイドウォール絶縁膜26の下方領域に達する第1の切り込み部48と、半導体基板10のうちのサイドウォール絶縁膜26の直下の部分に形成された第2の切り込み部50とを有している。凹部46の底面は、(001)面となっている。第1の切り込み部48の上面側及び下面側は、それぞれ(111)等価面となっている。第2の切り込み部50の下面側は、(111)面となっている。第1の切り込み部48の厚さは、チャネル領域44の中心に向かって小さくなっている。第2の切り込み部50の厚さも、チャネル領域44の中心に向かって小さくなっている。第1の切り込み部48及び第2の切り込み部50を含む凹部46には、半導体基板10の材料より格子定数が大きい材料により形成された半導体層52が埋め込まれている。半導体層52としては、例えばSi1−XGeX(シリコンゲルマニウム)層が用いられている。シリコンゲルマニウムは、シリコンより格子定数が大きい材料である。
半導体層52は、ドーパント不純物が導入された第1の層52aと、第1の層52aよりドーパント不純物の濃度が低い第2の層52bと、第2の層52bよりドーパント不純物の濃度が高い第3の層52cとを有している。第1の層52aは、凹部46のうちの第2の切り込み部50より低い部分に形成されている。第2の層52bは、第1の層52a上及び第2の切り込み部50内に形成されている。第3の層52cは、第2の層52b上に形成されている。ドーパント不純物としては、例えばボロンが用いられている。第1の層52aにおけるドーパント不純物の濃度は、例えば5×1019cm−3〜1×1021cm−3程度である。第2の層52bにおけるドーパント不純物の濃度は、例えば0〜5×1019cm−3程度である。第3の層52cにおけるドーパント不純物の濃度は、例えば5×1019cm−3から1×1021cm−3程度である。本実施形態において第2の層52bにおけるドーパント不純物の濃度を比較的低く設定しているのは、チャネル領域44へのボロンの拡散量を少なくし、閾値電圧の低下を防止するためである。半導体層52のうちの第1の切り込み部48内に埋め込まれた部分は、第1の突出部54となっている。半導体層52のうちの第2の切り込み部50内に埋め込まれた部分は、第2の突出部56となっている。
このように、本実施形態では、ソース/ドレイン拡散層38に埋め込まれた半導体層52が、サイドウォール絶縁膜26の下方領域に食い込むように形成された第1の突出部54と、サイドウォール絶縁膜26の直下の部分に食い込むように形成された第2の突出部54とを有している。このため、図2に示すように、半導体基板10のうちの第1の突出部54と第2の突出部56とにより挟まれた部分に、上下方向から圧縮する力58a、58bが加わる。半導体基板10のうちの第1の突出部54と第2の突出部56とにより挟まれた部分に、上下方向から圧縮する力58a、58bが加わるため、これに伴ってチャネル領域44の中心に向かって比較的大きい力60が加わる。本実施形態によれば、チャネル領域44の中心に向かって加わる力60を比較的大きくすることができるため、キャリア移動度を向上させることが可能となり、PMOSトランジスタ8の動作速度を向上させることが可能となる。しかも、本実施形態によれば、第2の突出部56におけるドーパント不純物の濃度が比較的低く設定されているため、半導体層52と半導体層52との間の距離を近づけているにもかかわらず、チャネル領域44へのボロンの拡散量を小さく抑えることが可能となる。従って、本実施形態によれば、閾値電圧の低下を防止しつつ、動作速度を向上させることができる。
ソース/ドレイン拡散層38上及びゲート電極20b上には、シリサイド膜36a、36bが形成されている。シリサイド膜36a、36bとしては、例えばニッケルシリサイド膜が用いられている。
こうして、PMOSトランジスタ形成領域4に、ゲート電極20bとソース/ドレイン拡散層38とを有するPMOSトランジスタ8が形成されている。
こうして、本実施形態による半導体装置が形成されている。
(評価結果)
次に、本実施形態による半導体装置の評価結果を図3及び図4を用いて説明する。図3は、本実施形態による半導体装置のチャネル領域に印加される結晶歪みを示すグラフである。図3の横軸は、チャネル領域の中心からの距離を示している。図3の縦軸は、結晶歪みの大きさを示している。図4は、比較例による半導体装置を示す断面図である。実施例は、本実施形態の場合、即ち、半導体層52に第1の突出部54と第2の突出部56とを設けた場合を示している。比較例は、図4に示すように、半導体層52に第1の突出部54が設けられ、第2の突出部56が設けられていない場合を示している。
次に、本実施形態による半導体装置の評価結果を図3及び図4を用いて説明する。図3は、本実施形態による半導体装置のチャネル領域に印加される結晶歪みを示すグラフである。図3の横軸は、チャネル領域の中心からの距離を示している。図3の縦軸は、結晶歪みの大きさを示している。図4は、比較例による半導体装置を示す断面図である。実施例は、本実施形態の場合、即ち、半導体層52に第1の突出部54と第2の突出部56とを設けた場合を示している。比較例は、図4に示すように、半導体層52に第1の突出部54が設けられ、第2の突出部56が設けられていない場合を示している。
図3に示すように、実施例の場合、即ち本実施形態による半導体装置の場合には、比較例と比較して、チャネル領域44におけるX方向の結晶歪みεxxが増加している。なお、X方向は、半導体基板10の面内方向である。一方、実施例の場合、即ち本実施形態による半導体装置の場合には、比較例と比較して、チャネル領域44におけるY方向の結晶歪みεYYが減少している。なお、Y方向は、半導体基板10の主面に対して法線方向である。
このことから、本実施形態によれば、PMOSトランジスタ8のチャネル領域44に印加する圧縮歪みを大きくすることができ、PMOSトランジスタ8の動作速度を十分に向上し得ることがわかる。
このように、本実施形態では、ソース/ドレイン拡散層38に埋め込まれた半導体層52が、サイドウォール絶縁膜26の下方領域に食い込むように形成された第1の突出部54と、サイドウォール絶縁膜26の直下の部分に食い込むように形成された第2の突出部54とを有している。このため、半導体基板10のうちの第1の突出部54と第2の突出部56とにより挟まれた部分に、上下方向から圧縮する力58a、58bが加わる。半導体基板10のうちの第1の突出部54と第2の突出部56とにより挟まれた部分に、上下方向から圧縮する力58a、58bが加わるため、これに伴ってチャネル領域44の中心に向かって比較的大きい力60が加わる。本実施形態によれば、チャネル領域44の中心に向かって加わる力60を比較的大きくすることができるため、キャリア移動度を向上させることが可能となり、PMOSトランジスタ8の動作速度を向上させることが可能となる。しかも、本実施形態によれば、第2の突出部56におけるドーパント不純物の濃度が比較的低く設定されているため、半導体層52と半導体層52との間の距離を近づけているにもかかわらず、チャネル領域44へのボロンの拡散量を小さく抑えることが可能となる。従って、本実施形態によれば、閾値電圧の低下を防止しつつ、PMOSトランジスタ8の動作速度を向上させることができる。
(半導体装置の製造方法)
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法について図5乃至図19を用いて説明する。図5乃至図19は、本実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法について図5乃至図19を用いて説明する。図5乃至図19は、本実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
まず、半導体基板10を用意する。半導体基板10としては、例えば面方位(001)のP型のシリコン基板を用いる。
次に、半導体基板10上に、熱酸化法により、シリコン酸化膜62を形成する。より具体的には、ドライ酸化によりシリコン酸化膜62を形成する。成膜温度は、例えば900℃程度とする。シリコン酸化膜62の膜厚は、例えば10nm程度とする。
次に、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)法により、シリコン窒化膜64を形成する。原料ガスとしては、例えばSiH2Cl2ガスとNH3ガスとの混合ガスを用いる。成膜温度は、例えば750℃とする。シリコン窒化膜64の膜厚は、例えば112nm程度とする(図5(a)参照)。
次に、例えばスピンコート法により、フォトレジスト膜66を形成する。
次に、フォトリソグラフィ技術を用い、フォトレジスト膜66をパターニングする。
次に、フォトレジスト膜66をマスクとして、シリコン窒化膜64及びシリコン酸化膜62をエッチングする。これにより、素子分離領域12が埋め込まれるトレンチ68を形成するためのハードマスク64が形成される(図5(b)参照)。
次に、フォトレジスト膜66及びシリコン窒化膜64をマスクとして、半導体基板10をエッチングする。こうして、半導体基板10に、トレンチ68が形成される(図6(a)参照)。
次に、トレンチ68が形成された半導体基板10上に、例えばCVD法により、シリコン酸化膜12を形成する。シリコン酸化膜12の膜厚は、例えば300nm程度とする。
次に、例えばCMP(Chemical Mechanical Polishing)法により、シリコン窒化膜62の表面が露出するまでシリコン酸化膜12を研磨する。
こうして、トレンチ68に埋め込まれたシリコン酸化膜により素子分離領域12が形成される。トレンチ68に埋め込まれた素子分離領域12により、素子領域70が画定される。
次に、例えばウエットエッチングにより、シリコン窒化膜64をエッチング除去する。エッチング液としては、例えばリン酸を用いる。リン酸の温度は、例えば150℃とする。
次に、例えばウエットエッチングにより、シリコン酸化膜62をエッチング除去する。エッチング液としては、例えばフッ酸を用いる。
こうして、STI(Shallow Trench Isolation)法により、素子領域70を画定する素子分離領域12が形成される(図7(a)参照)。
次に、例えばスピンコート法により、フォトレジスト膜72を形成する。
次に、フォトレジスト膜72にPMOSトランジスタ形成領域4を開口する開口部74を形成する。
次に、例えばイオン注入法により、フォトレジスト膜72をマスクとして、N型のドーパント不純物を導入する。N型のドーパント不純物としては、例えばリン(P)を用いる。イオン注入条件は、例えば以下の通りとする。加速電圧は、例えば300keVとする。ドーズ量は、例えば1×1013cm−2とする。これにより、PMOSトランジスタ形成領域72における半導体基板10内に、N型ウェル16が形成される(図7(b)参照)。
この後、フォトレジスト膜72を剥離する。
次に、例えばスピンコート法により、フォトレジスト膜76を形成する。
次に、フォトレジスト膜76にNMOSトランジスタ形成領域2を開口する開口部78を形成する。
次に、例えばイオン注入法により、フォトレジスト膜76をマスクとして、P型のドーパント不純物を導入する。P型のドーパント不純物としては、例えばボロン(B)を用いる。イオン注入条件は、例えば以下の通りとする。加速電圧は、例えば120keVとする。ドーズ量は、例えば1×1013cm−2とする。これにより、NMOSトランジスタ形成領域2における半導体基板10内に、P型ウェル14が形成される。
この後、フォトレジスト膜76を剥離する。
次に、例えば熱酸化法により、ゲート絶縁膜18を形成する。より具体的には、例えばドライ酸化法によりゲート絶縁膜18を形成する。ゲート絶縁膜18としては、例えばシリコン酸化膜を形成する。ゲート絶縁膜18の膜厚は、例えば1.5nm程度とする。
次に、例えばCVD法により、ポリシリコン膜20を形成する。ポリシリコン膜20としては、例えばノンドープのポリシリコン膜を形成する。ポリシリコン膜20の膜厚は、例えば100nm程度とする。
次に、例えばスピンコート法により、フォトレジスト膜80を形成する。
次に、フォトレジスト膜80にPMOSトランジスタ形成領域4を開口する開口部82を形成する。
次に、例えばイオン注入法により、フォトレジスト膜80をマスクとして、N型のドーパント不純物を導入する。N型のドーパント不純物としては、例えばリンを用いる。イオン注入条件は、例えば以下の通りとする。加速電圧は、例えば5keVとする。ドーズ量は、例えば8×1015cm−2とする。これにより、PMOSトランジスタ形成領域4におけるポリシリコン膜20に、P型のドーパント不純物が導入される(図9(b)参照)。
この後、フォトレジスト膜80を剥離する。
次に、例えばスピンコート法により、フォトレジスト膜84を形成する。
次に、フォトレジスト膜84にNMOSトランジスタ形成領域2を開口する開口部86を形成する。
次に、例えばイオン注入法により、フォトレジスト膜84をマスクとして、P型のドーパント不純物を導入する。P型のドーパント不純物としては、例えばボロンを用いる。イオン注入条件は、例えば以下の通りとする。加速電圧は、例えば5keVとする。ドーズ量は、例えば6×1015cm−2とする。これにより、NMOSトランジスタ形成領域2におけるポリシリコン膜20に、N型のドーパント不純物が導入される。
この後、フォトレジスト膜84を剥離する。
次に、熱処理を行うことにより、ポリシリコン膜20中のドーパント不純物を活性化させる。熱処理としては、例えばRTA(Rapid Thermal Annealing、短時間アニール)法を用いる。熱処理時間は、例えば1000℃とする。熱処理温度は、例えば10秒とする。
次に、例えば熱酸化法により、ポリシリコン膜20上にシリコン酸化膜88を形成する。シリコン酸化膜88の膜厚は、例えば30nm程度とする。
次に、図11(a)に示すように、フォトリソグラフィ技術を用い、ポリシリコン膜20をゲート電極20a、20bの平面形状にパターニングする。こうして、ポリシリコン膜を有するゲート電極20a、20bが形成される。
次に、例えばスピンコート法により、フォトレジスト膜90を形成する。
次に、フォトレジスト膜90にPMOSトランジスタ形成領域4を開口する開口部92を形成する。
次に、フォトレジスト膜90及びゲート電極20bをマスクとして、例えばイオン注入法により、ゲート電極20bの両側の半導体基板10内にP型のドーパント不純物を導入する。P型のドーパント不純物としては、例えばボロンを用いる。イオン注入の条件は、例えば以下の通りとする。加速電圧は、例えば0.5keVとする。ドーズ量は、例えば1×1015cm−2とする。これにより、エクステンションソース/ドレイン構造のソース/ドレイン拡散層38のエクステンション領域となる浅い不純物拡散領域40が形成される(図11(b)参照)。
次に、フォトレジスト膜90及びゲート電極20bをマスクとして、例えばイオン注入法により、ゲート電極20bの両側の半導体基板10内にN型のドーパント不純物を導入する。N型のドーパント不純物としては、例えば砒素(As)を用いる。イオン注入の条件は、例えば以下の通りとする。加速電圧は、例えば10keVとする。ドーズ量は、例えば2×1013cm−2とする。こうして、PMOSトランジスタ8のポケット領域(図示せず)が形成される。
この後、フォトレジスト膜90を剥離する。
次に、例えばスピンコート法により、フォトレジスト膜94を形成する。
次に、フォトレジスト膜94にNMOSトランジスタ形成領域2を開口する開口部96を形成する。
次に、フォトレジスト膜94及びゲート電極20aをマスクとして、例えばイオン注入法により、ゲート電極20aの両側の半導体基板10内にN型のドーパント不純物を導入する。N型のドーパント不純物としては、例えば砒素を用いる。イオン注入の条件は、例えば以下の通りとする。加速電圧は、例えば3keVとする。ドーズ量は、例えば1×1015cm−2とする。これにより、エクステンションソース/ドレイン構造のソース/ドレイン拡散層28のエクステンション領域となる浅い不純物拡散領域30が形成される(図12(a)参照)。
次に、フォトレジスト膜94及びゲート電極20aをマスクとして、例えばイオン注入法により、ゲート電極20aの両側の半導体基板10内にP型のドーパント不純物を導入する。P型のドーパント不純物としては、例えばボロンを用いる。イオン注入の条件は、例えば以下の通りとする。加速電圧は、例えば10keVとする。ドーズ量は、例えば1×1013cm−2とする。こうして、NMOSトランジスタ6のポケット領域(図示せず)が形成される。
この後、フォトレジスト膜94を剥離する。
次に、全面に、例えばCVD法により、シリコン酸化膜22を形成する。成膜温度は、例えば500〜600℃程度とする。シリコン酸化膜22の膜厚は、例えば5nm程度とする。
次に、全面に、例えば低温CVD法又はプラズマCVD法により、シリコン窒化膜24を形成する。成膜温度は、例えば500〜600℃程度とする。シリコン窒化膜24の膜厚は、例えば35nm程度とする。
次に、例えばRIE(Reactive Ion etching)法により、シリコン窒化膜24及びシリコン酸化膜22を異方性エッチングする。これにより、ゲート電極20a、20bの側壁部分に、シリコン酸化膜22とシリコン窒化膜24とを有する例えば2層構造のサイドウォール絶縁膜26が形成される(図12(b)参照)。
次に、例えばスピンコート法により、フォトレジスト膜98を形成する。
次に、フォトレジスト膜98にPMOSトランジスタ形成領域4を開口する開口部100を形成する。
次に、フォトレジスト膜98、ゲート電極20b及びサイドウォール絶縁膜26をマスクとして、例えばイオン注入法により、ゲート電極20b及びサイドウォール絶縁膜26の両側の半導体基板10内にP型のドーパント不純物を導入する。P型のドーパント不純物としては、例えばボロンを用いる。イオン注入の条件は、例えば以下の通りとする。加速電圧は、例えば10keVとする。ドーズ量は、例えば3×1012cm−2とする。これにより、PMOSトランジスタ8のソース/ドレイン拡散層38の深い領域を構成する不純物拡散領域42が形成される(図13(a)参照)。
この後、フォトレジスト膜98を剥離する。
こうして、ゲート電極20bの両側のシリコン基板10内に、浅い不純物拡散領域(エクステンション領域)40と深い不純物拡散領域42とを有するPMOSトランジスタ8のソース/ドレイン拡散層38が形成される。
次に、全面に、例えば低温CVD法により、シリコン酸化膜102を形成する。シリコン酸化膜102の膜厚は、例えば30〜35nm程度とする。
次に、例えばスピンコート法により、フォトレジスト膜104を形成する。
次に、フォトレジスト膜にPMOSトランジスタ形成領域4を開口する開口部106を形成する。
次に、フォトレジスト膜をマスクとして、シリコン酸化膜102をエッチングする。これにより、PMOSトランジスタ形成領域4のシリコン酸化膜102がエッチング除去される。NMOSトランジスタ形成領域2には、シリコン酸化膜102が残存する(図13(b)参照)。
この後、フォトレジスト膜104を剥離する。
次に、シリコン酸化膜102をマスクとして、例えばRIE法により、シリコン酸化膜102に対して高い選択比でシリコン基板10をエッチングする。これにより、ゲート電極20b及びサイドウォール絶縁膜26の両側のソース/ドレイン拡散層38内に、凹部46が形成される。凹部46の深さは、例えば40〜50nm程度とする(図14(a)参照)。
次に、図14(b)に示すように、シリコン酸化膜102をマスクとして、例えばウエットエッチングにより、半導体基板10を更にエッチングする。エッチング液としては、例えばTMAH(TetraMethylAmmonium Hydroxide)溶液を用いる。ウエットエッチングにおけるエッチング量は、例えば10nm程度とする。TMAH溶液中に含まれるTMAHの濃度は、例えば10%とする。TMAH溶液の温度は、例えば40℃程度とする。凹部の深さは、例えば50〜60nm程度とする。このウエットエッチングにより、サイドウォール絶縁膜26の下方領域に達するように第1の切り込み部48が形成される。こうして、第1の切り込み部48を含む凹部46が形成される。第1の切り込み部48は、チャネル領域44の中心に向かって厚さ、即ち半導体基板10の主面に対して法線方向における高さが、徐々に小さくなる。第1の切り込み部48の下面側及び上面側は、例えばそれぞれ(111)等価面となる。また、凹部46の底面は、例えば(001)面となる。
なお、ここでは、エッチング液としてTMAHを用いる場合を例に説明したが、エッチング液はTMAHに限定されるものではない。切り込み部48を形成し得るようなエッチング特性を有するエッチング液を適宜用いればよい。例えばアルカリ性のエッチング液を適宜用いることができる。
次に、シリコン酸化膜102をマスクとして、塩素(Cl)を含むエッチングガスを用いて、半導体基板10を更にエッチングする。エッチングガスとしては、例えばHClガスとH2ガスとを含む混合ガスを用いる。チャンバ内の圧力は、例えば1300〜101325Pa程度とする。チャンバ内に導入するHClガスの流量は、例えば10〜50リットルとする。チャンバ内に導入するH2ガスの流量は、例えば10リットルとする。基板温度は、例えば550℃とする。これにより、サイドウォール絶縁膜26直下のシリコン基板10が選択的にエッチングされる。サイドウォール絶縁膜26の直下には、第2の切り込み部50が形成される。第2の切り込み部50は、チャネル領域44の中心に向かって厚さ、即ち、半導体基板10の主面に対して法線方向における高さが、徐々に小さくなる。第2の切り込み部50の下面側は、例えば(111)面となる。こうして、第1の切り込み部48と第2の切り込み部50とを含む凹部46が形成される(図15(a)参照)。
次に、シリコン酸化膜102をマスクとして、例えば減圧CVD法により、凹部46内に半導体層52を選択的にエピタキシャル成長する。半導体層52としては、シリコンゲルマニウム層(Si1−XGeX層)を形成する。ドーパント不純物としては、半導体層52に導入するドーパント不純物としては例えばボロンを用いる。半導体層52におけるGeの組成は、例えば35%以下とする。半導体層52を形成する際には、SiH4ガスとB2H6ガスとHClガスとGeH4ガスとの混合ガスをチャンバ内に導入する。SiH4ガスは、Siの原料ガスである。B2H6ガスはB(ドーパント不純物)の原料ガスである。GeH4ガスは、Geの原料ガスである。SiH4ガスの分圧は、例えば1〜10Paとする。B2H6ガスの分圧は、例えば1×10−5〜1×10−3Paとする。HClガスの分圧は、例えば1Pa〜10Pa程度とする。GeH4の分圧は、例えば10Paとする。成膜室内の圧力は、例えば5〜1330Pa程度とする。成膜温度は、例えば400〜550℃とする。半導体層52の膜厚は、例えば100nmとする。
半導体層52を形成する際には、まず、凹部46のうちの第2の切り込み部50より低い部分に第1の層52aを形成する。第1の層52aにおけるドーパント不純物の濃度は、例えば5×1019cm−3〜1×1021cm−3程度とする。第1の層52aを形成する際におけるB2H6ガスの分圧を適宜設定することにより、第1の層52aにおけるドーパント不純物の濃度を適宜設定することが可能である。第1の層52aのうちの第1の切り込み部48内に埋め込まれた部分は、第1の突出部54となる(図15(b)参照)。
第1の層52aを形成した後には、第1の層52a上及び第2の切り込み部50内に第2の層52bを形成する。第2の層52bにおけるドーパント不純物の濃度は、例えば0〜5×1019cm−3程度とする。第2の層52bを形成する際におけるB2H6ガスの分圧を適宜設定することにより、第2の層52bにおけるドーパント不純物の濃度を適宜設定することが可能である。第2の層52bのうちの第2の切り込み部50内に埋め込まれた部分は、第2の突出部56となる(図16(a)参照)。
第2の層52bを形成した後には、第2の層52b上に第3の層52cを形成する。第3の層52cにおけるドーパント不純物の濃度は、例えば5×1019cm−3〜1×1021cm−3程度とする。
こうして、PMOSトランジスタ形成領域4において、ソース/ドレイン拡散層38の凹部46内に、第1の層52aと第2の層52bと第3の層52cとを含む半導体層52が埋め込まれる(図16(b)参照)。
次に、NMOSトランジスタ形成領域2に形成されているシリコン酸化膜102をエッチング除去する(図17(a)参照)。
次に、全面に、例えばCVD法により、シリコン酸化膜108を形成する。シリコン酸化膜108の膜厚は、例えば20nm程度とする。成膜温度は、例えば500℃以下とする。
次に、例えばRIE法により、シリコン酸化膜108を異方性エッチングする。これにより、シリコン酸化膜によりサイドウォール絶縁膜108が形成される。こうして、サイドウォール絶縁膜26の側壁部分にサイドウォール絶縁膜108が更に形成されることとなる(図17(b)参照)。
次に、例えばスピンコート法により、フォトレジスト膜110を形成する。
次に、フォトレジスト膜110にNMOSトランジスタ形成領域2を開口する開口部112を形成する。
次に、フォトレジスト膜110、ゲート電極20a及びサイドウォール絶縁膜26、108をマスクとして、例えばイオン注入法により、ゲート電極20a及びサイドウォール絶縁膜26、108の両側の半導体基板10内にN型のドーパント不純物を導入する。N型のドーパント不純物としては、例えばリンを用いる。イオン注入の条件は、例えば以下の通りとする。加速電圧は、例えば6.0keVとする。ドーズ量は、例えば8×1015cm−2とする。これにより、NMOSトランジスタ6のソース/ドレイン拡散層28の深い領域を構成する不純物拡散領域32が形成される。
この後、フォトレジスト膜110を剥離する。
こうして、ゲート電極20aの両側の半導体基板10内に、浅い不純物拡散領域(エクステンション領域)30と深い不純物拡散領域32とを有するNMOSトランジスタ6のソース/ドレイン拡散層28が形成される。
次に、熱処理を行うことにより、不純物拡散領域に導入されたドーパント不純物を活性化する。熱処理は、極短時間の熱処理、例えばスパイクアニールとする。熱処理温度は、例えば950℃以下とする。
次に、例えばウエットエッチングにより、サイドウォール絶縁膜108をエッチング除去する。
次に、全面に、例えばスパッタリング法により、高融点金属膜を形成する。高融点金属膜としては、例えばニッケル膜を形成する。ニッケル膜の膜厚は、例えば10nm程度とする。
次に、例えばRTA法により、半導体層52の上部及びゲート電極20a、20bの上部をシリサイド化するための熱処理を行う。熱処理温度は、例えば300℃とする。熱処理時間は、例えば30秒とする。
次いで、ウェットエッチングにより、ニッケル膜のうちの未反応の部分を選択的に除去する。エッチング液としては、例えば過硫酸を用いる。
こうして、半導体層52上及びゲート電極20a、20b上にシリサイド膜36、36bが形成される。半導体層52上に形成されたシリサイド膜36a、36bは、ソース/ドレイン電極となる。
次に、シリサイド膜36a、36bを低抵抗化するための熱処理を行う。熱処理温度は、例えば400〜500℃とする。熱処理時間は、例えば30秒とする。
こうして、本実施形態による半導体装置が製造される(図19参照)。
このように、本実施形態では、ソース/ドレイン拡散層38に埋め込まれた半導体層52が、サイドウォール絶縁膜26の下方領域に食い込むように形成された第1の突出部54と、サイドウォール絶縁膜26の直下の部分に食い込むように形成された第2の突出部54とを有している。このため、半導体基板10のうちの第1の突出部54と第2の突出部56とにより挟まれた部分に、上下方向から圧縮する力58a、58bが加わる。半導体基板10のうちの第1の突出部54と第2の突出部56とにより挟まれた部分に、上下方向から圧縮する力58a、58bが加わるため、これに伴ってチャネル領域44の中心に向かって比較的大きい力60が加わる。本実施形態によれば、チャネル領域44の中心に向かって加わる力60を比較的大きくすることができるため、キャリア移動度を向上させることが可能となり、PMOSトランジスタ8の動作速度を向上させることが可能となる。しかも、本実施形態によれば、第2の突出部56におけるドーパント不純物の濃度が比較的低く設定されているため、半導体層52と半導体層52との間の距離を近づけているにもかかわらず、チャネル領域44へのボロンの拡散量を小さく抑えることが可能となる。従って、本実施形態によれば、閾値電圧の低下を防止しつつ、PMOSトランジスタ8の動作速度を向上させることができる。
[変形実施形態]
上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。
上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、PMOSトランジスタ8のソース/ドレイン拡散層38に半導体層52を埋め込む場合を例に説明したが、NMOSトランジスタ6のソース/ドレイン拡散層28に半導体層52を埋め込むようにしてもよい。この場合には、NMOSトランジスタ6のソース/ドレイン拡散層28に第1の切り込み部46と第2の切り込み部48とを含む凹部46を形成し、半導体基板10より格子定数の小さい材料より成る半導体層52を凹部46内に埋め込めばよい。
上記実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
半導体基板に形成されたチャネル領域上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
前記ゲート電極の側壁部分に形成されたサイドウォール絶縁膜と、
前記ゲート電極の両側の前記半導体基板内に形成されたソース/ドレイン拡散層と、
前記ソース/ドレイン拡散層に埋め込まれ、前記半導体基板と格子定数が異なる半導体層とを有し、
前記半導体層は、前記半導体基板のうちの前記サイドウォール絶縁膜の下方領域に食い込むように形成された第1の突出部と、前記半導体基板のうちの前記サイドウォール絶縁膜の直下の部分に食い込むように形成された第2の突出部とを有する
ことを特徴とする半導体装置。
半導体基板に形成されたチャネル領域上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
前記ゲート電極の側壁部分に形成されたサイドウォール絶縁膜と、
前記ゲート電極の両側の前記半導体基板内に形成されたソース/ドレイン拡散層と、
前記ソース/ドレイン拡散層に埋め込まれ、前記半導体基板と格子定数が異なる半導体層とを有し、
前記半導体層は、前記半導体基板のうちの前記サイドウォール絶縁膜の下方領域に食い込むように形成された第1の突出部と、前記半導体基板のうちの前記サイドウォール絶縁膜の直下の部分に食い込むように形成された第2の突出部とを有する
ことを特徴とする半導体装置。
(付記2)
付記1記載の半導体装置において、
前記第1の突出部及び前記第2の突出部は、前記チャネル領域の中心に向かって厚さが徐々に薄くなっている
ことを特徴とする半導体装置。
付記1記載の半導体装置において、
前記第1の突出部及び前記第2の突出部は、前記チャネル領域の中心に向かって厚さが徐々に薄くなっている
ことを特徴とする半導体装置。
(付記3)
付記1又は2記載の半導体装置において、
前記半導体層の格子定数は前記半導体基板の格子定数より大きい
ことを特徴とする半導体装置。
付記1又は2記載の半導体装置において、
前記半導体層の格子定数は前記半導体基板の格子定数より大きい
ことを特徴とする半導体装置。
(付記4)
付記3記載の半導体装置において、
前記半導体層は、シリコンゲルマニウム層である
ことを特徴とする半導体装置。
付記3記載の半導体装置において、
前記半導体層は、シリコンゲルマニウム層である
ことを特徴とする半導体装置。
(付記5)
付記1乃至4のいずれかに記載の半導体装置において、
前記第2の突出部におけるドーパント不純物の濃度は、前記第1の突出部におけるドーパント不純物の濃度より低い
ことを特徴とする半導体装置。
付記1乃至4のいずれかに記載の半導体装置において、
前記第2の突出部におけるドーパント不純物の濃度は、前記第1の突出部におけるドーパント不純物の濃度より低い
ことを特徴とする半導体装置。
(付記6)
付記5記載の半導体装置において、
前記ドーパント不純物はボロンである
ことを特徴とする半導体装置。
付記5記載の半導体装置において、
前記ドーパント不純物はボロンである
ことを特徴とする半導体装置。
(付記7)
半導体基板上にゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する工程と、
前記ゲート電極の側壁部分にサイドウォール絶縁膜を形成する工程と、
前記ゲート電極の両側の前記半導体基板内にソース/ドレイン拡散層を形成する工程と、
前記ゲート電極及び前記サイドウォール絶縁膜をマスクとして前記半導体基板を異方性エッチングすることにより、前記ゲート電極の両側の前記半導体基板内に凹部を形成する第1のエッチング工程と、
前記ゲート電極及び前記サイドウォール絶縁膜をマスクとして前記半導体基板を更にエッチングすることにより、前記半導体基板のうちの前記サイドウォール絶縁膜の下方領域に達する第1の切り込み部を形成し、前記第1の切り込み部を含む前記凹部を形成する第2のエッチング工程と、
前記ゲート電極及び前記サイドウォール絶縁膜をマスクとして前記半導体基板を更にエッチングすることにより、前記半導体基板のうちの前記サイドウォール絶縁膜の直下の部分に第2の切り込み部を形成し、前記第1の切り込み部及び前記第2の切り込み部を含む前記凹部を形成する第3のエッチング工程と、
前記第1の切り込み部及び前記第2の切り込み部を含む前記凹部内に、前記半導体基板と格子定数が異なる半導体層を埋め込む工程と
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
半導体基板上にゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する工程と、
前記ゲート電極の側壁部分にサイドウォール絶縁膜を形成する工程と、
前記ゲート電極の両側の前記半導体基板内にソース/ドレイン拡散層を形成する工程と、
前記ゲート電極及び前記サイドウォール絶縁膜をマスクとして前記半導体基板を異方性エッチングすることにより、前記ゲート電極の両側の前記半導体基板内に凹部を形成する第1のエッチング工程と、
前記ゲート電極及び前記サイドウォール絶縁膜をマスクとして前記半導体基板を更にエッチングすることにより、前記半導体基板のうちの前記サイドウォール絶縁膜の下方領域に達する第1の切り込み部を形成し、前記第1の切り込み部を含む前記凹部を形成する第2のエッチング工程と、
前記ゲート電極及び前記サイドウォール絶縁膜をマスクとして前記半導体基板を更にエッチングすることにより、前記半導体基板のうちの前記サイドウォール絶縁膜の直下の部分に第2の切り込み部を形成し、前記第1の切り込み部及び前記第2の切り込み部を含む前記凹部を形成する第3のエッチング工程と、
前記第1の切り込み部及び前記第2の切り込み部を含む前記凹部内に、前記半導体基板と格子定数が異なる半導体層を埋め込む工程と
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記8)
付記7記載の半導体装置の製造方法において、
前記第1の切り込み部及び前記第2の切り込み部は、前記チャネル領域の中心に向かって厚さが徐々に薄くなっている
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
付記7記載の半導体装置の製造方法において、
前記第1の切り込み部及び前記第2の切り込み部は、前記チャネル領域の中心に向かって厚さが徐々に薄くなっている
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記9)
付記7又は8記載の半導体装置の製造方法において、
前記半導体層の格子定数は前記半導体基板の格子定数より大きい
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
付記7又は8記載の半導体装置の製造方法において、
前記半導体層の格子定数は前記半導体基板の格子定数より大きい
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記10)
付記9記載の半導体装置の製造方法において、
前記半導体層は、シリコンゲルマニウム層である
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
付記9記載の半導体装置の製造方法において、
前記半導体層は、シリコンゲルマニウム層である
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記11)
付記7乃至10のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
前記第3のエッチング工程では、塩素を含むエッチングガスを用いてエッチングを行う
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
付記7乃至10のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
前記第3のエッチング工程では、塩素を含むエッチングガスを用いてエッチングを行う
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記12)
付記7乃至11のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
前記半導体層を埋め込む工程は、前記凹部のうちの前記第2の切り込み部より低い部分にドーパント不純物が導入された第1の層を形成する工程と、前記第1の層上及び前記第2の切り込み部内に前記第1の層よりドーパント不純物の濃度が低い第2の層を形成する工程とを有する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
付記7乃至11のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
前記半導体層を埋め込む工程は、前記凹部のうちの前記第2の切り込み部より低い部分にドーパント不純物が導入された第1の層を形成する工程と、前記第1の層上及び前記第2の切り込み部内に前記第1の層よりドーパント不純物の濃度が低い第2の層を形成する工程とを有する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記13)
付記12記載の半導体装置の製造方法において、
前記ドーパント不純物はボロンである
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
付記12記載の半導体装置の製造方法において、
前記ドーパント不純物はボロンである
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
2…NMOSトランジスタ形成領域
4…PMOSトランジスタ形成領域
6…NMOSトランジスタ
8…PMOSトランジスタ
10…半導体基板
12…素子分離領域
14…P型ウェル
16…N型ウェル
18…ゲート絶縁膜
20…ポリシリコン膜
20a、20b…ゲート電極
22…シリコン酸化膜
24…シリコン窒化膜
26…サイドウォール絶縁膜
28…ソース/ドレイン拡散層
30…不純物拡散領域
32…不純物拡散領域
34…チャネル領域
36a、36b…シリサイド膜
38…ソース/ドレイン拡散層
40…不純物拡散領域
42…不純物拡散領域
44…チャネル領域
46…凹部
48…切り込み部
50…切り込み部
52…半導体層
52a…第1の層
52b…第2の層
52c…第3の層
54…突出部
56…突出部
58a、58b…力
60…力
62…シリコン酸化膜
64…シリコン窒化膜
66…フォトレジスト膜
68…トレンチ
70…素子領域
72…フォトレジスト膜
74…開口部
76…フォトレジスト膜
78…開口部
80…フォトレジスト膜
82…開口部
84…フォトレジスト膜
86…開口部
88…シリコン酸化膜
90…フォトレジスト膜
92…開口部
94…フォトレジスト膜
96…開口部
98…フォトレジスト膜
100…開口部
102…シリコン酸化膜
104…フォトレジスト膜
106…開口部
108…サイドウォール絶縁膜
110…フォトレジスト膜
112…開口部
4…PMOSトランジスタ形成領域
6…NMOSトランジスタ
8…PMOSトランジスタ
10…半導体基板
12…素子分離領域
14…P型ウェル
16…N型ウェル
18…ゲート絶縁膜
20…ポリシリコン膜
20a、20b…ゲート電極
22…シリコン酸化膜
24…シリコン窒化膜
26…サイドウォール絶縁膜
28…ソース/ドレイン拡散層
30…不純物拡散領域
32…不純物拡散領域
34…チャネル領域
36a、36b…シリサイド膜
38…ソース/ドレイン拡散層
40…不純物拡散領域
42…不純物拡散領域
44…チャネル領域
46…凹部
48…切り込み部
50…切り込み部
52…半導体層
52a…第1の層
52b…第2の層
52c…第3の層
54…突出部
56…突出部
58a、58b…力
60…力
62…シリコン酸化膜
64…シリコン窒化膜
66…フォトレジスト膜
68…トレンチ
70…素子領域
72…フォトレジスト膜
74…開口部
76…フォトレジスト膜
78…開口部
80…フォトレジスト膜
82…開口部
84…フォトレジスト膜
86…開口部
88…シリコン酸化膜
90…フォトレジスト膜
92…開口部
94…フォトレジスト膜
96…開口部
98…フォトレジスト膜
100…開口部
102…シリコン酸化膜
104…フォトレジスト膜
106…開口部
108…サイドウォール絶縁膜
110…フォトレジスト膜
112…開口部
Claims (5)
- 半導体基板に形成されたチャネル領域上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
前記ゲート電極の側壁部分に形成されたサイドウォール絶縁膜と、
前記ゲート電極の両側の前記半導体基板内に形成されたソース/ドレイン拡散層と、
前記ソース/ドレイン拡散層に埋め込まれ、前記半導体基板と格子定数が異なる半導体層とを有し、
前記半導体層は、前記半導体基板のうちの前記サイドウォール絶縁膜の下方領域に食い込むように形成された第1の突出部と、前記半導体基板のうちの前記サイドウォール絶縁膜の直下の部分に食い込むように形成された第2の突出部とを有する
ことを特徴とする半導体装置。 - 請求項1記載の半導体装置において、
前記第1の突出部及び前記第2の突出部は、前記チャネル領域の中心に向かって厚さが徐々に薄くなっている
ことを特徴とする半導体装置。 - 請求項1又は2記載の半導体装置において、
前記半導体層の格子定数は前記半導体基板の格子定数より大きい
ことを特徴とする半導体装置。 - 請求項3記載の半導体装置において、
前記半導体層は、シリコンゲルマニウム層である
ことを特徴とする半導体装置。 - 半導体基板上にゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成する工程と、
前記ゲート電極の側壁部分にサイドウォール絶縁膜を形成する工程と、
前記ゲート電極の両側の前記半導体基板内にソース/ドレイン拡散層を形成する工程と、
前記ゲート電極及び前記サイドウォール絶縁膜をマスクとして前記半導体基板を異方性エッチングすることにより、前記ゲート電極の両側の前記半導体基板内に凹部を形成する第1のエッチング工程と、
前記ゲート電極及び前記サイドウォール絶縁膜をマスクとして前記半導体基板を更にエッチングすることにより、前記半導体基板のうちの前記サイドウォール絶縁膜の下方領域に達する第1の切り込み部を形成し、前記第1の切り込み部を含む前記凹部を形成する第2のエッチング工程と、
前記ゲート電極及び前記サイドウォール絶縁膜をマスクとして前記半導体基板を更にエッチングすることにより、前記半導体基板のうちの前記サイドウォール絶縁膜の直下の部分に第2の切り込み部を形成し、前記第1の切り込み部及び前記第2の切り込み部を含む前記凹部を形成する第3のエッチング工程と、
前記第1の切り込み部及び前記第2の切り込み部を含む前記凹部内に、前記半導体基板と格子定数が異なる半導体層を埋め込む工程と
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008188333A JP2010027894A (ja) | 2008-07-22 | 2008-07-22 | 半導体装置及びその製造方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008188333A JP2010027894A (ja) | 2008-07-22 | 2008-07-22 | 半導体装置及びその製造方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8551846B2 (en) | 2011-03-23 | 2013-10-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Methods for fabricating semiconductor devices |
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2008
- 2008-07-22 JP JP2008188333A patent/JP2010027894A/ja active Pending
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